JPH02283336A - 炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、炊飯装置に係り、単一の函体内において精米
の貯蔵から炊飯までの一連の工程を自動化した例えば小
形全自動炊飯装置に利用される。

（従来の技術） 従来から人手を煩わしてきた炊飯作業を省力化するため
、炊飯作業における精米の貯蔵、計量、洗米、水加減、
浸漬、炊飯、蒸らしに至る一連の作業工程をプロゲラＪ
９により自動処理する全自動炊飯装置として、特開昭５
８−１０５７２３号公報（従来例の１）、特公昭５８−
８８４８号公報（従来例の２）、特開昭５８−６７２１
７号公報（従来例の３）等の技術がある。

（発明が解決しようとする課題） 前述した従来例の１は、洗米装置と炊飯器とを函体に収
納していて、炊飯器は本体前面に引き出す構成とされて
いて、取扱いの便を図っている。

また、従来例の２は、函体の下部に貯米庫を設け、函体
の中段に備えた炊飯器に、精米を貯米庫から持上げ計量
、洗米して供給するものである。

更に、従来例の３は洗米槽の下部に、洗米受入［］を有
する炊飯器を設け、受入口をソレノイドで作動するシャ
ッタで開閉自在としたものである。

前記従来例の１および２その他の自動炊飯装置のいずれ
であっても、函体内に収納されている炊飯器に、洗米を
供給するため、」１下方向に回動されて開閉自在な上蓋
を函体内で解放し、洗米供給後に閉塞するようにされて
いる。

しかしながら、函体内で−）−、Ｈの上下方向の回動で
炊飯器を開閉自在とするものであるから、該上蓋の開閉
手段が複雑で、故障発生の要因となり、これば、特に、
メンテナンス技術に劣る家庭用主婦にとっては非常に煩
わしく、省力化、自動化のネックとなっていた。

また、函体内で」１蓋を１−下方向に回動するものであ
るから、函体内に、炊飯器に付帯する洗米手段、貯米手
段、計量手段等の諸機能部品を配するとき、函体の高さ
が極度に高くなり、これは、家庭用の単体据付け、シス
テムキッチンとしての据付けに当って、嵩高い故に問題
となっていた。

従来例の３は、受入１」を水平方向に作動するシャッタ
で開閉するものであり、回動式よりも上、下方向の寸法
を低くできるというノリノドはあるものの、シャッタを
開閉する駆ＩＪ＋手段（ソｌ／ノイド）が、熱源部分で
ある炊飯器にあることから、作動不調を招き易く、しか
も、炊飯器を配置し７た付近は、蒸らし工程を初めとし
て、炊飯中に、蒸気、湿気等が多い部分であり、作動不
調はもとより、早期故障の誘発のおそれがあった。

本発明は、」１記従来技術の１〜３の不具合点を、悉く
解決できるようにした炊飯装置を提供することが目ｒ１
勺である。

（課題を達成するための手段） 本発明は、装置本体１内に、注出口１１を有する洗米槽
９と該注出口１１からの洗米を受入れる炊飯器２５とを
配置しており、炊飯器２５番ま前記注出口１１の下方ム
こ位置している洗米受入口２９を有する」１蓋２８と該
上蓋２８で開閉自在とされる炊飯器本体２７とからなる
炊飯装置において、前述の目的を達成するために、次の
技術的手段を講じている。

すなわち、本発明は、前記注出口１１を開閉自在にする
弁体１２と前記−Ｌ蓋２８の洗米受入口２９を開閉自在
にする弁体３５とを上下方向の作動で開閉自在として設
けていることを特徴とするものである。

更に、本発明の上述の技術的手段に加えて、前記洗米受
入口２９のための弁体３５を介して上蓋２８を、炊飯器
本体２７より開閉すべく持上げ可能としていることを特
徴とするものである。

（実施例と作用） 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述す全体を示
す第２図において、１は装置本体で、上部に開閉自在又
は着脱載置自在な天板２を有する例えば立方形状箱形に
形成してなり、Ｆ部には車輪３を有している。

４は貯米庫であり、下部が漏斗状に形成されていて、装
置本体１の一ヒ部に配置してあり、天板２を開いて補給
された精米を貯蔵可能としており、下部の注出口５には
定量区分手段６を有している。

定量区分手段６は、円筒体の両端を閉塞していて外周一
部に切欠き６Δを有する円筒よりなり、この円筒をモー
タに軸７で連動連結することにより横軸廻りに回転され
る。なお、８は貯米量センサを示している。

９は洗米槽であり、下部が漏斗状とされていて上部にシ
ュー目Ｏを備えており、該シュート】０を前記定量区分
手段６の下部に配置してその内部に所定量の洗米を収容
可能としている。

洗米槽９の下部は洗米注出口１１とされていて、この注
出口１１は円錐形の開閉弁体】２で開閉自在とされてい
るどともに、注出口１１の周囲は環形状のイ］底１ノＦ
水ジャゲノ１−１３で囲われている。

第１図で示ず如＜、Ｕ１水シャケｙ　ｌ〜１３内には、
多孔円錐筒１４が内蔵されていて、その孔を介して洗米
時に生じためか等を通過させて、排水管１５等で装置外
に排出可能としている。

１６は攪拌部材であり、洗米槽９の縦軸心上に、筒棒形
状の支持棒１７が備えられ、この支持棒１７に、水平方
向放射状に延びるとともに円筒形状とされた洗米槽９の
内面形状に沿って下方に延びている複数本の撹拌棒１８
とからなり、支持棒１７の−に部は洗米槽９上部のヘー
ス１９に軸受２０で回転自在に支持されているとともに
、モータ２１と支持棒１７とをチェーン、ヘルド等の伝
動体２２で連動連結することで、洗米槽９内で回転駆動
される。

開閉弁体１２はその円錐外周面がシートパソギンリング
２３に接頗Ｉ自在とされていて、支持棒１７内に挿通さ
れ−ζト下方向に貫通している筒棒形の弁棒２４の下節
；に、ネジ止め等で取付けられている。

２５は炊飯器であり、洗米槽９の下方に配置されていて
、引出し式架台２６に載置されている炊飯器本体２７と
この炊飯器本体２７を開閉自在とする上蓋２８等からな
り、上蓋２８には、第１図で示す如く、注出口１１と上
下で相対して下方に位置する洗米受入口２９が開設され
ている。

なお、炊飯器２５は内釜３０、内釜蓋等を備えていると
ともに、把手３１、保温手段等を備え、ガス又は電気に
よる自動炊飯器とされていて、架台２６に載置した状態
で水平方向に引出し可能であるとともに、引出し状態に
て本体２７は架台２６より取外し自在とされている。

第１図に示す如く、洗米受入口２９は−Ｊ二煎２Ｂに取
付けている口金部材３２に形成されていて、その上部は
下方細りの円錐面３３とされ、該円錐面３３に続く下部
は下方拡開の円錐面３４とされ、この円錐面３４に弁体
３５の外周円錐面が接離自在に係合されている。

弁体３５は弁棒３６にネジ止めされており、該ブ↑棒３
６は前記筒形弁体２４に摺動自在として挿通されていて
第２図で示す如（洗米槽９を上下方向に貫通している。

３７はアクチェタであり、本実施例では電磁石等からな
り、前述した弁体１２．３５を開閉自在にするものであ
っ一ζ、弁棒２４，３６の１部側に、第２図、第３図で
小ず支点３８を中心として上下方向に揺動する連動ア−
ｌ、３９．４０を柩支連結してなり、ここに、弁体１２
ば弁体２４を介して、弁体３５ば弁棒３６を介して開閉
自在とされている。

４１はジャバラ筒であり、内周面は平滑面とされていて
、排水ジャケット１３と口金部材３２とにわたって上下
伸縮自在として連結されていて、洗米流ドＩ」４２を内
部に形成しており、このジャバラ筒４１の外周に、上蓋
２８をＦ方に押伺げて炊飯中の圧力で一＋−惹２８が開
くのを耐重するコイルハネ４３が設りである。

４４はガイド棒であり、［−］金部材３２より突出して
いて排水シャケノ１−１３のガイド部４５にて鉛直方向
にトー盈２８の昇降を案内するものである。

その他、第２図において、４６は給水手段で、電磁バル
ブ４７等で、洗米槽９−２の給水量を加減可能である。

４８は散水シャワー、４９は自動制御ボックスを示して
いる。

以上の第１実施例における動作態様を説明すると、自動
制御ボックス４９より所望の炊飯量、水加減、浸漬時間
、蒸らし時間、炊き斗り時間等のブタ−を人力した後１
、起動ボタンを押し、弁体［２の閉鎖が確認された後、
定量区分手段６か回転し、所定の精米をシュート１０を
介して洗米槽９に供給する。

定量完了とともに攪拌部材１Ｇが回転し、電ｉｆｆ　）
＼ルブ４７等を介して所定量の給水がなされ１、ｒ、ご
に、洗米される。

洗米清水及びぬか等は多孔内１１「筒１４を経て装置外
に排水される。

所定時間の洗米工程が終ると、散水等は−ｎｉ’、中断
され、攪拌部材１Ｇのみが回転する研米二り稈るこ移行
する。

この洗米工程と研米工程とを所定回数反復さ〜Ｉ！た後
にずずぎ−Ｌ程に移行する。

すすぎ工程においては、洗米槽９内に所定水位までイバ
給し、ぬか分を洗い流すとともに水を清澄化し、複数回
のすすぎ−Ｌ程後において、水加減を行ない、所定時間
経過後、弁体１２および弁体３５を第４図に示す如く開
弁すると、洗米槽９内の洗米は、第４図の矢示の如く流
下して炊飯器２５の内釜３０に受入口２９を介して供給
される。

所定の供給が完了すると、浸漬ＩＬ程後に、炊飯工程に
移行するが、この炊飯工程のときは、第１図に示ず如く
弁体１２．３５を閉弁状態にする。

炊飯中の圧力で上！２８が吹上げられるのは、ハネ４３
によって阻止され、ここに、炊飯工程が完了すると蒸し
工程に移行し、所定時間の蒸し後、第５図に示す如く弁
体３５を上昇させると、に蓋２８は持上げられ、上蓋２
８を本体２７との間にスキマｔが形成され、ここに、内
釜３０等とともに本体２７は架台２６により第２図の仮
想線の如く装置外に引出される。

第６図は本発明の第２実施例を示しており、上１ｆ２８
の押付は用ハネ４３を、ガイド棒４４上に周回したもの
で、その他は、第１実施例と共通し、ｊ−九通部分は共
通符号で示し２ている。

第８図から第１２図は本発明の第３の実施例であり、上
！２８は操作カムレバー手段で炊飯器本体２７に押付け
ている点および」■−蓋２８の炊飯器本体２７からの開
放〈持上げ）　Ｌｌバネで行なっている点において、前
述した第１〜２実施例と相違し、その他は、第１実施例
と共通ずるので共通部分は共通符号で示して以下、相違
点につき説明する。

第７図、第８図で示す如く、排水ジャゲソＩ・１３の外
周を取囲んで固定の雌案内筒５０が排水ジャケット１３
と同心として配置されでおり、該案内筒５０には第９図
、第１０図に示す如く周方向水平のスリット５１が形成
されている。

口金部材３２に！；ｔ：　Ｉｊ＃案内筒５２が同心とし
て同定されており、この雄案内筒５２は前記雌案内筒５
０の内周面に上下摺動自在に嵌挿されていて、１１１記
スリソＩ・５１と相対して位置決めカム部５３Ａを有ず
ろカム孔５３が設＆ｊられている（第９図、第１０図参
照）。

排水ジャゲソｌ−１，３の外周にブラケノ１〜５５を取
イ・］３１、このブラケット５５にピン５６で操作レバ
ー５４が第８図、第９図で示す矢印Ａ及び反矢示Ａ方向
に回動自在に備えられていて、この操作レバー５４は前
記力１、孔５３およびスリット５１に挿ｊ町されている
。

なお、力Ｊ、部５３八は、操作レバー５４の杆部を位置
決めする。

排水ジャケソＩ・１３と口金部材３２とにわたって引十
げスプリング５７が放射状配置で備えられていて、口金
部＋４３２を介して上Ｍ２８　’ｉ炊飯器本体２７より
持Ｊ−げ可能としている。

なお、雄案内筒５２には排水口】５を回避ずべく凹欠部
５８が形成されている。

従って、この第３実施例にあっては、前述した洗米工程
、研米工程、ずずぎ工程、炊飯工程にあっζは、操作レ
バー５４を第９図に示す位置にして引にげスプリング５
７に抗して雄案内筒５２を力Ｊ、レバー手段で押ドげ、
ここに、上蓋２日を炊飯器本体２７に圧着させ、特に、
炊飯中の上蓋２８の吹上げを阻止している。そして、こ
の状態は、操作レバー５４の杆部かカム部５３八に係合
し、かつスプリング５７の弾性力と相まって維持されて
いる。

この状態で、第１実施例と同しく第１１図で示ず如く弁
体１２．３５を開弁し７て炊飯器本体２７に洗米を供給
し、所定の浸漬工程を経て炊飯工程および蒸らし工程ま
で第１実施例と同じ要領で行ない、この間は、上蓋２８
は密封されている。

所定の時間経過後、炊き］−かった米を取出すため、操
作レバー５４を手動ヌば自動で第８．９図に示す矢印入
方向に回動さセると、カム孔５３はその一ト下方向長さ
が−１−蓋２８を炊飯器本体２７より第１２図で示ずス
キマｔを形成ずべく持１−げｉＪ能なものとされている
ことから、スプリング５７の作用でｈｊｆ案内筒５２が
雌案内筒５０の内周面に摺動案内されてここに、上蓋２
８が持」―げられる。

従って、上蓋２８は装置本体１内に残した状態で炊飯器
本体２７を第１２図の矢示方向に取出ずことができる。

炊飯器本体２７を再セントするときは、操作レバー５４
を反矢示Ａ方向に回動すれば、カム１／バ一作用で上蓋
２８はスプリング５７に抗して押上げられる。

なお、本発明にあっては、上蓋２８を本体２゛ｌにシ−
ルパノキン、フック金具等で着脱自在にしたものでもよ
い。また、攪拌部材１６は翼形状であ−３でもよい。ま
た、アクチェタ３７は電動機、流体シリンダ等であって
もよく、又、弁体１２．３５をそれぞれ個別にイ１動ず
べく各弁体１２，３５に応し７て設げたものでも、Ｌい
。

（発明の効Ｗ） 本発明は以十の通りであり、本発明によれば、炊飯器の
上蓋を閉じたままで装置本体に収納して４）、装置本体
内で生前を回動することなく、弁体を下動することで、
洗米槽の注出口を開いて上蓋に形成した開ＬＩ部すなわ
ら受入口を介して洗米筒の受入れができる。

また、炊飯器の上蓋には開閉自在な弁体を備えているの
で、炊き−）−り中の圧力保持は充分に確保され、炊き
生米の品質は大幅に向上する。

更に、洗米槽の注出１’ｉｌおよび上蓋の開Ｉ」部ずな
わら受入１−１を開閉する弁体はいずれもト下方向で開
閉されるので、該弁体を開閉動作するアクチェタは蒸気
、熱気等にさらされることが少ない１部に配置すること
ができて耐久ｉ！ｃ　！こ富むとともに誤動作も少なく
、又、有体で１−蓋’ｉ　１．′１．−１−げろ、二と
で、構造も簡単となり、従って、本発明の炊飯装置Ｗは
業務用は勿論、家庭のキノヂンルーノ、に中、体でも又
シスう−ムキノチンとともＱこ収納可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図番１要部の断面図
、第２図は全体の概略立面図、第３図はアクチェタ部分
の平面図、第４図と第５図は作動状態を示す各断面図、
第６図は第２実施例の断；０１図、第７図から第１２図
は第３実施例を示し、第７図りま要部断面図、第８図は
第゛７図の横断ｆ面図、第９図と第１０図は操作カムレ
バー手段の作動状況を示す要部側面図、第１１図は洗米
供給時の断面１λ１、第１２図は炊飯器の開放時の断面
図である。 １・・・装置本体、９・・・洗米槽、２５・・炊飯器、
２８・・・上蓋、２９・・・洗米受入Ｌ−１１，３５・
・・弁体、３６・・・弁棒、３７・・・アクチコニタ。 特　許　出　願　人　　久保ＩＪＩ鉄「株式会社代　理
　人　弁理１〕　　安　　１）　敏　　ｊｊｔ、　’、
１ヴト、・、・。 一寅・（ｆ ＼

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置本体（１）内に、注出口（１１）を有する洗
   米槽（９）と該注出口（１１）からの洗米を受入れる炊
   飯器（２５）とを配置しており、炊飯器（２５）は前記
   注出口（１１）の下方に位置している洗米受入口（２９
   ）を有する上蓋（２８）と該上蓋（２８）で開閉自在と
   される炊飯器本体（２７）とからなる炊飯装置において
   、 前記注出口（１１）を開閉自在にする弁体（１２）と前
   記上蓋（２８）の洗米受入口（２９）を開閉自在にする
   弁体（３５）とを上下方向の作動で開閉自在として設け
   ていることを特徴とする炊飯装置。
2. （２）装置本体（１）内に、注出口（１１）を有する洗
   米槽（９）と該注出口（１１）からの洗米を受入れる炊
   飯器（２５）とを配置しており、炊飯器（２５）は前記
   注出口（１１）の下方に位置している洗米受入口（２９
   ）を有する上蓋（２８）と該上蓋（２８）で開閉自在と
   される炊飯器本体（２７）とからなる炊飯装置において
   、 前記注出口（１１）を開閉自在にする弁体（１２）と前
   記上蓋（２８）の洗米受入口（２９）を開閉自在にする
   弁体（３５）とを上下方向の作動で開閉自在として設け
   、更に、前記洗米受入口（２９）のための弁体（３５）
   を介して上蓋（２８）を、炊飯器本体（２７）より開閉
   すべく持上げ可能としていることを特徴とする炊飯装置
   。