JPH02280338A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

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JPH02280338A
JPH02280338A JP10010689A JP10010689A JPH02280338A JP H02280338 A JPH02280338 A JP H02280338A JP 10010689 A JP10010689 A JP 10010689A JP 10010689 A JP10010689 A JP 10010689A JP H02280338 A JPH02280338 A JP H02280338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はヘテロ接合バイポーラトランジスタに関するも
のである。
〔従来の技術] ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)は大きな
電流駆動能力と優れた高周波特性を併せもつ次世代の超
高速デバイスとして注目されている。ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタの高周波特性を決める遅延時間は、寄
生容量の充電時間と、少数キャリアのベース走行時間と
、コレクタ空乏層走行時間との総和からなるが、各々の
要素は遅延時間全体の約1/3程度の大きさになってい
る。
最近は素子加工技術の進歩により寄生容量や寄生抵抗の
低減が進んでいる他、ベース層をより薄膜化するととも
に不純物濃度を非常に大きくする結晶成長技術の進歩に
より、ベース抵抗を増やすことなくベース走行時間の短
縮が可能になっている。従ってコレクタ空乏層走行時間
が素子内の遅延時間の中で相対的に大きくなっており、
その低減かヘテロ接合バイポーラトランジスタを高性能
化する上で主要な課題になっている。
現在、超高速デバイスとして主として研究されているヘ
テロ接合バイポーラトランジスタはA!G a A s
 / G a A s系であるが、InPを基板とする
ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、InPに格子整
合する半導体のエネルギー・バンドギャップが光フアイ
バ通信用の光波長領域(1,3〜1.55μm)をカバ
ーすることから発光・受光素子と格子定数上の互換性を
持っており、光通信用IC(OEIC)への応用が期待
されている。InPに格子整合する半導体の中で代表的
なr nGaAsは、GaAsと比較して電子輸送特性
に優れていること、電極との接触抵抗が小さいことなど
から、高周波特性に優れたヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタ用の半導体材料としても有望である。
しかしA E G a A s / G a A s系
ヘテロ接合バイポーラトランジスタの高周波特性を大幅
に凌ぐ素子の実現のためには、I nGaAs系ヘテロ
接合バイポーラトランジスタに適したコレクタ構造が必
要である。
第8図はA I G a A s / G a A S
 ヘテロ接合バイポーラトランジスタを例にとった従来
のエネルギー・バンド構造を示す図である。この従来例
においては、半鉋縁性GaAs基板上に、n”−GaA
s(Si不純物)温度; 5 Xl018cm−3)か
らなる厚み500r+mのコレクタ・コンタクト層2、
nGaAs層(Si不純物濃度i 5 X10X10l
6’)からなる厚み500nmのコレクタ層3、p”−
GaAs (Be不純物濃度; 3 XIO”cm−’
)からなる厚み1100nのベース層4、n−A 16
4.G a O,75As(Si不純物濃度; 3 X
IO”cmづ)からなる厚み200nmのエミッタ層5
、n−A/2XGa、−、As(Si不純物濃度: 5
 XIOIIlcm−’)からなる厚み50nmの組成
傾斜層、n”−GaAs (Si不純物濃度; 5 X
IO”cm−’)からなる厚み1100nのエミッタ・
コンタクト層が順次成長された構造になっている。
コレクタ層3に広がる約200nmのコレクタ空乏Q3
dには、外部コレクタ・バイアスを除いてもGaAsの
エネルギー・ハンドギヤツブの大きさ約1.4ボルトの
電圧がかかるため、ベース層4を通過した電子13はコ
レクタ空乏層3dに入ると即強電界の影響を受け、大き
い有効質量を有する伝導帯のサテライト・バレー9へ遷
移し、以後コレクタ空乏1ii3dの大部分の区間をサ
テライト・ハレー9の大きな有効質量で決まる遅い速度
で走行する(図中13′の位置)。なお第8図において
、8は伝導帯の底、lOは価電子帯の上限、14b、 
14Cはフェルミ単位をそれぞれ示している。この従来
例のヘテロ接合バイポーラトランジスタに才汽)では、
上記のバレー間遷移に起因する長いコレクタ空乏層走行
時間が素子の高周波特性を著しく制限している。
第9図はInPを基板とするヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタの従来例として、I n P / l nG 
a A s / I n Pダブル・ヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタのエネルギー・ハンド構造を示す図で
ある。コレクタ層3に用いられているrnPはサテライ
ト・バレー9が0.74eVと高いエネルギー位置に存
在するため、I nGaAsからなるコレクタ層を用い
る場合より有利である。ところがコレクタ空乏層に生じ
る電圧降下11は、I ncaASのエネルギー・バン
ドギャップEgの大きさ0.75eVとT n G a
 A s / I n Pの伝導帯エネルギー不連続の
大きさΔEc約0.4eV 七の和で決まる1、15ボ
ルトと大きいため、第8図の場合と同様コレクタ空乏層
走行時間が短くならない。なお第9図において、14e
はフェルミ単位を示している。
第10図はコレクタ層3にInGaAsを用いたヘテロ
接合バイポーラトランジスタの従来例を示す図である。
この場合コレクタ空乏層にかかる電圧降下11は0.7
5ボルトと小さいが、サテライト・バレー9のエネルギ
ー高さ0.55eVがInPの0.74eVと比較して
低く、やはりサテライト・バレー9への遷移のためコレ
クタ層走行時間が短くならない。
この問題を解決するためにA I G a A S /
 G aAS系ヘテロ接合バイポーラトランジスタにつ
いて提案されているコレクタ構造を第11図を用いて説
明する。このヘテロ接合バイポーラトランジスタはコレ
クタ構造のみ上記構造と異なっており、n”−GaAs
 (Si不純物濃度; 5 XIO”cm−’)からな
る厚み500nmのコレクタ・コンタクト層2と1−G
aAsからなる厚み200nmのコレクタ層31との間
にp”−GaAs (Be不純物濃度;2 X 10’
 8cm−’ )の厚み20nmの極薄膜P型シート層
3pを挟んだコレクタ構造になっている。膜厚が十分薄
いため完全空乏化しているp型シート層3Pに生じる負
に帯電したベリリウム不純物イオン15は、電子のポテ
ンシャルを局所的に引き上げる役目をはたしている。そ
の結果、全コレクタ層にかかる電圧は、その大部分がP
型シート層3pとn”−GaAsコレクタ・コンタクト
層2の間にかかることになり、200nmのi −G 
a A sコレクタ層31にかかる電界強度は大幅に1
表相される。
従ってコレクタ層に入った電子13は電界によってサテ
ライト・バレー9へ遷移することなく、適度な電界強度
に駆動されながら高速度でコレクタ層31を通過する。
なお第11図において、12はサテライト・バレーの高
さを示している。
以上に述べたように電子のコレクタ空乏層走行時間を決
める要因は主としてコレクタ空乏層内電界強度と、半導
体固有のサテライト・バレーのエネルギー高さとの二つ
で与えられる。ヘテロ接合バイポーラトランジスタの高
周波特性を改善するためには前音はあまり強過ぎず適度
な強度を持つことが必要で、後者は大きいほど良い。
(発明が解決しようとする課題〕 上記のようなi−コレクタ層とn゛−コレクタ・コンタ
クト層との間に極薄′fip ”層を挿入するi−p”
−n”構造は、両側において不純物が高濃度にドープさ
れたpn接合をもつためコレクタ耐圧が低下することが
懸念される。A1GaAs/GaAs系ヘテロ接合バイ
ポーラトランジスタのように比較的エネルギー・バンド
ギャップの大きい半導体材料を用いる場合はそれほど深
刻な問題はないが、例えば第10図のようにコレクタ層
にエネルギー位置〈ンドギャンプの小さなT nGaA
sを用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて
は、前記のようなコレクタ構造の適用は困難である。
一方、第9図のようにコレクタ層にエネルギー・バンド
ギャップの比較的大きなInPを用いた場合は製造上の
問題がある。すなわちInPは極薄膜結晶成長の制御性
に傳れたMB2法では結晶成長できず、またInPの成
長に一般によく用いられる有機金属気相成長法(MOC
VD法)では不純物を20nm程度という極薄膜の中に
閉じ込めることはできず、従ってInPを用いたi−p
”n°構造は技術的な困難を伴う。
本発明の目的は、上記課題を解決し、InPを基板とす
るInGaAs系ヘテロ接合バイポーラトランジスタの
コレクタ層走行時間を短縮するコレクタ層構造を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタは、InP
基板上に、I nGaAsからなるコレクタ・コンタク
ト層、InPからなる半導体層を含むコレクタ層、少な
くとも前記コレクタ層側の端がTnC;aAsであるベ
ース層、エミッタ層、およびエミッタ・コンタクト層の
主要な半導体層が順次形成されていることを特徴とする
本発明によれば、前記コレクタ層における厚みWcを有
する112層が、濃度N1の第1の導電型不純物を含む
層および濃度N2の第2の導電型不純物を含む層からな
り、濃度N1および濃度N2は、次式 ε: InP基板の誘電率 q;電荷素置 Eg  : InGaAsのエネルギー・バンドギヤ・
ン フ゛ を満たすのが望ましい。
また、ベース層はI nGaAsで構成することができ
る。
また、コレクタ層は、ベース層側の端から順にI nG
aAs層と112層とで構成することができる。
また、ベース層とコレクタ層における112層とを、I
 nGaAsからInPへ組成変化するにa X T 
n 1−XA S YP l−Y組成傾斜層によりつな
くようにしても良い。
(作用] 本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいては
、電子のコレクタ空乏層走行時間が決まる主要なコレク
タ区間は、サテライト・バレーのエネルギー位置の高い
InPからなっている。またベース層のコレクタ端とコ
レクタ・コンタクト層がInGaAsであるため、コレ
クタ層に斗、、′−る電圧降下は外部コレクタ・バイア
スを除くとInGaAsの小さなエネルギー・ハ゛ンド
ギャンプの大きさに過ぎず、従ってコレクタ層における
1石均電界強度が緩和される。また同じコレクタ層の電
圧降下でも電界強度を偏在させること(’pより、電子
エネルギーがサテライト・ハレーの高さよりも大きくな
らないよう電子エネルギー分布を制御することができる
これらの結果、電子がサテライト・ハレーへ遷移しない
で高速走行できるコレクタ区間は、従来のInGaAs
系ヘテロ接合バイポーラトランジスタの場合より大幅に
延長され、素子の高周波特性が改善される。
〔実施例〕
以下本発明のヘテロ接合ハイアストランンスタの実施例
を説明する。
第1図において、半絶縁性1nP基板1上に有機金属気
相成長法(MOCVD法)によりInPに格子整合した
n”−InGaAs (S i不純物濃度; 5 X1
018cm−’)からなる厚み500r+mのコレクタ
・コンタクト層3 i、T)”−InGaAs(Be不
純物濃度; 3 X1019cm−″)からなる厚み2
00層mのエミッタ層5、n−GaxT n、−、As
Vp、  (X;O→1.Y;1→O,Si不純物濃度
; 5 XIOllIcm−3)からなる層50nmの
組成傾斜層5 g: n”−InGaAs (S ’+
不純物濃度;5XIO”cm−’)からなる厚み110
0nのエミッタ・コンタクト層6が順次成長された構造
になっている。
なお第1図において、7cはコレクタ電極、7bはヘー
ス電極、7eは工3 ’7タ電穫、16は表面保護lり
である。
第2図は第1図のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
主要部のエネルギー・ハンド構造を示す図である。図に
おいてベース層4とコレクタ・コンタクト層2とはI 
nGaAsからなるため二11.・フタ層31における
電圧降下11は外部バイアスを除いて高々InGaAs
の小さなエネルギー、ギャップE8の大きさ0.75e
Vにすぎない。従ってコレクタ層31における電界強度
が抑えられ、さらにコレクタ層31をなすlnPのサテ
ライト ハレー9のエネルギー位置が高いことがら電子
13がハレー遷移をしないで高速走行できるコレクタ区
間は従来のI nGaAs系ヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタの場合より大幅に延長される。
なお第2図において、8は伝導帯の底、10は価電子帯
の上限、14b、 14cはフェルミ単位を示している
第3図は他の実施例であるヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタの主要部のエネルギー・バンド構造を示す。第3
図においては、第2図におけるp”−InGaAsから
なるベース層4と1−rnPからなるコレクタ層31の
間にn−InGaAs(Si不純物濃度; 5 XIO
”cm−3)からなる厚1j 50 n mの第2のコ
レクタ層3nを設けている。
これにより電子13がベース層4を走行中に光学フォノ
ン散乱などによりある程度の運動エネルギーを失っても
、コレクタ層31へ電子が到達できる割合を増やすこと
ができる。
第4図はさらに他の実施例であるヘテロ接合バイポーラ
トランジスタの主要部のエネルギー・バンド構造を示す
。第4図においては、第2図におけるp”−InGaA
sからなるベース層4と1−InPからなるコレクタQ
3iとの間にi −GaXl nl−xASyPl−(
X ; 1−’−)0.Y ; O−+1)からなる厚
み50nmの組成傾斜コレクタ層3gを設けており、第
2図におけるベース層4とコレクタ層31との間に生じ
る伝導帯の不連続を消去している。これにより電子13
がベース層4を走行中に失う運動エネルギーが大きくて
も、電子はコレクタ層31へ到達することができる。
次に、コレクタ層のInPを低濃度の不純物でドープし
たヘテロ接合バイポーラトランジスタの実施例について
説明する。
第5図は、−例であるヘテロ接合バイポーラトランジス
タのエネルギー・バンド構造を示す。第5図においては
、厚み200nmのInPコレクタ層の内、ベース側1
100nの区間3πはp型不純物であるベリリウムが、
コレクタ・コンタクト側100n100n区間3νはn
型不純物であるシリコンが各々3 X10IX10l6
ドープされている。
また第6図は、他の例であるヘテロ接合バイポーラトラ
ンジスタのエネルギー・バンド構造を示す。第6図にお
いては、逆にベース側1100nの区間3νはn型不純
物であるシリコンが、コレクタ・コンタクト側1100
nの区間3πはp型不純物であるベリリウムが各々3 
X1016cm−3ドープされている。
第5図、第6図いずれの場合でも、これらの不純物濃度
が低いためベース・コレクタ間にバイアスがかかってい
ない状態でもInP層は空乏化しており、イオン化不純
物の空間電荷により電界分布の偏りが生じる。なお図中
、8i、 10i は不純物物がドープされていない場
合のエネルギー・バンド構造を表す。
第°2図、第5図および第6図において示したヘテロ接
合バイポーラトランジスタのコレクタ層内の電界分布の
様子を第7図に示す。第7図において16.17.18
は、各々第2図、第5図、第6図のInPコレクタ層内
の電界分布を表しており、Wcはコレクタ層の厚みを示
している。
第2図のヘテロ接合バイポーラトランジスタの場合、不
純物がドープされていないコレクタ層内の電界分布16
は全区間を通じて一定である。
第5図のヘテロ接合バイポーラトランジスタの場合、コ
レクタ層内の電界分布は中央に偏在しており、端では電
界は弱くなっている。この場合コレクタ層前半から中央
にかける電界加速によりホットエレクトI]ン化した電
子はサテライト・ハレーへ遷移しやすい状態になってい
るため、コレクタ層後゛トの電界を抑えてサテライト・
バレーへの遷(多を防いている。
第6図のヘテロ接合バイポーラトランジスタの場合、コ
レクタ層内の電界分布はコレクタ層の端に偏在しており
、逆に中央では電界はほとんどなくなっている。この場
合コレクタ層のベースら・;11に偏在している電界で
電子をある程度加速し初期エネルギーを与えておいて、
コレクタ層の中央では電界を抑えることにより電子の高
速走行を維持させている。最後は電界強度が再度強くな
るが、コレクタ層のほとんどの区間を高速走行するため
コレクタ層走行時間全体に与える影うは小さい。
以上の各実施例においては、ベース構造として均一なエ
ネルギー・バンドギャップをもつInGaAsを用いた
が、例えばI n A l 1−XG a +−xAS
を用いた1頃斜エネルギー・バンドギャップ構造をもつ
ものでよい。結晶は格子整合系に限らず、ベース層をな
すI nC;aAsの組成を格子整合条件からずらした
歪ベースを存するヘテロ接合バイポーラトランジスタに
も本発明は適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によりInPを基板としたInGaAs系ヘテロ
接合バ・イボーラトランジスタのコレクタ空乏層走行時
間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
一実施例を示す構造断面図、 第2図は第1図のヘテロ接合バイポーラトランジスタ主
要部のエネルギー・バンド構造を示す図、第3図〜第6
図はそれぞれ他の実施例であるヘテロ接合バイポーラト
ランジスタ主要部のエネルギー・バンド構造を示す図、 第7図は本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタに
おけるコレクタ空乏層内の電界分布を示す図、 第8図〜第11図は従来のヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタ主要部のエネルギー・バンド構造を示す図である
。 ・半絶縁性基板 ・コレクタ・コンタクト層 ・コレクタ層 ・・ベース層 ・・エミッタ層 ・・エミッタ・コンタクト層 7c・・・電極 ・・・伝導帯の底 ・・・伝導帯のサテライト・バレー ・・・価電子帯の上限 ・・・サテライト・ハレーの高さ ・・・バレー遷移しないで走行する電子・・・バレー遷
移した後走行する電子 14b、 14C・・・フェルミ準位 ・・・イオン化したベリリウム不純物 ・・・表面保護膜 1 ・ ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ ・ 3、31 4 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 6 ・ ・ ・ 7e、  7b 8 ・ ・ 9 ・ ・ 10・ ・ 12・ ・ 13・ ・ 13′ ・ 4a 15・ ・ 16・ ・

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)InP基板上に、InGaAsからなるコレクタ
    ・コンタクト層、InPからなる半導体層を含むコレク
    タ層、少なくとも前記コレクタ層側の端がInGaAs
    であるベース層、エミッタ層、およびエミッタ・コンタ
    クト層の主要な半導体層が順次形成されていることを特
    徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  2. (2)請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジス
    タにおいて、 前記コレクタ層における厚みWcを有するInP層が、
    濃度N1の第1の導電型不純物を含む層および濃度N2
    の第2の導電型不純物を含む層からなり、濃度N1およ
    び濃度N2は、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ε:InP基板の誘電率 q:電荷素量 Eg:InGaAsのエネルギー・バンドギャップ を満たすことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタ。
  3. (3)請求項1または請求項2記載のヘテロ接合バイポ
    ーラトランジスタにおいて、 ベース層がInGaAsからなることを特徴とするヘテ
    ロ接合バイポーラトランジスタ。
  4. (4)請求項1または請求項2記載のヘテロ接合バイポ
    ーラトランジスタにおいて、 コレクタ層が、ベース層側の端から順にInGaAs層
    とInP層とからなることを特徴とするヘテロ接合バイ
    ポーラトランジスタ。
  5. (5)請求項1または請求項2記載のヘテロ接合バイポ
    ーラトランジスタにおいて、 ベース層とコレクタ層におけるInP層とが、InGa
    AsからInPへ組成変化するGa_XIn_1_−_
    XAs_YP_1_−_Y組成傾斜層によりつながれて
    いることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジス
    タ。
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