JPH02282297A - パラメータ信号生成装置 - Google Patents

パラメータ信号生成装置

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JPH02282297A
JPH02282297A JP1104126A JP10412689A JPH02282297A JP H02282297 A JPH02282297 A JP H02282297A JP 1104126 A JP1104126 A JP 1104126A JP 10412689 A JP10412689 A JP 10412689A JP H02282297 A JPH02282297 A JP H02282297A
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signal
loop
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waveform
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Kiyomi Takauji
高氏 清己
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、パラメータ信号を生成するパラメータ信号生
成装置に関する。
[発明の概要1 本発明は、パラメータ信号生成に必要なパラメータ生成
情報を記憶するパラメータ生成情報記憶手段を、パラメ
ータ信号を実際に生成するパラメータ信号生成手段とは
別のところに設け、上記パラメータ生成情報記憶手段よ
りパラメータ生成情報を順次読み出して−パラメータ信
号生成手段にプリセットすることにより、パラメータ生
成情報記憶手段をパラメータ信号生成手段とは別のとこ
ろに設け、パラメータ生成情報記憶手段として汎用メモ
リを用いて、パラメータ信号生成装置をより安価にした
ものである。
[従来技術] 従来、パラメータ信号生成装置としては、楽音波形読出
アドレスデータ及びエンベロープ波形生成情報を例にと
ると、第15図及び第16図に示されているものがある
くエンベロー1波形発生装置の例〉 第16図はエンベロープ波形発生装置を示し、このエン
ベロープ波形発生装置は、本発明では第4図のエンベロ
ー1波形発生装置2つの部分に相当し、この第4図の回
路は、第3図のトーンジェネレータ15.16・・・に
相当するものである。
第16図において、エンベロープ波形の各フェーズごと
レベルデータLVLi、スピードデータ5PDiは、制
御装置(図示せず)によって、ROM(図示せず)より
読み出され、エンベロープ形成データメモリ23つにす
べて書き込まれる。
このレベルデータLVLi、スピードデータ5PDiは
、第6図に示すように、エンベロープ波形の各フェーズ
における、レベル(到達目標)とレート(到達速度)の
大きさを示すデータである。
スタート振幅値保持メモリ230には、キーオンタイミ
ングに(又はこれに先たったタイミングで)、上記制御
装置によって、エンベロープ波形のスタート地点のスタ
ート振幅値が、ROMより読み出されてセットされる。
このスタート振幅値LVLOは、楽音放音開始時には、
選択器232を介して、加算器234に与えられる。
一方、上記エンベロープ形成データメモリ239より、
読出アドレス発生器240からのアドレスデータに基づ
いて読み出されたレベルデータLVLiは、補数器23
3で「2」の補数値すなわちマイナス値に反転され、上
記加算器234で、上記スタート振幅値LVLOに加算
される。これにより、スタート振幅値LVLOから到達
目標レベルデータLVLiが減算される。
上記選択器232には、後述する振幅保持回路238か
らのエンベロープデータENVも与えろれており、楽音
放音開始以降は、上記加算器234に与えられて、エン
ベロープデータEN■がら到達目標のレベルデータLV
Liが減算される。
このエンベロー1データENV’は、そのタイミングご
との現在のエンベロープ波形のレベルを示している。
次いで、このエンベロープデータE N’ Vの現在値
から、到達目標のレベルデータL V L、 iが差し
引かれた減算データ(エンベロープデータENVレベル
データLVLi)に対し、乗算器235で、エンベロー
プ形成データメモリ239からのスピードデータ5PD
iか乗算される。このスピードデータ5PDiは、続出
アドレス発生器240からのアドレスデータに基づき、
エンベロープ形成データメモリ239より読み出される
。乗算器235からのこの乗算データ(エンベロープデ
ータENV−レベルデータLVLi)Xスピードデータ
5PDjは、加算器236で、到達目標のレベルデータ
LVLiに加算されて、上記振幅保持口F1&238に
記憶されるとともに、エンベロープデータENVとして
、乗算器(図示せず)へ出力される。。
これにより、第6図に示すようなエンベロープデータE
NVか、スピードデータ5PDiに応じたレートで変化
するとともに、変化のステップが減算データ(エンベロ
ープデータENV−レベルデータLVLi)に応じてさ
らに変化する。これは、到達目標のレベルデータL V
 L iに近づくに従って、エンベロープデータENV
の変化のステップが小さくなることを意味する。
また、キーボード(図示せず)のキーが押鍵中の間、ハ
イレベルとなるキーオン信号は、キーオンイベント検出
器231に入力されて、キーオン信号のアップエツジタ
イミングでハイレベルとなるととらに、楽音放音開始以
降はロウレベルとなるキーオンイベント信号が出力され
る。この”r −オンイベント信号は、上記選択器23
2に与えられて、スタート振幅値保持メモリ230のス
タート振幅値LVLOへの選択切換が行われるとともも
に、上記続出アドレス発生器240にも与えられて、読
出アドレス発生器240がリセットされる。上記キーオ
ン信号も読出アドレス発生器240に与えられており、
このキーオン信号によって、続出アドレス発生器240
のアドレスカウントの制御が行われる。
上記乗算器235からの乗算データ(エンベロープデー
タENV−レベルデータLVLi)xスピードデータ5
PDiは、比較器237にも与えられて、「0」になっ
たか否かのジャッジが行われ、「0」になれば、その一
致信号がフェーズ終了信号として上記続出アドレス発生
器240に与えられ、続出アドレス発生器240の読出
アドレスデータが+1される。これにより、エンベロー
プ形成データメモリ23つより、次のフェーズについて
のレベルデータLVL i 、スピードデータ5PDi
が読み出されて、次のフェーズのエンベロープデータE
NV生成にシフトする。
く波形続出アドレス発性装置の例〉 第15図は、波形読出アドレス発生装置を示し、この波
形続出アドレス発生装置は、本発明では第4図の波形続
出アドレス発生装置28の部分に相当し、この第4図の
回路は、第3図のトーンジェネレータ15.16・・・
に相当するものである。
第15図おいて、楽音波形のループトップデータLTi
、ループエンドデータLEi、ループ回数データLCi
は、制御装置(図示せず)によって、ROM (図示せ
ず)より読み出され、波形続出アドレスコントロールデ
ータメモリ284にすべて書き込まれる。このループト
ップデータLTi、ループエンドデータLEi、ループ
回数データLCiは、第8図に示すように、楽音波形デ
ータWDの繰り返し読み出しを行うループセクションの
先頭アドレスデータ、最終アドレスデータ、繰り返し読
み出しの回数データを示している。
スタートアドレス保持メモリ270には、読出スタート
アドレスデータSTか、キーオンタイミングに(又はこ
れに先たったタイミングで)、上記制御装置によって、
ROMより読み出されてセットされ、位相角ステップデ
ータメモリ271には、位相角ステップデータPDか、
同じくキーオンタイミングに(又はこれに先だったタイ
ミングで)、上記制御装置によって、ROMより読み出
されてセットされる。
上記続出スタートアドレスデータSTは、第8図に示す
ように、楽音波形データWDの読み出しのスタート地点
の続出アドレスデータR,ADを示している。位相角ス
テップデータPDは、楽音波形データWDの続出アドレ
スデータRADのインクリメントステップ値を示してお
り、位相角ステップデータPDを順次加算して新たな読
出アドレスデータRADが生成され、この値が大きいほ
ど、楽音波形データWDの続出速度が速くなって、音高
も高くなる。上記楽音波形データWDに対し、読出スタ
ートアドレステータST、ループトップデータLTi、
ループエンドデータLEi、ループ回数データLetを
いろいろ変えることによって、種々の音色を実現できる
上記スタートアドレス保持メモリ270の続出スタート
アドレステータSTは、楽音放音開始時に、選択器27
2を介して、加算器273に与えられ、位相角ステップ
データメモリ271からの位相角ステップデータPDと
加算される。この加算データは、選択器278を介して
、波形続出アドレス保持回路279に記憶され、波形デ
ータメモリ(図示せず)に続出アドレスデータRADと
して送出されるとともに、楽音放音開始以降は、上記選
択器272を介して、上記加算器273へ送出され、位
相角ステップデータPDが再び加算される。加算器27
3と波形続出アドレス保持回路279との加算ループ回
路で、続出アドレスデータRADに対する位相角ステッ
プデータ、P Dの累算が行われていく。
また、加算器273からの続出アドレスデータRADは
、補数器274で「2」の補数値すなわちマイナス値に
反転され、加算器275で、波形続出アドレスコントロ
ールデータメモリ284からのループエンドデータLE
iに加算される。これにより、ループエンドデータLE
iから読出アドレスデータRADが減算されることにな
る。
この減算で、楽音波形データWDの読み出しが繰り返し
読み出しのループセクションの最後まで到達して、続出
アドレスデータRADがループエンドデータLEiに到
達し、さらにループエンドデータLEiを越えると、加
算器275よりキャリ信号が出力される。このキャリ信
号は、差分保持回路276にラッチ信号として与えられ
、読出アドレスデータRADがループエンドデータLE
iを越えた分の端数データかラッチされる。
この端数データは、加算器277で、ループトップデー
タLTiに加算されて、端数補正が行われ、これが選択
器278を介して、新たな続出アドレスデータRADと
して出力される。これにより、楽音波形データWDの続
出アドレスデータRADが、ループエンドデータLEi
からルーブトツブデータLTiにジャンプするとともに
、このジャンプ時に、続出アドレスデータRADかルー
プエンドデータLBiを越えた分の端数データの補正も
行われる4上記加算器275からのキャリ信号は、ルー
プエンド到達信号として、上記選択器278に与えられ
て、加算器277側への選択切換が行われるほか、ルー
プカウンタ281にも与えられて、インクリメントが行
われる。
このルー1カウンタ281のループカウント値は、比較
器283に与えられて、ループ回数データLCiに一致
したか否かのジャッジが行われ、一致すれば、この一致
信号がループ終了信号として読出アドレス発生器285
に与えられ、続出アドレス発生器285の続出アドレス
データか+1される。これにより、波形続出アドレスコ
ントロールデータメモリ284より、次のループについ
てのループトップデータLTi、ループエンドデータL
E i 、ループ回数データLCiが読み出されて、次
のループ再生にシフトする。上記比較器283からの一
致信号は、ノアゲート282を介して、上記ループカウ
ンタ281にクリア信号として与えられる。
また、キーボード(図示せず)のキーが押鍵中の間、ハ
イレベルとなるキーオン信号は、キーオンイベント検出
器280に入力されて、キーオン信号のアップエッジタ
イテミンクでハイレベルとなるとともに、楽音開始以降
はロウレベルとなるキーオンイベント信号が出力される
。このキーオンイベント信号は、上記ノアゲート282
を介して、上記ループカウンタ281にクリア信号とし
て与えられるほか、上記続出アドレス発生器285にも
与えられて、続出アドレス発生器285がリセットされ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のものでは、エンベロープ形成デー
タメモリ239、波形読出アドレスコントロールデータ
メモリ284に記憶するデータは、エンベロープのフェ
ースの数、楽音波形データWDのループ再生のセクショ
ンの数に応じて多くなる。従って、エンベロープ、楽音
波形が複雑に変化する、自然音に近い楽音を実現するに
は、エンベロープ形成データメモリ239、波形読出ア
ドレスコントロールデータメモリ284にセットするデ
ータの数も多くなる。
そうすると、エンベロープ波形発生装置や波形読出アド
レス発生装置に内蔵される、エンベロープ形成データメ
モリ239、波形読出アドレスコントロールデータメモ
リ284のメモリ容量が大きくなり、それだけエンベロ
ープ波形発生装置や波形読出アドレス発生装置が高価に
なってしまうという問題があった。
これに対し、汎用メモリを用いて、ここにレベルデータ
LVLi、スピードデータ5PDi、ループトップデー
タLTi、ループエンドデータLEi、ループ回数デー
タ、LCiを記憶し、CPU等により、これらのデータ
を、その都度読み出して、エンベロープ波形発生装置や
波形続出アドレス発生装置に送り込むことが考えられる
。この方か、エンベロープ波形発生装置や波形続出アド
レス発生装置がより安価となり、エンベロープ波形】4 発生装置や波形読出アドレス発生装置を含むトーンジェ
ネレータ15.16・・・のLSI化も容易となる。さ
らにデータを記憶しておくメモリも汎用のもので済み、
安価となる。
ところが、このような汎用メモリを使用することは、C
PUが、その都度、必要なデータをエンベロープ波形発
生装置や波形続出アドレス発生装置に送り込まなければ
ならず、CPU等の制御装置の負担が大きくなって処理
の遅れをきたし、スムーズな楽音の生成放音が難しくな
ることになる6しかしながら、近年、高速処理の可能な
CPUも製造されてきており、エンベロープ波形発生装
置や波形読出アドレス発生装置にとって必要なデータを
、エンベロー1波形発生装置や波形続出アドレス発生装
置以外のところに記憶させても、楽音の生成放音かスム
ーズにできるようになっている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもの
であり、楽音の生成放音処理に遅れをきたさずに、より
安価なパラメータ信号生成装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明においては、パラメ
ータ信号生成に必要なパラメータ生成情報を記憶するパ
ラメータ生成情報記憶手段を、パラメータ信号を実際に
生成するパラメータ信号生成手段とは別のところに設け
、上記パラメータ生成情報記憶手段よりパラメータ生成
情報を順次読み出して、パラメータ信号生成手段にプリ
セットするようにしたものである。
[作用] これにより、パラメータ生成情報記憶手段をパラメータ
信号生成手段とは別のところに設けることができるので
、パラメータ生成情報記憶手段として汎用メモリを用い
ることができ、パラメータ信号生成装置をより安価にで
きる。
この場合、パラメータ生成情報記憶手段をパラメータ信
号生成手段とは別体としても、楽音の生成放音処理はC
PU等の制御装置等の高速化で、十分対応できる。なお
、パラメータ信号には、楽音波形、エンベロープ波形、
楽音波形にエンベロ−プ波形か合成された波形等の時間
的に逐次レベルの変化する信号のほか、楽音波形の続出
アドレスデータ、楽音波形にエンベロープ波形が合成さ
れた波形の読出アドレスデータ等の時間的に値の変化す
る時間関数情報を含み、楽音波形には、矩形波、三角波
、正弦波のほか、自然音の波形等、あらゆる波形が含ま
れる。
「実施例] く全体回路〉 第3図は、パラメータ信号生成装置の全体回路を示すも
ので、ROM13には、制御装置10が各種処理を行う
ためのプログラムのほか、楽音波形データWDを繰り返
し読み出しするためのループトップデータLTi、ルー
プエンドデータLEi、ループ時間データLTMi、エ
ンベロープ波形生成のためのスピードデータ5PDi、
レベルデータLVLi、後述する位相角ステップデータ
PD、読出スタートアドレスデ°−タST、スタート振
幅値LVLOをはじめとする楽音信号生成に必要な各種
データが記憶されている。RAM 14には、制御装置
10の各種中間処理データやキーボード11や音色/パ
ラメータスイッチ部12の操作状態を検出するためのデ
ータ、あるいは操作状態に応じて割り当てられたデータ
等の内容が記憶される。このRAM14に、次述するト
ーンジェネレータ15.16・・・各々へ割り当てた楽
音に関する情報を記憶させてもよい。
キーボード11や音色/パラメータスイッチ部12の各
キー及び各スイッチの操作は、制御装置10によってサ
ンプリング検出され、各キーで指定された音高、六−タ
ッチ及び各スイッチで指定された音色/パラメータ等に
応じた楽音の生成放音処理が実行される。トーンジェネ
レータ15.16・・・では、上記指定された音高、キ
ータッチ及び音色/パラメータの楽音信号が生成され、
サウンドシステム17よりミキシング出力される。トー
ンジェネレータ15.16・・・は、】チッLSTで構
成されている。
このトーンジェネレータ15.16・・・では、楽音波
形データWDの各ループごとの再生やエンベロープ波形
の各フェーズごとの生成が行われており、各ループ終了
ごと又は各フェーズ終了ごとに書込要求信号が出力され
る。この書込要求信号は、制御装置10にいったん与え
られた後、アドレスコントローラ40.85・・・に書
込信号として与えられて、ROM13に対する続出アド
レスデータが、次のループ時間デ−タLTi、ループエ
ンドデータLEi、ループ時間データLTM i 、ス
ピードデータ5PDi、レベルデータLVLiについて
のものにインクリメントされ、これらのデータが読み出
され、トーンジェネレータ15.16・・・へ送られる
。このアドレスコントローラ40.85・・・は、下−
ンジェネレータ15.16・・・夫々に対応して複数個
設けられている。アドレスコントローラ40.85・・
・からROM13へのアクセスは、実際には第12図に
示すような選択器122を通じて、時分割的に行われ、
制御装置10からのアドレスデータと交互に切り換えら
れる。
くトーンジェネレータ15.16・・・〉第4図は、ト
ーンジェネレータ15.16・・・の1つを示すもので
、キー情報メモリ20には、上記キーボード11の同時
操作のキーのうち、当該トーンジェネレータ15.16
・・・にチャンネル割り当てが行われたキーのキー情報
か記+!iiされ、このキー情報は、波形続出アドレス
発生装置28及びエンベロープ波形発生装置29に送ら
れ、キー情報に応じた楽音が生成される。このキー情報
には、主に後述する位相角ステップデータPD、続出ス
タートアドレスデータ、スタート振幅値LVLO等が記
憶される。このキー情報メモリ20は、完全に省略して
、これらのデータを、直接ROM13から制御装置10
によって読み出すようにしたり、ROM13からRAM
14にいったんセットして制御装置10によって読み出
すようにしてもよい。
これら波形読出アドレス発生装置28及びエンベロー1
波形発生装置2つには、上記ROM13より読み出され
た、ループエンドデ−タLTi、ループエンドデータL
Ei、ループ時間データLTMi、スピードデータ5P
Di、レベルデータLVLiも与えられ、ループ再生に
必要な読出アドレスデータRADや、各フェーズごとに
エンベロープデータENVが生成される。このうち波形
読出アドレス発生装置28で生成された、ループ再生の
ための読出アドレスデータRADは、波形データメモリ
25に与えられ、楽音波形データWDか読み出され、乗
算器26で、上記エンベロー1波形発生装置29からの
エンベロープデータENVが乗算され、D/A変換器2
7を介して、アナログ信号として出力される。
くエンベロープ波形発生装置29〉 第2図は、エンベロープ波形発生装置29の回路構成を
示ずものて、エンベロープ波形の各フェースごとのレベ
ルデータLVLi、スピードデータ5PDtは、制御装
置10及びアドレスコントローラ40によって、ROM
13より読み出され、データラッチ61.62のいずれ
かにラッチされる。
データがラッチされない方のデータラッチには、現在生
成中のエンベロープのフェーズに関するしベルデータL
VLi及びスピードデータ5PDiがラッチされていて
、書き込みか行われるデータラッチと、読み出しが行わ
れるデータラッチとが、交互に切り換えられる4データ
ラツチ61又はデータラッチ62からのレベルデータL
VLi及びスピードデータ5PDiのうち、レベルデー
タLVLiについては、選択器60を介し、補数器33
及び加算器36に与えられ、スピードデータ5PDiに
ついては、同じく選択器60を介し、乗算器35に与え
られる。
これらレベルデータLVLi、スピードデータ5PDi
は、第6図に示すように、エンベロープ波形の各フェー
スにおける、レベル(到達目標)とレート(到達速度)
の大きさを示すデータである。
スタート振幅値保持メモリ30には、キーオンタイミン
グに(又はこれに先だったタイミングて)、エンベロー
プ波形のスタート地点のスタート振幅値LVLOが、キ
ー情報メモリ20より読み出されてセットされる。この
場合、スタート振幅値+、 v r、 oを、直接、制
御装置10及びアドレスコントローラ40によって、R
OM13又はRAM】4より読み出してもよい。このス
タート振幅値LVLOは、楽音放音開始時には、選択器
32を介して、加算器34に与えられる。
一方、上記データラッチ61又はデータラ・ソチ62か
らのレベルデータLVLiは、補数器33で「2」の補
数値、すなわちマイナス値に反転され、加算器34で、
上記スタート振幅値LVLOに加Xされる。これにより
、スタート振幅値LVLOから到達目標のレベルデータ
LVLiが減算される。上記補数器33は、例えばイン
バータ群で構成することかでき、次の加算器34のCi
n端子にハイレベル信号が入力されて、プラスマイナス
反転される。
上記選択器32には、後述する振幅保持回路38からの
エンベロープデータENVも与えられており、楽音放音
開始以降は、上記加算器34に与えられて、エンベロー
プデータENVから到達目標のレベルデータLVLtか
減算される。この工ンベロープデータENVは、そのタ
イミングごとの現在のエンベロープ波形のレベルを示し
ている。
次いで、このエンベロープデータENVの現在値から一
到達目標のレベルデータLVLiが差し引かれた減算デ
ータ(エンベロープデータENVレベルデータLVLi
)に対し、乗算器35で、上記データラッチ61又はデ
ータラッチ62からのスピードデータ5PDiが乗算さ
れる。この乗算データ(エンベロープデータENV−レ
ベルデータLVLi)Xスピードデータ5PDiは、加
算器36で、到達目標のレベルデータLVLiに加算さ
れて、上記振幅保持回路38に記憶されるとともに、エ
ンベロー1データENVとして、乗算器26へ出力され
る。
これにより、第6図に示すようなエンベロープデータE
NVが、スピードデータS P D 、iに応じたレー
トで変化するとともに、変化のステップが減算データ(
エンベロープデータENV−レベルデータt、vt、i
)に応じてさらに変化する。これは、到達目標のレベル
データLVLiに近づくに従って、エンベロープデータ
ENVの変化のステップか小さくなることを意味する。
上記乗算器35からの乗算データ(エンベロープデータ
ENV−レベルデータLVLi)Xスピードデータ5P
Diは、比較器37にも与えられて、「0」になったか
否かのジャッジが行われ、「0」になれば、その一致信
号がフェーズ終了信号として出力される。このフェーズ
終了信号は、D型のフリップフロップ67のCK端子に
入力され、このフリップフロップ67のD端子には、常
にハイレベル信号が与えられており、CK端子にフェー
ズ終了信号が与えられると、そのQ出力がハイレベルと
なる。
このハイレベルとなるQ出力は、エツジ検出器66を介
して、上記アドレスコントローラ40に対する、次のフ
ェーズのスピードデータ5PDi、レベルデータLVL
iの書込要求信号として出力される。このエツジ検出器
66は、入力信号のアップエツジを検出するもので、例
えばオペアンプを使った波形整形回路で横゛成すること
かできる。
上記書込要求信号により、上述したように、スピードデ
ータ5PDi、レベルデータLVLiか、データラッチ
61.62のいずれかにラッチされる4この場合のラッ
チ信号は、制御装置10よりの上記書込要求信号に応答
したローレベルの書込信号であり、この信号はオアゲー
ト63又はオアゲート64を介して、データラッチ61
又はデータラッチ62に与えられる。この書込信号は、
上記フリップフロップ67にリセットクリア信号として
も与えられる。
上記比較器37からのフェース終了信号は、アンドゲー
ト69Aを介して、フリップフロラ169に入力されて
、フリップフロップ69のQ出力の状態を反転させる。
このフリップフロップ6つは、セット(S)、リセット
(R)入力対のD型フリップフロップの反転Q出力をD
入力4こ接続した、トグル動作をするT型のフリップフ
ロッグであり、リセットクリア信号の入力により、Q出
力はローレベルとなる。このフリップフロップ69のQ
出力は、上記選択器160に選択切換信号として与えら
れ、1つのフェーズ終了ごとに、選択器60の選択内容
がデータラッチ61とデータラッチ62との間で切り換
えられ、次のフェーズのエンベロープデータENV生成
の実行にシフトする。
また、フリップフロップ69のQ出力は、そのまま上記
オアゲート64に入力されるとともに、インバータ65
で反転されて、オアゲート63に入力され、ラッチ可能
なデータラッチが、データラッチ61とデータラッチ6
2とで切り換えられる。上記フリップフロップ67の反
転Q出力は、アンドゲート69Aに開成信号として与え
られ、この開成は、次のスピードデータ5PDi、レベ
ルデータLVLfの書き込みまで、維持される。
また、キーボード11のキーが押鍵中の間、ハイレベル
となるキーオン信号は、キーオンイベント検出器31に
入力されて、キーオン信号のアップエツジタイミングで
ハイレベルとなるとともに、楽音放音開始以降はロウレ
ベルとなるキーオンイベント信号が出力される。このキ
ーオンイベント検出器31は、入力信号のアップエツジ
を検出するもので、例えばオペアンプを使った波形整形
回路等で構成することができる。上記キーオンイベント
信号は、上記選択器32に与えられて、楽音放音開始時
に、スタート振幅値保持メモリ30のスタート振幅値L
VLOへの選択切換が行われる。
さらに上記キーオンイベント信号はインバータ68で反
転されて、フリップフロップ69をクリアして、キーオ
ン時にデータラッチ61の方を使用するようにしている
くアドレスコントローラ40〉 第5図は、アドレスコントローラ40とアドレスコント
ローラ40によって読み出しが行われるROM13の一
部とを示す回路図であり、カウンタ43は、上記トーン
ジェネレータ15.16・・・からのキーオンイベント
C言号Gこよってり・リアされる。この場合のキーオン
イベント信号は、実際にはインバータ41によって反転
されたものが使用される。
またカウンタ43は、制御装置10がらの書込信号によ
って、インクリメントされ、ROM1.3の各番地のレ
ベルデータLVL i 、スピードデータ5PDiに対
するアドレス指定が順次切り換えられていく、このアド
レスコントローラ4oから、ROM13には、レベルデ
ータLVL i 、スピードデータ5PDiの記憶エリ
アの上位アドレスデータが付加されて出力される。この
上位アドレスデータは、ラッチ43Aを用い、このラッ
チ43Aに制御装置10がらプリセットされるが、音色
および音高(音域)等に応じて記憶エリアを切換選択す
るようにしてもよいし、予め複数のローレベルビット(
アースレベル)のうちの特定ビットをインバータで反転
させて、上位アドレスデータとしてもよい。
上記アンドゲート42は、第6図のキーオン中の一部レ
ベルを維持する間cL1と、キーオフ後のやはり一部レ
ベル(「0」レベル)を維持する間CL2は閉成される
。すなわち、キーオン最終検出器44は、キーオン中の
一部しベル期間CL1のすぐ前の、レベルデータLVL
6、スピードデータ5PD6が読み出されたとき、カウ
ンタ43の出力データ内容から、そのことを検出し、検
出信号をアンドゲート47を介し、ノアゲート46で反
転させて、アンドゲート42に与えて、アンドゲート4
2を閉成させて、カウンタ43のインクリメントを一時
的にストップさせる。
また、キーオフ最終検出器45は、キーオフ後の一部し
ベル期間CL2のすぐ前の、レベルデータLVLm、ス
ピードデータSPDmが読み出されたとき、カウンタ4
3の出力データ内容がら、そのご仁を検出し、検出信号
をアンドゲート48を介し、ノアゲート46で反転させ
て、アンドゲート42に与えて、アンドゲート42を閉
成させて、カウンタ43のインクリメントをスl−ツブ
させる。このとき、キーオン信号はローレベルであり、
インバータ49を介して、アンドゲート48の方が開成
されている。
こうして、レベルデータLVLi、スピードデータ5P
Diを記憶しておく場所を、トーンジェネレータ15.
16・・・の中ではなく、ROM13にしておくことが
でき、このROM13は汎用メモリを用いることができ
るので、エンベロープ波形発生装置29をより安価なも
のにすることができるし、エンベロープ波形発生装置2
9を含んだトーンジェネレータ15.16・・・のLS
I化も容易となる。
く波形続出アドレス発生装置28〉 第1図は、波形続出アドレス発生装置28の回路構成を
示すものて、楽音波形データWDのループ再生のための
ループトップデータLTi、ループエンドデータLEi
、ループ時間データLTMiは、制御装置10及びアド
レスコントローラ85によって、ROM13より読み出
され、データラッチ107.108のいずれかにラッチ
される。
データがラッチされない方のデータラッチには、現在再
生中の楽音波形データWDの繰り返し読み出しを行うル
ープセクションに関するループトップデータLTi、ル
ープエンドデータLEi、ループ時間データLTMiが
ラッチされていて、書き込みが行われるデータラッチと
、読み出しが行われるデークラッチとが交互に切り換え
られる。
データラッチ107又はデータラッチ108のループト
ップデータLTi、ループエンドデータLEi、ループ
時間データLTMiのうち、ループトップデータLTi
については、選択器103を介し、加算器77に与えら
れ、ループエンドデータLEiについては、同じく選択
器103を介し、加算器75に与えられ、ループ時間デ
ータLTMiについては、やはり選択器103を介し、
ループ時間判別部81に与えられる。
上記ループトップデータLTi、ループエンドデータL
Ei、ループ時間データLTMiは、楽音波形データW
Dの繰り返し読み出しを行うループセクションの先頭ア
ドレスデータ、最終アドレス゛データ、繰り返し読み出
しの時間データを示している。
スタートアドレス保持メモリ70には、続出スタートア
ドレスデータSTが、キーオンタイミングに(又はこれ
に先だったタイミングで)、キー情報メモリ20より読
み出されてセットされ、位相角ステップデータメモリ7
1には、位相角ステップデータPDが、同じくキーオン
タイミングに(又はこれに先だったタイミングで)、キ
ー情報メモリ20より読み出されてセットされる4この
場合、これら読出スタートアドレスデータST、位相角
ステップデータPDを、直接、制御装置10及びアドレ
スコントローラ40によって、ROM13又はRAM1
4より読み出してもよい6上記続出スタートアドレスデ
ータSTは、第8図に示すように、楽音波形データWD
の読み出しのスタート地点の続出アドレスデータRAD
を示している。位相角ステップデータPDは、楽音波形
データWDの続出アドレスデータRADのインクリメン
トステップ値を示しており、位相角ステップデータPD
を累算して続出アドレスデータRADが生成され、この
値が大きいほど、楽音波形データWDの続出速度が速く
なって、音高も高くなる。上記楽音波形データWDに対
し、続出スタートアドレスデータST、ループトップデ
ータLTi、ループエンドデータLEi、ループ時間デ
−タLTMiをいろいろ変えることによって、種々の音
色を実現できる。
上記スタートアドレス保持メモリ70の続出スタートア
ドレスデータSTは、楽音放音開始時に、選択器72を
介して、加算器73で、上記位相角ステップデータメモ
リ71からの位相角ステップデータPDが加算される。
この加算データは、選択器78を介して、波形続出アド
レス保持回路79に記憶され、波形データメモリ25に
続出アドレスデータRADとして送出されるとともに、
楽音放音開始以降は、上記選択器72を介して、上記加
算器73へ送出され、位相角ステップデータPDが再び
加算される。加算器73と波形続出アドレス保持回路7
9との加算ループ回路で、読出アドレスデータRADに
対する位相角ステップデータPDの累算が行われていく
また、加算器73からの続出アドレスデータRADは、
補数器74で、「2」の補数値すなわちマイナス値に反
転され、加算器75で、上記データラッチ107又はデ
ータラッチ108からのル−1エンドデータLEiに加
算される。これにより、ループエンドデータLEiから
読出アドレスデータRADが減算されることになる。上
記補数器74は−例えばインバータ群で構成することが
でき、次の加算器75のCin端子にハイレベル信号が
入力されて、プラスマイナス反転される。
この減算で、楽音波形データWDの読み出しが繰り返し
読み出しのループセクションの最後まで達して、続出ア
ドレスデータRADがループエンドデータLEiに到達
し、さらにループエンドデータLEiを越えると、加算
器75よりキャリ信号が出力される。このキャリ信号は
、差分保持回路76にラッチ信号として与えられ、続出
アドレスデータRADがループエンドデータLEiを越
えた分の端数データがラッチされる。
この端数データは、加算器77で、ループトップデータ
LTiに加算されて、端数補正が行われ、これが選択器
78を介して、新たな続出アドレスデータRADとして
出力される。これにより、楽音波形データWDの続出ア
ドレスデータRA、 Dが、ループエンドデータLEi
からループトップデータLTiにジャンプするとともに
、このジャンプ時に、続出アドレスデータRADがルー
プエンドデータLEiを越えた分の端数データの補正も
行われる。上記加算器75からのキャリ信号は、ループ
エンド到達信号として、上記選択器78に与えられて、
加算器77側への選択切換が行われるほか、ループ時間
判別部81にも与えられる。
くループ時間判別部81〉 第10図は、ループ時間判別部81の回路構成を示すも
ので、基準時間変更器140は、例えばデコーダ等で構
成することができ、キー情報メモリ20から与えれる、
又は制御装置10によってROM13若しくはRAM 
14から与えられる、音色データ、音域データ、その他
各種パラメータデータ(動的因子又は静的因子)をデコ
ードして、基準時間発生器141に与える。音色データ
とパラメータデータは、上記音色/パラメータスインチ
部12で選択指定されたものであり、音域データは上記
キーボード11からのキーコードに基づいたもので、例
えばキーコードのオクターブデータが用いられる。パラ
メータデータは、エフェクト、リズム等の選択内容や、
モジュレーションホイールへピッチベンダー等′のコン
トローラの指定内容等を指す。
基準時間発生器1−41は、例えばプログラマブル進数
カウンタやプログラマブル分周カウンタ等で構成するこ
とができ、上記基準時間変更器140からのデコードデ
ータに応じた周期のパルス信号をループカウンタ142
に与える。これにより、楽音波形データWDを繰り返し
読み出しするループセクションのループ時間データLT
Mを、音色、音域、各種パラメータに応じて、変えてい
くことかできる。
ループカウンタ142は、与えられるパルス信号をタイ
ムカウントして、比較器146に与える。
比較器146は、上記データラッチ107又はデータラ
ッチ108より与えられるループ時間データLTMiと
、ループカウンタ142からのタイムカウントデータと
を比較し、一致したら、その一致信号をループ時間到達
信号として出力する。
このループ時間到達信号は、SR型のフリップフロップ
145のS端子に入力されて、フリップフロップ145
がセットされ、そのQ出力によりアンドゲート144が
開成される。
そして、この直後のループエンド到達C言号か、上記開
成済のアンドゲート144を介して、ループ終了信号と
して出力される。このループ終了信号は、上記フリップ
フロップ145のR端子に入力されて、フリップフロッ
プ】45がリセットされるし、ノアゲート143を介し
て、上記ループカウンタ142にクリア信号として入力
される6ルーブカウンタ 号もノア・ゲート143を介して、クリア信号として与
えられる。このキーオンイベント信号は、楽音放音開始
時にハイレベルとなる信号である。
また、第1図において、上記ループ終了信号は、D型の
フリップフロップ102のC K端子に入力され、この
フリップフロップ102のD端子には、常にハイレベル
信号か与えられており、CK端子にループ終了信号か与
えられると、そのQ出力がハイレベルとなる。このハイ
レベルとなるQ出力は、エツジ検出器101を介して、
上記制御装置10、アドレスコントローラ85に対する
、次のループトップデータLTi、ループエンドデータ
LEi、ループ時間データLTMiの書込要求信号とし
て出力される。このエツジ検出器101−は、入力信号
のアップエツジを検出するもので、例えばオペアンプを
使った波形整形回路で構成することができる。
上記書込要求信号により、上述したように、ループトッ
プデータLTi、ループエンドデータLEi、ループ時
間データLTMiが、データラッチ107.108のい
ずれかにラッチされる。この場合のラッチ信号は、制御
装置10よりの上記書込要求信号に応答したローレベル
の書込信号であり、この信号はオアゲート109又はオ
アゲート110を介して、データラッチ107又はデー
タラッチ108に与えられる。この書込信号は、上記フ
リップフロップ102にリセットクリア信号としても与
えられる。
上記ループ時間判別部81からのループ終了信号は、ア
ンドゲート106を介して、フリップフロップ105に
入力されて、フリップフロップ105のQ出力の状態を
反転させる。このフリップフロップ105は、セット(
S)、リセツ1〜(R>入力付のD型フリップフロップ
の反転Q出力をD入力に接続した、トグル動作をするT
型のフリ・ンプフロップであり、リセットクリア信号の
入力により、Q出力はローレベルとなる。このフリップ
フロップ105のQ出力は、上記選択器103に選択切
換信号として与えられ、1つのループセクション終了ご
とに、選択器103の選択内容がデータラッチ107と
データラッチ108との間で切り換えられ、次のループ
セクションの続出アドレスデータ生成の実行にシフトす
る。
また、フリップフロップ105のQ出力は、そのまま上
記オアゲート110に入力されるとともに、インバータ
111で反転されて、オアゲート109に入力され、ラ
ッチ可能なデータラッチが、データラッチ107とデー
タラッチ108とで切り換えられる。上記フリップフロ
ップ102の反転Q出力は、アンドゲート106に開成
信号として与えられ、この開成は、次のルーブト・yプ
データLTi、ループエンドデータLEi、ループ時間
データLTMiの書き込みまで、維持される。
また、キーボード11のキーが押鍵中の間、ハイレベル
となるキーオン信号は、キーオンイベント検出器80に
入力されて、キーオン信号のアップエツジタイミングで
ハイレベルとなるとともに、楽音放音開始以降はロウレ
ベルとなるキーオンイベント信号が出力される。このキ
ーオンイベント検出器80は、入力信号のアップエツジ
を検出するもので、例えばオペアンプを使った波形整形
回路等で構成することかできる。上記キーオンイベント
信号は、上記選択器72に与えられて、楽音放音開始時
に、スタートアドレス保持メモリ70からの読出スター
トアドレスデータSTへの選択切換が行われる。さらに
上記キーオンイベント信号はインバータ104て反転さ
れてフリップフロツブ105をクリアして、キーオン時
にデータラッチ107の方を使用するようにしている。
くアドレスコントローラ85〉 第7図は、アドレスコントローラ85と〜このアドレス
コントローラ85によって読み出しが行われるROM1
3の一部とを示す回路図であり、カウンタ86は、上記
トーンジェネレータ15.16・・・からのキーオンイ
ベント信号によってクリアされる。この場合のキーオン
イベント信号は、実際にはインバータ88によって反転
されたものが使用される。
また、カウンタ86は、制御装置10からの書込信号に
よって、インクリメントされ、ROM 13の各番地の
ルーフ冒〜ッグデータLTi、ループエンドデータLE
 i 、ループ時間データLTM iに対するアドレス
指定が、順次切り換えられていく。このアドレスコンI
・ローラ85から、ROM13には、ルー1トツプデー
タLTi、ループエンドデータLEi、ループ時間デー
タLTMiの記憶エリアの上位アドレスデータが付加さ
れて出力される。この上位アドレスデータは、ラッチ8
6Aを用い、このラッチ86Aに制御装置10からプリ
セットされるが、音色および音高(音域)等に応じて記
憶エリアを切換選択するようにしてもよいし、予め複数
のローレベルビット(アースレベル)のうちの特定ビッ
トをインバータで反転させて、上位アドレスデータとし
てもよい。
上記カウンタ86からの読出アドレスデータは、最終検
出器89に与えられ、この読出アドレスデータが、ルー
プトップデータLTi、ループエンドデータLEi、ル
ープ時間データLTMiの記憶エリアの最終アドレスに
達したとき、最終検出器89の出力はローレベルとなっ
て、上記アンドゲート87が閉成される。これにより、
ROM 13より、最後のループセクションのループト
ップデータLTi、ループエンドデータLEi、ループ
時間データL T M iが読み出された後は、楽音波
形データWDの最後のループセクションの繰り返し読み
出しが続行される。
こうして、ループトップデータL T i、ルー1エン
ドデータLEi−ループ時間データLTM iを記憶し
ておく場所を、トーンジェネレータ15.16・・・の
中ではなく、ROM13にしておくことができ、このR
OM13は汎用メモリを用いることができるので、波形
読出アドレス発生装W28をより安価なものにすること
ができし、波形続出アドレス発生装置28を含んだトー
ンジェネレータ15.16・・・のLSI化も容易とな
る。
上述したような、波形読出アドレス発生装W28により
、波形データメモリ25の楽音波形データWDの繰り返
し読み出しを行うと、第10図の比較器146では、ル
ープ再生の回数ではなく、ループ再生の時間の比較判別
が行われる。従って、第9図(1)のように、音高が低
く、楽音波形データWDの読み出し速度が遅くても、ま
た第9図(3)のように音高が高く、楽音波形データW
Dの読み出し速度が速くても、1つのループセクション
のループ再生の時間は常に一定である。第9図(2)に
示すように、音高が高く、楽音波形データWDの読み出
し速度か速くなって、ループ再生の時間が短くなってし
まうことがない。
これにより、音高が高くても低くても、各ループセクシ
ョンのループ再生の時間を一定となり、1つの楽音放音
の間のループセクションのバランスがとられ、音高の変
化によって、余分な楽音内容の変化因子がはいってしま
うことかなくなる。
くポリフォニックシステム例〉 第11A図、第11B図、第12図は、時分割処理によ
り、ポリフォニックな楽音生成を行うことのできる実施
例を示すものである。
第11A図は、波形続出アドレス発生装置28及びエン
ベロー1波形発生装置2つの、データラッチ61.62
.107.108の部分を、8チャンネル分の楽音生成
システムに対応させたものである。RAM112は、1
6個の記憶番地をもち、8個2組で、各組に対し最高8
個のレベルデータLVLi、スピードデータ5PDi又
はループトップデータLTi、ループエンドデータLE
i、ループ時間データLTMiが、制御装置10及びア
ドレスコントローラ40.85によってセツトされる。
2つの組の各々の記憶番地は、現在データを読み出して
楽音を生成中のものと、次に実行されるデータを書き込
むものとが、交互に切り換えられる。
RAM112の記憶番地の8個の記憶番地の指定アドレ
スであるチャンネル信号A○〜A2は、データセレクタ
113a、113b、113cを介して与えられる。こ
のチャンネル信号AO〜A2は、読出用と書込用とが、
データセレクタ11゜3a、113b、11.3 cで
セレクトされる。読出チャンネル信号AO〜A2は、電
子楽器全体の同期をとるシステムクロック信号によって
カウントされるデータが用いられ、チャンネルタイミン
グ信号と同じもので、第11B図(1)に示すとおりで
ある。書込チャンネル信号AO〜A2は、制御装置10
より与えられるにの書込チャンネル信号AO〜A2は、
書込タイミングが、第11B図(1)のチャンネルタイ
ミングと周期がとられるものであれば、読出チャンネル
信号AO〜A2をそのまま用いてもよい。
RAM112の2つの組は、エリア切換信号によって切
換選択され、この信号は、データセレクタ113dに、
そのまま及びインバータ115で反転されて与えられる
。このエリア切換信号は、上記続出及び書込のチャンネ
ル信号AO〜A2の上位アドレスデータA3となるもの
であり、シフトレジスタ118からの出力が使われる。
このシフトレジスタ118は、その出力がイクスクルシ
プオアゲー)116、アンドゲート117を介して帰還
入力されるタイプのものである。イクスクルシブオアゲ
ート116には、上記比較器37からのフェース終了信
号又はループ時間判別部81からのループ終了信号が与
えられて、フェーズ終了時又はループ終了時に、エリア
切換信号が反転される。アンドゲート11.7には、上
記インバータ68又はインバータ104からのローレベ
ルのキーオンイベント信号が与えられ、エリア切換信号
のクリアが行われる。
RAM1.12の続出信号はハイレベル、書込信号はロ
ーレベルであり、第11B図(3)に示すとおりとなっ
ている。書込信号は制御装置10より与えられ、読出信
号は常にハイレベルとなっている信号が使われ、夫々デ
ータセレクタ113eを介して、RAM 112に与え
られる。
上記したデータセレクタ113a〜113eのセレクト
切換を行うのは、リード/ライトタイミング信号であり
、この信号は、第11B図(2)(4)に示すように、
1つのチャンネルタイミング内で、読み出しと書き込み
を切り換える。この信号は、そのままデータセレクタ1
13a〜113eの書き込み側のアンドゲートに、開成
信号として与えられるとともに、インバータ114で反
転されて、データセレクタ113a〜113eの読み出
し側のアンドゲートに、開成信号として与えられる。な
お、第11B図(4)における書き込みのチャンネルタ
イミングは、第11B図(1)のチャンネルタイミング
とは無関係に、制御装置10からの書込チャンネル信号
によって決定される。
第12図は、同じく複数チャンネル分の楽音生成システ
ムに対応した、エンベロープ波形発生装置29A、波形
読出アドレス発生装置28A、制御装置10A、アドレ
スコントローラ40A、85A等を示すものである。エ
ンベロープ波形発生装置29A、波形読出アドレス発生
装置28Aからの書込要求信号キーオンイベント信号は
、そのままのタイミングで、上記アドレスコントローラ
40A、85Aへ送られるほか、書込要求信号は、要求
信号弁別器123を介して、制御装置10Aに送られる
。また、エンベロー1波形発生装置29A、波形読出ア
ドレス発生装置28Aの中の、第11.A図で述べた読
出チャンネル信号も、要求チャンネル弁別器124を介
して、制御装置10Aに送られる6 要求信号弁別器123と要求チャンネル弁別器1−24
は、例えはインタフェースで構成することがてき、信号
及びデータの弁別、処理タイミングの同期等が行われる
。制m装置10Aは、書込要求信号のあったチャンネル
については、アドレスコントローラ40 A、85Aに
書込信号を与えて、4つ ROM13に対するアドレスデータを+1し、次のフェ
ーズのレベルデータLVLi−スピードデータ5PDi
、又は次のループのループトップデータLTi−ループ
エンドデータLEi、ループ時間データLTMiをR,
0M13より読み出して、エンベロープ波形発生装!2
9A、波形続出アドレス発生装置28Aの上述したRA
M 112に上記書込信号とともに送る。
ROM13に対するアドレスデータは、アドレスコント
ローラ40A、85A、制御装置10Aからのものが、
選択器122によって、時分割的に切り換えられる。選
択器122のセレクト信号は、チャンネルタイミング信
号の4倍の周波数のクロックパルス信号が用いられ、各
入力か切換セレクトされてい(。上記書込チャンネル信
号は、上記要求チャンネル弁別器124からの続出チャ
ンネル信号が、そのまま制御装置10Aによって転用さ
れる。むろん、要求チャンネル弁別器124を使わず、
エンベロープ波形発生装置29A、波形読出アドレス発
生装228Aからの続出チャンネル信号を、書込要求信
号によって開成されるアンドゲート群を介して、書込チ
ャンネル信号として出力するようにしてもよい。
止た一エンベロープ波形発生装置29A、波形続出アド
レス発生装置28Aには、楽音放音開始時に、制御装W
 10 Aより、位相角ステップデータPD、続出スタ
ートアドレスデータST、スタート振幅値LVLO等の
キー情報が、ROM13より読み出されて送られる。な
お、続出スタートアドレスデータST、スタート振幅値
LVLOは、RAM14又はキー情報メモリ(図示せず
)に記憶しておいてもよい、 このような複数チャンネル分の楽音生成システムを構成
するには、他に、次のようなことが必要である。すなわ
ち、位相角ステップデータメモリ71をチャンネル数と
同じ段数をもつ、帰還入力型のシフトレジスタとしたり
、読み書き可能なメモリ(RAM)としたり、アドレス
コントローラ40、A、85Aのカウンタ43.86を
チャンネル数と同し数分用意して、デマルチプレクサ又
は選択器を介して、書込要求信号又はキーオンイベント
信号により、各カウントデータをカウント又はクリアし
たり、ループ時間判別部81の基準時間変更器140、
基準時間発生器141、ループカウンタ142をチャン
ネル数と同じ数分用意して、マルチプレクサ又はデータ
セレクタを介して、ル−プカウンタ142・・・からの
各タイムカウントデータを比較器146に与えたりする
ことになる6くエンベロー1波形のリピート再生〉 第13A図は、エンベロープ波形発生装置29の別の実
施例を示すもので、この実施例は、第13B図に示すよ
うに、エンベロー1波形の各フェーズにつき、レベルデ
ータLVLi、スピードデータSPD iのフェーズと
レベルデータLVLj、スピードデータS P D j
のフェースとを交互にリピートするようにしたものであ
る。そして、このリピート回数を示すのかりピート回数
データRPiである。
これら、レベルデータLVL i 、LVLj 、 ス
ピードデータ5PDi、LVLj、リピート回数データ
RPfは、制御装置10及びアドレスコントローラ85
によって、ROM13より読み出され、データラッチ6
1.62のいずれかにラッチされる。データラッチ61
又はデータラッチ62からのレベルデータLVLi、L
VLj、スピードデータ5PDi、LVLj、リピート
回数データRPiのうち、レベルデータLVLi、LV
Ljは、選択器60を介し、さらに選択器170を介し
て、レベルデータLVLi、レベルデータLVLjのい
ずれかがセレクトされ、加算器36に与えられる。また
スピードデータ5PDi、LVLjは、選択器60を介
し、さらに選択器171を介して、スピードデータSP
D i 、スピードデータ5PDjのいずれかがセレク
トされ、乗算器35に与えられる。さらに、リピート回
数データRPiは、選択器60を介し、比較器172に
与えられる。
そして、エンベロープデータENVがフェーズの最終地
点まで到達して、比較器37より一致信号が出力される
と、この一致信号はフリップフロツブ175に入力され
て、フリップフロップ175のQ出力め状態を反転させ
る。このフリップフロップ175は上述したフリップフ
ロップ69.105と全く同じものであり、キーオンイ
ベント信号によりクリアされる。このフリップフロッグ
175のQ出力は、上記選択器170.171に選択切
換信号として与えられ、1つのフェーズ終了ことに、選
択器170.171の選択内容がレベルデータLVLi
、スピードデータSPD iとレベルデータLVLj、
スピードデータ5PDjとの間で切り換えられる。
このフリップフロップ175のQ出力は、リピートカウ
ンタ173に入力されて、フェースのリピート回数がカ
ウントされ、このカランl−データは、上記比較器17
2に与えられる。比較器172には、上記リピート回数
データRPiも与えられており、両データが一致すると
、一致信号がノアゲート174を介して、リピートカウ
ンタ173にクリア信号として入力されるとともに、ア
ンドゲート69Aを介して、フリップフロップ69に入
力されて、フリップフロップ6つのQ出力の状態を反転
させる。これにより、選択器60の選択内容がデータラ
ッチ61とデータラッチ62との間で切り換えられ一次
のリピートセクションのエンベローブデータ生成の実行
に移行する。上記リピートカウンタ173は、キーオン
イベント信号によってもクリアされる。他の内容は、上
記第20のエンベロープ波形発生装置2つと同じである
このように、エンベロープ波形のフェーズをリピートす
るパラメータ信号生成装置についても、レベルデータL
VLi、LVLj、スピードデータ5PDi、5PDj
、リピート回数データRPiを記憶しておく場所を、ト
ーンジェネレータ15.16・・・の中ではなく、RO
M13にしておくことができ、このROM13は汎用メ
モリを用いることがてきるので、エンベロープ波形発生
装置29をより安価なものにすることができるし、エン
ベロープ波形発生装置2つを含んだトージエネレータ1
5.16・・・のLSI化も容易となる。
なお、リピート回数データRPiをリピート時間データ
RPTiとして、第1図及び第10図のように変更する
ことは容易であり、さらにループセクションのループ時
間データRPTiを音色、音域、各種パラメータに応じ
て変えていくようにすることも可能である。
この場合、第13A図のエンベロープ波形発生装置29
においては、比較器172、リピートカウント173を
はじめとる鎖線枠の部分を第10図と同じものと置き換
えればよい。そして、フェーズ終了信号をループエンド
到達信号の代わりに、アンドゲート144に入力さぜ、
キーオンイベント信号は、そのままキーオンイベント検
出器31からのものを使用し、ループ終了信号は、リピ
ート終了信号として出力させ、リピート回数データRP
をリピート時間データに置き換え、フリップフロップ1
75のQ出力は、選択器170.171だけに与えられ
るようにすればよい。
このように、エンベロープ波形のリピート生成において
も、リピート生成を一定時間にすることができる。
くループ再生の他の例〉 第14A[U乃至第14C図は、波形続出アドレス発生
装置28のループ再生の他の実施例を示すものである6 第14A図は、ループセクションを片方向ではなく、両
方向にわたって、往復繰り返し読み出しを行うものであ
る。この場合には、加算器75からのループエンド到達
信号が出力されるごとに、加算器75と加算器77に与
えるデータを、2つの選択器を使って入れ換ればよい。
すなわち、上記ループ到達信号をフリップフロップ10
5と同じフリップフロップに入力し、そのQ出力を上記
2つの選択器のセレクト信号として用いる。そして、2
つの選択器に、ループトップデータLTi、ループエン
ドデータLEjをともに与え、一方には、−ト記セレク
ト信号をそのまま与え、他方には、セレン+−<S号を
インバータで反転して与え、各選択器からのセレクトデ
ータを、加算器75.77に与える。また、上記位相角
ステップデータメモす71からの位相角ステップデータ
PDを、イクスクルシブオアゲート群を介して、加算器
73に与え、このイクスクルシブオアゲート群の各ゲー
トに、上記セレクト信号を与え、さらに加算器73のG
in端子に上記セレクト信号を入力させる。
第14B図は、各ループセクションを゛反対方向から片
方向のみ、繰り返し読み出しを行うものである。この場
合は、ループトップデータLTiをループエンドデータ
LEiより小さくし、さらに読出スタートアドレスデー
タSTをループトップデータLTIより小さくして、位
相角ステップデータメモリ71からの位相角ステップデ
ータPDを、インバータ群で反転させるとともに、加算
器73のCin端子にハイレベル信号を入力させること
になる。
第14C図は、各ループセクションを反対方向から両方
向にわたって、往復繰り返し読み出しを行うものである
。この場合は、上述した第14A図の場合と全く同じ構
成となり、さらにループトップデータLTiをループエ
ンドデータLEiより小さくし、さらに続出スタートア
ドレスデータSTをループ−トップデータLTIより小
さくすることになる。
このようなループ再生についても、音高が高くても低く
ても、各ループセクションのループ再生の時間が一定と
なり、1つの楽音放音の間のループセクションのバラン
スがとられ、音高の変化によって、余分な楽音内容の変
化因子がはいってしまうことがなくなる。
本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能である。例えば、本発明では
レベルデータLVLi、スピードデータSPD i、リ
ピート回数データRPiあるいはループトップデータL
Ti、ループエンドデータLEi、ループ時間データL
TMi(ループ回数データLCi)等を1つのワードの
データとして述べてきたが、これには限定されず、シス
テムのビット数に合わせて、複数に分割し、複数ワード
よりなるデータとしてもよい。また、レベルデータLV
L i 、スピードデータ5PDi、リピ一ト回数デー
タRPi、ループトップデータLTi、ループエンドデ
ータLEi、ループ時間データLTMi等を記憶する場
所は、ROM13の他、RAM14、キー情報メモリ2
0、アサイメントメモリ121、制御装置10、IOA
内のメモリやパラメータ信号生成装置に外部から接続さ
れるメモリ等、汎用メモリを用いることができれば、ど
のようなところに記憶させてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、パラメータ信号
生成に必要なパラメータ生成情報を記憶するパラメータ
生成情報記憶手段を、パラメータ信号を実際に生成する
パラメータ信号生成手段とは別のところに設け、上記パ
ラメータ情報生成記憶手段よりパラメータ生成情報を順
次読み出して、パラメータ信号生成手段にプリセットす
るようにしたから、パラメータ生成情報記憶手段をパラ
メータ信号生成手段とは別のところに設けることかでき
て、パラメータ生成情報記憶手段として汎用メモリを用
いることができ、パラメータ信号生成装置をより安価に
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は波形続出アドレス発生装置28の回路図であり、
第2図はエンベロープ波形発生装置29の回路図であり
、第3図はパラメータ信号生成装置の全体回路図であり
、第4図はトーンジェネレータ15.16・・・の回路
図であり、第5図はエンベロープ波形についてのアドレ
スコントローラ40とROM13を示す回路図であり、
第6図はエンベロー1波形の各フェーズを示す図であり
、第7図は楽音波形についてのアドレスコントローラ8
5とROM13を示す回路図であり、第8図は楽音波形
データWDと楽音波形データWDの各ループセクション
を示す図であり、第9図はループ再生の音高に応じた変
化を示す図であり、第10図はループ時間判別部81の
回路図であり、第11図乃至第12図は本発明の複数チ
ャンネルの楽音生成システムについての実施例を示す図
であり、第13図はエンベロープ波形の各フェーズをリ
ピート再生する実施例の回路図であり、第14図は楽音
波形データWDのループ再生の他の実施例を示す回路図
であり、第15図乃至第16図は従来例を示す図である
。 10、IOA・・・制御装置、13・・・ROM、15
.16・・・トーンジェネレータ、28.28A・・・
波形読出アドレス発生装置、29.29A・・・エンベ
ロープ波形発生装置、40.85・・・アドレスコント
ローラ、61.62.107.108・・・データラッ
チ、81・・・ループ時間判別部、112・・・RAM
、140・・・基準時間変更器、141・・・基準時間
発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パラメータ信号を生成するパラメータ信号生成手段
    と、 このパラメータ信号生成手段以外のところに設けられ、
    上記パラメータ信号生成に必要なパラメータ生成情報を
    複数ステップ分記憶するパラメータ生成情報記憶手段と
    、 このパラメータ生成情報記憶手段に対し、パラメータ生
    成情報の読み出し出力を指示する出力指示手段と、 この出力指示手段の指示に応じて、上記パラメータ生成
    情報記憶手段より順次パラメータ生成情報を読み出すパ
    ラメータ生成情報読み出し手段と、このパラメータ生成
    情報読み出し手段によって読み出されたパラメータ生成
    情報を、上記パラメータ信号生成手段にプリセットする
    プリセット手段とを備えたことを特徴とするパラメータ
    信号生成装置。 2、上記パラメータ信号生成手段は、楽音波形信号を生
    成する手段であり、上記パラメータ生成情報記憶手段は
    、楽音波形信号の一部の繰り返し出力の範囲についての
    情報を記憶する手段であることを特徴とする請求項1記
    載のパラメータ信号生成装置。 3、上記パラメータ信号生成手段は、エンベロープ波形
    信号を生成する手段であり、上記パラメータ生成情報記
    憶手段は、エンベロープ波形信号の各フェーズについて
    の情報を記憶する手段であることを特徴とする請求項1
    記載のパラメータ信号生成装置。
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