JPH02276435A - 突極型回転子のワニス滴下含浸方法 - Google Patents

突極型回転子のワニス滴下含浸方法

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JPH02276435A
JPH02276435A JP5760490A JP5760490A JPH02276435A JP H02276435 A JPH02276435 A JP H02276435A JP 5760490 A JP5760490 A JP 5760490A JP 5760490 A JP5760490 A JP 5760490A JP H02276435 A JPH02276435 A JP H02276435A
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JP
Japan
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varnish
coil
coil bobbin
rotor
magnetic pole
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JP5760490A
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Yutaka Aoyanagi
青柳 豊
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば小型エンジンに駆動される発電機に装着
される突極型回転子のワニス滴下含浸方法に関するもの
である。
第1図乃至第4図は従来この種突極型回糧子のワニス滴
下含浸方法の一例を示すもので、この図において1は回
転子軸で、この回転子軸1には多数の磁極板を積層した
突極型磁極2が装着され、その突極型磁極2のコイル巻
装部には軸方向左右に分割された合成樹脂製のコイルボ
ビン3.3′(II3図参照)が嵌着され、このコイル
ボビン3.3′に界磁コイル4.4′が巻装されている
が、この界磁コイル4.4′には後述するように接着用
のワニスが滴下含浸さ五、これを加熱乾燥して硬化され
ている。なお、符号3A、3’ Aはコイルボビン3.
3′の内周側つば部、3B、3’ Bはコイルボビン3
.3′の外周側っは部、3C13’ Cは前記突極型磁
極2の軸方向側部に突出した前記外周側つば部3B、3
’ Bに設けた切割、5.526.6′、はワニスの吐
出管、2Aはg1極コーナ部を示している。
しかして、前記界磁コイル4.4′にワニスを滴下含浸
するにはつぎのように第1乃至第4の工程によって行わ
れる。
(1)第1工程 まず、回転子を第1図および第2図に示す位置、すなわ
ち、界磁コイル4に図示したPI、P’1点の真上にワ
ニス吐出管5,5′を設置し、矢印で示すようにそのP
I、P’1点に向けて予め定めた量のワニスを滴下して
含浸する。
(2)第2工程 つぎに、前記第1図および第2図に示す位置の回転子を
1回転子軸1を中心として180度回転することにより
界磁コイル4に図示したP2.P’2点の真上にワニス
吐出管5.5′が設置され、そのP2、P’2点に向け
て予め定めた量のワニスを滴下して含浸する。
(3)第3工程 つぎに、回転子を第3図および第4図に示す位置、すな
わちコイルボビン3.3′の外周側つば部3B、3′で
突極型磁極2の軸方向側部に突出した部分に多数設けた
切割3C13’ Cの中央点Pa、P’a上にワニス吐
出管6.6′を設置し、矢印で示すようにその切割3C
13’ Cの中央点P3.P’3に向かって予め定めら
れた量のワニスを滴下すると、そのワニスは前記切割3
C13ICを通って界磁コイル4.4′に′含浸される
(4)第4工程 つぎに、前記第3図および第4図に示す位置の回転子を
、回糧軸1を中心として180度回転することにより前
記切割3C13’ cの中央点P3、P′3の真下にワ
ニス吐出管6.6′が設置され、その切割3C13’ 
Cの中央点P4 、P’4に向けて予め定められた量の
ワニスを滴下して界磁コイル4′を含浸する。
以上のように第1乃至第4の工程によって界磁コイル4
.4′がワニスの滴下含浸された回転子は加熱乾燥する
ことにより含浸されたワニスを硬化させるものであるが
、この従来の回転子は下記のような欠点があったのであ
る。すなわち、前述の第1および第2の工程におけるワ
ニスの滴下含浸は界磁コイル4,4′の点PI 、pj
、、P2、P′2にワニスを滴下するので問題ないが、
第3および第4の工程におけるワニスの滴下含浸におい
ては、1!31!!および第4図に示す回転子の位置で
最初点Pa、P’aにワニスを滴下して界磁コイル4に
含浸した後、回転子軸1を中心として、180度回転し
、点P4、P’4に滴下して界磁コイル4′を含浸する
ようにしているが、このとき前記最初の界磁コイル4に
含浸したワニスのオーバフロー分が突極型磁極2の側面
部を伝って流出し、磁極コーナ部2Aに付着する。
そこで、その磁極コーナ部2Aに付着したワニスは、発
電機に装着したときの障害となるので、除去しなければ
ならないが、その除去作業は著しく煩雑で量産工程の阻
害となり、結局製造コストが高価となる欠点となる。
本発明は上記の欠点を解消することを目的としてとくに
工夫をこらしたもので、以下第5図乃至18図に示す本
発明一実施例について説明する。
二こで、第5図はコイルボビンの詳細を説明するための
界磁コイル巻装前の回転子を示す一部断面側面図、第6
図は第5図の右側面図、第7図は界磁コイル巻装後の回
転子を示す断面正面図、第8図は第7図の右側面図であ
り、図中第1図乃至第4図に示す従来の回転子と同一符
号のものは、その従来の回転子と同一または等効のもの
を示している。
そこで、従来の回転子と本発明一実施例の回転子と同一
部分の説明は省略し、その異なるところを説明すると、
突極型磁極2のコイル巻装部に軸方向左右に分割された
コイルボビン3.3′の切割3C13’ Cを形成した
外周つば部3B、3′Bの外周には、その外周つば部3
B、3’ Bの径方向外周を包囲して軸方向に突出させ
たひさし状部3D、3’ Dがコイルボビン3,3′の
合成樹脂で一体に形成されている。しかして、第5図お
よび第6図に示すように突極型磁4!j2に前述のコイ
ルボビン3.3′を装着し、このコイルボビン3.3′
に第7図および第8図に示すように界磁コイル4,4′
を巻装し、従来の回転子で説明したワニスの滴下含浸を
行うが、その滴下含浸の第1および第2の工程は従来と
同様であるので、その説明は省略し、第3および第4の
工程についてのみ説明する。
まず、第7図および第8図に示す位置、すなわち、ワニ
ス吐出管6,6′をコイルボビン3.3′に形成した外
周側つば部3B、3’ Bの切割3C13’ Cの中央
点pa、p’a上に設置し、矢印で示すように予め定め
られた量のワニスを滴下して界磁コイル4を含浸し、つ
ぎに、賀し位置の回転子を回転子軸1を中心として18
0度回載し、前記切割3C,3’ Cの中央点P3、P
’3の真下に図示されテイル切113C13’ Cの中
央点P4、P’4の真上にワニス吐出管6.6′が設置
されるようにして、その中央点p4、p’4に向けて予
め定めた量のワニスを滴下して界磁コイル4′を含浸す
る。ところでこのとき、図示位置でワニスを滴下した切
割3C13’ Cの中央点pa、p’aは前記中央点P
4 、P’sの真下になって、その図示位置で界磁コイ
ル4に含浸したワニスのオーバフロー分がその切割3C
13’ Cより流出するが、その流出したワニスのオー
バフロー分は外周つば部3B、3’ Bの径方向外周を
包囲して軸方向に突出したひさし状部3D、3’ Dに
よりせき止められているので、従来のように突極型磁極
2の磁極コーナ部2Aに付着することは全くない、した
がって、従来のようにその磁極コーナ部2Aに付着した
ワニスを除去るという煩雑で量産工程に不向な作業は不
要とすることができる。
以上の説明で明らかなように本発明によれば回転子軸に
突極型磁極を嵌着し、この突極型磁極のコイル巻装部に
軸方向左右に分割された合成樹脂製のコイルボビンを装
着し、前記突極型磁極の軸方向側部に突出した前記コイ
ルボビンの外周側っは部にワニス滴下含浸用の切割を形
成し、この切割を通してコイルボビンに巻装した界磁コ
イルにワニスを滴下含浸するものにおいて、前記切割を
形成したコイルボビン外周つば部の径方向外周を包囲し
て軸方向に突出させたひさし状部を前記コ4゜ イルボビンの合成樹脂で一体に形成し、このひさし状部
により前記界磁コイルに滴下含浸したワニスのオーバフ
ロー分をせき止めるようにしたことにより、従来のよう
に突極型磁極の磁極コーナ部に流出したワニスが付着す
ることは全くなくなるので、その磁極コーナ部に付着し
たワニスを除去するという煩雑で量産工程に不向な作業
は完全に不要となり、結局回転子の製造コストを安価と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来この種突極型回転子ワニス滴下
含浸方法を示すもので、1!1図はワニス滴下含浸の第
1および第2工程を説明するための正面図、第2図は第
1図の一部断面右側面図、第3図はワニス滴下含浸の第
3および第4工程を説明するための一部断面正面図、第
4図は第3図の右側面図、第5図乃至第8図は本発明一
実施例を示すもので第5図はコイルボビンの詳細を説明
するため界磁コイル巻装前の一部断面正面図、第6図は
第5図の右側面図、第7図はワニス滴下含浸の第3およ
び第4工程を説明するための新面正面図、第8図は第7
図の右側面図である。 図中、同一符号のものは同一または等効のものを示して
おり、1は回転子軸、2は突極型磁極。 2Aは磁極コーナ部、3.3′はコイルボビン、3B、
3’ Bは外周側っは部、3”C13’ Cは切割、3
D、3’はひさし状部、4.4′は界磁コイル、5.5
’   6.6’ はワニス吐出管である。 特許出願人   澤原電機株式会社 代表者 加藤 肇

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転子軸に突極型磁極を嵌着し、この突極型磁極のコイ
    ル巻装部に軸方向左右に分割された合成樹脂製のコイル
    ボビンを装着し、前記突極型磁極の軸方向側部に突出し
    た前記コイルボビンの外周側つば部にワニス滴下含浸用
    の切割を形成し、この切割を通してコイルボビンに巻装
    した界磁コイルにワニスを滴下含浸するものにおいて、
    前記切割を形成したコイルボビン外周つば部の径方向外
    周を包囲して軸方向に突出させたひさし状部を前記コイ
    ルボビンの合成樹脂で一体に形成し、このひさし状部に
    より前記界磁コイルに滴下含浸したワニスのオーバフロ
    ー分をせき止めることを特徴とする突極型回転子のワニ
    ス滴下含浸方法。
JP5760490A 1990-03-08 1990-03-08 突極型回転子のワニス滴下含浸方法 Granted JPH02276435A (ja)

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JP5760490A JPH02276435A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 突極型回転子のワニス滴下含浸方法

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JPH0556107B2 JPH0556107B2 (ja) 1993-08-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11245316B2 (en) 2017-12-12 2022-02-08 Fanuc Corporation Stator and electric motor

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US11245316B2 (en) 2017-12-12 2022-02-08 Fanuc Corporation Stator and electric motor

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JPH0556107B2 (ja) 1993-08-18

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