JPH0227810A - ディジタル・フィルタ演算回路 - Google Patents

ディジタル・フィルタ演算回路

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JPH0227810A
JPH0227810A JP17833388A JP17833388A JPH0227810A JP H0227810 A JPH0227810 A JP H0227810A JP 17833388 A JP17833388 A JP 17833388A JP 17833388 A JP17833388 A JP 17833388A JP H0227810 A JPH0227810 A JP H0227810A
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JP
Japan
Prior art keywords
digital filter
signal
offset
input
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP17833388A
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English (en)
Inventor
Masao Akata
赤田 正雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0227810A publication Critical patent/JPH0227810A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル・フィルタの演算回路に関する。
より詳細には、アナログ・ディジタル混載の通信用LS
Iに用いられるディジタル・フィルタ演算回路の構成技
術に関する。
従来の技術 従来のディジタル・フィルタは、一般にディジタル信号
を2の補数形式で表現し、乗算器、加算器も2の補数表
現で演算を行っていた。第3図に、従来のディジタル・
フィルタの一例を示す。第3図に示したディジタル・フ
ィルタは、伝達関数H1(Z)が H+ (z)= 1 + 22−’+ Z−2(ただし
、Z−1= e−J2FIfTf=信号周波数、 T=サンプリング周期) で表わされるディジタル・フィルタである。このディジ
タル・フィルタに、入力端子lよりサンプリング周期T
で入力されたデジタル信号は、レジスタ3.4により、
それぞれZ −1、Z −2、すなわちT、2Tの遅延
を与えられると供に、乗算器5により係数乗算演算され
、加算器6により加算され、出力端子7から出力される
上記のディジタル・フィルタにおいて、H+ (z)は
、第4図に示すように周波数1/(2T)に零点を有す
るローパス・フィルタの伝達関数となる。
ディジクル信号のデータ表現として2の補数表現を用い
るのは、主として加算器、乗算器のノ翫−ドウェアが構
成し易いためである。
発明が解決しようとする課題 上記の従来のディジタル・フィルタ演算回路においては
、データ表現が2の補数であるため、入力信号がゼロ近
傍のときに、上位ビットの反転の頻度が増加する。その
ため、LSI化、特にCMO8のLSIとした場合に、
同一チップ上のアナログ回路等地の回路に影響を与える
とともに、消費電力が増加するという欠点がある。
第1表のタイムチャートにビット反転の様子を示す。
第1表 入力信号   010−10−10010レジスタ3 
 0010−10−100ルジスタ4  00010−
10−100第1表のタイムチャートは、入力信号が、
0の近傍のとき、すなわち無信号時において、振幅値1
程度のノイズがランダムに入力されている状況を示して
いる。レジスタ3.4の値が全ビット0の時刻t0から
始まり、以下サンプリング周期T毎の時刻t1、t2、
・・にOll、01−1.0、−1、・・・と入力され
ている状態を想定する。
各レジスタ、出力信号の値も第1表に示すごとく変化す
るが振幅値自体は小さい。しかしながら、振幅値は2の
補数で表現されているので、正の値から負の値または負
の値から正の値に移行する時に上位の多数のビットに反
転が生じる。第1表の出力信号では、時刻t3からt9
、t7からt6への移行がそれに相当する。反転するビ
ット数は、入力ノイズの振幅が小さい程、また、語長が
長い程増加する。
この無信号時のビット反転現象は、ディジタル・フィル
タの動作には、何ら影響を及ぼさない。
しかしながら、CMO3−LS Iとして実現した場合
、CMOSゲートは、ビット反転時に電力を消費する性
質を有するため、消費電力が増大するという問題が生じ
る。また、アナログ回路が同一チップ上に形成されてい
る場合、〈ット反転により、電源、グランドおよび基板
等に生じたノイズがアナログ回路の特性に悪影響を与え
る。この影響はディジタル・フィルタの演算論理回路が
多ビットで同期動作し、しかも論理ゲートの動作が高速
である程に大となる。
従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決
した、消費電力が低く、他の回路に悪影響を与えないデ
ィジタル・フィルタ演算回路を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明に従うと、入力されたディジタル信号に対して、
2の補数表現を用いた演算を行うディジクル・フィルタ
演算回路において、入力ディジタル信号にオフセット値
を加算する加算手段を有し、前記入力ディジタル信号に
前記オフセット値を加算した後に演算を行うことを特徴
とするディジタル・フィルタ演算回路が提供される。
作用 本発明のディジタル・フィルタ演算回路は、無信号時の
出力信号値およびフィルタ内の各ノードの数値をゼロ近
傍からずらし、無信号時のMSBのビット反転を押さえ
るために、入力信号値にオフセット値を加え、その後に
演算を行う。
本発明のディジタル・フィルタ演算回路では、無信号時
にノイズにより反転するビットが大幅に減少するので、
消費電力が低減されるとともに、他の回路に対する悪影
響もなくなる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、
以下の開示は本発明の単なる実施例に過ぎず、本発明の
技術的範囲を何等制限するものではない。
実施例 第1図を参照して本発明のディジタル・フィルタ演算回
路を説明する。第1図は、本発明のディジタル・フィル
タ演算回路の一実施例の回路構成図である。第1図に示
すディジタル・フィルタ演算回路において、入力端子1
より入力されたディジタル信号は、オフセット加算手段
2によりオフセット値が加えられた後、従来のディジタ
ル・フィルタ演算回路と同様にレジスタ3.4により、
それぞれ2− +、z −2、すなわちT、2Tの遅延
を与えられると供に、乗算器5により係数乗算演算され
、加算器6により加算され、出力端子7より出力される
。本実施例においてはオフセット値は4にしである。
本実施例のディジタル・フィルタ演算回路の入力端子l
に、前述の従来例のタイム・チャートと同一の入力シー
ケンスで、信号が入力された時のタイム・チャートを第
2表に示す。
レジスタ3  4454343445 レジスタ4  4445434344 入力信号は正・負に値が振れているが、オフセット値を
加算した後は全て正値となり、出力信号の反転ビットは
LSBの5ビツトに限定される。
すなわち、データ幅が16ビツトの場合、従来のディジ
タル・フィルタ演算回路では、無信号時にノイズにより
出力信号の16ビツト全部が反転していた。本発明のデ
ィジタル・フィルタ演算回路では、オフセット値4を加
えることにより、出力信号の反転ビットを約1/3の5
ビツトに減少させる。
同様に、レジスタ3.4の出力についても、無信号時に
ノイズにより反転するビット数を削減することが可能で
ある。
第2図に、本発明のディジタル・フィルタ演算回路の他
の実施例の回路構成図を示す。本実施例のディジタル・
フィルタ演算回路は、オフセット加算手段2の後に、加
算器6、レジスタ3、係数が1/2の乗算器5を接続し
、1次のローパスフィルタとなっている。
第3表および第4表に従来のディジタル・フィルタ演算
回路で、オフセット値を加算していない場合のタイム・
チャートと、本実施例のディジタル・フィルタ演算回路
において、オフセット値4を加算した場合のタイム・チ
ャートとを示す。
入力信号 第3表 第4表 従来のオフセット加算手段2が無いディジタル・フィル
タ演算回路の場合には、入力微小ノイズにより各部でM
SBの反転が生じる。出力端子7においては時刻t5か
らt6、t6からt7への移行時に全ピントが反転する
。本発明のディジタル・フィルタ演算回路では、オフセ
ット値4を加算することにより、反転ビットはLSBの
4ビツトに減少することが可能になる。従って、データ
幅を16ビツトとすれば、反転ビットを1/4のビット
数にすることが可能である。
発明の詳細 な説明したように本発明のディジタル・フィルタ演算回
路は、無信号時に入力される微小ノイズによる全ビット
幅にわたるビット反転を抑制することで消費電力を低減
し、また、電源等に発生するノイズを有効に押える。従
って、CMO5−LSI、アナログ・ディジタル混載L
SIに適した回路を提供することが可能になった。
これは、本発明のディジタル・フィルタ演算回路に独特
な、入力信号値にオフセット値を加算する機能により、
初めて可能になったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のディジタル・フィルタ演算回路の実
施例の回路構成図であり、 第2図は、本発明の他の実施例の回路構成図であり、 第3図は、従来のディジタル・フィルタ演算回路の回路
構成図であり、 第4図は、第3図に示すディジタル・フィルタ演算回路
の周波数特性を示すグラフである。 〔主な参照番号〕 1・・・入力端子 2・・・オフセット値加算手段 3.4・・・レジスタ 5・・・乗算器 6・・・加算器 7・・・出力端子 特許出願人  日本電気株式会社 代 理 人  弁理士 越場 隆 2・・・・オフセット値加算手段 5・・・・乗算器 6・・・・加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力されたディジタル信号に対して、2の補数表現を用
    いた演算を行うディジタル・フィルタ演算回路において
    、入力ディジタル信号にオフセット値を加算する加算手
    段を有し、前記入力ディジタル信号に前記オフセット値
    を加算した後に演算を行うことを特徴とするディジタル
    ・フィルタ演算回路。
JP17833388A 1988-07-18 1988-07-18 ディジタル・フィルタ演算回路 Pending JPH0227810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17833388A JPH0227810A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 ディジタル・フィルタ演算回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP17833388A JPH0227810A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 ディジタル・フィルタ演算回路

Publications (1)

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JPH0227810A true JPH0227810A (ja) 1990-01-30

Family

ID=16046658

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17833388A Pending JPH0227810A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 ディジタル・フィルタ演算回路

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