JPH0228287B2 - - Google Patents

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JPH0228287B2
JPH0228287B2 JP56043669A JP4366981A JPH0228287B2 JP H0228287 B2 JPH0228287 B2 JP H0228287B2 JP 56043669 A JP56043669 A JP 56043669A JP 4366981 A JP4366981 A JP 4366981A JP H0228287 B2 JPH0228287 B2 JP H0228287B2
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JP
Japan
Prior art keywords
culm
handling depth
grain
stored
combine harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56043669A
Other languages
English (en)
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JPS57155918A (en
Inventor
Hiroshi Kishida
Shigeo Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4366981A priority Critical patent/JPS57155918A/ja
Publication of JPS57155918A publication Critical patent/JPS57155918A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンバインの扱深さ自動調節装置
に関する。
一般に扱深さの調節は、穀長検出装置が穀稈の
稈長を検出することに基き、扱深さ制御装置が扱
深さ調節装置を制御することにより、行なわれて
いる。そして、稈長検出装置は、複数個のリミツ
トスイツチを穀稈の稈先部の通過位置で稈長方向
に適当間隔へだてて並設し、どのリミツトスイツ
チまでが穂先を検出するかによつて、稈長を検出
するように構成されている。
ところが従来ではリミツトスイツチにより検出
された個々の検出信号により扱深さ制御されるこ
とから、生育ムラや局部的な異常生育などにより
穀稈の稈長にバラ付きがあると、その前後で大き
く扱深さ調節装置の制御移動が頻繁に行なわれ、
制御機構が早期に損耗するという問題がある。
そこで従来、リミツトスイツチより検出された
穀稈検出信号を記憶し、その平均値を取つて扱深
さの調節を行うものも提案されている(特開昭55
−114219号公報)。
ところがこの従来のものでは、一定区間での稈
長の平均値を演算し、その平均値に新たな稈長を
加算したのち平均値を算出するようにしていたこ
とから、総ての稈長が算出基準になる。このた
め、局部的な異常成育があると、そのデータがい
つまでも影響し、制御精度が低くなるという問題
があつた。
本発明はこのような点に着目してなされたもの
で、制御装置に次々と入力されてくる稈長情報を
記憶させるとともに、記憶されている稈長情報の
うち最も古いものを消去することにより、常に最
新情報を含む一定量の記憶部情報を総合的に判断
することにより、局部的な異常成育に影響される
ことなく、一般的な成育状況を把持して脱穀機で
の扱深さを変更するようにしたことを特徴として
いる。
以下この発明の実施例を図面に基き説明する。
第1図は二条刈りコンバインの全体斜視図、第
2図は要部縦断概略側面図である。
このコンバイン1は、クローラ走行装置2で走
行する車体の前方に刈取前処理装置3と操縦部4
が左右に並置され、後部には脱穀装置5が固定さ
れている。
刈取前処理装置3は、左右一対の引起し装置
6,6、バリカン型の刈取装置7および補助搬送
装置8で構成されており、圃場に植えられた穀稈
は、引起し装置6により引起され、その株元を刈
取装置7で切断され、左右二条の穀稈が補助搬送
装置8で中央に合流される。そして、刈取られた
穀稈は、穂先係止搬送機9aと株元挾持搬送機構
9bとからなる搬送装置9により後上方に搬送さ
れ、穀稈装置5に供給されるときには株元が穀稈
フイードチエーン10で搬送されて穀稈は横れ姿
勢になる。
搬送装置9は、第2図に示すように、搬送終端
側の支点Pを中心にして前端が油圧シリンダ11
で上下揺動可能に構成されており、刈取穀稈の株
元挾持搬送機構9bによる挾持開始位置を上下に
変更することによつて、脱穀フイードチエーン1
0に受渡される穀稈の挾持位置が変更されて脱穀
装置5への穀稈挿入長さ、すなわち扱深さ量が調
節できるようになつている。
脱穀装置5は、扱胴12を軸支した扱室13の
下部に、唐箕14、揺動選別板15を装備した風
選別室16を設け、精粒は一番回収部17に回収
して一番スクリユ18で搬出し、二番物は二番回
収部19に回収して二番スクリユ20及びスロワ
21にて扱室に環元して再処理し、選別風で吹き
飛ばされた塵埃及び揺動避別板15上のワラ屑は
後部の排塵口22より機外に放出し、脱穀処理後
の排ワラはフイードチエーン10から排ワラチエ
ーン23に受渡したのち、排ワラカツタ24で細
断して圃場に放出するか、カツタ24を通さず長
ワラのまま放出するように構成されている。
さて、前述の扱深さ調節を行なうため、穀稈の
搬送経路中である引起し装置6の裏側上部に、第
3図にも示すように、稈長検出装置25が取付け
られている。これは、三個の常閉リミツトスイツ
チ26,27,28を穀稈の長さ方向に一定間隔
おきに配置して構成されている。各リミツトスイ
ツチ26,27,28には、第4図にも示すよう
に揺動腕29が取付けられており、この揺動腕2
9が穀稈の穂先で内側に揺動されるとスイツチが
作動するようになつている。30は稈長検出装置
のリミツトスイツチ31と同じもので構成される
穀稈の株元を検出する株元検出装置であり、コン
バイン1が刈取作業中であるかどうかが検出さ
れ、このリミツトスイツチ1が作動すると扱深さ
制御は停止され、そのときの扱深さ位置に保持さ
れる。
第5図に示すように、稈長検出装置25からの
信号が、扱深さ制御装置Mの中央処理装置
(CPU)32にインプツトインターフエイス33
を介して入力され、予めプログラムされた処理を
受けてアウトプツトインターフエイス34から、
前記油圧シリンダ11を駆動するための電磁制御
弁35に出力される。符号Cはこの電磁制御弁3
5と油圧シリンダ11から成る扱深さ調節装置で
ある。
扱深さ制御装置Mの記憶部36はn個の記憶容
量をしており、稈長検出装置25で検出された稈
長情報を順次記憶するようになつている。そし
て、コンバイン1の一定走行距離ごとに検出した
稈長を最新情報Mnとして記憶させるとともに、
記憶されている情報を順次転送し、最も古い情報
Mnを消去させるようになつている。これによ
り、記憶部36には最新情報を含むn個の情報を
常に記憶され、このn個の情報に基づいて平均的
稈長が中央処理装置2で演算され、この平均的稈
長に基づく搬送装置9の移動量を支点Pに取付け
られたポテンシヨンメーター37による現在の位
置と比較して中央処理装置2で演算され、その出
力により扱深さ調節装置Cが駆動され、扱深さが
変えられる。
なお、上記実施例では、中央処理装置32で、
扱深さ制御のみを行なつているが、その他作業能
率を上げるための作業走行速度の自動制御や、圃
場の凹凸に応じて刈取前処理装置3を一定高さに
維持する刈高さ制御、車体を株に沿つて走行させ
る方向制御などの複数の自動制御の集中処理を行
なつてもよい。
また、稈長の検出は一定時間ごとに行つてもよ
い。
上述の構成からなる本発明の扱深さ自動調節装
置では、制御装置に次々と入力されてくる稈長情
報を記憶させるとともに、記憶されている稈長情
報のうち最も古いものを消去することにより、常
に最も新しい稈長情報を含む一定量の記憶情報に
より平均的な稈長を判断し、この平均的な稈長に
よつて扱深さを調節変更するようにしている異か
ら、局部的な稈長の違いに影響されることなく、
一般的な成育状況に応じた扱深さを得ることがで
きる。これにより、扱深さ調節装置の制御頻度を
少なくでき、制御装置としての耐久性を高めるこ
とができる。
又、稈長情報を得るための稈長検出装置を穀稈
引起し装置の裏側上部に配置してあることから、
刈り取られた穀稈が脱穀装置に達した段階で扱深
さを調節することができるから、確実な扱深さ調
節を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はコン
バインの全体斜視図、第2図は要部縦断概略側面
図、第3図は引起し装置の背面図、第4図は第3
図の平面図、第5図は扱深さ制御装置のブロツク
線図、第6図は記憶部におけるメモリーパターン
を示す説明図である。 1……コンバイン、5……脱穀装置、6……引
起し装置、7……刈取装置、9……搬送装置、2
5……稈長検出装置、26,27……リミツトス
イツチ、36……記憶部、M……扱深さ制御装
置、C……扱深さ調節装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圃場に植えられた穀稈をコンバイン1の引起
    し装置6で引起し、刈取装置7で刈取り、搬送装
    置9で搬送し、脱穀装置5に供給して脱穀するよ
    うに構成し、穀稈の長さを稈長検出装置25で検
    出可能にするとともに、稈長検出装置25の検出
    信号に基き、扱深さ制御装置Mを作動させ、扱深
    さ調節装置Cを制御して、穀稈を扱深さ調節可能
    に構成し、稈長検出装置25を引起し装置6の裏
    側上部に上下に適当間隔へだてて配置した複数の
    リミツトスイツチ26,27で構成し、各リミツ
    トスイツチ26,27をそれぞれ扱深さ制御装置
    Mの入力端子に接続し、各リミツトスイツチ2
    6,27での穀稈検出信号を扱深さ制御装置Mの
    記憶部36に順次所定数記憶可能にし、この記憶
    部36を新たな検出信号を記憶すると同時に複数
    記憶している内の最も古い検出信号を消去するよ
    うに構成し、記憶部36に記憶されている記憶パ
    ターンにより扱深さを自動調節するように構成し
    たことを特徴とするコンバインの扱深さ自動調節
    装置。 2 一定距離ごとに検出した穀稈検出信号を記憶
    部36に記憶させるようにした特許請求の範囲第
    1項に記載したコンバインの扱深さ自動調節装
    置。 3 一定時間ごとに検出した穀稈検出信号を記憶
    部36に記憶させるようにしたコンバインの扱深
    さ自動調節装置。
JP4366981A 1981-03-24 1981-03-24 Automatic threshing depth adjusting device of combined harvester Granted JPS57155918A (en)

Priority Applications (1)

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JP4366981A JPS57155918A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Automatic threshing depth adjusting device of combined harvester

Applications Claiming Priority (1)

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JP4366981A JPS57155918A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Automatic threshing depth adjusting device of combined harvester

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57155918A JPS57155918A (en) 1982-09-27
JPH0228287B2 true JPH0228287B2 (ja) 1990-06-22

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JP4366981A Granted JPS57155918A (en) 1981-03-24 1981-03-24 Automatic threshing depth adjusting device of combined harvester

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55114219A (en) * 1979-02-26 1980-09-03 Iseki Agricult Mach Threshing depth control system of combined harvester

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230915Y2 (ja) * 1979-03-08 1987-08-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55114219A (en) * 1979-02-26 1980-09-03 Iseki Agricult Mach Threshing depth control system of combined harvester

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JPS57155918A (en) 1982-09-27

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