JPH0227762Y2 - - Google Patents

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JPH0227762Y2
JPH0227762Y2 JP10821584U JP10821584U JPH0227762Y2 JP H0227762 Y2 JPH0227762 Y2 JP H0227762Y2 JP 10821584 U JP10821584 U JP 10821584U JP 10821584 U JP10821584 U JP 10821584U JP H0227762 Y2 JPH0227762 Y2 JP H0227762Y2
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JP
Japan
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top plate
plate
shaft hole
side walls
belt
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JP10821584U
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JPS6123810U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はベルトの締金具としてのバツクルに
関する。
従来この種のバツクルはベルトを挿通させる第
1天板とベルトの一端に係止される第2天板とを
枢着し、これにベルトを係止させる押圧部材を設
けたものが一般的であり、またそのベルトは使用
に当り、まず立つた状態で腹部に装着され、各自
好みの締付け力が得られるよう調整しているが、
この状態で座つた場合に腹部を圧迫する場合があ
る。このようなときには、その都度ベルトの締付
けを調整する必要がある。
この考案はこのような従来の問題点に鑑み提案
されたもので、どのような姿勢においても腹部を
圧迫することのないバツクルを提供することを目
的とする。
この考案はその目的を達成するために第1天板
と第2天板との間に摺動板を設け、かつ第1天板
と第2天板とをスプリングにより互いに伸縮自在
に連結したものである。
以下図によつてこの考案の一実施例について説
明する。
図において、1は第1天板で、この第1天板1
には対向する両側壁11,11の一端側間にベル
ト7を案内するベルト案内12が架設され、この
両側壁11,11の他端側に軸孔13,13,1
5,15,が形成され、さらに両側壁11,11
の他端側に内側に向けてストツパ14が突設され
ている。
また、2は第2天板で、この第2天板2には対
向する両側壁20,20の中間部に凸部23,2
3が形成されると共に、両側壁20,20の他端
部に軸孔24,24が形成され、さらに第2天板
2の内側に上記凸部23,23によつて浮上りを
抑止された案内板21が並設されている。この案
内板21の両側壁にはスプリング6の両端が係合
するばね受け25が切り起し等により形成され、
また上記案内板21の両側壁他端側27,27に
は第2天板2の軸孔24,24と一致する軸孔2
2,22が設けられ、しかもその両側壁一端側に
は折曲げ突部26,26が形成され、この折曲げ
突部26,26の先端を第2天板と衝合させるこ
とにより案内板21と第2天板2との間に案内通
路8を形成する。29は案内板21の一端に形成
された切込み部で、この切込み部29に後述の摺
動板4の突出部45が当接する。
3は一端に鋸歯32が列設された折曲げ片31
を有するベルト取付け部材で、この折曲げ片31
の両側端には案内板21の軸孔22,22および
第2天板2の軸孔24,24を貫通して、これら
の軸孔22,22,24,24に回動自在に支持
される軸33,33が突設されている。
4は一端部に衝合突片41とこの衝合突片41
に近接して突出部45が設けられた摺動板で、こ
の摺動板4の両側壁に設けた取付け腕42,42
には第1天板1の軸孔13,13と一致する軸孔
43,43が設けられ、かつその摺動板4の他端
部には第2天板2の両側壁20,20の内壁と摺
動自在に接触する摺接部44,44が突設されて
いる。
そして、上記摺動板4は第2天板2と案内板2
1との間に形成された案内通路8に挿入され、両
板2,21によつて摺動自在に案内されると共
に、スプリング6の伸長状態においては上記摺接
部44,44を案内板21の折曲げ突部26,2
6に係合させ、かつスプリング6の収縮状態にお
いては上記突出部45を案内板21に係合させて
摺動板4の摺動範囲を規制している。
5は上記摺動板4の衝合突片41と衝合する一
対の軸受部51,51を有するベルト押圧部材
で、上記軸受部51,51の中間部には挿通軸5
4を露出させる切欠凹部52を有している。さら
に挿通軸54の両端部は摺動板4の軸孔43,4
3および第1天板1の軸孔13,13に嵌挿し、
これによつて両板1,4を互いに回転自在に連結
している。しかも、上記ベルト押圧部材5には凹
凸面からなる偏心カム面55,55が設けられて
いる。6はコイル状のスプリングで、このスプリ
ング6,6はその中央部が摺動板4の切り起し突
出部45に引掛けられ、その両端は案内板21の
ばね受け25,25に引掛けられて略山形状に張
設されている。これによつて、第1天板1と第2
天板2とは互いに伸縮自在に連結される。9は両
端細径部が第1天板1の軸孔15,15に貫通支
持されるばね受けピン、10はベルト押圧部材5
を一方向に回動付勢したコイル状のスプリング
で、このスプリング10はベルト押圧部材5の切
欠凹部52において挿通軸54に装着され、U字
状に延出させた中央部10aをばね受けピン9に
当接させ、両端10b,10bを摺動板4に当接
支持させている。これによつて、第2天板2を常
時ベルト押圧方向に付勢している。
この考案は上述のように第2天板2に案内板2
1を所定の間隔をおいて並設するとともに、これ
ら両板間に摺動板4を摺動自在に設け、かつこの
摺動板4を第1天板1に枢着し、さらに第2天板
2と摺動板4とをスプリング6により伸縮自在に
連結しているので、使用者の姿勢に応じて第1天
板1に対して第2天板2および案内板が伸縮し、
したがつて使用者に圧迫感を与えることがない。
なお、図示例は突出部45が係合する切込み部2
9を案内板21の前端縁に形成してあるが、案内
板21の前端部が2点鎖線の位置で切断されてい
る場合は切込み部29は必ずしも設けなくてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案におけるバツクルの一実施例
を示す縦断面図、第2図は分解斜視図である。 1……第1天板、11……側壁、12……ベル
ト案内、13,15……軸孔、14……ストツ
パ、2……第2天板、20……側壁、21……案
内板、22……軸孔、23……突出部、24……
軸孔、25……係合部、26……折曲げ突部、2
7……切込み部、3……ベルト取付け部材、31
……折曲げ片、32……鋸歯、33……軸、4…
…摺動板、41……衝合突片、42……側壁、4
3……軸孔、44……摺接部、45……突出部、
5……ベルト押圧部材、51……係合部、52…
…切欠凹部、54……挿通軸、55……カム面、
6,10……スプリング、7……ベルト、8……
案内通路、9……ばね受けピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する両側壁の一端側を向い合わせに折曲げ
    てベルト案内を形成すると共に、両側壁の他端側
    に軸孔を形成した第1天板と、対向する両側壁の
    他端側に軸孔を形成した第2天板と、この第2天
    板の内側に所定の間隔をおいて並設され、平面に
    一対のばね受けが形成されると共に、両側壁一端
    側に上記第2天板に向けて折曲げ突部を形成し、
    かつ両側壁他端側に軸孔を形成した案内板と、こ
    の案内板と上記第2の天板との間に摺動自在に挿
    入され、対向する両側壁一端側に軸孔を有する取
    付け腕を延設すると共に、両側壁他端側に上記折
    曲げ突部に係合する摺接部を形成し、かつ平面に
    突出部が突設された摺動板と、一端部の折曲げ片
    に鋸歯を列設し、この折曲げ片の両側端に上記案
    内板の軸孔と第2天板の軸孔とに回動自在に嵌合
    する軸を突設したベルト取付け部材と、両端側に
    軸受部を、中間部に挿通軸を露出させる切欠凹部
    を形成し、その挿通軸の両端を上記摺動板の軸孔
    と第1天板の軸孔に貫通突出させ、これら第1天
    板と摺動板とを互いに回動自在に連結するベルト
    押圧部材と、中央部を上記摺動板の突出部に引掛
    け、かつ両端を上記案内板のばね受けに引掛け
    て、上記第1天板に対して上記第2天板および案
    内板を伸縮自在に連結するスプリングとを備えた
    バツクル。
JP10821584U 1984-07-19 1984-07-19 バツクル Granted JPS6123810U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10821584U JPS6123810U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バツクル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10821584U JPS6123810U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バツクル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123810U JPS6123810U (ja) 1986-02-12
JPH0227762Y2 true JPH0227762Y2 (ja) 1990-07-26

Family

ID=30667419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10821584U Granted JPS6123810U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バツクル

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Country Link
JP (1) JPS6123810U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123810U (ja) 1986-02-12

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