JPH0441042Y2 - - Google Patents
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- JPH0441042Y2 JPH0441042Y2 JP13653887U JP13653887U JPH0441042Y2 JP H0441042 Y2 JPH0441042 Y2 JP H0441042Y2 JP 13653887 U JP13653887 U JP 13653887U JP 13653887 U JP13653887 U JP 13653887U JP H0441042 Y2 JPH0441042 Y2 JP H0441042Y2
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- valve
- pipe
- filling
- cylinder
- window hole
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
近時エアゾール関係のノンガス運動が叫ばれて
いるが本考案の産業上利用分野としてこのエアゾ
ールノンガスに役立たせようとしたもので主とし
て接着剤シール剤等の粘性流動体をゴム等の弾性
容器その他の容器に定量的に加圧充填するための
充填装置に関するものである。
いるが本考案の産業上利用分野としてこのエアゾ
ールノンガスに役立たせようとしたもので主とし
て接着剤シール剤等の粘性流動体をゴム等の弾性
容器その他の容器に定量的に加圧充填するための
充填装置に関するものである。
(従来の技術)
従来に於いては、この種の装置は種々工夫提案
されてはいるが、定量充填の精度が必ずしも良好
であるとは言えず、特に加圧された原料を計量し
ながらの充填は逆止弁が試料圧力により吸着され
たままで元の状態に復帰出来ず、充填中に故障の
原因となる等の欠点を有していた。又、装置自体
も大嵩煩雑化するものであった。
されてはいるが、定量充填の精度が必ずしも良好
であるとは言えず、特に加圧された原料を計量し
ながらの充填は逆止弁が試料圧力により吸着され
たままで元の状態に復帰出来ず、充填中に故障の
原因となる等の欠点を有していた。又、装置自体
も大嵩煩雑化するものであった。
(考案が解決しようとする課題)
而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、高精度の定量加圧充填を得ること及び
充填中、故障を少なくすること及びプツシユ方式
でワンタツチで一定量の原料を充填することが出
来るようにすることを技術的課題とするものであ
る。
たもので、高精度の定量加圧充填を得ること及び
充填中、故障を少なくすること及びプツシユ方式
でワンタツチで一定量の原料を充填することが出
来るようにすることを技術的課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
而して、本考案では大気圧より大きい圧力で加
圧された加圧シリンダーと連繋したシリンダー本
体内に、上端開部7A及びストツパー板体と該ス
トツパー板体の下側であつて軸芯パイプの側面に
穿つた窓孔を有する該軸芯パイプを固着すると共
に該軸芯パイプにコイル発条を巻回して上下動可
能にピストン本体5を遊嵌し、常時ピストン本体
を下方向へ附勢する一方、加圧弁本体を構成する
処の、上端に充填ノズルを装着し、下端に弁頭を
有する弁軸管の側面に窓孔を穿つて前記充填ノズ
ルに連通すべく成す他方、前記軸芯パイプの上端
開口部を開閉すべく前記弁軸管の弁頭を対向位置
付けすべく成してある。
圧された加圧シリンダーと連繋したシリンダー本
体内に、上端開部7A及びストツパー板体と該ス
トツパー板体の下側であつて軸芯パイプの側面に
穿つた窓孔を有する該軸芯パイプを固着すると共
に該軸芯パイプにコイル発条を巻回して上下動可
能にピストン本体5を遊嵌し、常時ピストン本体
を下方向へ附勢する一方、加圧弁本体を構成する
処の、上端に充填ノズルを装着し、下端に弁頭を
有する弁軸管の側面に窓孔を穿つて前記充填ノズ
ルに連通すべく成す他方、前記軸芯パイプの上端
開口部を開閉すべく前記弁軸管の弁頭を対向位置
付けすべく成してある。
(作用)
弾性容器を逆倒して栓口を充填ノズルの先端に
当てがいながら下方向に押し込むと加圧弁本体の
窓孔が開放されると同時に軸芯パイプの上端開口
部が閉塞されて加圧シリンダーの充填圧力によつ
てピストン本体が上昇し、原料が弁軸管の窓孔を
介して注入し充填ノズルより前記弾性容器内へ射
出する。
当てがいながら下方向に押し込むと加圧弁本体の
窓孔が開放されると同時に軸芯パイプの上端開口
部が閉塞されて加圧シリンダーの充填圧力によつ
てピストン本体が上昇し、原料が弁軸管の窓孔を
介して注入し充填ノズルより前記弾性容器内へ射
出する。
(実施例)
1は主に接着剤、シール剤等の高粘性の原料W
を弾性容器Q内に定量充填するための充填装置本
体であり、主要部として全容積V0を有するシリ
ンダー本体2と、加圧弁本体3と、加圧室V3内
に適宜原料Wを加圧充填せしめてある加圧シリン
ダー4とから構成してある。5は断面略U状に形
成したピストン本体であり該ピストン本体5の中
央に穿つた貫通孔6内にシリンダー本体2内の中
央軸線上Rに沿つて形成した軸芯パイプ7をOリ
ング8を介して挿通せしめ、該軸芯パイプ7に沿
つてシリンダー本体2内を適宜のストロークLで
もつて上下動可能に取付けてある。又、前記軸芯
パイプ7はシリンダー本体2内底部に於いて、複
数の透孔9Bを有するストツパー板体の中央に嵌
着あるいは一体成型にて固定してあり該軸芯パイ
プ7の上端開口部7Aと下端開口部7Bとを夫々
貫通開口せしめてある。
を弾性容器Q内に定量充填するための充填装置本
体であり、主要部として全容積V0を有するシリ
ンダー本体2と、加圧弁本体3と、加圧室V3内
に適宜原料Wを加圧充填せしめてある加圧シリン
ダー4とから構成してある。5は断面略U状に形
成したピストン本体であり該ピストン本体5の中
央に穿つた貫通孔6内にシリンダー本体2内の中
央軸線上Rに沿つて形成した軸芯パイプ7をOリ
ング8を介して挿通せしめ、該軸芯パイプ7に沿
つてシリンダー本体2内を適宜のストロークLで
もつて上下動可能に取付けてある。又、前記軸芯
パイプ7はシリンダー本体2内底部に於いて、複
数の透孔9Bを有するストツパー板体の中央に嵌
着あるいは一体成型にて固定してあり該軸芯パイ
プ7の上端開口部7Aと下端開口部7Bとを夫々
貫通開口せしめてある。
7Cは下端開口部7Bであつて前記ストツパー
板体9の直下に穿つた窓孔である。
板体9の直下に穿つた窓孔である。
前記ストツパー板体9の直径はシリンダー本体
2の内径よりも小さくしてあり、圧力は窓孔7C
と該シリンダー本体2の内壁とストツパー板体9
との間の隙間9Aと該ストツパー板体9に形成し
た透孔9Bを通つて、前記加圧シリンダー4から
の原料Wに働く加圧力でもつて前記ピストン本体
5の底面部5Aを押圧しこれを軸芯パイプ7に沿
つて矢標A方向へ押圧上昇すべく成してある。
2の内径よりも小さくしてあり、圧力は窓孔7C
と該シリンダー本体2の内壁とストツパー板体9
との間の隙間9Aと該ストツパー板体9に形成し
た透孔9Bを通つて、前記加圧シリンダー4から
の原料Wに働く加圧力でもつて前記ピストン本体
5の底面部5Aを押圧しこれを軸芯パイプ7に沿
つて矢標A方向へ押圧上昇すべく成してある。
10は前記ピストン本体5の凹所5Bとシリン
ダー本体2の上部蓋体11との間に介在張設する
ようにして装着せしめたコイル発条であり、常時
ピストン本体5をシリンダー本体2内底部のスト
ツパー板体9側へ附勢せしめてある。
ダー本体2の上部蓋体11との間に介在張設する
ようにして装着せしめたコイル発条であり、常時
ピストン本体5をシリンダー本体2内底部のスト
ツパー板体9側へ附勢せしめてある。
而して、常時は第1図に示す如くピストン本体
5はストツパー板体9上面に圧接せしめられ、シ
リンダー本体2内部は単一の容積V0の占有空間
を有する状態にしてある。12は前記加圧弁本体
3の逆止弁筐体であり前記上部蓋体11の中央開
口部13にOリング14を介して螺着固定してあ
る。
5はストツパー板体9上面に圧接せしめられ、シ
リンダー本体2内部は単一の容積V0の占有空間
を有する状態にしてある。12は前記加圧弁本体
3の逆止弁筐体であり前記上部蓋体11の中央開
口部13にOリング14を介して螺着固定してあ
る。
15は前記逆止弁筐体12内部に形成したテー
パー部分である。16は上端に充填ノズル17を
装着し、下端には弁頭18を切欠溝19Aを有す
る座19を介して形成した弁軸管であり該弁軸管
16の座19の直上にはスカート状にテーパー部
分20を形成して(第6図参照)弁軸管16を矢
標B方向へ引き出した際に前記逆止弁筐体12の
テーパー部分15に該テーパー部分20が面当接
し、又弁軸管16を矢標C方向へ押し下げた際に
は該弁頭18が前記軸芯パイプ7の上端開口部7
Aを閉塞すべく成してある。(第4図乃至第5図
参照) 21は前記弁軸管16に穿つた窓孔であり該窓
孔21から該弁軸管16内の通路22を介して前
記充填ノズル17に連通すべく成してある。
パー部分である。16は上端に充填ノズル17を
装着し、下端には弁頭18を切欠溝19Aを有す
る座19を介して形成した弁軸管であり該弁軸管
16の座19の直上にはスカート状にテーパー部
分20を形成して(第6図参照)弁軸管16を矢
標B方向へ引き出した際に前記逆止弁筐体12の
テーパー部分15に該テーパー部分20が面当接
し、又弁軸管16を矢標C方向へ押し下げた際に
は該弁頭18が前記軸芯パイプ7の上端開口部7
Aを閉塞すべく成してある。(第4図乃至第5図
参照) 21は前記弁軸管16に穿つた窓孔であり該窓
孔21から該弁軸管16内の通路22を介して前
記充填ノズル17に連通すべく成してある。
23は逆止弁筐体12上部にOリング24を介
して密封螺着せしめた連結金具である。
して密封螺着せしめた連結金具である。
而して、前記逆止弁筐体12と連結金具23と
の間に形成せしめられた密閉室25内に前記窓孔
21が弁軸管16を引き出した状態で位置すべく
成してあり、又外弁軸管16を押し込んだ状態で
は前記窓孔21が下方向に下がり前記上部蓋体1
1の中央開口部13内に移行すべく成してある。
の間に形成せしめられた密閉室25内に前記窓孔
21が弁軸管16を引き出した状態で位置すべく
成してあり、又外弁軸管16を押し込んだ状態で
は前記窓孔21が下方向に下がり前記上部蓋体1
1の中央開口部13内に移行すべく成してある。
26は前記連結金具23上にOリング27を介
して密封螺着せしめたパツキン蓋であり該パツキ
ン蓋26の弁軸管16が挿通した上部中央には凹
所26Aを設け該凹所26Aと前記充填ノズル1
7の弁軸管16が挿通する下部中央の凹所17A
との間に該弁軸管16を捲回するようにコイル発
条28を装着して常時弁軸管16を矢標B方向へ
附勢せしめてある。而して、該コイル発条28の
拡圧弾力により弁軸管16のテーパー部分20は
逆止弁筐体12のテーパー部分15に常時圧接せ
しめられており、前記窓孔21は常時前記密閉室
25内に位置付けされると共に、前記弁頭18は
常時軸芯パイプ7の上端開口部7Aを開蓋状態に
すべく成してある。
して密封螺着せしめたパツキン蓋であり該パツキ
ン蓋26の弁軸管16が挿通した上部中央には凹
所26Aを設け該凹所26Aと前記充填ノズル1
7の弁軸管16が挿通する下部中央の凹所17A
との間に該弁軸管16を捲回するようにコイル発
条28を装着して常時弁軸管16を矢標B方向へ
附勢せしめてある。而して、該コイル発条28の
拡圧弾力により弁軸管16のテーパー部分20は
逆止弁筐体12のテーパー部分15に常時圧接せ
しめられており、前記窓孔21は常時前記密閉室
25内に位置付けされると共に、前記弁頭18は
常時軸芯パイプ7の上端開口部7Aを開蓋状態に
すべく成してある。
Δは加圧弁本体3の弁軸管16の弁揚程であ
り前記コイル発条28の拡圧弾力に抗してΔだ
け充填ノズル17を押し下げると、弁頭18は前
記軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞すると共
に前記密閉室25内に位置している窓孔21は上
部蓋体11の中央開口部13内に移動し、前記座
19の切欠溝19Aを介して該窓孔21と前記容
積V0のシリンダー本体2とが連通すべく成して
ある。(第4図乃至第5図参照)29は前記加圧
シリンダー4内に上下動可能に取付た加圧ピスト
ンであり該加圧ピストン29には夫々上下対向位
置に環状に圧力リング29Aとオイルリング29
Bとを嵌着せしめることによりピストンリングを
構成してある。
り前記コイル発条28の拡圧弾力に抗してΔだ
け充填ノズル17を押し下げると、弁頭18は前
記軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞すると共
に前記密閉室25内に位置している窓孔21は上
部蓋体11の中央開口部13内に移動し、前記座
19の切欠溝19Aを介して該窓孔21と前記容
積V0のシリンダー本体2とが連通すべく成して
ある。(第4図乃至第5図参照)29は前記加圧
シリンダー4内に上下動可能に取付た加圧ピスト
ンであり該加圧ピストン29には夫々上下対向位
置に環状に圧力リング29Aとオイルリング29
Bとを嵌着せしめることによりピストンリングを
構成してある。
30は加圧シリンダー4内に空気圧を送るため
の吸入口であり別設せる空圧ポンプ(図示せず)
に連結せしめてある。31は連通孔であり前記加
圧ピストン29の矢標D方向への押圧圧力によつ
て加圧室V3内に充填せしめてある原料Wを充填
圧力P0でもつて前記窓孔7C及びストツパー板
体9の透孔9B及びシリンダー本体2との隙間9
Aを通つてシリンダー本体2内に充填射出すべく
成してある。
の吸入口であり別設せる空圧ポンプ(図示せず)
に連結せしめてある。31は連通孔であり前記加
圧ピストン29の矢標D方向への押圧圧力によつ
て加圧室V3内に充填せしめてある原料Wを充填
圧力P0でもつて前記窓孔7C及びストツパー板
体9の透孔9B及びシリンダー本体2との隙間9
Aを通つてシリンダー本体2内に充填射出すべく
成してある。
又、この加圧ピストン29に作用する空気圧力
は常時作動したままであり該加圧ピストン29は
常時矢標D方向へ押圧せしめられておりそのため
弾性容器Q内への充填加圧制御は前記加圧弁本体
3の充填ノズル17の押し込み(矢標E方向)、
又は解放動作(矢標B方向)のみで行なわれるこ
ととなる。
は常時作動したままであり該加圧ピストン29は
常時矢標D方向へ押圧せしめられておりそのため
弾性容器Q内への充填加圧制御は前記加圧弁本体
3の充填ノズル17の押し込み(矢標E方向)、
又は解放動作(矢標B方向)のみで行なわれるこ
ととなる。
又、第2図又は第3図に示す如くピストン本体
5が充填圧力でコイル発条10の拡圧弾力に抗し
てシリンダー本体2の上端にストロークLにわた
つて押圧移動せしめた際には前記ピストン本体5
の凹所5B内の容積V1圧力P1とシリンダー本体
2内の残りの容積V2圧力P2とに該ピストン本体
5によつて仕切られることとなる。
5が充填圧力でコイル発条10の拡圧弾力に抗し
てシリンダー本体2の上端にストロークLにわた
つて押圧移動せしめた際には前記ピストン本体5
の凹所5B内の容積V1圧力P1とシリンダー本体
2内の残りの容積V2圧力P2とに該ピストン本体
5によつて仕切られることとなる。
而して、前記シリンダー本体2内の全容積V0
と容積V1容積V2とはV0=V1+V2との関係があ
る。又、容積V0内での圧力は加圧シリンダー4
内の圧力P0に等価であり、容積V1内での内圧は
P1、容積V2内での内圧はP2=P0である。
と容積V1容積V2とはV0=V1+V2との関係があ
る。又、容積V0内での圧力は加圧シリンダー4
内の圧力P0に等価であり、容積V1内での内圧は
P1、容積V2内での内圧はP2=P0である。
32は取付部材である。33は前記軸芯パイプ
7のストツパー螺子で、該ストツパー螺子33の
螺合位置を可変設定することにより前記軸芯パイ
プ7の弁座としての上端開口部7Aの位置を上下
方向に調整すべく成してある。
7のストツパー螺子で、該ストツパー螺子33の
螺合位置を可変設定することにより前記軸芯パイ
プ7の弁座としての上端開口部7Aの位置を上下
方向に調整すべく成してある。
而して、本考案装置の使用態様について説明す
る。
る。
第1図に示す如く最初、充填作動前に於いて
は、加圧弁本体3の窓孔21は逆止弁筐体12の
密閉室25内に位置付けしてあり、然る時、加圧
シリンダー4内の加圧ピストン29の押圧力によ
り原料Wは連通孔31及び軸芯パイプ7の下端開
口部7Bより上端開口部7Aへ送られシリンダー
本体2の全容積V0内へ充填される。然る時、ピ
ストン本体5はコイル発条10の拡圧弾力により
ストツパー板体9側へ圧接せしめられておりその
ときの容積V0内の内圧力は加圧シリンダー4内
の内圧P0と略等価である。次いで、弾性容器Q
を逆倒してその栓口を充填ノズル17の先端に当
てがいながら弁揚程Δだけ矢標E方向へ押し込
めば第2図又は第5図に示す如く加圧弁本体3の
窓孔21が密閉室25よりシリンダー本体2の中
央開口部13側へ移動せしめられると同時に,弁
頭18は軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞す
ることとなる。従つて、シリンダー本体2内の内
圧が解放されると同時に加圧シリンダー4の充填
圧力P0によつて原料Wは軸芯パイプ7の窓孔7
Cとストツパー板体9の透孔9Bと周囲の隙間9
Aとを介してシリンダー本体2内に射出せしめら
れ、ピストン本体5の底面部5Aを押圧して前記
コイル発条10の拡圧弾力に抗して矢標A方向へ
ピストン本体5を上端に至るまで(ストローク
L)押上げる.然る時、容積V0内に充填せしめ
られていた原料Wは座19の切欠溝19Aを介し
て弁軸管16の窓孔21内に入り通路22を通つ
て充填ノズル17から弾性容器Q内に一定量の原
料Wを射出する。
は、加圧弁本体3の窓孔21は逆止弁筐体12の
密閉室25内に位置付けしてあり、然る時、加圧
シリンダー4内の加圧ピストン29の押圧力によ
り原料Wは連通孔31及び軸芯パイプ7の下端開
口部7Bより上端開口部7Aへ送られシリンダー
本体2の全容積V0内へ充填される。然る時、ピ
ストン本体5はコイル発条10の拡圧弾力により
ストツパー板体9側へ圧接せしめられておりその
ときの容積V0内の内圧力は加圧シリンダー4内
の内圧P0と略等価である。次いで、弾性容器Q
を逆倒してその栓口を充填ノズル17の先端に当
てがいながら弁揚程Δだけ矢標E方向へ押し込
めば第2図又は第5図に示す如く加圧弁本体3の
窓孔21が密閉室25よりシリンダー本体2の中
央開口部13側へ移動せしめられると同時に,弁
頭18は軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞す
ることとなる。従つて、シリンダー本体2内の内
圧が解放されると同時に加圧シリンダー4の充填
圧力P0によつて原料Wは軸芯パイプ7の窓孔7
Cとストツパー板体9の透孔9Bと周囲の隙間9
Aとを介してシリンダー本体2内に射出せしめら
れ、ピストン本体5の底面部5Aを押圧して前記
コイル発条10の拡圧弾力に抗して矢標A方向へ
ピストン本体5を上端に至るまで(ストローク
L)押上げる.然る時、容積V0内に充填せしめ
られていた原料Wは座19の切欠溝19Aを介し
て弁軸管16の窓孔21内に入り通路22を通つ
て充填ノズル17から弾性容器Q内に一定量の原
料Wを射出する。
而して、第2図に示す如く容積V2内に充填し
てあつた原料Wを一気に弾性容器Q内へ充填せし
めることが出来、その充填量も常に一定である。
てあつた原料Wを一気に弾性容器Q内へ充填せし
めることが出来、その充填量も常に一定である。
又充填後のピストン本体5によつて仕切られた
容積V1内の圧力P1は加圧シリンダー4内の内圧
P0よりも小さい。次いで、第3図に示す如く充
填ノズル17の押込み作用を解放(矢標B方向)
すると窓孔21は再び密閉室25内に入り該窓孔
21は密封された状態となると同時に弁頭18は
軸芯パイプ7の上端開口部7Aを開蓋する。然る
時、加圧シリンダー4内の原料Wは軸芯パイプ7
内を通過して上端開口部7Aよりピストン本体5
の凹所5B内に送入せしめられその充填圧力P1
が次第に加圧シリンダー4の内圧力P0に等しく
なり、然る時、ピストン本体5によつて仕切られ
た容積V1と容積V2内部の圧力は同圧の状態にな
ると同時に前記凹所5B内のコイル発条10の拡
圧弾力によつて再びピストン本体5をストツパー
板体9側へ附勢せしめることとなる。而して、第
1図に示す如く全容積V0の状態に復帰すること
が出来る。
容積V1内の圧力P1は加圧シリンダー4内の内圧
P0よりも小さい。次いで、第3図に示す如く充
填ノズル17の押込み作用を解放(矢標B方向)
すると窓孔21は再び密閉室25内に入り該窓孔
21は密封された状態となると同時に弁頭18は
軸芯パイプ7の上端開口部7Aを開蓋する。然る
時、加圧シリンダー4内の原料Wは軸芯パイプ7
内を通過して上端開口部7Aよりピストン本体5
の凹所5B内に送入せしめられその充填圧力P1
が次第に加圧シリンダー4の内圧力P0に等しく
なり、然る時、ピストン本体5によつて仕切られ
た容積V1と容積V2内部の圧力は同圧の状態にな
ると同時に前記凹所5B内のコイル発条10の拡
圧弾力によつて再びピストン本体5をストツパー
板体9側へ附勢せしめることとなる。而して、第
1図に示す如く全容積V0の状態に復帰すること
が出来る。
次いで本考案に基く実施態様は下記の如くであ
る。充填装置本体1を、弁軸管16に窓孔21と
弁頭18とを有し且つ常時窓孔21を密閉室25
内に位置付けして成る加圧弁本体3と、ピストン
本体5の内径よりも小さな直径の複数の透孔9B
を有するストツパー板体9を下部開口部7B側に
形成し且つ該ストツパー板体9の下部位置に窓孔
7Cを形成した軸芯パイプ7を該ピストン本体2
の連通孔31に連通開口すべく螺着固定して、略
U状に凹所5Bを形成したピストン本体5を前記
軸芯パイプ7に上下動可能に枢着し、更に前記凹
所5Bと上部蓋体11との間にコイル発条10を
介在せしめて常時ピストン本体5を前記ストツパ
ー板体9側へ附勢せしめたシリンダー本体2と、
予め原料Wを充填せしめて常時一定の圧力で前記
シリンダー本体2内へ前記窓孔7Cと透孔9B及
び隙間9A及び軸芯パイプ7を介して射出すべく
成した加圧シリンダー4とから構成すると共に、
前記弁軸管16を押圧すると前記窓孔21がシリ
ンダー本体2と連通すると同時に前記弁頭18が
前記軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞すべく
成した充填装置。
る。充填装置本体1を、弁軸管16に窓孔21と
弁頭18とを有し且つ常時窓孔21を密閉室25
内に位置付けして成る加圧弁本体3と、ピストン
本体5の内径よりも小さな直径の複数の透孔9B
を有するストツパー板体9を下部開口部7B側に
形成し且つ該ストツパー板体9の下部位置に窓孔
7Cを形成した軸芯パイプ7を該ピストン本体2
の連通孔31に連通開口すべく螺着固定して、略
U状に凹所5Bを形成したピストン本体5を前記
軸芯パイプ7に上下動可能に枢着し、更に前記凹
所5Bと上部蓋体11との間にコイル発条10を
介在せしめて常時ピストン本体5を前記ストツパ
ー板体9側へ附勢せしめたシリンダー本体2と、
予め原料Wを充填せしめて常時一定の圧力で前記
シリンダー本体2内へ前記窓孔7Cと透孔9B及
び隙間9A及び軸芯パイプ7を介して射出すべく
成した加圧シリンダー4とから構成すると共に、
前記弁軸管16を押圧すると前記窓孔21がシリ
ンダー本体2と連通すると同時に前記弁頭18が
前記軸芯パイプ7の上端開口部7Aを閉塞すべく
成した充填装置。
(考案の効果)
而して、本考案は下記の如き特有の効果を有す
る。特に、加圧弁本体とシリンダー本体と常時原
料を加圧せしめた加圧シリンダーとの併用に基き
充填装置を構成したので、ワンタツチなプツシユ
方式でもつて弾性容器内に容易に一定量の原料を
充填せしめることが出来、高精度の定量加圧充填
を行うことが出来、又充填中シリンダー本体内で
逆止弁本体が元位置に復帰出来なくなつたりその
ためにピストン本体の動作が出来なくなつたりす
る如き故障の原因が発生する惧れなく装置自体も
小嵩化することが出来る等の利点がある。
る。特に、加圧弁本体とシリンダー本体と常時原
料を加圧せしめた加圧シリンダーとの併用に基き
充填装置を構成したので、ワンタツチなプツシユ
方式でもつて弾性容器内に容易に一定量の原料を
充填せしめることが出来、高精度の定量加圧充填
を行うことが出来、又充填中シリンダー本体内で
逆止弁本体が元位置に復帰出来なくなつたりその
ためにピストン本体の動作が出来なくなつたりす
る如き故障の原因が発生する惧れなく装置自体も
小嵩化することが出来る等の利点がある。
第1図は本考案装置の充填開始前の状態を示す
全体縦断正面図、第2は同じく充填中の状態を示
す全体縦断正面図、第3図は同じく充填後の状態
を示す全体縦断正面図、第4図は充填前の加圧弁
本体の要部を示す縦断拡大正面図、第5図は同じ
く充填中の加圧弁本体の要部を示す縦断拡大正面
図、第6図は逆止弁の弁軸管の先端一部を示す斜
視図である。 1……充填装置本体、2……シリンダー本体、
3……加圧弁本体、4……加圧シリンダー、5…
…ピストン本体、7……軸芯パイプ、9……スト
ツパー板体、10……コイル発条、5A……底面
部、16……弁軸管、18……弁頭、5B……凹
所、7A……上端開口部、9A……隙間、9B…
…透孔、21……窓孔、25……密閉室、29…
…加圧ピストン。
全体縦断正面図、第2は同じく充填中の状態を示
す全体縦断正面図、第3図は同じく充填後の状態
を示す全体縦断正面図、第4図は充填前の加圧弁
本体の要部を示す縦断拡大正面図、第5図は同じ
く充填中の加圧弁本体の要部を示す縦断拡大正面
図、第6図は逆止弁の弁軸管の先端一部を示す斜
視図である。 1……充填装置本体、2……シリンダー本体、
3……加圧弁本体、4……加圧シリンダー、5…
…ピストン本体、7……軸芯パイプ、9……スト
ツパー板体、10……コイル発条、5A……底面
部、16……弁軸管、18……弁頭、5B……凹
所、7A……上端開口部、9A……隙間、9B…
…透孔、21……窓孔、25……密閉室、29…
…加圧ピストン。
Claims (1)
- 大気圧より大きい圧力で加圧された加圧シリン
ダー4と連繋したシリンダー本体2内に、上端開
口部7A及びストツパー板体9と該ストツパー板
体9の下側であつて軸芯パイプ7の側面に穿つた
窓孔7Cを有する該軸芯パイプ7を固着すると共
に該軸芯パイプ7にコイルは発条10を巻回して
上下動可能にピストン本体5を遊嵌し、常時ピス
トン本体5を下方向へ附勢する一方、加圧弁本体
3を構成する処の、上端に充填ノズル17を装着
し、下端に弁頭18を有する弁軸管16の側面に
窓孔21を穿つて前記充填ノズル17に連通すべ
く成す他方、前記軸芯パイプ7の上端開口部7A
を開閉すべく前記弁軸管16の弁頭18を対向位
置付けした充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13653887U JPH0441042Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13653887U JPH0441042Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6442201U JPS6442201U (ja) | 1989-03-14 |
JPH0441042Y2 true JPH0441042Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31397143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13653887U Expired JPH0441042Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441042Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP13653887U patent/JPH0441042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6442201U (ja) | 1989-03-14 |
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