JPH0345221A

JPH0345221A - 自動炊飯器

Info

Publication number: JPH0345221A
Application number: JP18112789A
Authority: JP
Inventors: Masatoshi Yagi; 八木　正俊; Toshiaki Nagakoshi; 長越　利秋; Tatsuo Washisaki; 龍夫鷲崎; Takafumi Tanase; 隆文棚瀬
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-07-12
Filing date: 1989-07-12
Publication date: 1991-02-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、水を自動的に入れる自動炊飯器に関する。

従来の技術従来の自動炊飯器は、例えば特開昭４９−１３２２７３
号公報によう示されるものがある。

この構成を第４図により説明する。

図において、１は自動炊飯器の器体、２は米ストックケ
ース、３は米計量装置、４は計量装置を作動する電磁石
で、その作動数により計量が定する。５は計量装置３の
下部に設けた水溜部で、隣接した水槽６と米粒を通さな
い多数の孔了で連通ずるが、孔７はスリット形状でもよ
い。８は水槽６に水を送ジ込む送水管、９は弁、１０は
フロートで、水槽６内の水位を一定に維持する。１１は
水位面、１２は洗米及び洗米移送用のスクリュ１３はモ
ーター、１４は輸送パイプ、１６は輸送パイプ出口で、
器体１に対して着脱自在とした釜１７の収容部の上部に
配置し、釜１７を器体１内に収容したときに釜１７に密
閉する蓋体１８に固定し、蓋体１８の内側に露出させる
。１６は輸送パイプ１４の出口１６を密閉する逆流防止
蓋で、輸送パイプ１４が蓋体１８で密閉した釜１７の内
部に露出していて、その１１釜１７で炊飯する場合でも
、炊飯の蒸気や圧力が輸送パイプ１４側に逆流しないよ
うにしたものである。１９は釜１７の周壁に穿設した米
粒が流出しない程度の小さな孔で、この孔はスリット形
状であってもよいものである。２ｏは蓋体１８の周縁に
取付けられたバッキング、２１は蓋体１８に穿設した孔
１９を密閉する密閉体で、釜１７で炊飯するときに、こ
の密閉体２１で孔１９を密閉することにより、孔１９が
存在する釜１７でも孔１９より水が流出することなく炊
飯できるのである。２２は密閉体２１を釜１アに圧接す
るスプリング、２３は密閉体２１を釜１７から引離す電
磁石、２４は排水路で、図示では管状である。開口部に
はバッキング２６を取付け、このバッキング２６が釜１
了の孔１９の周囲の外壁に密着することにより釜１７の
内に収容された水のうち余分なものがオーバーフローと
して流れ出すものであるが、排水路２４は後述の断熱ボ
ード３４と一体として釜１７の全周を囲むように配置さ
れる。２６は排水兼水加減調節管で、排水路２４に対し
て漏水することなく昇降自在に取付けられる。２了は排
水兼水加減調節管２６に穿設した通水孔で、その下端２
８を釜１７の炊飯する水の高さと一致させることによっ
て炊飯の水加減を行なうことができる。２９は排水兼水
加減調節管２６に設けたラック、３０はラック２９にか
み合うピニオンで、米計量装置３の電磁石４の作動スイ
ッチに連動させて米の計量と同時に水加減が決定される
。３２は排水管、３３は釜の存在しないときに、水流が
釜設置部分に流入しないようにする誤動作防止用スイッ
チ、３４は断熱ボー５べ一／ドで、この断熱ボード３４の釜１７の底が当接する部分
に電熱器等のヒーターが設置される。３５は、米ストッ
クケース２の蓋である。

以上のような構成の自動炊飯器の動作を説明する。まず
、任意量の米を電磁石４を作動させて計量し、排水兼水
加減調節管２６を昇降させて通水孔２７の下端２８を釜
１７の水加減の高さとしてフ・＜。計量装置３で計量し
た米が一定水位の水を溜めている水溜部６に落下する。

そして、これと同時に、または幾分時間を釦いてモータ
ー１３を駆動してスクリュー１２を回転させれば、スク
リュー１２の回転によって水溜部に落下した米は洗われ
、スクリューの回転で水が輸送管１４を上昇し、出口１
５から釜１７に水が流れ込むとこの水に送られて米粒も
輸送管１４を移動して釜１７に送られるものである。こ
の場合実験結果によれば水溜部の流速が毎秒５備であれ
ば米は輸送管１４を垂直に上昇する。そして釜１７内に
米と共に流入した水の余分なものは、孔１９より排水路
２４゜通水孔２７．排水兼水加減調節管２６．排水管３
２６・−７の順に排水され、米を全部釜１７に送シ込んだ時点で、
器体１に内蔵したタイマー等でモーター１３の回転を停
止すれば、水の輸送管１４への送り込みは停止するから
、釜１７内の水は通水孔２７の下端２８の位置より上の
ものは孔１９を通して排出されてし唸う。この点に訟い
て電磁石２３の吸収力が解除されて、密閉体２１がスプ
リング２２の力で釜１７の孔１９を全部密閉する。次に
器体１に内蔵するタイマーで１０分間程度の浸水時間の
後発熱体により従来同様の炊飯をする構成となっていた
。

発明が解決しようとする課題従来の自動炊飯器では、以下のような課題があった。

（１）米と水を同時にスクリュー１２で上昇させるため
、特に水溜部が器体１の下部側にあシ、釜１７が上部側
に位置するため、スクリュー１２の作動中に停電等があ
ると、水と米が逆流′し、水溜部下部から溢水し、器体
１内が汚れてし１うという課題があった。

７・　・（２）　　スクリュー１２により水溜部の流速を毎秒５
ａ以上を必要とし、モーター１３の出力がかなシ大きな
ものが必要となるばかりでなく、この流速による圧力の
ため、吸水し始めた米のクラック部より米が細かく砕け
てし筐うという課題があった。

（３）米と水を送る輸送パイプ１４等には米のとぎ汁が
付着するが、掃除等には経路が長く不便であった。

（４）米と水を輸送パイプ１４で同時に釜１７内へ搬送
する構成のため、洗米水と米が常に一緒になり、米への
吸水は洗米の濁った米となるため、炊飯後の米がぬか臭
がしたシ、味の悪いものとなってし１っていた。

これを解決するためには洗米水の量を多くするなどの方
法があるが、時間と水量が多くかかるという課題があっ
た。

（６）洗米中に密閉体２１を釜１７の側面の孔１９よう
離す構成のため、釜１７の横に孔１９が存在し、咬たス
リット状の孔１９等であるため、孔づｔｂによる洗米水
の排出不完全による溢水、あるいは炊飯開始前の釜１７
の清掃のしにくさ等の不都合があった。また密閉体２１
の長年の使用による密着不完全による水溢れ等、釜１７
の横に孔１９があるため不便でｓｂ、さらに使い勝手の
良いものが望１れていた。

本発明は上記課題に鑑み、停電時に溢水の発生がなく、
米割れの発生を防止することを第１の目的とする。

第２の目的は掃除性を向上することにある。

第３の目的は炊飯後の米がぬか臭を発生することを防止
することにある。

第４の目的は鍋に横孔を設けない構成とすることによう
、鍋からの水漏れを防止することにある。

第５の目的は少ない水量で効果的に洗米することにある
。

課題を解決するための手段上記第１の目的を達成するために本発明の第１の技術的
手段は、貯蔵している米を計量する計量装置と、この計
量装置からの米を炊飯部に移送す９　・る移送装置とを有し、前記炊飯部には、米等の被加熱調
理物を収容する鍋と、この鍋の上面開口部を覆う蓋体と
、この蓋体略中央部に配置される筒状の洗米容器と、こ
の洗米容器の底開口部を開閉自在とする弁と、前記計量
装置で計量され、移送装置で移送された米を前記洗米容
器中に一定量搬入後に、洗米容器内に散水する給水ノズ
ルと、この水が洗米の排出後に前記弁を開き、鍋内に落
下させる落下装置を備えたものである。

また、第２の目的を達成するための本発明の第２の技術
的手段は、弁を洗米容器と着脱自在に取付けたものであ
る。

また、第３の目的を達成するための本発明の第３の技術
的手段は、弁に水切り網を着脱自在に取付けたものであ
る。

また、第４の目的を達成するための本発明の第４の技術
的手段は、弁の外周部にリップ状のパツキンを設け、こ
のパツキンと洗米容器下部内周を接触させた構成である
。

さらに、第５の目的を達成するための本発明の１０・、
　７第６の技術的手段は、給水ノズルを略中空リング状に形
成し、この給水ノズルに洗米容器内周方向と洗米容器中
央方向に墳水する複数個の穴を設けた構成である。

作用上記第１の技術的手段によれば、米を計量し、計量され
た米のみを洗米容器上面１で移送装置で搬送し、洗米容
器内に米を入れ、この後、給水ノズルより水を噴出させ
、一定時間後に落下装置により弁を開くことにより洗っ
た米は鍋内に入れられる。

また、第２の技術的手段によれば、弁を洗米容器に着脱
自在としているため、弁を取９外して容易に洗米容器内
の掃除を行うことができる。

また、第３の技術的手段によれば、弁に水切り網が設け
られていることにより、洗米後の濁った水が米と分離さ
れる時間が短かく、ぬか分などの米への再吸収が防止さ
れる。

第４の技術的手段によれば、洗米容器の下部内周と弁の
外周部のパツキンとが接触するため、鍋１１へ一部゛自体に横孔を設けない構成を提供できる。

筐た、第５の技術的手段によれば、給水ノズルより洗米
容器への水の噴出方向を内周側と中央側の２方向に分け
ることにより米への均一な注水が可能となシ少量の水で
洗米が可能となる。

実施例以下、本発明の実施例について第１図〜第３図を参照し
て説明する。図に訃いて、４ｏは米を貯蔵する米びつ、
４１は米計量をする計量装置、４２は計量装置４１を動
作させるソレノイド、４３は計量装置を軸支する軸で、
ソレノイド４２を通電すると計量装置４１の米びつ４０
側が開き、下端は閉じ米が計量装置４１内に入いり体積
計量される。４４は円筒形状で表面にスパイラル状にブ
ラシ毛を植毛した研米機で、モータ４５により回転する
。４６は移送装置で第２図では反時計方向に回転する軟
質樹脂製のベルトで、表面に多数の突起４７を設けてい
る。移送装置４６はモータ（図示せず）により回転駆動
する。４８は本体で内部に炊飯部４９をスライドレール
等によう引出し、収納可能に配置されている。５ｏは米
等の被加熱調理物を収納する鍋である。６１は鍋６０を
載置し、加熱する加熱手段である。５２は鍋６０の上面
開口部を覆う蓋体で、この中央部に筒状の洗米容器５３
を配置する。５４は洗米容器５３の底部開口部を開閉自
在とする弁で、円錐状をし中央に穴５５がある。６６は
弁の円錐より一定の距離人だけ離れて配置される網で、
弁５４の円筒６８に嵌着自在に取９付けられるリング５
７により弁５４に着脱自在に固定される。リング６γを
円筒６８にネジ等で固定しても良い。５９は弁６４の外
周に固定されるリップ状５９１Ｌの先端を有するリング
状のパツキンで、洗米容器６３の下部内周と一定の圧力
で接触する。パツキン５９はシリコンゴム等で作られる
。６ｏは円筒５８の下部に設けられた穴で、軸６１のネ
ジ部とナツト８３を介して固定される。軸６１は棒状で
頭部はくぎの頭と同様の形状をしてに９、バネ６２が係
止する。バネ６２は軸６１の外面と、軸支持筒６３の内
周面を伸縮する寸法に設定されている。軸支持筒６３は
、１３ヘーブ洗米容器６３の上面でネジ等を介して着脱自在となって
いる。また軸支持筒６３の底面６４には軸６１が通過す
るが、バネ６２は通過できない穴６゜が設けられている
。６６は洗米容器５３の側面に設けられた側面穴で、こ
の側面穴６５には水を通過させるが米を通さない程度の
洗米用網６６が固定されている。洗米用網６６はスリッ
トでも良い。

６７は洗米容器６３に設けられた排水用パイプである。

８８は洗米容器５３に米が入いった後に、米に水を墳出
する給水ノズルで、中空リング状をなし、一端に水が入
いる筒６９がポンプ７０を介して給水タンク″ｒ１に接
続している。７２は洗米容器６３の内周方向の噴出穴で
、７３は洗米容器中央方向の噴出穴で、給水ノズル６８
に複数個設けられている。７４は給水パイプ７５を介し
て水をタンク７１に供給する給水弁である。７５は軸６
１の頭部を下方に押す押し棒で、ソレノイドリンク７６
を介して、ソレノイド７７によう作動する。７８はベル
ト４６によ】運ばれた米を洗米容器５３上面まで移動さ
せるスパイラルで駆動モー１４べ−７り７９により回転する。８０は洗米後の水を排水用パイ
プ６７から受けて排水管８１に導く排水枠である。８２
は制御部で、以上のモータ４５，７９、ポンプ７０、ソ
レノイド４２，７了、給水弁７４、加熱手段６１等の制
御をする。

以上のような構成に訃いて自動炊飯の動作を説明する。

制御部８２を操作して、炊飯量をセットすると、この量
に応じてソレノイド４２が動作し所定の米を計量後、研
米機４４で表面の一部を研米後、移送装置４６に送られ
る。米は移送装置４６の突起により上部に運ばれる。こ
の後、スパイラル７８により洗米容器５３上面より中に
搬入される。弁６４と軸６１は下方でナツト８３を介し
て固定されて釦シ、一方、バネ６２が軸６１を上方に力
を加えているため、弁６４は洗米容器５３の底部でパツ
キン６９を介して閉じている。このため米は洗米容器５
３内にたｔ、ｂ一定量た會ると、給水ノズル６８より水
が墳出し洗米が開始される。前述の研米機４４での研米
量により、この水量は少な１６・＼　７くてよい。また、米による差、例えば古米、新米により
研米量を変えることによう米のおいしさを調整しても良
い。

給水ノズル６８よりの水の噴出方向を、洗米容器５３の
内周方向と中央方向に向けることによう、米上面より均
一に水がかけられ、効率よく洗米ができ、さらに弁６４
に設けられた網６６により、汚れた水は網６６と弁５４
の間隙Ａに流れ込み米と分離される。これは炊飯時に水
切シを良くするためと汚れた水の、米への再吸収防止で
行なわれるザルあげと同様の考え方である。洗米後の水
は排水用パイプ６７により本体４８外に排出される。

洗米後の米は、ソレノイド７アの荷重により押し棒７５
の動作より軸６１を介して弁６４を下方に移動させ、洗
米容器５３の底部を開とする。

弁５４は押し棒７５の荷重により下方に移動し、バネ６
２の最大圧縮位置で停止するが、ソレノイド７７の動作
時間を充分短かく設定することにより、弁６４の最大移
動距離で衝撃力を発生させることができる。この衝撃力
により米は網５６の表面を滑り鍋５０内に容易に落下さ
せることができる。

炊飯量に応じて以上の工程をくり返すことにより、米量
に応じた洗米が可能である。

この後、給水弁７４とポンプ７Ｑを制御し所定量の水を
送ジ、給水ノズル６８より墳水すると同時に弁６４を開
き、鍋６０に炊飯用の水を設定通シ入れ炊飯を開始すれ
ば良い。

発明の詳細な説明したように本発明によれば、以下の効果を奏する
。

（１）洗米容器を蓋体に設け、この洗米容器の上面より
給水することにより、停電等の異常時でも水勢よび米等
が停電時の状態で保持され、逆流等が防止され、溢水に
よる本体内の汚れ於よびモータ等電気部品の感電防止が
できる。また、洗米容器より弁を開くことにより鍋内に
米を入れるため、外力がほとんど加わらず、吸水後の外
部力による米割れを防止できる。

（２）弁を洗米容器より着脱自在に取り付けたこと１７
・＼　７にょう、洗米容器の内側は掃除でき、また弁は取りはず
して清掃できるため、とぎ汁やぬか分等を容易に除去で
きる。

（３）弁に水切り網を設け、これを着脱自在に取υ付け
たことにより、渣ず洗米水を即時に米表面から分離する
ことによう、洗米後の汚れた水の再吸収を防止できると
ともに、ぬか臭のないおいしいご飯を提供でき、洗米時
間の短縮にも役立っている。

（４）弁の外周部にリップ状のパツキンを設け、このパ
ツキンと洗米容器略底部内周が接触する構成としたこと
により、鍋に横孔を設ける必要がなく、炊飯後の清掃の
しやすさ、および孔づ１りによる炊飯時の密閉不完全を
なくすことができる。

（５）給水ノズルを略中空リング状に形成し、洗米容器
内周方向と、洗米容器中央方向に水を噴出する穴を多数
個設けることにより、洗米容器内の米への均一給水、洗
米をすることができ、少な−水量の水で洗米をすること
ができ、洗米の１８＼　７短時間化を提供することができる。また、本体内に給水
ノズルを固定することができ、炊飯部との着脱が容易に
なる自動炊飯器を提供できるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動炊飯器の要部分解
斜視図、第２図は同縦断面図、第３図は同要部縦断面図
、第４図は従来の自動炊飯器の縦断面図である。４０・・・・・米びつ、４１・・・・・計量装置、４６
・・・移送装置、４８・・・・・・本体、５１・・・・
・・加熱手段、５２・・・・・蓋体、５３・・・・・・
洗米容器、５４・・・・弁、５６・・・・・網、６５・
・・側面孔、６８・・・　給水ノズル、了２・・・・内
周方向の噴出穴、７３・・・・中央方向の噴出穴。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）貯蔵している米を計量する計量装置と、この計量
装置からの米を炊飯部に移送する移送装置を有し、前記
炊飯部には、米等の被加熱調理物を収容する鍋と、この
鍋の上面開口部を覆う蓋体と、この蓋体略中央部に配置
される筒状の洗米容器と、この洗米容器底開口部を開閉
自在とする弁と、前記計量装置で計量され、移送装置で
移送された米を前記洗米容器中に一定量搬入後に、洗米
容器内に散水する給水ノズルと、この水が洗米の排出後
に前記弁を開き、鍋内に落下させる落下装置を設けた自
動炊飯器。
（２）弁を洗米容器より着脱自在に取り付けた請求項１
記載の自動炊飯器。
（３）弁に水切り網を着脱自在に取り付けた請求項１ま
たは２記載の自動炊飯器。
（４）弁の外周部にリップ状のパッキンを設け、このパ
ッキンと洗米容器の下部内周が接触する請求項１、２ま
たは３記載の自動炊飯器。
（５）給水ノズルを略中空リング状に形成し、洗米容器
内周方向と、洗米容器中央方向に墳水する複数個の穴を
設けた請求項１記載の自動炊飯器。