JPH02277453A - 使い捨て生理用パッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、漏れの頻度の少ない可処分の生理用パッドに
関する。

さらに詳細には、本発明は、使用者の会陰部の外部領域
と製品のより有効な接触を提供し、こうして製品の側部
からの漏れの危険を減小する可処分生理用パッドに関す
る。

本発明を要約すれば、各縦縁（９）に沿ってかつ接近し
て少なくとも一つの圧縮線（１０）を含む可処分生理用
パッドであり、その結果使用者の腿（１２，１３）の製
品への圧力により、吸収材料（３）の隆起（１４）が、
会陰領域（１１）に向かう外観を呈する。本発明は、側
部かもの漏れの決定的な原因である分泌点から吸収材料
（３）への経路を縮小させることを狙う。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点発明の範
囲において、衛生パッドが考察され、それらの吸収性装
置は、通常月経期間中、女体の外部で使用されることを
意図され、月経及び他の膣分泌物を収容しかつ保持する
。

可処分な生理用パッドが、再び使用されることなしに、
女体から体液を収集した後、捨てられるように設計され
る。

生理用パッドは、現代社会において一般に消費される品
目であり、そして説明の目的のために、３つの範−に分
類される。即ち、 タンポン 外部パッド 他の２つの形式の特性を有する混成パッドタンポンは、
使用者の衣服を汚す危険性が殆どなしに、原管内の月経
分泌物を遮る能力を有する。

それらは、優れた保護手段であると考えられる。・実際
に．パツドの膨張を生ずる体液の機能上の放射状拡張を
有効に有し、こうして原管を密閉し、かつ原管内の閉塞
を生成する能力に関して、故障が機能性において発生す
る。さらに、身体的又は心理的理由のために、タンポン
を有効な女体保護手段として使用することができない人
達がいる。

最後に、挿入又は除去の問題がある。時々、それらは、
固着し、かつ処理が困難であり、そして幾つかの健康問
題において、医療上の制限がある。

所謂混成パッドは、タンポンと外部生理用パッドの特性
を組み込むものである。時々、それらは、ワ久ド又は唇
側バンド又は前庭形式パッドと呼ばれ、この場合外陰前
庭への部分的又は全体的な挿入が行われる。

文献において記載された多数の事例において、使用者の
身体との解剖学的な協同を考慮せず、感受性組織が、幾
つかの構造的要素の閉塞性外形によりしばしば広げられ
るという効果がある。即ち、所謂唇側パッドは、膣口、
尿道口及び／又は陰核の如く、非常に感受性の尿生殖器
部分との摩擦接触において機能する。他の事例において
．パツドは、前庭の内側に位置するパッドの部分により
、使用者の下着に確実に固定されるべきであり、そして
多くの状況下で、これは、感受性部分の内側で摩擦効果
を生成する。

こうして、米国特許第２．０９２．３４２号と第３．９
０５．３７２号により、膣口の内側の要素は、外部に物
理的に連結され、その結果使用者の身体とパッドの下側
構造の間の相対移動は、不快、いらだちと苦痛も生ずる
。同様の方法において、米国特許第３．９８３．８７３
号は．パツドの保持力を増大させるために、唇側空間の
壁に対して支持されるフラップを記載する。米国特許第
４．７４２．２４５号における如く、身体／製品／使用
者の衣服に関する相対移動により、このいらだちの因子
を除去するために設計された他の前庭形式パッドがある
。しかし、開示された製品は、極めて精巧であり、かつ
製造が高価である。

外部生理用パッドは、月経体液、他の膣分泌物と多分、
失禁婦人の尿を収集するために、外陰部領域の近くの身
体の外側での使用のために開発された。

最も簡単かつ伝統的な形式において、そのようなパッド
は、体液浸透性正面シート（時々「頂部シート」と呼ば
れる）と体液不浸透性裏張りシートとの間に置かれた吸
収性コアを含む。

時々「吸収性要素」と呼ばれる吸収性コアは、月経分泌
物と他の膣分泌物を収容かつ吸収するために適合される
。吸収性コアは、月経体液又は同様の身体分泌物を吸収
する、粉砕木パルプ、ポリマー泡、植物パルプ、天然又
は合成繊維又は他の材料を含む。木バルブ繊維は、一般
に、外部生理用パルプの吸収性コアの主要構成要素とし
て使用される。

体液浸透性正面シートは、生理用パルプの使用中、着用
者の身体に接触し、そして月経又は他の膣分泌物を通過
させ、下側の吸収性コアによって吸収させる。正面シー
トは、通常、体液浸透性不織布又は穿孔付きグラスチッ
ク・フィルムを含む。

正面シートは性質において親水性であるが、性質におい
て疎水性であることが、好ましい。後者の場合に、月経
又は他の分泌物は、体液浸透性正面シートを通過するが
、シートは、疎水性のために、感触的に乾いたままであ
る傾向があり、こうして製品の使用をより快適にする。

穿孔付きプラスチック・フィルムは、通常、本来疎水性
である。不織布は、疎水性繊維から作製されないならば
、例えば、ふっ素化学薬品、ワックス・エマルジョン等
によって設けられた如く、撥水仕上げによる処理により
、疎水性にされる。

体液不浸透性裏張りシートの目的は、その名称が示唆す
る如く、吸収性コアによって収集された体液が生理用パ
ッドから漏れ、かつ使用者の衣服を汚すのを防止するこ
とである。裏張りシートは、通常、ポリエチレンの如く
、プラスチックの薄いフィルムを含むが、幾つかの場合
には、液体不浸透性であるように適切に処理された他の
材料、例えば、不織布を含む。所望ならば、裏張りシー
トは、水蒸気浸透性であり、即ち、水蒸気を通過させる
が、同時に、液体の通過を防止する。

漏れ、そして最も一般には、非常に少量でさえも側部に
おける月経血の通常の漏れは、使用者にとって大きな不
快であり、かつ困惑である。技術における当業者は、そ
のような製品を開発する際の目標は、方向Ｚ（３次元表
現のグラフにおいて、軸ＸとＹは、水平面を表現し、そ
して軸Ｚは、それらに垂直であることを考慮する）にお
ける液体流の最大化である。というのは、この目的を十
分に正当化する技術的な理由のほかに、急速な２方向の
流れが．パツドにおける汚れの効果を最小にすることを
示す心理学的な理由があり、そして比較的乾燥した頂部
シートの状態に関連して、安全感覚が扱われなければな
らず、こうしてパッドの故障、即ち、漏れによる困惑の
可能性を縮小する。

伝統的な形式の外部パッドは、単に、伸長矩形製品であ
り、使用者の解剖学的構造を考慮することなしに作製さ
れる。こうして、使用中、そのような製品は、性能をか
なり低下させ、かつ頻繁の漏れを助長する変形を受ける
。

そこから始まって、改良は、先行技術から追随しており
、そして漏れの可能性において、例えば、漏刻の形式に
おいて、矩形よりも、より解剖学的に吸収性シートを形
成する、使用者の脚の間により良く適合し、かつ分陰領
域に接近するために．パツドを全体的にシェルの形式に
する、 吸収要素の方への液体の通過を最適にし、かつ反対方向
において戻りを制限する頂部シートを使用する、 より精巧な構造、例えば、分泌点とパッドの間により近
接を生ずるために中央領域においてより厚い吸収性要素
と、漏れのだめの障壁を形成する側部フラップと、米国
特許第４．４２５．１３０号他における如く重なり構造
等を作製する、伝統的な吸収シートの内側に沿って、又
は可変材料の層により、密度を変化させることにより、
吸収繊維又は超吸収性ポリマーのいづれかを使用するこ
とにより、大きな吸収性を生成する、ことにより直接又
は間接的に縮小された。

この改良リストから、複雑さと精巧性の増大する製品の
最適化は、獲得された利益に関して、製品をますます高
価にする傾向があり、結果的に最終消費者の対する価格
を高めることが見られる。

外部生理用パッドにおける漏れの存在理由の調査により
、そのような液体を収集かつ保持する製品に出会う点へ
の膣分泌物の経路を最小にすることが必要であることが
示される。これは、任意の経路が、例えば、そのような
液体の粘性と表面張力に明らかに依存し、多かれ少なか
れ、分泌場所に隣接した皮膚の上に体液を流させるとい
う事実によって正当化される。この方法において、幾つ
かの場合に、それは、吸収シートの範囲から外れ、かつ
漏れ、こうして使用者は、不快、困惑、そして結果とし
て危険の感情を生ずる。結論は、吸収性と漏れの保有性
に関して、優れた固有の性能を備えた構造が、そのよう
な構造との液体の接触が行われる瞬間から、機能すると
いうことである。

問題点を解決するための手段 こうして、先行技術の欠点と、技術における当業者が、
前述・の説明によりこの種類の製品に求めた機能的必要
性とを認識すると、本発明の目的の一つは、側部におい
て漏れの危険を有効に最小にする外部可九分生理用パッ
ドを提供することである。

別の目的は、新しい材料を使用することなく、かつ製造
が困難な複雑かつ精巧な構造を使用することなしに、有
効なパッドを提供することである。

本発明のさらに別の目的は、高費用／利益比を有する有
効かつ簡単なパッドを提供することである。

本発明により、該パッドの本体の各縦縁に沿いかつ接近
した圧縮によって得られた少なくとも一つの線を含むこ
とを特徴とする可処分生理用パッドが提供される。その
ような線は、互いから十分に離れており、その結果使用
中、使用者の腿によって及ぼされた圧力は、液体が分泌
される使用者の身体の方に隆起を提供する。

本発明のパッドの機能性は、使用された時、製品が、使
用者の腿により中央部分に圧縮されるという事実に基づ
く。この圧縮は、２つの線の間に含まれた材料を、使用
者の身体の方に押しやらせ、こうして多量の材料を、吸
収の必要性がより重大である分泌点に接近して吸収のた
めに利用できるようにし、液体の皮膚への漏れの可能性
のある自由な経路を防止し、こうして漏れの危険を縮小
する。

先行技術の場合における如く、２つの線が存在しない時
、使用者の腿の圧力下にある吸収材料は、身体から離れ
るか、又は分泌点において良好な接触を設けない偶然の
形態を取る傾向がある。

これは、先行技術におけるものとは異なり、発明の可処
分生理用パッドが、吸収材料の隆起を設けるようとし、
この目的のために付加的な吸収性材料を使用する必要性
なしに、使用者の身体との接触を最適にすることを意味
する。

ここで使用された如く、表現「圧縮線」又は「圧縮によ
って得られた線」は、生理用パッドの本体が、非弾性的
に、周囲の材料に関してより大きな密度を生成するため
に十分に、線に沿って圧力を受けることを意味する。そ
のような線−少なくとも２つあるーは、互いと縦縁に平
行な直線であってもなくても良く、そして任意の厚さを
有する。

好ましくは、線は、縦縁に平行であり、そしてそれらの
幅は、５ｍｍよりも小さく、このようにして、それらは
、製品が使用される時、隆起の形成を助長する。

低圧縮によって生成され不良に規定された線と、高圧縮
によって生成され良好に規定された線との間では、後者
が、好ましく、それは腿の圧力下で使用者の身体の方に
隆起を形成するために、吸収シートの能力を強化する。

しかし、ある値を超える圧縮は、使用者の快適さを損な
う程度まで、堅い材料の線を生成する不都合を有する。

各縦縁に沿った単一圧縮線の存在が、好ましい。しかし
、各縦縁に沿って互いに接近した２つ以上の線、あるい
は製品の使用中隆起の外観をあまり損なわない他の構成
がまた、発明の範囲において包含される。

本明細書において使用された如く、表現「縦縁」は、発
明の生理用パッドの吸収材料の長さに沿つた縁を意味す
る。この表現は、吸収要素を超えて延びている側部フラ
ップを備えた製品の長さに沿った端部を言及しない。

ここで使用された如く、表現「各縦縁に沿ってかつ接近
して」は、圧縮によって得られた一方の線から最も近い
縦縁への距離が、該一方の線と、反対の縦縁の近くの圧
縮によって得られた他方の線との間の距離よりも小さい
ことを意味する。圧縮線は、大きな密度により、液体の
優先的な伝導の領域であるために、それらは、漏れの危
険がある程度まで縦縁に接近せず、また前述の隆起の形
成が妨げられるほど、互いに接近しない。好ましくは、
圧縮線から最も近い縦縁への距離は、吸収要素の幅の約
５〜３０％であり、そしてより好ましくは、吸収要素の
幅の約５〜２０％である。

圧縮線の間の距離はまた、弾性、密度、繊維長、等にお
いて変化する吸収要素を構成する一つ又は複数の材料の
関数である。技術における当業者に公知であり、かつ、
発明に関連した圧縮線の固有の性質は、液体伝導の優先
的な方法を設けることである。そしてそれらは、分泌点
からより離れた領域に分泌体液を伝導（又はウィック）
するために役立ち、即ち、それらは、より均質かつ迅速
な方法において、全吸収要素に沿って液体を広げために
役立ち、こうして、使用者の皮膚と液体の接触時間を減
らし、かつ分散させるための圧縮線のない単一場所にお
いて、多量の月経分泌物の場合に発生する漏れを避ける
ために役立つ。

生理用パッドの極めて共通な実際の実施態様は、製品の
長さに沿った側部フラップに関連する弾性手段と、吸収
要素として木パルプ繊維の芯とを使用した。吸収要素の
圧密は、製品の保管中に発生することが注目される。そ
のような弾性手段は、製品に解剖学的弯曲とひだを設け
、そして木パルプ繊維の弾性により、優先的な方法にお
いて解剖学的弯曲とひだの近くに据えられ、こうして通
常月経分泌物の焦点の回りで、高密度と、このため、縮
小吸収速度の望ましくない領域を生ずる。圧縮線は、バ
ルブ・パネルに凝集を伝え、こうして、製品に有益な場
所において、即ち、縦縁に沿って、繊維の弾性移動への
抵抗を設ける。この場合圧縮線は、分泌液体を吸収要素
のより遠い領域に導き、かつ使用中、前述の隆起を設け
る。

ここで使用された如く、用語パッド「本体」は、吸収要
素を少なくとも含むと理解され、そして他の層、例えば
、下側又は内側に置かれた正面シートと裏張りシートを
含む。こうして、圧縮線は、所望ならば、吸収要素にの
み、あるいはパッド本体を含む他の構造要素に刻印され
る。例えば、圧縮線は、正面層と吸収要素の両方におい
て作製される。

圧縮線を生成するための好ましい方法は、所望の形式を
有する適切な材料から作られたレリーフ・パターンを吸
収性本体に配置し、そしてそれを押して、必要ならば加
熱圧搾することにより、圧縮線を生成するために十分に
、吸収要素の材料を刻印することによる。レリーフ・パ
ターンと接触された吸収要素の表面は、使用者の身体に
面する。

そうでなければ、使用者の腿によって及ぼされた圧力は
、身体からそらされた吸収要素の表面において、隆起の
形成を非所望に助長する。

産業上の実現の例は、周囲に沿って配置された多様な等
しいレリーフ・パターンを回転シリンダーに設け、かつ
該芯において圧縮線を設けるために十分な圧力下で、シ
リンダーと移動ベルトの間に吸収要素芯を通過させるこ
とに存する。

発明の可処分生理用パッドは、特定形式の構造に制限さ
れず、そして随意的に、 疎水性又は親水性特性のいづれかを有し、単独に又は他
の材料と組み合わせて、浮き彫りを備え又はなしの、不
織布又は穿孔プラスチック・フィルムの液体浸透性カバ
ー・シートと、 木パルプ又は他の植物パルプ、ポリマー又は天然泡、疎
水性繊維、あるいはそれらを混合して作製され、差密度
を有する領域を備えた超吸収性ポリマーを含む単一層又
は多重層シートであり、使用者の衣服に付着させる手段
のある又はない単一層又は多重層シートと、 吸収性又は吸収性でなく、単一層又は多重層の、完全又
は部分的に疎水性の一つ又は複数の材料から作製された
外部裏張りシートであり、弾性手段を有し又はなしに、 温調の形式又は適切な形式において矩形である外部裏張
りシートとを具備する。

圧縮線は、必ず、月経分泌物を収容するために設計され
た領域の縦縁に接近して位置し、そして好ましくは、約
１＝１２ｃｍ、そしてより好ましくは、約２〜８ｃｍの
長さを有する。

発明の好ましい実施態様において、圧縮線は、縦縁に沿
って位置せず、月経分泌物を直接に収容しない領域の方
に相補的に延びているが、交わりかつ両方向に進むまで
、互いに向かう方向を有する。これは、この実施態様に
おいて、吸収要素において収集された液体のより急速か
つ均質な分布が、最適化されるという事実によって正当
化される。

しかし、これは、圧縮線が交わらず、又は放射状に小分
割される実施態様を除外せず、あるいは、使用者の腿の
圧力にさらされた時、圧縮線の間に隆起を形成する能力
をあまり損なうことなしに、収集された液体を分散させ
る他の実施態様を除外しない。

本発明は、ブラジル特許出願ＰＩ３６０１２２６におい
て記載かつ請求された可処分生理用パッドに関連して示
される。この実施例は、単に例示として与えられ、そし
て特許請求の範囲を制限することを意図されない。

実施例 今添付の図面を参照すると、本発明の教示による外部生
理用パッド３０が示される。形が細長く、かつ、それぞ
れ丸い上方及び下方端部縁１６と１７を有するパッド３
０は、体液浸透性正面シートＬと、吸収要素又は吸収性
コア３と、体液不浸透性裏張りシート２とを具備する。

パッド３０は、さらに．パツドのそれぞれ縦側部縁１８
．１９に隣接して位置する一対の弾性要素６．６′を具
備する。パッド３０は、圧縮線■０、ＩＬＩ２ａ。

１２　ｂ、　　ｌ　２　ｃｌｌ　２　ｄ、　　ｌ　３　
ａと１３ｂを含み、以後さらに詳細に記載される。例え
ば図面の第１ｂ図に見られた如く、正面シートｌと裏張
りシート２は、幅において間延である。シートｌと３は
また、長さにおいて間延である。吸収要素３は、正面及
び裏張りシートの長さよりも小さな長さと、正面及び裏
張りシートの幅よりも小さな幅を有する。吸収要素３は
、一対の縦側部縁９．９″と、丸い頂部縁２１と、丸い
底部縁２２とを有し、それらは、−緒に、吸収要素の周
囲を規定する。吸収要素は、図面の第１ｂ図に最良に見
られた方法において、正面シート１と裏張りシート２の
間に位置する。正面シート１と裏張りシート２は、例え
ばヒートシールにより、周縁部分において互いに固定さ
れる。即ち、それらの部分は、吸収要素３の周囲と、前
述の頂部縁１６、底部縁１７、及び２つの縦側部縁１８
．１９によって規定されたパッド３０の周囲との間にあ
る。縦側部フラップ４．５は、上記の方法においてシー
トｌと２を一緒に固定した結果として、生理用パッド３
０に設けられる。

弾性要素６．６′は．パツド３０のそれぞれ縦フラツプ
４．５において正面シートｌと裏張りシート２の間に位
置する。これらの弾性要素は．パツド３０が第１ａ図に
示された平坦構成にある時、延びているが弾性的に収縮
する状態にある。弾性要素が、延びている状態から収縮
することを許容される時、生理用パッドは、第２ａ図に
示された「ポート状」構成を取る。弾性要素は、第１ｂ
図に見られた方法において、正面及び裏張りシートの間
で、例えば溶融接着剤の使用により、固定された一つ以
上のゴム・モノフィラメントを含む。

しかし、好ましくは、熱による処置により収縮しかつ弾
性的になる熱可塑性フィルムの細片が、弾性要素のため
に使用される。熱収縮した後弾性特性を有する幾つかの
熱収縮性の熱可塑性フィルムが、技術において公知であ
る。平方センチメートル当たり約３５ｇの坪量と、約１
３ｃｍの長さと、約１ｃｍの幅と、約３０ミクロンの厚
さとを有するエチレンと酢酸ビニルの熱収縮性コポリマ
ーの細片を使用することが、好ましい。好ましくは、弾
性要素は．パツド３０の長さの約６０％である長さを有
し、そしてパッドの端部から端部までの中心にある。熱
収縮性コポリマーの前述の細片は、第１ａ図に示された
如く、一連の間隔をあけた横向きの固定線７を設けるヒ
ートシール装置の使用により、正面及び裏張りシートの
間の弛緩状態において固定される。固定線７は、シール
のない領域８により、互いに分離される。熱収縮性弾性
要素６が、上記の如く、ヒートシール手順の使用により
正面及び裏張りシートの間で固定される時、適用された
熱はまた、要素６．６′を収縮させるために役立ち、こ
れにより弾性特性を提供する。

熱収縮性弾性要素６．６″が、例えば接着剤の使用によ
り固定されるならば、それらが収縮し、かつ弾性特性を
獲得するために、例えば熱空気の使用により、熱で要素
を事後処理することが、必要である。弾性要素６．６′
が、収縮状態にある時、生理用パッド３０は、第２ａ図
と第２ｂ図に示された解剖学的シェル状構成を取る。側
部フラップ４．５と、それに隣接した生理用パッドの部
分は、上方に高められ、その結果第２ｂ図に見られた如
く、フラップは、第１ｂ図に示された平坦構成のパッド
３０の水平平面３６に対して約３０°の角度を形成する
。

好ましくは、必ずしも必要ではないが、体液浸透性正面
シートｌは、ヒートシール性のポリエステル繊維を含む
不織布であり、２２ｇ／ｍの坪量と、平方インチ当たり
１４４の穿孔を有する。体液不浸透性層２は、好ましく
は、１９　ｇ　／　ｃ　ｍ２の坪量と、約０．０２０ｍ
ｍの厚さを有するポリエチレンのフィルムを含む。正面
シートｌが、ヒートシール性のポリエステル繊維を含み
、がっ裏張リシート２がポリエチレンを含む時、正面及
び裏張りシートは、ヒートシール技術により周縁部分に
おいて一緒に密封される。好ましい実施態様において、
吸収要素３は、約７グラムの重量を有する１００％木パ
ルプ毛羽の層を含む。代表的な生理用パッドにおいて、
吸収要素３は、約２０ｃｍの長さと約６ｃｍの幅である
。吸収要素３は、公知の方式において、液体浸透性正面
シートｌと液体不浸透性裏張りシート２の間に挟まれる
。

本発明の一つの実施態様において、生理用バッド３０は
、吸収要素３の縦側部縁９．９゛に平行に走行する圧縮
線の第１対１０．１１を含む。２２ｃｍの長さを有する
生理用パッド３０に対して、圧縮線１０．１１は、部会
長くは、長さが約６ｃｍ（第１ａ図において点ＡとＢの
間と、点Ａ′とＢ′の間）であり、そして吸収要素３の
縦側部縁９．９′から僅かに内側（約０．８ｃｍ）に置
かれる。圧縮線１０．１１は．パツドの頂部縁と底部縁
の間の実質的に中央に位置する。

第２のより好ましい実施態様において、生理用パッド３
０は、さらに、４つの付加的な圧縮線を含む。第１ａ図
に見られた如く、一対の圧縮線は、各圧縮線１０．２の
端部から、生理用パッド３０の縦中心線に位置する点（
第１ａ図のＣとＣ′）の方に向かっである角度において
延びている。こうして．パツド３０の上方端部において
、第３圧縮線１２ａが、第１圧縮線１０の上方端部Ａ′
から．パツドの該端部Ａと上方縁１６の間の中心線３３
に位置する第１点Ｃに延びている。同様に、第４圧縮線
１２ｂは、第２圧縮線１１の上方端部Ａから、第１点Ｃ
に延びている。角度をなして配置された圧縮線１２ｃ、
１２ｄの第２対は、生理用パッドの底部の近くに設けら
れる。第５圧縮線１２ｃは、第１圧縮線ＩＯの下方端部
Ｂ′から、パッド３０の該端部Ｂ′と下方縁１７の間の
中心線３３に位置する第２点Ｃ′に延びている。第６圧
縮線１２ｄは、第２圧縮線１１の下方端部Ｂから、中心
線３３に位置する第２点Ｃ′に延びている。

圧縮線１Ｏ１１１，１２ａ、１２ｂ、１２ｃと１２ｄが
、上記の方法において配置された時、それらは、第１ａ
図に最良に見られた伸長六角形構成を形成する。

さらに第１ａ図を参照すると、ＩｇｌＦＥ縮線１０と第
２圧縮線１１が、互いに平行に、かつ吸収要素３の縦側
部に平行に走行する。約２２ｃｍの長さと約８ｃｍの幅
を有し、かつ約２０ｃｍの長さと約８ｃｍの幅の吸収要
素３を含む、代表的な生理用パッド３０において、圧縮
線１０と１１は、約５ｃｍの長さと、約０−　１５ｃｍ
の幅を有する。

典型的には、圧縮線ｌＯと１１は、約４ｃｍの距離だけ
分離される。

本発明の別の実施態様において、生理用パッドは、縦中
心線３３に沿って延びている圧縮線のさらに他の対を有
する。こうして、第１ａ図に見られた如く、第７圧縮線
１３ａが、生理用パッドの上方端部の方向において、縦
中心線３３における点Ｃから点りに延びている。同様に
、第８圧縮線１３ｂが、生理用パッドの下方端部の方向
において、縦中心線３３における点Ｃ′から点Ｄ′に延
びている。パッド３０と圧縮線ｔｏ、１１，１２ａＳ　
１２ｂ、１２ｃと１２ｄが、上記の代表的長さを有する
時、圧縮線１３ａと１３ｂは、代表的に、１．５ｃｍの
長さを有する。パッド３０と、吸収要素３と幾つかの圧
縮線に対する上記のいろいろな寸法は、代表的寸法であ
り、そしてこれらの寸法は、発明の精神と範囲を逸脱す
ることなしに変化されることが、技術における当業者に
は認識される。

圧縮線の所望パターンに対応する隆起を有する鋼板が、
前述の圧縮線を形成するために使用される。例として、
吸収要素は、固定表面に置かれ、そしてその後、該鋼板
で覆われ、その結果隆起は、吸収要素の上方表面と接触
する。それから、鋼板は、圧縮線を形成するために、９
ｐｓｉの圧力においてノルウェー水圧プレス（Ｎｏｒｇ
ｒｅｎｈｙｄｒａｕｌｉｃ　　ｐｒｅｓｓ）を使用して
、吸収要素に対して押される。

第３図は、使用者の分陰領域４０と接触された、使用中
の第２図のパッドを示す。使用者の腿１２と１３の圧力
下で、隆起１４が、圧縮線１０，１１の間で形成される
。フラップ４と５は、使用者の腿に対して位置し、そし
てまた、側部からの漏れを＃限するために有用である。

第４図は、本発明において使用される圧縮線の形態の３
つの例を示す。ａでは、圧縮線は交わらない。ｂでは、
圧縮線は交わり、かつパッドの最も遠い領域の方に放射
状に発散する。Ｃでは、２つの圧縮線が、各縦縁に沿っ
て使用される。

第２図に示された如き、本発明の生理用パッドにより、
１７人の婦人のグループで試験が実施された。

各婦人は、本発明による圧縮線を有する７つのパッド（
グループＡパッドと呼ばれる）と、同様であるが圧縮線
のない別の７つのパッド（グループロパッドと呼ばれる
）を受は取った。

各婦人は、月経期間中、グループＡとグループＢのパッ
ドを交互に着用した。各パッドの使用の平均時間は、４
時間であった。

使用の後、各パッドは、中央隆起の形成と、側部からの
漏れの発生とに関して検査された。

結果は、 グループＢよりもグループＡから４０％多くの製品が、
中央隆起の形成を示し、本発明により開示された如く、
圧縮線の使用は、形成につながるという事実を明らかに
した。

グループＢよりもグループＡから５％少ない製品が、側
部にお・ける漏れの徴候を示し、本発明により開示され
た如く、分泌点の近くの隆起は、漏れを防止するために
役立つことを示した。

本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。

１．パツドの本体の各縦縁に沿いかつこれに接近した圧
縮によって得られた少なくとも一つの線を含むことを特
徴とする可処分生理用パッド。

２、各該縦縁に沿いかつ接近した圧縮により得られた一
つの線を含むことを特徴とする上記１に記載のパッド。

３、各該縦縁に沿いかつ接近した圧縮により得られた２
つ以上の線を含むことを特徴とする上記ｌに記載のパッ
ド。

４、該圧縮線が、約１　＝　１２　ｃ　ｍ長であること
を特徴とする上記１〜３のいづれか一つに記載のパッド
。

５、該圧縮線が、約２〜８ｃｍ長であることを特徴とす
る上記４に記載のパッド。

６、該圧縮線が、約１．５〜５ｍｍ幅であることを特徴
とする上記１〜５のいづれか一つに記載のパッド。

７、該圧縮線が、該パッドの縦縁に平行であることを特
徴とする上記１〜６のいづれか一つに記載のパッド。

８、該圧縮線が、互いに平行であることを特徴とする上
記１〜７のいづれか一つに記載のパッド。

９、圧縮線が、該パッドの吸収要素の上に印刷されるこ
とを特徴とする上記１〜８のいづれか一つに記載のパッ
ド。

１０、圧縮線が、該パッドの吸収要素と浸透性層の上に
印刷されることを特徴とする上記１〜８のいづれか一つ
に記載のパッド。

１１、圧縮線が、該パッドを構成する構造の上に印刷さ
れることを特徴とする上記１〜８のいづれか一つに記載
のパッド。

１２、圧縮線（ＡＢ、Ａ’　Ｂ’　）が、月経分泌物を
直接に収容しない領域にまで延びており、それらの一方
は、他方と交わる（Ｃ，Ｃ”）まで、他方に向かってお
り、それから両方向において僅かに遠くまで（Ｄ１Ｄ’
　）延びていることを特徴とする上記１−１１のいづれ
か一つに記載のイ（ラド。

１３、圧縮線と最も近い縦縁の間の距離が、吸収要素の
幅の約５〜３０パーセントであることを特徴とする上記
１−１２のいづれか一つに記載のパッド。

１４、圧縮線と最も近い縦縁の間の距離が、吸収要素の
輻の約５〜２０パーセントであることを特徴とする上記
１〜１３のいづれか一つに記載のパッド。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は、使用された弾性手段の熱収縮の前の製品の
頂面図。 第１ｂ図は、第１ａ図の線Ｉ−Ｉに沿って取られた概略
断面図。 第２ａ図は、使用された弾性手段の熱収縮の後の第１図
のパッドの斜視図。 第２ｂ図は、第２ａ図の線■−■に沿って取られた概略
断面図。 第３図は、使用中の第１ａ図の生理用パッドによって取
られた構成の概略断面図。 第４図は、本発明の実施において使用された圧綿線の他
の配置の概略図。 ＦＩＧ−２ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．パツドの本体の各縦縁に沿いかつこれに接近した圧
   縮によつて得られた少なくとも一つの線を含むことを特
   徴とする可処分生理用パッド。