JPH02281006A - アクリレートコポリマーの改質方法 - Google Patents

アクリレートコポリマーの改質方法

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JPH02281006A
JPH02281006A JP2071755A JP7175590A JPH02281006A JP H02281006 A JPH02281006 A JP H02281006A JP 2071755 A JP2071755 A JP 2071755A JP 7175590 A JP7175590 A JP 7175590A JP H02281006 A JPH02281006 A JP H02281006A
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glycidyl
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、?−ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール
を混入することによるアクリレートコポリマーの改質方
法に、及びそのようにして得られた改質ポリマーのコー
ティング材料用結合剤としての用途に関する。
〔従来の技術〕
ポリエステルやポリアミドのような縮合ポリマー中にベ
ンゾトリアゾールタイプのUV吸収剤を導入する提案は
、既になされている。これはポリエステルやポリアミド
のカルボキシル、ヒドロキシル又はアミン基と反応する
ことのできるカルボキシル、ヒドロキシル又はアミノ基
を含有するベンゾトリアゾール誘導体を用いることによ
り行なわれる。この点に関しては、西独特許出願公開第
1495870号明細書(=英国特許第981539号
明細書)に言及されている。そのようなベンゾトリアゾ
ール誘導体は、ポリエステルやポリアミドのポリマー鎖
中に又はその鎖端に導入される。UV吸収剤の物理的添
加と比べての利点は、永続的な効果が得られることであ
る。化学的に導入されたUV吸収剤は、溶出又は移動の
結果として失なわれることがない、ポリマー中への導入
の欠点は、ポリエステルやポリアミドの分子量のある程
度の減少である。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、コーティング材料の光安定化はかなりの重要なこ
とが判ってきた。この観点からしても、安定化が良好に
永続することは望ましい。
この要求は特に自動車用ラッカーに当てはまる。自動車
用仕上げラッカーは通常、UV吸収剤が最表R(仕上げ
コート)中で効果的となる多層系であり、最表層では当
然のことながら溶出及び移行に起因する損失もまた最も
高い。
そのような自動車用仕上げラッカーはしばしば結合剤と
してアクリル樹脂を含むので、UV吸収剤を導入したア
クリル樹脂を提供することは興味深い。
この目的を達成する適当な手段は、光安定剤の飽和誘導
体と7クリレートモノマーの共重合である。この目的に
適する共重合性ベンゾトリアゾール誘導体はヨーロッパ
特許出願第0133164号明細書に開示されている。
しかしながら、この種の共重合は、光安定剤の多くが6
基と反応し、それにより重合を妨げるので問題を残す。
〔課題を解決するための手段〕
しかしながら本発明は完成したアクリレートコポリマー
から出発し、そしてそのコポリマーと反応させることに
より光安定剤基を導入する。したがって、この反応は、
サイド基へのUV吸収基の導入によるアクリレートコポ
リマーの改質という形態をとる。
特に本発明は、グリシジルアクリレート及び/又はグリ
シジルメタクリレートのコポリマーと、1種又はそれ以
上のアルキルアクリレートもしくはメタクリレート及び
適当であればスチレンと、 (a)次式■ (式中、R1は水素原子又は塩素原子を表わし、モして
Rは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす) で表わされる化合物を、そして場合により追加の工程で
(b)活性水素原子を含有する化合物を反応させること
によるアクリレートコポリマーの改質方法に関する。
グリシジル(メタ)アクリレートとアルキル(メタ)ア
クリレート、また適当であればスチレンとのコポリマー
は、ラジカル開始剤の存在下で各成分を共重合させるこ
とにより製造することができる。適当な開始剤は、典型
的には加熱されるとラジカルに分解する有機パーオキサ
イド又はアゾ化合物である。共重合は、溶媒の存在下又
は不存在下で行なうことができ、また温度を上昇させる
ことにより開始される。
アクリレート及びメタクリレートの例を示せば、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル
(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、
又はドデシル(メタ)アクリレートである。
アルキル部分に1ないし12個の、好ましくは1ないし
8個の炭素原子を含有する(メタ)アクリレートが好ま
しい、rR素素原子数ケいし8個のアルキル基は、酸素
原子により中断され及び/又はヒドロキシル基で置換さ
れていてよい。
グリシジル(メタ)アクリレートのアルキル(メタ)ア
クリレート及び適当であればスチレンに対する比率は広
い範囲内で変化してよい。
10〜15モル%のグリシジル(メタ)アクリレートを
含有するコポリマーを用いるのが好ましい。
式Iで表わされる化合物は公知化合物である。それらは
例えばヨーロッパ特許出願第057160号明細書中に
開示されている方法によって製造することができ、モし
てUV吸収剤である。炭素原子数1ないし12のアルキ
ル基としてのR5、は、メチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、n−プロピル基、 第ニブチル基、n−ブチル
基、第三ブチル基、第二ペンチル基、n−ヘキシル基、
第二ヘキシル基、n−オクチル基第三オクチル基、n−
デシル基、第ニドデシル基又はn−ドデシル基であって
よい、好ましいRは炭素原子数1ないし5のアルキル基
、最も好ましくはメチル基又は第三ブチル基である。
R工が水素原子でR2が第三ブチル基である式Iの化合
物を使用するのが好ましい。
コポリマーと式Iの化合物の反応は、好ましくは溶液中
で行なわれる。適当な溶媒を例示すれば、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、テトラヒドロフラン又はジオキサン
である。
グリシジル基1モル当り、好ましくは0.Olないし1
モルの、最も好ましくは0.1ないし1モルの式Iで表
わされる化合物が使用される。コポリアクリレートの全
グリシジル基と反応させることをψむのであれば、グリ
シジル基1モル当り、1モルの式■の化合物が使用され
る。
しかしながら、式■の化合物をより少なく用いることも
可能であり、その場合、得られた生成物はまだグリシジ
ル基を含んでおり、そして活性水素原子を含有する他の
反応剤、例えばカルボン酸、アルコール、フェノール、
メルカプタン、アミン及び7ミドと反応させることがで
き、それら反応剤は二官能性であってよい。
好ましい方法では、グリシジル基1モル当り式Iの化合
物0.1ないし0.5モルが用いられ、そして全ての残
留グリシジル基又は造の一部が不飽和脂肪酸、又は不飽
和脂肪酸を含有する脂肪酸混合物と反応して、アルキド
樹脂に類似の空気中で硬化する生成物を生じる。
コポリアクリレートと式1の化合物の反応は好ましくは
BO〜 120℃の温度範囲内で行なわれる。その反応
は、例えば酸価又はエポキシ価を測定することにより、
分析的に追跡できる。
この反応においてβ−ヒドロキシエステルが下記図式: に従って得られる。
従って、改質アクリレート樹脂は、OH基と反応する架
橋剤で架橋され得る。適するこの種の架橋剤は、好まし
くはメラミン樹脂及びポリイソシアネートである。
改質アクリレート樹脂がまだ残留グリシジル基を含有す
るのであれば、その樹脂は、エポキシ基と反応するそれ
ら架橋剤で架橋され得る。
そのような群は、典型的にはポリアミン、ポリアミノ−
アミド、ジ−及びポリカルボン酸無水物;又はカルボン
酸もしくはカルボン酸無水物基を含有するポリマーであ
る。
架橋のために、エポキシ樹脂の触媒硬化に適する触媒を
使用することも可能である。
このように、改質アクリレートコポリマーには異なった
架橋能力がある。従って、改質ポリマーはコーティング
材料、特に自動車完成のための仕上げラッカー用結合剤
として非常に適している。
それから製造されたコーティング材料は着色されても着
色されなくてもよく、そして好ましくは着色されない、
それらはコーティング技術で慣用されている他の改質剤
、例えば安定剤。
可塑剤、流れ調整剤、チキソトロープ剤又は硬化用触媒
を含有してよい。
〔実施例・発明の効果〕
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、そ
の記載は本発明の限定を何ら意味しない、1部」及び「
%」は特記しない限り重量による。Mn及びMyはそれ
ぞれ数平均分子量及び重量平均分子量を意味する。
支1亘ニー 攪拌しながら、メチルメタクリレート121gブチルメ
タクリレート242g及びグリシジルメタクリレ−)2
52gの混合物及びトルエン20Gmu中のアゾイソブ
チロニトリル12gの溶液を、窒素ガス下、105℃で
3時間にわたって乾燥トルエン550m fLに同時に
滴下して加える。
次いその透明な溶液を1時間還流する。得られたコポリ
マーの分子量をテトラヒドロフラン中のゲル透過クロマ
トグラフィーにより測定する: M n = 7800
 、 M w = 18800 。
100℃にて、上記コポリマー溶液に2−〔2−ヒトロ
キシー3−第三ブチル−5−(2−カルボキシルエチル
)フェニルツーベンゾトリアゾール516gを加え、そ
の初期の懸濁液を24時間還流する。薄層クロマログラ
フイーによる分析は、痕跡量のカルボン酸が、得られた
透明溶液中にまだ存在していることを示す、粘性溶液は
83.70%の固形分を有する。改質コポリマーの分子
量はM n =48100.M w = 33800で
ある。
該溶液をシメル(Cysel■/シアナミド(Cyan
amid@)社製〕と3:2の比率(固形分に基づく)
で混合し、その混合物にp−TSAo、8%(混合物の
固形分に基づく)を加える。
この混合物をドクターブレードで白色コイル被覆アルミ
ニウムシート(coil−coated  alusi
−nium  aheet )に適用し、そして80℃
で45分間焼付けると40pmの乾燥フィルム厚となる
焼付は後、塗膜は硬化され、充分な硬さ(DIN531
57による55秒の振子硬度(pendu 1−dun
  hardness) )を有する。
上記の如く製造された粘性溶液を、シメル(C!膿el
■)の代わりにデスモデュール(Desmodur■3
39G/バイエル(Bayer )社製〕と2.9  
: 1の比率で混合し、ドクターブレードで白色コイル
被覆アルミニウムシートに適用する。該ラッカーに表面
損傷は無い、乾燥フィルム厚さは約40終mである。
支ム負ヱユ トルエン中のメチル、ブチル及びグリシジルメタクリレ
ートのコポリマーを実施例1の記載と同様にして製造す
る0次いでそのコポリマー溶液747gを2−〔2−ヒ
ドロキシ−3−第三ブチル−5−(2−カルボキシエチ
ル)フエニル〕ベンゾトリアゾール206gと混合し、
該混合物を6時間還流する0次いでリノール酸55%と
オレイン酸35%を含有する工業用脂肪酸混合物85.
5 gを加え、その溶液を更に24時間還流する。固形
分63%の樹脂溶液が得られる。
この樹脂溶液に硬化促進剤(Octaaoligen■
/ポルヒエルスa(Gebr 、 Borchers 
 A G )製〕2%(樹脂固体に基づく)を加え、そ
の溶液を松材(IQcmX  30cm X  1.5
 +111 )に適用する(サンプルl)、比較の目的
で、硬化促進剤の無い類似サンプルを製造する(サンプ
ル2 )o両すンプルをバーゼル地方にて45′″以下
で南に面してさらし、12ケ月間自然気象条件下に置く
、、以下の結果が得られる。
第1表 比較サンプル2の低い初期光沢及び12ケ月後の低い光
沢保留は、硬化促進剤の無い塗膜が架橋していないこと
を示している。サンプルlについて得られた結果は、高
濃度のUV吸収剤が硬化促進剤の効果を損じさせないこ
とを示している。
又1]Lに 実施例1で得られた改質樹脂溶液をメラミン樹脂(Re
simane  ■755/モンサント社(Mansa
nto Go 、 )製〕に固形分比3:2で混合し、
その混合物にp−トルエンスルホン酸0.4%(全固形
分に基づく)を加える。そして得られたラッカーを白色
コイル被覆アルミニウムシートにドクターブレードで適
用し、そして 120℃で30分間焼付ける。乾燥フィ
ルム厚404mの透明ラッカー仕上げが得られた。
そのサンプルに、アトラス社(^tlasCorp、)
により提供されたUVC0N■耐候試験装置中にて、7
0℃での8時間UV照射と50℃での4時間凝縮(co
ndensation) (7)サイクルテ促進耐候試
験を受けさせる。この試験にて、サンプルは極めて著し
い耐候性を有する。耐候試験に20000時間さらした
後までも亀裂形成は観察されない、該時間後の光沢保留
(20°光沢)は67%である。
夫m二則二 トルエン 1110m lを120℃に加熱する。この
温度で窒素ガス下、攪拌しながら、七ツマー混合物及び
アゾビスイソブチロニトリルのトルエン溶液を同時に滴
下を開始して加える。モノマー混合物の添加は3時間に
わたって、また触媒溶液のそれは3繕時間にわたって行
なう0次いで混合物を1時間還流する0次いで2−(2
−ヒドロキシ−3−第三ブチル−5−(2−カルボキシ
エチル)フェニル−ペンツトリアゾール又はその5−ク
ロロ誘導体を滴下して加え、その混合物を24時間還流
する。該ポリマー溶液をトルエン、500m xで稀釈
し、シリカゲル200gで濾過し、そして真空下で蒸発
させることにより所望の固形分に濃縮する。そのポリマ
ーを、ゲル濾過クロマトグラフィーによる分子量測定に
より特性付ける。
第2表 111例」ユニ ただ、%の量の2−〔2−ヒドロキシ−3−第三ブチル
−5−(2−カルボキシエチル)フェニル〕ベンゾトリ
アゾールを用いることを除いては、実施例1の操作を繰
り返す、得られたポリマー溶液を、固形分80.4%に
調整する。
11九バニ士[ 実施例11で得られた溶液10gに、下記量のカルボン
酸と0.05 gのテトラブチルアンモニウムブロマイ
ドを加え、その混合物を16時間還流する。下記量に依
存してエポキシ基の部分的な又は完全な反応が行なわれ
る。
実施例12  酢酸0.2g 実施例13  イソ醋酸0.3g 実施例14  ステアリン酸1.0g 実施例15  ヴエルサチ、り10 (Versati
c@ to/シェル社(Shell Chew 、 C
a 、 )製) 1.35g実施例IB  スペリン酸
0.3g (触媒無しで反応、還流4時間) 実施例1に従い、メチルメタクリレート、ブチルメタク
リレート及びグリシジルメタクリレートと共に同量の上
記カルボン酸からポリマーを製造し、そしてこれらポリ
マーを2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブチル−5−(
2−カルボキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール
と反応させるだけで、類似生成物を製造することができ
る。
叉]1桝」ユニ1に 実施例11で得られた溶液10gを、量に依存してポリ
マー中に存在するエポキシ基が部分的又は完全に反応す
るように、下記試薬と反応させる。溶媒及び過剰の試薬
を、場合によっては真空下又は高真空下で、蒸留により
除く。
第3表 実」1例」ユニ メチルフェニルケトン38gを130℃に加熱する。グ
リシジルメタクリレート28.2 g、ブチルアクリレ
ート32.4g、2−ヒドロキシエチルアクリレートl
og及びメチルフェニルケトン30g中の第三アミルパ
ーベンゾエート1.5gの混合物を、窒素ガス下130
℃で滴下して同時に加える。その後、混合物を1時間還
流する。
そのポリマー溶液を実施例1に記載されているように、
2−〔2−ヒドロキシ−3−第三ブチル−5−(2−カ
ルボキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾールと反応
させる。
支五貫Iし 実施例27によるポリマーを、硬化剤HY815(チバ
ーガイギー社製)と8.9 : 1の比*(固形分に基
づく)で混合し、その混合物をドクターブレードで白色
コイル被覆アルミニウムシートに適用し、そして60℃
で30分間乾燥する。
乾燥後の仕上げに表面損傷は無い、乾燥フィルム厚は約
40pLmである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)グリシジルアクリレート及び/又はグリシジルメ
    タクリレートのコポリマーと、1種又はそれ以上のアル
    キルアクリレートもしくはメタクリレート及び適当であ
    ればスチレンと、 (a)次式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は水素原子又は塩素原子を表わしそして
    R_2は炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす
    ) で表わされる化合物を、そして場合により追加の工程で
    (b)活性水素原子を含有する化合物を反応させること
    によるアクリレートコポリマーの改質方法。 (2)R_1が水素原子を表わし、そしてR_2が第三
    ブチル基を表わす請求項1記載の方法。 (3)コポリマーのアルキル(メタ)アクリレートのア
    ルキル部分が1ないし8個の炭素原子を含有する請求項
    1記載の方法。 (4)反応に使用されるコポリマーが10〜50モル%
    のグリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレー
    トを含有する請求項1記載の方法。 (5)グリシジル基1モル当り、式 I で表わされる化
    合物0.01ないし1モルが使用される請求項1記載の
    方法。 (e)グリシジル基1モル当り、式 I で表わされる化
    合物0.01ないし0.7モルが使用される請求項1記
    載の方法。 (7)残留グリシジル基が不飽和脂肪酸と又は不飽和脂
    肪酸を含有する脂肪酸混合物と反応させられる請求項6
    記載の方法。 (8)請求項1記載の方法により得られた改質アクリレ
    ートコポリマー。 (9)請求項1記載の方法により得られた改質アクリレ
    ートコポリマーを含有するコーティング材料用結合剤。 (10)架橋剤としてメラミン樹脂又はポリイソシアネ
    ートを含有する請求項9記載の結合剤。 (11)請求項6記載の方法により得られたそしてまだ
    グリシジル基を含有している改質アクリレートコポリマ
    ー、及び架橋剤として、ポリアミン、ポリアミノ−アミ
    ド、ジ−もしくはポリカルボン酸無水物、カルボン酸も
    しくはカルボン酸無水物基を有するポリマー又はエポキ
    シ樹脂を架橋させるのに適する触媒を含有するコーティ
    ング材料用結合剤。 (12)請求項7記載の方法により得られた改質アクリ
    レートを含有する空気乾燥コーティング材料用結合剤。
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