JPH02285934A - 電力系統制御装置 - Google Patents

電力系統制御装置

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JPH02285934A
JPH02285934A JP1105518A JP10551889A JPH02285934A JP H02285934 A JPH02285934 A JP H02285934A JP 1105518 A JP1105518 A JP 1105518A JP 10551889 A JP10551889 A JP 10551889A JP H02285934 A JPH02285934 A JP H02285934A
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JP
Japan
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circuit breaker
main transformer
reactive power
passing
power system
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JP1105518A
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English (en)
Inventor
Shoji Takenaka
竹中 章二
Yoshiyuki Akeda
明田 芳幸
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、母線電圧および主変圧器通過無効電力の調整
を主変圧器のタップ切換やコンデンサ・リアクトル用遮
断器の開閉により行う電力系統制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の無効電力・電圧制御を行う電力系統制御装置は、
主変圧器の通過無効電力を調整するための調相インピー
ダンス(コンデンサ、リアクトル)に直列に遮断器を接
続し、主変圧器の一次電圧もしくは二次電圧あるいは通
過無効電力がそれぞれの設定値から所定の不感帯幅を超
えて変動したとき、設定値からの偏差を積分する積分手
段と、この積分手段の積分値が所定値に達したときこの
偏差を減少させるべく主変圧器に電圧調整指令(タップ
切換指令)を発し、あるいは主変圧器の通過無効電力を
調整するための遮断器に開閉指令を出力する出力手段と
を備えている。
この種の電力系統制御装置においては、主変圧器の二次
電圧すなわち二次母線電圧あるいは主変圧器の通過無効
電力が設定値から所定の不感帯幅を超えて変動したら、
設定値からの偏差を積分し、第7図に示すように、所定
時間T1後に積分値ICが所定値に達したら、偏差を減
少させるべく主変圧器の負荷時タップ切換装置に切換指
令を発し、あるいは調相用として設けられた無効電力イ
ンピーダンス、例えばコンデンサまたはりアクドルに直
列に接続された遮断器に開閉指令を送出する。
その場合、開閉指令が出力されたにもかかわらず、所定
時間T2内に当該遮断器が応答しないときには、上記積
分を一旦クリアして再び新たな積分を開始し、時間T3
後に積分値IGが上記所定値に達したら他の遮断器を制
御対象としてそれに開閉指令を送出するようにしていた
。ここで第2の遮断器が無事開閉動作を行えば、最初の
積分開始から、T4−TI十T2+T3の後に初めて系
統制御装置による制御がひとつ完了することになる。
(発明が解決しようとする課題) 上記開閉指令方式では、主変圧器通過無効電力が急激に
変化したような場合、それを設定値に近付けるための制
御が遅れてしまい、二次母線系統の動揺を迅速に抑制す
ることが困難であるという欠点があった。
また、タップ切換やコンデンサ、リアクトル用遮断器に
指令を与える偏差の積分値が現在どの程度進んでいるの
か分からなかった。
本発明は積分値が所定値に達して調相用無効電力インピ
ーダンスに直列の遮断器に開閉指令が出力されたにもか
かわらず、その遮断器が応答しなかったときに生ずる電
力系統の動揺状態をより的確かつ迅速に回復し把握でき
る電力系統制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の電力系統制御装置は、電力系統の変動により通
過無効電力調整用の第1の遮断器に対して開閉指令が出
力されたときその遮断器が所定時間内に応答したかどう
かを検出する検出手段と、この検出手段によって遮断器
不応答であることが検出されたとき第1の遮断器とは異
なる第2の遮断器に直ちに開閉指令を送出すると共に積
分手段の積分値をクリアする手段とを設けたことを特徴
とする。
また、積分手段の現在の積分値を表示する表示手段を設
けたことを特徴とする。
(作 用) 第1の遮断器に対して開閉指令が出力されたにもかかわ
らず開閉指令の送出後所定時間経過してもその遮断器が
不応答であるとされたとき、直ちに、第1の遮断器とは
異なる第2の遮断器に開閉指令を送出する。仮に、遮断
器不応答を検出するための検出回路に不良が存在すると
、遮断器は正常に動作しているのに、その遮断器の開閉
状態を正常に認識することができずに遮断器不応答と誤
判断してしまう。したがって、本発明は遮断器不応答を
検出した場合、積分値をクリアしないで、そのまま第2
の遮断器の開閉指令のために用いる。
しかし、第2の遮断器も続けて不応答の場合には、積分
値をクリアし改めて積分を行う。こうすることにより、
一方では、電力系統の動揺を迅速に抑制し、他方では、
次から次へと遮断器に開閉指令を出し、そのため母線電
圧あるいは無効電力が無用に変化してしまうという事態
を回避することができる。
また積分値を表示することにより、現在どの程度まで積
分動作が進行しているかを容易に知ることができる。
(実施例) 第2図は本発明を適用する電力系統の系統構成と、その
母線電圧および主変圧器通過無効電力を制御する制御装
置を示すものである。第2図の電力系統は、−灰中母線
BSIIおよび一次乙母線B512と、二次甲母線B5
21および二次乙母線B522との間に、三次巻線付き
の3台の主変圧器TI?1.TI?2.TR3が設けら
れている。これらの主変圧器は、図示は省略しているが
、二次電圧を調整するためにそれぞれ負荷時タップ切換
装置(以下、LRという)を備えているものとする。−
灰中母線BSIIは、断路器DCIIおよび遮断器CB
IIを介して主変圧器TRIの一次巻線に接続され、断
路器DC13および遮断器CB12を介して主変圧器T
l?2の一次巻線に接続され、断路器DCI5および遮
断器CBI(を介して主変圧器Tl?3の一次巻線に接
続される。以下同様に、−次乙母線B512は、断路器
De12および遮断器CBIIを介して主変圧器TRI
の一次巻線に接続され、断路器DC14および遮断器C
B12を介して主変圧器Tl?2の一次巻線に接続され
、断路器D016および遮断器CB13を介して主変圧
器TR3の一次巻線に接続される。
断路器DC11とDC12、または断路器DC13とD
C14、または断路器DC15とDC16は、それぞれ
どちらか一方が閉路され、他方が開路される。二次甲母
1Bs21は、断路器DC21および遮断器CB21を
介して主変圧器TRIの二次巻線に接続され、断路器D
C23および遮断器CB22を介して主変圧器TR2の
二次巻線に接続され、新路器DC25および遮断器CB
23を介して主変圧器TR3の二次巻線に接続される。
また、二次乙母線B522は、断路器DC22および遮
断器CB21を介して主変圧器TI?lの二次巻線に接
続され、新路器DC24および遮断器CB22を介して
主変圧器TR2の二次巻線に接続され、断路器DC2B
および遮断器CB23を介して主変圧器TR3の二次巻
線に接続される。
断路器DC21とDC22、または断路器DC23とI
)C24、または断路器DC25とDC2Bは、それぞ
れどちらか一方が閉路され、他方が開路される。
主変圧器TRt、TI?2 、TR3の三次巻線には、
それぞれ遮断器CB51. CB52. CB53を介
して調相インピーダンス回路が接続されている。調相イ
ンピーダンス回路は、総称的に示された遮断器Cl34
1. CB42゜CB43. CB44.CB45. 
CH2Oと、これらの遮断器に直列に接続された調相用
コンデンサSCIおよび調相用リアクトルl?1.調相
用コンデンサSC2および調相用リアクトルR2、fi
相川用ンデンサSC3および調相用リアクトルR3から
成っている。各調相インピーダンス回路に含まれる調相
用コンデンサおよび調相用リアクトルはそれぞれ図示の
ごとく個々に調相用遮断器を有する複数の(図ではそれ
ぞれ3個の)コンデンサないしりアクドルから成ってお
り、各遮断器は系統制御装置KSによって個々に開閉さ
れ得る。
一次乙母線B512および一次乙母線B512の電圧す
なわち母線電圧V1□、v12がそれぞれ電圧検出器P
TIIおよびPT12によって検出される。二次甲母線
B521および二次乙母線B522の電圧V2□、v2
□はそれぞれ電圧検出器PT21およびPT22によっ
て検出される。主変圧器TRI、TR2,TR3を通過
する主変圧器通過電流■11”t2”1gがそれぞれの
一次側で電流検出器CT1.C70,C70によって検
出される。電圧検出器PTIIまたはPT12の検出出
力は切替器C8Iを介して一次母線電圧v1として系統
制御装置KSに入力され、同様に、電圧検出器PT21
. PT22の検出出力は切替器C32を介して二次母
線電圧V2として人力され、また、電流検出器CTI 
、C70,C70の検出出力も系統制御装置KSに入力
される。
系統制御装置KSはマイクロプロセッサMPUを中心と
して構成され、ここに−次母線電圧V1がトランスデユ
ーサ1を介して入力され、二次母線電圧v2がトランス
デユーサ2を介して入力される。さらに−次母線電圧v
1および主変圧器通過電流Itlに基づいて主変圧器T
I?lを通過する第1の主変圧器通過無効電力Qt工が
無効電カドランスデューサ3を介して検出され、同様に
一次母線電圧V および主変圧器通過電流It2”t3
に基づ■ いて主変圧器T)?2.TR3を通過する第2および第
3の主変圧器通過無効電力Qt2” t3 (以下、こ
れら3種の主変圧器通過無効電力を総称的に“Q”と表
す)が無効電カドランスデューサ4,5を介して検出さ
れ、これらの検出値はそれぞれマイクロプロセッサMP
Uに入力される。
マイクロプロセッサMPUには、第3図に示すように、
上記検出出力以外にも−次母線電圧V1に対する不感帯
設定値εV  二次母線電圧■21 ゝ に対する不感帯設定値εv2、−次号線電圧■1に対す
る設定基準値v18、二次母線電圧v2に対する設定基
準値V28、主変圧器通過無効電力Qに対する設定基準
値Q  上記V1.V2.Qに関S ゝ する後述の3種の積分値に対する積分満了値(これらを
“IGsoと総称する)、さらには主変圧器三次巻線に
接続されるコンデンサ用遮断器CB41゜CH3S、 
CH3Sの開閉状態、主変圧器三次巻線に接続されるリ
アクトル用遮断器CB42. CB44. CH2Oの
開閉状態がそれぞれ入力される。マイクロプロセッサM
PUは、これらの各入力に基づき、予め定められたプロ
グラムに従って、母線電圧V1.V2および主変圧器通
過無効電力Qがそれぞれ所定値となるような演算制御を
実行する。
ここで、マイクロプロセッサMPUを中心として行われ
る演算制御の内容を、第1図のフローチャートおよび第
4図を参照して説明する。なお、第1図には、便宜上、
主変圧器通過無効電力Qに関する制御態様のみを記載し
ているが、二次母線電圧V2の制御に関しても同様に行
われるものとする。
第4図は、いわゆるv2Q平面を示すものであって、X
軸に主変圧器通過無効電力Qを表し、Y軸に二次母線電
圧v2を表したものである。第3図を参照して説明した
各設定入力および現在の二次母線電圧v2並びに主変圧
器通過無効電力QがマイクロプロセッサMPUに入力さ
れることによって(第1図ニステップ50.51) 、
第4図に示す二次母線電圧V2および主変圧器通過無効
電力Qに対する基準値v2S” S ’二次母線電圧V
2および主変圧器通過無効電力Qに対する不感帯幅を定
義するための不感帯設定値εv2.εQ、およびv2Q
平面上での現在の系統状態の位置Aを決定することがで
きる。v2Q平面を第1〜4象限に区切り、各象限ごと
にLRのタップおよび/または調相用コンデンサないし
調相用リアクトルを投入・遮断するための各遮断器の開
閉状態が決定され、その制御が実行される。例えば、第
4図のA点はりアクドル用遮断器CB42. CB44
. CH4Sの「切」 (またはコンデンサ用遮断器C
B41. CH3S。
CH3Sの「人」)の領域であることを示している。
そのため、二次母線電圧の観点では、 V2<v2S′″″Ev2 であって、この場合、二次母線電圧v2の基準値v2s
からの偏差Δv21v2−V2sについての積分が行わ
れ(第1図ニステップ52.53) 、無効電力の観点
では、 Q>Qs十ΔQ であって、主変圧器通過無効電力Qの基準値Q8からの
偏差ΔQ−Q−Qsについての積分が行われる。これら
の積分値IG(第1図:積分値IG−ΣΔv2)のいず
れかが積分満了値IGsに達すると、その時点でリアク
トル用遮断器CB42. CB44. C84[iのい
ずれかに対して「切」、またはコンデンサ用遮断器CB
41. CH3S、 CH3Sのいずれかに対して「人
」の開閉指令が発せられることになる(ステップ54゜
55)。なお、電圧偏差または無効電力偏差に関する積
分値が積分満了値IG8に達したことを、以下、積分満
了と称することにする。
第5図は、積分を開始してから積分満了となり、遮断器
に対して開閉指令が発せられるまでの制御態様を説明す
るタイムチャートを、従来装置のそれを示す第7図に対
応させて示したものである。
例えば、第4図において、電圧偏差Δ■2の積分値ΣΔ
v2が無効電力偏差ΔQの積分値ΣΔQよりも早く積分
満了値に到達し、そのためコンデンサSCIに対し「入
」指令すなわち遮断器CB41に対し「閉」指令が発せ
られたものと仮定してみる。
このとき、何らかの理由、例えば系統制御装置KSから
遮断器CB41に至る制御ケーブルの断線などにより、
遮断器CB41が開閉動作を行わなかった場合、系統制
御装置KSは、予め定められた判定時間T2をもって遮
断器CB41の不応答を判定する。この不応答を検出し
た時点で、従来(第7図)は電圧偏差Δv2の積分値お
よび無効電力偏差ΔQの積分値を一旦クリアし、改めて
積分動作をスタートさせていた。したがって、この場合
、再積分スタートからその積分満了までの時間T3の後
に、第2の制御対象としてコンデンサ用遮断器の遮断器
C[343に対して「閉」指令が発せられることになる
。ここで遮断器CB43が無事「閉j動作を行えば、最
初の積分開始から、T 4−T I + 72 + T
 sの後に初めて系統制御装置による制御がひとつ完了
することになる。
本発明は第1図のフローチャートに示すごとく、開閉指
令を発した遮断器からの開閉状態確認信号の受信に一定
時間以上かかった場合、遮断器不応答と判定し、直ちに
第2の制御対象遮断器、例えばコンデンサSCZ用の遮
断器CB43に対して「閉」指令を発することにする(
ステップ513.57.58)。
したがって、第5図に示すように、系統制御装置KSか
らの制御がひとつ完了するまでの時間T5は、T  −
T  +T  ですみ、上述の時間T4と比較し、再積
分時間T3だけ連応性を高めることができる。なお、第
1の遮断器が正常に開閉動作を行った場合、あるいは第
2の遮断器に開閉指令を発したら、積分値はクリアして
次の制御サイクルの演算制御に備える(ステップ59)
ところで母線電圧ないし通過無効電力が各設定値に対し
ていかなる関係にあり、積分動作がどのように行われて
いるか(または行われていないか)がよく分からなかっ
たため、現在の制御の方向が正常であるかどうかの判定
をすることがかなり難しかった。
このような不都合を除去するためには第6図に示すよう
な表示装置を用いるのが有益である。第6図の表示装置
は、LEDボードlO上に、16×16−256個のL
EDIIをマトリックス状に配置してV2Q座標を構成
し、X軸(Q)およびY軸(V  )の中央線をそれぞ
れの基準値Q8および■2Sを表す基準線と定め、さら
にその基章線の上下左右に不感帯設定値±εQ、±εv
2を表す線を想定し、それぞれに相当する位置のLED
を点灯することによって、各基準値および不感帯設定値
を表示する。系統電圧v2および主変圧器通過無効電力
Qの実際値も、V2Q座標上に1つの点として表示され
る。第1図を参照して説明した積分値ΣΔQおよびΣΔ
v2がそれぞれLEDボード10の最下部1行および最
左部1列の各LEDを用いて表示される(第1図ニステ
ップGo、 81)。
その場合、各行列の16個のLEDが各積分謂了値IG
sに対応するようにスケールを決定すればよい。
以上の構成により系統電圧V2および主変圧器通過無効
電力Qが各基準値に対して現在どのような状況にあるの
か、系統電圧V2および/または主変圧器通過無効電力
Qがそれぞれの不感帯幅を超えている場合に行われる偏
差の積分がどの程度まで進行しているのかを容易に認識
することができる。
以上述べたように、開閉指令を発してから所定時間内に
遮断器側から動作確認信号が到達しなかった場合、遮断
器不応答とみなして直ちに第2の遮断器に開閉指令を出
してから積分値をクリアする。かくして本発明によれば
、系統電圧または通過無効電力の制御動作時間を早める
という一方の要請を満たして、系統の安定度を高め、他
方では遮断器不応答により次々と無用の遮断器開閉指令
を発し、系統の電圧ないし通過無効電力を無用に変動さ
せてしまうという事態を回避し、ここに電力系統制御装
置の信頼性を向上させることができる。
さらに積分値を表示することにより、偏差の債分がどの
程度まで行われているかを一目で容易に認識することが
でき、制御動作の過程において現在どういう状況にある
のかを容易に把握することができる。
以上述べてきた実施例においては、母線二次電圧■2お
よび主変圧器通過無効電力Qについて、いわゆるV2Q
平面上の制御を対象とする制御方式の場合について説明
した。しかし本発明は、場合によっては、母線二次電圧
V2の代わりに母線−次電圧v1を対象とするVt Q
制御、あるいは両者を加味したv2Qv1制御などにも
適用することができる。
また上記実施例においては、基準値を中心としてその上
下に等しい幅の不感帯を設定するものとして説明した。
しかし、不感帯は基fl値を中心としてその上下に異な
る幅で設定してもよい。その場合、制御対象すなわち電
圧か無効電力かによって、一方は基準値を中心としてそ
の上下に等しい幅の不感帯を設定し、他方は異なる幅で
設定することもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、系統電圧や主変圧
器通過無効電力の制御動作時間を早めるという一方の要
請を満たして、系統の安定度を高め、他方では遮断器不
応答により次々と無用の遮断器開閉指令を発し、系統の
電圧ないし通過無効電力を無用に変動させてしまうとい
う事態を回避し、ここに信頼性の高い電力系統制御装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電力系統制御装置の動
作を説明するためのフローチャート、第2図は本発明を
適用する電力系統の構成例と本発明の電力系統制御装置
に導入する各検出値との関係を示す説明図、第3図は第
2図の電力系統制御装置への入力量を説明する説明図、
第4図は■2Q平而を示す説明図、第5図は本発明の電
力系統制御装置の動作を説明するためのタイムチャート
、第6図は本発明の電力系統制御装置におけるLEDボ
ードの平面図、第7図は従来の電力系統制御装置の動作
を説明するためのタイムチャートである。 1.2・・・母線電圧用トランスデユーサ、3,4゜5
・・・主変圧器通過無効電力用トランスデユーサ、lO
・・・LEDボード、MPU・・・マイクロプロセッサ
、■ ・・・二次母線電圧、εV2・・・二次母線電圧
不感帯設定値、■ ・・・二次母線電圧J!卓値、Δv
2・・・S 二次母線電圧偏差、Q・・・主変圧器通過無効電力、ε
Q・・・主変圧器通過無効電力不感帯設定値、Q8・・
・主変圧器通過無効死力基準値、ΔQ・・・主変圧器通
過無効電力偏差、IO2・・・精分満了値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主変圧器の一次電圧もしくは二次電圧あるいは通過
    無効電力がそれぞれの設定値から所定の不感帯幅を超え
    て変動したとき、その設定値からの偏差を積分し、その
    積分値が所定値に達したとき前記偏差を減少させるべく
    主変圧器に電圧調整指令を発し、あるいは主変圧器の通
    過無効電力を調整するための調相インピーダンスが接続
    された遮断器に開閉指令を出力する電力系統制御装置に
    おいて、 電力系統の変動により通過無効電力調整用の第1の遮断
    器に対して開閉指令が出力されたときその遮断器が所定
    時間内に応答したかどうかを検出する検出手段と、 この検出手段によって遮断器不応答であることが検出さ
    れたとき前記第1の遮断器とは異なる第2の遮断器に直
    ちに開閉指令を送出すると共に前記積分値をクリアする
    手段と を設けたことを特徴とする電力系統制御装置。 2、前記積分値を表示する表示手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の電力系統制御装置。
JP1105518A 1989-04-25 1989-04-25 電力系統制御装置 Pending JPH02285934A (ja)

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