JPH0228231A - 電気絶縁性樹脂組成物および直流ケーブル - Google Patents

電気絶縁性樹脂組成物および直流ケーブル

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Publication number
JPH0228231A
JPH0228231A JP17637788A JP17637788A JPH0228231A JP H0228231 A JPH0228231 A JP H0228231A JP 17637788 A JP17637788 A JP 17637788A JP 17637788 A JP17637788 A JP 17637788A JP H0228231 A JPH0228231 A JP H0228231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
resin composition
insulating resin
acrylate
polyethylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP17637788A
Other languages
English (en)
Inventor
Michinori Hatada
畑田 道則
Susumu Takahashi
享 高橋
Mitsutaka Tanida
谷田 光隆
Toshio Niwa
利夫 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は、電気絶縁性樹脂組成物J3よびこれからな
る絶縁体を有する直流クーゾルに関する。
〔従来の技術〕
直流送電では、交流送電のような送電距離制限、送電[
1<gとがないため、海底ケーブルなどによる枝距離送
電において利点がある。また、直流送電に用いられる直
流ケーブルにあっては、絶縁体の直流耐゛市圧が交流耐
′電圧の2〜3倍程度であり、絶縁体の厚さを低減でき
る利点もある。
従来、このような直流送電には、OF(油入り)ケーブ
ルが主に用いられているが、給油設備等の必讐からコス
ト、保守管理に欠点がある。
このような欠点のないブラチツク絶縁ケーブルとして、
交流送電で一般的に用いられている架橋ポリエチレン絶
縁ケーブル(GVケーブル)の使用がhえられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この架橋ポリエチレン絶縁ケーブルぐは
、架橋ポリエチレンからなる絶縁体への空間電荷の蓄積
による特性低下などの問題で実用化に至っていない。
〔課題を解決するための手段) この発明(゛は、ポリエチレン100重量部に対しU/
’クリル酸金属塩を0.1〜3重値部添加してなる電気
絶縁性樹脂組成物で直流ケーブルの絶縁体を構成づるこ
とをその解決手段とした。
〔作 用〕
アクリル酸金属塩を添加したポリエチレンでlま、これ
を直流ケーブルの絶縁体とした際、空間電荷の蓄積が防
止され、直流破壊型1=が向上りる。
以下、この発明の詳細な説明する。
この発明の電気絶縁性樹脂組成物のベースポリマーとし
てのポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン(LD
PE) 、直鎖状低密瓜ボリエヂレン(LLDPE)、
超低密度ホ’J 1 チL’ :/ (V 1−DPヒ
)などが挙げられるが、これ以外の高密度ポリエチレン
(1−IDPE)などや、エチレンに少量(3重般%以
1・の)プロピレンなどα−Aレノインを共重合させた
エチレン系共重合体も用いられる。
このポリ1チレンにはアクリル酸金属塩が添加される。
ここで用いられるアクリル酸金属塩としては、アクリル
酸亜鉛、アクリル酸アルミニウムなどのアクリル酸金属
塩やメタアクリルIIQ!鉛、メタアクリル酸アルミニ
ウムなどのメタアクリル酸金属塩がある。このアクリル
酸金属塩の添加h1は、ポリエチレン10011部に対
して0.1〜3東吊部の範囲とされる。アクリル酸金属
塩の添加糟が0,1重1部未満では、直流耐霜圧向りの
効果が得られず、3重石部を越えるとアクリル酸金属塩
自身の架橋促進効果によって樹脂組成物の初期架橋が進
行し押出機内で部分的な架橋が生じて押出加工性が低下
し、好ましくない。
この発明の電気絶縁性樹脂組成物は、架橋されてもよく
、また架橋されていなくとらよい。これの架橋には、樹
脂組成物100重量部に対して0.5部5屯M部程度の
ジクミルパーオキサイド、1−プチルージクミルパーオ
ギサイド、ジーt−プチルパーオギサイド、2.5−ジ
メチル−2,5−ジーt−ブチ!レバーオ=1ニジ−へ
キシン−3などの有機過酸化物を架橋剤としC添加する
ことによって行われる。
そして、この発明の電気絶縁性樹脂組成物は、ポリエチ
レン100重量部とアクリル酸金属塩0.1〜3重量部
と必要に応じて添加される架橋剤、老化防止剤、滑剤な
どとを混練し、押出機を用いて導体上に押出被覆するこ
とによって絶縁体を形成し、直流ケーブルとされる。勿
論、導体上の内部半導体層上に押出被覆して絶縁体とし
てもよく、この絶縁体上に外部半導電層、シースを適宜
形成することもできる。架橋剤を添加したらのでは、押
出被覆後のケーブルを架橋基などの架橋装置において加
熱、加圧することによって絶縁体を1jA橋させる。
このような直流ケーブルにあっては、絶縁体をなすポリ
エチレンの分子鎖間にアクリル酸金属塩がポリエチレン
にグラフトした状態あるいはポリエチレン問を架橋した
状態bt、<tよ化学結合を行わず単に存在している状
態で存在し、このポリエチレン分子鎖間に分散存在する
アクリル酸金属塩によって空間電荷の蓄積が抑制され、
直流破壊特性が向上する。
〔実施例〕
第1表に示す配合の樹脂組成物を用意し、これを導体断
面積60−の撚線導体上に内部半う゛重層、外部半導電
層ともども三層同時押出法によって押出被覆して、厚さ
 2.5朧の絶縁体を有りるケーブルを作成し、このケ
ーブルについて直流破壊試験を行った。
試験は、導体の極性を負極とし、100にVで30分間
a電電後20にv、30分の段階W圧を行って、破壊電
圧を求めた。試験温度は90℃とした。
結果を第1表に併記づる。
第1表から明らかなように、この発明の直流ケーブルに
あっては、直流破壊電圧が従来の架橋ポリエチレン絶縁
ケーブルに比べて格段に高くなってJ3す、f#4LL
:が大きく改?Aされていることがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の電気絶縁性樹脂組成物
は、ポリエチレン100重最部にアクリル酸金属塩を0
.1〜3重量部添加してなるものであり、また直流ケー
ブルはこの電気絶縁性樹脂組成物からなる絶縁体を有す
るものであるので、絶縁体への空間°電荷の蓄積に起因
する絶縁破壊電圧の低下が防止され、直流電圧特性の良
好な直流ケーブルを得ることかぐきる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエチレン100重量部にアクリル酸金属塩を
    0.1〜3重量部添加してなる電気絶縁性樹脂組成物。
  2. (2)ポリエチレン100重量部にアクリル酸金属塩を
    0.1〜3重量部添加してなる電気絶縁性樹脂組成物を
    絶縁体とする直流ケーブル。
JP17637788A 1988-07-15 1988-07-15 電気絶縁性樹脂組成物および直流ケーブル Pending JPH0228231A (ja)

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