JPS63183274A - 液体の定量供給装置 - Google Patents
液体の定量供給装置Info
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- JPS63183274A JPS63183274A JP62013716A JP1371687A JPS63183274A JP S63183274 A JPS63183274 A JP S63183274A JP 62013716 A JP62013716 A JP 62013716A JP 1371687 A JP1371687 A JP 1371687A JP S63183274 A JPS63183274 A JP S63183274A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 28
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、液体のうち主として粘性の高い液体の間歇定
量供給装置の改良に関するものである。
量供給装置の改良に関するものである。
[従来の技術]
従来、例えば木工用接着糊(以下ボンドと呼ぶ)等の高
粘性の液体で、−回当りの供給量が比較的に小量(例え
ば毎回0.05乃至0.1 c c等)な間歇定量(j
(給装置として、一般にチューブ式ポンプ、あるいは、
ダイヤフラム式ポンプ等が使用されているが、ここでは
、第3図に示すダイヤフラムポンプの一事例について、
その作用の概要を説明する。
粘性の液体で、−回当りの供給量が比較的に小量(例え
ば毎回0.05乃至0.1 c c等)な間歇定量(j
(給装置として、一般にチューブ式ポンプ、あるいは、
ダイヤフラム式ポンプ等が使用されているが、ここでは
、第3図に示すダイヤフラムポンプの一事例について、
その作用の概要を説明する。
本図は作動原理図を示し、図中102はボンド1等の液
体供給タンク、103は吸入管、104はポンプ室、1
05は吐出管、106及び107は、それぞれ吸入側及
び吐出側逆止弁、108はダイヤフラム、ポンプ108
bはダイヤフラム、108bは例えば、シリンダー等の
往復動機能を有するダイヤフラム駆動装置を示す。
体供給タンク、103は吸入管、104はポンプ室、1
05は吐出管、106及び107は、それぞれ吸入側及
び吐出側逆止弁、108はダイヤフラム、ポンプ108
bはダイヤフラム、108bは例えば、シリンダー等の
往復動機能を有するダイヤフラム駆動装置を示す。
以上の構成であるから、駆動装置108bを介して下限
位置108a” (図中鎖線で示す)にあるダイヤフラ
ム108aを上限位置(図中実線で示す)に上昇させる
と、タンク102内のボンド1は負圧によりポンプ室1
04内へ吸引され、ダイヤフラム108aを再度下限位
置108a’へ降下させることにより、ダイヤフラム1
08aの上下動に相当する定容積のボンド1が吐出管1
05から排出される。これを繰り返すことにより毎回定
量のボンドを間歇的に供給することができる第3図乃至
第4図は、かかるポンプ108を使用してボンド1を定
量塗布し、例えば、ヘニャ板202等の表面に設けた多
数の穴に木枠203を埋設接着して装飾模様を形成せし
めた響板等の建築用内装材の一事例である。
位置108a” (図中鎖線で示す)にあるダイヤフラ
ム108aを上限位置(図中実線で示す)に上昇させる
と、タンク102内のボンド1は負圧によりポンプ室1
04内へ吸引され、ダイヤフラム108aを再度下限位
置108a’へ降下させることにより、ダイヤフラム1
08aの上下動に相当する定容積のボンド1が吐出管1
05から排出される。これを繰り返すことにより毎回定
量のボンドを間歇的に供給することができる第3図乃至
第4図は、かかるポンプ108を使用してボンド1を定
量塗布し、例えば、ヘニャ板202等の表面に設けた多
数の穴に木枠203を埋設接着して装飾模様を形成せし
めた響板等の建築用内装材の一事例である。
前記木栓203の形状9寸法は種々のものがあるが、例
示の場合は円形で、ちなみに、直径約15鰭、厚さ数龍
である。
示の場合は円形で、ちなみに、直径約15鰭、厚さ数龍
である。
[発明が解決しようとする問題点1
ところが、ボンド等の高粘性の液体1は、流動過程にお
いて、空気を混入し易いことに加えて、管路内の流動摩
擦抵抗が大きいため、前記ダイヤフラムポンプ108に
おいては、タンク102からポンプ室104内に至る管
路内で、キャビテーションが発生し易く、そのためポン
プの毎回当りの吐出量が設定値に対し、しばしば大きく
変動する。さらに、吐出行程が完了しても、高粘度のた
め吐出口105aにおけるボンドの切れが悪く、図示の
ようなたれ1aが残る。
いて、空気を混入し易いことに加えて、管路内の流動摩
擦抵抗が大きいため、前記ダイヤフラムポンプ108に
おいては、タンク102からポンプ室104内に至る管
路内で、キャビテーションが発生し易く、そのためポン
プの毎回当りの吐出量が設定値に対し、しばしば大きく
変動する。さらに、吐出行程が完了しても、高粘度のた
め吐出口105aにおけるボンドの切れが悪く、図示の
ようなたれ1aが残る。
そのため、第3図に示す木栓203の接着においては、
ボンド量不足による接着不良が、しばしば発生する。ま
た、吐出口1053部のたれ1aが内装材202表面に
落下付着し、前記の接着不良と共に品質不良による生産
能率低下を来すという大きな問題点があった。
ボンド量不足による接着不良が、しばしば発生する。ま
た、吐出口1053部のたれ1aが内装材202表面に
落下付着し、前記の接着不良と共に品質不良による生産
能率低下を来すという大きな問題点があった。
そこで、かかる問題解決手段としては、定量供給ポンプ
108へのボンド1を加圧して供給すれば良いが、吸入
弁106,107の構造から不可能であり、かかる加圧
供給式の定量供給装置の開発が強く要望されていた。
108へのボンド1を加圧して供給すれば良いが、吸入
弁106,107の構造から不可能であり、かかる加圧
供給式の定量供給装置の開発が強く要望されていた。
本発明は前記問題に鑑みて提案されたものであって、高
粘性の液体を任意の設定量に対し、常に安定して間歇的
に供給し、かつ、吐出口における液のだれを完全に防止
し得る液体の定量供給装置を堤供することを目的とする
。
粘性の液体を任意の設定量に対し、常に安定して間歇的
に供給し、かつ、吐出口における液のだれを完全に防止
し得る液体の定量供給装置を堤供することを目的とする
。
[問題点を解決するための手段コ
前記問題を解決するために、本発明の液体の定量供給装
置は次の通り構成される。
置は次の通り構成される。
(イ)
シリンダとその両端のシリンダカバーよりなるケーシン
グ内に断面積の異なる2本のロフトとピストンが結合さ
れ、前記シリンダ内壁を摺動可能なロッドつきピストン
が装着される。
グ内に断面積の異なる2本のロフトとピストンが結合さ
れ、前記シリンダ内壁を摺動可能なロッドつきピストン
が装着される。
(ロ)
前記2本のロッドはそれぞれ前記シリンダ両端のシリン
ダカバーを貫通、摺動するように伸びている。
ダカバーを貫通、摺動するように伸びている。
(ハ)
前記ケーシング内には前記ピストンによって隔離され、
その往復動によって容積を変化する2個のシリンダ室が
形成されている。
その往復動によって容積を変化する2個のシリンダ室が
形成されている。
(ニ)
その両シリンダ室のうち、大断面積のロッド側シリンダ
室のケーシングに液供給口、小断面積のロッドの先端に
液排出口がそれぞれ設けられている。
室のケーシングに液供給口、小断面積のロッドの先端に
液排出口がそれぞれ設けられている。
(ホ)
前記両シリンダ室間をつなぐ連通路および前記小断面積
のロッド側シリンダ室と前記液排出口とをつなぐ連通路
がそれぞれ設けられている。
のロッド側シリンダ室と前記液排出口とをつなぐ連通路
がそれぞれ設けられている。
(へ)
両連通路にはその一方を開き、他方を閉じることの可能
な弁体が設けられている。
な弁体が設けられている。
(ト)
前記小断面積のロッド側のシリンダカバーに小断面積ロ
ッドの摺動可能な筒状の液溜およびそれにつながる液排
出管が結合されている。
ッドの摺動可能な筒状の液溜およびそれにつながる液排
出管が結合されている。
また、本発明の液体の定量供給装置の一部を次の通り限
定することができる。
定することができる。
(チ)
前記ロッドつきピストンの軸方向に貫通する長穴、その
長穴と前記両シリンダ室との間にそれぞれ連通孔があけ
られ、長穴と各連通孔とが組合わされ、両シリンダ室間
の連通路および小断面積ロッドに面するシリンダ室と液
排出口とをつなぐ連通路を形成している。
長穴と前記両シリンダ室との間にそれぞれ連通孔があけ
られ、長穴と各連通孔とが組合わされ、両シリンダ室間
の連通路および小断面積ロッドに面するシリンダ室と液
排出口とをつなぐ連通路を形成している。
(す)
前記長孔に回転あるいは往復動可能に前記大断面積のロ
ッド側から弁体をそなえた弁棒が挿入されている。
ッド側から弁体をそなえた弁棒が挿入されている。
さらに本発明の液体の定量供給装置の弁棒は次の通り限
定することができる。
定することができる。
(ヌ)
前記弁体中間に前記長穴の内面との間に空間を生ずる程
度綱いロッドが形成されている。
度綱いロッドが形成されている。
(ル)
また、前記弁棒の中間のロッドの前記小断面積ロッド側
に前記長穴内面に嵌合するよう弁体が形成されている。
に前記長穴内面に嵌合するよう弁体が形成されている。
(ヲ)
さらにまた前記弁棒の中間ロッドの前記大断面積ロッド
側に前記長穴内面に嵌合し、その長穴を閉じるよう栓体
が形成されている。
側に前記長穴内面に嵌合し、その長穴を閉じるよう栓体
が形成されている。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図に示す。第1図におい
てlは液、2はシリンダ、3a、3bはその両側に取付
けられたシリンダカバー、4はシリンダ3.シリンダカ
バー3a、3bよりなるケーシング、5はそのケーシン
グ4内に断面積の異なる2本のロッド6a、6bとピス
トン7が結合され、前記シリンダ2の内壁を摺動可能に
装着されたロッドつきピストンであり、前記断面積の異
なる2本のロッド6a、6bはそれぞれ前記シリンダカ
バー3a、3bを貫通、摺動するよう伸びている。3a
、3bはそれぞれケーシング4内にピストン7によって
隔離され、その往復動によって容積を変化する2個のシ
リンダ室、9は大断面積のロッド6a側のケーシング4
に設けられた液供給口、10は小断面積のロッド6bの
先端に設けられた液排出口、11はロッドつきピストン
5の軸方向に貫通する段つき長穴、lla、llb、I
IC,lidはそれぞれ長穴11を構成する大径穴、中
径穴、弁座、小径穴、12a、12bは段つき長穴11
とシリンダ室8a、8bとの間にそれぞれあけられた連
通孔、13は長穴11に大面積ロッド6a側から挿入さ
れた弁体、13a、13b、13cはそれぞれ弁棒13
を構成する栓体、ロッド、弁体、14は小断面積ロット
6bの先端の液排出口lidにつながる液溜め、15は
それにつながる液排出管、16a、16bはそれぞれピ
ストン7の停止点をきめる両シリンダ室3a、3bに設
けられた段部である。
てlは液、2はシリンダ、3a、3bはその両側に取付
けられたシリンダカバー、4はシリンダ3.シリンダカ
バー3a、3bよりなるケーシング、5はそのケーシン
グ4内に断面積の異なる2本のロッド6a、6bとピス
トン7が結合され、前記シリンダ2の内壁を摺動可能に
装着されたロッドつきピストンであり、前記断面積の異
なる2本のロッド6a、6bはそれぞれ前記シリンダカ
バー3a、3bを貫通、摺動するよう伸びている。3a
、3bはそれぞれケーシング4内にピストン7によって
隔離され、その往復動によって容積を変化する2個のシ
リンダ室、9は大断面積のロッド6a側のケーシング4
に設けられた液供給口、10は小断面積のロッド6bの
先端に設けられた液排出口、11はロッドつきピストン
5の軸方向に貫通する段つき長穴、lla、llb、I
IC,lidはそれぞれ長穴11を構成する大径穴、中
径穴、弁座、小径穴、12a、12bは段つき長穴11
とシリンダ室8a、8bとの間にそれぞれあけられた連
通孔、13は長穴11に大面積ロッド6a側から挿入さ
れた弁体、13a、13b、13cはそれぞれ弁棒13
を構成する栓体、ロッド、弁体、14は小断面積ロット
6bの先端の液排出口lidにつながる液溜め、15は
それにつながる液排出管、16a、16bはそれぞれピ
ストン7の停止点をきめる両シリンダ室3a、3bに設
けられた段部である。
また17は長穴11の大径穴11a内に設けられた弁体
13cの開閉装置、17aは弁体13の端に結合され、
大径穴11a内面を摺動できるよう装着されたピストン
、17bは弁棒13を液排出口lidにむかって圧着す
る圧縮バネ、17cはピストン17aが貰通、摺動し、
かつ圧縮バネ17bが固定される袋ナラl−,18は大
径穴11a内ピストン14aと栓体13aによって囲ま
れた工やシリンダ室、19はピストン14aの両端をつ
なぎ、エヤシリンダ室18に開口する連通路、20は加
圧空気供給装置、20a、20b、20Cはそれぞれ加
圧空気供給装置20を構成する制御弁、可撓管、接手で
ある。
13cの開閉装置、17aは弁体13の端に結合され、
大径穴11a内面を摺動できるよう装着されたピストン
、17bは弁棒13を液排出口lidにむかって圧着す
る圧縮バネ、17cはピストン17aが貰通、摺動し、
かつ圧縮バネ17bが固定される袋ナラl−,18は大
径穴11a内ピストン14aと栓体13aによって囲ま
れた工やシリンダ室、19はピストン14aの両端をつ
なぎ、エヤシリンダ室18に開口する連通路、20は加
圧空気供給装置、20a、20b、20Cはそれぞれ加
圧空気供給装置20を構成する制御弁、可撓管、接手で
ある。
ここで、弁棒13の位置による弁体13の働きについて
述べる。第1図は弁棒13を長穴11の先端弁座11c
まで弁体13Cを圧着し、連通孔12a、12bを開い
た状態を示す。第2図は弁棒13を引き、弁体13Cが
連通孔12aの閉じ、連通孔12b、小径穴lidを開
く位置に移動させた状態を示す。第1図において、連通
孔12a、栓体13aと弁体13Cとの間のロッド13
b、中径穴flbの壁面との間の空間21a、および連
通孔12bが両シリンダ室3a、3bをつなぐ連通路2
2bを形成する。第2図において、連通孔12b、長穴
11の中径穴1 l b、小径穴11cがシリンダ室8
bと液排出口lidとをつなぐ連通路22Cを形成する
。
述べる。第1図は弁棒13を長穴11の先端弁座11c
まで弁体13Cを圧着し、連通孔12a、12bを開い
た状態を示す。第2図は弁棒13を引き、弁体13Cが
連通孔12aの閉じ、連通孔12b、小径穴lidを開
く位置に移動させた状態を示す。第1図において、連通
孔12a、栓体13aと弁体13Cとの間のロッド13
b、中径穴flbの壁面との間の空間21a、および連
通孔12bが両シリンダ室3a、3bをつなぐ連通路2
2bを形成する。第2図において、連通孔12b、長穴
11の中径穴1 l b、小径穴11cがシリンダ室8
bと液排出口lidとをつなぐ連通路22Cを形成する
。
なお、補足すれば、シリンダ2.ピストン7の断面は円
形に限定されるものでなく、長円形、多角形なども採用
される。ピストン7も仮状のものと限定されるものでな
く、柱状のもの、中央が高く凸になっているもの、ある
いは中央が低く凹になっているものなども採用される。
形に限定されるものでなく、長円形、多角形なども採用
される。ピストン7も仮状のものと限定されるものでな
く、柱状のもの、中央が高く凸になっているもの、ある
いは中央が低く凹になっているものなども採用される。
またロッド6a、6bの断面も円形に限定されるもので
なく、薄板の円筒状のものでもよい。なお、シリンダ2
とピストン7と、ロッド6a、6bとシリンダカバー3
a、3bと、長穴11と栓体13aと、長穴11と弁体
13cとの接触、摺動面は実質的に液1の通過を阻む程
度の隙間となっていることはもちろんである。
なく、薄板の円筒状のものでもよい。なお、シリンダ2
とピストン7と、ロッド6a、6bとシリンダカバー3
a、3bと、長穴11と栓体13aと、長穴11と弁体
13cとの接触、摺動面は実質的に液1の通過を阻む程
度の隙間となっていることはもちろんである。
[作用コ
まず、弁棒13の開閉用制御弁20aを切って作動空気
の供給を停止した状態で液体(ボンド)1を、その粘性
に応じた所要の圧力で供給口9がら大断面積ロッド6a
側シリンダ室8aへ供給すると、弁体13Cは圧力ハネ
17bの押力で弁座11cへ圧着され閉状態、連通孔1
2a、12bは開状態にそれぞれあるため、液体1はシ
リンダ室8aから連通孔12a、ロッド13bと中径穴
11bの壁面との間の空間21aおよび連通孔12bに
より形成される両シリンダ室8a、abをつなく連通路
21bを通ってシリンダ室3 bへ流入すると共に後で
述べる理由がらピストン7は大面積のロッド6aの側へ
押され、段部16aに達するまで移動し、その分空間の
拡がったシリンダ室8bへ送られ、溜められる。ピスト
ン7が大面積のロッド6aの側へ押される理由は次の通
りである。すなわち、液1が高く、シリンダ室8aがら
シリンダ室8bへの流量が小さい場合、71klの圧m
失は少なく、両シリンダ室8a、8bの液圧はほぼ均・
−であり、ピストン7が受;する力は次の式で示される
。
の供給を停止した状態で液体(ボンド)1を、その粘性
に応じた所要の圧力で供給口9がら大断面積ロッド6a
側シリンダ室8aへ供給すると、弁体13Cは圧力ハネ
17bの押力で弁座11cへ圧着され閉状態、連通孔1
2a、12bは開状態にそれぞれあるため、液体1はシ
リンダ室8aから連通孔12a、ロッド13bと中径穴
11bの壁面との間の空間21aおよび連通孔12bに
より形成される両シリンダ室8a、abをつなく連通路
21bを通ってシリンダ室3 bへ流入すると共に後で
述べる理由がらピストン7は大面積のロッド6aの側へ
押され、段部16aに達するまで移動し、その分空間の
拡がったシリンダ室8bへ送られ、溜められる。ピスト
ン7が大面積のロッド6aの側へ押される理由は次の通
りである。すなわち、液1が高く、シリンダ室8aがら
シリンダ室8bへの流量が小さい場合、71klの圧m
失は少なく、両シリンダ室8a、8bの液圧はほぼ均・
−であり、ピストン7が受;する力は次の式で示される
。
F = P (A b −A a ) −(a )た
だし、F;ピストン7がシリンダ室8bからシリンダ8
aへむかって受ける力 P;液■ Aa、Ab;それぞれピストン7のシリンダ室8a、8
b側の力が働く方向への 投影面積 なお、 Aa=Ap A’ a (b)Ab=A
p−A’ b −(C) であるから、 F=P (八a’ −A b’ ) −(d)ただ
し、Ap;ピストン7の断面積 A’a、八+b、それぞれ口゛ンド6a、6bの断面積 Aa’ >Ab’ (e)であるか
ら、ピストン7はシリンダ室8aがら8bへむかって力
を受け、シリンダ2の内壁を摺動し、移動する。
だし、F;ピストン7がシリンダ室8bからシリンダ8
aへむかって受ける力 P;液■ Aa、Ab;それぞれピストン7のシリンダ室8a、8
b側の力が働く方向への 投影面積 なお、 Aa=Ap A’ a (b)Ab=A
p−A’ b −(C) であるから、 F=P (八a’ −A b’ ) −(d)ただ
し、Ap;ピストン7の断面積 A’a、八+b、それぞれ口゛ンド6a、6bの断面積 Aa’ >Ab’ (e)であるか
ら、ピストン7はシリンダ室8aがら8bへむかって力
を受け、シリンダ2の内壁を摺動し、移動する。
つぎに、前記ピストン7の停止位置を位置センサ(図示
せず)によって検出し、その信号にもとづいて制御弁2
0aを作動状態にすれば、作動用空気がエヤシリンダ室
18に供給され、それによって圧縮バネ17bの押し力
に抗して、ピストン14aが矢印入方向へ押されて移動
し、それに結合された弁体13の先端の弁体13cも弁
座11Cを離れ、大断面積のロッド6a側に移動し、両
シリンダ室8a、8bをつなぐ連通路21bが閉の状態
、シリンダ室8aと液排出口をつなぐ連通路21cを開
の状態にする。それによって、小断面積ロッド6b側の
シリンダ室8aの液圧が低下するため、液圧の高い大断
面積ロッド6a側のン°リンダ室8bの液圧にもとづく
力を受けてビス1−ン7は小断面積ロッド6bの側へ押
されて段部16bまで移動し、シリンダ室8bの液lが
押出されて連通路21C1液溜14.液排出管15を通
ってシリンダ室8bの空間の減少分だ:す(3L、<6
される。この停止位置を前記位置センサ(図示せず)で
検出し、その信号で制御弁20aを切り、工やシリンダ
室18の空気圧をさげれは、圧iト\2zI7bの押し
力で弁体13cは弁座11cへ圧着され、閉状態、連通
孔12a、12bは開状態となり、液体Iは再び連通路
21bを通ってシリンダ室8aから8bへ流入すると共
に、ピストン7は液排出口10側へ移動1段部16bに
当接、停止し1行程を完了する。
せず)によって検出し、その信号にもとづいて制御弁2
0aを作動状態にすれば、作動用空気がエヤシリンダ室
18に供給され、それによって圧縮バネ17bの押し力
に抗して、ピストン14aが矢印入方向へ押されて移動
し、それに結合された弁体13の先端の弁体13cも弁
座11Cを離れ、大断面積のロッド6a側に移動し、両
シリンダ室8a、8bをつなぐ連通路21bが閉の状態
、シリンダ室8aと液排出口をつなぐ連通路21cを開
の状態にする。それによって、小断面積ロッド6b側の
シリンダ室8aの液圧が低下するため、液圧の高い大断
面積ロッド6a側のン°リンダ室8bの液圧にもとづく
力を受けてビス1−ン7は小断面積ロッド6bの側へ押
されて段部16bまで移動し、シリンダ室8bの液lが
押出されて連通路21C1液溜14.液排出管15を通
ってシリンダ室8bの空間の減少分だ:す(3L、<6
される。この停止位置を前記位置センサ(図示せず)で
検出し、その信号で制御弁20aを切り、工やシリンダ
室18の空気圧をさげれは、圧iト\2zI7bの押し
力で弁体13cは弁座11cへ圧着され、閉状態、連通
孔12a、12bは開状態となり、液体Iは再び連通路
21bを通ってシリンダ室8aから8bへ流入すると共
に、ピストン7は液排出口10側へ移動1段部16bに
当接、停止し1行程を完了する。
この場合、小断面積のロッド6bが液溜14内を後退し
、その空間が拡がり、液排出管15内の液1が液溜14
に吸引されるため、液排出管15出口における液1のた
れが防止されろ。
、その空間が拡がり、液排出管15内の液1が液溜14
に吸引されるため、液排出管15出口における液1のた
れが防止されろ。
なお、弁棒13のロッド13bの両側の栓体13a、弁
体13cは同一断面積であるため、両者にかかる液正に
もとづく互に逆向きの力は等しく、バランスしており、
弁体13C開閉装置20の開閉力に影響を与えず、弁棒
13の作動乙こはまったく支障はない。
体13cは同一断面積であるため、両者にかかる液正に
もとづく互に逆向きの力は等しく、バランスしており、
弁体13C開閉装置20の開閉力に影響を与えず、弁棒
13の作動乙こはまったく支障はない。
以下、上記手順を繰返すことによって、毎回所定量の液
lを正確に供給することが可能である。
lを正確に供給することが可能である。
なお、1回の排出口の調整は、小断面積0ット6b側の
シリンダ室8bの段部16bへたとえ1よ調整用ライナ
を付加もしくは差換え、その容積を変えることによって
、容易に実施可能である。
シリンダ室8bの段部16bへたとえ1よ調整用ライナ
を付加もしくは差換え、その容積を変えることによって
、容易に実施可能である。
[発明の効果コ
以上、詳細に説明したように、本発明により、従来例に
みられる液供給量の不安定性が解消され、液量の不足に
よる木栓の接着不良が防止されると共に、排出管出口の
たれも防止され、その落下による製品の美観を↑Dねる
問題も解決され、生産能率が高められる。
みられる液供給量の不安定性が解消され、液量の不足に
よる木栓の接着不良が防止されると共に、排出管出口の
たれも防止され、その落下による製品の美観を↑Dねる
問題も解決され、生産能率が高められる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は第1図の
本発明の一実施例についての弁体の作動の説明図、第3
図は従来例のダイアフラム式ポンプによる間欠定量供給
装置の作動原理図、第4図は建築用内装材へのボンド使
用状況説明斜視図。 第5図はその部分拡大図を示す。 1 液体 2 シリンダ 3a、3h シリンダカバー4
ケーシング 5 ロッドつきピストン6a、6b
ロッド 7 ピストン 8a、8b シリンダ室 9 液供給口 10 液排出口 11 長穴 12a、12b 連通孔 13 弁体 13a 栓体 13b ロッド 13c 弁体 14 液溜 15 液排出管
本発明の一実施例についての弁体の作動の説明図、第3
図は従来例のダイアフラム式ポンプによる間欠定量供給
装置の作動原理図、第4図は建築用内装材へのボンド使
用状況説明斜視図。 第5図はその部分拡大図を示す。 1 液体 2 シリンダ 3a、3h シリンダカバー4
ケーシング 5 ロッドつきピストン6a、6b
ロッド 7 ピストン 8a、8b シリンダ室 9 液供給口 10 液排出口 11 長穴 12a、12b 連通孔 13 弁体 13a 栓体 13b ロッド 13c 弁体 14 液溜 15 液排出管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シリンダとその両端のシリンダカバーよりなるケー
シングと、 断面積の異なる2本のロッドとピストンが結合され、か
つ前記2本のロッドがそれぞれ前記シリンダカバーを貫
通、摺動するように伸び、前記ピストンが前記シリンダ
内壁を摺動可能に、前記ケーシング内に装置されたロッ
ドつきピストンと、前記ピストンによつて隔離されるこ
とにより形成され、そのピストンの往復動によつて容積
を変化する2個のシリンダ室と、 大断面のロッド側のシリンダ室のケーシングに設けられ
た液供給口、前記両シリンダ室間をつなぐ連通路、前記
小断面のロッド側シリンダ室からそのロッド先端の液排
出口に通じる連通路と、両連通路にそれぞれ設けられ、
その一方が開いたときは他方が閉じるように構成された
弁体と、前記小断面のロッド側のシリンダカバー外側に
小断面積ロッドが摺動可能に結合された筒状の液溜と、 それにつながる液排出管と、 からなる液体の定量供給装置。 2、前記両連通路として、前記ロッドつきピストンの軸
方向に貫通するあけられた長穴、その長穴と前記と前記
両シリンダ室との間にそれぞれあけられた連通孔の組合
せと、 前記弁体として、前記長穴に回転あるいは往復動可能に
前記大断面積ロッド側から挿入された弁棒と、 をそれぞれそなえた特許請求の範囲第1項記載の液体の
定量供給装置。 3、前記の弁棒に、前記長穴の内面との間に空間を生ず
る程に細く形成された中間のロッドと、その中間のロッ
ドの前記小断面積ロッド側につながり、前記長穴内面に
嵌合するよう形成された弁体と、 前記中間のロッドの前記大断面積ロッド側につながり、
前記長穴内面に嵌合し、その長穴の端を閉じるよう形成
された栓体と、 をそれぞれそなえた特許請求の範囲第2項記載の液体の
定量供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62013716A JPS63183274A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 液体の定量供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62013716A JPS63183274A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 液体の定量供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63183274A true JPS63183274A (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=11840967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62013716A Pending JPS63183274A (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 液体の定量供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63183274A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100469508B1 (ko) * | 2002-02-22 | 2005-02-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 스프링의 장력조정에 의해 액정적하량을 제어가 가능한액정적하장치 |
KR20160077187A (ko) * | 2013-10-29 | 2016-07-01 | 썸테크 홀딩스 에이에스 | 도관 라인에서 펌핑이 용이하지 않은 물질을 공급하고 펌핑하기 위한 시스템 |
CN110833969A (zh) * | 2018-08-18 | 2020-02-25 | 罗天珍 | 逆止阀隔断撞针式喷射点胶阀 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP62013716A patent/JPS63183274A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100469508B1 (ko) * | 2002-02-22 | 2005-02-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 스프링의 장력조정에 의해 액정적하량을 제어가 가능한액정적하장치 |
KR20160077187A (ko) * | 2013-10-29 | 2016-07-01 | 썸테크 홀딩스 에이에스 | 도관 라인에서 펌핑이 용이하지 않은 물질을 공급하고 펌핑하기 위한 시스템 |
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