JPH02289282A

JPH02289282A - ゲーム機械における複数種類のゲーム媒体の貯溜機構

Info

Publication number: JPH02289282A
Application number: JP1086842A
Authority: JP
Inventors: Ryutaro Kishishita; 龍太郎岸下
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-04-07
Filing date: 1989-04-07
Publication date: 1990-11-29
Anticipated expiration: 2010-10-11
Also published as: JPH0793976B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、主としてスロットマシンのようなメダル、コ
インを使用するゲーム機械において、二種類以上のゲー
ム媒体の貯溜、乃至は、貯溜払出ができるようにしたゲ
ーム媒体の貯溜機構に関するものである。

〔従来の技術〕

−ａに、パチンコ機やスロットマシンによるゲームでは
単一種類のゲーム媒体しか使用しないため、そのゲーム
マシン内には一種類のゲーム媒体の貯溜乃至は貯溜払出
機構が設けられるにとどまる。

一方、ゲームの開始要件として、コインやメダルの投入
ができるように形成されていると共に、ゲームに使用す
るゲーム媒体は前記の投入メダル等とは別個の球等を使
用するゲームマシンも公知であるが、このようなゲーム
マシンは投入メダル等とゲーム媒体として使用する球等
との役割が画然と区分されているため、その貯溜等のた
めの取扱機構を構成するのにさしたる困難性はない。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし乍、近時スロットマシン等において、ゲーム媒体
として、メダル状のものを使用する点は在来機種と同様
であるが、ゲーム媒体の単価等の基準が異なる二種類以
上のメダル等のゲーム媒体を使用するようにしたスロッ
トマシン等が提案されるに至った。

上記において提案されているスロットマシンは、在来の
スロットマシンが比較的低単価のゲーム媒体（例えば、
メダル−枚２０円）を使用しているため、連続的、且つ
、比較的長時間に亘すゲームを続行する場合には、累計
が大量になるメダルの投入、或は、同じく累計が大量に
なりがちなメダルの払出を行うこととなる点に鑑み１、
プレーヤのメダル投入の煩しさ、或は、マシン側におけ
る多数回に亘るメダル払出によるマシンの消耗を防ぐこ
とを目的として提案されているもので、投入すべきメダ
ルの単価を在来機用の例えば５倍〜５０倍。

或は、それ以上に設定した複数種のメダルを用意し、マ
シン側をこのような種類の異なるメダルの投入によって
作動できるようにしたものである。

従って、この提案されているスロットマシンによれば、
同じ回数のゲームや入賞回数であっても、従来機に比ベ
メダル投入回数や入賞払出回数を減することができる利
点がある一方、投入されるメダルの種類が異なるため、
その貯溜、或は、入賞払出をなすべきメダルの種類選定
やメダルの種類を考慮した払出作動が、メダルの種類が
単一でない故に、逆に煩雑になるという問題がある。

本発明はこのような複数種類のゲーム媒体を使用できる
ようにしたスロットマシン等のゲーム機械において、当
該複数種類のメダル等のゲーム媒体の取扱上の便宜を図
ることのできるゲーム媒体の貯溜機構を提供することを
その課題とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記のような課題を解決することを目的として
なされたもので、その構成は、スロットマシンのような
ゲーム機械の内部に単価等の基準が異なる二種類以上の
メダル等のゲーム媒体を各ゲーム媒体の種類ごと分けて
収容する貯溜部を並設したことを特徴とするものである
。

〔作　用〕

ゲーム機に使用される二種類以上のゲーム媒体は、その
媒体の種類ごとに弁別した上で貯溜部に収容し入賞時等
にゲーム媒体の種類ごとに払出す。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を図に拠り説明する。

第１図は本発明機構の一例の正断面図、第２図は同じく
右側断面図、第３図は本発明機構の駆動制御系の一例の
ブロック図である。

１は異種類の基準の一つとして単価を異にしたゲーム媒
体、ここではメダルＭ□〜Ｍ、を個々の種類ごとに積層
状態で収容できるように形成したメダルホッパである。

而して、上記三種類のメダルＭ１〜Ｍ、は、異種類であ
ることを弁別する基準として夫々の外径を別異に形成し
、相互に区別できるようにされているので、上記メダル
ホッパ１は各メダルＭ１〜Ｍ３の収容部１ａ〜１ｃが各
メダルの外径に合せて形成されている。

各メダル収容部１ａ〜１ｃの下端には、前面にメダル吐
出孔２ａ〜２ｃが、また、収容部の下端後面には、進退
式のメダル払出アクチエータ４ａ〜４ｃに取付けられた
押出舌片５ａ〜５ｃの進退穴３ａ〜３ｃが形成されてい
る。６ａ〜６ｃは各吐出孔２ａ〜２ｃの前方に形成した
メダル吐出ガイドで、このガイド６ａ〜６Ｃの下には受
皿７ａ〜７ｃが配設される。

尚、８８〜８ｃは各収容部１８〜１ｃの後面壁に設けた
接点式又は無接点式のメダルセンサで、各メダルＭ１〜
Ｍ３がこの位置により下方にしかないようになると、こ
のセンサ８ａ〜８ｃが開成され、メダル不足の表示を表
示部２０ａ〜２０ｃに行うように形成されている。２０
ｄ〜２０ｆは各表示部２０ａ〜２０ｃハドライバ、９は
スロットマシンのフロントパネルである。

上記例では、メダル収容部１ａ〜１ｃを筒状に形成し、
各メダルＭ１〜Ｍ、を積層状態で収容するようにしたが
、本発明におけるメダル収容部の形態は、この実施例の
型式のものに限られず、任意である。要は、種類別にメ
ダル等のゲーム媒体が収容でき、また、メダル等のゲー
ム媒体を種類別に払出できる構造を有するものであれば
足りる。

次に、上記のように形成されるメダル収容部１８〜１ｃ
に収容された種類別メダルの払出等について、第３図に
より説明する。

ここで、説明の便宜のため、メダル間工を１０００点、
メダルＭ２を５００点、メダルＭ、を１００点に定める
。

説明は省略するがスロットマシンゲーム等を行い、入賞
払出しがなされる状態になったとき、各メダル間工〜Ｍ
、の払出は次のように行われる。

而して、１０は払出指令部で、入力する入賞信号や精算
信号Ｗｓによって払出指令が形成される。

ここでは、払出指令が払出メダルの合計点数を示す信号
で形成される。いま、指令信号がメダル点数３８００点
を示す信号により形成されたとすると、この信号は次の
演算部１１に供給される。

演算部１１は、入力した上記払出指令の点数を、各メダ
ル間工〜Ｍ３の素点（単価）により、その大きい値の方
から順次除算、減算を行う。即ち、３８００／Ｌ０００
＝３（枚）＋８００（点）、８００１５００＝　１　（
枚）＋３００（点）、３００／１００　＝　３（枚）と
演算し、メダル間工は３枚、Ｍ２は１枚、Ｍ３は３枚を
示す信号８１〜Ｓ３を各メダルＭ１〜Ｍ３について形成
する。尚、上記演算部１１での演算値に端数（１００点
以下）が生じたとき、これを、例えば、四捨五入するか
、或は、切上げ又は切下げる等するのは任意である。

上記演算部１１の信号Ｓ１〜Ｓ３は、それぞれに各払出
アクチエータ４８〜４ｃの駆動部１３ａ〜１３ｃに、制
御部１２を経由して供給される。

これによって、各払出アクチエータ４ａ〜４ｃは、それ
らの収容部１ａ〜１ｃのメダル間工〜Ｍ３を払出す。

ここで、各アクチエータ４ａ〜４ｃの作動回数即ち、払
出枚数は、各アクチエータに取付けたセンサにより検出
され、夫々にカウンタ１４ａ〜１４ｃにより払出回数（
枚数）として計数される。尚、払出枚数の計数は、他の
部位において検出してもよいこと勿論である。

各カウンタ１４ａ＝１４ｃの計数値Ｃａ、Ｃｂ、Ｃｃは
、予め各メダル収容部１ａ〜１ｃにメダルＭ□〜Ｍ、を
収容した際、その収容数をセット部を操作しセットカウ
ンタ１５ａ〜１５ｃに記録されたセット数値Ｓａ、Ｓｂ
、Ｓｃと演算部１６ａ〜１６ｃにおいて比較演算され、
メダル収容部１８〜１ｃの残りメダル数として表示部１
７ａ〜１７ｃに表示される。尚。

収容部１ａ〜１ｃへのメダルＭよ〜Ｍ□の収容は、初期
セットのほか、ゲーム進行中に投入されたり、或は、他
から手動又は自動で補給されることによるものもある。

　１７ｄ〜Ｌ１ｅは表示部１７ａ〜１７ｃのドライバで
ある。

また、上記アクチエータ４ａ〜４Ｃの作動回数を計数し
ているカウンタ１４ａ〜１４ｃの数値は払出演算部１８
に供給され、払出点数として表示部１９に表示される。

１９ａは表示部１９のドライバである。

本発明におけるゲーム媒体は、上記例のメダル状媒体の
みならず、ボール状、コイン状、カード状等をなす媒体
についても勿論適用できる。また、ゲーム媒体の種類が
異なる態様は、対価や大きさのほか１色彩や形状２重量
など他の要素のものであっても本発明を適用することが
できる。

〔発明の効果〕

このように本発明機構によれば、単価等の基準が異なる
ことによって類別される種類の異なるメダルを使用した
ゲーム媒体の払出しであっても、払出数値をメダルの異
なる単価（基＄）によって割り、個々種類の異なるメダ
ルで払出すと共に、その払出による払出量の合計を表示
するようにしたので、複数種類のゲーム媒体を混在させ
た入賞等による払出を合理的且つ正確に行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明機構の一例の正断面図、第２図は同じく
右側断面図、第３図は本発明機構の駆動制御系の一例の
ブロック図である。Ｍ、〜Ｍ、・・・種類の異なるメダル、１・・・メダル
ホッパ、１ａ〜１ｃ・・・各メダルの収容部、２８〜２
Ｃ・・・メダルの吐出孔、３ａ〜３ｃ・・・進退穴、４
ａ〜４ｃ・・払出アクチエータ、５ａ〜５ｃ・・・メダ
ル押出舌片、６ａ〜６ｃ・・・吐出ガイド、７ａ〜７ｃ
・受皿、９・・・フロントパネル

Claims

【特許請求の範囲】１　スロットマシンのようなゲーム機械の内部に単価等
の異なる二種類以上のメダル等のゲーム媒体をゲーム媒
体の種類ごと分けて収容する貯溜部を並設したことを特
徴とするゲーム機械における複数種類のゲーム媒体の貯
溜機構。２　ゲーム媒体ごとの貯溜部は、平行な姿勢で立設され
た筒状をなす特許請求の範囲第１項に記載のゲーム機械
における複数種類のゲーム媒体の貯溜機構。３　ゲーム媒体ごとの貯溜部は、ゲーム媒体の単価等の
基準によって容積が異なるように形成した特許請求の範
囲第１項又は第２項に記載のゲーム機械における複数種
類のゲーム媒体の貯溜機構。４　ゲーム媒体ごとの貯溜部は、夫々にゲーム媒体の払
出機構を具備した特許請求の範囲第１項〜第３項のいず
れかに記載のゲーム機械における複数種類のゲーム媒体
の貯溜機構。５　ゲーム媒体ごとに貯溜部における貯溜状態を外部に
表示するようにした特許請求の範囲第１項〜第４項のい
ずれかに記載のゲーム機械における複数種類のゲーム媒
体の貯溜機構。