JPH02279734A - 積層ポリエステルフィルム - Google Patents

積層ポリエステルフィルム

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Publication number
JPH02279734A
JPH02279734A JP9963989A JP9963989A JPH02279734A JP H02279734 A JPH02279734 A JP H02279734A JP 9963989 A JP9963989 A JP 9963989A JP 9963989 A JP9963989 A JP 9963989A JP H02279734 A JPH02279734 A JP H02279734A
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JP
Japan
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polyester film
resin
film
coating layer
laminated polyester
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Application number
JP9963989A
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English (en)
Inventor
Shigemi Seki
関 重己
Yukari Nakamori
ゆか里 中森
Kenji Tsunashima
研二 綱島
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH02279734A publication Critical patent/JPH02279734A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、積層ポリエステルフィルムに関するものであ
る。詳しくは磁気記録媒体のベースフィルムセして用い
た時、電磁変換特性と走行耐久性が共に優れた積層ポリ
エステルフィルムに関するものである。
[従来技術] 近年、磁気記録媒体は小型軽量化あるいは長時間記録化
に伴い情報の高密度記録化が必要となっている。高密度
記録化のためには、記録波長の短波長化と共に磁気記録
媒体表面と磁気ヘッド間のスペーシングロスを極力減少
させることが必要であり、これに伴い磁気記録媒体の表
面は、より平滑であることが望まれる。
中でも、電気メツキ、真空蒸着、スパッタリング、イオ
ンブレーティング等の方法でペースフィシム上に強磁性
薄膜を形成して得られた磁気記録媒体は、従来の塗布型
磁気記録媒体に比べ磁性層の厚みを約1/30以下にで
きるため、記録波長の短波長化に伴う厚み損失の低減が
可能であると共に、平滑なベースフィルムの使用により
磁気記録媒体の表面をより平滑にすることができ磁気ヘ
ッド間のスペーシングロスの低減化が可能となるなど高
密度記録化に極めて有効となっている。
この様な強磁性薄膜型磁気記録媒体の研究開発が盛んで
あるが、そのベースフィルムにおいても種々の検討がな
されている。この様なベースフィルムとしては、例えば
、特開昭60−957号公報のように基体フィルム上に
フッ素系化合物、樹脂および微細不活性粒子の混合組成
物からなる微細突起を有する被覆層を設けた積層ポリエ
ステルフィルムが開示されている。また特開昭62−2
82918号公報には、ポリエステルフィルムからなる
基体フィルム上に含フツ素系有機高分子を主成分とする
粒状突起あるいは列状突起を形成させた積層ポリエステ
ルフィルムが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述した積層ポリエステルフィルムには、次の
ような問題点がある。
すなわち、前記特開昭60−957号公報のようにフッ
素系化合物、樹脂及び微細不活性粒子の混合組成物から
なる微細突起を有する被覆層を設けた積層ポリエステル
フィルムでは、優れた易滑性を保持しているが被覆層中
に微細不活性粒子を均一分散させることが難しく、更に
は凝集粒子による粗大突起を生じ易いため安定した平滑
性を有するものが得にく(金属ガイドロールを傷つけた
り、磁気記録媒体の走行耐久性や電磁変換特性の低下が
見られた。
また、前記特開昭62−282918号公報のように含
フツ素系有機高分子を主成分とした粒状突起或いは列状
突起を形成させた積層ポリエステルフィルムは、優れた
易滑性、平滑性を示すが磁性層や保護層等の密着性が不
十分なため磁気記録媒体の走行耐久性に劣り、繰り返し
走行させることにより電磁変換特性の低下が見られた。
本発明は、これらの従来技術の欠点を解消せしめ、易滑
性、平滑性、易接着性が共に優れた積層ポリエステルフ
ィルムを提供すること、加えて、易滑性の耐久性に優れ
た積層ポリエステルフィルムを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
水分散性フッ素含有重合体樹脂[A]と水性樹脂[B]
を主成分とする被覆層を具備してなる積層ポリエステル
フィルムにおいて、該被覆層は、該樹脂[A]からなる
粒状突起の面積占有率が5〜80面積%であって、かつ
、表面粗さ(Ra)が0.02μm以下であることを特
徴とする積層ポリエステルフィルムを要旨とするもので
ある。
本発明においていうポリエステルとは、周知のもの、具
体的には例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
レンジカルボン酸、ビス−α、β(2−クロルフェノキ
シ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、アジピン酸、セ
バシン酸等の2官能カルボン酸の少なくとも1種と、エ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメ
チレングリコール等のグリコールの少な(とも1種とを
重縮合して得られるポリエステルを挙げることができる
。また、該ポリエステルには本発明の目的を阻害しない
範囲内で他種ポリマをブレンドしたり共重合してもよい
し、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、紫外線吸収剤
等が含まれていてもよい。
ポリエステルの固有粘度(25℃オルトクロルフェノー
ル中で測定)は0.4〜2.0であり、好ましくは0.
5〜1.0の範囲のものが通常用いられる。
本発明には、ポリエステルとしてポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリエ
チレン−α、βビス(2−クロルフェノキシ)エタン−
4,4′−ジカルボキシレートを用いた場合、特に優れ
た効果が得られる。
本発明の被覆層とは、水分散性フッ素含有重合体樹脂[
A] (以下、樹脂[A]と略称する)と水性樹脂[B
] (以下、樹脂[B]と略称する)を主成分とする組
成物からなる層である。本発明における主成分とする層
とは、そのものが被覆層中50重量%以上、好ましくは
60重量%以上、より好ましくは70重量%以上である
ものを指し、適宜能の物質を添加してもよい。本発明に
おいては、かかる被覆層を前記ポリエステルフィルムの
少なくとも片面に設けるのであるがこの中で両面に設け
る場合は、以下に述べる該被覆層の説明は少なくとも一
方に適用されるものである。
本発明における樹脂[A]とは、フッ素含有ビニル重合
性単量体からなる重合体或いは共重合体、またはフッ素
含有ビニル重合性単量体とフッ素原子で置換されたアル
キル基、官能基等を含まないビニル重合性単量体の少な
くとも一種との共重合体、または、これらの混合物であ
ってフッ素原子を5〜80モル%有するものである。フ
ッ素含有ビニル重合性単量体からなる重合体としては、
具体例として、ポリ [2−(パーフルオロノネニルオ
キシ)エチルメタクリレート]、ポリ[2−(パーフル
オロノネニルオキシ)エチルアクリレート]、ポリ[2
−(p−パーフルオロノネニルオキシベンゾイルオキシ
)エチルメタクリレート]、ポリ[2−(p−パーフル
オロノネニルオキシベンゾイルオキシ)エチルアクリレ
ート]、ポリ [2,2,2−トリフルオロエチルメタ
クリレート]、ポリ [2゜2、2− トリフルオロエ
チルアクリレート]、ポリ[2,2,3,3,3−ペン
タフルオロプロピルメタクリレート]、ポリ[2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロピルアクリレート]、
ポリ [l−メチル−2,2,3,3,4,4−へキサ
フルオロブチルアクリレート]、ポリ[パーフルオロへ
ブチルエチルメタクリ1ノート]、ポリ[パーフルオロ
ヘプチルエチルアクリレート]、ポリ[パーフルオロヘ
プチルビニルエーテル]、ポリ[α、β、β−トリフル
オロスチレン]、ポリフッ化ビニリデン、ポリへキサフ
ルオロプロピレン、ポリテトラフルオロエチレンなどが
挙げられるが、これらの中でも、特に基体フィルムに対
する親和性などの点から、ポリ[パーフルオロアルキル
アクリレート]、ポリ[パーフルオロアルキルメタクリ
レート]が好ましい。
前記フッ素含有ビニル重合性単量体と共重合するフッ素
原子を含有しないビニル重合性単量体としては、炭化水
素系ビニル重合性単量体、炭化水素系非共役ジビニル重
合性単量体、官能基含有ビニル重合性単量体などの化合
物が挙げられ、炭化水素系ビニル重合性単量体としては
、例えば、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、ア
クリル酸プロピル、メック1ノル酸プロピル、アクリル
酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸イソアミル
、メタクリル酸イソアミル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オ
クチル、メタクリル酸オクチル、アクリル酸オクタデシ
ル、メタクリル酸オクタデシル、アクリル酸ラウリル、
メタクリル酸ラウリル、アクリル酸セチル、メタクリル
酸セチル、アクリル酸N、  N−ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸N、N−ジエチルアミノエチル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウ
リン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、スチレン、α−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、フッ化ビニル、塩
化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニリデン、塩化ビニリ
デン、ヘプタン酸アルリル、酢酸アルリル、カプリン酸
アルリル、カプロン酸アルリル、ビニルメチルケトン、
ビニルエチルケトン、1.3−ブタジェン、2−クロロ
−1,3−ブタジェン、2トジクロロー1.3−ブタジ
ェン、イソプレンなど、炭化水素系非共役ジビニル重合
性単量体としては、例えば、エチレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールジメタクリレート、プロ
ピレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、ジビニルベンゼン、ビニルアクリレート、ジ
ブロムネオペンチルグリコールジメタクリレートなど、
官能基含有ビニル重合性単量体としては、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチ
ルアクリルアミド、ダイア七トンアクリルアミド、メチ
ロールダイアセトンアクリルアミド、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルメタクリレートなどが挙げられ、
これらの中から選択されるが特に限定されるものではな
い。
また、共重合量は前記フッ素含有ビニル重合性単量体に
対して90モル%、好ましくは70モル%以下の割合で
あるのが望ましい。
樹脂[Alは、公知の乳化重合方法によって製造される
が、通常、乳化剤としてアニオン型、カチオン型、両性
型、非イオン型などの界面活性剤が使用され、好ましい
含有量は全単量体量の重量に対して0. 1〜15重量
%である。本発明でいう粒状突起を形成するには、界面
活性剤として非イオン系ならびにアニオン系の高分子界
面活性剤が適しており、中でも例えば、両末端あるいは
片側の末端にパーフルオロアルキル基を有するポリオキ
シアルキレン化合物やジメチルポリシロキサン−ポリオ
キシアルキレン共重合体などが好ましく例示される。
また、水分散させた樹脂[Alの平均粒径は0゜01〜
50μmφ、好ましくは0.02〜0.5μmφの範囲
にあって、粒度分布が均一であるものが被覆層の平滑性
においてより、好ましい。
本発明における樹脂[B]とは、水溶性樹脂あるいは水
分散性樹脂であって、樹脂[Alとも基体フィルムとも
親和力が良い熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応性樹脂
などの中から選ばれたものであり、分子構造式中にフッ
素原子を含まないものである。たとえば、ニカワ、カゼ
インなどの天然水溶性高分子、ポリエチレングリコール
、ポリビニルアルコール、メチルセルロースおよびその
他セルロース誘導体、尿素樹脂やメラミン樹脂などの合
成水溶性高分子、ポリエステルエーテルなどの水溶性ポ
リエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタ
クリル酸エステルなどのポリエステル、ポリアクリロニ
トリル、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸
ビニル、ポリブタジェン、ポリウレタン、ポリクロロプ
レン、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂
、架橋性シリコーン樹脂など、および、以上の共重合体
、および、それらの混合物であり、中でも特に、シリコ
ーン系樹脂または、セルロース系、ポリエステル系、ポ
リアクリル系の水溶性樹脂が望ましい。
本発明では、被覆層の耐スクラッチ性、易滑性をより改
善せしめるために、被覆層に無機コロイドを含有せしめ
ることが好ましい。
本発明における無機コロイドとは、共立出版社化学大辞
典に定義されており、粒子1個中に103〜109個の
原子を含むものである。元素により金属コロイド、ある
いは酸化物コロイド、あるいは水酸化物コロイド、炭酸
塩コロイド、硫酸コロイドとして得られる、金属コロイ
ドとしては、金、パラジウム、白金、銀、イオウなどが
好ましく使用され、酸化物フロイド、水酸化物コロイド
、炭酸塩コロイド、硫酸塩コロイドとしては、亜鉛、マ
グネシウム、ケイ素、カルシウム、アルミニウム、スト
ロンチウム、バリウム、ジルコニウム、チタン、マンガ
ン、鉄、コバルト、ニッケル、スズなどの酸化物コロイ
ド、水酸化物コロイド、炭酸塩コロイド、硫酸塩コロイ
ドが好ましく使用される。例えば四ハロゲン化ケイ素を
水中に加えるか、ケイ酸アルカリの水溶液に徐々に濃硫
酸を加えるなどの操作により得られる。
無機コロイドの平均粒径は特に限定されるものではない
が0.5μm以下が好ましく、0.1μm以下がより好
ましい。平均粒径が0.5μmを越えるものは、被覆層
の平滑性が悪化し易い。また、無機コロイドの添加量は
、樹脂100重量部に対して0.1〜50重量部が好ま
しく、5〜20重量部がより好ましい。添加量が0.1
重量未満では改良効果が低く、50重量部を越えるもの
は耐スクラッチ性が悪化しやすい。
本発明では、被覆層の密着性、耐溶剤性、耐スクラッチ
性、機械強度をより良化せしめるために被覆層に架橋結
合剤を含有させることが好ましい。
本発明でいう架橋結合剤とは、樹脂[B]に存在する官
能基、例えばヒドロキシル基、カルボキシル基、グリシ
ジル基、アミド基などと架橋反応し、最終的には三次元
網状構造を有する被覆層とするための架橋剤であれば特
に限定しないが代表例としてはメチロール化或いはアル
キロール化した尿素系、メラミン系、アクリルアミド系
、ポリアミド系樹脂、およびエポキシ化合物、イソシア
ネート化合物、アジリジン化合物などを挙げることがで
きる。その中でも基体フィルムとの密着性、耐スクラッ
チ性の点でメチロール化メラミン、イソシアネート化合
物の使用が好ましい。これらの架橋結合剤は単独、場合
によっては二種以上併用してもよい。
添加する架橋結合剤の量は架橋剤の種類によって適宜選
択されるが通常は樹脂固形分100重量部に対し0.0
1〜50重量部が好ましく、0゜1〜30重量部がより
好ましい。添加量が0.01重量部未満では架橋効果が
低く、50重量部を越えるものは被覆層の密着性が低下
したり、更には塗布性が悪化し均一層を形成しにくい。
また架橋結合剤には、架橋触媒を併用するとより架橋が
進むため更に好ましい。架橋触媒としては塩類、無機物
質、有機物質、酸物質、アルカリ物質など公知のものを
用いることができる。添加する架橋触媒の量は、樹脂固
形分100重量部に対し0.001〜10重量部、好ま
しくは0.1〜5重量部でる。
架橋剤を加えた塗材は基体フィルムに塗布後、加熱、紫
外線、電子線などによって架橋されるが通常は加熱によ
る方法が一般的である。
本発明における粒状突起とは、基体ポリエステルフィル
ム表面上に形成された粒状の樹脂[A]からなるもので
、樹脂[A1粒子が加熱溶融あるいは加熱軟化により基
体ポリエステルフィルムに密着し、基体ポリエステルフ
ィルムとの間での凝着力等で接着されることにより形成
される。
また、列状突起とは、その粒状突起が列状(山脈状を含
む)に配列したものである。
本発明フィルムを構成する基体フィルムであるポリエス
テルフィルムは、−軸配向でもよいが機械的強度や寸法
安定性、剛性等の点で二軸配向状態のものが望ましい。
ポリエステルフィルムの厚みは特に限定されるものでは
ないが0.1〜200μmが好ましく、3〜80μmの
範囲がより好ましく基体フィルムとしての実用面での取
り扱い性に優れている。また、ポリエステルフィルムの
表面粗さ(Ra)や光学ヘイズ等は特に限定されるもの
ではないが、表面粗さ(Ra)は0.02μm以下、好
ましくは0.01μm以下であるのが望ましい。
本発明フィルムを構成する被覆層は、粒状突起を含む積
層厚みが0.005〜2.0μmが好ましく、0.01
〜0.5μmの範囲がより好ましい。積層厚みが0.0
05μm未満では、均一積層が難しいのみならず外力に
よる変形に対し耐久性のある被覆層が得にくい。2.0
μmを越えるものは、被覆層の密着性低下や被覆層の眉
間剥離を生じる場合もある。
また、被覆層には、基体ポリエステルフィルムや磁性層
との接着促進剤としてエポキシ化合物、アジリジン化合
物、ビニル化合物などの反応性化合物やシランカップリ
ング剤等を含有せしめてもよい。更に必要に応じて、本
発明の効果を損なわない量で公知の添加剤、例えば消泡
剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防止剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、染料などを含有せしめてもよい。
本発明フィルムは、被覆層の粒状突起の面積占有率(単
位面積当りに占める粒状突起の占有面積の割合)が5〜
80面積%、好ましくは10〜70面積%、より好まし
くは30〜50面積%であることが必要である、粒状突
起の面積占有率が5面積%未満であると強磁性薄膜を形
成させた場合、磁性面と金属ガイドとの滑り性が十分で
なく、また粒状突起の面積占有率が80面積%を越える
とヘッド目詰まりや磁性層の密着性が悪化し易くなるた
め好ましくない。
また、粒状突起の平均径は0.01〜2μφ、好ましく
は0.05〜1μφの範囲であることが望ましい。該粒
状突起の平均径が上記の範囲にあると、強磁性薄膜を形
成させた場合、磁性面と金属ガイドとの滑り性がより向
上し、またくり返し走行による強磁性薄膜の摩耗、ヘッ
ド目詰まりがより削減される。
更に粒状突起が単位面積当りに占める個数は、1xlO
’ 〜1xlO”個/mrdが好ましく、7×104〜
4X108個/mイがより好ましい。
この範囲内であると強磁性薄膜を形成させた場合形成面
での易滑性が十分となり、また、電磁変換特性がより良
好となる。
本発明フィルムは、粒状突起が形成された被覆層の表面
粗さ(Ra)が0.02μm以下、好ましくは0.01
0μm以下、更に好ましくは0゜005μm以下である
ことが必要である。表面粗さ(Ra)が0.02μmを
越えると強磁性薄膜を形成させた場合、強磁性薄膜形成
後の磁性面と金属ガイドとの滑り性は良好であるがスペ
ーシングロスが大きく電磁変換特性が改善されない。
また、本発明フィルムは被覆層が一方向に配向した後、
熱処理されることが望ましく、延伸・熱処理作用によっ
て粒状突起表面にフッ素原子が配列し易くなるので易滑
性がより優れたものとなるのみならず、粒状突起を被覆
層により均一分散化できるので望ましい。
次に本発明の製造方法について説明する。まず、常法に
よって重合されたポリエステルのペレットを十分乾燥し
た後、公知の押出機、好ましくは圧縮比3.8以上の溶
融押出機に供給し、ベレットが溶融する温度以上、ポリ
マが分解する温度以下の温度でスリット状のグイからシ
ート状に溶融押出し、冷却固化せしめて未延伸シートを
作る。この際、未延伸シートの固有粘度はフィルム特性
から0.5以上であることが望ましい。次に、該未延伸
シート或いは該未延伸シートを70〜120℃で2.0
〜5.0倍延伸したフィルム上に、前記組成物を所定量
に調製した塗材を塗布し、塗膜を乾燥させて所定の塗布
層を設けた後70〜150℃で、横方向に2.0〜5.
0倍横延伸する。
さらに、二軸配向フィルムは150〜240℃で0〜1
0%弛緩を与えつつ1〜60秒熱処理する。
塗布方法は、特に限定されず押出ラミネート法、メルト
コーティング法を用いてもよいが、高速で薄膜コートす
ることが可能であるという理由から水分散化させた塗材
のグラビアコート法、リバースコート法、キツスコート
法、ダイコート法、メタリングバーコード法など公知の
方法を適用するのが好適である。この際、フィルム上に
は塗布する前に必要に応じて空気中あるいはその他種々
の雰囲気中でのコロナ放電処理など公知の表面処理を施
すことによって、塗布性が良化するのみならず被覆層を
より強固にフィルム表面上に形成できる。尚、塗材濃度
、塗膜乾燥条件は特に限定されるものではないが、塗膜
乾燥条件はポリエステルフィルムの緒特性に悪影響を及
ぼさない範囲で行なうのが好ましい。
尚、本発明フィルムの粒状突起を有する被覆層を得るに
は、塗材濃度は0. 1〜5.0重量%の範囲が好まし
く、また、樹脂[A]と樹脂[B]の固形分比([A]
 / [B] )は90/10〜10/90、好ましく
は70/30〜30/70の範囲にあるのが望ましい。
以上のようにして本発明の積層ポリエステルフィルムを
作ることができ、この積層ポリエステルフィルムの該粒
状突起形成面に強磁性薄膜層を設けることにより強磁性
薄膜型磁気記録媒体を製造することができる。
ここで、該強磁性薄膜とは、鉄、コバルト、ニッケルの
ような強磁性金属あるいは、Fe−Co。
Fe−Ni、Co−Ni、Fe−Rh、Fe−Cu、F
e−Au5Co−Cu、Co−Au、C。
−Y、Co−La、Co−Pr5Co−Gd、Co−8
n、Co−Pt、N1−CuXFe−C。
−Nd、 Mn−B i、 Mn−8b、 Mn−A 
lのような磁性合金を真空蒸着法、イオンブレーティン
グ法、スパッタリング法、イオンビームデポジション法
、電界蒸着法、電解メツキ法等によってフィルム上に形
成したものである。
本発明の積層ポリエステルフィルムに適用する強磁性薄
膜は、前記のどのような方法によって製造されたもので
も勿論用いることができるが、蒸着方向が長手方向に傾
斜(90°〜30°)し幅方向には傾斜していないもの
で、雰囲気として02または02とArを導入しなから
I X 10−’T。
rrで蒸着したものが好ましく用いられる。
また、強磁性薄膜の厚みは、通常0.01〜1μm好ま
しくは0.05〜0.3μmが用いられる。
[評価法1 本発明の特性値は、次の測定方法、評価基準による。
(1)被覆層厚み 日立製作所製透過型電子顕微鏡HU−12型を用い、積
層フィルムの超薄断面切片を観察し、厚みを求める。
■ 表面粗さ(Ra) J l5−B−0601に従い、株式会社小坂研究所製
の触針型表面粗さ計BE−3Eを用い、カットオフ0.
025rnm、測定値4 mmで平均表面粗さRa(μ
m)を測定した。
(3)易滑性(静摩擦係数μ 、動摩擦係数μk)フィ
ルム同志の摩擦係数は、ASTM−D−1894−63
に準じ静摩擦係数μ を測定した。
一般に易滑性に優れているとされる範囲は、μ8で1.
6以下、好ましくは1.2以下である。
フィルムと金属ポストとの動摩擦係数μ、の測定は動摩
擦係数器(TBT−300、横浜システム研究新製)を
用い25℃、相対湿度50%の雰囲気下で、コーテイン
グ面あるいは強磁性薄膜形成面を外径8mmφの5US
420J2、表面粗度0.28のポストに巻付は角18
00で接触させ3.3cm/seeの速さで移動させた
後、入側張力T1が25gとなるように張力をコントロ
ールして、出側張力T2の値(g)から次式で動摩擦係
数μ、を算出する。
uk= (2,303/ π)  log (T2 /
TI )=0.733  log(T2/T+  )(
4)易接着性 ペルジャー型高真空蒸着装置(日本真空技術(1勾製E
BH−6型)を用いて約I X 10−5mm)Igノ
真空度でアルミニウムを1100nの厚さに蒸着し、ア
ルミニウム蒸着面にニチバン株式会社製市販セロファン
粘着テープを貼合せ、ハンドローラを用いて約5 kg
の荷重をかけ圧着後、180°方向に強制剥離したあと
のアルミニウム残存付着面で評価した。評価判定の基準
は、アルミニウム蒸着膜残存付着面積が90%以上を良
好(○)、75〜90%をやや劣る(△)、75未満を
不良(×)とした。該残存付着面積が大きいほど接着性
は優れている。
(5)耐スクラッチ性 JIS−に5400に従って、連続加重式引掻強度試験
機HEIDON−18(新東科学株式会社製)にダイヤ
モンド製先端R球針(0,05mm1、先端角度90°
)を取り付け、引掻速度10mm/秒で引掻いたときフ
ィルムに傷が付き始めるときの荷重が1.5gを越える
ものを非常に良好(◎)、1.0〜1.5gを良好(○
)、0.5〜1.0gをやや劣る(△)、0.5g未満
を不良と判定した。
前記荷重が大きいほど耐スクラッチ性に優れている。
(6)粒状突起の面積占有率 被覆層表面をFE−8gMで観察し、突起部分の面積を
画像処理することによって単位面積当りの面積占有率を
求めた。
■ 磁性層の厚み 真空蒸着、スパッタリングなどによる磁性層の場合には
、第二精玉舎製の螢光X線微小部膜淳計5FT−156
を用いて測定した(nm)。
(8)走行性 上記(3)項のフィルムと金属ポストとの動摩擦係数μ
、の測定と同様の方法にて、300回繰り返し走行後の
基材ベースの初期μ、値を測定する。
次に、強磁性薄膜形成後の表面に滑剤を塗布していない
磁気記録媒体においては50回繰り返し後の、強磁性薄
膜形成後の表面に滑剤を塗布した磁気記録媒体において
は300回繰り返し後のμm値が、初期μ、値の25%
増加した値よりも小さいものを[走行性良好]とし、そ
れ以外は1走行性不良]と判定した。
(9)電磁変換特性 試料磁気記録媒体を再生した時の出力信号を一画面分で
みた場合に、出力信号が強く、かつ信号波形がフラット
であるものを(良好)、出力信号が弱いか信号波形が変
形しているものを(不良)と判定した。
[発明の作用コ 本発明は、ポリエステルフィルム上に、水分散性フッ素
含有重合体樹脂と水性樹脂を主成分とした塗材を用いて
塗布した後、延伸し、該水分散性フッ素含有重合体樹脂
から成る粒状突起を有する特定の被覆層を形成させたの
で、基材フィルムの緒特性を悪化させることなく、次の
ような優れた効果を得ることができた。
[発明の効果] (1)本発明フィルムは・、表面粗さRaを0.02μ
m以下としたため、平滑性に優れ、さらに易滑性、易接
着性にも同時に優れているので、後加工での取り扱い性
に優れている。
2 本発明フィルムは、耐スクラッチ性に優れているの
で易滑耐久性がある。
(3)本発明フィルムを磁気記録媒体用ベースフィルム
とした時、磁性面の滑り性が良好なので走行耐久性に優
れてい、かつ、ヘッド目づまりが少ない。
(4)本発明フィルムを磁気記録媒体用ベースフィルム
とした時、磁気記録媒体表面と磁気ヘッド間のスペーシ
ングロスを小さくでき電磁変換特性に優れている。
[発明品の用途] 本発明の積層ポリエステルフィルムは、磁気記録媒体用
ベースフィルム、光学用ベースフィルム、コンデンサー
用ベースフィルム、グラフィック用ベースフィルム、包
装用ベースフィルム、電絶用ベースフィルム等に適用で
きるが、中でも、磁気記録媒体用ベースとしてコンピュ
ーター、オーディオ、ビデオ、計測用等に使用されてい
る磁気テープ、磁気ディスク、磁気カードなどの磁気記
録媒体に好適である。特に、磁気記録媒体のうちでも、
高密度化が要請されているメタルテープ用や、蒸着また
はスパッタリングによるテープ用やディスク用に適して
おり、さらに最も適しているのは、磁性層が薄くて走行
性が重視される蒸着テープ用途である。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1 常法によって製造された重合触媒残渣等に基づく内部粒
子ならびに不活性微粒子等をできる限り含まないポリエ
チレンテレフタレートのホモポリマーチップ(固有粘度
=0.62、融点=259℃)を180℃で2時間減圧
乾燥(3mmHg) した。
このチップを280℃で圧縮比388のスクリューを有
した押出機に供給しT型口金から溶融押出し、静電印加
法を用いて表面温度20℃の冷却ドラムに巻きつけて冷
却固化せしめ、未延伸フィルムとした後、得られたフィ
ルムを90℃でロール延伸によって縦方向に3.3倍延
伸し、表面にコロナ放電処理を施した後、次に、乳化重
合によって得られた2−(パーフルオロノネニルオキシ
ベンゾイルオキシ)エチルメタクリレート/スチレン/
アクリル酸エステル共重合体を組成物とする水分散性フ
ッ素含有重合体樹脂(■ネオス製)と水溶性ポリエステ
ル樹脂“ポリエスタ−”WR901(日本合成■製)を
重量固形分比1:1の組成で均一分散させた濃度1,0
重量%の塗剤を、前記−軸延伸フィルムの片面にメタリ
ングバ一方式で塗布した後、該塗布層を乾燥しつつ10
0°Cで横方向に3.6倍延伸し、横方向に2%弛緩し
つつ210℃で5秒間熱処理して、被覆層0.03μm
が積層された厚さ12μmの積層ポリエステルフィルム
を得た。かくして得られた被覆層は、粒状突起の面積占
有率が55%で表面粗さRaは0.0014μmであっ
た。この積層ポリエステルフィルムの各特性を第1表に
示した。
次いで、該フィルムに電子ビーム蒸着法にてco−Ni
合金(Ni20重量%)を1000 斜め蒸着した。該
蒸着法フィルムの蒸着面にトリクロロトリフルオロエタ
ンに分散したパーフルオロポリアルキルエーテル金属塩
を固形分で約30■/M塗布し、さらに該フィルムの裏
面にアルキルリン酸エステルを含むポリイソシアネート
、ポリウレタンおよびニトロセルロースからなる混合物
を乾燥後の厚さが0.8μmになるように塗布してバッ
クコート層を形成した後、Zインチ幅にスリットして磁
気テープを得た。
この磁気テープ特性を評価した結果を第1表に併せて示
した。
第1表かられかるように本発明フィルムは、平滑性と易
滑性、易接着性が共に優れ、かつ、耐スクラッチ性に優
れていることが判る。同じく第1表の磁気テープ特性か
ら、本発明フィルムを用いて得た磁気テープは、走行性
、特に繰り返し走行による走行耐久性に優れ、かつ、電
磁変換特性に優れていることが判る。
実施例2.比較例1〜3 実施例1に基づいて、実施例1と同様の塗材で樹脂[A
]と樹脂[B]の重量固形分比、樹脂[A]のエマルジ
ョン粒径を変えたほかは同様にして積層ポリエステルフ
ィルムを得た。次に実施例1と同様の方法にて斜め蒸着
後、磁気テープを得た。積層ポリエステルフィルム及び
磁気テープの特性を第1表に示した。第1表に見る如く
、積層ポリエステルフィルムが本発明の範囲にある場合
(実施例2)は、走行性、特に繰り返し走行の耐久性や
電磁変換特性の良好な磁気記録媒体を得られるが、本発
明の範囲外(比較例1〜3)では、各特性が共に優れた
磁気記録媒体を得ることができないことが判る。
実施例3 実施例1に基づいて、実施例1の樹脂[B] としてポ
リビニルアルコール“K−24” (電気化学工業■製
)を用いたほかは同様にして積層ポリエステルフィルム
を得、実施例1と同様に磁気テープを得た。各特性は第
1表に示したとおりであり、磁気テープは走行性、電磁
変換特性等が共に優れている。
実施例4 実施例1に基づいて、実施例1と同様の塗材に樹脂固形
分100重量部に対して無機コロイドとして平均粒径o
、oosμmのシリカゾル“キャタロイド”81−35
0 (触媒化成工業@製)を10重量部添加したほかは
同一手法で積層ポリエステルフィルムを得、以下実施例
1と同様に磁気テープを得た。各特性は第1表に示した
様に積層ポリエステルフィルムの易滑性及びその耐久性
が良化しており、磁気テープの特性も良好であった。
実施例5 実施例4に基づいて、実施例4の塗材に樹脂固形分10
0重量部に対して架橋結合剤として水性メラミン硬化剤
“二カラツク” 12LF (三相ケミカル■製)を5
重量部添加したほかは同様にして積層ポリエステルフィ
ルム及び磁気テープを得た。各特性は第1表に示したと
おりであり、積層ポリエステルフィルムの耐スクラッチ
性が向上しており、磁気テープ特性も共に良好であった

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、水分
    散性フッ素含有重合体樹脂[A]と水性樹脂[B]を主
    成分とする被覆層を具備してなる積層ポリエステルフィ
    ルムにおいて、該被覆層は、該樹脂[A]からなる粒状
    突起の面積占有率が5〜80面積%であって、かつ、表
    面粗さ(Ra)が0.02μm以下であることを特徴と
    する積層ポリエステルフィルム。
  2. (2)被覆層に無機コロイドを含むことを特徴とする請
    求項(1)記載の積層ポリエステルフィルム。
  3. (3)被覆層に架橋結合剤を含むことを特徴とする請求
    項(1)または(2)記載の積層ポリエステルフィルム
  4. (4)被覆層が少なくとも一方向に延伸されてなること
    を特徴とする請求項(1)〜(3)のいずれかに記載の
    積層ポリエステルフィルム。
  5. (5)粒状突起が列状に配列してなる列状突起を含むこ
    とを特徴とする請求項(1)〜(4)のいずれかに記載
    の積層ポリエステルフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022600A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 住友ベークライト株式会社 化粧板
JP2021160288A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 三菱ケミカル株式会社 積層ポリエステルフィルム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176330A (ja) * 1983-03-28 1984-10-05 Toray Ind Inc 積層フイルム
JPS62282918A (ja) * 1986-05-30 1987-12-08 Toray Ind Inc 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム

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