JPH02281885A - 動画像符号化処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、順方向にも逆方向にも再生可能な動画像符
号化処理方式に関するものである。

（従来の技術〕 ＴＶ会議やＴＶ電話などで用いられている動き補償差分
を用いたフレーム間符号化方式は、動画像を効率よく符
号化する高能率符号化方式であるが、逆方向再生の必要
が無いため、逆転再生は不可能であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

また、順逆両方向再生のために１両方向独立に符号化し
、蓄積すれば、データ量が２倍になり。

１つの蓄積メディアに蓄積可能なデータ量は半減する欠
点があった。

この発明は、上記問題点を解決するために成されたもの
で、順方向の動き補償で用いた動ベクトルを逆向きにし
、該ベクトルを動ベクトルとして逆方向の動き補償差分
を用いたフレーム間符号化を行うことで蓄積メディア用
動画像の高能率符号化を実現することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために本発明では。

符号化においては、一連の動画像シーケンスに対して動
き補償差分を用いてフレーム間符号化する構成をもち、
順方向の符号化の後、逆方向再生のための情報を付加す
るために、第ｎ＋１フレームを復号化し、第ｎフレーム
から第ｎ＋１フレームへの動き補償に用いた動ベクトル
を逆向きにし。

該ベクトルに従って第ｆｉ＋ｌフレーム上のブロックを
シフトした時にフレーム内に存在する全てのブロック間
隙を求めるようにし、該ブロック間隙内の画素値を該間
隙外の復号化された画素値から予測する構成をもち、当
該予測画素値の第ｎフレーム復号化画像に対する予測誤
差を求めて該予測誤差を符号化し、前記ブロック間隙の
位置と該符号化データを、前記第ｎフレームのフレーム
間符号化データと前記動ベクトルと共に蓄積するように
している。

〔作　用〕 本発明によれば、動画像の符号化において順方向符号化
に用いた動き補償差分フレーム間符号化データに若干の
データを付加するだけで逆方向にも動き補償差分を用い
たフレーム間符号化が可能になり、蓄積メディアに適し
た高能率符号化が実現できる。

（実施例〕 以下９本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図はブロック間隙を説明する説明図である。

第ｎフレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に用い
た動ベクトルを逆向きにして、第ｆｉ＋ｌフレーム上の
ブロックを第ｎフレームにシフトした際に生じるブロッ
ク間隙を示す概念図である０図中の形口などの表示の意
味する所は、夫々第１図内に記載されている通りである
０図示の如く今第ｆｉ＋ｌフレーム上でブロック１０１
　、１０２が存在し。

当該ブロック１０１　、１０２に対応するブロックであ
って第ｎフレーム上に存在するブロックが図示点線で表
すブロック２０１　、２０２であるとして示されている
。ブロック１０１からブロック２０１への送動ヘクトル
が矢印で示されている。この場合、ブロック１０１　と
ブロック２０１　との間のブロック間隙３０１が斜線領
域で表される。当該ブロック間隙内の画素値を予測する
ことが必要である。

第２図は本発明の一実施例構成を示す、一連の動画像シ
ーケンスについて順方向に動き補償差分を用いたフレー
ム間符号化が終了し、動ベクトルと符号化データとがバ
ッファメモリｌにバッフ１リングされている０次に第ｎ
フレームの符号化データに逆再生用のデータを付加する
。第ｎフレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に用
いた動ベクトルをバッファメモリ１から読みだし、ベク
トル処理部２で該ベクトルの向きを逆にする。バッファ
メモリ１から第ｎフレームの符号化データを読みだし、
復号化部３で復号化し、フレームバッファ４に該復号化
画像を蓄える０次にバッファメモリ１から第ｎ＋１フレ
ームの符号化データを読みだし、前記フレームバッファ
４上の第ｎフレームの復号化画像を基に復号化部５で復
号化される。該復号化画像は、ブロック分割部６でブロ
ックに分割される。該ブロックは前記逆向き動ベクトル
に従ってブロック移動部７でシフトされる。

全ブロックについてシフトさせた後、フレーム上に存在
するブロック間隙位置をブロック間隙計算部９で求める
０間隙内画素子測部１０で該ブロック間隙内の画素値を
間隙外の画素から予測する。

前記フレームバッファ４上の第ｎフレーム復号化画像と
、前記間隙的画素値予測との差分を差分器１１で求め、
該差分を符号化部１２で符号化する。

バッファメモリ１から読みだした第ｎフレームの符号化
データ、動ベクトルと、前記ブロック間隙位置１間隙内
画素値予測誤差とを合わせて第ｎフレームの符号化デー
タとして蓄積処理部１３で蓄積される。

間隙内直素子測部、１１は差分器、１２は符号化部、１
３は蓄積処理部を表す。

〔発明の効果〕

以上説明したように２本発明によれば、従来の動き補償
を用いた符号化データに逆方向再生のための情報を若干
量付加するだけで、データ量を２倍にする事なく順逆両
方向再生可能な蓄積メディア用動画像高能率符号化が可
能になる。

なお１本発明をフレーム内符号化とフレーム間符号化を
適応的に組み合わせた符号化法のフレーム間符号化の部
分に適用することも効果的である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一連の動画像シーケンスを、順方向に動き補償フレーム
   間符号化法で符号化し、該符号化データにもとづいて、
   第ｎ＋１フレーム復号化画像上のブロックを前記動き補
   償で用いた動ベクトルの逆向きにシフトした際にできる
   ブロック間の隙間を求める手段と、 該ブロック間隙の画素値を間隙外の復号化された画素値
   から予測する手段と、 該予測画素値の第ｎフレーム復号化画像に対する予測誤
   差を求める手段とをそなえ、 前記順方向符号化の符号と前記動ベクトルと該予測誤差
   と該間隙内画素の位置とを符号化するようにした ことを特徴とする動画像符号化処理方式。