JPH0228016Y2 - - Google Patents

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JPH0228016Y2
JPH0228016Y2 JP1985103164U JP10316485U JPH0228016Y2 JP H0228016 Y2 JPH0228016 Y2 JP H0228016Y2 JP 1985103164 U JP1985103164 U JP 1985103164U JP 10316485 U JP10316485 U JP 10316485U JP H0228016 Y2 JPH0228016 Y2 JP H0228016Y2
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blade
plane
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presser foot
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JP1985103164U
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は鉋台が木製で、鉋身に替刃が着脱可能
に取着されている木台式替刃鉋に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 昔から使われている鉋は、鉋身が頭の方を少し
厚く、また幅も広くした軟鋼の地金に付鋼(工具
鋼)が鍛合されており、製作に熟練を要して量産
ができず従つてコストが高くついた。また、刃が
損傷したとき形を整え、あるいは摩耗したとき研
ぐためには数種類の砥石を用意しておかねばなら
ず、刃を平滑に仕上げるのには熟練を要し且つ時
間がかかつた。
そこで、刃を取替えて使い捨てる鉋が考案され
た。第11図は実開昭48−4696号マイクロフイル
ムに記載の鉋であり、鉋身(支持板)20の表2
1の先端部は段をつけて切欠かれており、その切
欠部22に両端面に切り刃23を有する替刃(刃
本体)24をビス等留具25を介して取替自在に
取付け、その鉋身(支持板)20を鉋台26の仕
込面(仕込勾配)27に沿つて嵌め込んだ構成で
ある。この鉋は替刃(刃本体)24の両端面が切
れ刃23から成り、この替刃(刃本体)24が取
替自在であるため、一端面の切れ刃の使用後は他
端面の切れ刃を使用し、両端面の切れ刃の切れ味
が悪くなれば、その替刃(刃本体)を棄て別の予
備の替刃と取替えればよく、刃を砥石で研ぐ必要
がないものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 実開昭48−4696号の鉋は刃を研ぐ手間が省けて
便利である。そして、鉋身20は裏28の先端が
斜め29に削がれていて、替刃24の刃先角と組
合つて切削角が大きくなつている。切削角が大き
いと逆目が防止されることはよく知られている。
従来は逆目防止のために裏金を使つた2枚鉋が使
われているが、実開昭48−4696号の鉋は上記のよ
うになつているので、裏金を使わずに逆目を防止
することができるという利点がある。しかしなが
ら、実開昭48−4696号の鉋は鉋台の仕込面(仕込
勾配、表なじみともいう)27に接する鉋身20
の表21の面積が替刃24取付けのために切欠か
れた分だけ少なくなつているので、鉋身の仕込面
への密着が不十分で、削るときに鉋身が微動し替
刃も微動し、さらにはビス等留具25が緩むよう
になる。そのようになると正しく削ることができ
なくなるばかりでなく、鉋身と替刃との間に隙間
ができ、そこに削屑が入り込み、ついには鉋台の
刃口が詰まつて全く削れなくなる。
本考案は量産が容易にでき、使用者が刃を研ぐ
手間を省くことができ、上記従来の替刃鉋のよう
な不具合が起こらない木台式替刃鉋を提供しよう
とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案の木台式替刃鉋は、1辺の長さが鉋身の
先端幅とほぼ等しい正方形の板の4辺に刃が形成
されている替刃を鉋身の裏に重ね刃先を突出さ
せ、替刃の中心を貫通するビスを鉋身にあけたね
じ孔に螺合して替刃を締めつけ、押え金の頭部の
耳で鉋身を押え、押え金の刃先で替刃を押え木製
の鉋台に仕込んだ構成である。
(ホ) 作用効果 替刃の刃が使用により摩耗あるいは損傷したと
きは、替刃を90゜位置変えして隣の新しい刃を使
用する。4辺の刃が全部使えなくなつたときは新
しい替刃と取替える。使用者は刃を研ぐ手間が省
け、さらに1個の替刃を4回使うことができる。
また、鉋身は昔からの鉋身と同じ形状で、替刃を
締めつけるビスねじ孔をあけるだけでよいから簡
単に安価に作ることができる。さらにまた鉋身の
表が鉋台の仕込面に広い面積で密着し、替刃はビ
スで鉋身に締めつけられ、さらに押え金で押えら
れるので、削るときに替刃が微動したり、替刃と
鉋身との間に隙間ができるなどの不具合は起こら
ない。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面について説明する。
1は木製の鉋台、2は軟鋼製の鉋身であり、鉋身
2の表(鉋台1の仕込面3に当接される面)4の
先端部が切刃形状に斜面5に形成されていて、昔
からの鉋身と同形状である。6は替刃、7は押え
金、8は押え金止である。替刃6は工具鋼製の正
方形で、1辺の長さが鉋身2の先端幅wとほぼ等
しく、4辺に刃9が形成され、中心にビス10の
通る中心孔11があけられ、中心孔11と同心の
円Oの4等分点にビス12の通る外郭孔13があ
けられている。鉋身2にはその裏14に替刃6の
表15を合わせ、斜面5と刃9が面一になるよう
に刃先を少し出した位置で替刃6の中心孔11を
通るビス10が螺合する中心ねじ孔16と1〜2
個の外郭孔13を通るビス12が螺合する外郭ね
じ孔17があけられている。第2図〜第4図、第
6図〜第10図は替刃の外郭孔と鉋身の外郭ねじ
孔の位置例を示している。替刃6が第3図のよう
に辺に平行な直線上に外郭孔13があけられてお
り、鉋身2に第2図のように中心ねじ孔16の下
位置に外郭ねじ孔17があけられていて第4図の
ように締めつけられるようにするか、替刃6が第
7図のように対角線上に外郭孔13があけられて
おり、鉋身2に第6図のように中心ねじ孔16の
下左右位置に外郭ねじ孔17があけられていて第
8図のように締めつけられるようにする。あるい
は、替刃6が第10図のように外郭孔13は1個
あけられており、鉋身2に第9図のように外郭ね
じ孔17が4個あけられていてもよい。替刃6を
締めつけられた鉋身2は第1図に示すように鉋身
2の表4を鉋台1の仕込面3に密接させ、押え金
7の頭部の耳18を鉋身2の裏14に当て、押え
金7の刃先19を替刃6面に当て、押え金止8で
固定される。
刃9が摩耗あるいは損傷したときは、鉋身2を
鉋台1から抜き、替刃6を90゜まわして新しい刃
を突出させて鉋台1に仕込む、4辺の刃9が全部
使えなくなつたときは新しい替刃と取替える。
(ホ) 考案の効果 本考案は以上のように構成されているので、刃
を研ぐ手間が省ける。また、替刃を締めつけて鉋
身を鉋台に仕込んだとき、鉋身の表が鉋台の仕込
面に広い面積で密接し、鉋身の裏を耳で押える押
え金の刃先が替刃を押えているので、削るときに
鉋身も替刃も微動するようなことがなく正しく削
ることができ、締めつけビスが緩むようなことも
なく、替刃と鉋身との間に隙間が空くようなこと
もない。また、構造も簡単で多量生産に適し廉価
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、
第1図は全体の切断側面図、第2図は鉋身の表面
図、第3図は替刃の表面図、第4図は締めつけら
れた鉋身と替刃の裏面図、第5図は同上の側面
図、第6図〜第8図は他の実施例を示し、第6図
は鉋身の表面図、第7図は替刃の表面図、第8図
は締めつけられた鉋身と替刃の裏面図、第9図お
よび第10図は鉋身および替刃のさらなる他の実
施例の各表面図、第11図は従来例の切断側面図
である。1……鉋台、2……鉋身、6……替刃、
7……押え金、9……刃、10……ビス、11…
…中心孔、16……中心ねじ孔、18……押え金
の耳、19……6押え金の刃先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1辺の長さが鉋身の先端幅とほぼ等しい正方形
    の板の4辺に刃が形成されている替刃が鉋身の裏
    に重ねられ刃先が突出し、替刃の中心孔を通るビ
    スが鉋身にあけた中心ねじ孔に螺合して替刃が締
    めつけられ、押え金の頭部の耳で鉋身が押えら
    れ、押え金の刃先で替刃が押えられて木製の鉋台
    に仕込まれていることを特徴とする木台式替刃
    鉋。
JP1985103164U 1985-07-06 1985-07-06 Expired JPH0228016Y2 (ja)

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JP1985103164U JPH0228016Y2 (ja) 1985-07-06 1985-07-06

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Publication Number Publication Date
JPS6211606U JPS6211606U (ja) 1987-01-24
JPH0228016Y2 true JPH0228016Y2 (ja) 1990-07-27

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ID=30975460

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JP1985103164U Expired JPH0228016Y2 (ja) 1985-07-06 1985-07-06

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JP (1) JPH0228016Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484696U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19

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JPS6211606U (ja) 1987-01-24

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