JPH02285952A - 小型モータにおけるカーボン・ブラシとその製造方法 - Google Patents

小型モータにおけるカーボン・ブラシとその製造方法

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JPH02285952A
JPH02285952A JP1103202A JP10320289A JPH02285952A JP H02285952 A JPH02285952 A JP H02285952A JP 1103202 A JP1103202 A JP 1103202A JP 10320289 A JP10320289 A JP 10320289A JP H02285952 A JPH02285952 A JP H02285952A
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graphite
powder
brush
graphite powder
oxide
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Isao Shibuya
功 渋谷
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Mabuchi Motor Co Ltd
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Mabuchi Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 永久磁石界磁を有する小型モータに用いるカーボン・ブ
ラシに関し。
機械ノイズと整流特性と摩耗性とを向上したカーボン・
ブラシを提供することを目的とし。
金属メッキ黒鉛ブラシに用いる黒鉛粉末として。
灰分が0.05 wt%以下に精製されたものを用いる
と共に、当該黒鉛粉末に粒径が50ミクロン以下の酸化
物の粉末を添加して構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、小型モータに用いるカーボン・ブラシ、特に
永久磁石界磁を有する小型モータに用いるカーボン・ブ
ラシに関する。
〔従来の技術〕
従来、小型モーフにおけるカーボン・ブラシとしては、
99%ないし99.5%程度に精製された黒鉛原料に対
してバインダを加え、当該バインダを加えて固められた
ものに対して粉砕・ふるい分は処理を行い、必要に応じ
て所望の導電性を与えるための金属粉末添加混合処理を
行い1次いで加圧成形処理をへて、焼成処理を行うよう
にして、製造されたものが用いられている。
更に上記バインダを用いる点をなくするようにしたもの
として、いわゆる鍍銅黒鉛ブラシが知られている。当該
M1j4黒鉛ブラシは、99%程度に精製された黒鉛原
料の粉末粒子に対して銅メッキが行われ、当該銅メッキ
された黒鉛粉末をそのまま加圧成形即ちバインダを加え
ることなく加圧成形し、焼成処理を行うようにして製造
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術に述べた前者の場合には、黒鉛粉(灰分
ち含まれている)をバインダと共に成形焼成している形
となっている。このために6バインダが存在することも
あって組成強度が大となり。
このようにして製造されたブラシを用いる場合に整流子
面上を摺動する際の機械ノイズが大きい傾向をもつ。
一方、上記後者のvi鋼黒鉛ブラシの場合には。
いわば個々の黒鉛粉末粒子の表面が銅被膜層でおおわれ
たものが、加圧成形されて接触しあって結合された形と
なる。このために、バインダが使用されていないことか
ら、当該鍍銅黒鉛ブラシの場合には、上記前者のカーボ
ン・ブラシにくらべて機械ノイズが小さい。
しかし、当該従来の鍍銅黒鉛ブラシの場合には。
黒鉛粉末中に灰分を含まれていることから、整流特性が
十分でない。
第9図は従来のiJW銅黒鉛ブラシにおける粉末粒子結
合態様を示している0図中の符号11は黒鉛粒子、12
は銅被膜層213は灰分粒子を表している。
従来の鍍銅黒鉛ブラシの場合には1図中の灰分粒子13
が整流子表面と接触する状態にあるとき。
整流子表面に傷をつけて以後の転流に際して火花が発生
し易くなったり、あるいは当該灰分粒子13が介在する
ことのために瞬間的に導通不良となったりする。
本願出願人は、上記の点を解決し3機械ノイズと整流特
性とを向上した小型モータにおけるカーボン・ブラシと
その製造方法を本願出願と同時に提案している。しかし
、実験の結果、当該提案のカーボン・ブラシは1機械ノ
イズと整流特性とにおいて優れている反面、摩耗が大き
いということが判明した。
本発明は1機械ノイズと整流特性との向上を図ると共に
、摩耗性が向上したカーボン・ブラシを提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 第1図は本発明の原理図を示し、第1図(A)は原理構
成図、第1図CB)は製造工程説明図を示す。
図中の符号1は整流子、2は整流子片、3は回転輪、4
はカーボン・ブラシ、5はブラシ弾性体11は黒鉛粒子
、11′は酸化物粒子、12′は例えば銅被膜層などの
金属メッキ層を表している。
また第1図(B)において、20は黒鉛原料であって例
えば99%程度に精製されたもの、21は本発明にいう
高純度処理工程、22は酸化物添加工程、23は金属メ
ッキ処理工程、24は加圧成形工程、25は焼成工程を
表している。
カーボン・ブラシ4は、導電性のブラシ弾性体5によっ
て挟持され、整流子片2.2.2上を摺動するように支
持される。カーボン・ブラシ4は図示斜視図として示す
A−1図示の如く9例えば凸字形状に焼成されており、
凸字形状の頭部が上記ブラシ弾性体5によって挟持され
ている。そして凸字形状の底辺に相当する面に多少の湾
曲面を形成されていて、当該湾曲面が整流子片2上を摺
動する。
カーボン・ブラシ4の図示拡大図として示すA−2図示
の如く、カーボン・ブラシ4は例えば銅メッキされた黒
鉛粒子11に例えば銅メンキされた酸化物粒子11′が
添加されたものを加圧成形され焼成されたものである。
そして、その顕微鏡写真図として示すA−3図示の如く
6黒鉛粒子11゜11、・・・および酸化物粒子11’
・・・の夫々の表面に金属メッキ層12′が形成されて
おり、これらが加圧成形されて当該金属メッキ層12′
によって結合されている。
当該カーボン・ブラシ4は、第1図(B)図示の如く、
黒鉛原料20に対して、高純度処理工程21と、酸化物
添加工程22と、金属メッキ処理工程23と、加圧成形
工程24と、焼成工程25とを実行することによって製
造される。
〔作 用〕
黒鉛粒子に対して銅メッキをほどこして製造したl!f
銅黒鉛ブラシ自体は、従来の技術の欄において記述した
如く公知であり1本発明の特徴は、高純度処理工程21
を行って、金属メッキ処理工程23が実行される前の状
態において、黒鉛粉末が0.05 wt%以下の灰分を
もつようにされており。
したがって、製造されたカーボン・ブラシ4内の金属メ
ッキされた加圧成形・焼成された全粒子中で、灰分に対
応する粒子が黒鉛粒子の0.05 wt%以下となって
いる所にある。
従って、金属メッキ黒鉛ブラシが形成されていることか
ら、従来のバインダを用いたカーボン・ブラシにくらべ
てモータ運転時の機械ノイズが少なく、かつ上記灰分が
きわめて少ないことから整流特性が優れたものとなる。
また、酸化物添加工程22において、上記黒鉛粉末に粒
径が50ミクロン以下の酸化物粉末を添加することによ
り、実験結果によれば摩耗性を高くすることができるこ
とが判明した。即ち、従来の場合の!!銅黒鉛ブラシは
、概念としては公知であったが現実には使用できないも
のであったけれども1本発明によって初めて実用の域に
高められたものとなった。
〔実施例〕
第2図は本発明にいう高純度処理工程に用いる精製炉の
概念図を示す0図中の符号20は黒鉛原料、30は炉体
、31はトランス、32はハロゲン・ガス管を表してい
る。
高純度処理工程は、窒素やアルゴンなどの不活性ガス中
で高温度時に容易にハロゲンを遊離する物質例えばCC
β4やCCl2F、などを用いて黒鉛原料中の不純物を
除く工程に対応している。
即ち、炉体30内に黒鉛原料20を投入し、原料20の
下にハロゲン・ガス管32が置かれている。
炉を昇温させ、約1800℃に達した際に、CCl4を
不活性ガスに飽和させてハロゲン・ガス管32から給送
する。この場合に1次の如き反応が行われると考えてよ
い。即ち CC1a→C+2CI。
3 C+ Fetus + 3 C1t →2Fe C
1x + 3CO そして、 1900℃以上になったとき、CCZ、をC
Cl1xFtに切り替え、更に2500℃以上の温度で
4時間以上精練処理をつづける。そして冷却過程におい
ても、窒素またはアルゴンなどの不活性ガスでフラッシ
ングをつづけて不純物の逆拡散を防ぎハロゲンを除去す
る。
当該高純度処理工程において得られる黒鉛の純度は99
.95 wt%以上となる。即ち、不純物は0.05 
wt%以下となる。
なお5本発明者は、金属メッキ黒鉛ブラシに用いる黒鉛
の純度を高めるために、上記高精度処理工程の他に1次
の方法を用いて精練した上で、鍍銅黒鉛ブラシを製造し
、モータに適用してテストを行った。
(i)物理精練 浮遊選鉱を用い、固体粒子の表面の物理化学的な差を利
用して不純物と黒鉛とを分離しており。
略300μ以下の粒子が対象となる。黒鉛は気泡で選別
できることから、油と気泡との中に黒鉛粉末を入れ、気
泡に附けて浮かして採集した。この場合には98%以上
99.5%未満の純度が得られる。
従って、不純物として0.5%以上2.0z程度が含ま
れているものとなる。
(it>化学処理 黒鉛中に含存される不純物を高濃度酸、アルカリ液で溶
かし、同時に加熱(160°〜170℃)加圧(5〜6
気圧)が加えられる。この処理方法は、オートクレーブ
法と呼ばれており、主成分の反応は次の如きものと考え
てよい、即ち。
Fezes +6HC1−* 2Fe C11z +3H!、0 2Si Ch +4Na 0H− 2NazSi Os +2Hz O この処理の場合には99%以上99.9%未満の純度が
得られる。従って、不純物として、 0.05%以上1
.0z程度が含まれているものとなる。
第3図はブラシ・テスト結果を説明する図である。N1
klは従来のカーボン・ブラシ(バインダを含むもの)
を用いた場合、ll&lL■は物理精練鍍銅黒鉛ブラシ
を用いた場合、Nl[iは化学処理Ui銅黒鉛ブラシを
用いた場合、mTVは本発明の高純度処理工程による処
理を行って得た鍍銅黒鉛ブラシを用いた場合を夫々表し
ている。上記1klないし1krVに対応して夫々10
個のブラシを製造し、テストした。
11ki[の場合には1機械ノイズの平均値が46dB
であり、整流波形によって整流特性を調べた結果では1
0個中の2個のものにおいて不良であった。
11hnとNII[lとの場合には、夫々1機械ノイズ
の平均値は40dBであるが、10個中のすべてが整流
波形において不良であった。上記に対して1klVの場
合には1機械ノイズの平均値が38dBであり。
かつ10個中のすべてにおいて整流波形が良好であった
第4図(A) (B) (C) (D)は第3図図示ぬ
■ないし患■に示されるブラシを用いた場合の典型的な
整流波形を表すオシロ波形の写真を示している。なお整
流波形とは、ブラシが整流子片上を摺動してゆく間にお
けるモータ電流の波形を意味しており。
第4図(D)図示の本発明のブラシを用いた場合には、
実質上転流時の波形が規則的に現れており。
整流特性が良いことを表している。
これに対し第4図(B)に示す隘「および第4図(C)
に示すxmの場合には、転流時の波形に乱れがあり8時
によっては非導通状態も発生している。
また第4図(八)に示すNQ+の場合には、略規則的で
あり、実用可能な範囲である。
第5図(A) (B)は本発明のブラシにおける粒子構
造を表す写真を示している0本発明のブラシを樹脂でモ
ールドした上で研磨した写真である。第5図(^)は第
1図(A)図示A−1において図示上下方向に切断した
面の写真であり、第5図(B)は同じくA−1において
図示水平方向に切断した面の写真である。写真に示され
ている如(、各黒鉛粉末粒子の表面に銅メッキ層が存在
している。
第6図(A) (B)は従来のバインダを用いるカーボ
ン・ブラシにおける粒子構造を表す写真を示している。
第6図(A)は第5図(A)に対応し、第6図(B)は
第5図(B)に対応した写真である。第6図の写真の場
合には、黒鉛粉末粒子の間にバインダが介在している状
態となっている。
また、高純度鍍銅黒鉛粉末にu1uA酸化物粉末を添加
した上で、加圧成形し焼成した本発明のカーボン・ブラ
シは、第7図および第8図に示す実験結果により、摩耗
性が高くなることが判明した。
なお1本発明のカーボン・ブラシに添加される酸化物に
は1例えば5i01+AIi○3、Fe2O2,MnO
MgO,Ti0z等の組成を有する珪酸塩が用いられる
。そして、上記摩耗性は、酸化物粉末の粒径と当該酸化
物粉末の含有量と密接な関係があることも判明した。な
お第7図は、上記酸化物粉末の含有量を3 wt%とし
、当該酸化物粉末の粒径と摩耗度との関係を示した実験
結果であり、第8図は。
上記酸化物粉末の粒径を50ミクロン以下とし7当該酸
化物粉末の含有量と摩耗度との関係を示した実験結果で
ある。また、第7図および第8図に示されている実験結
果は、各テストNo、毎に夫々10個のブラシを製造し
、最大80時間の運転テストを行ったものである。なお
1図中のx印は運転不能となつたタイミングを示してい
る。
第7図により明らかなように、FJ耗度を低く抑えるよ
うにするためには、上記酸化物粉末の粒径を、50ミク
ロン以下(テストNo、2)にすれば良い、即ち、酸化
物無添加の場合(テス) No、 1 )には摩耗度が
大きくなり1粒径が50〜60ミクロンの場合(テスト
No、 3 )には短時間(平均8時間)のうちに5個
も運転不能となり、その他の場合(テストNo、4ない
しテストNo、 7 )には短時間(平均3.9〜4.
5時間)のうちに全個数が運転不能となるため不適当で
ある。
また、第8図により明らかなように、上記酸化物粉末の
含有量を0.1〜10.Owt%の範囲(テストNo、
1ないしテストNo、 6 )において、摩耗度が31
ないし43%となるため実用上問題は無いが、上記酸化
物粉末の含有量を0.5〜10.0 ivt%の範囲(
テストN093ないしテストNo、6)にすると、摩耗
度が31ないし33%となるため一層好ましい、しかし
、含有量が12.0 wL%の場合(テストNo、7)
には、短時間(平均33時間)のうちに全個数が運転不
能となるため不適当である。
以上説明した実験結果にもとづいて1本発明のカーボン
ブラシは、摩耗性の向上を図るため1粒径が50ミクロ
ン以下の酸化物粉末を0.1ないし10.0 wt%添
加して形成されているものである。
なお3本発明の説明において、高純度1!銅黒鉛粉末に
1!銅酸化物粉末を添加した上で、加圧成形し焼成して
カーボンブラシを形成するように説明したが1本発明は
これに限られるものではなく。
高純度鍍銅黒鉛粉末に鍍銅されていない酸化物粉末を添
加するようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く1本発明によれば、従来実用化できな
いと考えられていた金属メッキ黒鉛ブラシを実用化する
ことが可能となり1機械ノイズと整流特性との向上を図
ると共に、摩耗性が向上したカーボン・ブラシを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、第2図は本発明にいう高純度
処理工程に用いる精製炉の概念図、第3図はブラシ・テ
スト結果を説明する図、第4図(A)(B) (C) 
(D)は第3図図示のm+ないしMail/に示される
ブラシを用いた場合の典型的な整流波形、第5図(A)
(B)は本発明のブラシにおける粒子構造を表す写真、
第6図(A) (B)は従来のバインダを用いるカーボ
ン・ブラシにおける粒子構造を表す写真第7図は添加さ
れる酸化物粉末の粒径と摩耗度との関係を示すテスト結
果を説明する図、第8図は添加される酸化物粉末の含有
量と摩耗度との関係を示すテスト結果を説明する図、第
9図は従来のltw4黒鉛ブラシにおける粉末粒子結合
態様を示している。 図中、1は整流子、2は整流子片、3は回転軸。 4はカーボン・ブラシ、5はブラシ弾性体、11は黒鉛
粒子、11′は酸化物粒子、12′は金属メッキ層、2
0は黒鉛原料、21は高純度処理工程22は酸化物添加
工程、23は金属メッキ処理工程、24は加圧成形工程
、25は焼成工程を表す。 特許出願人 マブチモーター株式会社 代理人弁理士森1)寛(外2名) 第1 図 第2図 第3 図 (テスト:10イ[fI) 第 G 図 手続補正書 (方式) 補正の内容 2゜ 3゜ 4゜ 平成 1年特許願第103202号 発明の名称 小型モータにおけるカーボン・ブラシとその製造方法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 千葉県松戸市松飛台430番地 名称   マブナモーター株式会社 代表者 馬 渕 隆 −

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)永久磁石を界磁としてそなえると共に,整流子を
    介して転流が行われて回転せしめられる小型モータに使
    用され,黒鉛粉末を結合して形成され上記整流子を摺動
    する小型モータにおけるカーボン・ブラシにおいて, 上記黒鉛粉末の粉末粒子を金属層で覆った鍍金黒鉛粉末
    に,粒径が50ミクロン以下の酸化物粉末粒子を添加し
    た上で,加圧成形され焼成されて形成された金属メッキ
    黒鉛ブラシであって, 当該金属メッキ黒鉛ブラシに使用された黒鉛粉末が,当
    該黒鉛粉末中に灰分を0.05wt%以下に精製された
    ものである ことを特徴とする小型モータにおけるカーボン・ブラシ
  2. (2)永久磁石を界磁としてそなえると共に,整流子を
    介して転流が行われて回転せしめられる小型モータに使
    用され,黒鉛粉末を結合して形成され上記整流子を摺動
    する小型モータにおけるカーボン・ブラシの製造方法に
    おいて, 不活性ガスの高温雰囲気中でハロゲンを遊離する物質を
    用い黒鉛原料を精製する高純度処理工程と, 当該高純度処理工程を経た黒鉛の粉末に粒径が50ミク
    ロン以下の酸化物の粉末を添加する酸化物添加工程と, 当該酸化物添加工程を経た黒鉛の粉末と酸化物の粉末と
    に対して,金属層をメッキせしめる金属メッキ処理工程
    と, 当該金属メッキ処理された粉末を加圧成形せしめる加圧
    成形工程と, 当該加圧成形された加圧成形物を焼成する焼成工程と を実行し,金属メッキ黒鉛ブラシを製造するようにした ことを特徴とする小型モータにおけるカーボン・ブラシ
    の製造方法。
JP1103202A 1989-04-21 1989-04-21 小型モータにおけるカーボン・ブラシとその製造方法 Pending JPH02285952A (ja)

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US07/505,906 US5136198A (en) 1989-04-21 1990-04-05 Carbon brush for miniature motors and method of making same
DE4012654A DE4012654C2 (de) 1989-04-21 1990-04-20 Verfahren zum Herstellen einer metall- und oxidhaltigen Kohlebürste für einen Permanentmagnet-Elektrokleinmotor
GB9008906A GB2233001B (en) 1989-04-21 1990-04-20 Carbon brushes for miniature motors
CN90103629A CN1024610C (zh) 1989-04-21 1990-04-21 微型电动机炭刷及其制造方法

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