JPH072134B2 - 自動炊飯器 - Google Patents

自動炊飯器

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JPH072134B2
JPH072134B2 JP18112689A JP18112689A JPH072134B2 JP H072134 B2 JPH072134 B2 JP H072134B2 JP 18112689 A JP18112689 A JP 18112689A JP 18112689 A JP18112689 A JP 18112689A JP H072134 B2 JPH072134 B2 JP H072134B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水を自動的に入れる自動炊飯器に関する。
従来の技術 従来の自動炊飯器は、例えば特開昭49−132273号公報に
より示された第4図の構成であった。
図において、1は自動炊飯器の器体、2は米ストックケ
ース、3は米計量装置、4は計量装置を作動する電磁石
で、その作動数により計量が定まる。5は計量装置3の
下部に設けた水溜部で、隣接した水槽6と米独を通さな
い多数の孔7で連通するが、孔7はスリット形状でもよ
い。8は水槽6を水を送り込む送水管、9は弁、10はフ
ロートで、水槽6内の水位を一定に繊維するものであ
る。11は水位面、12は洗米および洗米移送用のスクリュ
ー、13はモーター、14は輸送パイプ、15は輸送パイプ出
口で、器体1に対して着脱自在とした釜17の収容部の上
部に配置し、釜17を器体1内に収容したときに釜17に密
閉する蓋体18に固定し、蓋体18の内側に露出させる。16
は輸送パイプの出口15に密閉する逆流防止蓋で、輸送パ
イプ16が蓋体18で密閉した釜17の内部に露出していて、
そのまま釜17で炊飯する場合でも、炊飯の蒸気や圧力が
輸送パイプ14側に逆流しないようにしたものである。19
は釜17の周壁に穿設した米粒が流出しない程度の小さな
孔で、この孔19はスリット形状であってもよいものであ
る。20は蓋体18の周縁に取付けられたパッキング、21は
蓋体17に穿設した孔19を密閉する密閉体で、釜17で炊飯
するときに、この密閉体21で孔19を密閉することによ
り、孔19が存在する釜17でも孔19より水が流出すること
なく炊飯できるのである。22は密閉体21を釜17に圧接す
るスプリング、23は密閉体21を釜17から引離す電磁石、
24は排水路で管状としている。開口部にはパッキン25を
取付け、このパッキング25が釜17の孔19の周囲の外壁に
密着することにより釜17の内に収容された水のうち余分
なものがオーバーフローとして流れ出すものであるが、
排水路24は後述の断熱ボード34と一体とし釜17の全周を
囲むように配置される。26は排水兼水加減調節管で、排
水路24に対して漏水することなく昇降自在に取付けられ
る。27は排水兼水加減調節管26に穿設した通水孔で、そ
の下端28を釜17の炊飯する水の高さと一致させることに
よって炊飯の水加減を行なうことができる。29は排水兼
水加減調節管26に設けたラック、30はラック29にかみ合
うピニオンで、米計量装置3の電磁石4の作動スイッチ
に連動させて米の計量と同時に水加減が決定される。32
は排水管、33は釜17の存在しないときに、水流が釜設置
部分に流入しないようにする誤動作防止用スイッチ、24
は断熱ボードで、この断熱ボード34の釜17の底が当接す
る部分に電熱器等のヒーターが設置される。35は米スト
ックケース2の蓋である。
以上の構成の自動炊飯器の動作を説明する。まず、任意
量の米を電磁石4を作動させて計量し、排水兼水加減調
節管26を昇降させて通水孔27の下端28を釜17の水加減の
高さとしておく。計量装置3で計量した米が一定水位を
溜めている水溜部5に落下する。そして、これと同時
に、または幾分時間においてモーター13を駆動してスク
リュー12を回転させれば、スクリュー12の回転によって
水溜部に落下した米は洗われ、スクリュー12の回転で水
が輸送管14を上昇し、出口15から釜17に水が流れ込む。
この水の移動に伴って米粒も輸送管14を移動して釜17に
送られる。この場合、実験結果によれば水溜部5の流速
が毎秒5cmであれば米は輸送管14を垂直に上昇する。そ
して釜17内に米とともに流入した水の余分なものは、孔
19より排水路24,通水孔27,排水兼水加減調節管26,排水
管32の順に排水され、米を全部釜17に送り込んだ時点
で、器体1に内蔵したタイマー等でモーター13の回転を
停止する。すると、水の輸送管14への送り込みは停止す
るから、釜17内の水は通水孔27の下端28の位置より上の
ものは孔19を通して排出されてしまう。この点におい
て、電磁石23の吸引力が解除されて、密閉体21がスプリ
ング22に力で釜17の孔19を全部密閉する。次に器体1に
内蔵するタイマーで10分間程度の浸水時間の後、発熱体
により従来同様の炊飯をする構成となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし従来の自動炊飯器では、以下のような課題があっ
た。
(1)米を釜17に投入する時に、米に水が付着し表面張
力により、米が出口15と逆流防止蓋16との接触部にはさ
まり、このはさまったままの状態で炊飯すると、隙間よ
り蒸気や圧力が輸送パイプ14に逆流し、器体1内をおね
ばや熱水蒸気で汚すことがあった。
(2)水流とともに米を釜17内に送る構成のため、停電
時等にモーター13が停止すると、輸送パイプ14内の米と
水は下方に逆流するため、器体内に米と水が溢れ、電気
接続部等が溢水による短絡等が発生する危険があった。
本発明は、上記課題に鑑み、停電時にも溢水がなく、ま
た、米の付着が原因となる蒸気,圧力の漏れを防止する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は貯蔵した米を計量す
る計量装置と、この計量装置からの米を炊飯部に移送す
る移送装置を有し、前記炊飯部には米等の被加熱調理物
を収容する鍋と、この鍋の上面開口部を覆う蓋体と、こ
の蓋体略中央部に配置される筒状の洗米容器と、この洗
米容器の底開口部を開閉自在とする弁と、この弁を開い
た後に、弁を回転させる回転機構を備えたものである。
作用 上記第1の技術的手段によれば、米を計量し、洗米容器
上面まで移送装置で搬送し、洗米容器内に米を入れ、こ
の後、給水ノズルより水を噴出させ、一定時間後に弁を
開き、弁がこの後回転するため遠心力により洗った米は
鍋内に入れられる。このとき弁の回転数を適切に設定す
ることにより、鍋内に米を均一高さで落下させることが
できる。
また、第2の技術的手段によれば、停電しても、計量装
置,移送装置が停止状態となり、米,水が洗米容器に入
った状態で米,水は追加されることがないため、洗米容
器から溢水することはない。
実施例 本発明の実施例について第1図〜第3図を参照して説明
する。図において、40は米を貯蔵する米びつ、41は米計
量をする計量装置、42は計量装置41を動作させるソレノ
イド、43は計量装置を軸支する軸で、ソレノイド42を通
電すると計量装置41の米びつ40側が開き、下端は閉じ米
が計量装置41内に入り体積計量される。44は円筒形状で
表面にスパイラル状にブラシ毛を植毛した研米機で、モ
ータ45により回転する。46は移送装置で第2図では反時
計方向に回転する軟質樹脂製のベルトで、表面に多数の
突起47を設けている。移送装置46はモータ(図示せず)
により回転停止する。48は本体で内部に炊飯部49をスラ
イドレール等により引出し、収納可能に配置されてい
る。50は米等の被加熱調理物を収納する鍋である。51は
鍋50を載置し、加熱する加熱手段である。52は鍋50の上
面開口部を覆う蓋体で、この中央部に筒状の洗米容器53
を配置する。54は洗米容器53の底部開口部を開閉自在と
する弁で、円錘状をし中央に穴55がある。56は弁の円錐
より一定の間隙Aだけ離れて配置される網で、弁54の円
筒58に嵌着自在に取り付けられるリング57により弁54に
着脱自在に固定される。リング57は円筒58にネジ等で固
定しても良い。59は弁54の外周に固定されるリップ状59
aの先端を有するリング状のパッキンで、洗米容器53の
内周と一定の圧力で接触する。パッキン59はシリコンゴ
ム等で作られる。60は円筒58の下部に設けられた穴で軸
61のネジ部とナット83を介して固定される。中央軸61は
棒状で頭部はくぎの頭と同様の形状をしており、下部は
ネジ状のスパイラル形状61aをしており、前記頭部にバ
ネ62が係止する。バネ62は中央軸61の外面と、軸支持筒
63の内周面を伸縮する寸法に設定されている。軸支持筒
63は洗米容器53の上面でネジ等を介して着脱自在となっ
ている。また、軸支持筒63の底面64には軸61が通過する
が、ばね62は通過できない穴63aが設けられている。こ
の穴63aは中央軸61のネジ部を受けるナット形状をな
し、軸を下方に移動させると中央軸61を回転させる。65
は洗米容器53の側面に設けられた側面穴で、穴には水を
通過させるが米を通さない程度の洗米用網66が固定され
ている。洗米用網66はスリットでも良い。67は洗米容器
53に設けられた排水用パイプである。68は洗米容器53に
米が入った後に、米に水を噴出する給水ノズルで、中空
リング状をなし、一端に水が入る筒69が、ポンプ70を介
して給水タンク71に接続されている。72は洗米容器53の
内周方向の穴で、73は洗米容器中央方向の穴で、給水ノ
ズル68に複数個設けられている。74は給水パイプ75を介
して水をタンク71に供給する給水弁である。75は軸61の
頭部を下方に押す押し棒で、ソレノイドリンク76を介し
て、ソレノイド77により作動する。78はベルト46により
運ばれた米を洗米容器53上面まで移動させるスパイラル
で駆動モータ79により回転する。80は洗米後の水を排水
用パイプ67を介して排水管81に導く排水枠である。82は
制御部で、以上のモータ45,79,ポンプ70,ソレノイド42,
77,給水弁74,加熱手段51等を制御する。
以上の構成において自動炊飯の動作を説明する。
制御部82を操作して、炊飯量をセットすると、この量に
応じてソレノイド42が動作し所定の米を計量後、研米機
44で表面の一部を研米後、移送装置46に送られる。米は
移送装置48の突起により上部に運ばれる。この後、スパ
イラル78により洗米容器53上面より中に搬入される。
弁54と中央軸61は下方でナット83を介して固定されてお
り、一方、バネ62が軸61を上方に力を加えているため、
弁54は洗米容器53の底部でパッキン59を介して閉じてい
る。このため米は洗米容器53内にたまり一定量たまる
と、給水ノズル68より水が噴出し洗米が開始される。前
述の研米機44での研米量により、この水量は少なくてよ
い。また米による差、例えば古米,新米により研米量を
変えることにより米のおいしさを調整しても良い。
給水ノズル68よりの水の噴出方向を、洗米容器68の内周
方向と中央方向に向けることにより、米上面より均一に
水がかけられ、効率よく洗米ができ、さらに弁54に設け
られた網56により、汚れた水は網56と弁54の間隙Aに流
れ込み米と分離される。これは炊飯時に水切りを良くす
るためと汚れた水の米への再吸収防止で行なわれるザル
あげと同様の考え方である。洗米後の水は排水用パイプ
67により本体48外に排出される。洗米後の米はソレノイ
ド77の荷重により押し棒75の動作より中央軸61を介して
弁54を下方に移動させ、洗米容器53の底部を開とする。
弁は押し棒75の荷重により下方に回転しながら移動し、
バネ62の最大圧縮位置で停止するが、ソレイノイド77の
動作時間を適切に設定することにより、米は網56の表面
を滑り鍋50内に容易かつ平滑に落下させることができ
る。
炊飯量に応じて以上の工程をくり返すことにより、米量
に応じた洗米が可能である。
この後、給水弁74とポンプ70を制御し、所定量の水を送
り、給水ノズル68より噴水すると同時に弁54を開き、鍋
50に炊飯用の水を設定通り入れ炊飯を開始すれば良い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、以下の効果を奏する。
(1)洗米容器を蓋体に設け、この洗米容器の上面より
給水することにより、停電等の異常時でも水および米等
が停電時の状態で保持され、逆流等が防止され、溢水に
よる本体内の汚れおよびモータ等電気部品の感電防止が
できる。
(2)洗米容器より弁を開いた後に回転させることによ
り、米を遠心力で鍋内に平滑にしかも、米が洗米容器底
と、弁のパッキンとの間に残ることを防止でき、隙間を
確実に無くすことができ、炊飯中の蒸気漏れ,圧力漏れ
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動炊飯器の要部分解斜視図、第2図は同縦断
面図、第3図は同要部縦断面図、第4図は従来の自動炊
飯器の縦断面図である。 40……米びつ、41……計量装置、46……移送装置、48…
…本体、51……加熱手段、52……蓋体、53……洗米容
器、54……弁、61……中央軸、61a……スパイラル形
状、63……軸支持筒、63a……穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯蔵した米を計量する計量装置と、この計
    量装置からの米を炊飯部に移送する移送装置を有し、前
    記炊飯部には、米等の被加熱調理物を収容する鍋と、こ
    の鍋の上面開口部を覆う蓋体と、この蓋体略中央部に配
    置される筒状の洗米容器と、この洗米容器の底開口部を
    開閉自在とする弁と、この弁を開いた後に、弁を回転さ
    せる回転機構を設けた自動炊飯器。
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