JPH0227902Y2 - - Google Patents
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- JPH0227902Y2 JPH0227902Y2 JP9691585U JP9691585U JPH0227902Y2 JP H0227902 Y2 JPH0227902 Y2 JP H0227902Y2 JP 9691585 U JP9691585 U JP 9691585U JP 9691585 U JP9691585 U JP 9691585U JP H0227902 Y2 JPH0227902 Y2 JP H0227902Y2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、例えばスピーカの製造工程におい
て、ダンパー、ボイスコイル、コーン紙、ソフト
パツキン等を接着するために、接着剤を接着箇所
に塗布するのに使用する糊付機の糊吐出ガンに関
する。
て、ダンパー、ボイスコイル、コーン紙、ソフト
パツキン等を接着するために、接着剤を接着箇所
に塗布するのに使用する糊付機の糊吐出ガンに関
する。
〈従来技術〉
本考案は、次の基本構造を有する糊吐出ガンを
対象とする。
対象とする。
即ち、例えば第1図に示すように、糊付機5の
糊吐出ガン11のガン本体16内に上から下に向
つて順に、パツキン押え用孔17、パツキン収容
室18、弁軸通過孔19、糊入口室20、弁座収
容室21及び弁座押え用孔22を互いに通させて
形成し、弁座収容室21に弁座24を挿入すると
ともに、弁座押え用孔22に弁座押え32をネジ
嵌合して、弁座24を弁座収容室21に押圧固定
し、弁座押え32内に糊出口室34を形成し、糊
出口室34に糊吐出用ノズル36を連通連結し、
糊出口室34に弁体25を弁座24に対して開閉
昇降自在に挿入し、弁体25から上向きに延出す
る弁軸26を糊入口室20、弁軸挿過孔19、パ
ツキン収容室18及びパツキン押え用孔17に通
してガン本体16の方にまで突出させ、パツキン
収容室18にパツキン23を挿入するとともに、
パツキン押え用孔17にパツキン押え27をネジ
嵌合して、パツキン押え27をパツキン23をパ
ツキン収容室18及び弁軸26に封止接当し、ガ
ン本体16の上部に配置した弁駆動装置14の出
力軸29に弁軸26上端部を連結し、ガン本体1
6及び弁座押え32をポリオキシメチレン系樹脂
で造つて構成したものである。
糊吐出ガン11のガン本体16内に上から下に向
つて順に、パツキン押え用孔17、パツキン収容
室18、弁軸通過孔19、糊入口室20、弁座収
容室21及び弁座押え用孔22を互いに通させて
形成し、弁座収容室21に弁座24を挿入すると
ともに、弁座押え用孔22に弁座押え32をネジ
嵌合して、弁座24を弁座収容室21に押圧固定
し、弁座押え32内に糊出口室34を形成し、糊
出口室34に糊吐出用ノズル36を連通連結し、
糊出口室34に弁体25を弁座24に対して開閉
昇降自在に挿入し、弁体25から上向きに延出す
る弁軸26を糊入口室20、弁軸挿過孔19、パ
ツキン収容室18及びパツキン押え用孔17に通
してガン本体16の方にまで突出させ、パツキン
収容室18にパツキン23を挿入するとともに、
パツキン押え用孔17にパツキン押え27をネジ
嵌合して、パツキン押え27をパツキン23をパ
ツキン収容室18及び弁軸26に封止接当し、ガ
ン本体16の上部に配置した弁駆動装置14の出
力軸29に弁軸26上端部を連結し、ガン本体1
6及び弁座押え32をポリオキシメチレン系樹脂
で造つて構成したものである。
従来では、この基本構造において、弁体及び弁
軸をステンレス鋼で造つていた。
軸をステンレス鋼で造つていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記従来例では、弁体及び弁軸がステンレス鋼
製であるから、引張り強度及び耐食性に優れてい
る点で好ましいが、接着剤が付着硬化して作動不
良をひき起す頻度が高い点で、改良の余地があ
る。
製であるから、引張り強度及び耐食性に優れてい
る点で好ましいが、接着剤が付着硬化して作動不
良をひき起す頻度が高い点で、改良の余地があ
る。
また、接着剤はステンレス製の弁軸によくなじ
んで付着し易いため、パツキンとの摺動隙間から
外部へにじみ出し、ここで最も付着硬化し易くな
る。
んで付着し易いため、パツキンとの摺動隙間から
外部へにじみ出し、ここで最も付着硬化し易くな
る。
付着硬化を防ぐために、パツキンを強く締付け
てその封止力を高めればよいのであるが、弁軸の
摺動抵抗が大きくなるため、エアシリンダ等から
なる弁駆動装置に大形大出力のものを要する。し
かも、パツキンの摩耗も早くなる。
てその封止力を高めればよいのであるが、弁軸の
摺動抵抗が大きくなるため、エアシリンダ等から
なる弁駆動装置に大形大出力のものを要する。し
かも、パツキンの摩耗も早くなる。
そのうえ、弁体や弁軸に付着した接着剤の硬化
物で、、パツキン・弁座・弁軸通過孔等が、傷付
けられたり早期に摩耗されたりして、耐久性が損
われる。
物で、、パツキン・弁座・弁軸通過孔等が、傷付
けられたり早期に摩耗されたりして、耐久性が損
われる。
そこで、接着剤が付着硬化しないようにするた
めに、弁体及び弁軸をフツソ系樹脂又はポリオキ
シメチレン系樹脂で造る事が考えられるが、引張
り強度に欠けるため、弁体の締切力を充分に得ら
れないうに、耐久性に劣る。
めに、弁体及び弁軸をフツソ系樹脂又はポリオキ
シメチレン系樹脂で造る事が考えられるが、引張
り強度に欠けるため、弁体の締切力を充分に得ら
れないうに、耐久性に劣る。
本考案は、弁体及び弁軸の強度及び耐久性を高
く維持しながらも、弁体及び弁軸に接着剤が付着
硬化しないようにする事を目的とする。
く維持しながらも、弁体及び弁軸に接着剤が付着
硬化しないようにする事を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記目的を達成するために、例えば
第1図及び第4図に示すように、弁体25及び弁
軸26を金属で造り、この金属製の弁体25の全
表面及び弁軸26の少なくともパツキン23と摺
接する部分よりも下側の全表面をフツソ系樹脂で
被覆し、弁座24及びパツキン23をフツソ系樹
脂で造つて構成するようにしたものである。
第1図及び第4図に示すように、弁体25及び弁
軸26を金属で造り、この金属製の弁体25の全
表面及び弁軸26の少なくともパツキン23と摺
接する部分よりも下側の全表面をフツソ系樹脂で
被覆し、弁座24及びパツキン23をフツソ系樹
脂で造つて構成するようにしたものである。
〈作 用〉
弁駆動装置の出力軸で弁軸を上下動させること
により、弁体を開閉する。
により、弁体を開閉する。
弁体が開かれると、糊入口室に圧送された接着
剤が糊出口室を通つて糊吐出用ノズルから吐出さ
れ、塗布箇所に塗布される。
剤が糊出口室を通つて糊吐出用ノズルから吐出さ
れ、塗布箇所に塗布される。
このときに接着剤が接触する糊接液面、即ち、
糊入口室及び糊出口室の各内周面がポリオキシメ
チレン系樹脂で、パツキン・弁座・弁体及び弁軸
の各表面がフツソ系樹脂で造られているから、こ
れら全ての糊接液面に亘つて接着剤が付着硬化し
ない。
糊入口室及び糊出口室の各内周面がポリオキシメ
チレン系樹脂で、パツキン・弁座・弁体及び弁軸
の各表面がフツソ系樹脂で造られているから、こ
れら全ての糊接液面に亘つて接着剤が付着硬化し
ない。
また、パツキンと弁軸とはフツソ系樹脂同士で
接触するので、摺動抵抗が小さく、弁駆動装置は
小形小出力のもので済む。
接触するので、摺動抵抗が小さく、弁駆動装置は
小形小出力のもので済む。
さらに、弁座と弁面もフツソ系樹脂同士で接当
するので、なじみが良く封止力が強くなるうえ、
傷つけられにくい。
するので、なじみが良く封止力が強くなるうえ、
傷つけられにくい。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は糊吐出ガンの縦断側面図、第2図及び
第3図は糊付機の縦断正面図及び平面図である。
第3図は糊付機の縦断正面図及び平面図である。
図中、符号1は糊付装置全体を示し、この糊付
装置1は作業台2の後半部に楕円スピーカ3の大
径楕円部分4を糊付けする大径楕円糊付機5と、
小径部分6を糊付けする小径部分糊付機5とを左
右に並べて設けてある。
装置1は作業台2の後半部に楕円スピーカ3の大
径楕円部分4を糊付けする大径楕円糊付機5と、
小径部分6を糊付けする小径部分糊付機5とを左
右に並べて設けてある。
両糊付機5,5の前面の作業台2上には、両糊
付機5,5の中間部を回転中心Pとして駆動装置
8で回転駆動されるターンテーブル9を設けてあ
る。
付機5,5の中間部を回転中心Pとして駆動装置
8で回転駆動されるターンテーブル9を設けてあ
る。
そして、両糊付機5,5にはターンテーブル9
の載置面10,10上に載置された楕円スピーカ
3の大径楕円部分4及び小径部分6を糊付けする
糊吐出ガン11がそれぞれ設けられている。
の載置面10,10上に載置された楕円スピーカ
3の大径楕円部分4及び小径部分6を糊付けする
糊吐出ガン11がそれぞれ設けられている。
この糊吐出ガン11は第1図に示すように構成
してある。
してある。
即ち、糊吐出ガン11は、糊付機5に固定のブ
ラケツト12に支持された弁駆動装置14と糊吐
出装置15とからなり、弁駆動装置14はバネ復
帰式単動形エアシリンダ13で構成してある。糊
吐出装置15は次のように構成される。ポリオキ
シメチレン系樹脂(ジユラコン<商品名>・テフ
ロン<商品名>又はデルリン<商品名>等以下同
じ)製のガン本体16内に上から下に向つて順に
ネジ孔で形成したパツキン押え用孔17、パツキ
ン収容室18、弁軸通過孔19、糊入口室20、
弁座収容室21及び弁座押え用孔22を連通させ
て形成する。
ラケツト12に支持された弁駆動装置14と糊吐
出装置15とからなり、弁駆動装置14はバネ復
帰式単動形エアシリンダ13で構成してある。糊
吐出装置15は次のように構成される。ポリオキ
シメチレン系樹脂(ジユラコン<商品名>・テフ
ロン<商品名>又はデルリン<商品名>等以下同
じ)製のガン本体16内に上から下に向つて順に
ネジ孔で形成したパツキン押え用孔17、パツキ
ン収容室18、弁軸通過孔19、糊入口室20、
弁座収容室21及び弁座押え用孔22を連通させ
て形成する。
パツキン押え用孔17にはパツキン23を、弁
座収容室21には弁座24を挿入し、パツキン2
3はパツキン押え具27で、弁座24はパツキン
弁座押え32でそれぞれ固定される。
座収容室21には弁座24を挿入し、パツキン2
3はパツキン押え具27で、弁座24はパツキン
弁座押え32でそれぞれ固定される。
弁座24の下方から弁体25の弁軸26を、糊
入口室20、パツキン23及びパツキン押え具2
7の各挿通孔28,41を貫通させた後、弁駆動
装置14の出力軸29に連結してある。
入口室20、パツキン23及びパツキン押え具2
7の各挿通孔28,41を貫通させた後、弁駆動
装置14の出力軸29に連結してある。
糊入口室20は図外の糊圧送装置でシアノ系接
着糊が供給管30で供給されるようになつてい
る。
着糊が供給管30で供給されるようになつてい
る。
そして、パツキン23及び弁座24はフツソ系
樹脂(四フツ化エチレン・三フツ化エチレン・そ
の他、以上同じ)で形成されるとともに、ステン
レスで形成された弁体25及び弁軸26の全周面
はフツソ系樹脂被膜31で覆つてある。
樹脂(四フツ化エチレン・三フツ化エチレン・そ
の他、以上同じ)で形成されるとともに、ステン
レスで形成された弁体25及び弁軸26の全周面
はフツソ系樹脂被膜31で覆つてある。
尚、弁軸26のフツソ系樹脂被膜31は少なく
ともパツキン23と摺接する部分よりも下側の全
表面を覆うようにすればよい。
ともパツキン23と摺接する部分よりも下側の全
表面を覆うようにすればよい。
また、パツキン23は、第4図に示すように、
内筒部分23aと外筒部分23bをテーパー面3
3,33で嵌合させて構成してあり、パツキン押
え27で押圧すると、内筒部分23aの挿通孔2
8部分が弁軸26に密着するようになつている。
内筒部分23aと外筒部分23bをテーパー面3
3,33で嵌合させて構成してあり、パツキン押
え27で押圧すると、内筒部分23aの挿通孔2
8部分が弁軸26に密着するようになつている。
弁座押え32はポリオキシメチレン系樹脂で作
られており、内方の糊出口室34がその下端部に
固定具35で固定された糊吐出用ノズル36に連
通している。
られており、内方の糊出口室34がその下端部に
固定具35で固定された糊吐出用ノズル36に連
通している。
上記のように達成した糊吐出ガン11の作用を
大径楕円糊付機に用いた場合について説明する。
大径楕円糊付機に用いた場合について説明する。
先ず、第2図及び第3図に示すように、楕円ス
ピーカ3が大径楕円糊付機5の前方の載置台10
に正しくセツトされた後、手許スイツチ40を
“オン”にすると、糊吐出ガン11が下降し、楕
円スピーカ3の大径楕円部分4に糊吐出用ノズル
36が接近する。
ピーカ3が大径楕円糊付機5の前方の載置台10
に正しくセツトされた後、手許スイツチ40を
“オン”にすると、糊吐出ガン11が下降し、楕
円スピーカ3の大径楕円部分4に糊吐出用ノズル
36が接近する。
すると、弁駆動装置14のエアシリンダ13が
作動され、その出力軸29を戻しバネ37に抗し
て下方に伸長し、弁軸26を介して弁体25を開
弁する。
作動され、その出力軸29を戻しバネ37に抗し
て下方に伸長し、弁軸26を介して弁体25を開
弁する。
弁体25が開くと、糊入口室20の糊がその圧
力で糊出口室34から糊吐出用ノズル36を通じ
て吐出されて楕円スピーカ3の大径楕円部分4に
塗布される。
力で糊出口室34から糊吐出用ノズル36を通じ
て吐出されて楕円スピーカ3の大径楕円部分4に
塗布される。
こうして、大径楕円部分4に糊の塗布が終る
と、弁駆動装置14のエアシリンダ13が作動を
解除され、その出力軸29が戻しバネ37上方へ
収縮し、弁体25を閉じる。
と、弁駆動装置14のエアシリンダ13が作動を
解除され、その出力軸29が戻しバネ37上方へ
収縮し、弁体25を閉じる。
このとき、糊入口室20、弁体25及び弁軸2
6、弁座24、糊出口室34の糊液に接触する面
がポリオキシメチレン系樹脂又はフツソ系樹脂で
形成されているので、糊が付着することがない。
6、弁座24、糊出口室34の糊液に接触する面
がポリオキシメチレン系樹脂又はフツソ系樹脂で
形成されているので、糊が付着することがない。
上記実施例では、弁体25を弁座24の下方か
ら押当てて閉弁し、この閉弁時に糊吐出用ノズル
36内の糊を吸い戻し、糊切れを良くしてある
が、糊入口室20に供給される糊の圧力が高い場
合は第5図に示すように弁体25を弁座24の上
方から押当てて閉弁するように構成すればよい。
ら押当てて閉弁し、この閉弁時に糊吐出用ノズル
36内の糊を吸い戻し、糊切れを良くしてある
が、糊入口室20に供給される糊の圧力が高い場
合は第5図に示すように弁体25を弁座24の上
方から押当てて閉弁するように構成すればよい。
また、上記実施例では、糊をシアノ系の一剤で
形成してあるが、糊を主剤と硬化剤の二液混合形
にする場合、第6図に示すように、糊吐出用ノズ
ル36を取付ける固定具35に2本のガン本体1
6,16を支持させ、固定具35内に形成した液
供給路38,38を糊吐出用ノズル36で合流さ
せるとともに、この糊吐出用ノズル36内に混合
装置39を設けるようにする。
形成してあるが、糊を主剤と硬化剤の二液混合形
にする場合、第6図に示すように、糊吐出用ノズ
ル36を取付ける固定具35に2本のガン本体1
6,16を支持させ、固定具35内に形成した液
供給路38,38を糊吐出用ノズル36で合流さ
せるとともに、この糊吐出用ノズル36内に混合
装置39を設けるようにする。
〈効 果〉
本考案は、以上に説明したように構成され作用
するので、次の効果を奏する。
するので、次の効果を奏する。
即ち、弁体及び弁軸の表面がフツソ系樹脂で被
覆されていて、接着剤が付着硬化しないため、こ
の付着硬化による弁体及び弁軸の動作不良を無く
し、長期に亙り順調に使用することができる。
覆されていて、接着剤が付着硬化しないため、こ
の付着硬化による弁体及び弁軸の動作不良を無く
し、長期に亙り順調に使用することができる。
また、接着剤は弁軸の表面のフツソ系樹脂被覆
になじみにくく付着しにくいため、パツキンとの
摺動隙間から外部へにじみ出しにくく、ここでの
付着硬化も無くせる。
になじみにくく付着しにくいため、パツキンとの
摺動隙間から外部へにじみ出しにくく、ここでの
付着硬化も無くせる。
さらに、ここでの付着硬化が無いため、パツキ
ンをことさら強く締付ける必要がないうえ、弁軸
とパツキンが滑り易いことから、弁軸の摺動抵抗
が小さく、弁駆動装置が小形小出力のものです
む。しかも、パツキンの摺擦による摩耗が起りに
くい。
ンをことさら強く締付ける必要がないうえ、弁軸
とパツキンが滑り易いことから、弁軸の摺動抵抗
が小さく、弁駆動装置が小形小出力のものです
む。しかも、パツキンの摺擦による摩耗が起りに
くい。
そのうえ、弁体や弁軸に接着剤が付着硬化しな
いから、その付着硬化物によるパツキン、弁座・
弁軸通過孔等の損傷や早期摩耗を無くせる。
いから、その付着硬化物によるパツキン、弁座・
弁軸通過孔等の損傷や早期摩耗を無くせる。
さらに、弁座と弁面とは、フツソ系樹脂同士で
接当するのでなじみが良く、その閉弁接当面の全
周に亘つて封止力が平均化して強くなるうえ傷つ
けられにくく、耐久性に優れる。
接当するのでなじみが良く、その閉弁接当面の全
周に亘つて封止力が平均化して強くなるうえ傷つ
けられにくく、耐久性に優れる。
また、弁軸及び弁体は金属製などで、引張り強
度を充分に有し、弁体の締切力を充分高められる
うえ、耐久性にも優れる。
度を充分に有し、弁体の締切力を充分高められる
うえ、耐久性にも優れる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は糊吐出
ガンの縦断側面図、第2図及び第3図は糊付装置
の縦断正面図及び平面図、第4図はパツキン部分
の分解斜視図、第5図は弁体部分の変形例を示す
要部の縦断側面図、第6図は別実施例の概略正面
図である。 5……糊付機、11……糊吐出ガン、14……
弁駆動装置、16……ガン本体、17……パツキ
ン押え用孔、18……パツキン収容室、19……
弁軸通過孔、20……糊入口室、21……弁座収
容室、22……弁座押え用孔、23……パツキ
ン、23a……内筒部分、23b……外筒部分、
24……弁座、25……弁体、26……弁軸、2
7……パツキン押え、32……弁座押え、33…
…テーパー面、34……糊出口室、36……糊吐
出用ノズル。
ガンの縦断側面図、第2図及び第3図は糊付装置
の縦断正面図及び平面図、第4図はパツキン部分
の分解斜視図、第5図は弁体部分の変形例を示す
要部の縦断側面図、第6図は別実施例の概略正面
図である。 5……糊付機、11……糊吐出ガン、14……
弁駆動装置、16……ガン本体、17……パツキ
ン押え用孔、18……パツキン収容室、19……
弁軸通過孔、20……糊入口室、21……弁座収
容室、22……弁座押え用孔、23……パツキ
ン、23a……内筒部分、23b……外筒部分、
24……弁座、25……弁体、26……弁軸、2
7……パツキン押え、32……弁座押え、33…
…テーパー面、34……糊出口室、36……糊吐
出用ノズル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 糊付機5の糊吐出ガン11のガン本体16内
に上から下に向つて順に、パツキン押え用孔1
7、パツキン収容室18、弁軸通過孔19、糊
入口室20、弁座収容室21及び弁座押え用孔
22を互いに連通させて形成し、 弁座収容室21に弁座24を挿入するととも
に、弁座押え用孔22に弁座押え32をネジ嵌
合して、弁座24を弁座収容室21に押圧固定
し、弁座押え32内に糊出口室34を形成し、
糊出口室34に糊吐出用ノズル36を連通連結
し、糊入口室20と糊出口室34との一方に弁
体25を弁座24に対して開閉昇降自在に挿入
し、 弁体25から上向きに延出する弁軸26を糊
入口室20、弁軸挿過孔19、パツキン収容室
18及びパツキン押え用孔17に通してガン本
体16の上方にまで突出させ、 パツキン収容室18にパツキン23を挿入す
るとともに、パツキン押え用孔17にパツキン
押え27をネジ嵌合して、パツキン押え27で
パツキン23をパツキン収容室18及び弁軸2
6に封止接当し、 ガン本体16の上部に配置した弁駆動装置1
4の出力軸29に弁軸26の上端部を連結し、
ガン本体16及び弁座押え32をポリオキシメ
チレン系樹脂で造つて構成した糊吐出ガンにお
いて、 弁体25及び弁軸26を金属で造り、この金
属製の弁体25の全表面及び弁軸26の少なく
ともパツキン23と摺接する部分よりも下側の
全表面をフツソ系樹脂で被覆し、弁座24及び
パツキン23をフツソ系樹脂で造つて構成した
事を特徴とする糊吐出ガン。 2 前記パツキン23を内筒部分23aと外筒部
分23bとがテーパ面33,33で嵌合する構
造にした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
糊吐出ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9691585U JPH0227902Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9691585U JPH0227902Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625862U JPS625862U (ja) | 1987-01-14 |
JPH0227902Y2 true JPH0227902Y2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=30963239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9691585U Expired JPH0227902Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227902Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749173B2 (ja) * | 1989-10-23 | 1995-05-31 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置のワイヤガイド |
JP3399881B2 (ja) * | 1999-07-29 | 2003-04-21 | 東レエンジニアリング株式会社 | 間欠供給用バルブおよび間欠塗布装置 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP9691585U patent/JPH0227902Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625862U (ja) | 1987-01-14 |
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