JPH0227754Y2 - - Google Patents

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JPH0227754Y2
JPH0227754Y2 JP1985044673U JP4467385U JPH0227754Y2 JP H0227754 Y2 JPH0227754 Y2 JP H0227754Y2 JP 1985044673 U JP1985044673 U JP 1985044673U JP 4467385 U JP4467385 U JP 4467385U JP H0227754 Y2 JPH0227754 Y2 JP H0227754Y2
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JP
Japan
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box culvert
diameter
small
connecting plate
diameter box
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JP1985044673U
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JPS61160386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口径の異なる二つのボツクスカルバ
ートとを連結するための異径ボツクスカルバート
の連結構造に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、異径の金属製管同志を連結するような場
合、一端を大径とし他端を小口径とした中間円筒
部材を介在させ、該中間円筒部材と直接或いは間
接的に、ねじ結合あるいはフランジ部でのボルト
結合等の手段で連結する手段が一般的である。
しかし、コンクリート製で、且つ一辺が3m以
上もある異径の箱状筒体(ボツクスカルバート)
同志を連結する手段として、金属製で且つ比較的
小径な円筒状管同志を連結するための前記手段を
そのまゝ採用することは、構造上不可能である。
而して、従来はその殆どが、現場打ちコンクリ
ート或いは複数個のプレキヤスト製のコンクリー
ト板で構築しているのが現状である。
後者のものを例えば、第3図及び第4図によつ
て説明すると、導水路Wと連通した取水槽Sと、
該取水槽Sより一段深い沈澱槽Tが連続したもの
を構築しようとする場合には、二種類の底版A1
及びA2と、下部に段差を設けた同一形状の一対
の側版B又は異なつた形状からなる二種類の二対
の側版B1及びB2と、閉塞版Cといつた複数の
板材を使用する必要がある。そして、各板材は
夫々の連結部分において、何らかの手段で連結し
て構築することになる。
したがつて、構成板材の種類が多くなり、その
商品管理が煩雑となること、各板材同志の連結工
数が増え、施工性が悪いこと、更に連結部の構造
強度が弱いといつた諸問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の欠点に鑑み、上
記取水槽等のように、口径の異なる槽同志を連結
したものを構築するに際し、口経の異なるプレキ
ヤス製ボツクスカルバートと、その組み合わせに
応じた大きさの連結板を用意するだけで構築する
ことが出来るものを提供することを目的としたも
のであり、その要旨は、四隅に夫々連結用の貫通
孔を有する大口径ボツクスカルバートと小口径ボ
ツクスカルバートとの接合部開口端間に、外形が
大口径ボツクスカルバートの外形とほゞ同一で且
つ小口径ボツクスカルバートの開口とほゞ同一の
窓穴を有すると共に前記貫通孔に連通する貫通孔
を有する連結板を配設し、該連結板とボツクスカ
ルバートとを夫々前記貫通孔内に挿通した緊張鋼
材を緊張して一体に連結したことを特徴とする異
径ボツクスカルバートの連結構造にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図及び第2図に示す実施例
により詳細に説明する。
第1図において、1は高さが高く口径の大きな
大口径ボツクスカルバートで、2はこの大口径ボ
ツクスカルバート1より高さが低く口径の小さな
小口径ボツクスカルバートであり、各ボツクスカ
ルバート1,2の四隅には、夫々連結用の貫通孔
1a,2aが穿設されている。
3は前記両ボツクスカルバート1,2を連結す
るための連結板で、その外形は前記大口経ボツク
スカルバート1の外形とほゞ同一であり、内部に
は前記小口径ボツクスカルバート2の開口とほゞ
同一形状の窓穴3aが形成されており、該連結板
3には前記連結用の貫通孔1a,2aと連通する
貫通孔3bが形成されている。なお、図面中4は
PC鋼棒、5は閉塞板である。
次に、本考案の作用を説明するに、先ず前記連
結板3の後面には大口径ボツクスカルバート1の
接続部開口端面を、また前面には前記窓穴3aと
対応する位置に小口径ボツクスカルバート2の接
続部開口端面を夫々に当接する。すなわち、図示
の実施例では、前記窓穴3aは上方に寄つた位置
に形成してあるので、両ボツクスカルバート1,
2の上面は平坦状の面一となつている。
そして、大口径ボツクスカルバート1、連結板
3及び小口径ボツクスカルバート2の上辺の二隅
においては、夫々に形成されている貫通孔1a,
3b及び2a内にPC鋼棒4を挿通し、このPC鋼
棒4の一端あるいは両端をナツトで締付け、三者
を一体に連結する。
また、下辺のおいては、大口径ボツクスカルバ
ート1と連結板3との貫通孔1a,3b内にPC
鋼棒4を挿通し、このPC鋼棒4の一端あるいは
両端をナツトで締付けて両者を一体に連結すると
ともに、小口径ボツクスカルバート2と連結板3
との貫通孔2a,3b内にPC鋼棒4を挿通して
同じようにして両者を一体に連結する。
而して、両ボツクスカルバート1,2は、上部
においては、連結板3を間に挟んでPC鋼棒4に
よりプレストレストが掛かつた状態で一体に連結
されるとゝもに、下部においては、両ボツクスカ
ルバート1,2と夫々連結された連結板3を介し
て一体に連結され、全体として両ボツクスカルバ
ート1,2はプレストレストが掛かつた状態で一
体に連結される。
そして、例えば大口径ボツクスカルバート1の
他端開口部を閉塞板5で塞ぐと共に、小口径ボツ
クスカルバート2の他端開口部に導水管Wを配設
し、この導水管Wと小口径ボツクスカルバート2
とを連通孔6を介して連通させることにより取水
槽Sを構成するのであるが、前記閉塞板5の固定
手段は前記PC鋼棒4で一緒に連結してもよい。
第2図に示すものは他の実施例を示し、連結板
3のほゞ中央に小口径ボツクスカルバート2を上
記と同様の手段により連結するとゝもに、複数の
PC鋼棒、5は閉塞板である。
次に、本考案の作用を説明するに、先ず前記連
結板3の後面には大口径ボツクスカルバート1の
接続部開口端面を、また前面には前記窓穴3aと
対応する位置に小口径ボツクスカルバート2の接
続部開口端面を夫々当接する。すなわち、図示の
実施例では、前記窓穴3aは上方に寄つた位置に
形成してあるので、両ボツクスカルバート1,2
の上面は平坦状の面一となつている。
そして、大口径ボツクスカルバート1、連結板
3及び小口径ボツクスカルバート2の上辺の二隅
においては、夫々に形成されている貫通孔1a,
3b及び2a内にPC鋼棒4を挿通し、このPC鋼
棒4の一端あるいは両端をナツトで締付け、三者
を一体に連結する。
また、下辺のおいては、大口径ボツクスカルバ
ート1と連結板3との貫通孔1a,3b内にPC
鋼棒4を挿通し、このPC鋼棒4の一端あるいは
両端をナツトで締付けて両者を一体に連結すると
ともに、小口径ボツクスカルバート2と連結板3
との貫通孔2a,3b内にPC鋼棒4を挿通して
同じようにして両者を一体に連結する。
而して、両ボツクスカルバート1,2は、上部
においては、連結板3を間に挟んでPC鋼棒4に
よりプレストレストが掛かつた状態で一体に連結
されるとゝもに、下部においては、両ボツクスカ
ルバート1,2と夫々連結された連結板3を介し
て一体に連結され、全体として両ボツクスカルバ
ート1,2はプレストレストが掛かつた状態で一
体に連結される。
そして、例えば大口径ボツクスカルバート1の
他端開口部を閉塞板5で塞ぐと共に、小口径ボツ
クスカルバート2の他端開口部に導水管Wを配設
し、この導水管Wと小口径ボツクスカルバート2
とを連通孔6を介して連通させることにより取水
槽Sを構成するのであるが、前記閉塞板5の固定
手段は前記PC鋼棒4で一緒に連結してもよい。
第2図に示すものは他の実施例を示し、連結板
3のほゞ中央に小口径ボツクスカルバート2を上
記と同様の手段により連結するとゝもに、複数の
大口径ボツクスカルバート1を同時に連結し得る
ように構成したものである。
すなわち、大口径ボツクスカルバート1は、そ
の先端を連結板3の後面に固定し、その後端には
これと接続する大口径ボツクスカルバート1を設
置してなり、連結板3と二つの大口径ボツクスカ
ルバート1及び1を、PC鋼棒4により一体に連
結したものである。
更に、この実施例では、大口径ボツクスカルバ
ート1の前端面及び小口径ボツクスカルバート2
の後端面に夫々凸状部を形成するとゝもに、連結
板3の前後両面にはこの凸状部と対応する凹状部
を形成し、この凹状部内に上記凸状部を夫々嵌合
させて一体に連結するよう構成されている。
〔考案の効果〕 本考案に係る異径ボツクスカルバートの連結構
造は、上記のように、四隅に夫々連結用の貫通孔
を有する大口径ボツクスカルバートと小口径ボツ
クスカルバートとの接合部開口端間に、外形が大
口径ボツクスカルバートの外形とほゞ同一で且つ
小口径ボツクスカルバートの開口とほゞ同一の窓
穴を有すると共に前記貫通孔に連通する貫通孔を
有する連結板を配設し、該連結板と各ボツクスカ
ルバートとを夫々前記貫通孔内に挿通した緊張鋼
材を緊張して一体に連結した構成であるから、口
径の異なるボツクスカルバートと、その組み合わ
せに応じた複数の連結板だけを用意すればよい。
従つて、部品点数が少なくてすむため商品の管
理が容易であるとゝもに、各部材の連結個所が少
ないために施工性がよく、コストダウンにも寄与
することができる。
また、連結手段として、緊張鋼材を各部材内に
形成した貫通孔内に挿通し、これを緊張すること
により三者を一体構造としたものであるから、構
造強度が大きく、地盤が不当沈下した場合でも、
連結部の水密性を長期にわたり維持できるといつ
た諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の夫々異なる実施例
を示す縦断正面図、第3図及び第4図は取水槽の
従来例を示し、第3図は縦断面図、第4図は蓋を
外した状態の平面図である。 1……大口径ボツクスカルバート、2……小口
径ボツクスカルバート、1a,2a……貫通孔、
3……連結板、3a……窓穴、3b……貫通孔、
4……PC鋼棒、5……閉塞板、S……取水槽、
T……沈澱槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四隅に夫々連結用の貫通孔を有する大口径ボツ
    クスカルバートと小口径ボツクスカルバートとの
    接合部開口端間に、外形が大口径ボツクスカルバ
    ートの外形とほゞ同一で且つ小口径ボツクスカル
    バートの開口とほゞ同一の窓穴を有すると共に前
    記貫通孔に連通する貫通孔を有する連結板を配設
    し、該連結板と各ボツクスカルバートとを夫々前
    記貫通孔内に挿通した緊張鋼材を緊張して一体に
    連結したことを特徴とする異径ボツクスカルバー
    トの連結構造。
JP1985044673U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0227754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985044673U JPH0227754Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985044673U JPH0227754Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS61160386U JPS61160386U (ja) 1986-10-04
JPH0227754Y2 true JPH0227754Y2 (ja) 1990-07-26

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ID=30557459

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985044673U Expired JPH0227754Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020200761A (ja) * 2020-09-24 2020-12-17 アスザック株式会社 マンホールへの台付管の連結構造およびマンホールへの台付管の連結方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS535943Y2 (ja) * 1973-03-14 1978-02-15

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JPS61160386U (ja) 1986-10-04

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