JPH02289389A - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JPH02289389A
JPH02289389A JP1152129A JP15212989A JPH02289389A JP H02289389 A JPH02289389 A JP H02289389A JP 1152129 A JP1152129 A JP 1152129A JP 15212989 A JP15212989 A JP 15212989A JP H02289389 A JPH02289389 A JP H02289389A
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stapler
stapling
chuck
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Masashi Shimada
嶋田 雅志
Masatoshi Hosoi
細井 正敏
Tsutomu Ichinose
市之瀬 勉
Arata Umeda
梅田 新
Hirobumi Yoshino
吉野 博文
Yuji Ueno
植野 裕二
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、印刷機等の紙処理装置を有する機器
に適用し得るソータ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のソータ装置には、用紙を綴じるステープル手段あ
るいは用紙を揃える揃え手段における異常状態に対応す
る手段がなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記ソータ装置では異常発生時にステープルがされなく
とも、また揃え不良が発生しても操作者には判らなかっ
た。また異常発生時にステープル手段あるいは揃え手段
の駆動モータなどの停止を行っていなかったため、装置
を破損させるという問題があった。
本発明の目的は、異常発生時による不具合を防止できる
ソータ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、機器本体がら排出された用紙を受けて複数
のビンに配分するソータ手段と、各ビン内の用紙を揃え
る揃え手段と、用紙を綴しる上下可能なステープル手段
を有するソータ装置において、前記揃え手段あるいはス
テープル手段の異常を検出したとき機器本体に対して用
紙の排出を中断させる信号を発生する制御手段を設けた
ことによって達成される。
〔作用〕
上記手段を採用したことにより、揃え手段あるいはステ
ープル手段の異常時には、機器本体から用紙の排出が中
断されるので、前記各手段が作動しないようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す本実施例の正面図のように、機器本体の一
例である複写機より排出されたコピーの受入口には入口
ガイド板104a、104bが設けられ、これに続いて
上方へコピーを搬送するためのガイドFi107,10
9.1.10,111、搬送ローラ106,108,1
12,113、切換爪115が設けられている。切換爪
115の作動による上側の経路は、ガイド板114から
排紙ローラ対117,118及び排紙トレイ119が設
けられ、切換爪115の作動による下側の経路は、ガイ
ド板120から上下方向に平行に尻上がりに設けられた
複数枚(図の例では20枚)のビン300のコピー挿入
側に沿うコピー縦送り経路に続いている。
縦送り経路の各ビンに対応する位置には偏向爪164お
よび搬送ローラ162、排出ローラ163のローラ対が
設けられており、搬送ローラ162の適宜の間隔で設け
られた複数個のものには、コピー縦送り経路を挟んで従
動ローラ165が圧接している。上記の搬送ローラ10
6,108゜112.113、排紙ローラ117.11
8、搬送ローラ162、排出ローラ163はドライブモ
ータ200により駆動される。
第2図に示す本実施例の平面図のように、ビン300の
群の側方には後述するステープル手段であるステープラ
401、ステープラまで用紙を寄せる装置(以下チャッ
キング部)402およびステープラ401、チャッキン
グ部402を各ビンまで移動する上下移動機構で構成さ
れるステープラ装置(綴じ手段)400が配置されてい
る。
また、ステープラ装置400がある反対側のビン300
0群の側方には、ステープルする前の用紙を揃える揃え
手段をなす押圧部材502 (後述する)と、この押圧
部材502部分を用紙のサイズに合った場所に移動させ
る装置で構成される揺動装置500が配置されている。
第3図は、第1図の反対側から見た背面図である。第3
図では、第1図で表現出来なかったものについて説明す
る。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、それぞ
れ10ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソー
タ手段101の2ブロツクに分かれていて、上のブロッ
ク(第1のソータ手段)100にビンセンサ176.1
.79と、排紙センサ177.178があり、下のブロ
ック (第2のソータ手段)101にビンセンサ181
,184と排紙センサ1.80,183がある。これら
のセンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタ
からなる透過式の光学検知センサである。コピー〈−用
紙)が排出されたかどうかを検出するのが排紙センサ1
77.178,180,183であり、ビン300にコ
ピーがあるかどうかを判別するのがビンセンサ176.
179,181.184である。このようなビンセンサ
176.179゜181.184により、上ブロック1
02にコピーが乗っていれば下ブロック101を使用す
るということが可能になっている。
次に、上述した実施例の作動を説明する。
複写機から排出されたコピーは、入口ガイド板f04a
、204bから挿入され、ガイド板107.109,1
10.IIL搬送ローラ106゜108.112.11
3により上部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ119に排出するモー
ド)であるとすると、切換爪115が下がっていて、コ
ピーはガイド板114に沿って、排紙ローラ対117,
118により排紙トレイ119に排出される。
また、今、ソートモード(ページ順に仕分けるモード)
およびスタックモード(ページ毎に仕分けるモード)で
あるとすると、切換爪115が上がっていて、ガイドF
i120に沿って下方に搬送される。搬送ローラ162
と従動ローラ165によって搬送されたコピーは、偏向
爪164が作動している個所のビン300に排出される
。偏向爪164は、モード(ソートまたはスタック)に
合った動きを行う。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪164が作動し
て、第1ビン300に排出し、1ページ目の2枚目のコ
ピーは2ビン目の偏向爪164が作動して、第2ビン3
00に排出する。また2ページ目の1枚目は第1ビン3
00に、2枚目は第2ビン300にそれぞれ排出される
。このようにしてソートモードの時は、1つのビン30
0に1゜2.3.・・・・というようにページ順に排出
される。
スタックモードの時は、1ページ目のコピー全部を第1
ビンに排出し、2ページ目のコピーを第2ビンに排出さ
せるように偏向爪164が作動する。このようにして、
スタックモードの時は、1つのビンに同一ページのコピ
ーが排出され、ページ毎に仕分ける。
このように仕分けられたコピーに対してステープルを行
うために必要な構成について、以下に説明する。コピー
のステープルを行うためには、複数のコピーは揃えられ
ていなければならない。そのため、本実施例のソータに
は、以下第4図〜第8図に基づいて説明する揺動装置が
備わっている。
第4図および第5図は、各々揺動装置の概略を示す斜視
図と、揺動装置とビン300との関係を示す平面図であ
る。
各ビン300の一例縁部には、ビンフェンス316がそ
れぞれ立設されているとともに、このビンフェンス31
6が設けられている縁部と直交関係にある他側縁部に、
ビン後端立上がり部30Bが立設されている。また上記
ビンフェンス316が設けられている縁部と反対側の縁
部には、切欠部311が設けられている。この切欠部3
11は、前記フェンス316に向かって所定長さにわた
り延在するように設けられている。これら各ビン300
に設けられている各切欠部311内を上下方向に突き通
すようにして、横断面角形状をなす主軸501が立設さ
れている。この主軸501の途中部分には、各ビン30
0に対応する位置に、用紙束の端面部に当接して位置揃
えを行う押圧部材502が複数取り付けられている。こ
れらの各押圧部材502には、第6図に示すように、前
記フェンス316に対向する押圧弾性部材502 a。
502bが備えられている。
押圧弾性部材502aの弾性により、押圧部材502及
びビン300の取付は上のバラツキを吸収するようにな
っている。また、用紙が上方にカールしたとき、その用
紙のカールを押圧弾性部材502bにより押さえ、押圧
部材502を確実にシート束の端面部に当接して位置揃
えを行う。
さらに前記主軸501の上端部および下端部には、L形
状に形成されているブラケット505および506の一
片部がそれぞれ取り付けられているとともに、前記ビン
300の上方領域および下方領域には、前記切欠部31
1の延在方向とほぼ同方向に延びるタイミングベルト5
07および508がそれぞれ配置されている。そして、
これらの各タイミングベルト507および508に対し
て各ブラケット505,506の各他片部がそれぞれ固
定されている。上記各タイミングベルト507および5
08がそれぞれ掛けられているブー1J509,510
、および511,512,513のうち、駆動側のブー
IJ 509および511は、上下方向に延在されるよ
うに設けられている駆動軸514の両端部にそれぞれ固
定されている。下側タイミングベルト508はサイズ移
動モータ515の出力軸に設けられたプーリ513に掛
けられている。
第4図に示すように、ソータに固定されたサイズ検知板
530と、下側ブラケット506上のサイズ情報検出手
段であるサイズ検知センサ531により、押圧部材50
2の位置を検出するようになっている。
下側のブラケット506上には、第4図に示すように揺
動モータ520が設置されている。この揺動モータ52
0の出力部には、偏心軸520aが上方に突出するよう
に設けられている。一方、前記主軸501の下端部には
、揺動アーム521が上記揺動モータ520側に向かっ
て突出するように取り付けられている。この揺動アーム
521に形成された長溝部521a内には、前記偏心軸
520aが遊嵌状態で装着されている。したがって前記
揺動モータ520が回転駆動されることによって揺動ア
ーム521が揺動され、その揺動力が主軸501を介し
て各ビン300に対応する押圧部材502に伝達され、
この押圧部材502の各押圧弾性部材502aが、第5
図の実線で示される位置と一点鎖線で示される位置との
間において、第8図に示すように、正弦的に揺動される
ため、上皮点で揺動速度が緩くなるようになっている。
また押圧弾性部材502aが一点鎖線で示される位置は
シート束をフェンス31.6に確実に押し付けるために
シート端面よりある一定の食い込み料を持つように設定
されている。
上述のように揺動装置は、ユニット化されサイズ移動モ
ータ515により揺動ユニット全体を移動することがで
きるようになっている。
前記揺動装置において画像形成装置側から送り出される
サイズ信号を受は取ると、サイズ移動モータ515によ
って上下のタイミングベルト507.508が搬送され
、これにより主軸501に取り付けられている押圧部材
502が用紙束の一側端面部に向かって往動される。そ
して、サイズ検知板530およびサイズ検知センサ53
1により揺動ユニットを所定位置まで移動させる。
次に揺動モータ520が半回軽分(180’)だけ正転
し、その後、反転しホームポジションに戻ることによっ
て揺動アーム521が1回揺動され、その揺動力が主軸
501を介して各押圧部材502に伝達される。これに
より押圧弾性部材502aが第5図の実線で示される位
置から、−点鎖線で示される位置に揺動される。また第
9図に示したように揺動モータ520が180°以上正
転し、その後、反転しホームポジションに戻ることによ
り、l工程で2回揺動することも容易に行うこともでき
る。
そして、上述した揺動により用紙束の一側端面に対して
押圧部材502の押圧弾性部材502aが当接されるこ
とにより、用紙束の反対側の端面部がフェンス316側
に押し付けられ、その結果、前記用紙束の一例端面部の
位置揃えが行われるとともに、押圧部材502の揺動力
によって前記用紙束の一側端面部と直交関係にある他側
端面が、ビン立上がり部308に当接されるように矢印
入方向に向かって押し込まれ、その結果この用紙束の他
側端面部の位置揃えが行われることになる。
従って、用紙束は両方向にわたって良好に位置揃えが行
われる。揺動を揺動モータ520の正転および反転で行
っているため、正転でシートが押し切れなか・つた場合
でも反転により容易にボームポジションに戻ることがで
きる。
以上の動作でビン300上に排出された用紙を端部へ良
好ビこ揃えることができる。
位置揃えが行われた用紙束は、ステープル動作などの各
種後処理が実行された後に第5図の矢印X方向に取り出
される。この取り出し方向には、取り出しの支障となる
ものは何ら存在しないので、用紙取り出し動作は容易に
行われることとなる。
またビン300にも用紙揃えおよびステープルを良好に
行うための種々の工夫がされている。
以下、第10図〜第28図に基づいてビン300の構造
について説明する。第10図にビン300の平面図、第
11図に側面図を示す。第10図のほぼ中央にある切欠
部311は、揺動の主軸が用紙サイズに合わせて移動す
るためのものである。
前記切欠部311の横に位置している凸部2箇所301
は前記揺動の主軸501に取り付けられた揺動板502
(第15図)が入る溝部を作るためにある。第15図に
示すように凸部301を設けることにより用紙Pが持ち
上げられ、揺動時、確実に用紙Pが寄せられるようにし
ている。
第17図のように凹部321を設けることで同様の効果
も出せる。
また第15図に示すように凸部301を設けると、排出
した用紙Pを腰づけすると言う役割を同時に行うことに
より、用紙Pの揺動および揃えを良好に行わせる効果も
ある。
ビン300のリブ302bは排出された用紙が切欠部3
11に潜り込まないように考慮している。
第13図は切欠部311付近のリブ302bの断面図を
示す。第13図でもわかるようにリブ302bはビン3
00の上下に突出しており、積載されるべき用紙Pが下
に潜り込まないようにと同時に上位ビンの切欠部へ入り
込まないようにしている前記リブ302bの配置も用紙
サイズの端面より10mm中に入った付近に設定してい
て、特に切欠部311に入り易い用紙の端面を確実にガ
イドするよう考慮している。
また第13図中で、ビン上側のリブの形状が片側になだ
らかな三角形状を形成しているのは、チャッキングして
きた用紙束をステープルした後、吐き出した時に、吐き
出された用紙Pが前記302b等のリブに引っ掛からな
いようにガイドするためである。前記リブ302bはビ
ン立上がり部308付近では、例えば第14図に示すよ
うな低いリブになっており、切欠部まで徐々に高くして
いる。これは積載枚数を多く確保するために行っている
本実施例のビン300にはコピー積載枚数を向上させる
ため、第16図に示すように除電ブラシ322を取り付
けているが、排出された用紙Pがカール等により除電ブ
ラシ322に引っ掛かり、スタック性および揃え性に悪
影響を与える危険がある。しかしリブ302Cを設ける
ことにより、排出された用紙Pが確実に除電ブラシ32
2に引っ掛からないようにガイドすることで、前記不具
合を解決できる。またこのリブ302Cも用紙Pの各サ
イズの両端を押さえるような配置になっている。
第11図において、下側に出ているリブ302eは第1
8図に示すように、用紙Pの端面を押さえる役目をして
おり、カール大の用紙等に対し、チャック部前進時、積
載された用紙Pにぶつかることなく確実にチャックレバ
ー421によりチャッキングできる。
第20図でビン300に取付けられたガイド部材317
はビン300上に積載された用紙Pをチャッキング部に
てステープラ部まで移動する時に用紙Pが確実にステー
プラ部の間口323に入るようにガイドしている部材で
ある。このガイド部材317が無いと第22図に示すよ
うに、用紙Pが第22図中の■から■へ移動する時にス
テープラ間口部323へ引っ掛かる危険がある。特に第
19図に示したようなカール大なる用紙Pとか積載枚数
が多くなった時に、この不具合が多くなる。
しかし、前記ガイド部材317を付けることにより、第
21図中に示す用紙Pの状態、すなわち■、■、■のよ
うにステープラ間口323に確実にガイドされるように
なり、前記不具合は解決する。
第11図でビン300の下側に出ている凸部307は用
紙Pのカール押さえ用である。ビン300上へ排出され
た用紙Pは一方向に揃えられるが、カールが大きい用紙
Pは、ビン側方に設けられたビンフェンス316 (第
12図)を乗り越えたりして揃え性を悪くする。前記凸
部307は用紙Pのカール等を押さえ、良好に揃えが行
えるよう設置されている。第23図と第24図はカール
押さえ部307がある時とない時のモデルケースを示す
。図中の用紙Pにおける■、■、■の状態は用紙Pの揃
えが行われた時の経時的な状態を階段的に示している。
第10図に図示されている切欠部310は、チャッキン
グ部がビン300上に揃えられた用紙Pをチャックする
ための切欠部である。
ビン300はある角度を持ってソータ部へ取り付けられ
ている。これは排出された用紙Pの排出方向の揃えを揺
動板502の回転揺動によるものと、用紙Pの自重落下
によるもので行わせるためである。例えば、本実施例は
25″の傾きを持たせている。
排出方向の揃え制度を上げるためとスタック性向上のた
めに、ビン300の立上がり部30Bの形状は第25図
のようになっている。ビン300の底面に対し任意の垂
直部を設け、その延長がらビン300の底面に対し90
’より鋭角になった部分を設けている。これは立上がり
部308に用紙Pが積載されて来た時、曲がり部Bにて
カール等を押さえて良好に揃え、スタックを行わせるた
めである。用紙が積載された状態を第26図に示す。
第27図および第28図には、立上がり部が垂直に延び
ただけの形状、および用紙Pが積載された状態を示して
いる。この形状であると、カール紙が排出されて来た時
、カールが押さえ切れずに立上がり部を用紙Pが乗り上
げるようになり、ジャム等の不具合が発生する。
第12図はビン300の右側面図であり、取付状態を示
す。同図において、315a、315bは側板を示し、
312a、312bはビン受は台を示す。ビンフェンス
316側のビン受は台312aにてビン300を固定し
、もう片側のビン受は台312bはビン300と僅かな
間隙を持ちながら支えるだけになっている。ビンフェン
ス316側を固定することでステープルの位置がばらつ
かないようにできる。またビン受は台312b側に設け
られた僅かな間隙はビン300の熱膨張を吸収できるよ
うにしている。次にステープラ装置400について説明
する。多段にわたって設けられた用紙堆積用のビンの側
部に、第29図および第30図に示されるようなステー
プラ装置が配置されている。このステープラ装置400
においては、ステープラ401および用紙引き寄せ装置
402が、板状のブラケット403の下面部から垂下さ
れるようにして、それぞれ固定されている。
ステープラ401は、図示を省略した各ビン上に堆積さ
れる仕分は後の用紙束のそれぞれに対して、ステープル
を打ち込むものであり、用紙引き寄せ装置402は、上
記各ビン上の用紙束を把持して、はぼ水平方向に移送さ
せるものである。
前記ブラケット403の両端縁部分403a。
403bは、上方向および下方向にそれぞれに折曲され
ており、これらの両端縁部分403a、403bにロー
ラ404aおよび404bが回転自在に取り付けられて
いる。前記ローラ404aおよび404bは、ビンの側
部に沿ってほぼ平行に立設された2つのガイドレール4
05a、405bの溝部内に上下方向に転勤されるよう
に装着されており、これにより前記ステープラ401お
よび用紙引寄せ装置402が各ビンの側部に沿って上下
方向に一体的に往復移動されるようになっている。さら
にビンの側部に沿ってほぼ平行に2つの駆動ベル)40
6a、406bが立設されている。これらの駆動ベルト
406a、406bに対して前記ブラケット403の両
端縁部分403 a。
403bがそれぞれねし止め固定されている。上記各駆
動ベル)406a、406bは、上下方向に所定間隔離
して配置された2つのプーリ407!、407cおよび
407b、407dの間にそれぞれ掛は渡されている。
下側のプーリ407 c。
407a同士は共通の支軸408によって一体的に回転
されるように連結されている。
そして駆動モータ409の出力軸に固定されたプーリ4
10および動力伝達ベルト411を介してプーリ412
に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車413、この駆
動歯車413に噛み合わされる歯車414を順に介して
、前記支軸408の一端部に固定された駆動プーリ41
4に対して回転駆動力が伝達されるようになっている。
このような駆動力伝達機構によって、前記駆動ベルト4
06a、406bが搬送駆動され、それにより前記ステ
ープラ401お゛よび用紙引寄せ装置402の上下方向
の移送動作が行われるようになっている。
さらにまた、前記ブラケット403の一方側の端縁部分
403aに対して、位置センサ415が取り付けられて
いるとともに、検知板416が前記位置センサ415に
挟まれるようにして立設されている。前記検知板416
には、位置を表示する突起416aが各ビン位置に対応
するようにして所定間隔をなして形成されている。この
ような位置検知機構によって前記ステープラ401およ
び用紙引寄せ装置402が各ビンの設置位置に停止され
るように制御される。
第29図における突起403Cとセンサ403dは、ブ
ラケット403の上限位置を決めるためのものであり、
403Cがセンサ403dの中に入ると、モータ409
での上昇を停止する。
第31図は上述したステープラ装置400の動きを判り
易くするための説明図であり、ビン300上に排出され
た用紙423Cとチャック部421の動きとステープラ
401の位置を説明する。
ビン300上に排出された用紙423Cは423dで示
すような位置に排出される。その後、別記する揺動装置
にてフェンス316に当接する位置に揃えられる。その
後でコピーが終了し、ステープルが開始されると、チャ
ック部421が実線の位置から一点鎖線の位置に移動し
、チャック部421を閉じて紙423Cを挟み、また実
線の位置まで戻る。この動作により用紙423Cは42
3fの位置まで移動し、ステープラ401にビン300
上に、ある枚数がステープルされる。その後チャック部
421が開き、後記する戻し板で用紙423Cは423
eの位置から423dの位置の範囲に戻される。これで
1つのビン300に対する仕事が終了し、次のビンへ行
き、この動作を繰り返す。それらの動作の詳細について
はこの後で説明する。上述した用紙引寄せ装置402は
、第32図に示されるように、用紙束を把持するチャッ
ク部421と、このチャック部421をほぼ水平方向に
往復移動させる往復移動機構422とを備えている。前
記チャック部421において、基板421aに対して一
対の揺動アーム421z。
421sが揺動自在に取り付けられており、この揺動ア
ーム421z、421sがソレノイド421cにより作
動されることによってチャック421y、421mが用
紙を把持するように作動する。
往復移動機構422には、前記チャック部421を用紙
東側に進退せしめる送り軸422aが設けられている。
この送り軸422aの両端部に突設される両支軸は、コ
字状をなすように形成された枠体422bの両片部に対
して回転自在に支承されている。前記送り軸422aの
各支軸の一方側は、枠体422bの一片部を貫通してさ
らに所定量突出されており、その突出部分には、第33
図に示すように、プーリ422Cが固定されており、そ
のプーリに丸ベルト422dが2本掛けられており、中
継プーリおよびギヤ422eを介して駆動モータ422
fにより駆動される構造となっている。
また前記送り軸422aの外周面には、ボールネジを構
成する送り捩子部が刻設されており、この送り捩子部に
対して前記基Fi、421a側に固定されたボス部42
1hが螺合されている。すなわち駆動モータ422fの
出力により送り軸422aが回転駆動され、この回転力
によって前記基板421aが往復移動されるようになっ
ている。また前記枠体422bには、所定間隔離して2
つの位置センサ4221.422kが前方位置および後
方位置にそれぞれ設置されているとともに、前記ボス部
421h側には、前記開位置センサ422j、422に
の検知対象としての検知板422mが立設されており、
これらの各位置センサ422j、422にの間で前記チ
ャック部421が往復移動されるようになっている。
このような構成を有する実施例において、ステープルモ
ードが開始されると、まず第29図に示す駆動ベルト4
06a、406bによってステープラ401および用紙
引寄せ装置402が一体的に上下動され、ステープラ4
01および用紙引寄せ装置402がステープルを打ち込
むべき用紙束を堆積する所定のビン300に向かって移
送され、位置センサ415からの信号に基づいて所定の
ビン300に近接する位置に停止される。このときには
、ソレノイド421Cはオフされており、したがって両
揺動アーム4212,421sおよびチャック421y
、mが開放状態に置かれている。
次に、駆動モータ422fの出力により、送り軸422
aが回転駆動され、この回転力によってチャック部42
1が用紙束に向かって往動される。
第45図は送り軸422aの外周面に刻設された溝部4
30を示す図である。この溝部430に入り込んだ球4
31が送り軸422aの回転により溝部430にガイド
されて往復運動が行われる。
送り軸422aの両端部は180゛以上の空転部432
を設け、空転部432の溝端部がストッパになっていて
、回転の慣性による停止位置のバラツキをなくしている
前記の駆動伝達方式を丸ベル)422dで行うことによ
り、前記法431が溝端部に当たった時の衝撃をスリッ
プにて吸収することができ、衝撃による不具合を解消で
きる。本実施例では丸ベル)422dにて説明したが、
他に平ベルト等、摩擦伝達方式も同様の事が言える。
第51図は、第45図の溝部の他の実施例を示す展開図
である。同図において、回転角度に対する進み量を変え
ることにより、移動時の速度制御を行っている。すなわ
ち、本実施例の場合、全移動量を2回転(720”)で
移動させており、仮に移動量Aを42mmとした場合、
90″回転した時の移動jlB−3mm、次の90”回
転した時の移動量C−4mm、次の90″回転した時の
移動i1D−6mm、次の90″回転した時の移動量E
=7mmと最初の1回転で徐々に加速し、次の1回転で
前記1回転で加速した割合と同じように減速させて停止
させている。第52図は以上の説明をグラフ化したもの
である。以上のような速度制御を行うことで、チャック
部421が揃え済みの用紙束423cをチャック421
)’、421mで把持し、ステープル位置まで復動する
時のスタート時と停止時の慣性による用紙束423Cの
バラツキを防いでいる。
そしてチャック421)’、421mが用紙束を把持可
能な位置まで移動されると、そこで停止され、それと同
時にソレノイド421cがオンされる。ソレノイド42
1Cのオンによってチャック421)’、421mが第
35図に示されるように閉じられ、チャック421)’
、421mに用紙束の端縁部分が把持される。
この時の動きを第32〜38図に基づき具体的に説明す
る。装置は第32.34図から第35゜36図の状態へ
移動する。すなわち、ソレノイド421cがONすると
L/バー42112が421dを支点に回動される。レ
バー4211に掛止したスプリング421kによりレバ
ー421jが421wを支点にして時計方向に回動する
。またレバー421jにはギアA421gが固定されて
おり、かつギアB421wと噛合しており、動きが伝わ
る。ギアB421Wはレバー:上4212に固定されて
おり、レバー:上421zは421xを支点にして反時
計方向に回動し、421を部では下方への動きとなり、
421tで軸支されたチャック:上421yは下方に動
く、またチャック部は前方に出ている状態であるため、
第36図に示すようにピン421vが戻し仮422zの
切欠部422wに落ち込む。
また、ギアB421wはギアC421pと噛合している
ため、ギアC421pも時計方向に回転し、それに固定
されたレバー:下421sも421rを支点に時計方向
に回動し、421n部で軸支されたチャック:下421
mは、第35図に示すように、上方に動く。スプリング
421fはレバーf下421Sを反時計方向にひいてい
るが、弱いので、このように動く。
チャック:上421yとチャック:下421mの定位置
からの移動量はギアA421g、B42IW、4211
)の歯数と回転支点と作用点の長さにより決まる。
本実施例の場合ギアA421gの歯数は40゜ギアB4
21Wの歯数は32枚、ギアC421pの歯数は56枚
であるので、ギアそれぞれの移動量を比率で表すと、A
:B:C=1 :1.25:0゜7となる。またレバー
:上421zの支点421Xと作用点421tの距離は
52mm、レバー:下421Sの支点421rと作用点
421nとの距離は37mmであるため、移動比として
は、I。
25x52:0.7x37となり、z、s:iの比率で
動く。すなわちチャック2上が2.5下に動くとチャッ
ク:下が1上に動くことになる。
また、チャック2上、下421y、421mで挟むチャ
ック力は、ソレノイド421Cに取付けられたスプリン
グ421にの力で決まる。
第32図でもわかるように、チャック:上、下421y
、421mで挟まれる厚みが厚くなるにつれ、スプリン
グ421には伸びるようになっている。つまり、チャッ
ク部421で挟む用紙の枚数が多くなるにつれ、チャッ
ク力が高(なるように考慮していて、チャック力不足に
よるずれ等の不具合を無くしている。
次に駆動モータ422fの逆転によりチャック部421
は、用紙束を把持したまま第37図に示されるように元
の位置に復動され、それによって用紙束がほぼ水平方向
に平行移動されてステープラ401側に引き寄せられる
。そして記録用紙束の端縁部分がステープル可能な位置
まで移送されると、そこで停止される。
第34図、36図、38図は戻し板部が見えるようにし
た図である。
この時、戻し板は切欠部422Wとビン421Vが引っ
掛かっているため、モータの逆転により第38図に示す
位置に移動する。戻し板422zは戻し板ブラケット4
22xの切欠422tに戻し板422zに設けたビンを
入れ、戻し板4222に設けた切欠422rに、戻し板
ブラケット422Xを設けたビン422pを入れである
また戻し板ブラケット422xは枠体422bに固定さ
れており、戻し板ブラケット422xと戻し板422z
はスプリング422nにて係合されている。従って戻し
板422zは駆動モータ422fの逆転により第36図
から第38図の状態になり、戻し板422z自体には第
38図で左方向にスプリング422nで引っ張られた形
となっている。その後、ステープラ401により用紙束
の端縁部分に対してステープルの打ち込みが行われるこ
ととなる。
ステープル動作が終了すると、ソレノイド421cはO
FFする。それにより今まで閉じていたチャック:上4
217.チャック:下421mは開(ことになる。この
時の動きはスプリング421fの力により第37図の状
態から第32図、34図の状態に戻る。
また戻し板422zに引っ掛かっていたビン421Vも
外れるため、戻し板422zはスプリング422nによ
り引っ張られ、第38図から第34図の状態に戻り、そ
の時に用紙束を元の位置に戻すような働きをする。
第43図に戻し板422zと戻し板ブラケット422x
およびスプリング422nとの関係を示す。戻し板42
2zの先端ばビン間より広くとるようにして確実に用紙
をビン300上へ戻すよう考慮されている。また、戻し
板ブラケット422Xの一部はビン300に向かって斜
め方向へ突き出ている。これは第44図に示すように、
腰の弱い用紙とかカール大の用紙P等を戻す時、戻し板
422zに押されても上へ逃げる恐れがあるので、その
不具合の対策としてのガイド仮である。以上にて確実に
ステープル済みの用紙Pをビン上へ戻している。
その後、ステープラ401および用紙引寄せ装置402
は次のビンに向かって下方に移送され、そこで上記と同
様なステープル動作が繰り返し実行される。
第39図に示されるように、各ビン300における前記
ステープラ401側に対面される端縁部分には、記録用
紙束の紙揃えを行うビンフェンス316が前記ビン30
0から立ち上がるようにして設けられている。このビン
フェンス316の下端縁部分は、ビン300の下面側に
沿って設けられた支軸425に回転自在に取り付けられ
ており、これによりビンフェンス316が第40図に示
される開放位置まで傾倒されるようになっている。
前記支軸425の両端部分は、ビン300の両端縁部分
に下方に向かって形成された軸受片部423bにより回
転自在に支承されている。また前記支軸425には巻き
ばね426が装着されている。
この巻きばね426の両巻き端部分は、ビン300の下
面側およびビンフェンス316の背面側にそれぞれ当接
されて係止されており、巻きばね426の回転力によっ
てビンフェンス316が立上がり方向の付勢力を受ける
ようになっている。
さらに前記ビンフェンス316は、フェンス傾倒部材を
介して前記ステープラ401の上下動に従って開放され
るようになっている。このフェンス傾倒部材は、前記支
軸425側に取り付けられたフェンス可動板427と、
ステープラ401側に設けられたフェンス解除板428
とからなっている。
前記フェンス可動板427はビンフェンス316の一片
部分424aに扇状に開かれた孔へ、フェンス可動板4
27の一部が入っており、フェンス可動板427が下方
向に回動されると、ビンフェンス316の一片部316
aの扇状の孔の下部力(当接され、これによりビンフェ
ンス316がフェンス可動板427に従って傾倒される
ようになっている。またフェンス可動板427が上方向
に回動される場合には、これがビンフェンス316側に
は接触されることなく離間するようにして回動されるた
め、フェンス可動板427は自由回動されることとなる
また前記フェンス解除板428のコロ428aは、フェ
ンス可動板427に接触する位置まで延出されており、
ステープラ401の上下動時にフェンス可動板427に
接触して、フェンス可動板427を回動させるようにな
っている。
このような実施例における装置では、まずソート動作が
行われる場合には、第39図に示されるように、前記ビ
ンフェンス316は巻きばね426の回転力によって立
上がり位置に維持されており、ソート動作によってビン
300上に排出された用紙の端縁部が前記ビンフェンス
316に当接して祇揃えが行われるようになっている。
このソーート動作が終了すると、上述したステープラ4
0Iが下降を始め、ステープラ401側のフェンス解除
板428のコロ428aが、ビン300側のフェンス可
動板427に接触される。そして、フェンス可動板42
7が第40図に示されるように下方位置に回動される。
このフェンス可動板427の回動に伴ってビンフェンス
316が巻きばね426の回転力に抗して傾倒され、こ
れによりビン300が開放される。このときビンフェン
ス316およびフェンス可動板427は、第40図−点
鎖線で表されるビン300の面位置Aより下方側位置ま
で押し下げられている。そしてこの状態で上記実施例で
述べたようなステープル動作が実行される。
ステープル動作が終了されて用紙束がビン300の元の
位置に戻されるのと同時もしくは用紙が戻されながら、
ステープラ401が次のビンに向かって下方に移動され
る。そしてこのステープラ401の下降動作によってフ
ェンス解除板428がフェンス可動板427側から離脱
されると、巻きばね426の回転力によってビンフェン
ス316が立ち上がり、元の位置に戻される。このよう
なビン300の開放動作およびステープル動作は、ソー
トされたビン300のすべてに対して行われる。
すべての記録用紙束に対してステープルが行われると、
ステープラ401は、上昇されて最上位のホームポジシ
ョンに戻される。ホームポジションは最上位に配置され
ている1段目のビン300よりさらに上側に位置されて
いる。このステープラ401の戻り時に、ステープラ4
01側のフェンス解除板428がフェンス可動板427
に下方向側から接触されるが、この場合には、フェンス
可動板427は第41図に示されるように上方に向かっ
て空転状態で逃げ回動され、従って、ビンフェンス31
6は何ら回動されることはない。ステープラ401の上
昇動作によってステープラ401側のフェンス解除板4
28が、フェンス可動板427側から離脱されると、フ
ェンス可動板427は自重によって第39図示される元
の位置に戻される。
第42図に示される実施例では、ビンフェンス316側
に、フェンス可動板427を受ける弾性体429が設置
されている。このような実施例においては、ステープラ
401の戻り時において、フェンス可動板427が上方
に向かって空転状態で逃げ回動されると、フェンス可動
板427が上記弾性体429側に当接されて受けられ、
その弾性体429の撓み反発力によって、フェンス可動
板427が元の位置に戻されるようになっている。
次にステープラ401の針カートリツジ交換について、
第46図〜第50図に基づいて説明する。
本実施例は図示しないppc本体が用紙反転装置を持っ
ていて、用紙は原稿束の1枚目から画像面下向きに排出
されるため、ステープラ401は逆に取り付けている。
第46図はステープラ401の構成を示す。同図におい
て、開放レバー480Cを上に押すことにより、軸48
0Fを中心に時計方向に動き、軸480Eが溝をスライ
ドすることにより、解除爪480Bが軸480Dを中心
に反時計方向へ動き、軸481Eを開放する(第47図
)。
また、第48図に示すように、軸481Eが開放された
ため、ステープラ部481は軸483を中心に時計方向
へ動かすことができ、また、解除爪480Bはスプリン
グ480Gにより初期の状態に戻どされる。時計方向へ
動かされたステープラ部481は軸482Aが溝をスラ
イドし、溝でロックされたときステープラ部481もロ
ックされる。この状態のステープラ部481は垂直より
やや斜めに止まっており、殆どソータ本体外観より出た
状態になり、容易にユーザが針カートリッジ481Cを
交換できる。針カートリツジ481C交換後、第49図
に示すように、開放レバー480Cを上に押すことによ
り、軸480Fを中心に時計方向に動き、軸482Aの
ロックが解除される。軸482Aのロックが解除された
ため、ステープラ部481は軸483を中心に反時計方
向に動かすことができ、開放レバー480Cはスプリン
グ480Gにより初期状態に戻る。
第50図に示すように、反時計方向へ動かされたステー
プラ部481は軸481Eが解除爪480Bに当たり、
軸481Eの力によって、解除爪480Bが開き、軸4
81Eが通過した後、解除爪480Bはスプリング48
0Gにより閉じてステープラ部481がロックされる。
このような動作にてステープラの針カートリツジ交換が
容易にできる。
第53図は本実施例における制御系のブロック図である
。本制御は制御手段であるCPU600を中心にROM
601.RAM602.I10ボート603,606、
クロックタイマコントローラ604(以下CTCと略す
)、ユニバーサル、アシンクロナス、レシーバ−トラン
シーバ(以下UARTと略す)605にて構成されるマ
イクロコンピュータ制御システムである。プログラムを
書き込んだROM601により随時、RAM602を利
用しつつ、後述する各入力系からの信号をマルチプレク
サ607を介して、I10ポート606からマルチプレ
クサ607を介して入力されるセンサスイッチ(SW)
群からの入力信号を受けて、I10ポート603.CT
C604の出力信号により各種ドライバ608,611
,615゜616.617、相信号生成部614,5S
R609を介し後述する各負荷を制御している。また、
複写機とはレシーバ612.ドライバ613を介し、U
ART605により各ステータス、指示信号のやりとり
している。
前記センサスイッチ群の具体的部材としては、ビンセン
サ上631、ビンセンサ下6302エントリーセンサ上
629、エントリーセンサ下628、サイズホームセン
サ627、サイズ検知センサ531、揺動ホームセンサ
626、上下ホームセンサ403d、上下位置センサ4
15、チャック前センサ422Lチャック後センサ42
2k。
ステープルホームセンサ625、針有無センサ624、
紙有無センサ623、カバー上スイッチ622、ドア左
スイッチ621、ドア右スイッチ620、入口センサ6
19、排紙センサ618等がある。
また負荷(出力系)としては、ドライブモータ(ACモ
ータ)200、針無表示656、ステープル動作中表示
655、偏向ソレノイド(SQL)635、切換5OL
634、電磁クラッチ(CL) 421 c、ステープ
ルモータ(DCモータ)632、チャックモータ(DC
モータ、正逆回転)422f、上下移動モータ(ステッ
ピングモータ)409、サイズ移動モータ(ステッピン
グモータ515、揺動モータ(ステッピングモータ)5
20等がある。
複写機とやりとりしている信号のうち、複写機からソー
タ、ステープラに送られてくる信号には、ソータ始動信
号、複写機排出信号、モード信号、サイズ信号、ステー
プル開始信号、ステープル終了信号、サービスコールリ
セット信号(S、C。
リセット)などがあり、ソータ、ステープラから複写機
に送る信号には、排出信号、各ドアカバーオーブン信号
、JAM信号、ビン数オーバー信号、異常信号、針無信
号、ステープル終了信号、ステープル許可信号、ソート
許可信号などがある。
以下、本発明の実施例の動作と制御を、フローチャート
に従って説明する。全体動作フローを第54図(a)1
 第54図(b)に示す。まず複写機から送られる動作
モード信号を受信しく54−1)、複写機から送られる
セラ]・枚数信号を受信する(54−2)。コピー開始
後、複写機からソータ始動信号が送られ(51−3)、
その信号の受信でドライブモータ200がONL (5
4−4)、ソートモードとなる(54−6)。ソータ始
動信号が送られて来ない時は、ウェイト状態となる。ソ
ートモードの動作は第54図(blに示したようなもの
であって、前述のソータ始動信号(54−3)に少し遅
れて複写機から給紙した用紙のサイズを示すサイズ信号
が送信される(54−10)。サイズ信号を受は取り、
揺動の可、不可を判断しく54−11)、揺動可の場合
は、受は取ったサイズ信号に該当する位置へ揺動装置を
移動させる(54−12)。
以下に、前記各動作を第56図(a)、第56図(bl
に示したサブルーチンに従って説明する。
第56図(a)のサイズカウンタのプリセット動作は、
サイズ信号を受信していれば(56−1)、受信したサ
イズ信号に基づきサイズ位置データをサイズカウンタに
セット(56−2)、および揺動ユニット移動指示(5
6−3)してリターン(RET)する(56−4)。サ
イズ信号を受信していなければ、そのままRETする。
第56図(blに示した揺動装置(ユニット)の移動動
作は、揺動ユニットが移動しないのであれば(56−5
)、そのままRETする(56−6)。
揺動ユニットが移動するのであって(56−5)、揺動
の可、不可を判断し可であれば(56−7)、サイズ移
動モータ515を右回転に高速ONさせ(56−8)、
サイズ検知センサ531がOFFからONに変化したが
どうかを判断する。
サイズ検知センサ531がOFFからONに変化してい
なければ(56−9)、そのままRETする(56−6
)。変化していればサイズカウンタを1滅じ(56−1
,0)、サイズカウンタを判断する(56−11)。
サイズカウンタが1であれば、サイズ移動モータ515
のスピードを低速に変更しく56−12) 、RETす
る(56−1.3)。サイズカウンタがOであれば(5
6−14)、サイズ移動モータ515をOFFにして(
56−15)、揺動ユニットの移動を終了しく56−1
6) 、RETするのである。
次に第54図(blのフローチャートに戻り、複写機か
らコピー(用紙)が排出されるとき、排出信号が送られ
る(54−13)。この排紙信号を受信のタイミングで
電磁クラッチ(CL)633がONする(54−14)
。次に複写機からコピーが搬入され、入口センサ619
が0NL(5415)、この人口センサ619のONの
タイミングで切換5OL634がONL (54−16
)、ソートビンへの排紙の準備が整う。この人口センサ
619のONのタイミングに少し遅れて排出ビンの偏向
5QL635〜654のうち排出ビンのものがONL、
コピーをビンへ導<  (54−17)コピーが排出さ
れ、ビンの上に載るまでの適当な時間経過後(例えば3
00 m s e c後、54−18)、揺動モータ5
20をONさせ揺動板を動かすことにより祇揃えを行う
(54−19)。尚、揺動板を動かすタイミングは、コ
ピーの後端を検出し、それを基準に行っている。
以下に、この揺動動作をサブルーチンを示す第57図に
従って説明する。コピー排出時、ビンへの排紙を検知す
るエントリーセンサ上629、または下628が、まず
ONする。次に排出完了時エントリーセンサ上629、
または下628がONからOFFに変化する(57−1
)。このONからOFFへ変化したところが紙の後端で
ある。
エントリーセンサ上629または下628のONからO
FFへの変化のタイミングでCPU600内に設けられ
ているタイマをスタートさせる(57−2)。次にタイ
マの値を監視し、タイマスタートから本実施例では30
0m5EC経過したと判断した時(57−3)、タイマ
をストップする(57−4)と同時に揺動可であれば(
575)、揺動モータ520をONL、て揺動を開始す
る(57−6)。後は上記動作をコピー排出毎に行い、
紙揃えが施されていく。
しかし、ビンへのコピーのスタック枚数がステープル可
能枚数(本実施例では30枚)を超えた後は、ソーティ
ングの妨げになる揺動を止め、揺動ユニットをホームポ
ジションへ退避させていると共に排紙されたコピーに対
してのステープルを禁止する。
以下に、この動作をサブ−ルチン第58図に従って説明
する。
ビン上のコピーの積載枚数は、先頭ビンへコピーが排出
するとき(58−1)にカウントすることにより(58
−2)検知する。先頭ビンの排紙カウント値がステープ
ル可能枚数を越えたと判断した時(5B−3)、揺動動
作を中止しく584)、前記揺動ユニットをホームポジ
ションへ退避させ(58−5)、以後、排紙されたコピ
ーに関して紙揃えを行わない。また同時に以前に排出し
たコピーに関してもステープル禁止(58−6)とする
次にステープル動作に関して説明する。第54図(b)
において、ステープル開始信号が受信されると(54−
20)、ステープル動作に入り(5421)、ステープ
ル動作が終了すると(5422)、ステープル移動ユニ
ットがホームポジションへ移動する(54−23)。ス
テープル動作はソフトの指令によって行われる(54−
24)。
このステープルの動作モードには2種類あり、ソート終
了後、ステープルを行う「マニアルステープル動作モー
ド」と、1つのビンへのソート終了後、ソート動作は継
続しつつ、自動的にステープル動作を開始する「オート
ステープル動作モード」がある。
まず、マニアルステープル動作に関してサブルーチンを
示す第55図(a)を基に説明する。ソート終了後、ビ
ン上にコピーが載っている場合に、複写機からステープ
ル開始信号が送信され、この信号を受信することにより
、動作を開始する。まず、ホームポジションにあるステ
ープラ401をステープルを施す先頭ビンへ移動させる
。ステープラ401が先頭ビンに移動した後は、第55
図(al中に記載されているステープル動作シーケンス
カウンタの値に基づき動作を進めていく。
ステープラ401が先頭ビンに移動終了しとき、ステー
プルシーケンスカウンタの値はOから1にセットされる
(55−1)。ステープルシーケンスカウンタの値が1
の時は、チャックモータ422fをONL、、チャック
ユニットを前進させる(55−2)。チャックユニット
の前進終了を検知するチャック前センサ422jがON
すると(55−3)、チャックユニットの前進を終了し
く55−4)、ステープルシーケンスカウンタへ2をセ
ットしく55−5)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が2の時は(55−
6)、チャック5OL421Cを0NL(55−7)、
ステープルシーケンスカウンタへ3をセラl−L (5
5−8) 、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が3の時は(55−
9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後(55
−10)、ステープルシーケンスカウンタへ4をセット
しく55−11)、次へ動作を進める。ステープルシー
ケンスカウンタの値が4のときは(55−12)、チャ
ックモータ422fをONL、チャックユニットをホー
ムポジションへ移動させる(55−13)。チャックユ
ニットのホーム移動終了を検知するチャック後センサ4
22kがONL (55−14) 、チャックユニット
のホーム移動終了しく55−15)、ステープルシーケ
ンスカウンタへ5をセットしく55−16)、次へ動作
を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5のときは(55
−17)、紙有無センサ623の出力を確1n(55−
18) 、紙有りのときはステープルの綴じ動作を行う
(55−19)。綴じ動作終了を検知しく55−20)
、ステープルシーケンスカウンタへ6をセット(55−
12)L、次へ動作を進める。紙有無センサ623の出
力が祇無であるときは、ステープルの綴じ動作を行わず
次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(55
−22)、チャック5OL421cを0FFL (55
−23) 、ステープル済みビンカウンタをカウントア
ツプすると共に揺動モータを動かし寄せをおこなう(5
5−24)。そしてステープルを施すビンの合計を示す
ステープル予約ビンメモリの値と、ステープル済みカウ
ンタの値を比較し、値が一致すれば(55−25)、ス
テープルシーケンスカウンタへOをセットしステープラ
動作を終了しく55−26)、次に上下移動モータ40
9をONL、ステープラユニットをホームポジションへ
移動させる(55−27)。なお、ステープル予約ビン
メモリの値算出方法およびステープル紙寄せに関しては
後述する。ステープル予約ビンメモリの値よりステープ
ル済みカウンタの値が小のときはステープルシーケンス
カウンタへ7をセット(55−28)、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が7のときは、状態
を0.3秒間保持し、0.3秒経過後(55−30)カ
ウンタを0として(55−31)、サブルーチン第55
図(b)に示した次ビンへのステープラ移動開始を指示
する(55−32)。
以下に第55図(b)に示したサブルーチンの動作を説
明する。まず、ステープラ移動開始を判断し、ステープ
ラ移動開始が指示されると(55−50)、上下移動モ
ータ409をONすると同時にタイマをスタートする(
55−51)。タイムオーバ判断し、タイムオーバとな
った時(55−52)、ステープルシーケンスカウンタ
へ1をセラ)L (55−53) 、次ビンのステープ
ル動作を開始する。上下位置センサ415のON10 
F Fを判断しく55−54) 、ONとなったとき上
下移動モータ409をOFF (55−55) 、ビン
間移動を終了する。
本実施例では、次ビンヘステーブラが移動終了する約1
00m5EC前に次ビンのステープル動作を開始するこ
とで、時間の短縮を図っている。
以上の動作をステープルビン予約カウンタの値とステー
プル済みカウンタの値が一致するまで繰り返す。
次にオートステープル動作に関して第55図(a)を基
に説明する。ソート途中、複写機が最終原稿の1枚目の
コピーを排出するタイミングで、ステープル開始信号が
送信され、この信号を受信した後、最終原稿の1枚目の
コピーが本機から排出され、そのコピーに揺動が施され
たときより、ステープル動作を開始する。まず、ホーム
ポジションにあるステープラ401をステープルを施す
先頭ビンへ移動させる。ステープラ401が先頭ビンに
移動した後は、サブルーチン第55図(a)の中に記載
されているステープル動作シーケンスカウンタの値に基
づき動作を進めていく。ステープラ401が先頭ビンに
移動終了したときステープルシーケンスカウンタの値は
0から1にセットされる(55−1)。ステープルシー
ケンスカウンタの値が1のときはチャックモータ422
fをONL、チャックユニットを前進させる(55−2
)。チャックユニットの前進終了を検知するチャック前
センサ422jがONすると(55−3)、チャックユ
ニットの前進を終了しく55−4)、ステープルシーケ
ンスカウンタへ2をセットし、次へ動作を進める。ステ
ープルシーケンスカウンタの値が2のときは(55−6
)、チャック5OL421cをONL (55−7) 
、ステープルシーケンスカウンへ3をセットしく55−
8)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が3のときは(55
−9)、状態を0.2秒間保持し、0.2砂径Ja (
55−10) 、ステープルシーケンスカウンタへ4を
セットしく55−11)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が4のときは(55
−12)、チャ’7 り−T−一夕422ffi−ON
し、チャックユニットをホームポジションへ移動させる
(55−13)。チャックユニットのホーム移動終了を
検知するチャック後センサ422kがONL (55−
14) 、チャックユニットのホーム移動終了しく55
−15)、ステープルシーケンスカウンタへ5をセット
しく55−16)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5のときは(55
−17)、紙有無センサ623の出力を確認しく55−
18)、紙有のときはステープル綴じ動作を行う<55
−19)。綴じ動作終了検知しく55−20)、ステー
プルシーケンスカウンタへ6をセットしく55−12)
、次へ動作を進める。紙有無センサ623の出力が紙無
しであるときは、ステープルの綴じ動作を行わず・、次
へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(55
−22)、チャック5OL421Cを0FFL (55
−23) 、ステープル済みビンカウンタをカウントア
ツプすると共に、揺動モータを動かし寄せを行う(55
−24)。そして、ステープルを施すビンの合計を示す
ステープルビン予約メモリの値と、ステープル済みカウ
ンタの値を比較し、値が一敗すれば(55−25)ステ
ープルシーケンスカウンタへOをセットしステープラ動
作を終了しく55−26)、次に上下移動モータ409
をONL、ステープラ装置400をホームポジションへ
移動させる(55−27)。
なお、ステープル予約ビンメモリの値算出方法およびス
テープル紙寄せに関しては後述する。
ステープルビン予約メモリの値よりステープル済みカウ
ンタの値が小のときは、第何ビンまで揺動が施されてい
るかを示す。揺動済みビンメモリとステープル済みカウ
ンタを比較しく55−33)、揺動済みビンメモリの値
が大のときは、ステープルシーケンスカウンタへ7をセ
ットし、次へ動作を進める。揺動済みビンメモリの値が
小または等しいときは(55−33)、ステープラは状
態を保持し、揺動禁止処理を解除しく55−38)、揺
動を促す。また定めたサイズにおいては(5535)、
揺動済みビンメモリの値がステープル済みビンメモリの
値より2以上の場合は、ステープルシーケンスカウンタ
へ7をセットし、次へ動作を進める(55−36>。1
以下の場合、ステープラは状態を保持し、揺動禁止処理
を解除しく55−37)、揺動を促す。尚、揺動禁止処
理および揺動済みビンメモリの計算に関しては後述する
揺動が行われ、揺動済みビンメモリの値がステープル済
みビンメモリの値に対して、大となったとき、また定め
たサイズにおいては2以上となったとき、ステープルシ
ーケンスカウンタへ7をセットしく55−28)、次へ
動作を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が7
のときは、状態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後、
既述したサブルーチンである第55図(b)へ次ビンへ
のステープラ移動開始を指示する。
ステープル予約ビンの算出について、第59図に示すサ
ブルーチンに従って説明する。この算出のために本実施
例では、ソートモード動作時、原稿毎にその原稿の複写
紙が第何ビンまで排出されたかを記憶する前原稿コピー
排出ビン数メモリ1回のソート動作中、最大第何ビンま
で排出されたかを記憶する前排出最大ビン数メモリ第何
ビンまでステープルするかを指示するステープルビン数
予約メモリを有し、以下に示すタイミングで、メモリの
内容を移動している。ソートモード(59−1)で複写
動作が開始され、ソータの先頭ビンから複写紙が排出さ
れるタイミングで(59−2)、前原稿コピー排出ビン
数メモリと前排出最大ビン数メモリの内容が比較され(
59−3)、前原稿コピー排出ビン数メモリの値が前排
出最大ビン数メモリの値より大きい場合は、前原稿コピ
ー排出ビン数メモリの値を、前排出最大ビン数メモリに
代入しく59−4)、前原稿コピー排出ビン数メモリに
はlが代入される(59−5)。
前原稿コピー排出ビン数メモリには、2ビン目、3ビン
目・・・にコピーが排出されると、2.3・・・と値が
増加していく。ステープルビン数予約メモリには、常に
現在排出のビン数と前排出最大ビン数メモリの内容を比
較しく59−6)、数の小さい方のメモリの内容をステ
ープルビン数予約メモリに代入される(59−7)。ス
テープルビン数予約メモリの内容は、状況により変化す
るため、オートステープルモードのように、コピー排出
しながらステープル動作を行う場合でも対応できる。
このようにすることにより、綴じ手段400を作動させ
るビンを、最終原稿に対応する用紙が排出されたビンと
することができ、出来る限り全ベージ揃った用紙セット
を綴じるようにできる。
また、最終原稿に対応する用紙が排出されたビン上の用
紙の枚数が1枚のみのビンには緻し手段400を作動さ
せないようにすることにより、最終原稿に対する複写枚
数の変更があったときでも、不必要な綴じ動作を防止で
きる。
ステープル優先の揺動禁止処理について、第60図に示
すサブルーチンに従って説明する。
まず、ステープル動作実行中かどうかチエツクしく6O
−1) 、YESなら、チャック5QL(ソレノイド)
がONLでいるかどうかチエツクしく6O−2) 、Y
ESなら、チャックがホーム位置へ移動終了後、時間が
0.3 S E C以上になっているかどうかチエツク
しく6O−3)、Noなら、揺動の許可をする(60−
4)。もしチエツクSQLがONしていなければ、揺動
の禁止を行う(60−5)。また、チャックがホーム位
置へ移動終了後、時間が0.3 S E C以上になっ
ていれば、揺動を禁止してRETする。また、ステープ
ル動作実行中でなければ、無条件に揺動許可をしてRE
Tする。
次に、揺動済みビンメモリの計算について、第61図に
示すサブルーチンに従って説明する。
まず、揺動が1回動作行われたかどうかをチエツクしく
6l−1)、もし、揺動が1回も行われていなければ、
そのままRETする。また、1回動作の揺動が行われて
いれば、揺動済みビンメモリに排紙ビン数の値を入れて
<61−2) 、RETする。排紙ビン数とは、現在第
何ビン目まで排紙されたかを示すものであり、揺動済み
ビンメモリとは現在第何ビン目まで揺動が施されている
かを示すものである。
ステープル紙寄せについて第62図に示すサブルーチン
に従って説明する。
ステープル終了1(62−1>、チャックソレノイド4
21CがOFFされると、紙戻しブラケット422zに
よりステープル済みのコピー(用紙)はビン上をスライ
ドし、揺動板回転領域内まで押し戻されステープル1動
作が終了する。このとき、第55図(a)に示したサブ
ルーチンにてステープルI動作終了フラグがセットされ
る。このステープル1動作終了フラグの内容で、ステー
プル1動作終了を判断する。ステープル1動作終了した
と判断した後、次ビンへ移動し、再びステープル1動作
を行う中で、チャック5OL421CがONしたと判断
したとき(62−2)、揺動をスタートする(62−3
)。そして前ビンのステープル済み用紙を所定位置へ移
動させる。このステープル紙寄せ作動により、ビン上の
ステープル済みの用紙が次ビン以降に排出された用紙の
祇揃えに悪影響を与えないように所定位置に移動させら
れ・ることになる。
本実施例では、前述の機能・動作の他に、以下に示す幾
つかの機能・動作を有する。
それぞれをサブルーチンのフローに基づき説明する。ま
ず2系統・ステープル処理とは、ソータビンを上・下2
系統に分け、1系にソート後ステープル処理を施した後
、1系のビンを開放せずとも、他系にソートしてステー
プル処理を施すことのできる機能であり、上・下系のコ
ピーサイズが同一であることが条件のモードAと、上・
下系であって、後から処理する系のコピーサイズが前処
理した系より大きいことが条件のモードBを有し、使用
者に応じ切換え可能とする。
モードA−2系統ステープル処理について、第63図の
サブルーチンフローに基づき説明する。
ここで、1系処理後、他系を用いてソートすることをデ
ュアルソートと称す。デュアルソートを行おうとする場
合、デュアルソート不可能な状態であれば(63−1)
、ソートモードを禁止しく63−2)、警告する。デュ
アルソート可能な状態であれば、紙サイズを検知し、前
ソート時の紙サイズと、デュアルソートしようとする紙
サイズが同サイズのときは、そのまま動作を’IdlV
tする。
前ソート時の紙サイズとデュアルソートしようとする紙
サイズが異サイズのときは(63−3)、揺動部を退避
させ(63−4)、ステープルを禁止しく63−5)、
動作を継続する。
次にモードB−2系統ステープル処理について、第64
図のサブルーチンフローに基づき説明する。
デュアルソートを行おうとする場合、デュアルソート不
可能な状態であれば(64−1)、ソートモードを禁止
しく64−2)、警告する。デュアルソート可能な状態
であれば、紙サイズを検知し、前ソート時の紙サイズよ
り、デュアルソートしようとする紙サイズの方が大サイ
ズ、または紙サイズが同サイズのときは、そのまま動作
を継続する。
前ソート時の紙サイズより、デュアルソートしようとす
る紙サイズの方が小サイズのときは(643)、揺動部
を退避させ(64−4)、ステープルを禁止しく64−
5)、動作を継続する。
上記処理はステープル手段401のステープル禁止につ
いて説明したが、ステープル手段401に換えて揃え手
段502に対する動作解除を同様の処理にて行うことも
考えられる。
ステープル処理中のドアオーブン対応について、第65
図のサブルーチンフローに基づき説明する。
ステープル動作中に(65−1)、ステープラドア、ソ
ータドア、ソータ上カバーの総てが閉じている場合、そ
のまま動作を継続し、ステープラドアが開かれた場合は
(65−2)、ステープルシーケンスカウンタを0にし
く65−3)、全負荷をOFFにする(65−4)。
ステープル動作中にステープラドアは閉じられており、
ソータドア、ソータ上カバーの何れかが開かれた場合(
状態1とする。65−5)の処理を以下に説明する。
状B1でチャックユニットが前進中であれば(65−6
)、ステープルシーケンスカウンタを0にしく65−7
)、チャックモータをOFFする(65−8)。
状態lでチャックユニットが前進した後であり、チャッ
ク5OL421cがON後、0.2秒以内であれば(6
5−9)、ステープルシーケンスカウンタを0にしく6
5−10)、チャックSQL 421cをOFFする(
65−11)。
状態lでチャックユニットが前進した後であり、チャッ
クSQLがON後、0.2秒以後の場合(状B2とする
)の処理を以下に説明する。
状態2でチャックユニットが後退中であれば(65−1
2)、ステープルシーケンスカウンタを4にしく65−
13)、動作を継続する。
状態2でチャックユニットが後退した後であり、ステー
プラ閉じ動作中であれば(65−14)、ステープルシ
ーケンスカウンタを5にしく65−15)、動作を継続
する。
状態2でチャックユニットが後退した後であり、ステー
プラ閉じ動作が終了していれば、ステープルシーケンス
カウンタをOにしく65−3)、全負荷をOFFにする
(65−4)。
また、状B1で上下移動モータ409動作中であれば(
65−16)、ステープルシーケンスカウンタを0にし
全負荷をOFFにする。
ステープル開始ビン対応の下降スピード可変について、
第66図のサブルーチンフローに基づき説明する。
現在停止している位置が、ホームポジション以外であれ
ば(66−1)、モータの回転数を高速に設定しく66
−2)、上下移動モータ409をONL下降する(66
−3)。
現在停止している位置が、ホームポジションであれば、
次に停止するビン数により、下降スピードを可変する。
すなわち、停止するビンが1ビン目であるときは(66
−4)、回転数を高速に設定しく66−2)、上下移動
モータ409をONする(66−3)、停止するビンが
2ビン目以上であれば(66−4)、回転数を低速に設
定しく66−5)、上下移動モータ409をONする(
66−3)。
次に、上下移動のスローアップ・スローダウンの機能を
説明する。この機能は、上下移動開始時、移動スピード
を徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動さ
せ、また上下移動停止時、停止するビン位置の手前から
移動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したところ
で、定速移動させ、停止ビン位置で停止させるものであ
る。
第67図のサブ−ルチンフローに基づき説明する。1.
 m S E C毎にコールされるサブルーチンにおい
て、上下移動モータ409のON後(67−1)、スロ
ーアップ動作が終了していなければ(67−2)、サブ
ルーチンコール毎にスローアップカウンタが1カウント
アツプする(67−3)。そのスローアップカウンタの
値に基づき徐々にスピードが増加するよう設定(67−
4)したROM601内スピ一ドデータ群の中からスピ
ードデータをCTC604にセットする(675)。こ
のCTC604からセットされたスピードデータに基づ
いた周波数を発生し、第53図の相信号生成部614へ
送られる。相信号生成部6I4から相信号が定電流ドラ
イバ615へ送られ、上下移動モータ409がスピード
データに対応した回転数で動作する。
スローアップカウンタが、ある設定した値に達したとき
(67−6)、スローアップ動作を本冬了しく67−1
3)、上下移動モータ409は、その後一定の回転数で
動作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始しく677)、サ
ブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが1カウン
トアツプする(67−8)。そのスローダウンカウンタ
の値に基づき、徐々にスピードが減少するように設定(
67−9)したROM601内スピ一ドデータ群の中か
ら、スピードデータをCrO204にセットする(67
−10)。このCrO204から、セットされたスピー
ドデータに基づいた周波数を発生し、相信号生成部61
4へ送られる。相信号生成部614から相信号が定電流
ドライバ615へ送られ、上下移動モータ409がスピ
ードデータに対応した回転数で動作する。
スローダウンカウンタが、ある設定した値に達したとき
(67−11)、スローダウンを終了しく67−12)
、上下移動モータ409は、その後一定の回転数で動作
する。停止するビンにステープラが達したとき、上下移
動モータ409が0FFL、停止し、スローアップカウ
ンタとスローダウンカウンタがクリアされる(67−1
4)。
上下移動異常緩和ルーチンについて第68図のサブルー
チンフローに基づき説明する。
上下移動モータ409の異常を検知した場合、異常検知
のカウント数(68−1)が2度目のときは(68−2
)異常信号を送信してカウントクリアしく68−6)、
サービスマンコールとなる(68−7)。しかし異常検
知が1度目のときは(68−2)、上下移動モータ40
9が上昇時であれば(68−3)、モータ409を再起
動させ(68−4)、動作を継続し、下降時であればジ
ャム信号を送信しく68−5)、次処理に移る。
具体的にはステープル手段401、または揃え手段50
2において何らかの異常が発生すると、例えば単に複写
機本体からの用紙排出を中断させる第1の中断信号と、
複写機本体からの用紙排出を中断させ、かつ異常リセッ
ト信号を要求する第2の中断信号とを発生させ、前記第
1の中断信号を1回目の異常検出時に送信し、また第2
の中断信号を2回目以後の異常検知時送信させるように
することが考えられる。また、前記第1の中断信号をジ
ャム信号とし、第2の中断信号を異常信号とすることも
考えられる。尚、異常とは上下移動モータ409におけ
るものに限らず、ステープル手段401あるいは揃え手
段502を構成する各部における異常状態も含む。尚、
第69図から第79図のフローチャートに各種異常状態
に対応した処理作動を示した。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、異常発生時に用
紙の再給紙を防止し、揃え手段あるいはステープル手段
における不具合を無くすことができるソータ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は同実施例
の平面図、第3図は同実施例の背面図、第4図は揺動装
置の概略を示す斜視図、第5図は揺動装置とビンの関係
を示す平面図、第6図は押圧部材部分を示す斜視図、第
7図は揺動モータ部分を示す平面図、第8図、第9図は
揺動モータの回転角度を移動量との関係を示す図、第1
0図はビンの平面図、第11図はビンの側面図、第12
図はビンの右側面図、第13図、第14図、第15図は
ビンの各部の断面図、第16図はビンの除電ブラシ部分
の側面図、第17図はビンの他の実施例を示す断面図、
第18図はリブの作用を示す説明図、第19図は用紙の
一状態を示す斜視図、第20図はガイド部を示す斜視図
、第21図、第22図、第23図、第24図、第25図
、第26図、第27図、第28図はビンにおける用紙の
状態を示す説明図、第29図はステープラ装置全体の斜
視図、第30図はブラケット部分の平面図、第31図は
ステープラ部分の平面図、第32図はステープラ部分の
正面図、第33図はステープラ部分の側面図、第34図
、第35図、第36図。 第37図、第38図、第39図、第40図、第41図、
第42図、第43図、第44図はステープラ一部分の各
部材の作動を説明する正面図、第45図は送り軸の正面
図、第46図、第47図、第48図、第49図、第50
図はステープラの針カートリッド交換の作動を説明する
正面図、第51図は送り軸の他の実施例の正面図、第5
2図は第51図の送り軸使用時の速度と移動量の関係図
、第53図は制御系のブロック図、第54図、第55図
、第56図、第57図、第58図、第59図。 第60図、第61図、第62図、第63図、第64図、
第65図、第66図、第67図、第68図は本実施例の
作動を説明するためのフローチャート、第69図、第7
0図、第71図、第72図。 第73図、第74図、第75図、第76図、第77図、
第78図、第79図は異常状況発生時の処理作動を説明
するためのフローチャートである。 ioo、iot・・・ソータ手段、300・・・ビン、
401・・・ステープル手段、502・・・揃え手段、
600・・・制御手段。 第1図 第2図 飄 嬉 図 潰 図 第 図 洒 図 /フ 図 弔 図 180゜ 360゜ 運動モーター回転角度 第 図 冠動モーター回乾角戻 第 11図 〜! 1ブ 図 第 14図 15図 第16図 閂 17図 第 図 第 18図 第19図 第201!f 第 図 第 図 第 図 第 四 図 第 図 第26 図 第 図 第 図 富 田 図 第 図 図 21R 第 あ 図 纂 図 石33 図 第37 図 第 図 22N 22p 第39 図 第40 図 第 図 第46 図 第43 図 第44図 〈= 第50 図 i521 移 動 量 纂 弘 図 (a) 第 図(b) 第 図(a) II561!lI(b) 第 図 D 第 図 第 図 CI■D 第 図 C】■D 第61 図 第 図 第62 図 第 弘 図 第 田 図 第 図 第 万 図 第 図 ■ 第 図 第 図 第 元 図 ■

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器本体から排出された用紙を受けて複数のビン
    に配分するソータ手段と、各ビン内の用紙を揃える揃え
    手段と、用紙を綴じる上下可能なステープル手段を有す
    るソータ装置において、前記揃え手段あるいはステープ
    ル手段の異常を検出したとき機器本体に対して用紙の排
    出を中断させる信号を発生する制御手段を設けたことを
    特徴とするソータ装置。
  2. (2)前記信号に、単に機器本体からの用紙排出を中断
    させる第1の信号と、機器本体からの用紙排出を中断さ
    せ、かつ異常リセット信号を要求する第2の信号とを持
    たせ、1回目の異常検出時に前記第1の信号を発生し、
    2回目以後の異常検出により前記第2の信号を発生する
    ように構成したことを特徴とする請求項(1)記載のソ
    ータ装置。
JP1152129A 1989-01-19 1989-06-16 用紙処理装置 Expired - Fee Related JP2791108B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347266A (ja) * 1986-08-08 1988-02-29 Minolta Camera Co Ltd フイニツシヤ付きソ−タ

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JP2791108B2 (ja) 1998-08-27

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