JPS599844Y2 - 木工用面取鉋台 - Google Patents
木工用面取鉋台Info
- Publication number
- JPS599844Y2 JPS599844Y2 JP4947680U JP4947680U JPS599844Y2 JP S599844 Y2 JPS599844 Y2 JP S599844Y2 JP 4947680 U JP4947680 U JP 4947680U JP 4947680 U JP4947680 U JP 4947680U JP S599844 Y2 JPS599844 Y2 JP S599844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- woodworking
- mounting screw
- hole
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は角材の稜角を僅かに切削する木工用面取鉋台に
係り、切削刃物の切れ味が劣化したとき切削刃物を外し
て研いだり取換えることなく小角度の回転により順次に
交代させるようにしたもので、面取り鉋台の台表面にほ
ぼ合致させて取付けた刃口に対応する刃物取付斜面に、
円形の刃先縁の一部を台表面に突出する皿形状刃物を回
転及び回転不能な固定を自由にして取付ねしにより締着
し、その皿形状刃物に裏刃を固着した構或にしたもので
ある。
係り、切削刃物の切れ味が劣化したとき切削刃物を外し
て研いだり取換えることなく小角度の回転により順次に
交代させるようにしたもので、面取り鉋台の台表面にほ
ぼ合致させて取付けた刃口に対応する刃物取付斜面に、
円形の刃先縁の一部を台表面に突出する皿形状刃物を回
転及び回転不能な固定を自由にして取付ねしにより締着
し、その皿形状刃物に裏刃を固着した構或にしたもので
ある。
木工用面取鉋盤に直線刃形の固定刃を取付けることは普
通に行なわれているが、刃先の切れ味が劣化した都度取
外して再研摩するか交換する必要があるため作業休止の
時間を長くとる必要がある。
通に行なわれているが、刃先の切れ味が劣化した都度取
外して再研摩するか交換する必要があるため作業休止の
時間を長くとる必要がある。
その他、再研摩の必要がない使い捨ての刃物を取付ける
こともあるが、極く不経済である。
こともあるが、極く不経済である。
本考案はかかる欠点を除くことを目的とするものであっ
て、その実施例を添付図面について次に説明する。
て、その実施例を添付図面について次に説明する。
図中1は鉋台であって、台表面2にほぼ合致させて取付
部4に装着ねじ6によって固定した刃口5に対向させて
刃物取付斜面3を設ける。
部4に装着ねじ6によって固定した刃口5に対向させて
刃物取付斜面3を設ける。
7は局面に斜めの切削面8を形或し、超硬切削合金の焼
付により円形の刃先縁9を設けた皿形状刃物であって、
刃先縁9側に同心の円筒突部10を設け、さらに該突部
10と同心のやや小径の透孔11を形或し、円筒突部1
0には突出基方の外周に雄ねじ12を設け、それよりさ
らに突出端に近い外周に数個のねじ孔13を環状に形或
する。
付により円形の刃先縁9を設けた皿形状刃物であって、
刃先縁9側に同心の円筒突部10を設け、さらに該突部
10と同心のやや小径の透孔11を形或し、円筒突部1
0には突出基方の外周に雄ねじ12を設け、それよりさ
らに突出端に近い外周に数個のねじ孔13を環状に形或
する。
14は皿形状刃物7の前記円筒突部10に密嵌状にかつ
相対回転を自由にして嵌めて透孔11の孔縁により構或
される段面に突き当てた円柱ブロックであって、これに
偏心孔15を透設し、外周には前記のわじ孔13に一致
させた環状溝16と、回転操作用孔17とを設け、各ね
じ孔13に螺合した押ねじ18を環状溝16の底面に突
き当てて皿形状刃物7に固定する。
相対回転を自由にして嵌めて透孔11の孔縁により構或
される段面に突き当てた円柱ブロックであって、これに
偏心孔15を透設し、外周には前記のわじ孔13に一致
させた環状溝16と、回転操作用孔17とを設け、各ね
じ孔13に螺合した押ねじ18を環状溝16の底面に突
き当てて皿形状刃物7に固定する。
19は円柱ブロック14の偏心孔15の中心bを中心と
する円形に形戊した裏刃であって、円筒突部10に密接
して外嵌される嵌合孔20を、該円筒突部10の中心a
に中心を合わせて設ける。
する円形に形戊した裏刃であって、円筒突部10に密接
して外嵌される嵌合孔20を、該円筒突部10の中心a
に中心を合わせて設ける。
尤も裏刃19には第3図の実線に示すように円筒突部1
0の外径に合致させた短径をもつ長孔20 aを設ける
ことができる、又は同図の太い点線に示すように円柱ブ
ロック14の中心bを中心にした大径孔20 bを設け
てもよい。
0の外径に合致させた短径をもつ長孔20 aを設ける
ことができる、又は同図の太い点線に示すように円柱ブ
ロック14の中心bを中心にした大径孔20 bを設け
てもよい。
しかしいずれの場合にも前記の中心aに中心を合わせた
嵌合孔20を鎖線に示すように潜在させる。
嵌合孔20を鎖線に示すように潜在させる。
裏刃19は嵌合孔20を円筒突部10に嵌め、雄Lじ1
2に螺合したナット21により第1図に示すように皿形
状刃物7に締付ける。
2に螺合したナット21により第1図に示すように皿形
状刃物7に締付ける。
(この裏刃19は■形状刃物7の裏面に直接に取付ける
こともできる。
こともできる。
)また、円柱ブロック14の偏心孔15と透孔11とに
通した取付ねじ22のねじ部23を刃物取付斜.面3に
設けたねし孔24に螺合して皿形状刃物7を取付け、刃
先縁9の一部9aを台表面2に突圧する。
通した取付ねじ22のねじ部23を刃物取付斜.面3に
設けたねし孔24に螺合して皿形状刃物7を取付け、刃
先縁9の一部9aを台表面2に突圧する。
本実施例は取付ねじ22を刃物取付斜面3のLじ孔24
に本締めする前に、皿形状刃物7及び裏刃19を伴なわ
せて円柱ブロック14を取付ねじ22の周りで回転し、
偏心孔15の偏心により刃先縁9の一部9aの台表面2
上への突出度を決め、絶るのちに取付ねじ22の本締め
を施して皿形状刃牡7を固定する。
に本締めする前に、皿形状刃物7及び裏刃19を伴なわ
せて円柱ブロック14を取付ねじ22の周りで回転し、
偏心孔15の偏心により刃先縁9の一部9aの台表面2
上への突出度を決め、絶るのちに取付ねじ22の本締め
を施して皿形状刃牡7を固定する。
また裏刃19についてはナット21を緩めて円筒突部1
0の周りに移動し、刃先縁のブ部9aの突出部分を第1
,2図のとおりに押さえるようにして再びナット21に
より皿形状刃物7に締付ける。
0の周りに移動し、刃先縁のブ部9aの突出部分を第1
,2図のとおりに押さえるようにして再びナット21に
より皿形状刃物7に締付ける。
この面取鉋台は木工用面取機、超仕上鉋盤等の木工機械
の送材定盤に設けたナイフストック溝に対して押斗状に
挿入固定するものであって、皿形状刃物7の第2図の真
横方向の直径線が送材定盤の巾方向に対して少し傾斜し
てもよい。
の送材定盤に設けたナイフストック溝に対して押斗状に
挿入固定するものであって、皿形状刃物7の第2図の真
横方向の直径線が送材定盤の巾方向に対して少し傾斜し
てもよい。
尚送材定盤には刃先縁9の台面上に突出する一部9aの
両側に角材の両側面に合わせて定規板乃至送材案内板を
固定し角材の一つの稜角が下方になって送られるように
する必要がある。
両側に角材の両側面に合わせて定規板乃至送材案内板を
固定し角材の一つの稜角が下方になって送られるように
する必要がある。
刃先縁9の一部9aが摩耗して切れ味が劣化したときは
、取付ねじ22と押ねじ18を緩め、円柱ブロック14
が回転しないように回転操作用孔17にドライバー等を
突き込んで保持しながら、円筒突部10、皿形状刃物7
、裏刃19を一方向に回転して刃先縁9の新しい部分を
台表面2上に突出し、ここで取付ねじ22により皿形状
刃物7を固定してからナット21を緩めて、裏刃19の
刃先縁9の交代により新しくなった一部9aに合わせる
操作を施す。
、取付ねじ22と押ねじ18を緩め、円柱ブロック14
が回転しないように回転操作用孔17にドライバー等を
突き込んで保持しながら、円筒突部10、皿形状刃物7
、裏刃19を一方向に回転して刃先縁9の新しい部分を
台表面2上に突出し、ここで取付ねじ22により皿形状
刃物7を固定してからナット21を緩めて、裏刃19の
刃先縁9の交代により新しくなった一部9aに合わせる
操作を施す。
皿形状刃物7を小角度ずつの回転により一回転させたと
きは、これを取外して刃先縁9を研摩する。
きは、これを取外して刃先縁9を研摩する。
その研摩により直径が小さくなれば、本実施例では既述
のように取付ねじ22の周りで円柱ブロック14と共に
回転し、該ブロック14の偏心量を新たに設定して刃先
縁の一部9aの突出量を決める。
のように取付ねじ22の周りで円柱ブロック14と共に
回転し、該ブロック14の偏心量を新たに設定して刃先
縁の一部9aの突出量を決める。
本考案は前記実施例の説明により明らがにしたように、
鉋台1の刃物取付斜面3に回転及び回転不能な固定を施
す取付ねじ22により皿形状刃物7を取付けて円形の刃
先縁9の一部9aを台表面2に突出したものであって、
面取に必要な刃巾は極く少なくてよく、円弧形の刃先縁
によっても中央部の袂りが多くならない直径のものを使
用できるから、前記の如き一部9aの突出により充分に
面取の目的を達することができるとともに、従来の直線
刃物とは異なって、突出部の切れ味が劣化したとき小角
度の回転により突出部を順次に交代できるから、刃先研
摩の回数を極小にできるすぐれた効果をもつ。
鉋台1の刃物取付斜面3に回転及び回転不能な固定を施
す取付ねじ22により皿形状刃物7を取付けて円形の刃
先縁9の一部9aを台表面2に突出したものであって、
面取に必要な刃巾は極く少なくてよく、円弧形の刃先縁
によっても中央部の袂りが多くならない直径のものを使
用できるから、前記の如き一部9aの突出により充分に
面取の目的を達することができるとともに、従来の直線
刃物とは異なって、突出部の切れ味が劣化したとき小角
度の回転により突出部を順次に交代できるから、刃先研
摩の回数を極小にできるすぐれた効果をもつ。
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は皿形状刃
物7の中心で切断した鉋台1の縦断側面図、第2図は第
1図A矢線の方向がら見た一部切欠正面図、第3図は裏
刃の他の実施例の平面図である。 1・・・・・・鉋台、2・・・・・・台表面、3・・・
・・・刃物取付斜面、5・・・・・・刃口、7・・・・
・・皿形状刃物、9・・・・・・刃先縁、9a・・・・
・・一部、11・・・・・・透孔、14・・・・・・円
柱ブロック、15・・・・・・偏心孔、18・・・・・
・押ねし、19・・・・・・裏刃、21・・・・・・ナ
ット、22・・・・・・取付ねし。
物7の中心で切断した鉋台1の縦断側面図、第2図は第
1図A矢線の方向がら見た一部切欠正面図、第3図は裏
刃の他の実施例の平面図である。 1・・・・・・鉋台、2・・・・・・台表面、3・・・
・・・刃物取付斜面、5・・・・・・刃口、7・・・・
・・皿形状刃物、9・・・・・・刃先縁、9a・・・・
・・一部、11・・・・・・透孔、14・・・・・・円
柱ブロック、15・・・・・・偏心孔、18・・・・・
・押ねし、19・・・・・・裏刃、21・・・・・・ナ
ット、22・・・・・・取付ねし。
Claims (1)
- 台表面2にほぼ合致させて装着した刃口5に対応する刃
物取付斜面3に、円形の刃先縁9の一部9aを台表面2
に突出する皿形状刃物7を回転及び回転不能な固定を自
由にする取付ねじ22により取付け、その皿形状刃物7
に円形の裏刃19を固着してなり、前記の突出した刃先
縁部分を、皿形状刃物の取付ねじ22の固定の緩めによ
り小角度ずつ回転して台表面2上への突出を順次に交代
させるようにしたことを特徴とする木工用面取鉋台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4947680U JPS599844Y2 (ja) | 1980-04-12 | 1980-04-12 | 木工用面取鉋台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4947680U JPS599844Y2 (ja) | 1980-04-12 | 1980-04-12 | 木工用面取鉋台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151103U JPS56151103U (ja) | 1981-11-12 |
JPS599844Y2 true JPS599844Y2 (ja) | 1984-03-28 |
Family
ID=29644443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4947680U Expired JPS599844Y2 (ja) | 1980-04-12 | 1980-04-12 | 木工用面取鉋台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599844Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163204U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-31 | 株式会社日立工機原町 | 木工用超仕上鉋盤 |
-
1980
- 1980-04-12 JP JP4947680U patent/JPS599844Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151103U (ja) | 1981-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5209278A (en) | Drum chipper with knife and knife holder | |
AU666972B2 (en) | Cutting assembly having extended-life regrindable disposable knives | |
CA2079145C (en) | Cutter blade arrangement | |
US5709255A (en) | Chipper with detachable facing knives | |
US4298044A (en) | Wood chipper | |
CA2166678C (en) | Slabbing chipper with replaceable knives and wear plate | |
EP0037693A2 (en) | An adjustable insert seat and wedge assembly for an indexable boring cutter | |
US5439039A (en) | Slabber with fixed counterknife and adjustable knife and clamp | |
JPS63502095A (ja) | 平削り・仕上げ組合せ工具 | |
US3817305A (en) | Cutter tip | |
US4423758A (en) | Disc type wood chipper knife having position adjusting serrations | |
EP0042667A2 (en) | Adjustable axial and radial locating wedge assemblies for an indexable insert cutting tool | |
CA2167465C (en) | Chipping cutter head including end cutting knives | |
CA2234800C (en) | Knife supporting structure | |
US4538655A (en) | Cutter head system | |
JPS599844Y2 (ja) | 木工用面取鉋台 | |
US5080153A (en) | Blade adjusting means for the cutter heads of wood chippers | |
JPS5852881Y2 (ja) | 木工用面取鉋台 | |
US3061207A (en) | Rotary wood chippers | |
US6772810B1 (en) | Canter chipper head and knife mounting | |
JPS629003B2 (ja) | ||
EP0219162A1 (en) | Rotating cutting element | |
JPH07223108A (ja) | 正面フライス | |
CN210190026U (zh) | 一种电动刨刀及其刨轴 | |
JPS5939578Y2 (ja) | 食品類切削機用切削刃のゲ−ジ |