JP2947839B2 - 紙処理装置 - Google Patents

紙処理装置

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JP2947839B2
JP2947839B2 JP31421989A JP31421989A JP2947839B2 JP 2947839 B2 JP2947839 B2 JP 2947839B2 JP 31421989 A JP31421989 A JP 31421989A JP 31421989 A JP31421989 A JP 31421989A JP 2947839 B2 JP2947839 B2 JP 2947839B2
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雅志 嶋田
勉 市之瀬
新 梅田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C1/00Collating or gathering sheets combined with processes for permanently attaching together sheets or signatures or for interposing inserts
    • B42C1/12Machines for both collating or gathering and permanently attaching together the sheets or signatures
    • B42C1/125Sheet sorters combined with binding devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、印刷機等に装備される紙処理装置
に関する。
〔従来の技術〕
画像を形成した転写紙や印刷を終了した用紙(シー
ト)等は一般的には、ソータやスタッカの各ビンに所定
の部数集積され、その集積した一つ々々の束を各ビンか
ら取り出してステープラによって綴じたり、パンチによ
って孔あけしてファスナによって綴じたり、あるいは糊
付けして製本したりしてある。しかし、このようにビン
上に排出されたシート類を綴じたりするためにオペレー
タが一つ々々のビンから取り出して所定の処理を行うこ
とは、効率も悪く面倒でもあることから、昨今ではビン
内において所定の処理、すなわちステープルを行うソー
タ・ステープラとも称される紙処理装置が普及し始めて
いる。
この種の紙処理装置の代表的なものは、特開昭62−29
0655、特開昭62−290677、特開昭63−60871および特開
昭63−116168に開示されているように、各ビン全てにシ
ートが予め設定された枚数排出された後、各ビンのステ
ープルを行うように構成されている。
この場合、ステープルを行うにはビンに排出されたコ
ピー済み用紙を揃えなければ、ばらばらに綴じられるお
それがあり、完全な紙綴じが実行できないため、この種
の複写機では、複数のビンに排出された用紙を揃える機
能を備えているのが一般的である。この紙揃えとステー
プル動作に関しては、ステープル時の生産性の向上を図
ると、上記のように各ビン全てにシートが予め設定され
た枚数排出されるまで待たずに最終原稿のコピー用紙が
第1ビンに排出され、紙揃えを終えたときに、その第1
ビン目よりステープル動作が開始されるように設定する
ことも考えられる。
また、従来、機器本体から排出された用紙を受けて複
数のビンに分配する第1および第2のソータ手段を有す
る所謂デュアル・ソートと称される型のソータ装置を備
えた紙処理装置では、異なるサイズの用紙の仕分けが可
能であるが、揃え手段もデュアルで行えるようにする
と、構成が複雑になり、コストもアップする。従って、
前記紙揃え手段は全ビンの用紙を一度に揃えてしまうよ
うな構成をとっていた。このため、異なるサイズの用紙
を揃えることはできなくなっている。無論、紙揃えが不
完全な用紙の束をステープルしても意味がないことはい
うまでもない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記の従来技術では、複数のビンを2つの
ブロックに分けて、エンドレスにてソート/ステープル
・モードを実行するデュアル・ソート/ステープル・モ
ード時、ステープル手段の動作により第1ブロック内に
おいて、用紙のビン上の載置位置がばらつき、第2ブロ
ックへソーティングされた用紙の紙揃えが、前記第1ブ
ロックの用紙のばらつきにより完全に行われないという
問題点があった。
また、上述の従来技術にあっては、異なるサイズの用
紙に対するデュアルソートができないため、操作の効率
が悪いという問題があった。
さらには、予め設定されたビンの全てにコピーをソー
トする前に、最終原稿のコピー中に転写紙が切れて全部
のビンにソートすることができなかった場合には、最後
に排出されたビンまでステープルを行う。転写紙を補給
後、コピーしてステープルの続きを行うことになるが、
ステープルする前には必ず紙揃えを行う必要がある。こ
のため、転写紙補給前にステープルが完了したビンに対
しても紙揃えを実施することになるが、前記のようにス
テープル後の用紙束のビン上の載置位置がばらついてい
るためにビン数が多くなると紙揃え装置を駆動するモー
タの負担が大きくなり、これに備えて大トルクのモータ
を用意しておかねばならない。しかし、このようなモー
タはコスットが高いばかりでなく、大きい場合が多いの
で、スペースファクタ的にも不利になるという問題があ
る。
従って、本発明の第1の目的は、確実に用紙の紙揃え
を行ってステープル動作ができる紙処理装置を提供する
ことにある。
また、本発明の第2の目的は、異なるサイズの用紙で
も仕分け動作ができる紙処理装置を提供することにあ
る。
さらに第3の目的は、小トルク低コストでスペースフ
ァクタ的にも不利になることがない小型のモータで充分
紙揃えができる紙処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1および第3の目的は、複数のビンと、これら
のビン上に排出された用紙を揃える揃え手段と、各ビン
上の用紙を綴じるステープル手段とを有する紙処理装置
において、上記揃え手段と別個に設けられ、上記揃え手
段により揃えられた用紙を上記ステープル手段に移動
し、ステープル後、ピン内に戻す用紙移動手段と、上記
揃え手段と上記用紙移動手段とをそれぞれ駆動する別個
の駆動手段と、上記ステープル手段により用紙が綴じら
れた後も用紙に対して上記揃え手段を作動させる制御手
段を備えている第1の手段によって達成される。
上記第2の目的は、機器本体から排出されて用紙を受
け入れる複数のビンを有し、上記同一のビンには1種類
の用紙のサイズを配分するソータ部と、上記複数のビン
の配列方向に延びた揃え面を有し、該揃え面により上記
各ビンに排出された用紙の端部を押して揃える揃え手段
と、各ビンの用紙を綴じるステープル手段とを有し、上
記ソータ部は、1種類の用紙のサイズを配分したビンか
らなる第1のソータ部と、上記第1のソータ部のビンに
排出されている用紙と異なるサイズを受け入れているビ
ンからなる第2のソータ部を有する紙処理装置におい
て、上記第1および第2のソータ部に排出された用紙の
サイズ情報を検出するサイズ情報検出手段および機器本
体から排出される用紙のサイズ情報信号を機器本体より
受信するサイズ情報信号検出手段の少なくとも一方を備
えるとともに、上記サイズ情報検出手段もしくはサイズ
情報信号検出手段からの第1および第2のソータ部にお
ける用紙のサイズ情報が異なった場合に、上記ステープ
ル手段の作動を禁止する制御手段を備え、上記制御手段
により、用紙のサイズ情報が異なっていて上記ステープ
ル手段の作動を禁止した場合にも、機器本体からの用紙
の排出動作を継続するようにした第2の手段によって達
成される。
上記第2の目的は、上記第2の手段において、上記制
御手段が、上記サイズ情報により上記第2のソータ部へ
排出中に第1のソータ部に排紙された用紙のサイズより
第2のソータ部に排紙された用紙のサイズが小さいこと
が判明したときには、第2のソータ部に排紙された用紙
束に対する上記ステープル手段の動作を禁止するように
設定されている第3の手段によって達成される。
上記第2の目的は、上記第2の手段において、上記制
御手段が、上記サイズ情報により上記第1のソータ部へ
排出中に第2のソータ部に排紙された用紙のサイズより
第1のソータ部に排紙された用紙のサイズが小さいこと
が判明したときには、第1のソータ部に排紙された用紙
束に対する上記ステープル手段の動作を禁止するように
設定されている第4の手段によって達成される。
上記第3の目的は、機器本体から排出された用紙を受
け入れて複数のビンに分配する第1および第2のソータ
部と、上記複数のビンの配列方向に延びた揃え面を有
し、該揃え面により上記各ビンに排出された用紙の端部
を押して揃える揃え手段と、各ビンの用紙を綴じるステ
ープル手段とを有する紙処理装置において、上記第1お
よび第2のソータ部に排出された用紙のサイズ情報を検
出するサイズ情報検出手段および機器本体から排出され
る用紙のサイズ情報信号を機器本体より受信するサイズ
情報信号検出手段の少なくとも一方を備えるとともに、
上記サイズ情報検出手段もしくはサイズ情報信号検出手
段からの第1および第2のソータ部における用紙のサイ
ズ情報が異なった場合に、上記揃え手段の動作を行わな
いように設定された制御手段を備え、上記制御手段によ
り、用紙のサイズ情報が異なっていて上記揃え手段の動
作を禁止した場合にも、機器本体からの用紙の排出動作
を継続するようにした第5の手段によって達成される。
上記第3の目的は、上記第5の手段において、上記制
御手段が、上記サイズ情報により上記第2のソータ部へ
の排出中に、第1のソータ部に排紙された用紙のサイズ
より第2のソータ部に排紙された用紙のサイズが小さい
ことが判明したときには、上記第2のソータ部に排紙さ
れた用紙束に対する揃え手段の動作を行わないように設
定されている第6の手段によって達成される。
上記第3の目的は、上記第5の手段において、上記制
御手段が、上記サイズ情報により上記第1のソータ部へ
の排出中に、第2のソータ部に排紙された用紙のサイズ
より第1のソータ部に排紙された用紙のサイズが小さい
ことが判明したときには、上記第1のソータ部に排紙さ
れた用紙束に対する揃え手段の動作を行わないように設
定されている第7の手段によって達成される。
〔作用〕
第1の手段にあっては、転写紙のストックがなくなっ
て所定ビン数コピーをソートできなくなり、ステープル
が途中で中断された場合でも、ステープル中断以降のビ
ンに対しても紙揃えを実行するので、転写紙を補給して
コピーをソートしステープルする際には、一度に複数の
ビンに対して紙揃えを行う必要がなくなる。これによ
り、モータの負荷が軽くなり、小トルク低コストの小型
のモータで確実に用紙の紙揃えを行った後、ステープル
動作を行うことができる。この効果は、前述したデュア
ル・ソート/ステープルモード時の用紙の紙揃えおよび
綴じ動作に際し、それらの動作を確実に行わしめること
に特に貢献する。つまり、用紙が綴じられた後も用紙に
対して用紙揃え手段を動作させる構成にすることによっ
て、デュアル・ソート/ステープルモード時の用紙の揃
え動作に際して、一度に複数のビンに対して用紙の揃え
動作を行う必要がなくなると共に、小トルク低コストの
小型のモータを用いて確実にステープル済みの用紙の揃
えを行える。
第2〜4の手段にあっては、複数のビンに対して複数
のビンの配列方向に延びた揃え面で各ビン上の用紙端を
押して紙揃えするものにおいて、それぞれのソータ部に
異なるサイズの用紙が排出されたときにステープルを禁
止するので、紙揃えがなされていない用紙束に対して不
必要なステープルが実行されることがなくなり、かつ用
紙のサイズが異なっても排紙処理のみは継続されるの
で、異なるサイズの用紙を仕分けること、言い換えれ
ば、デュアルソートが可能になり、排紙処理の操作性が
向上する。
第5〜7の手段にあっては、紙揃えが実施されていな
い用紙の束に対してはステープルしても意味がなくなる
ので、ステープルおよび紙揃えを実行せず、かつ用紙の
サイズが異なっても排紙処理のみは継続されるので、異
なるサイズの用紙を仕分けること、言い換えれば、デュ
アルソートが可能になり、排紙処理の操作性が向上す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す本実施例の正面図のように、機器本体の
一例である複写機より排出されたコピーの受入口には入
口ガイド板104a,104bが設けられ、これに続いて上方へ
コピーを搬送するためのガイド107,109,110,111、搬送
ローラ106,108,112,113、切換爪115が設けられている。
切換爪115の作動による上側の経路は、ガイド板114から
排紙ローラ対117,118及び排紙トレイ119が設けられ、切
換爪115の作動による下側の経路は、ガイド板120から上
下方向に平行に尻上がりに設けられた複数枚(図の例で
は20枚)のビン300のコピー挿入側に沿うコピー縦送り
経路に続いている。
縦送り経路の各ビンに対応する位置には偏向爪164お
よび搬送ローラ162、排出ローラ163のローラ対が設けら
れており、搬送ローラ162の適宜の間隔で設けられた複
数個のものには、コピー縦送り経路を挟んで従動ローラ
165が圧接している。上記の搬送ローラ106,108,112,11
3、排紙ローラ117,118、搬送ローラ162、排出ローラ163
はドライブモータ200により駆動される。
第2図に示す本実施例の平面図のように、ビン300の
群の側方には後述するステープル手段であるステープラ
401、ステープラ401まで用紙を寄せる装置(以下チヤツ
キング部)402およびステープラ401、チヤツキング部40
2を各ビンまで移動する上下移動機構で構成されるステ
ープラ装置(綴じ手段)400が配置されている。
また、ステープラ装置400が配置された側と反対側の
ピン300の群の側方には、ステープルする前の用紙を揃
える揃え手段をなす押圧部材502(後述する)と、この
押圧部材502部分を用紙のサイズに合つた場所に移動さ
せる装置で構成される揺動装置500が配置されている。
第3図は、第1図の反対側から見た背面図である。第
3図では、第1図で表現出来なかつたものについて説明
する。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、それぞ
れ10ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手
段101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100にビンセンサ176,179と、排紙セン
サ177,178があり、下のブロツク(第2のソータ手段)1
01にビンセンサ181,184と排紙センサ180,183がある。こ
れらのセンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタから
なる透過式の光学検知センサである。コピー(=用紙)
が排出されたかどうかを検出するのが排紙センサ177,17
8,180,183であり、ビン300にコピーがあるかどうかを判
別するのがビンセンサ176,179,181,184である。このよ
うなビンセンサ176,179,181,184により、上ブロツク100
にコピーが乗つていれば下ブロツク101を使用するとい
うことが可能になつている。
次に、上述した実施例の作動を説明する。
複写機から排出されたコピーは、入口ガイド板104a,1
04bから挿入され、ガイド板107,109,110,111、搬送ロー
ラ106,108,112,113により上部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ119に排出するモー
ド)であるとすると、切換爪115が下がついて、コピー
はガイド板114に沿つて、排紙ローラ対117,118により排
紙トレイ119に排出される。
また、今、ソートモード(ページ順に仕分けるモー
ド)およびスタツクモード(ページ毎に仕分けるモー
ド)であるとすると、切換爪115が上がつていて、ガイ
ド板120に沿つて下方に搬送される。搬送ローラ162と従
動ローラ165によつて搬送されたコピーは、偏向爪164が
作動している個所のビン300に排出される。偏向爪164
は、モード(ソートまたはスタツク)に合つた動きを行
う。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪164が作動し
て、第1ビン300に排出し、ページ目の2枚目のコピー
は2ビン目の偏向爪164が作動して、第2ビン300に排出
する。また2ページ目の1枚目は第1ビン300に、2枚
目は第2ビン300にそれぞれ排出される。このようにし
てソートモードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・・
・というようにページ順に排出される。
スタツクモードの時は、1ページ目のコピー全部を第
1ピンに排出し、2ページ目のコピーを第2ビンに排出
させるように偏向爪164が作動する。このようにして、
スタツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピ
ーが排出され、ページ毎に仕分ける。
このように仕分けられたコピーに対してステープルを
行うために必要な構成について、以下に説明する。コピ
ーのステープルを行うためには、複数のコピーは揃えら
れていなければならない。そのため、本実施例のソータ
には、以下第4図〜第8図に基づいて説明する揺動装置
が備わつている。
第4図は揺動装置の概略を示す斜視図、第5図は揺動
装置とビン300との関係を示す平面図である。
各ビン300の一側縁部には、ビンフエンス316がそれぞ
れ立設されているとともに、このビンフエンス316が設
けられている縁部と直交関係にある他側縁部に、ビン後
端立上がり部308が立設されている。また上記ビンフエ
ンス316が設けられている縁部と反対側の縁部には、切
欠部311が設けられている。この切欠部311は、前記フエ
ンス316に向かつて所定長さにわたり延在するように設
けられている。これら各ビン300に設けられている各切
欠部311内を上下方向に突き通すようにして、横断面角
形状をなす主軸501が立設されている。この主軸501の途
中部分には、各ビン300に対応する位置に、用紙束の端
面部に当接して位置揃えを行う押圧部材502が複数取り
付けられている。これらの各押圧部材502には、第6図
に示すように、前記フエンス316に対向する押圧弾性部
材502a,502bが備えられている。そして、この押圧弾性
部材502aの弾性により、押圧部材502及びビン300の取付
け上のバラツキを吸収するようになつている。また、用
紙が上方にカールしたとき、その用紙のカールを押圧弾
性部材502bにより押さえ、押圧部材502を確実にシート
束の端面部に当接して位置揃えを行う。
さらに前記主軸501の上端部および下端部には、L形
状に形成されているブラケツト505および506の一片部が
それぞれ取り付けられているとともに、前記ビン300の
上方領域および下方領域には、前記切欠部311の延在方
向とほぼ同方向に延びるタイミングベルト507および508
がそれぞれ配置されている。そして、これらの各タイミ
ングベルト507および508に対して各ブラケツト505,506
の各他片部がそれぞれ固定されている。上記各タイミン
グベルト507および508がそれぞれ掛けられているプーリ
509,510、および511,512,513のうち、駆動側のプーリ50
9および511は、上下方向に延在されるように設けられて
いる駆動軸514の両端部にそれぞれ固定されている。下
側タイミングベルト508はサイズ移動モータ515の出力軸
に設けられたプーリ513に掛けられている。
第4図に示すように、押圧部材502の位置はソータに
固定されたサイズ検知板530と、下側ブラケツト506上の
サイズ情報検出手段であるサイズ検知センサ531によ
り、検出されるようになつている。
下側のブラケツト506上には、第4図に示すように揺
動モータ520が設置されている。この揺動モータ520の出
力部には、偏心軸520aが上方に突出するように設けられ
ている。一方、前記主軸501の下端部には、揺動アーム5
21が上記揺動モータ520側に向かつて突出するように取
り付けられている。この揺動アーム521に形成された長
溝部521a内には、前記偏心軸520aが遊嵌状態で装着され
ている。したがつて前記揺動モータ520が回転すること
によつて揺動アーム521が揺動され、その揺動力が主軸5
01を介して各ビン300に対応する押圧部材502に伝達さ
れ、この押圧部材502の各押圧弾性部材502aが、第5図
の実線で示される位置と一点鎖線で示される位置との間
において、第8図に示すように、正弦的に揺動するた
め、上支点で揺動速度が緩くなるようになつている。ま
た押圧弾性部材502aの一点鎖線で示される位置は、シー
ト束をフエンス316に確実に押し付けるためにシート端
面よりある一定の食い込み量を持つように設定されてい
る。
上述のように揺動装置500は、ユニツト化されサイズ
移動モータ515により揺動ユニツト全体を移動すること
ができるようになつている。
前記揺動装置において画像形成装置側から送り出され
るサイズ信号を受け取ると、サイズ移動モータ515によ
つて上下のタイミングベルト507,508が搬送され、これ
により主軸501に取り付けられている押圧部材502が用紙
束の一側面部に向かつて往動する。そして、サイズ検知
板530およびサイズ検知センサ531により揺動ユニツトを
所定位置まで移動させる。
次に揺動モータ520が半回転分(180゜)だけ正転し、
その後、反転しホームポジシヨンに戻ることによつて揺
動アーム521は1回揺動され、その揺動力が主軸501を介
して各押圧部材502に伝達される。これにより押圧弾性
部材502aが第5図の実線で示される位置から、一点鎖線
で示される位置に揺動される。また第9図に示したよう
に揺動モータ520が180゜以上正転し、その後、反転しホ
ームポジシヨンに戻ることにより、1工程で2回揺動す
ることも容易に行える。
そして、上述した揺動により用紙束の一側端面に対し
て押圧部材502の押圧弾性部材502aが当接することによ
り、用紙束の反対側の端面部がフエンス316側に押し付
けられ、その結果、前記用紙束の一側面部の位置揃えが
行われるとともに、押圧部材502の揺動力によつて前記
用紙束の一側端面部と直交関係にある他側端面が、ビン
立上がり部308に当接するように矢印A方向に向かつて
押し込まれ、その結果この用紙束の他側端面部の位置揃
えが行われることになる。
従つて、用紙束は両方向にわたつて良好に位置揃えが
行われる。なお、この場合、揺動を揺動モータ520の正
転および反転で行つているため、正転でシートが押し切
れなかつた場合でも反転により容易にホームポジシヨン
に戻うことができる。
以上の動作でビン300上に排出された用紙を端部へ良
好に揃えることができる。
位置揃えが行われた用紙束は、ステープル動作などの
各種後処理が実行された後に第5図の矢印X方向に取り
出される。この取り出し方向には、取り出しの支障とな
るものは何ら存在しないので、用紙取り出し動作は容易
に行われることとなる。
またビン300にも用紙揃えおよびステープルを良好に
行うための種々の工夫がされている。
以下、第10図〜第28図に基づいてビン300の構造につ
いて説明する。第10図にビン300の平面図、第11図に側
面図を示す。第10図のほぼ中央にある切欠部311は、揺
動の主軸が用紙サイズに合わせて移動するためのもので
ある。前記切欠部311の横に位置している凸部2箇所301
は前記揺動の主軸501に取り付けられた揺動板502(第15
図)が入る溝部を作るためにある。第15図に示すように
凸部301を設けることにより用紙Pが持ち上げられ、揺
動時、確実に用紙Pを寄せることができるようにしてい
る。
第17図のように凹部321を設けることで同様の効果も
出せる。
また第15図に示すように凸部301を設けると、排出し
た用紙Pを腰づけすると言う役割を同時に行うことにな
り、用紙Pの揺動および揃えを良好に行わせる効果もあ
る。
ビン300のリブ302bは排出された用紙が切欠部311に潜
り込まないように考慮されている。
第13図は切欠部311付近のリブ302bの断面図である。
第13図でもわかるようにリブ302bはビン300の上下に突
出しており、積載されるべき用紙Pが下に潜り込まない
ように、また、これと同時に上位ビンの切欠部へ入り込
まないようにしている。前記リブ302bの配置も用紙サイ
ズの端面より10mm中に入つた付近に設定され、特に切欠
部311に入り易い用紙の端面を確実にガイドするよう考
慮されている。
また第13図中で、ビン上側のリブの形状が片側になだ
らかな三角形状を形成しているのは、チヤツキングして
きた用紙束をステープルした後、吐き出した時に、吐き
出された用紙Pが前記302b等のリブに引つ掛からないよ
うにガイドするためである。前記リブ302bはビン立上が
り部308付近では、例えば第14図に示すような低いリブ
になつており、切欠部まで徐々に高くされている。これ
は積載枚数を多く確保するためである。
本実施例のビン300にはコピー積載枚数を向上させる
ため、第16図に示すように除電ブラシ322が取り付けら
れているが、排出された用紙Pがカール等により除電ブ
ラシ322に引つ掛かり、スタツク性および揃え性に悪影
響を与える危険がある。しかしリブ302cを設けることに
より、排出された用紙Pが確実に除電ブラシ322に引つ
掛からないようにガイドすることで、前記不具合を解決
できる。またこのリブ302cも用紙Pの各サイズの両端を
押さえるような配置になつている。
第11図において、下側に出ているリブ302eは第18図に
示すように、用紙Pの端面を押さえる役目をしており、
カールの用紙等に対し、チャツク部前進時、積載された
用紙Pにぶつかることなく確実にチヤツクレバー421に
よりチヤツキングできる。
第20図でビン300に取付けられたガイド部材317は、ビ
ン300上に積載された用紙Pをチヤツキング部にてステ
ープラ部まで移動する時に用紙Pが確実にステープラ部
の開口323に入るようにガイドしている部材である。こ
のガイド部材317が無いと第22図に示すように、用紙P
が第22図中のからへ移動する時にステープラ開口部
323へ引つ掛かる危険がある。特に第19図に示したよう
なカール大なる用紙Pとか積載枚数が多くなつた時に、
この不具合が多くなる。しかし、前記ガイド部材317を
付けることにより、第21図中に示す用紙Pの状態、すな
わち,,のようにステープラ開口323に確実にガ
イドされるようになり、前記不具合は解決する。
第11図でビン300の下側に出ている凸部307は用紙Pの
カール押さえ用である。ビン300上へ排出された用紙P
は一方向に揃えられるが、カールが大きい用紙Pは、ビ
ン側方に設けられたビンフエンス316(第12図)を乗り
越えたりして揃え性を悪くする。前記凸部307は用紙P
のカール等を押さえ、良好に揃えが行えるよう設置され
ている。第23図と第24図はカール押さえ部307がある時
とない時のモデルケースを示す。図中の用紙Pにおける
,,の状態は用紙Pの揃えが行われた時の経時的
な状態を段階的に示している。
第10図に図示されている切欠部310は、チヤツキング
部がビン300上に揃えられた用紙Pをチヤツクするため
の切欠部である。
ビン300はある角度を持つてソータ部へ取り付けられ
ている。これは排出された用紙Pの排出方向の揃えを、
揺動板502の回転油動によるものと、用紙Pの自重落下
によるもので行わせるためで、例えば、本実施例では25
゜の傾きを持たせてある。
排出方向の揃え制度を上げるためとスタツク性向上の
ために、ビン300の立上がり部308の形状は第25図のよう
になつている。ビン300の底面に対し任意の垂直部を設
け、その延長からビン300の底面に対し90゜より鋭角に
なつた部分を設けている。これは立上がり部308に用紙
Pが積載されて来た時、曲がり部Bにてカール等を押さ
えて良好に揃え、スタツクを行わせるためである。用紙
が積載された状態を第26図に示す。
第27図および第28図には、立上がり部が垂直に延びた
だけの形状、および用紙Pが積載された状態が示されて
いる。この形状であると、カールした用紙が排出されて
来た時、カールが押さえ切れずに立上がり部308aを用紙
Pが乗り上げるようになり、ジヤム等の不具合が発生す
る。
第12図はビン300の右側面図であり、受け台に取り付
けられた状態を示す。同図において、315a,315bは側板
を示し312a,312bはビン受け台を示す。ビン300はビンフ
エンス316側のビン受け台312aに固定され、もう片側の
ビン受け台312bによって僅かな間隙を持ちながら支えら
れている。この場合、ビンフエンス316側を固定するこ
とでステープルの位置がばらつかないようにできる。ま
たビン受け台312b側に設けられた僅かな間隙はビン300
の熱膨張を吸収するためのものである。
次にステープラ装置400について説明する。
多段にわたつて設けられた用紙堆積用のビン300の側
部には、第29図および第30図に示されるようなステープ
ラ装置400が配置されている。このステープラ装置400に
おいては、ステープラ401および用紙引き寄せ装置402
が、板状のブラケツト403の下面部から垂下されるよう
にして、それぞれ固定されている。ステープラ401は、
図示を省略した各ビン300上に堆積される仕分け後の用
紙束のそれぞれに対して、ステープルを打ち込むもので
あり、用紙引き寄せ装置402は、上記各ビン300上の用紙
束を把持して、ほぼ水平方向に移送させるものである。
前記ブラケツト403の両端縁部分403a,403bは、上方向
および下方向にそれぞれに折曲されており、これらの両
端縁部403a,403bにローラ404aおよび404bが回転自在に
取り付けられている。前記ローラ404aおよび404bは、ビ
ン300の側部に沿つてほぼ平行に立設された2つのガイ
ドレール405a,405bの溝部内に上下方向に転動されるよ
うに装着されており、これにより前記ステープラ401お
よび用紙引寄せ装置402が各ビン300の側部に沿つて上下
方向に一体的に往復移動されるようになつている。さら
にビン300の側部に沿つてほぼ平行に2つの駆動ベルト4
06a,406bが張設されている。これらの駆動ベルト406a,4
06bに対して前記ブラケツト403の両端縁部分403a,403b
がそれぞれねじ止め固定されている。上記各駆動ベルト
406a,406bは、上下方向に所定間隔離して配置された2
つのプーリ407a,407c間および407b,407d間にそれぞれ掛
け渡されている。下側のプーリ407c,407dは共通の軸408
によつて一体的に回転されるように連結されている。
そして、駆動モータ409の回転駆動力は、出力軸に固
定されたプーリ410および動力伝達ベルト411を介してプ
ーリ412に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車413、こ
の駆動歯車413に噛み合わされる歯車414を順に介して、
前記支軸408の一端部に固定された駆動プーリ414に対し
て伝達される。このような駆動力伝達機構によつて、前
記駆動ベルト406a,406bが搬送駆動され、それにより前
記ステープラ401および用紙引寄せ装置402の上下方向の
移送動作が行われる。
さらにまた、前記ブラケツト403の一方側の端縁部分4
03aに対して、位置センサ415が取り付けられているとと
もに、検知板416が前記位置センサ415に挟まれるように
して立設されている。前記検知板416には、位置を表示
する突起416aが各ビン300位置に対応するようにして所
定間隔をなして形成されている。このような位置検知機
構によつて前記ステープラ401および用紙引寄せ装置402
が各ビンの設置位置に停止されるように制御される。
第29図における突起403cとセンサ403dは、ブラケツト
403の上限位置を決めるためのものであり、403cがセン
サ403dの中に入ると、モータ409での上昇を停止する。
第31図は上述したステープラ装置400の動きを判り易
くするための説明図であり、ビン300上に排出された用
紙423cとチヤツク部421の動きとステープラ401の位置を
説明する。
ビン300上に排出された用紙423cは423dで示すような
位置に排出される。その後、別記する揺動装置にてフエ
ンス316に当接する位置に揃えられる。その後でコピー
が終了し、ステープルが開始されると、チヤツク部421
が実線の位置から一点鎖線の位置に移動し、チヤツク部
421を閉じて紙423cを挟み、また実線の位置まで戻る。
この動作により用紙423cは423fの位置まで移動し、ステ
ープラ401にビン300上に、ある枚数がステープルされ
る。その後チャツク部421が開き、後記する戻し板で用
紙423cは423eの位置から423dの位置の範囲に戻される。
これで1つのビン300に対する仕事が終了し、次のビン3
00へ行き、この動作を繰り返す。それらの動作の詳細に
ついてはこの後で説明する。上述した用紙引寄せ装置40
2は、第32図に示されるように、用紙束を把持するチヤ
ツク部421と、このチヤツク部421をほぼ水平方向に往復
移動させる往復移動機構422とを備えている。前記チヤ
ツク部421において、基板421aに対して一対の揺動アー
ム421z,421sが揺動自在に取り付けられており、この揺
動アーム421z,421sがソレノイド421cにより作動される
ことによつてチャツク421y,421mが用紙を把持するよう
に作動する。
往復移動機構422には、前記チヤツク部421を用紙束側
に進退せしめる送り軸422aが設けられている。この送り
軸422aの両端部に突設される両支軸は、コ字状をなすよ
うに形成された枠体422bの両片部に対して回転自在に支
承されている。前記送り軸422aの各支軸の一方側は、枠
体422bの一片部を貫通してさらに所定量突出しており、
その突出部分には、第33図に示すように、プーリ422cが
固定され、そのプーリに丸ベルト422dが2本掛けられて
いる。これにより、送り軸422aは中継プーリおよびギヤ
422eを介して駆動モータ422fにより駆動される。
また前記送り軸422aの外周面には、ボールネジを構成
する送り捩子部が刻設されており、この送り捩子部に対
して前記基板421a側に固定されたボス部421hが螺合して
いる。すなわち駆動モータ422fの出力により送り軸422a
が回転駆動され、この回転力によつて前記基板421aが往
復移動するようになつている。また前記枠体422bには、
所定間隔離して2つの位置センサ422j,422kが前方位置
および後方位置にそれぞれ設置されているとともに、前
記ボス部421h側には、前記両位置センサ422j,422kの検
知対象としての検知板422mが立設されており、これらの
各位置センサ422j,422kの間で前記チヤツク部421が往復
移動するようになつている。
このような構成を有する実施例において、ステープル
モードが開始されると、まず第29図に示す駆動ベルト40
6a,406bによつてステープラ401および用紙引寄せ装置40
2が一体的に上下動させられ、ステープラ401および用紙
引寄せ装置402がステープルを打ち込むべき用紙束を堆
積する所定のビン300に向かつて移送され、位置センサ4
15からの信号に基づいて所定のビン300に近接する位置
に停止させられる。このときには、ソレノイド421cはオ
フされており、したがつて両揺動アーム421z,421sおよ
びチヤツク421y,mは開放状態に置かれている。次に、駆
動モータ422fの出力により、送り軸422aが回転駆動さ
れ、この回転力によつてチヤツク部421が用紙束に向か
つて往動する。第45図は送り軸422aの外周面に刻設され
た溝部430を示す図である。この溝部430に入り込んだ球
431が送り軸422aの回転により溝部430にガイドされて往
復運動が行われる。送り軸422aの両端部は180゜以上の
空転部432を設け、空転部432の溝端部がストツパになつ
ていて、回転の慣性による停止位置のバラツキをなくし
ている。
前記の駆動伝達方式を丸ベルト422dで行うことによ
り、前記球431が溝端部に当たつた時の衝撃をスリツプ
にて吸収することができ、衝撃による不具合を解消でき
る。本実施例では丸ベルと422dにて説明したが、他に平
ベルト等、摩擦伝達方式も同様のことが言える。
第51図は、第45図の溝部の他の実施例を示す展開図で
ある。同図において、回転角度に対する進み量を変える
ことにより、移動時の速度制御を行つている。すなわ
ち、本実施例の場合、全移動量を2回転(720゜)で移
動させており、仮に移動量Aを42mmとした場合、90゜回
転した時の移動量B=3mm、次の90゜回転した時の移動
量C=4mm、次の90゜回転した時の移動量D=6mm、次の
90゜回転した時の移動量E=7mmと最初の1回転で徐々
に加速し、次の1回転で前記1回転で加速した割合と同
じように減速させて停止させている。第52図は以上の説
明をグラフ化したものである。以上のような速度制御を
行うことで、チヤツク部421が揃え済みの用紙束423cを
チヤツク421y,421mで把持し、ステープル位置まで復動
する時のスタート時と停止時の慣性による用紙束423cの
バラツキを防いでいる。
そしてチヤツク421y,421mが用紙束を把持可能な位置
まで移動すると、そこで停止し、それと同時にソレノイ
ド421cがオンされる。ソレノイド421cのオンによつてチ
ヤツク421y,421mが第35図に示されるように閉じられ、
チヤツク421y,421mに用紙束の端縁部分が把持される。
この時の動きを第32〜38図に基づき具体的に説明す
る。装置は第32,34図から第35,36図の状態へ移動する。
すなわち、ソレノイド421cがONするとレバー421lが421d
を支点に回動する。レバー421lに掛止したスプリング42
1kによりレバー421jが421wを支点にして時計方向に回動
する。またレバー421jにはギアA421gが固定されてお
り、かつギアB421wと噛合しているので、動きが伝わ
る。ギアB421wはレバー:上421zに固定されており、レ
バー:上421zは421xを支点にして反時計方向に回動し、
421t部では下方への動きとなり、421tで軸支されたチヤ
ツク:上421yは下方に動く。またチヤツク部は前方に出
ている状態であるため、第36図に示すようにピン421vが
戻し板422zの切欠部422wに落ち込む。
また、ギアB421wはギアC421pと噛合しているため、ギ
アC421pも時計方向に回転し、それに固定されたレバ
ー:下421sも421rを支点に時計方向に回動し、421n部で
軸支されたチヤツク:下421mは、第35図に示すように、
上方に動く。スプリング421fはレバー:下421sを反時計
方向にひいているが、弱いのでこのように動く。
チヤツク:上421yとチヤツク:下421mの定位置からの
移動量はギアA421g,B421w,421pの歯数の回転支点と作用
点の長さにより決まる。
本実施例の場合ギアA421gの歯数は40,ギアB421wの歯
数は32枚、ギアC421pの歯数は56枚であるので、ギアそ
れぞれの移動量を比率で表すと、A:B:C=1:1.25:0.7と
なる。またレバー:上421zの支点421xと作用点421tの距
離は52mm、レバー:下421sの支点421rと作用点421nとの
距離は37mmであるため、移動比としては、1.25×52:0.7
×37となり、2.5:1の比率で動く。すなわちチヤツク:
上が2.5下に動くとチヤツク:下が1上に動くことにな
る。
また、チヤツク:上、下421y,421mで挟むチヤツク力
は、ソレノイド421cに取付けられたスプリング421kの力
で決まる。
第32図でもわかるように、チヤツク:上、下421y,421
mで挟まれる厚みが厚くなるにつれ、スプリング421kは
伸びるようになつている。つまり、チヤツク部421で挟
む用紙の枚数が多くなるにつれ、チヤツク力が高くなる
ように考慮していて、チヤツク力不足によるずれ等の不
具合を無くしている。
次に駆動モータ422fの逆転によりチヤツク部421は、
用紙束を把持したまま第37図に示されるように元の位置
に復動され、それによつて用紙束がほぼ水平方向に平行
移動されてステープラ401側に引き寄せられる。そして
記録用紙束の端縁部分がステープル可能な位置まで移送
されると、そこで停止される。
第34図、第36図、第38図は戻し板部が見えるようにし
た図である。
この時、戻し板は切欠部422wとピン421vが引つ掛かつ
ているため、モータの逆転により第38図に示す位置に移
動する。戻し板422zは戻し板ブラケツト422xの切欠422t
に戻し板422zに設けたピンを入れ、戻し板422zに設けた
切欠422rに、戻し板ブラケツト422xを設けたピン422pを
入れてある。
また、戻し板ブラケット422xは枠体422bに固定されて
おり、戻し板ブラケツト422xと戻し板422zはスプリング
422nにて係合されている。従つて戻し板422zは駆動モー
タ422fの逆転により第36図から第38図の状態になり、戻
し板422z自体には第38図で左方向にスプリング422nで引
つ張られた形となつている。その後、ステープラ401に
より用紙束の端縁部分に対してステープルの打ち込みが
行われることとなる。
ステープル動作が終了すると、ソレノイド421cはOFF
する。それにより今まで閉じていたチヤツク:上421y,
チヤツク:下421mは開くことになる。この時の動きはス
プリング421fの力により第37図の状態から第32図、第34
図の状態に戻る。
また、戻し板422zに引つ掛かつていたピン421vも外れ
るため、戻し板422zはスプリング422nによる引つ張ら
れ、第38図から第34図の状態に戻り、その時に用紙束を
元の位置に戻すような働きをする。
第43図に戻し板422zと戻し板ブラケツト422xおよびス
プリング422nとの関係を示す。戻し板422zの先端はビン
間より広くとるようにして確実に用紙をビン300上へ戻
すよう考慮されている。また、戻し板ブラケツト422xの
一部はビン300に向かつて斜め方向へ突き出ている。こ
れは第44図に示すように、腰の弱い用紙とかカール大の
用紙P等を戻す時、戻し板422zに押されて上へ逃げる恐
れがあるので、その不具合の対策としてのガイド板であ
る。このようにして確実にステープル済みの用紙Pをビ
ン上へ戻している。
その後、ステープラ401および用紙引寄せ装置402は次
のビンに向かつて下方に移送され、そこで上記と同様な
ステープル動作が繰り返し実行される。
第39図に示されるように、各ビン300における前記ス
テープラ401側に対面される端縁部分には、記録用紙束
の紙揃えを行うビンフエンス316が前記ビン300から立ち
上がるようにして設けられている。このビンフエンス31
6の下端縁部分は、ビン300の下面側に沿つて設けられた
支軸425に回転自在に取り付けられており、これにより
ビンフエンス316が第40図に示される開放位置まで傾倒
されるようになつている。前記支軸425の両端部分は、
ビン300の両端縁部分に下方に向かつて形成された軸受
片部423bにより回転自在に支承されている。また、前記
支軸425には巻きばね426が装着されている。この巻きば
ね426の両巻き端部分は、ビン300の下面側およびビンフ
エンス316の背面側にそれぞれ当接されて係止されてお
り、巻きばね426の回転力によつてビンフエンス316が立
上がり方向の付勢力を受けるようになつている。
さらに、前記ビンフエンス316は、フエンス傾倒部材
を介して前記ステープラ401の上下動に従つて開放され
るようになつている。このフエンス傾倒部材は、前記支
軸425側に取り付けられたフエンス可動板427と、ステー
プラ401側に設けられたフエンス解除板428とからなつて
いる。
前記フエンス可動板427はビンフエンス316の一片部分
424aに扇状に開かれた孔へ、フエンス可動板427の一部
が入つており、フエンス可動板427が下方向に回動する
と、ビンフエンス316の一片部316aの扇状の孔の下部が
当接し、これによりビンフエンス316がフエンス可動板4
27に従つて傾倒するようになつている。またフエンス可
動板427が上方向に回動する場合には、これがビンフエ
ンス316側には接触されることなく離間するようにして
回動するため、フエンス可動板427は自由回動すること
となる。
また前記フエンス解除板428のコロ428aは、フエンス
可動板427に接触する位置まで延出しており、ステープ
ラ401の上下動時にフエンス可動板427に接触して、フエ
ンス可動板427を回動させるようになつている。
このような実施例における装置では、まずソート動作
が行われる場合には、第39図に示されるように、前記ビ
ンフエンス316は巻きばね426の回転力によつて立上がり
位置に維持されており、ソート動作によつてビン300上
に排出された用紙の端縁部が前記ビンフエンス316に当
接して紙揃えが行われ、このソート動作が終了すると、
上述したステープラ401が下降を始め、ステープラ401側
のフエンス解除板428のコロ428aが、ビン300側のフエン
ス可動板427に接触する。そして、フエンス可動板427が
第40図に示されるように下方位置に回動する。このフエ
ンス可動板427の回動に伴つてビンフエンス316が巻きば
ね426の回転力に抗して傾倒し、これによりビン300が開
放される。このときビンフエンス316およびフエンス可
動板427は、第40図1点鎖線で表されるビン300の面位置
Aより下方側位置まで押し下げられている。そしてこの
状態で上記実施例で述べたようなステープル動作が実行
される。
ステープル動作が終了して用紙束がビン300の元の位
置に戻るのと同時もしくは用紙が戻りながら、ステープ
ラ401は次のビンに向かつて下方に移動する。そしてこ
のステープラ401の下降動作によつてフエンス解除板428
がフエンス可動板427側から離脱すると、巻きばね426の
回転力によつてビンフエンス316が立ち上がり、元の位
置に戻る。このようなビン300の開放動作およびステー
プル動作は、ソートされたビン300の全てに対して行わ
れる。
すべての記録用紙束に対してステープルが行われる
と、ステープラ401は上昇して最上位のホームポジシヨ
ンに戻る。ホームポジシヨンは最上位に配置されている
1段目のビン300よりさらに上側に位置している。この
ステープラ401の戻り時に、ステープラ401側のフエンス
解除板428がフエンス可動板427に下方向側から接触する
が、この場合には、フエンス可動板427は第41図に示さ
れるように上方に向かつて空転状態で逃げ回動し、従つ
て、ビンフエンス316は何ら回動させられることはな
い。ステープラ401の上昇動作によつてステープラ401側
のフエンス解除板428が、フエンス可動板427側から離脱
すると、フエンス可動板427は自重によつて第39図示さ
れる元の位置に戻る。
第42図に示される実施例では、ビンフエンス316側
に、フエンス可動板427を受ける弾性体429が設置されて
いる。このような実施例においては、ステープラ401の
戻り時において、フエンス可動板427が上方に向かつて
空転状態で逃げ回動すると、フエンス可動板427が上記
弾性体429側に当接して受けられ、その弾性体429の撓み
反発力によつて、フエンス可動板427が元の位置に戻る
ようになつている。
次にステープラ401の針カートリツジ交換について、
第46図〜第50図に基づいて説明する。
本実施例は図示しない複写機本体が用紙反転装置を持
つていて、用紙は原稿束の1枚目から画像面下向きに排
出されるため、ステープラ401は逆に取り付けている。
第46図はステープラ401の構成を示す。同図におい
て、開放レバー480cを上に押すことにより、解放レバー
480Cは軸480Fを中心に時計方向に動き、軸480Eが溝をス
ライドすることにより、解除爪480Bが軸480Dを中心に反
時計方向へ動き、軸481Eを開放する(第47図)。
また、第48図に示すように、軸481Eが開放されたた
め、ステープラ部481は軸483を中心に時計方向へ動かす
ことができ、また、解除爪480Bはスプリング480Gにより
初期の状態に戻される。時計方向へ動かされたステープ
ラ部481は軸482Aが溝をスライドし、溝でロツクされた
ときステープラ部481もロツクされる。この状態のステ
ープラ部481は垂直よりやや斜めに止まつており、殆ど
ソータ本体外観より出た状態になり、容易にユーザが針
カートリツジ481Cを交換できる。針カートリツジ481C交
換後、第49図に示すように、開放レバー480Cを上に押す
ことにより、解放レバー480Cは軸480Fを中心に時計方向
に動き、軸482Aのロツクが解除される。軸482Aのロツク
が解除されると、ステープラ部481は軸483を中心に反時
計方向に動かすことができ、開放レバー480Cはスプリン
グ480Gにより初期状態に戻る。
第50図に示すように、反時計方向へ動かされたステー
プラ部481は軸481Eが解除爪480Bに当たり、軸481Eの力
によつて、解除爪480Bが開き、軸481Eが通過した後、解
除爪480Bはスプリング480Gにより閉じてステープラ部48
1がロツクされる。このような動作によってステープラ
の針カートリッジ交換が容易に行える。
第53図は本実施例における制御系のブロツク図であ
る。この制御は制御手段であるCPU600を中心にROM601,R
AM602,I/Oポート603,606、クロツクタイマコントローラ
604(以下CTCと略す)、ユニバーサル、アシンクロナ
ス、レシーバートランシーバ(以下UARTと略す)605に
て構成されるマイクロコンピユータ制御システムであ
る。プログラムを書き込んだROM601により随時、RAM602
を利用しつつ、後述する各入力系からの信号をマルチプ
レクサ607を介して、I/Oポート606からマルチプレクサ6
07を介して入力されるセンサスイツチ(SW)群からの入
力信号を受けて、I/Oポート603,CTC604の出力信号によ
り各種ドライバ608,611,615,616,617、相信号生成部61
4,SSR609を介し後述する各負荷を制御している。また、
複写機とはレシーバ612,ドライバ613を介し、UART605に
より各ステータス、指示信号のやりとりしている。
前記センサスイツチ群の具体的部材としては、ビンセ
ンサ上631、ビンセンサ下630、エントリーセンサ上62
9、エントリーセンサ下628、サイズホームセンサ627、
サイズ検知センサ531、揺動ホームセンサ626、上下ホー
ムセンサ403d、上下位置センサ415、チヤツク前センサ4
22j、チヤツク後センサ422k、ステープルホームセンサ6
25、針有無センサ624、紙有無センサ623、カバー上スイ
ツチ622、ドア左スイツチ621、ドア右スイツチ620、入
口センサ619、排紙センサ618等がある。
また負荷(出力系)としては、ドライブモータ(ACモ
ータ)200、針無表示656、ステーブル動作中表示655、
偏向ソレノイド(SOL)635、切返SOL634、電磁クラツチ
(CL)421c、ステープルモータ(DCモータ)632、チヤ
ツクモータ(DCモータ、正逆回転)422f、上下移動モー
タ(ステツプピングモータ)409、サイズ移動モータ
(ステツピングモータ515、揺動モータ(ステツピング
モータ)520等がある。
複写機とやりとりしている信号のうち、複写機からソ
ータ、ステープラに送られてくる信号には、ソータ始動
信号、複写機排出信号、モード信号、サイズ信号、ステ
ープル開始信号、ステープル終了信号、サービスコール
リセツト信号(S.C.リセツト)などがあり、ソータ、ス
テープラから複写機に送る信号には、排出信号、各ドア
カバーオープン信号、JAM信号、ビン数オーバー信号、
異常信号、針無信号、ステープル終了信号、ステープル
許可信号、ソート許可信号などがある。
以下、本発明の実施例の動作と制御を、フローチヤー
トに従つて説明する。全体動作フローを第54図(a),
第54図(b)に示す。
まず複写機から送られる動作モード信号を受信し(ス
テップ54−1)、複写機から送られるセツト枚数信号を
受信する(ステップ54−2)。コピー開始後、複写機か
らソータ始動信号が送られ(ステップ54−3)、その信
号の受信でドライブモータ200がONし(ステップ54−
4)、ソートモードとなる(ステップ54−5,54−6)。
ソータ始動信号が送られて来ない時は、ウエイト状態と
なる。ソートモードの動作は第54図(b)に示したよう
なものであつて、前述のソータ始動信号(ステップ54−
3)に少し遅れて複写機から給紙した用紙のサイズを示
すサイズ信号が送信される(ステップ54−10)。サイズ
信号を受け取り、揺動の可、不可を判断し(ステップ54
−11)、揺動可の場合は、受け取つたサイズ信号に該当
する位置へ揺動装置を移動させる(ステップ54−12)。
以下に、前記各動作を第56図(a),第56図(b)に
示したサブルーチンに従つて説明する。
第56図(a)のサイズカウンタのプリセツト動作は、
サイズ信号を受信していれば(ステップ56−1)、受信
したサイズ信号に基づきサイズ位置データをサイズカン
ウンタにセツト(ステップ56−2)、および揺動ユニツ
ト移動指示(ステップ56−3)してリターン(RET)す
る(ステップ56−4)。サイズ信号を受信していなけれ
ば、そのままRETする。
第56図(b)に示した揺動装置(ユニツト)の移動動
作は、揺動ユニツトが移動しないのであれば(ステップ
56−5)、そのままRETする(ステップ56−6)。揺動
ユニツトが移動するのであつて(ステップ56−5)、揺
動の可、不可を判断し可であれば(ステップ56−7)、
サイズ移動モータ515を右回転に高速ONさせ(ステップ5
6−8)、サイズ検知センサ531がOFFからONに変化した
かどうかを判断する。
サイズ検知センサ531がOFFからONに変化していなけれ
ば(ステップ56−9)、そのままRETする(ステップ56
−6)。変化していればサイズカウンタを1減じ(ステ
ップ56−10)、サイズカウンタを判断する(ステップ56
−11)。
サイズカウンタが1であれば、サイズ移動モータ515
のスピードを低速に変更し(ステップ56−12)、RETす
る(ステップ56−13)。サイズカウンタが0であれば
(ステップ56−14)、サイズ移動モータ515をOFFにして
(ステップ56−15)、揺動ユニツトの移動を終了し(ス
テップ56−16)、RETする。
次に第54図(b)のフローチヤートに戻り、複写機か
らコピー(用紙)が排出されるとき、排出信号が送られ
る(ステップ54−13)。この排紙信号を受信のタイミン
グで電磁クラツチ(CL)633がONする(ステップ54−1
4)。次に複写機からコピーが搬入され、入口センサ619
がONし(ステップ54−15)、この入口センサ619のONの
タイミングで切換SOL634がONし(ステップ54−16)、ソ
ートビンへの排紙の準備が整う。この入口センサ619のO
Nのタイミングに少し遅れて排出ビンの偏向SOL635〜654
のうち排出ビンのものがONし、コピーをビンへ導く(ス
テップ54−17)。コピーが排出され、ビンの上に載るま
での適当な時間経過後(例えば300msec後、ステップ54
−18)、揺動モータ520をONさせ揺動板を動かすことに
より紙揃えを行う(ステップ54−19)。なお、揺動板を
動かすタイミングは、コピーの後端を検出し、それを基
準に行つている。
次に、この揺動動作をサブルーチンを示す第57図に従
つて説明する。
コピー排出時、ビンへの排紙を検知するエントリーセ
ンサ上629、または下628が、まずONする。次に排出完了
時エントリーセンサ上629、または下628がONからOFFに
変化する(ステップ57−1)。このONからOFFへ変化し
たところが紙の後端である。エントリーセンサ上629ま
たは下628のONからOFFへの変化のタイミングでCPU600内
に設けられているタイマをマスタートさせる(ステップ
57−2)。次にタイマ値を監視し、タイマスタートから
本実施例では300mSEC経過したと判断した時(ステップ5
7−3)、タイマをストツプする(ステップ57−4)と
同時に揺動可であれば(ステップ57−5)、揺動モータ
520をONして揺動を開始する(ステップ57−6)。後は
上記動作をコピー排出毎に行い、紙揃えが施されてい
く。
しかし、ビンへのコピーのスタツク枚数がステープル
可能枚数(本実施例では30枚)を超えた後は、ソーテイ
ングの妨げになる揺動を止め、揺動ユニツトをホームポ
ジシヨンへ退避させていると共に排紙されたコピーに対
してのステープルを禁止する。
以下に、この動作を第58図に示したサブルーチンに従
つて説明する。
ビン上のコピーの積載枚数は、先頭ビンへコピーが排
出するとき(ステップ58−1)にカウントすることによ
り(ステップ58−2)検知する。先頭ビンの排紙カウン
ト値がステープル可能枚数を越えたと判断した時(ステ
ップ58−3)、揺動動作を中止し(ステップ58−4)、
前記揺動ユニツトをホームポジシヨンへ退避させ(ステ
ップ58−5)、以後、排紙されたコピーに関して紙揃え
を行わない。また同時に以前に排出したコピーに関して
もステープル禁止(ステップ58−6)とする。
次にステープル動作に関して説明する。第54図(b)
において、ステープル開始信号が受信されると(ステッ
プ54−20)、ステープル動作に入り(ステップ54−2
1)、ステープル動作が終了すると(ステップ54−2
2)、ステープル移動ユニットがホームポジシヨンへ移
動する(ステップ54−23)。ステープル動作はソフトの
指令によつて行われる(ステップ54−24)。
したがって、第54図(b)に示したフローチャートか
らもわかるように、この実施例におけるステープル動作
はソート動作(仕分け動作)が全て完了しない前に並行
して交互に行われるように制御される場合もあり、これ
により、紙処理を効率的に行える。
上記ステープルの動作モードには2種類あり、ソート
終了後、ステープルを行う「マニアルステープル動作モ
ード」と、1つのビンへのソート終了後、ソート動作は
継続しつつ、自動的にステープル動作を開始する「オー
トステープル動作モード」がある。
まず、マニアルステープル動作に関してサブルーチン
を示す第55図(a)を基に説明する。
ソート終了後、ビン上にコピーが載つている場合に、
複写機からステープル開始信号が送信され、この信号を
受信することにより、動作を開始する。まず、ホームポ
ジシヨンにあるステープラ401をステープルを施す先頭
ビンへ移動させる。ステープラ401が先頭ビンに移動し
た後は、第55図(a)中に記載されているステープル動
作シーケンスカウンタの値に基づき動作を進めていく。
ステープラ401が先頭ビンに移動終了しとき、ステー
プルシーケンスカウンタの値は0から1にセツトされる
(ステップ55−1)。ステープルシーケンスカウンタの
値が1の時は、チヤツクモータ422fをONし、チヤツクユ
ニツトを前進させる(ステップ55−2)。チヤツクユニ
ツトの前進終了を検知するチヤツク前センサ422jがONす
ると(ステップ55−3)、チヤツクユニツトの前進を終
了し(ステップ55−4)、ステープルシーケンスカウン
タへ2をセツトし(ステップ55−5)、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が2の時は(ステ
ップ55−6)、チヤツクSOL421cをONし(ステップ55−
7)、ステープルシーケンスカウンタへ3をセツトし
(ステップ55−8)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が3の時は(ステ
ップ55−9)、その状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過後
(ステップ55−10)、ステープルシーケンスカウンタへ
4をセツトし(ステップ55−11)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカンウンタの値が4のときは(ス
テップ55−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤツク
ユニツトをホームポジシヨンへ移動させる(ステップ55
−13)。チヤツクユニツトのホーム移動終了を検知する
チヤツク後センサ422kがON(ステップ55−14)、チヤツ
クユニツトのホーム移動終了し(ステップ55−15)、ス
テープルシーケンスカンアンウンタへ5をセツトし(ス
テップ55−16)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカンウンタの値が5のときは
(ステップ55−17)、紙有無センサ623の出力を確認し
(ステップ55−18)、紙有りのときはステープルの綴じ
動作を行う(ステップ55−19)。綴じ動作終了を検知し
(ステップ55−20)、ステープルシーケンスカウンタへ
6をセツト(ステップ55−12)し、次へ動作を進める。
紙有無センサ623の出力が紙無であるときは、ステープ
ルの綴じ動作を行わず次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(ス
テップ55−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(ステップ55
−23)、ステープル済みビンカウンタをカウントアツプ
すると共に揺動モータを動かし寄せをおこなう(ステッ
プ55−24)。そしてステープルを施すビンの合計を示す
ステープル予約ビンメモリの値と、ステープル済みカウ
ンタの値を比較し、値が一致すれば(ステップ55−2
5)、ステープルシーケンスカウンタへ0をセツトしス
テープラ動作を終了し(ステップ55−26)、次に上下移
動モータ409をONし、ステープラユニツトをホームポジ
シヨンへ移動させる(ステップ55−27)。なお、ステー
プル予約ビンメモリの値算出方法およびステープル紙寄
せに関しては後述する。ステープル予約ビンメモリの値
よリステープル済みカウンタの値が小のときはステープ
ルシーケンスカウンタへ7をセツト(ステップ55−2
8)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が7のときは、状
態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後(ステップ55−30)カ
ウンタを0として(ステップ55−31)、サブルーチン第
55図(b)に示した次ビンへのステープラ移動開始を指
示する(ステップ5532)。
以下に第55図(b)に示したサブルーチンの動作を説
明する。
まず、ステープラ移動開始を判断し、ステープラ移動
開始が指示されると(ステップ55−50)、上下移動モー
タ409をONすると同時にタイマをスタートする(ステッ
プ55−51)。タイムオーバ判断し、タイムオーバとなつ
た時(ステップ55−52)、ステープルシーケンスカウン
タへ1をセツトし(ステップ55−53)、次ビンのステー
プル動作を開始する。上下位置センサ415のON/OFFを判
断し(ステップ55−54)、ONとなつたとき上下移動モー
タ409をOFF(ステップ55−55)、ビン間移動を終了す
る。
本実施例では、次ビンへステープラが移動終了する約
100mSEC前に次ビンのステープル動作を開始すること
で、時間の短縮を図つている。以上の動作をステープル
ビン予約カウンタの値とステープル済みカウンタの値が
一致するまで繰り返す。
次にオートステーブル動作に関して第55図(a)を基
に説明する。ソート途中、複写機が最終原稿の1枚目の
コピーを排出するタイミングで、ステープル開始信号が
送信され、この信号を受信した後、最終原稿の1枚目の
コピーが本機から排出され、そのコピーに揺動が施され
たときより、ステープル動作を開始する。まず、ホーム
ポジシヨンにあるステープラ401をステープルを施す先
頭ビンへ移動させる。ステープラ401が先頭ビンに移動
した後は、サブルーチン第55図(a)の中に記載されて
いるステープル動作シーケンスカウンタの値に基づき動
作を進めていく。ステープラ401が先頭ビンに移動終了
したときステープルシーケンスカウンタの値は0から1
にセツトされる(ステップ55−1)。ステープルシーケ
ンスカウンタの値が1のときはチヤツクモータ422fをON
し、チヤツクユニツトを前進させる(ステップ55−
2)。チヤツクユニツトの前進終了を検知するチヤツク
前センサ422jがONすると(ステップ55−3)、チヤツク
ユニツトの前進を終了し(ステップ55−4)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ2をセツトし、次へ動作を進め
る。ステープルシーケンスカウンタの値が2のときは
(ステップ55−6)、チヤツクSOL421cをONし(ステッ
プ55−7)、ステープルシーケンスカウンタへ3をセツ
トし(ステップ55−8)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカンウンタの値が3のときは
(ステップ55−9)、状態を0.2秒間保持し、0.2秒経過
後(ステップ55−10)、ステープルシーケンスカウンタ
へ4をセツトし(ステップ55−11)、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が4のときは(ス
テップ55−12)、チヤツクモータ422fをONし、チヤツク
ユニツトをホームポジシヨンへ移動させる(ステップ55
−13)。チヤツクユニツトのホーム移動終了を検知する
チヤツク後センサ422kがONし(ステップ55−14)、チヤ
ツクユニツトのホーム移動終了し(ステップ55−15)、
ステープルシーケンスカンウンタへ5をセツトし(ステ
ップ55−16)、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5のときは(ス
テップ55−17)、紙有無センサ623の出力を確認し(ス
テップ55−18)、紙有のときはステープル綴じ動作を行
う(ステップ55−19)。綴じ動作終了検知し(ステップ
55−20)、ステープルシーケンスカウンタへ6をセツト
し(ステップ55−12)、次へ動作を進める。紙有無セン
サ623の出力が紙無しであるときは、ステープルの綴じ
動作を行わず、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6のときは(ス
テップ55−22)、チヤツクSOL421cをOFFし(ステップ55
−23)、ステープル済みビンカウンタをカウントアツプ
すると共に、揺動モータを動かし寄せを行う(ステップ
55−24)。そして、ステープルを施すビンの合計を示す
ステープルビン予約メモリの値と、ステープル済みカウ
ンタの値を比較し、値が一致すれば(ステップ55−25)
ステープルシーケンスカウンタへ0をセツトしステープ
ラ動作を終了し(ステップ55−26)、次に上下移動モー
タ409をONし、ステープラ装置400をホームポジシヨンへ
移動させる(ステツプ55−27)。なお、ステープル予約
ビンメモリの値算出方法およびステープル紙寄せに関し
ては後述する。
ステープルビン予約メモリの値よりステープル済みカ
ウンタの値が小のときは、第何ビンまで揺動が施されて
いるかを示す。揺動済みビンメモリとステープル済みカ
ウンタを比較し(ステップ55−33)、揺動済みビンメモ
リの値が大のときは、ステープルシーケンスカウンタへ
7をセツトし、次へ動作を進める。揺動済みビンメモリ
の値が小または等しいときは(ステップ55−33)、ステ
ープラは状態を保持し、揺動禁止処理を解除し(ステッ
プ55−38)、揺動を促す。このようにして紙揃え手段
(揺動モータ)としステープル手段(ステープル装置40
0)のどちらを優先するかが決定される。
また定めたサイズにおいては(ステップ55−35)、揺
動済みビンメモリの値がステープル済みビンメモリの値
より2以上の場合は、ステープルシーケンスカウンタへ
7をセツトし、次へ動作を進める(ステップ55−36)。
1以下の場合、ステープラは状態を保持し、揺動禁止処
理を解除し(ステップ55−37)、揺動を促す。なお、揺
動禁止処理および揺動済みビンメモリの計算に関しては
後述する。このようにして、ステープル前に対象となる
用紙セットに対し少なくとも2回の揺動動作の実行を可
能にしている。
揺動が行われ、揺動済みビンメモリの値がステープル
済みビンメモリの値に対して、大となつたとき、また定
めたサイズにおいては2以上となつたとき、ステープル
シーケンスカウンタへ7をセツトし(ステップ55−2
8)、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカンウ
ンタの値が7のときは、状態を0.3秒間保持し、0.3秒経
過後、既述したサブルーチンである第55図(b)へ次ビ
ンへのステープラ移動開始を指示する。
ステープル予約ビンの算出について、第59図に示すサ
ブルーチンに従つて説明する。この算出のために本実施
例では、ソートモード動作時、原稿毎にその原稿の複写
紙が第何ビンまで排出されたかを記憶する前原稿コピー
排出ビン数メモリ、1回のソート動作中、最大第何ビン
まで排出されたかを記憶する前排出最大ビン数メモリお
よび第何ビンまでステープルするかを指示するステープ
ルビン数予約メモリを有し、以下に示すタイミングで、
メモリの内容を移動している。
ソートモード(ステップ59−1)で複写動作が開始さ
れ、ソータの先頭ビンから複写紙が排出されるタイミン
グで(ステップ59−2)、前原稿コピー排出ビン数メモ
リと前排出最大ビン数メモリの内容が比較され(ステッ
プ59−3)、前原稿コピー排出ビン数メモリの値が前排
出最大ビン数メモリの値より大きい場合は、前原稿コピ
ー排出ビン数メモリの値を、前排出最大ビン数モメリに
代入し(ステップ59−4)、前原稿コピー排出ビン数メ
モリには1が代入される(ステップ59−5)。
前原稿コピー排出ビン数メモリには、2ビン目、3ビ
ン目…にコピーが排出されると、2,3…と値が増加して
いく。ステープルビン数予約メモリには、常に現在排出
のビン数と前排出最大ビン数メモリの内容を比較し(ス
テップ59−6)、数の小さい方のメモリの内容をステー
プルビン数予約メモリに代入される(ステップ59−
7)。ステープルビン数予約メモリの内容は、状況によ
り変化するため、オートステープルモードのように、コ
ピー排出しながらステープル動作を行う場合でも対応で
きる。
これを具体的に説明する。
例として原稿の1枚目コピーが10ビン、2枚目コピー
が5ビン、3枚目コピーが7ビンにステープル予約され
ているものとする。
まず、原稿1枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に排
出される。このとき、前排出最大ビン数Mおよび前原稿
コピー排出ビン数はともに0であるため、ステップ59−
3の判断はNとなり、前原稿コピー排出ビン数には1が
入る(ステップ59−5)。次いで、ステップ59−6で現
在排出のビン数と前記排出最大ビン数メモリに記憶され
た数値とを比較する。そして、原稿1枚目のコピーが10
ビンまで排出されたときには、現在排出ビン数は10、前
記出ビン数Mは0であるので、現在排出のビンの方が大
きいことになり、このステップ59−6の判断はNとなり
ステープルビン数予約メモリには0が入る。
次に原稿2枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に排出
される。このときには、前排出最大ビン数Mは0、前原
稿コピー排出ビン数(他のルーチンでカウントアップさ
れる)は10であるため、ステップ59−3の判断はYとな
り、前排出最大ビン数Mに10が入る。そして、原稿2枚
目のコピーが5ビンまで排出されたときには、現在排出
のビン数は5、前排出最大ビン数Mは10であり、ステッ
プ59−6の判断はYとなりステープルビン数予約メモリ
には5が入る。
最後に、原稿3枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に
排出される。このときの前排出最大ビン数Mは10、前原
稿コピー排出ビン数は5であるため、ステップ59−3の
判断はNとなり、前排出最大ビン数Mは10のままとな
る。そして、原稿3枚目のコピーが7ビンまで排出され
たときには、現在排出のビン数は7、前排出最大ビン数
は10であり、ステップ59−6の判断はYとなり、ステー
プルビン数予約メモリには最終的には7が入り、最終原
稿に対応するコピーが排出されたビンまでステープルす
ることになる。
このようにすることにより、綴じ手段400を作動させ
るビンを、最終原稿に対応する用紙が排出されたビンと
することができ、出来る限り全ページ揃つた用紙セツト
を綴じるようにできる。
しかし、上記のことを実現するためだけならば、この
ような複雑な手順を設定しなくとも、現在排出している
ビン数のみを見てその値をステープルビン数予約メモリ
に入るだけの簡単なフローで実行することが可能であ
る。しかし、次に述べる意図があって、上記のような手
順に設定されている。
以下、次の例に従って説明する。
この例では、原稿の1枚目コピーが7ビン、2枚目コ
ピーが5ビン、3枚目コピーが10ビンにステープル予約
されているものとする。
まず、原稿1枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に排
出される。このとき前排出最大ビン数Mおよび前原稿コ
ピー排出ビン数はともに0であるため、ステップ59−3
の判断はNとなり、前原稿コピー排出ビン数には1が入
る(ステップ59−5)。ここで、1を入れるのは、原稿
毎に前原稿コピー排出ビン数をリセットしている意味で
ある。このステップ59−5の処理が終わると、ステップ
59−6で現在排出のビン数と前排出最大ビン数メモリと
の比較を行う。そして、原稿1枚目のコピーが7ビンま
で排出されたときには、現在排出のビン数は7、前排出
最大ビン数Mは0であり、ステップ59−6での判断はN
となる。これにより、ステープルビン数予約メモリには
0が入る。
このようにして、1枚目の原稿のコピーが7ビンまで
排出されると、今度は2枚目の原稿のコピーが排出され
るが、原稿2枚目のコピーが5ビンまで排出されたとき
には、現在排出されたビン数は5、前排出最大ビン数M
は7であり、判断はYとなりステップ59−7でステープ
ルビン予約メモリには5が入る。
引き続き原稿3枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に
排出される。このとき前排出ビン数Mは7、前原稿コピ
ー排出枚数は5であるため、ステップ59−3の判断はN
となり、前排出最大ビン数Mは7のままとなる。そし
て、原稿3枚目のコピーが10ビンまで排出されたときに
は、現在排出されたビン数は10、前排出最大ビン数Mは
7であり、ステップ59−6の判断はNとなる。これによ
り、ステープルビン数予約メモリには、最終的に7が入
り、7ビンまでステープルされることになる。
このことは、最終原稿のコピーが10ビンまで入ってい
るのに対し、7ビンまでしかステープルされないことに
なる。この理由は、8,9,10ビンには最終的にはコピーは
1枚枚しか入っていないので、1枚のコピーをステープ
ルしないようにするためである。
なお、原稿1枚だけのときには、ステープルビン予約
メモリの内容は0であり、当然1枚コピーのステープル
は禁止される。
このようにして、最終原稿に対応する用紙が排出され
たビン上の用紙の枚数が1枚のみのビンには綴じ手段40
0を作動させないようにすることにより、最終原稿に対
する複写枚数の変更があつたときでも、不必要な綴じ動
作を防止している。
ステープル優先の揺動禁止処理について、第60図に示
すサブルーチンに従つて説明する。
まず、ステープル動作実行中かどうかチエツクし(ス
テップ60−1)、YESなら、チヤツクSOL(ソレノイド)
がONしているかどうかチエツクし(ステップ60−2)、
YESなら、チヤツクがホーム位置へ移動終了後、時間が
0.3SEC以上になっているかどうかチェックし(ステップ
60−3)、NOなら、揺動を許可する(ステップ60−
4)。もしチェックSOLがONしていなければ、揺動を禁
止する(ステップ60−5)。また、チャックがホーム位
置へ移動終了後、時間が0.3SEC以上になっていれば、揺
動を禁止してRETする。また、ステープル動作実行中で
なければ、無条件に揺動許可してRETする。
次に、揺動済みビンメモリの計算について、第61図に
示すサブルーチンに従って説明する。
まず、揺動が1回行われたかどうかをチエツクし(ス
テップ61−1)、もし、揺動が1回も行われていなけれ
ば、そのままRETする。また、1回動作の揺動が行われ
ていれば、揺動済みビンメモリに排紙ビン数の値を入れ
て(ステップ61−2)RETする。排紙ビン数とは、現在
第何ビン目まで排紙されたかを示すものであり、揺動済
みビンメモリとは現在第何ビン目まで揺動が施されてい
るかを示すものである。
ステープル紙寄せについて第62図に示すサブルーチン
に従つて説明する。
ステープル終了後(ステップ62−1)、チヤツクソレ
ノイド421cがOFFされると、紙戻しブラケツト422zによ
りステープル済みのコピー(用紙)はビン上をスライド
し、揺動板回転領域内まで押し戻され、ステープル1動
作が終了する。このとき、第55図(a)に示したサブル
ーチンにてステープル1動作終了フラグがセツトされ
る。このステープル1動作終了フラグの内容で、ステー
プル1動作終了を判断する。ステープル1動作終了した
と判断した後、次ビンへ移動し、再びステープル1動作
を行う中で、チヤツクSOL421cがONしたと判断したとき
(ステップ62−2、揺動スタートする(ステップ62−
3)。そして前ビンのステープル済み用紙を所定位置へ
移動させる。このステープル紙寄せ作動により、ビン上
のステープル済みの用紙が次ビン以降に排出された用紙
の紙揃えに悪影響を与えないように所定位置に移動させ
られることになる。
本実施例では、前述の機能・動作の他に、以下に示す
幾つかの機能・動作を有する。
それぞれをサブルーチンのフローに基づき説明する。
まず2系統・ステープル処理とは、ソータビンを上・下
2系統に分け、1系にソート後ステープル処理を施した
後、1系のビンを開放せずとも、他系にソートしてステ
ープル処理を施すことのできる機能であり、上・下系の
コピーサイズが同一であることが条件のモードAと、上
・下系であつて、後から処理する系のコピーサイズが前
処理した系より大きいことが条件のモードBを有し、使
用者に応じ切換え可能とする。
モードA−2系統ステープル処理について、第63図の
サブルーチンフローに基づき説明する。
ここで、1系処理後、他系を用いてソートすることを
デユアルソートと称す。デユアルソートを行おうとする
場合、デユアルソート不可能な状態であれば(ステップ
63−1)、ソートモードを禁止し(ステップ63−2)、
警告する。デユアルソート可能な状態であれば、紙サイ
ズを検知し、前ソート時の紙サイズと、デユアルソート
しようとする紙サイズが同サイズのときは、そのまま動
作を継続する。前ソート時の紙サイズとデユアルソート
しようとする紙サイズが異サイズのときは(ステップ63
−3)、揺動部を退避させ(ステップ63−4)、ステー
プルを禁止し(ステップ63−5)、動作を継続する。
次にモードB−2系統ステープル処理について、第64
図のサブルーチンフローに基づき説明する。
デユアルソートを行おうとする場合、デユアルソート
不可能な状態であれば(ステップ64−1)、ソートモー
ドを禁止し(ステップ64−2)、警告する。デユアルソ
ート可能な状態であれば、紙サイズを検知し、前ソート
時の紙サイズより、デユアルソートしようとする紙サイ
ズの方が大サイズ、または紙サイズが同サイズのとき
は、そのまま動作を継続する。前ソート時の紙サイズよ
り、デユアルソートしようとする紙サイズの方が小サイ
ズのときは(ステップ64−3)、揺動部を退避させ(ス
テップ64−4)、ステープルを禁止し(ステップ64−
5)、動作を継続する。
上記処理はステープル手段401のステープル禁止につ
いて説明したが、ステープル手段401に換えて揃え手段5
02に対する動作解除を同様の処理にて行うことも考えら
れる。
ステープル処理中のドアオープン対応について、第65
図のサブルーチンフローに基づき説明する。ステープル
動作中(ステップ65−1)、ステープラドア、ソータド
ア、ソータ上カバーの総てが閉じている場合、そのまま
動作を継続し、ステープラドアが開かれた場合は(ステ
ップ65−2)、ステープルシーケンスカウンタを0にし
(ステップ65−3)、全負荷をOFFにする(ステップ65
−4)。
ステープル動作中にステープラドアは閉じられてお
り、ソータドア、ソータ上カバーの何れかが開かれた場
合(状態1とする。ステップ65−5)の処理を以下に説
明する。
状態1でチヤツクユニツトが前進中であれば(ステッ
プ65−6)、ステープルシーケンスカウンタを0にし
(ステップ65−7)、チヤツクモータをOFFする(ステ
ップ65−8)。
状態1でチヤツクユニツトが前進した後であり、チヤ
ツクSOL421cがON後、0.2秒以内であれば(ステップ65−
9)、ステープルシーケンスカウンタを0にし(ステッ
プ65−10)、チヤツクSOL421cをOFFする(ステップ65−
11)。
状態1でチヤツクユニツトが前進した後であり、チヤ
ツクSOLがON後、0.2秒以後の場合(状態2とする)の処
理を以下に説明する。
状態2でチヤツクユニツトが後退中であれば(ステッ
プ65−12)、ステープルシーケンスカウンタを4にし
(ステップ65−13)、動作を継続する。
状態2でチヤツクユニツトが後退した後であり、ステ
ープラ閉じ動作中であれば(ステップ65−14)、ステー
プルシーケンスカウンタを5にし(ステップ65−15)、
動作を継続する。
状態2でチヤツクユニツトが後退した後であり、ステ
ープラ閉じ動作が終了していれば、ステープルシーケン
スカウンタを0にし(ステップ65−3)、全負荷をOFF
にする(ステップ65−4)。
また、状態1で上下移動モータ409動作中であれば
(ステップ65−16)、ステープルシーケンスカンウンタ
を0にし全負荷をOFFにする。
ステープル開始ビン対応の下降スピード可変につい
て、第66図のサブルーチンフローに基づき説明する。
現在停止している位置が、ホームポジシヨン以外であ
れば(ステップ66−1)、モータの回転数を高速に設定
し(ステップ66−2)、上下移動モータ409をONし下降
する(ステップ66−3)。
現在停止している位置が、ホームポジシヨンであれ
ば、次に停止するビン数により、下降スピードを可変す
る。すなわち、停止するビンが1ビン目であるときは
(ステップ66−4)、回転数を高速に設定し(ステップ
66−2)、上下移動モータ409をONする(ステップ66−
3)。停止するビンが2ビン目以上であれば(ステップ
66−4)、回転数を低速に設定し(ステップ66−5)、
上下移動モータ409をONする(ステップ66−3)。
次に、上下移動のスローアツプ・スローダウンの機能
を説明する。この機能は、上下移動開始時、移動スピー
ドを徐々に上げ、設定した値に達したところで定速移動
させ、また上下移動停止時、停止するビン位置の手前か
ら移動スピードを徐々に下げ、設定した値に達したとこ
ろで、定速移動させ、停止ビン位置で停止させるもので
ある。
第67図のサブルーチンフローに基づき説明する。1mSE
C毎にコールされるサブルーチンにおいて、上下移動モ
ータ409のON後(ステップ67−1)、スローアツプ動作
が終了していなければ(ステップ67−2)、サブルーチ
ンコール毎にスローアツプカウンタが1カウントアツプ
する(ステップ67−3)。そのスローアツプカウンタの
値に基づき徐々にスピードが増加するよう設定(ステッ
プ67−4)したROM601内スピードデータ群の中からスピ
ードデータをCTC604にセツトする(ステップ67−5)。
このCTC604からセツトされたスピードデータに基づいた
周波数を発生し、第53図の相信号生成部614へ送られ
る。相信号生成部614から相信号が定電流ドライバ615へ
送られ、上下移動モータ409がスピードデータに対応し
た回転数で動作する。
スローアツプカウンタが、ある設定した値に達したと
き(ステップ67−6)、スローアツプを終了し(ステッ
プ67−13)、上下移動モータ409は、その後一定の回転
数で動作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始(ステップ67−
7)、サブルーチンコール毎にスローダウンカウンタが
1カウントアツプする(ステップ67−8)。そのスロー
ダウンカウンタの値に基づき、徐々にスピードが減少す
るように設定(ステップ67−9)したROM601内スピード
データ群の中から、スピードデータをCTC604にセツトす
る(ステップ67−10)。このCTC604から、セツトされた
スピードデータに基づいた周波数を発生し、相信号生成
部614へ送られる。相信号生成部614から相信号が定電流
ドライバ615へ送られ、上下移動モータ409がスピードデ
ータに対応した回転数で動作する。
スローダウンカウンタが、ある設定した値に達したと
き(ステップ67−11)、スローダウンを終了し(ステッ
プ67−12)、上下移動モータ409は、その後一定の回転
数で動作する。停止するビンにステープラが達したと
き、上下移動モータ409がOFFして停止し、スローアツプ
カウンタとスローダウンカウンタがクリアされる(ステ
ップ67−14)。
上下移動異常緩和ルーチンについて第68図のサブルー
チンフローに基づき説明する。
上下移動モータ409の異常を検知した場合、異常検知
のカウント数(ステップ68−1)が2度目のときは(ス
テップ68−2)異常信号を送信してカウントクリアし
(ステップ68−6)、サービスマンコールとなる(ステ
ップ68−7)。しかし異常検知が1度目のときは(ステ
ップ68−2)、上下移動モータ409が上昇時であれば
(ステップ68−3)、モータ409を再起動させ(ステッ
プ68−4)、動作を継続し、下降時であればジヤム信号
を送信し(ステップ68−5)、次処理に移る。
具体的にはステープル手段401、または揃え手段502に
おいて何らかの異常が発生すると、例えば単に複写機本
体からの用紙排出を中断させる第1の中断信号と、複写
機本体からの用紙排出を中断させ、かつ異常リセツト信
号を要求する第2の中断信号とを発生させ、前記第1の
中断信号を1回目の異常検出時に送信し、また第2の中
断信号を2回目以後の異常検知時送信させるようにする
ことが考えられる。また、前記第1の中断信号をジヤム
信号とし、第2の中断信号を異常信号とすることも考え
られる。なお、異常とは上下移動モータ409におけるも
のに限らず、ステープル手段401あるいは揃え手段502を
構成する各部における異常状態も含む。
なお、第69図から第79図のフローチヤートに各種異常
状態に対応した処理作動を示した。これらの処理手順に
ついて以下説明する。
第69図はサイズ移動以上検知に対応する処理手順を示
すフローチャートである。
この処理では、まず、サイズ移動モータがONしている
かどうか判断し(ステップ69−1)、ONしておればさら
にサイズ移動異常検知タイマが動作中であるかどうか判
断する(ステップ69−2)。サイズ移動異常検知タイマ
が動作中でなければ、サイズ移動異常検知タイマをスタ
ートさせ(ステップ69−3)、サイズ検知センサがOFF
からONに変化したかどうか判断する(ステップ69−
4)。また、上記ステップ69−2でサイズ移動異常検知
タイマが動作中であると判断されたときには、ステップ
69−3の処理を行わずに直接ステップ69−4の処理を行
う。
ステップ69−4でサイズ検知センサがOFFからONに変
わっていると判断されたときには、サイズ移動異常検知
タイマをリセットして再スタートし(ステップ69−
5)、サイズ移動の停止位置にきているかどうか判断す
る(ステップ69−6)。この判断で停止位置にきてなけ
ればサイズ移動異常検知タイマがオーバしているかどう
か判断し(ステップ69−7)、オーバしておれば、複写
機に異常信号を送信して(ステップ69−8)異常処理の
サブルーチンを実行する(ステップ69−9)。さらに、
ステップ69−9の異常処理サブルーチンを実行した後、
サイズ移動モータをOFFし(ステップ69−10)、サイズ
移動異常検知タイマをリセットしてタイマを止め(ステ
ップ69−11)RETする。
一方、上記ステップ69−6でサイズ移動停止位置に達
していると判断された場合には、サイズ移動モータをOF
Fし(ステップ69−12)、サイズ移動異常検知タイマを
リセットしてタイマを止め(ステップ69−13)RETす
る。また、上記ステップ69−7でサイズ移動異常検知タ
イマがオーバしていないと判断されたときには、サイズ
移動異常検知タイマをカウントアップして(ステップ69
−14)ステップ69−4に戻り、同ステップ以降の処理を
繰り返す。なお、ステップ69−1でサイズ移動モータが
ONになっていないと判断されたときには、そのままRET
する。
第70図は上下移動異常検知の処理手順を示すフローチ
ャートである。
この処理では、まず、上下移動モータがONしているか
どうか判断し(ステップ70−1)、ONしておればさらに
上下移動異常検知タイマが動作中であるかどうか判断す
る(ステップ70−2)。上下移動異常検知タイマが動作
中でなけれ、上下移動異常検知タイマをスタートさせ
(ステップ70−3)、上下検知センサがOFFからONに変
化したかどうか判断する(ステップ70−4)。また、上
記ステップ70−2で上下移動異常検知タイマが動作中で
あると判断されたときには、ステップ70−3の処理を行
わずに直接ステップ70−4の処理を行う。
ステップ70−4で上下検知センサがOFFからONに変わ
っていると判断されたときには、上下移動異常検知タイ
マをリセットして再スタートし(ステップ70−5)、上
下移動の停止位置にきているかどうか判断する(ステッ
プ70−6)。この判断で停止位置にきてなければ上下移
動異常検知タイマがオーバしているかどうか判断し(ス
テップ70−7)、オーバしておれば、複写機に異常信号
を送信して(ステップ70−8)異常処理のサブルーチン
を実行する(ステップ70−9)。さらに、ステップ70−
9の異常処理サブルーチンを実行した後、上下移動モー
タをOFFし(ステップ70−10)、上下移動異常検知タイ
マを止めてリセット(ステップ70−11)し、RETする。
一方、上記ステップ70−6でサイズ移動停止位置に達
していると判断された場合には、上下移動モータをOFF
し(ステップ70−12)、上下移動異常検知タイマをリセ
ットしてタイマを止め(ステップ70−13)RETする。ま
た、上記ステップ70−7で上下移動異常検知タイマがオ
ーバしていないと判断されたときには、上下移動異常検
知タイマをカウントアップして(ステップ70−14)ステ
ップ70−4に戻り、同ステップ以降の処理を繰り返す。
なお、ステップ70−1で上下移動モータがONになってい
ないと判断されたときには、そのままRETする。
第71図は揺動異常検知の処理手順を示すフローチャー
トである。
この処理では、まず、揺動動モータがONしているかど
うか判断し(ステップ71−1)、ONしておればさらに揺
動異常検知タイマが動作中であるかどうか判断する(ス
テップ71−2)。揺動異常検知タイマが動作中でなけれ
ば、揺動異常検知タイマをスタートさせ(ステップ71−
3)、揺動ホームセンサがOFFからONに変化したかどう
か判断する(ステップ71−4)。また、上記ステップ71
−2で揺動異常検知タイマで動作中であると判断された
ときには、ステップ71−3の処理を行わずに直接ステッ
プ71−4の処理を行う。
ステップ71−4で揺動ホームセンサがOFFからONに変
わっていなければ、揺動異常検知タイマがオーバしてい
るかどうか判断し(ステップ71−5)、オーバしておれ
ば、複写機に異常信号を送信して(ステップ71−6)異
常処理のサブルーチンを実行する(ステップ71−7)。
さらに、ステップ71−7の異常処理サブルーチンを実行
した後、揺動モータをOFFし(ステップ71−8)、揺動
異常検知タイマを止め、タイマをリセットして(ステッ
プ71−9)RETする。
一方、上記ステップ71−4で揺動ホームセンサがOFF
からONに変化していると判断されたときには、揺動モー
タをOFFし(ステップ71−10)、揺動異常検知タイマを
止め、タイマをリセットして(ステップ71−11)RETす
る。また、上記ステップ71−5で揺動異常検知タイマが
オーバしていないと判断されたときには、揺動異常検知
タイマをカウントアップして(ステップ71−12)ステッ
プ71−4に戻り、同ステップ以降の処理を繰り返す。な
お、ステップ71−1で揺動モータがONになっていないと
判断されたときには、そのままRETする。
第72図はチャック異常検知の処理手順を示すフローチ
ャートである。
この処理では、まず、チャックモータがONしているか
どうか判断し(ステップ72−1)、ONしておればさらに
チャック異常検知タイマが動作中であるかどうか判断す
る(ステップ72−2)。チャック異常検知タイマが動作
中でなければ、チャック異常検知タイマをスタートさせ
(ステップ72−3)、チャックモータが正転か逆転かを
判断する(ステップ72−4)。また、上記ステップ72−
2でチャック異常検知タイマが動作中であると判断され
たときには、ステップ72−3の処理を行わずに直接ステ
ップ72−4の処理を行う。
ステップ72−4でチャックモータが正転であると判断
したときにはチャックは前進していることを示している
ので、さらにステップ72−5でチャック前センサがOFF
からONに変化したかどうか判断する。ステップ72−5で
チャック前センサがOFFからONに変化していないと判断
した場合には、チャック異常検知タイマがオーバしてい
るかどうか判断し(ステップ72−6)、オーバしておれ
ば、複写機の異常信号を送信して(ステップ72−7)異
常処理のサブルーチンを実行する(ステップ72−8)。
さらに、ステップ72−8の異常処理サブルーチンを実行
した後、チャックモータをOFFし(ステップ72−9)、
チャック異常検知タイマを止め、タイマをリセットして
(ステップ72−10)RETする。
一方、上記ステップ72−4でチャックモータが逆転し
ていると判断したときには、チャックが後退しているこ
とを示しているので、チャック後センサがOFFからONに
変化しているかどうか判断する(ステップ72−11)。そ
して、このステップ72−11で変化なしと判断されたとき
にはステップ72−6以降の処理を行う。また、ステップ
72−5およびステップ72−11でセンサがOFFからONに変
化していると判断されたときには、前者ではチャックが
前進、後者ではチャックが後退していることになり、異
常は発生していないので、ステップ72−9に進んでチャ
ックモータをOFFし、以降の処理を行う。なお、ステッ
プ72−6でチャック異常検知タイマがオーバしていない
と判断したときには、チャック異常検知タイマをカウン
トアップして(ステップ72−12)ステップ72−4に戻
り、このステップ72−4以降の処理を繰り返す。また、
上記ステップ72−1でチャックモータがONになっていな
いと判断したときには、そのままRETする。
第73図はステープル異常検知の処理手順を示すフロー
チャートである。
この処理では、まず、ステープルモータがONしている
かどうか判断し(ステップ73−1)、ONしておればさら
にステープル異常検知タイマが動作中であるかどうか判
断する(ステップ73−2)。ステープル異常検知タイマ
が動作中でなければ、ステープル異常検知タイマをスタ
ートさせ(ステップ73−3)、ステープルホームセンサ
がOFFからONに変化したかどうか判断する(ステップ73
−4)。また、上記ステップ73−2でステープル異常検
知タイマが動作中であると判断されたときには、ステッ
プ73−3の処理を行わずに直接ステップ73−4の処理を
行う。
ステップ73−4でステープルホームセンサがOFFからO
Nに変わっていなければ、ステープル異常検知タイマが
オーバしているかどうか判断し(ステップ73−5)、オ
ーバしておれば、複写機に異常信号を送信して(ステッ
プ73−6)異常処理のサブルーチンを実行する(ステッ
プ73−7)。さらに、ステップ73−7の異常処理サブル
ーチンを実行した後、ステープルモータをOFFし(ステ
ップ73−8)、ステープル異常検知タイマを止め、タイ
マをリセットして(ステップ73−9)RETする。
一方、上記ステップ73−4でステープルホームセンサ
がOFFからONに変化していると判断されたときには、ス
テープルモータをOFFし(ステップ73−10)、ステープ
ル異常検知タイマを止め、タイマをリセットして(ステ
ップ73−11)RETする。また、上記ステップ73−5でス
テープル異常検知タイマがオーバしていないと判断され
たときには、ステープル異常検知タイマをカウントアッ
プして(ステップ73−12)ステップ73−4に戻り、同ス
テップ以降の処理を繰り返す。なお、ステップ73−1で
揺動モータがONになっていないと判断されたときには、
そのままRETする。
第74図は異常検知の全体的な処理の手順を示すフロー
チャートである。
この処理では、前述のサイズ異常検知処理のサブルー
チン(ステップ74−1〈第69図に示した処理〉)、上下
移動異常検知のサブルーチン(ステップ74−2〈第70図
に示した処理〉)、揺動異常検知のサブルーチン(ステ
ップ74−3〈第71図に示した処理〉)、チャック異常検
知のサブルーチン(ステップ74−4(〈第72図に示した
処理〉)、ステープル異常検知のサブルーチン(ステッ
プ75−5〈第73図に示した処理〉)をそれぞれ実行した
あと、どこで異常を発生したか判断する(ステップ74−
6)。どこも異常が生じていなければ、当然RETし、異
常があると判断されれば、複写機本体側からシステムリ
セットに相当するサービスマン・コール(S.C.)リセッ
トを受信したかどうか判断する(ステップ74−7)。リ
セットされていなければ、次の処理を進めないので、リ
セットされるまで待ち、リセットされた時点でどの部分
で異常が生じたか判断する。
すなわち、この実施例では、まず、サイズ移動異常で
あるかどうか判断する(ステップ74−8)。そして、サ
イズ移動異常であると判断されたときには、第75図に示
すサイズ移動異常復帰の処理(ステップ75)を行い、サ
イズ移動異常でないと判断されたときには、上下移動異
常かどうか判断する(ステップ74−9)。このステップ
で上下移動異常と判断されたときには第76図に示す上下
移動異常復帰の処理(ステップ76)を行い、上下移動異
常でないと判断されたときには、揺動異常かどうか判断
する(ステップ74−10)。このステップで揺動異常であ
ると判断されたときには第77図に示す揺動異常復帰処理
(ステップ77)を行い、揺動異常でないと判断されたと
きには、引き続きチャック異常かどうか判断する(ステ
ップ74−11)。このステップでチャック異常であると判
断されたときには第78図に示すチャック異常復帰の処理
(ステップ78)を行い、チャック異常でない判断された
ときには、今度はステープル異常であるかどうか判断す
る。このステップでステープル異常であると判断された
ときには第79図に示すステープル異常復帰の処理(ステ
ップ79)を行い、ステープル異常でないと判断されたと
きには、ソータ・ステープラ作動許可信号を複写機に送
信して(ステップ74−13)RETする。
引き続き、上記ステップ75,76,77,78,79の各異常復帰
の処理手順について説明する。
ステップ75にあるサイズ移動異常復帰処理では、第75
図に示すように、まず、サイズホームセンサがONになっ
ているかどうか判断する(ステップ75−1)。もし、サ
イズホームセンサがOFFであれば、ホーム位置に帰って
いないことになるので、サイズモータを逆転し(ステッ
プ75−2)、停止位置ホームにセット(ステップ75−
3)した後、サイズ移動異常検知処理を行う(ステップ
75−4)。ステップ75−4の処理を実行した後は、ステ
ップ75−5で再度サイズ移動異常かどうか判断する。そ
して、異常でなければ、サイズ移動異常状態が正常状態
に復帰したことになり、符号で示すようにステップ74
−9の上下移動異常判断以降の処理を行う。また、異常
であれば、符号で示すようにステップ74−7以降の処
理を実行する。
一方、上記ステップ75−1でサイズホームセンサがON
になっていると判断されたときには、サイズモータを正
転し(ステップ75−6)、例えば、停止位置A3にセット
して(ステップ75−7)サイズ移動異常検知処理を実行
する(ステップ75−8)。そして、ステップ75−9で再
度サイズ移動異常かどうか判断し、異常でないと判断さ
れれば、サイズモータを逆転し(ステップ75−2)、同
ステップ以降の処理を実行することになる。また、異常
であると判断されたときには、符号で示すようにステ
ップ74−7以降の処理を実行する。
ステップ76にあたる上下移動異常復帰処理では、第76
図に示すように、まず、上下ホームセンサがONになって
いるかどうか判断する(ステップ65−1)。もし、上下
ホームセンサがOFFであれば、ホーム位置に帰っていな
いことになるので、上下モータを逆転して上昇させ(ス
テップ76−2)、停止位置ホームにセットした(ステッ
プ76−3)後、上下移動異常検知処理を行う(ステップ
76−4)。ステップ76−4の処理を実行した後は、ステ
ップ76−5で再度上下移動異常かどうか判断する。そし
て、異常でなければ、上下移動異常状態が正常状態に復
帰したことになり、符号で示すようにステップ74−10
の揺動異常判断以降の処理を行う。また、異常であれ
ば、符号で示すようにステップ74−7以降の処理を実
行する。
一方、上記ステップ76−1で上下ホームセンサがONに
なっていると判断されたときには、上下モータを正転し
て下降させ(ステップ76−6)、例えば、停止位置を1
ビンにセットして(ステップ76−7)上下移動異常検知
処理を実行する(ステップ76−8)。そして、ステップ
76−9で再度上下移動異常かどうか判断し、異常でない
と判断されれば、上下モータを逆転し(ステップ76−
2)、同ステップ以降の処理を実行することになる。ま
た、異常であると判断されたときには、符号で示すよ
うにステップ74−7以降の処理を実行する。
ステップ77にある揺動異常復帰処理では、第77図に示
すように、まず、揺動モータをONにし(ステップ77−
1)、揺動異常検知処理を実行する(ステップ77−
2)。次いで、揺動異常が発生しているかどうか判断し
(ステップ77−3)、揺動異常が生じていなければ、符
号で示すようにステップ74−11のチャック異常判断以
降の処理を実行する。また、揺動異常が生じていると判
断されたときには、符号で示すようにステップ74−7
以降の処理を実行する。
ステップ78にあたるチャック異常復帰処理では、第78
図に示すように、まず、チャック後センサがONになって
いるかどうか判断する(ステップ78−1)。このステッ
プでチャック後センサがOFFであると判断されたときに
は、チャックモータを逆転してチャックを後退させ(ス
テップ78−2)、チャック異常検知処理を実行し(ステ
ップ78−3)、再度チャック移動異常かどうか判断する
(ステップ78−4)。このステップで異常でないと判断
されたときには、符号で示すように、ステップ74−12
のステープル異常判断以降の処理を実行する。また、異
常であると判断されたときには、ステップ74−7以降の
処理を繰り返す。
一方、ステップ78−1でチャック後センサがONである
と判断されたときには、チャックモータを正転してチャ
ックを前進させ(ステップ78−5)、チャック異常検知
処理を実行し(ステップ78−6)、再度チャック移動異
常かどうか判断する(ステップ78−7)。このステップ
で異常でないと判断されたときには、ステップ78−2以
降の処理を行い、異常であると判断されたときには、ス
テップ74−7以降の処理を繰り返す。
ステップ79にあたるステープル異常復帰処理では、第
79図に示すように、まず、ステープルモータをONにし
(ステップ79−1)、ステープル異常検知処理を実行す
る(ステップ79−2)。次いで、ステープル異常が発生
しているかどうか判断し(ステップ79−3)、異常が生
じていなければ、符号で示すようにステップ74−13以
降の処理を実行する。また、異常が生じていると判断さ
れたときには、符号で示すようにステップ74−7以降
の処理を実行する。
〔発明の効果〕
請求項1記載の発明によれば、転写紙のストックがな
くなって所定ビン数コピーをソートできなくなり、ステ
ープルが途中で中断された場合でも、ステープル中断以
降のビンに対しても紙揃えを実行するので、転写紙を補
給してコピーをソートしステープルする際には、一度に
複数のビンに対して紙揃えを行う必要がなくなる。これ
により、モータの負荷が軽くなり、小トルク低コストの
小型のモータで確実に用紙の紙揃えを行った後、ステー
プル動作を行うことができる。この効果は、前述したデ
ュアル・ソート/ステープルモード時の用紙の紙揃えお
よび綴じ動作に際し、それらの動作を確実に行わしめる
ことに特に貢献する。つまり、用紙が綴じられた後も用
紙に対して用紙揃え手段を動作させる構成にすることに
よって、デュアル・ソート/ステープルモード時に用紙
の揃え動作に際して、一度に複数のビンに対して用紙の
揃え動作を行う必要がなくなると共に、小トルク低コス
トの小型のモータを用いて確実にステープル済みの用紙
の揃えを行える。
請求項2記載の発明によれば、複数のビンに対して複
数のビンな配列方向に延びた揃え面で各ビン上の用紙端
を押して紙揃えするものにおいて、それぞれのソータ部
に異なるサイズの用紙が排出されたときにステープルを
禁止するので、紙揃えがなされていない用紙束に対して
不必要なステープルが実行されることがなくなり、かつ
用紙のサイズが異なっても排紙処理のみは継続されるの
で、異なるサイズの用紙を仕分けること、言い換えれ
ば、デュアルソートが可能になり、排紙処理の操作性が
向上する。
請求項3及び請求項4記載の発明によれば、ソータ部
に排紙された小さいサイズの用紙束に対しては、ステー
プル動作を行わないので、請求項2記載の発明と同様の
効果を奏する。
請求項5記載の発明によれば、紙揃えが実施されてい
ない用紙の束に対してはステープルしても意味がなくな
るので、ステープルおよび紙揃えを実行せず、かつ用紙
のサイズが異なっても排紙処理のみは継続されるので、
異なるサイズの用紙を仕分けること、言い換えれば、デ
ュアルソートが可能になり、排紙処理の操作性が向上す
る。
請求項6及び請求項7記載の発明によれば、ソータ部
に排紙された小さいサイズの用紙束に対しては揃え動作
を実行せず、大きいサイズの用紙束に対しては揃え動作
が実行されるので、請求項5記載の発明と同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面図、第2図は同実施例
の平面図、第3図は同実施例の背面図、第4図は揺動装
置の概略を示す斜視図、第5図は揺動装置とビンの関係
を示す平面図、第6図は押圧部材部分を示す斜視図、第
7図は揺動モータ部分を示す平面図、第8図、第9図は
揺動モータの回転角度を移動量との関係を示す図、第10
図はビンの平面図、第11図はビンの側面図、第12図はビ
ンの右側面図、第13図、第14図、第15図はビンの各部の
断面図、第16図はビンの除電ブラシ部分の側面図、第17
図はビンの他の実施例を示す断面図、第18図はリブの作
用を示す説明図、第19図は用紙の一状態を示す斜視図、
第20図はガイド部を示す斜視図、第21図、第22図、第23
図、第24図、第25図、第26図、第27図、第28図はビンに
おける用紙の状態を示す説明図、第29図はステープラ装
置全体の斜視図、第30図はブラケツト部分の平面図、第
31図はステープラ部分の平面図、第32図はステープラ部
分の正面図、第33図はステープラ部分の側面図、第34
図、第35図、第36図、第37図、第38図、第39図、第40
図、第41図、第42図、第43図、第44図はステープラー部
分の各部材の作動を説明する正面図、第45図は送り軸の
正面図、第46図、第47図、第48図、第49図、第50図はス
テープラの針カートリツジ交換の作動を説明する正面
図、第51図は送り軸の他の実施例の正面図、第52図は第
51図の送り軸使用時の速度と移動量の関係図、第53図は
制御系のブロツク図、第54図は全体の動作手順を示すフ
ローチャート、第55図はステープル動作の手順を示すフ
ローチャート、第56図は揺動ユニットの動作手順を示す
フローチャート、第57図は揺動動作を示すフローチャー
ト、第58図は揺動ユニットの退避処理を示すフローチャ
ート、第59図はステープル予約ビンの算出手順を示すフ
ローチャート、第60図は揺動禁止手順を示すフローチャ
ート、第61図揺動済ビンチェックの処理手順を示すフロ
ーチャート、第62図はステープル紙寄せチャックの処理
手順を示すフローチャート、第63図および第64図はそれ
ぞれデュアルソートの動作手順を示すフローチャー
ト、、第65図はステープル処理中のドアオープンに対処
するための処理手順を示すフローチャート、第66図はエ
レベータ下降の動作手順を示すフローチャート、第67図
はビンの上下移動の動作手順を示すフローチャート、第
68図は上下移動異常緩和の処理手順を示すフローチャー
ト、第69図はサイズ移動異常緩和処理手順を示すフロー
チャート、第70図は上下移動異常検知処理手順を示すフ
ローチャート、第71図は揺動異常検知処理手順を示すフ
ローチャート、第72図はチャック異常検知処理手順を示
すフローチャート、第73図はステープル異常検知処理を
示すフローチャート、第74図は異常検知処理全体の手順
を示すフローチャート、第75図はサイズ移動異常復帰処
理手順を示すフローチャート、第76図はビンの上下移動
異常復帰処理手順を示すフローチャート、第77図は揺動
異常復帰処理手順を示すフローチャート、第78図はチャ
ック異常復帰処理手順を示すフローチャート、第79図は
ステープル異常復帰処理手順を示すフローチヤートであ
る。 100……第1のソータ手段(上ブロック)、101……第2
のソータ手段(下ブロック)、300……ビン、400……ス
テープラ装置(綴じ手段)、401……ステープラ(ステ
ープル手段)、481……ステープラ部、500……揺動装
置、502……押圧部材(揃え手段)、600……CPU(制御
手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 新 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 吉野 博文 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−181678(JP,A) 特開 平1−271371(JP,A) 特開 昭61−287663(JP,A) 特開 昭59−121069(JP,A) 実開 昭62−63266(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 39/11 B65H 31/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のビンと、これらのビン上に排出され
    た用紙を揃える揃え手段と、各ビン上の用紙を綴じるス
    テープル手段とを有する紙処理装置において、 上記揃え手段と別個に設けられ、上記揃え手段により揃
    えられた用紙を上記ステープル手段に移動し、ステープ
    ル後、ピン内に戻す用紙移動手段と、 上記揃え手段と上記用紙移動手段とをそれぞれ駆動する
    別個の駆動手段と、 上記ステープル手段により用紙が綴じられた後も用紙に
    対して上記揃え手段を作動させる制御手段を備えている
    ことを特徴とする紙処理装置。
  2. 【請求項2】機器本体から排出されて用紙を受け入れる
    複数のビンを有し、上記同一のビンには1種類の用紙の
    サイズを配分するソータ部と、上記複数のビンの配列方
    向に延びた揃え面を有し、該揃え面により上記各ビンに
    排出された用紙の端部を押して揃える揃え手段と、各ビ
    ンの用紙を綴じるステープル手段とを有し、 上記ソータ部は、1種類の用紙のサイズを配分したビン
    からなる第1のソータ部と、上記第1のソータ部のビン
    に排出されている用紙と異なるサイズを受け入れている
    ビンからなる第2のソータ部を有する紙処理装置におい
    て、 上記第1および第2のソータ部に排出された用紙のサイ
    ズ情報を検出するサイズ情報検出手段および機器本体か
    ら排出される用紙のサイズ情報信号を機器本体より受信
    するサイズ情報信号検出手段の少なくとも一方を備える
    とともに、上記サイズ情報検出手段もしくはサイズ情報
    信号検出手段からの第1および第2のソータ部における
    用紙のサイズ情報が異なった場合に、上記ステープル手
    段の作動を禁止する制御手段を備え、 上記制御手段により、用紙のサイズ情報が異なっていて
    上記ステープル手段の作動を禁止した場合にも、機器本
    体からの用紙の排出動作を継続するようにしたことを特
    徴とする紙処理装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段が、上記サイズ情報により上
    記第2のソータ部へ排出中に第1のソータ部に排紙され
    た用紙のサイズより第2のソータ部に排紙された用紙の
    サイズが小さいことが判明したときには、第2のソータ
    部に排紙された用紙束に対する上記ステープル手段の動
    作を禁止するように設定されていることを特徴とする請
    求項2記載の紙処理装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段が、上記サイズ情報により上
    記第1のソータ部へ排出中に第2のソータ部に排紙され
    た用紙のサイズより第1のソータ部に排紙された用紙の
    サイズが小さいことが判明したときには、第1のソータ
    部に排紙された用紙束に対する上記ステープル手段の動
    作を禁止するように設定されていることを特徴とする請
    求項2記載の紙処理装置。
  5. 【請求項5】機器本体から排出された用紙を受け入れて
    複数のビンに分配する第1および第2のソータ部と、上
    記複数のビンの配列方向に延びた揃え面を有し、該揃え
    面により上記各ビンに排出された用紙の端部を押して揃
    える揃え手段と、各ビンの用紙を綴じるステープル手段
    とを有する紙処理装置において、 上記第1および第2のソータ部に排出された用紙のサイ
    ズ情報を検出するサイズ情報検出手段および機器本体か
    ら排出される用紙のサイズ情報信号を機器本体より受信
    するサイズ情報信号検出手段の少なくとも一方を備える
    とともに、上記サイズ情報検出手段もしくはサイズ情報
    信号検出手段からの第1および第2のソータ部における
    用紙のサイズ情報が異なった場合に、上記揃え手段の動
    作を行わないように設定された制御手段を備え、 上記制御手段により、用紙のサイズ情報が異なっていて
    上記揃え手段の動作を禁止した場合にも、機器本体から
    の用紙の排出動作を継続するようにしたことを特徴とす
    る紙処理装置。
  6. 【請求項6】上記制御手段が、上記サイズ情報により上
    記第2のソータ部への排出中に、第1のソータ部に排紙
    された用紙のサイズより第2のソータ部に排紙された用
    紙のサイズが小さいことが判明したときには、上記第2
    のソータ部に排紙された用紙束に対する揃え手段の動作
    を行わないように設定されていることを特徴とする請求
    項5記載の紙処理装置。
  7. 【請求項7】上記制御手段が、上記サイズ情報により上
    記第1のソータ部への排出中に、第2のソータ部に排紙
    された用紙のサイズより第1のソータ部に排紙された用
    紙のサイズが小さいことが判明したときには、上記第1
    のソータ部に排紙された用紙束に対する揃え手段の動作
    を行わないように設定されていることを特徴とする請求
    項5記載の紙処理装置。
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