JPH02287514A - 液晶光シャッタ - Google Patents

液晶光シャッタ

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JPH02287514A
JPH02287514A JP10997489A JP10997489A JPH02287514A JP H02287514 A JPH02287514 A JP H02287514A JP 10997489 A JP10997489 A JP 10997489A JP 10997489 A JP10997489 A JP 10997489A JP H02287514 A JPH02287514 A JP H02287514A
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shaped transparent
band
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shutter
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JP10997489A
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Takeshi Ikeda
健 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶層を挟んで対向配置された一対の透明絶
縁基板の互いに対向し合う表面に、それぞれ複数の帯状
透明電極を互いに平行に配置して構成される液晶光シャ
ッタに関する。
従来の技術 第7図は、従来の液晶光シャッタの一例の概略的な構成
を示す縦断面図である。
第7図において、2枚のガラス基板1a、lbは互いに
対向させて配置され、一方のガラス基板1aの他方のガ
ラス基板1bと対向する表面には、複数の帯状透明電極
2aが互いに平行に配列して形成されている。これに対
して、他方のガラス基板1bの一方のガラス基板1aと
対向する表面には、その全面に亘って連続する透明対向
電極2bが形成されている。また、各ガラス基板1a、
1bの電極形成側表面には、それぞれ配向膜3 a3b
が形成されている。一方のガラス基板1a側の配向膜3
aと他方のガラス基板lb側の配向膜3bとの間には、
たとえばTN(ツィステッドネマチック)型の液晶層4
が介在させである。シール5は、液晶を封止するための
部材である。また、各ガラス基板1a、lbの積層方向
外方側の表面には、それぞれ偏光板6a、6bが配設さ
れている。
上記液晶光シャッタにおいて、帯状透明型112aと透
明対向電極2bの間に電圧が印加されると、電圧を印加
された個所の液晶層4の光学特性が変化するため、その
個所が2つの偏光板6a、6bの偏光軸方向の組合せに
よって透光性または遮光性となる。したがって、各帯状
透明電極2aに対して選択的に電圧を印加することによ
って、液晶層4のうち帯状透明電極2aに対応する領域
が選択的に光透過状態に設定される。
第8図は、従来の液晶光シャッタの他の一例の概略的な
構成を示す縦断面図である。
第8因において、ガラス基板1a、lb、帯状透明電極
2a、配向膜3a、3b、液晶層4、シール5、偏光板
6a、6bについては、上述した液晶光シャッタの場合
と同じである。この液晶光シャッタでは、ガラス基板l
b側にもガラス基板la側と同じ複数の帯状透明電極1
2bを、ガラス基板la側の帯状透明型12′aとそれ
ぞれ対向し合うように互いに平行に配列して形成されて
いる。
この場合にも、対向し合う各帯状透明電極2a。
12b間に選択的に電圧を印加することによって、液晶
層4のうち帯状透明電極2a、12b″t”挟まれる領
域が選択的に光透過状態に設定される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した液晶光シャッタの場合、帯状透
明電極2a、12bのパターンがそのままシャッタのパ
ターン、つまり光透過領域のパターンとなるため、シャ
ッタのパターンとして高精細なパターンを得ようとする
と、それに応じて帯状透明電極2a、12bをそれだけ
精細化しなければならず、その精細化はパターン化技術
の限界によって一定以上にできないという問題点があっ
た。
また、帯状透明電極2a、12bを精細化すると、それ
だけ帯状透明電極2a、12bの抵抗値が大きくなり、
その結果、帯状透明電極2a、12bに印加される電圧
波形に減衰が生じてシャッタのパターンのコントラスト
が低下するという問題点もあった。
したがって、本発明の目的は、高精細でコントラストも
良好なシャッタ・パターンを得ることのできる液晶光シ
ャッタを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、液晶層を挟んで対向配置された一対の透明絶
縁基板の互いに対向し合う表面に、それぞれ複数の帯状
透明電極を互いに平行に配置し、各帯状透明電極に選択
的に電圧を印加することによって互いに対向する帯状透
明電極間の液晶層を選択的に光透過状態に設定するよう
にした液晶光シャッタにおいて、 一方の透明絶縁基板上の隣り合う2つの帯状透明電極に
またがる部分に他方の透明絶縁基板上の1つの帯状透明
電極がそれぞれ対向し合うように、一方の透明絶縁基板
上の帯状透明電極に対して、他方の透明絶縁基板上の帯
状透明電極の配置をずらしたことを特徴とする液晶光シ
ャッタである。
作  用 本発明に従えば、一方の透明絶縁基板の隣り合う2つの
帯状透明電極にまたがる部分に対して他方の透明絶縁基
板の1つの帯状透明電極が対向するように、両方の透明
絶縁基板の帯状透明電極の配置を互いにずらしであるの
で、シャッタ・パターンの幅寸法は帯状透明電極の幅寸
法の1/2以下となり、したがって高精細なシャッタ・
パターンが得られる。
また、同じ精細度のシャッタ・パターンを得るのに、従
来の液晶光シャッタよりも帯状透明電極の幅寸法を2倍
以上大きくできるので、帯状透明電極抵抗値をそれだけ
小さく抑えることができ、その結果、印加電圧波形の減
衰が改善されコントラストが向上する。
実施例 第1図は本発明の一実施例である液晶光シャッタのパネ
ル20の概略的な構成を示す縦断面図であり、第2図は
その液晶光シャッタ全体の概略的な構成を示すブロック
口である。
第1図において、透明絶縁基板である2枚のガラス基板
21a、21bは互いに対向させて配置され、1層目の
ガラス基板21 aの2層目のガラス基板21bと対向
し合う面には、一定幅寸法を持つ複数の帯状透明電極2
2aが一定間隔を隔てて(ここでは、帯状透明電極22
aのピッチを100μmとしている。)互いに平行に配
列して形成されている。
一方、2層目のガラス基板21bの1層目のガラス基板
21aと対向し合う面にも、上記帯状透明電極22aと
同一幅寸法を持つ複数の帯状透明電極22bが同じ一定
間隔を隔てて同一方向に平行に配列して形成されている
。ただし、この2層目の帯状透明電極22bは、その幅
寸法のほぼ1/2だけ1層目の帯状透明電極22aの配
置よりもその配列方向(幅方向)にずらして配置されて
いる。したがって、2層目の帯状透明電極22bの1つ
は、1層目の隣り合う2つの帯状透明電極22aの各半
部にまたがる部分に対向することになる。同様に、1層
目の帯状透明電極22aの1つも、2層目の隣り合う2
つの帯状透明電極22bの各半部にまたがる部分に対向
することになる。
さらに、1層目の帯状透明型!Fi 22 aの表面中
央部、つまり2層目の隣り今う2つの帯状透明電極22
bの間の隙間の部分に対向する中央部にはMoから成る
補助電極19aが形成され、これによって帯状透明型1
i 22 aの低抵抗化が図られている。同様に、2層
目の帯状透明型t!i122 bの表面中央部にも、M
Oから成る補助電極19bが形成されている。
各ガラス基板21a、21bの電極形成側表面には、そ
れぞれ配向膜23a、23bが形成されている。この配
向M23a、23bとして、ここではポリイミド系樹脂
が用いられている。
上述した1層目のガラス基板21a側の配向膜23aと
、2層目のガラス基板21b側の配向膜23bとの間に
は、TN型液晶から成る液晶N24が介在させである。
ここでは、上記TN型液晶としてフェニルシクロヘキサ
ン系液晶が用いられている。シール25は、TN型液晶
を封止するための部材である。また、各ガラス基板21
a、21bの積層方向外方側の表面には、それぞれ偏光
板26a、26bが配設されている。
第2図において、データ処理回路27は図示しない制御
部から送られて来るパネル駆動用のデータ列を、パネル
20の1層目の帯状透明電極22aに対する印加電圧デ
ータ列と、2層目の帯状透明電極22bに対する印加電
圧データ列とに変換して出力する回路である。ドライバ
28aは、データ処理回路27から出力される印加電圧
データ列に応じて、パネル20の1層目の帯状透明電極
22aに選択的に所定の電圧を印加する回路であり、ま
たもう一方のドライバ28bは同じくデータ処理回路2
7から出力される印加電圧データ列に応じて、パネル2
0の2層目の帯状透明電極22bに選択的に所定の電圧
を印加する回路である。
第3図は上記ドライバ28a、28bから各帯状透明電
極22a、22bに印加される4種類の電圧V、、V+
、V2.Vsと、液晶層24がオン(光透過状態)とな
るオン電圧■。、と、液晶層24がオフ(遮光状態)と
なるオフ電圧■。1.との関係を示す説明図であり、第
4図は上記帯状透明電極22a、22bに印加される電
圧の一例を示す波形図である。
第3図、第4図を参照して、上記液晶光シャッタの動作
を以下に説明する。
図示しない制御部からパネル20を所定のシャッタ・パ
ターンの状態に駆動するためのデータ列がデータ処理回
路27に入力されると、データ処理回路27からは、こ
のデータ列に基づきパネル20の1層目の帯状透明電極
22aに対応する印加電圧データ列と、パネル2oの2
層目の帯状透明電極22bに対応する印加電圧データ列
とが出力され、それぞれの印加電圧データ列は対応する
ドライバ28a、28bへと送られる。ドライバ28a
、28bからは、入力される印加電圧データ列に応じて
対応する帯状透明電極22a、22bに対し4種類の電
位V o、 V +、 V 2. V 3のうちいずれ
かが選択的に出力される。第3図に示すように、これら
の各電位V0〜■、とオン電圧■。、およびオフ電圧V
ovvは、次の関係を持つように設定されている。
V、=V、−V。F、        ・・・(1)V
2=V。−■。0         ・・・(2)V 
、= V 、−V。g  Vo□    川(3)(た
だし、■。w>V。1.) いま、たとえば第1図に示すパネル20の液晶層24の
各部分A、B、C,D(帯状透明電極22a、22bで
挟まれる部分)をオン・オフ・オン・オフというパター
ンで動作させるデータ列がデータ処理回路27に入力さ
れるものとすると、このとき帯状透明電極22al、2
2a3.22a5には、第4図(1)、(3)、(5)
に示すように電位■。と電位V、とが交番順序で現われ
る電位波形が印加される一方、帯状透明電極22b2.
22b4には、第4図<2>、(4)に示すように電位
■1と電位V2とが交番順序で現われる電圧波形が印加
される。したがって、区間T1において液晶層24のA
部分に印加される電圧はV o  V 2” V am
 (第4図において、矢印の方向は高電位例を示す)、
B部分に印加される電圧はV。
−V、=V、、、、C部分に印加される電圧は■V、=
V。工、D部分に印加される電圧は■。−■=■。、F
となる。また、区間T2において液晶層24のA部分に
印加される電圧はV、−V、=V、lI。
B部分に印加される電圧は■。−V2=V、、、 、C
部分に印加される電圧は■。−V、=V、、、D部分に
印加される電圧はV、−V、=V。1.となる、すなわ
ち、区間Tl、T2のいずれにおいても、液晶層24の
各部分A、B、C,Dには、それぞれV ow + V
 OFF 、 V ow + V ovvが印加され、
その極性は区間Tlと区間T2とで反転する。つまり、
液晶層24には、直流成分が加わらないように交流化し
た電圧が印加される。このようにして、液晶層24のA
、C部分が光透過状態に、B、D部分が遮光状態になる
パターンが得られる。この場合、光透過状態および遮光
状態が選択的に設定される液晶層24の各部分A〜Dの
幅寸法は、帯状透明電極22a、22bの幅寸法の1/
2以下となる(なお、帯状透明電極22a、22bの配
列ピッチは上述したように100μmであるから、A〜
D各部分の配列ピッチは50μmとなる。)ため、シャ
ッタのパターンは高精細なものとなる。また、帯状透明
電極22a、22bに補助電極19a。
19bが形成されているため、その分だけ帯状透明電極
22a、22bの抵抗値が小さくなり、その抵抗値によ
る印加電圧の減衰を低減でき、それだけコントラストが
向上することになる。
上記液晶光シャッタを、一般的なパターンで動作させた
とき、高速応答による高精細なシャッタ機能が得られる
ことが確認されている。
第5図は、第1図に示すパネル20の液晶層24を強誘
電性液晶で構成した第2の実施例の液晶光シャッタの場
合の帯状透明電極22a、22bに印加される電圧の一
例を示す波形図である。この実施例における液晶光シャ
ッタにおいては、強誘電性液晶としてC8−1014(
チッソ社製)が用いられ、また配向11!23a、23
bの材料としてナイロン6が用いられるが、その他の構
成については先の実施例の場合と同様である。
第5図を参照して、この実施例の液晶光シャッタの動作
を以下に説明する。
この場合にも、第1図に示すパネル20の液晶層24の
各部分A、B、C,Dをオン・オフ・オン・オフという
パターンで動作させるデータ列が第2図に示すデータ処
理回路27に入力されるものとすると、このとき帯状透
明電極22a1には第5図(1)に示すように全区間に
亘って基準電位V1となる電圧波形が印加される一方、
帯状透明電極22b2には第5図(2)に示すように区
間t1でハイレベルの電位■。(=V、+V、)、区間
t2でローレベルの電位VL(=V、−V、)、その他
の区間で基準電位■1となる電圧波形が印加され、帯状
透明電極22a3には第5図(3)に示すように区間t
3で電位VN、区間t4で電位V、、その他の区間で基
準電位■8となる電圧波形が印加され、帯状透明電極2
2b4には第5図(4)に示すように区間t5で電位■
。、区間t6で電位■1、その他の区間で基準電位■3
となる電圧波形が印加され、さらに帯状透明電極22a
5には第5図(5)に示すように区間t7で電位■□、
区間上8で電位VL、その他の区間で基準電位■8とな
る電圧波形が印加される。
したがって、液晶層24のA部分に印加される電圧は、
第5図(6)に示すように帯状透明電極22b2を基準
にして、区間t1では−■1、区間t2では+V、とな
り、区間t1から区間t2に変わるときの電位2V、分
の立上りによってオンとなり、その状態が保持される。
液晶層24のB部分に印加される電圧は第5図(7)に
示すように帯状透明電極22b2を基準にして、区間t
1では一■1、区間t2〜t3ではモ■1、区間t4で
は一■、となり、区間t1から区間t2に変わるときの
電位2V、分の立上りによって2旦オンとなったあと、
[K ff t 3から区間t4に変わるときの電位−
2V、分の立下りによってオフとなり、以後その状態が
保持される。また、液晶層24のC部分に印加される電
圧は第5図(8)に示すように、帯状透明電極22b4
を基準にして、区間t3では+■6、区間t4〜t5で
は一■1、区間t6では+V、となり、区間t3から区
間t4に変わるときの電位−2V、分の立下りによって
2旦オフとなったあと、区間t5から区間t6に変わる
ときの電位2V、分の立上りによってオンとなり、以後
その状態が保持される。さらに液晶層24のD部分に印
加される電圧は第5図(9)に示すように、帯状透明電
極22b4を基準にして、区間t5では一■1、区間t
6〜t7では十V1、区間t8では一■、となり、区間
t5がら区間t6に変わるときの電位2V、分の立上り
によって2旦オンとなったあと、区間t7から区間t8
に変わるときの電位−2V、分の立下りによってオフと
なり、以後その状態が保持される。このようにして、液
晶層24のA、C部分が光透過状層に、B、D部分が遮
光状態になるパターンが得られる。液晶層24の各部分
A〜Dに印加される電圧は第5図(6)〜(9)に示す
ように、それぞれ交流化波形となっているため、直流部
分が液晶層24に印加されることはない、上記動作にお
いて、オン・オフの状態を逆にする場合には、第5図(
1)〜〈5〉に示す各電圧波形の極性を反転させればよ
い。
この場合にも、帯状透明型1+22a、22bに付加形
成される補助電極19a、19bは、帯状透明電極22
a、22bの抵抗値を小さくして、印加電圧波形の減衰
を改善する役割を担うが、これとは別に次のような役割
も担う。
すなわち、双安定性に優れた強誘電性液晶パネルの場合
には、隣り合う帯状透明電極22a、22b間の隙間の
配向を一様に揃えることが難しく。
コントラストが下がる原因となっていたが、この場合、
上記補助電極19a、19bは遮光部材として働くので
、コントラストを上げることができる。
第6図は、上述した第1の実施例の液晶光シャッタを使
用した投影型液晶表示装置の光学系を示す模式図である
第6図において、液晶ライトバルブ29はマトリクス状
に配列された複数の画素を有するとともに、前面側から
入射して来る光を反射する光反射層も有し、背面側から
書込み光りを受けた画素の液晶層部分において、その配
向状態つまり光学的特性を変える機能を持っている。こ
の液晶ライトバルブ29の背面側には光源30が配置さ
れ、光源30と液晶ライトバルブ29の間には、2つの
液晶光シャッタ31a、31bを組み合わせて構成され
た液晶シャッタ・アレイ32が配置されている。この液
晶シャッタ・アレイ32の一方の液晶光シャッタ31a
は、その帯状透明電極が横向きとなる姿勢に、また他方
の液晶光シャッタ31bはその帯状透明電極が縦向きと
なる姿勢にそれぞれ配置され、2つの液晶光シャッタ3
1a、31bによって得られるシャッタ・パターンの組
合せによって所定の画像を得、光源30から照射される
光を画像に応じて選択的に透過または遮断し、画像に対
応した書込み光りを液晶ライトバルブ29の背面側に入
射するようにしである。
また、液晶ライトバルブ29の前面側には、偏光ビーム
スプリッタ33が配置され、別の光源34から照射され
て集光レンズ35で集光される光を上記偏光ビームスプ
リッタ33で直接層光して液晶ライトパルプ29に入射
させるようにしである。この漏光ビームスプリッタ33
を挟んで液晶ライトパルプ29と対向する位置には、投
影レンズ36が配置され、さらにこの投影レンズ36の
前方にスクリーン37が配置されている。
上記投影型液晶表示装置の動作は、以下のとおりである
光源30から照射される光は、液晶シャッタ・アレイ3
2によって選択的に透過または遮断され、表示させよう
とする画像に対応した書込み光りが得られ、この書込み
光りが液晶ライトパルプ29の背面側に入射され、液晶
ライトパルプ29には画像が表示される。一方、別の光
源34から照射される光は、集光レンズ35で集光され
たあと、偏光ビームスプリッタ33で直線偏光されて液
晶ライトパルプ29の前面側に入射され、その光反射層
によって前面側に再び反射される。このとき、液晶ライ
トパルプ29の各画素に対応する液晶層のうち、書込み
光りを受けた画素に対応する液晶、層部分では、液晶の
配向状態が変化している。したがって、この画素部分に
前面側から入射して再び反射する光は、入射時と偏光方
向が変わっており、偏光ビームスプリッタ33を透過す
ることができる。この透過光は、投影レンズ36で拡大
されてスクリーン39に照射される。このようにして、
液晶ライトパルプ29に表示された画像がスクリーン3
9上に拡大投影される。
第1の実施例の液晶光シャッタ31a、31bを使用し
た上記投影型液晶表示装置の場きも、高精細な画像を表
示できることが確認されている。
また、強誘電性液晶を用いた第2の実施例の液晶光シャ
ッタを使用して投影型液晶表示装置を構成した場合にも
、応答が高速で高精細な画像と表示できることが確認さ
れている。
発明の効果 以上のように、本発明の液晶光シャッタによれば、一方
の透明絶縁基板の隣り合う2つの帯状透明電極にまたが
る部分に対して、他方の透明絶縁基板の1つの帯状透明
電極が対向するように、両方の透明絶縁基板の帯状透明
電極の配置を互いにずらしているので、シャッタ・パタ
ーンの幅寸法が帯状透明電極の幅寸法の172以下とな
り、高精細なシャッタ・パターンを得ることができると
ともに、同じ精細度のシャッタ・パターンを得るのに、
従来の液晶光シャッタよりも帯状透明電極の幅寸法を2
倍以上大きくできるので、帯状透明電極の抵抗値をそれ
だけ小さく抑えることができ、したがって印加電圧波形
の減衰が改善され、コントラストが向上するなどの効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実81例である液晶光シャッタ
のパネルの構成を示す縦断面図、第2図はその液晶光シ
ャッタの全体の構成を示すブロック図、第3図はその液
晶光シャッタの帯状透明電極に印加する電圧と液晶層が
オン・オフとなるオン電圧およびオフ電圧との関係を示
す説明図、第4図はその液晶光シャッタの各帯状透明電
極に印加される電圧の一例を示す波形図、第5図は本発
明の第2の実施例である液晶光シャッタの各帯状透明電
極および液晶層に印加される電圧の一例を示す波形図、
第6図は第1の実施例の液晶光シャッタを使用して構成
した投影型液晶表示装置の光学系を示す模式図、第7図
は従来の液晶光シャッタの一例を示す縦断面図、第8図
は従来の液晶光シャッタの他の一例を示す縦断面図であ
る。 20・・・パネル、21a、21b・・・ガラス基板、
22a、22b−帯状透明電極、23a、231:+・
・・配向膜、24・・・液晶層、27・・・データ処理
回路、28a、28b・・・ドライバ 代理人  弁理士 西教 圭一部 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 液晶層を挟んで対向配置された一対の透明絶縁基板の互
    いに対向し合う表面に、それぞれ複数の帯状透明電極を
    互いに平行に配置し、各帯状透明電極に選択的に電圧を
    印加することによって互いに対向する帯状透明電極間の
    液晶層を選択的に光透過状態に設定するようにした液晶
    光シャッタにおいて、 一方の透明絶縁基板上の隣り合う2つの帯状透明電極に
    またがる部分に他方の透明絶縁基板上の1つの帯状透明
    電極がそれぞれ対向し合うように、一方の透明絶縁基板
    上の帯状透明電極に対して、他方の透明絶縁基板上の帯
    状透明電極の配置をずらしたことを特徴とする液晶光シ
    ャッタ。
JP10997489A 1989-04-28 1989-04-28 液晶光シャッタ Pending JPH02287514A (ja)

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JP10997489A JPH02287514A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 液晶光シャッタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293270A (ja) * 2006-02-07 2007-11-08 Sharp Corp 空間光変調器および表示装置

Cited By (2)

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