JPH02283936A - 高負荷伝動用ベルト - Google Patents

高負荷伝動用ベルト

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JPH02283936A
JPH02283936A JP10661689A JP10661689A JPH02283936A JP H02283936 A JPH02283936 A JP H02283936A JP 10661689 A JP10661689 A JP 10661689A JP 10661689 A JP10661689 A JP 10661689A JP H02283936 A JPH02283936 A JP H02283936A
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JP
Japan
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pulley
belt
chip body
transmission belt
cylindrical
Prior art date
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Pending
Application number
JP10661689A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masuda
益田 孝
Masayuki Tanaka
正行 田中
Hidefumi Akao
赤尾 英文
Tomizo Kaneoka
金岡 富蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高負荷伝動用ベルト、特に自動車を初めとする
車輌及び各種機械変速装置に使用される高負荷伝動用ベ
ルトに関するものである。
(従来技術) 従来、高負荷伝動ベルトの動力伝達方式は通常、圧縮伝
動と引張伝動の2つに分類される。そのうち、圧縮伝動
タイプのベルトとしては無端の多層スチールバンドに複
数のブロック体を互いに接触させた状態で取り付け、し
かもこれらのブロック体をスライド可能にした構造であ
り、例えば米国特許筒3.720,113号明細書など
に開示されている。この伝動方式は一般にブロック体が
バンドと固定された関係になく、バンド上を摺動可能に
配列せしめた構造をとっており、駆動、従動の両プーリ
にかかったとき、ゆるみ側にブロック体が集まり、駆動
プーリにかかつているブロック体がゆるみ側に集まって
いるブロック体を押して従動プーリを回すというもので
ある。
ここで使用されているブロック体は、例えばスチールバ
ンドに係合される矩形状のショルダ部を両側部に有し、
変速プーリと接触するテーパ一端面をもっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この種のベルトでは、特に高負荷伝動の条件下
においてベルトがプーリに進入またはプーリから離脱°
するとき、ブロック体とプーリとが当接し、その際騒音
が発生していた。特に、ベルトが進行方向に対し直角方
向に振動しながら走行し、ブロック体が■プーリの壁面
に衝突しながら係合する場合には、周期的に発生する騒
音が問題になっていた。
更には、従来のベルトでは無端状バンドを掛ける矩形状
のショルダ部の入口が開口されているため、該ショルダ
部に係合されたバンドがベルト巾方向へ移動することが
あり、これによってブロック体のベルト巾方向の微動も
激しくなり、ブロック体とプーリとが当接する際の衝突
音も大きくなっていた。
本発明はこのような問題点を改善するものであり、特に
■プーリに接するブロック体の形状を考究することによ
りベルト走行時におけるブロック体と■プーリとが当接
する際に発生する騒音を軽減させた高負荷伝動用ベルト
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の高負荷伝動用ベルトに
おいては、ブロック体の本体にとブーな介してヘッドを
形成し、前記本体にショルダ部を設けたブロック体を複
数個並列してそのショルダ部を通じて無端状バンドを掛
けた高負荷伝動用ベルトにおいて、プーリ壁面に接触す
る端面をもつ円筒状チップ体をブロック体側面より突出
するように収容部に設置し、プーリ壁面に対してほぼ直
角な回転軸を付与したことを特徴とする。
また、円筒状チップ体の側部外周面に設けた溝とショル
ダ部へ連通した貫通穴との間に球体が収容され、無端状
バンドにより押圧されていることも含む。
また、円筒状チップ体における球面状の端面が収容部の
底面で局部的に当接し、かつ円筒状チップ体の外径が収
容部の穴径より小さくなっていることも含む。
また、ブロック体の本体内に挿入したピンの両端部を球
形状とし、該両端部に円筒状チップ体を自由動可能に嵌
合させたことも含む。
また、プーリ壁面と接触する円筒状チップ体の端面が平
坦面であることも含む。
更には、ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形
成し、該本体にショルダ部を設けたブロック体を複数個
並列してそのショルダ部を通じて無端状バンドを掛けた
高負荷伝動用ベルトにおいて、プーリ壁面と接触する端
面をもつ円筒状チップ体をブロック体側面から突出した
ピンの球状端部に自由動可能に嵌合したことも含む。
(作用) 上記のような構成の高負荷伝動用ベルトにおいては、プ
ーリ壁面に接触する端面をもった円筒状チップ体がブロ
ック体側面より突出するように収容部に設置され、■プ
ーリ側壁に対してほぼ直角な回転軸を有するように設け
られているため、ベルトがプーリに進入、またはプーリ
から離脱するときに■プーリ壁面と円筒状チップ体間の
接触線上にかかる側圧あるいはベルト長手方向の引張力
がこの接触線上において異なる大きさで分散し、これが
前記チップ体に回転モーメントを発生させ、円筒状チッ
プ体が僅かに回転して、ベルトの進入、離脱を円滑に行
なう作用を有する。
また、円筒状チップ体の外周面に設けられた溝とショル
ダ部へ連通した貫通穴との間に球体が設置され、無端状
バンドによって押圧された構造になっているため、円筒
状チップ体がブロック体より脱落しない。
また、円筒状チップ体の一方の端面を球面状とし、この
端面をブロック体側面に設けた収容部の底面で部分的に
接触させ、しかもブロック体の収容部の穴径を円筒状チ
ップ体の外径よりも大きくすることにより、前記チップ
体が容易に回転し、同時に微小角だけ上下左右に首を振
り、ベルトのプーリの進入、またプーリから離脱すると
きの衝撃を緩和して騒音を減少させる作用を有する。
更には、ベルトがプーリに係合するときには前記チップ
体のプーリ当接面がプーリ角度に正しく一致してベルト
の動力伝達能力と耐久性を向上させる。
(実施例) 以下、更に本発明の実施例を添付図面に従って詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る高負荷伝動用ベルトの一部切欠き
正面図、第2図は同ベルトの側面図である。ここで示さ
れる高負荷伝動用ベルト(1)は複数個のブロック体(
2)を無端状バンド(3)、例えば多層のスチールバン
ドに掛けた構成よりなる。夫々のブロック体(2)は無
端状バンド(3)上を摺動するが、これは第3図に示す
ように、ベルト(1)が駆動プーリ(4)及び従動プー
リ(5)に掛架されて走行すると、駆動プーリ(4)に
係合しているブロック体が該プーリから離脱してゆるみ
側に集まっているブロック体を押圧して従動プーリ(5
)を回転させる。
ここで使用されるブロック体(2)は、本体(6)、中
央部に位置するピラー(7)そして山形のヘッド(8)
から形成され、鉄系金属以外にサーメットやセラミック
ス等を素材とする。
上記ピラー(7)の左右にあって本体(6)の表面には
無端状バンド(3)ヲ掛ける一対のショルダ部(9)が
設けられ、またヘッド(8)とビラーク7)にはその周
領域にまたがって正面から突出した半円板状の案内部材
(10)が具備されている。他方、裏面にはガイド溝部
(11)が設けられ、相隣り合うブロック体の案内部材
(10)を収容して各ブロック体(2)の位置を規制し
ている。
勿論、上記案内部材(8)はブロック体(2)と一体に
形成してもよいし、ブロック体に設けた半円形の溝に別
体の円板を嵌入し、半円板状に突出させてもよい。
また、本発明においては本体(6)の表面に1つのショ
ルダ部(9)を設けることも出来る。
更に、ブロック体の本体(6)においては、相隣り合う
ブロック体に対面する正面と背面がテーパー面になって
ベルトの曲げを可能にし、またブロック体側面(13)
に刻設された収容部(12)内には、円筒状チップ(1
4)がブロック体側面(13)より突出した状態で挿入
され回転自在になっている。即ち、円筒状チップ体(1
4)はプーリと接触する面(15)が平坦で、また収容
部の底面(16)と接する端面(17)が球面状となり
、そして円筒状チップ体の外径が収容部(12)の穴径
よりも小さくなっている。これにより、円筒状チップ体
(14)は収容部の球状面あるいは平面状側面(16)
の中央部分で局部的に当接してプーリ面と垂直方向の回
転軸を形成して容易に自転し、同時に微小角だけ上下左
右に首を振る。
更には円筒状チップ体(14)の側部外周面に設けられ
た溝部(18)とショルダ部(9)へ連通した貫通穴(
19〉には、球体(20)が設置され、無端状バンド(
3)によって押圧されている。これによって、円筒状チ
ップ(14)が収容部(12)から落下せず、またその
回転も容易になる。
第4図は本発明に係る他の高負荷伝動用ベルトの一部切
欠き正面図、そして第5図は同ベルトの側面図である。
図に示す高負荷伝動用ベルト(1)においては、ピン(
22)がブロック体の本体(6)内に嵌入され、球状端
部(23)がブロック体側面(13)に設けられた凹状
の収容部(12)に位置している。
この収容部(12)において円筒状チップ体(14)が
ブロック体側面(13)から突出した状態で球状端部(
23)に嵌合して両者が互いにユニバーサルジヨイント
状に自由動可能になるように嵌着している。そして、該
円筒状チップ体(14)にはオイル貫通孔が設けられ、
円筒状チップ体(14)の動きを円滑にしている。
このため、円筒状チップ体(14)と収容部(12)の
各側壁間には空隙が設けられ、円筒状チップ体(14)
の回転と共にプーリと接触する端面(15)の角度が自
由に変化するようになり、円筒状チップ体(14)が■
プーリに接触するときに回転し、その陸生じる衝突エネ
ルギーが吸収される。また、円筒状チップ体の端面(1
5)もプーリ壁面に密接するため動力の伝達効率もよく
なる。
更に、本発明の高負荷伝動用ベルトで(1)は第6図に
示すようにピン(22)がブロック体の本体(6)内を
貫入して球状端部(23)がブロック体側面(13)か
ら突出している。円筒状チップ体(14)はブロック体
側面(13)と間隔をおいて状態で球状端部(23)に
嵌合して、前述のとおり自由動可能になっている。
(効果) 以上のように請求項1の高負荷伝動用ベルトにおいては
、プーリ壁面に接触する端面を有する回転自在の円筒状
チップ体がブロック体側面から突出した状態で設置され
ており、ベルトがプーリに進入、またはプーリから離脱
するときに■プーリ壁面と円筒状チップ体間の接触線上
にかかる側圧あるいはベルト長手方向の引張力がこの接
触線上において異なる大きさで分散し、これが前記チッ
プ体に回転モーメントを発生させ、円筒状チップ体が積
極的に回転する。これによってベルトの進入、離脱が円
滑になり騒音が軽減すると共に、■プーリと接触する稜
線が常に変化して円筒状チップ体の端面の偏摩耗を阻止
する。
また、請求項2の高負荷伝動用ベルトは請求項1と同様
の効果を有するほか、円筒状チップ体がブロック体より
離脱することがない。
また、請求項3.4.5そして6の高負荷伝動4゜ 用ベルトは、円筒状チップ体が容易に回転し、同時に微
小角だけ上下左右へ自由に首を振り、ベルトのプーリへ
の進入、またプーリからの離脱するときの衝撃を緩和し
て騒音を減少させ、しかも前記チップ体の端面がプーリ
壁面と正確に接触するようになりベルトの動力伝達能力
と耐久性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高負荷伝動用ベルトの一部切欠き
正面図、第2図は同ベルトの側面図、第3図は同ベルト
を駆動及び従動プーリに掛架した状態を示す図、第4図
は本発明に係る他の高負荷伝動用ベルトの一部切欠正面
図、第5図は第4図に示すベルトの側面図、そして第6
図は本発明に係る他の高負荷伝動用ベルトの一部切欠き
正面図を示す。 (1)・・・高負荷伝動用ベルト (2)・・・ブロック体 (3)・・・無端状バンド (6)・・・本体 (7)・・・ピラー (8)・・・ヘッド (9)・・・ショルダ部 (12)・・・収容部 (13)・・・ブロック体側面 (14)・・・円筒状チップ体 (22)・・・ピン (23)・・・球状端部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形成し
    、該本体にシヨルダ部を設けたブロック体を複数個並列
    して、そのシヨルダ部を通じて無端状バンドを掛けた高
    負荷伝動用ベルトにおいて、プーリ壁面に接触する端面
    をもつ円筒状チップ体をブロック体側面より突出するよ
    うに収容部に設置し、プーリ壁面に対してほぼ直角な回
    転軸を付与したことを特徴とする高負荷伝動用ベルト。 2、円筒状チップ体の側部外周面に設けた溝とシヨルダ
    部へ連通した貫通穴との間に球体が収容され、無端状バ
    ンドによつて押圧されている請求項1記載の高負荷伝動
    用ベルト。 3、円筒状チップ体における球面状の端面が収容部の底
    面で部分的に当接し、且つ円筒状チップ体の外径が収容
    部の穴径より小さくなつている請求項1記載の高負荷伝
    動用ベルト。 4、ブロック体の本体内に挿入したピンの両端部を球状
    端部とし、該球状端部に円筒状チップ体を自由動可能に
    嵌合してなる請求項1記載の高負荷伝動用ベルト。 5、プーリ壁面と接触する円筒状チップ体の端面が平坦
    面である請求項1又は4記載の高負荷伝動用ベルト。 6、ブロック体の本体にピラーを介してヘッドを形成し
    、該本体にシヨルダ部を設けたブロック体を複数個並列
    してそのシヨルダ部を通じて無端状バンドを掛けた高負
    荷伝動用ベルトにおいて、プーリ壁面と接触する端面を
    もつ円筒状チップ体をブロック体側面から突出したピン
    の球状端部に自由動可能に嵌合してなることを特徴とす
    る高負荷伝動用ベルト。
JP10661689A 1989-04-25 1989-04-25 高負荷伝動用ベルト Pending JPH02283936A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0826901A3 (en) * 1996-08-29 1998-04-22 Bando Chemical Industries, Limited V-belt for high load transmission
NL1032596C2 (nl) * 2006-09-29 2008-04-01 Bosch Gmbh Robert Dwarselement voor een drijfriem voor een continu variabele transmissie.

Cited By (3)

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