JPH02283750A - ポリオキシメチレン塑造成形材料 - Google Patents

ポリオキシメチレン塑造成形材料

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JPH02283750A
JPH02283750A JP855390A JP855390A JPH02283750A JP H02283750 A JPH02283750 A JP H02283750A JP 855390 A JP855390 A JP 855390A JP 855390 A JP855390 A JP 855390A JP H02283750 A JPH02283750 A JP H02283750A
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copolymer
molding
molding material
polyoxymethylene
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JP855390A
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Siegbert Bohnet
ズィークベルト、ボーネット
Graham Edmund Mckee
グラハム、エドモント、マッケー
Heiner Goerrissen
ハイナー、ゲリセン
Dietrich Dr Saenger
ディートリッヒ、ゼンガー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L33/04Homopolymers or copolymers of esters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、熱安定性改善用の1種類或は複数種類の添加
剤を含有する、ポリオキシメチレン単独重合体及び/或
は共重合体の、新規な補強或は不補強塑造成形材料に関
するものである。
(従来技術) 従来技術はポリオキシメチレンを含有する型成形材料の
熱安定性を改善するためとして各種の添加剤を提案して
いる。
例えば米国特許2993025号は合成ポリアミドを提
案しており、 同国特許3204014号はN−ビニルピロリドン/ア
クリルアミド共重合体を、 同国特許3210332号はカルボキシル含打ポリアミ
ド、ポリウレタン、置換ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルピロリドン及びヒドラジンを、同国特許321567
1号は(メタ)アクリラート及び(メタ)アクリルアミ
ド架橋剤を、 同国特許4464435号は、ポリエステル、(メタ)
アクリラート、(メタ)アクリルアミド、トリシアヌラ
ート、ジアリルフタラード、ビニルアセタート及びジビ
ニルベンゼンの共重合体を、日本国特許出願公告昭43
−14329号はアクリルアミド或はアクリルアミド誘
導体とアルキルアクリラート、ビニルエーテル或はビニ
ルケトンとの共重合体或はアクリルアミド誘導体とスチ
レンとの共重合体を、 米国特許3459789号は遊離ヒドロキシル基を何す
る単量体ウレタンメチロールエーテルを、同国特許37
43614号は、アルカリ土類金属と(アルキルヒドロ
キシフェニル)カルボン酸とポリオールのモノマーエス
テルとの混合物を、同国特許3787353号は一般式 R(lfHcOcHaX) −(式中、R+1炭化水素
基、xはシアノ或はカルバモイル、nは2乃至6の整数
をそれぞれ意味する)の化合物を、 同国特許3980984号はアミドオリゴマーを、同国
特許4098843号は担体樹脂中に分散されたポリア
ミドを、 日本国特許出願公告昭43−22669号はエチレン/
ビニルアセタート共重合体ヲ、 同公告昭50−48051号はエピクロルヒドリン重合
体及び金属石鹸、エポキシ化合物或はを機運燐酸塩を、 米国特許4555357号はエトキシル化カルボキシア
ミドを、 ヨーロッパ特許出願公開245962号は、ヒドロキシ
ル基とこのヒドロキシル基よりも強いルスイ塩基性を有
するさらに他の官能基とを存するポリマー及び/或はオ
リゴマーを、 西独特許出願公開722268号はポリアミド、ポリウ
レタン、ポリ尿素、ポリビニルピロリドン、ポリ(メタ
)アクリルアミド、尿素誘導体、アミド、ヒドラゾン、
セミカルバゾン及びアルキレンビスフェノールを、 日本国特許出願公告昭42−17107号はアクリルア
ミドとスチレン或はビニルナフタリンとの共重合体を、 ヨーロッパ特許出願公開270278号は、超ポリアミ
ドと少量の遷移金属塩の混合物を、 同270279号は超ポリアミドと少量の環式アミジン
化合物との混合物を、さらに 西独特許出願公告2540207号は、モル割合寛、2
:l乃至10:1のホルムアルデヒド及びメラミンの沈
澱重縮合物を、それぞれ熱安定性改善用添加剤として提
案している。
さらにアミP基或はラクタム基を有するビニル重合体を
この目的のために使用することも公知である。
これまでに提案されて来た多数の上記添加剤は、しかし
ながら、補強或は不補強ポリオキシメチレン型成形材料
の熱安定性改善効果は実際上必ずしも横足すべきもので
はなかうた。すなわち、これまでに公知のポリオキシメ
チレン型成形材料は、若干の用途に対して不十分な熱安
定性を示し、さらに型成形処理に対して好ましくない影
響を及ぼす。例えば塑造用の型に残留堆積し或は離型性
の劣化をもたらし、また好ましくない着色をもたらし、
機械特性を劣化させる。さらに他の欠点は、これまでに
公知のポリオキシメチレン型成形材料は、依然としてホ
ルムアルデヒド付加物を含育しており、これはホルムア
ルデヒド除去のために高温処理する間はその特異の悪臭
になやまされることである。
そこで本発明の目的は、比較的高い熱安定性を有し、着
色傾向が軽減され、ホルムアルデヒドが存在するとして
もこれまで公知の成形用材料よりも残留ホルムアルデヒ
ド量が少ない新規の補強或は不補強ポリオキシメチレン
成形用材料を提供することである。
(発明の要約) しかるにこの目的は、特に選定された熱安定性改善剤の
添加により達成され得ることが見出された。
この本発明の対象は、 (A、)少なくとも181類のポリオキシメチレン単独
重合体及び/或は共重合体、 (B)少な(とも1種類の添加剤、及び(C)少なくと
も1種類の熱安定性改善剤を含有する、熱安定性の改善
された補強或は不補強ポリオキシメチレン塑造成形材料
であって、これが熱安定性改善剤(C)として、少なく
とも、(C11)62乃至88重量%の重合されたメチ
ル、エチル及び/或はn−プロピルメタクリラート、(
c1□)2乃至10重量%の重合されたn−プロピル、
n−ブチル及び/或はペンチルアクリラート及び(Ct
l ) l O乃至28重量%の重合されたアクリルア
ミド及び/或はメタクリルアミドから成る(ct)1種
類或は複数種類の重合体材料を、成形材料に対して0.
0■乃至20重量%含をすることを特徴とする成形材料
である。
新規のこのような補強或は不補強ポリオキシメチレン成
形材料は、以下において単に新規成形材料と称する。
なおこの新規成形材料から成り或はこれを含有する材料
から成形体或はフィルムを製造する方法も本発明の対象
となる。
本発明に本質的な新規成形材料の構成要素は、重合体材
料(ct)である。
この重合体材料(ct)は、新規成形材料中において唯
一の添加剤(C)として或は他の公知慣用の熱安定性改
善用添加剤(C)に対し追加的に存在する。この重合体
材料(C1)が唯一の添加剤として存在するが、或は公
知慣用の添加剤に対して追加的に存在するかに拘らず、
これは新規成形材料中に0.01乃至20重量%含有さ
れる。新規成形材料中に存在する重合体材料(C,)の
量を20重量%以上とすることは一般的に好ましくない
。これ以上の量の重合体材料(Ct)の使用を容認する
に足るそれ以上の好結果は期待され得ないからである。
さらに若干の状態下に重合体材料(C1)と新規成形材
料との分離をもたらす場合があるからである。
他方において、新規成形材料中の重合体材料(ct)の
量は、0.01重量%より少なくするべきではない。さ
もないと重合体材料(Ct)による有利な技術的効果が
実際上の要望を充足しないからである。従って、新規成
形材料中の重合体材料(ct)の量を変えて、他の本質
的構成要素に適応させる範囲0.01乃至20重量%は
本発明における理想的範囲である。この理想的範囲内に
おいて0.05乃至lO重ffi%の範囲は、ことに新
規成形材料が特に好ましい結果をもたらし、成形体及び
フィルム製造のために極めて適するので、さらに好まし
い。本発明によることに有利なこの範囲内で、ざらに0
゜08乃至5重量%が著しく有利である。この重合体材
料(Ct)の量は、それぞれの新規成形材料の極めて有
利な挙動特性をもたらすからである。すなわち重合体材
料(C,)のこの量が、一方においては材料消費の観点
から、他方においてはこのために達成されるべき技術的
から見てよ(調和しているからである。すなわちこの範
囲が本発明において特に著しく有利な特徴的要件をなす
本発明において使用されるべきこの重合体材料(ct)
は、構成分(C++) 、(Cl2)及び(C+3)か
ら成る。構成分(C++)は、共重合されたアクリルア
ミド及び/或はメタクリルアミドであり、共重合された
メタクリルアミドがことに好ましい。
構成分(C+□)は共重合されたn−プロピル、n−ブ
チル及び/或はn−ペンチルアクリラートであるが、共
重合されたn−ブチルアクリラートがことに好ましい。
構成分(C12)は共重合されたアクリルアミド及び/
或はメタクリルアミドであるが、共重合されたメタクリ
ルアミドが好ましい。
本発明により使用されるべき重合体材料(C1)は、構
成分(Cat)を62乃至88重量%、好ましくは70
乃至80重量%、ことに73乃至77重量%、構成分(
C12)を2乃至10重量%、好ましくは4乃至6重量
%、ことに4.5乃至5.5重量%、構成分(C+3)
を10乃至28重量%、好ましくは16乃至24重量%
、ことに18乃至22重量%含有する。
本発明による重合体材料(cl)は、構成分(C,、)
を75重量%、構成分(C+2)を20重量%、構成分
(C+3)を20重量%含有するのが特に有利である。
新規の重合体材料(Ct)は、3構成分(自、)、(C
I2)及び(C13)全体を共重合単位として含有する
共重合であっても、構成分(C13 )の単独重合体及
び/或は共重合体、構成分(C12)の単独重合体及び
/或は共重合体及び構成分(Cs+)の単独重合体及び
/或は共重合体の混合物であってもよい。従うてまた本
発明により意図されている用途に対して、共重合体及び
重合体混合物の両者から成る重合体材料(C3)を使用
することも可能である。使用される重合体材料(Ct)
が上述した態様の何れであっても、構成分(c+*) 
s  (012)及び(013)の重合体材料中におけ
る量は上述した通りである。
本発明において、共重合されたメチルメタクリラート7
5重量%(cll)、共重合されたn−ブチルアクリラ
ート5重量%(C4)及び共重合されたメタクリルアミ
ド20重量%(C12)から成る共重合体が最も好まし
い。
本発明により使用されるべき重合体材料(Ct)自体は
公知の化合物であり、公知慣用の水中における遊離基乳
化重合或は懸濁小滴重合により製造され得る。本発明に
よる重合体材料(Ct)を製造するために乳化重合法を
使用する場合には、生成する上記材料(C3)の水性乳
濁液はそのまま新規塑造成形材料に使用され得る。懸濁
小滴重合法を使用する場合には、得られた重合体材料(
Ct)を分離し、乾燥し、粉砕して、粉末状態で新規塑
造成形材料製造に使用する。
新規成形材料の他の本質的な構成要素は(A)、すなわ
ちポリオキシメチレンの単独重合体及び/或は共重合体
及びこれらの混合物である。
適当な構成要素(A)の例としては、ホルムアルデヒド
及びトリオキサンの単独重合体及び環式及び/或は直鎖
ホルマール、例えばブタンジオールホルマール或はエポ
キシド、例えばエチレンオキシド或はプロピレンオキシ
ドとの共重合体である。単独重合体は原則的に熱安定性
末端基、例えばエステル基或はエーテル基を何する。ホ
ルムアルデヒド或はトリオキサンの共重合体は50%以
上の、ことに75%以上のオキシメチレン基を有するの
が好ましい。連鎖中に少なくとも2個の隣接炭素基を存
する共重合体基を0.1重量%の下廻らない蚤で含有す
る共重合体がことに有利であることが実証されている、
上記共重合体基を1乃至!0重ffi%含有するポリオ
キシメチレンは工業的にことに重要である。このような
共重合体は、トリオキサンと適当なコモノマー、例えば
環式エーテルもしくはアセタール、すなわちエチレンオ
キシド、1.3−ジオキサン、1.3−ジオキソラン或
は1.3−ジオキサンシクロへブタンとの、或は直鎖オ
リゴホルマールもしくはポリホルマール、例えばポリジ
オキソラン或はポリブタンジオールとの慣用の陽イオン
共重合により製造される。使用されるポリオキシメチレ
ンは、原則的に平均分子量M、2,000乃至100,
000 、ことにto、ooo乃至100゜000 、
DIN 53735による21.1711の負荷下、1
90℃におけるメルトフローインデックス(NFI) 
0.5乃至200、ことに1乃至70ををする。トリオ
キサンと、1乃至10重量%のエチレンオキシド、1゜
3−ジオキソラン或はブタンジオールホルマールから構
成される重合体材料は特に極めて重要である。分子中に
多数の重合可能基、例えばアルキルグリシジルホルマー
ル、ポリグリコールグリシジルエーテル、アルカンジオ
ールジグリシジルエーテル或はビス−(アルカントリオ
ール)−トリオルマールを育する化合物をトリホルマー
ルとの追加的コモノマーとして使用することもできる。
これらは一般に七ツマー合計量に対して0.05乃至5
11m%、ことに0.1乃至2mm%の量範囲で使用さ
れる。
新規成形材料は、構成要素(A)を、(A) 、(B)
及び(C)の合計量に対して、40乃至99.99重量
%、好ましくは70乃至99.99重量%、ことに95
乃至99.9重量%の量で使用される。
新規成形材料の他の本質的構成要素は少なくともto類
の添加剤(B)である。新規成形材料の本質的に有利な
特性をさらに変更する方法に対応して、ill類或は複
数種類の添加剤が使用される。
この添加剤(B)は極めて広範囲にわたる種々の化合物
であり、極めて広範囲に相違する効果をもたらす。適当
な添加剤(B)は、補強或は不補強ポリオキシメチレン
成形材料に慣用されているものであって、例えばガラス
繊維、炭素繊維、ウオラストナイト、チー−り、タルク
、カーポンプラッり、チタン酸カリウム、核形成剤、帯
電防止剤、光安定剤、難燃化剤、滑剤、潤滑剤、可塑剤
、酸化防止剤、顔料、染料、光沢剤、内用潤滑剤、衝撃
改変剤例えばポリウレタンゴム或は共重合(メタ)アク
リラート、共重合(メタ)アクリルニトリル及び/或は
共重合ブタジェンをベースとするグラフトゴム及びポリ
アルキレンテレフタラートのような重合体が挙げられる
これらの添加剤の新規成形材料中に占める量割合は、極
めて広範囲に相違し、これら添加剤により達成しようと
する特に有用な効果に対応してそれぞれの場合に応じて
適当な量が決定される。しかしながら、添加剤(B)の
使用量は、従来から慣用の範囲において使用するのが好
ましく、(A)、(B)及び(C)の合計量に対してこ
とに0.01乃至40重量%の範囲で使用するのが好ま
しい。
本発明による新規成形材料の製造方法自体は何ら特殊な
ものでな(、公知慣用の成形材料製造法によりもたらさ
れ得る。すなわち新規成形材料構成要素(A) 、(B
)及び(C)は、適当な混合装置に個々的に、或は種々
の混合物の状態で給送され、ここでO乃至260℃にお
いて混合乃至混練され得る。これらの材料(A) 、(
B)及び(C)を、0乃至150℃、ことにO乃至50
℃において安全に混合してから、押出機、ことに脱気装
置を備えた多軸押出機に給送し、150乃至260℃に
おいて溶融させ、溶融体を脱気処理してから押出するの
が好ましい。このようにして得られた新規成形材料は冷
却され、粒杖化される。得られた粒伏材料は、−時的に
貯蔵され、或はそのまま直ちにフィルム或は成形体を製
造するために使用される。このフィルム或は成形体製造
のためには、公知慣用の吹込成形法及び射出成形法が使
用される。従来の公知成形材料にくらべて、本発明によ
る新規成形材料は良好な機械特性と共に本質的に改善さ
れた熱安定性、低変色性向、及び低残留ホルムアルデヒ
ド分を併せそなえる。従って、この新規成形材料は、種
々のフィルム及び成形体の製造に極めて好適である。成
形体は自動車部品、電気機器及びエレクトロニクス分野
においてことに育利に使用される。
実施例1 75重量%のメチルメタクリラート、5重量%のn−ブ
チルアクリラート及び20重量%のメタクリルアミドか
ら成り、本発明による新規成形材料に使用されるべき重
合体材料の、乳化重合による製造 (製造方法) 4.9kgの水、14.718gのステアリン酸カリウ
ム及び3.019 gの重炭酸ナトリウムをまず撹拌容
器に充填し、75℃に加熱した。
(+>  水216gにベルオクソニ硫酸4.415 
gを溶解させた溶液(給送分1)と、 Ql)  1.104 kgのメチルメタクリラート及
び73.6gのn−ブチルアクリラート(給送分2)と
を、撹拌しつつ2時間にわたり、あらかじめ充填され、
加熱された上記混合物に同時に給送添加した。
給送終了20分後に、 G1ft  水1.7kg中メタクジメタクリルアミド
37g (給送分3)を2時間にわたり上記反応混合物
に給送添加した。
2時間の後続反応後に得られた固体分18重量%の乳濁
竣を、そのまま新規成形材料の製造のために使用した。
含有されている共重合体(C1)の若干量を分離し、乾
燥して元素化学分析して得た数値は理論値によく合致し
た。この共重合体(cl)のガラス転移点Tgを温度差
分析(DSC)により測定したところ、145℃であっ
た。これは215℃において、7分後に5%のffi量
ロス、32分後に7.5%の重量ロス、2.5時間後に
10%の重量ロスを示した。
実施例2 75重量%のメチルメタクリラート、5重量%のn−ブ
チルアクリラート及び20重量%のメタクリルアミドか
ら成り、本発明による新規成形材料に使用されるべき共
重合体(cl)の、懸濁小滴重合法による製造 (製造方法) 各モノマーの量、重合開始剤の量、ステアリン酸カリウ
ムの量及び重炭酸ナトリウムの量をそれぞれ、固体分3
5重量%の反応混合物が得られるように増量したほかは
、実施例1に記載の処理を反覆した。        
・ン・パ 小滴状の生成共重合体(C1)を水性相から分離し、洗
浄し、乾燥し、粉砕して、新規成形材料製造のために粉
末状で使用した。
この共重合体(CI)の元素化学分析による組成は理論
値とよく合成した。このガラス転移点Tgは温度差分析
により測定して142℃であった。≧15℃における重
量ロスは実施例1における結果に対応した。
実施例3乃至11及び対比例Vt乃至v5新規成形材料
(実施例3乃至11)及び公知成形材料(対比例vl乃
至V5)の製造及び物性(−船釣実験方法) 実施例3乃至7及び対比例Vt乃至v5において、それ
ぞれ97.3重量%のトリオキサン及び2.7重量%の
ブタンジオールホルマールの混合物から製造され、依然
として約5重量%の未転化トリオキサン及び約331f
fn%の熱不安定性ホルムアルデヒド付加物を含有する
、熱的に劣化しないポリオキシメチレン共重合体(DI
?l53735により190℃で21.1711の負荷
下に測定したMFI= 9乃至10g/10分)を、2
3℃において乾燥混線機によりそれぞれ異なる量の添加
剤(B)及び熱安定剤(C)と混合した。得られたそれ
ぞれの混合物を23℃において脱気装置ををする2軸押
出機(シュツットガルトのウニルナ−ラント、プフライ
デラー社のZSK28型)に給送し、180乃至230
℃で脱気し、均質化し、均質混合物をグイから押出し、
冷却し、粒伏化した。
熱安定性及び変色性向を試験するために以下の測定を行
った。
fL(Ila)、粒状体試料2gの窒素雰囲気下、22
2℃における2時間、4時間及び/或は8時間加熱時の
重量ロス(%)、 fL(空気)、粒状体試料1gの空気雰囲気下、222
℃に詔ける2時間、4時間及び/或は8時間加熱時の重
量ロス(%)、 変色、8時間のWL(空気)試験後の再秤量後試料の色 下表1は製造された各新規成形材料及び各公知成形材料
の概略を示し、下表2はそれぞれの上述試験の結果を要
約して示す。
第2表に示されるように、本発明による新規成形材料は
、熱安定性及び加熱による変色性向において、明らかに
公知の成形材料(対比例vl乃至115)より秀れてい
る。ことに極めて意外な事実は、本発明により使mされ
るべき共重合体(cl)自体が、従来から公知の熱安定
性改善剤(C)と合併して得られる熱安定性と同等或は
それ以上の熱安定効果を有することである。
従って、本発明による新規成形材料(実施例3乃至11
)の射出成形により得られる成形体及び吹込み成形によ
り得られるフィルムは、公知成形材料(対比例Vl乃至
V5)から形成された成形体及びフィルムよりも、木質
的に良好な色及び広い処理温度範囲による良好な成形特
性を示す。
実施例12及び13ならびに対比例v6乃至v8ライオ
ン(Lion)アルデヒドメータによる残留ホルムアル
デヒド分の測定 (−膜内実験方法) 実施例!2及び13ならびに対比例v6乃至v8につき
、2軸脱気押出機及び射出成形型を有する射出成形機を
使用した。この射出成形機はライオンアルデヒドメータ
(英国カーディフのライオン、ラボラトリーズ、リミテ
ッド社製)を具備する。このホルムアルデヒドメータの
検出限度はホルムアルデヒド0.3pp閣である。新規
成形材料(実施例12及び13)の溶融体におけるホル
ムアルデヒドならびに公知の成形材料(対比例v6乃至
V8)の溶融体におけるホルムアルデヒドの分量、及び
各成形材料から射出成形型中で形成された成形体が落下
せしめられた各容器内雰囲気中におけるホルムアルデヒ
ドの分量が上記メータにより測定された。
以下の成形材料は200℃において押出され、射出成形
されたものである。
実施例I2 ■1traforg+ GmbllのUltrafor
m@12320を99.15 重ffi%、C1ba 
cetgyのIrganox@ 259を0.3’6m
1111%、Ultraform GmbBのUltr
afors@ E3320を0.3重量%、実施例1の
共重合体(C3)を0.2重量%含をする成形材料。
実施例13 実施例1の共重合体(Ct)の代りに実施例2のそれを
使用する以外は、実施例I2と同様の成形材料。
対比例v6 Ultraform GmbHのUltraform@
N2320を99.3重量%、C1ba celgyの
lrganox@ 259を0.35mm%、西独特許
出願公告2540207号によるメラミン/ホルムアル
デヒド縮合物を0.3重量%、[Ioechstの珪酸
マグネシウム^mbosol@ を0.05重量%含有
する成形材料。
対比例v7 Ultraform GmbHの旧traforg+’
 112320を99.6重量%、C1ba Gelg
yのlrganox@ 259 を0.35重量%、H
oecbstの珪酸マグネシウム^*bosol ’を
0.05重ffi%含aする成形材料。
対比例v8 旧traforw+ GmbHのUltrafors@
N2320を99.15重ffi%C1ba Geig
yのlrganox@259を0.35ffi ffi
%、Ultraform Gmbllの旧trafor
s’3 E3320を0.3 重量%、1.4−ビス−
(4,6−ジアミツーs−)リアジン−2−イル)−ピ
ペラジンを0.2重量%含何する成形材料。
これらを前述のように測定して得られたホルムアルデヒ
ド含有分を下表3に示す。
表3から明らかに認められるように、本発明において使
用されるべき共重合体(cl)は、全く予想され得なか
った良好な効果のほかに、ホルムアルデヒド受容体とし
て特に開発された1、4−ビス−(4,6−ジアミツー
S−)リアジン−2−イル)−ピペラジンと同様に、残
留ホルムアルデヒド分量を著しく低減することができる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)少なくとも1種類のポリオキシメチレン単独重合
    体及び/或は共重合体、 (B)少なくとも1種類の添加剤、及び (C)少なくとも1種類の熱安定性改善剤を含有する、
    熱安定性の改善された補強或は不補強ポリオキシメチレ
    ン塑造成形材料であって、これが熱安定性改善剤(C)
    として、少なくとも、(C_1_1)62乃至88重量
    %の重合されたメチル、エチル及び/或はn−プロピル
    メタクリラート、(C_1_2)2乃至10重量%の重
    合されたn−プロピル、n−ブチル及び/或はペンチル
    アクリラート及び(C_1_3)10乃至28重量%の
    重合されたアクリルアミド及び/或はメタクリルアミド
    から成る(C_1)1種類或は複数種類の重合体材料を
    、成形材料に対して0.01乃至20重量%含有するこ
    とを特徴とする成形材料。
JP855390A 1989-01-20 1990-01-19 ポリオキシメチレン塑造成形材料 Pending JPH02283750A (ja)

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