JPH02289507A - ゲル状エナメルリムーバー - Google Patents

ゲル状エナメルリムーバー

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JPH02289507A
JPH02289507A JP11018689A JP11018689A JPH02289507A JP H02289507 A JPH02289507 A JP H02289507A JP 11018689 A JP11018689 A JP 11018689A JP 11018689 A JP11018689 A JP 11018689A JP H02289507 A JPH02289507 A JP H02289507A
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Jiyunki Sugimoto
杉本 淳樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はゲル状エナメルリムーバーに関し、さらに詳し
くは、透明性の高い外観と良好なゲル状態を呈して、経
時安定性に優れ、また、微小な樹脂カプセルが均一に分
散して外観美麗であり、除去効果と同時にトリートメン
ト付与効果を有したゲル状エナメルリムーバーに関する
[従来の技術及び発明が解決しようとする課2!!] ニトロセルロースを主体とする美爪料を除去するエナメ
ルリムーバーとしては、従来、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸
エステル類、エチルセルソルブ等の除去基材と、これに
水及び油分を配合したものが使用されている。
こうしたエナメルリムーバーの形態としては、液状のも
のが一般的であるが、ゲル状形態の例としてカルボキシ
ビニルポリマー等の増結剤を用いて、質感があって使用
性の良いケル状のエナメルリムーバーとする技術(カナ
ダ特許1.154,347号、特開昭61−25791
2号等)が知られている。しかしながら、カルボキシビ
ニルポリマーを用いてゲル状のエナメルリムーバーを得
る際にアルカリ剤として通常用いられる水酸化ナトリウ
ム、トリエタノールアミン等を使用した場合には、ゲル
形成性の悪さや凝集を生じたりして安定性面で不適当で
あり、さらに透明性に欠けるという問題もあった。また
カナダ特許1,154,347号に記載された第三級ア
ミンでは皮膚刺激性があって安全性の上で好ましくない
という問題があった。
方、除去効果と共にトリートメント効果をも併せもつエ
ナメルリムーバーを1!する為に油分を配合することが
行わわているが、油分を不用意に配合すると除去効果を
減少させたり、油分のべたつきが残るという欠点があり
、その調整か困難であフた。
この点を考慮した方法として、アセトン:水=95 :
 5〜80 : 20の重量比を(fするアセトン水溶
液に0.5〜1O10重h【%の油分を配合して2層型
の除光液とする技術が提案されている(特開昭57−1
22013号)。
上記除光液は、静置状態では油分を大きな油滴として容
器の底に沈降せしめておき、使用時こわを振盪して油分
を微細粒子として分散させ使用するものである。
しかしながら、この除光液は、■アセトンの配合量が多
いので爪を脱脂してしまう、■振盪の程度により、油分
の微細化度が相違するため、使用効果にばらつきを生じ
、使用性に劣る、■沈降油分が大きな油滴であるので外
観的に美麗でない、等の欠点があった。
[課逆を解決するための手段] 係る実情に鑑み、本発明者等は鋭意研究を行なった結果
、アセトン及び水の含有litを特定し、これにカルボ
キシビニルポリマーと、その中和剤として特定の非イオ
ン界面活性剤であるエチレンジアミンテトラポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンを用いることによって、
リムーバーとしての機能を損なうことなく、良好なゲル
状態を形成し、透明性が高く、経時安定性に優れたゲル
状エナメルリムーバーが得られること、並びにこれに油
分を内包した圧縮崩壊性樹脂カプセルを分散せしめるこ
とにより、除去効果の減少や油分によるべたつきもなく
、トリートメント効果が付与できると共に、上記樹脂カ
プセルが均一分散して外観美麗なゲル状エナメルリムー
バーが得られることを見出し、本発明を完成させたので
ある。
すなわち本発明は、アセトン50〜80重4J%、水1
0〜40重量%、カルボキシビニルポリマー0.1〜5
重量%及びエチレンジアミンテトラポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン0.1〜5 i[j i1%を含
有するゲル状エナメルリムーバー、またこれに油分を内
包した圧縮崩壊性樹脂カプセル0.01〜20重!t%
を分散せしめたゲル状エナメルリムーバーを提供するも
のである。
本発明のゲル状エナメルリムーバーにおいて、アセトン
はニトロセルロースを主体とする美爪料の塗膜を溶解除
去するもので、50〜80重量%の範囲で配合される。
アセトンの配合量が50重頃%未満では充分な除去効果
が(ζlられず、また80重量%を超えると他成分との
関係、また爪の脱脂を起こす等の理由で好ましくない。
水はゲル形成の為に必須なたけでなく、アセトンによる
爪からの水分除去を防止し、爪に水分を補給する効果を
与える。水の配合Fdは10〜40重ν%である。40
重量%を超えて配合すると除去効果が低丁するので好ま
しくない。
カルボキシビニルポリマーは、エナメルリムーバーを水
性ゲル状物となす為の増粘剤であり、市飯品として例え
ばカーボボール940(グツドリッチ社製)か挙げられ
る。カルボキシビニルポリマーの配合量は0.1〜5重
量%の範囲である。0.1重量%未満では充分な増粘効
果が期待しえず、また5ffi量%を超えると過剰量と
なり、完全溶解しがたくなるので好ましくない。
カルボキシビニルポリマーの中和剤として用いられるエ
チレンジアミンテトラポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンは、ブロック市金型のポリエーテル系高分子界
面活性剤であフて、例えばテトロニック701.702
.704(旭電化工業株式会社製)が挙げられる。この
中和剤の配合量は増結剤であるカルボキシビニルポリマ
ー等の他成分の配合量等によって異なるが、0.1〜5
重量%の範囲で用いるのが良い。0.1重量%未満では
充分中和し得す、上記範囲で用いるのが好ましい。
本発明は上記成分を必須に含有することにより、ゲル状
態が良好であり、透明性か高く、また皮膚刺激性等の問
題もなくゲル状エナメルリムーバーとして品質の高いも
のであるが、さらに油分を内包した圧縮崩壊性樹脂カプ
セルを微細均一=に分散せしめることにより、外観美麗
であってトリートメント効果を付与できるものか1iI
られる。
油分を内包した圧縮崩壊性樹脂カプセルとしては、高分
子ポリマーからなるマイクロカプセル中に油分を内包し
たものであって、指等の圧力によって外11iのカプセ
ルが破壊され、内包された油分が放出されるように構成
されているものである。外股を形成する高分子ポリマー
とじては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリル
酸エステル(メチルエステル、エチルエステル等)、メ
タクリル酸エステル(メチルエステル、エチルエステル
等)、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチ
レン、スチレン、ジビニルベンゼン、エチレングリコー
ルジメタクリレート等を千ツマ−とするホモポリマーや
コポリマーが挙げられる。またカプセル中に内包される
油分としては、通常化粧料に使用される油分が用いられ
、例えばとマシ油、マカデミアンナッツ油、ホホバ油、
オリーブ油、オレイン酸オクチルドデシル、ミリスチン
酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリン、流動
パラフィン、スクワラン、イソプロピルミリステート等
が挙げられる。
本発明に使用される圧縮崩壊性樹脂カプセルは粒子径が
100〜1,000μmのものが好ましい。これは使用
時に指等で破壊させやすく、またエナメルリムーバー中
に均一に分散させやすくて外観が良く、そして使用性が
良好なものを得る」二で好適である。こうした油分を内
包した圧縮崩壊性樹脂カプセルとしては、例えば市販品
としてマツモトマイクロスフェア(松本油脂製薬株式会
社製)等が挙げられる。この圧縮崩壊性樹脂カプセルの
配合量は0,01〜20重量%の範囲である。0.01
重量%未満では、爪への油分補給、良好な外観等の効果
が期待できず、また20重量%を越えて配合すると除去
効果か低1するので好ましくない。
本発明のゲル状エナメルリムーバーは、上記の必須成分
からなるものであるが、その製法としてはまずカルボキ
シビニルポリマーを水で膨潤し、その希釈水溶液にアセ
トン、水、さらには油分を内包した圧縮崩壊性樹脂カプ
セル等の他成分を加え、均一・になるまで攪拌した後、
エチレンジアミンテトラポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンを加え、増粘させること等で行なうことがで
きる。
本発明のゲル状エナメルリムーバーには、」二記成分の
他に、その目的を損わない範囲において、油分、香料、
紫外線吸収剤、着色料、美容剤、エタノール、酢酸ブチ
ル等を配合することかできる。
F記の如くして得られる本発明のゲル状エナメルリムー
バーは、エナメルの除去のみを目的とする場合には、樹
脂カプセルをつぶさないように用いれば、内包された油
分が放出されずに除去効果が得られ、速やかにエナメル
を除去することができる。また、爪に丁寧に押しつける
ようにすれば、樹脂カプセルが崩壊して油分か放出され
るので、除去効果と共にトリートメント効果を付与する
ことができる。
[実施例] 次に、本発明について、実施例及び比較例を挙げて更に
説明する。これらは本発明を何等限定するものではない
実施例[1]〜[3] 表1に処方を示す実施例[11〜[3]及び比較例[1
1〜【6]のエナメルリムーバーを調製し、ゲル形成性
、透明性及び経時安定性について評価を行なった。
(以下余白) 表 (製法) A 成分(匂に成分(均を加え、攪拌、混合する。
BAに成分(1)、(3)、(4)を加え、攪拌、混合
する。
CBに成分(6) −62)のいずれかを加え、中和、
増粘させる。
く評価基準) ゲル形成性二 〇二良好 △:分離、凝集あり ×ニゲル形成せず 透 明・性: O:良好 Δ:やや悪い ×:悪い 経時安定性: O:良好 Δ:やや悪い ×:悪い 表1の結果からも明らかな如く、本発明品である実施例
 【11〜[3]のエナメルリムーバーはいずれも安定
で良好なゲルを形成し、透明性が高くて外観が良く、ま
たリムーバーとしての機能を有し、経時や維続使用によ
る安定性も良好であった。これに対して、カルボキシビ
ニルポリマーの中和剤として従来知られているアルカリ
剤を使用した場合(比較例 (11〜E6])には、分
離・凝集が生じたりしてゲル形成性が悪い、得られたゲ
ル状物が不透明である等の欠点がみられ、いずれもゲル
状エナメルリムーバーとして不適当なものであった。
実施例【4]、[5] 表2に処方を示す実施例[41、[5]及び比較例 【
71のエナメルリムーバーを調製し、表2に示す評価項
目について評価を行なった。
(評価基準〉 O:良い(ある) Δ:普通 X:悪い(ない) (以下余白) 表 本スクワラン60%を内包したメタクリル酸メチルポリ
マーからなるもの:平均粒径100〜300μm 表2の結果からも明らかな如く、本発明品である実施例
 [4]、 [5]のエナメルリムーバーは、油分を内
包した圧縮崩壊性樹脂カプセルが均一に分散したゲル状
のもので、良好な除去効果と共に、油分によるべたつき
感もなく、トリートメント効果を併せもち、しかも経時
安定性に優れ、外観美麗なものであった。これに対して
油分を含有し、使用時に振盪させるエナメルリムーバー
(比較例 [7])は、除去効果、トリートメント効果
は有するものの、油分によるべたつき感があり、また沈
降油分が大きな油滴となり、振盪の程度によって油分の
微細化度が相違するため、使用時に不都合が生じるもの
であった。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明により、透明性が高く、良好
なゲル状態を有して、経時安定性に優れ、使用しやすい
ゲル状エナメルリムーバさらにはリムーバーとしての機
能を有しながら油分によるべたつきを感じさせずにトリ
ートメント効果を付与でき、外観文麓なゲル状エナメル
リムーバーの提供が可能となったのである。
以   上 出願人 株式会社 小林コーセ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アセトン50〜80重量%、水10〜40重量%
    、カルボキシビニルポリマー0.1〜5重量%及びエチ
    レンジアミンテトラポリオキシエチレンポリオキシプロ
    ピレン0.1〜5重量%を含有することを特徴とするゲ
    ル状エナメルリムーバー。
  2. (2)油分を内包した圧縮崩壊性樹脂カプセル0.01
    〜20重量%を分散せしめたことを特徴とする請求項1
    記載のゲル状エナメルリムーバー。
JP11018689A 1989-04-28 1989-04-28 ゲル状エナメルリムーバー Expired - Fee Related JP2767060B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003313112A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Raku:Kk 水溶性ジェル状爪類用エナメル除去組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003313112A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Raku:Kk 水溶性ジェル状爪類用エナメル除去組成物

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