JPH02276420A - スイツチトキヤパシタ方式出力電圧制御回路 - Google Patents

スイツチトキヤパシタ方式出力電圧制御回路

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JPH02276420A
JPH02276420A JP1078463A JP7846389A JPH02276420A JP H02276420 A JPH02276420 A JP H02276420A JP 1078463 A JP1078463 A JP 1078463A JP 7846389 A JP7846389 A JP 7846389A JP H02276420 A JPH02276420 A JP H02276420A
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capacitor
capacitors
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output voltage
voltage
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスイツチトキャパシタ方式の出力電圧制御回路
に関し、特に少ない素子数で高い昇圧比または降圧比が
得られ、小型軽量化が可能となる出力電圧制御回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の昇圧制御を行うスイッチトキャバシタ方式出力電
圧制御回路を第11図に示し、その動作説明に供するタ
イムチャートおよび回路図をそれぞれ第12図および第
13図に示す。第11図において、81〜85N−2は
スイッチ、C4〜CNはキャパシタ、1は入力電圧端子
、2は出力電圧端子、3は入出力共通の端子である。
第12図は、上記スイッチ81〜スイツチ83N−2の
スイッチングのタイミング波形を表わし、図中の(&)
はスイッチS、、K(K=1.2.3・−・)とスイッ
チ85N−2のタイムチャートであり、(b)はスイッ
チS  とスイッチS  以外のスイッチ30K   
           5N−2のタイムチャートでち
る。そしてこの回路においては図中の(1)と(2)で
示す2通りのタイミングでスイッチングされている。。
第13図(&)と(b)は、それぞれタイミング(1)
と(2)のとき第11図で示す回路の入力電圧端子1に
印加された入力電圧v1が、キャパシタC1〜CNに光
電される様子とそのときの出力電圧v1を示している。
以上のように構成された従来の回路についてその動作を
説明する。まず、第12図においてタイミング(1)の
ときは、スイッチS3.につま夛S5+86、S9・・
・とスイッチS!lN−2がrOFFj L他のスイッ
チは「ON」状態となっているので、第11図で示され
た回路は等価的に第13図(−)のタイミング(1)で
示された回路のように、キャパシタC1〜CN−1が並
列に接続されたものになる。そしてこのとき、入力電圧
端子1に入力電圧V、が印加されているので、キャパシ
タC4〜C,1が入力電圧v1で充電されることになる
次に、第12図においてタイミング(2)のときは、ス
イッチ85に+83N−2がrONJ L他のスイッチ
はrOFFJ状態となっているので、第11図で示され
た回路は等価的に第13図(b)のタイミング(2)で
示された回路のように、キャパシタC1〜cN−jとキ
ャパシタCMが直列に接続されたものになる。
そしてこのとき、キャパシタ01〜CN−1は入力電圧
v1で充電されているので、キャパシタCNが電圧NV
1で充電されることになる。そしてこのタイミング(1
) 、 (2)を交互に操シ返すスイッチング動作によ
ってキャパシタ01〜CMに充電を行ない、出力電圧端
子2から入力電圧V、iN倍に昇圧した出力電圧v 2
 =NV 1が得られるものとなる。
次に、従来の降圧制御を行うスイツチトキヤパシタ方式
出力電圧制御回路を第14図に示し、その動作説明に供
するタイムチャートおよび回路図をそれぞれ第15図お
よび第16図に示す。第14図において、31は入力電
圧端子、32は出力電圧端子、33は入出力共通の端子
、81〜BAN−’1はスイッチでおる。セしてC1〜
CNはキャパシタで、C1が初段、CMが最終段に相当
するキャパシタである。
第15図はスイッチ81〜スイッチ85N−2のスイッ
チングのタイミング波形を表わし、図中の(&)はスイ
ッチS1とスイッチ5s−x(K=’ t2+3・・・
)のタイムチャートであL(b)はスイッチS1 とス
イッチS、、に以外のスイッチのタイムチャートである
。そしてこの回路においては図中のil+と(2)で示
す2通りのタイミングでスイッチングされている。
第16図(&)はタイミング(1)のときの第14図の
回路の等価回路図、第16図(b)はタイミング(2)
のときの第14図の回路の等価回路図である。
以上のように構成された従来の回路についてその動作を
説明する。まず、第15図において、タイミング(1)
のときは、スイッチS1とスイッチS3.K、すなわち
スイッチS、、S6.S、、・・・8 !5N−3がr
ON」L、他のスイッチはrOFFJとなっているので
、第14図の回路は等価的に第16図(a)のタイミン
グ11+で示された回路のように直列に接続された千ヤ
パシタ01〜CMを入力電圧端子31に印加された入力
電圧v1で充電したものになる。すなわち、各キャパシ
タC,,C2,Cs。
” ” +CN−1、cNの電圧をそれぞれVC11v
C21vc5.・・・VC(N−1) + Vcwとす
れば、入力電圧V、は V1=Vc1+Vc2”c3+11+Vc(N−Q+V
cN   (1)となり、入力電圧V、は各キャパシタ
の電圧の和に等しくなる。
次に、第15図においてタイミング(2)のときは、ス
イッチS1 とスイッチs5−にとが「OFF」し、他
のスイッチは「ON」と表っているので、第14図の回
路は等価的に第16図伽)のタイミング(2)で示され
た回路のように入力′電圧v1がキャパシタから切り離
されてキャパシタCへ〜CNが並列に接続されたものに
なる。そして、このとき出力電圧端子32から得られる
出力電圧v2は各キャパシタC1〜CNの電圧と等しく
なる。すなわち、出力電圧v2は v2=■c1=Vcz=vcs=””vc(N−1)=
VcN(21従って、出力電圧v2は(11式と(2)
式とから出力電圧v2=v1/N となシ、入力電圧v
1の1/N倍の出力電圧が得られることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のスイッチトー?ヤパシタ方式出力電圧
制御回路では、入力電圧より高い昇圧電圧または低い降
圧電圧が必要な場合、キャパシタやスイッチの素子数が
多くなって小型化、軽量化および低消費電力化が困難に
なるという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
こめような課題を解決するために本発明のスイツチトキ
ャパシタ方式出力電圧制御回路は、入力電圧を印加する
入力電圧端子と昇圧された出力電圧を得る出力電圧端子
との間にN個のキャパシタとこのキャパシタの接続制御
を行う3N−2個のスイッチとを設け、入力電圧端子側
に設けられた初段のキャパシタから出力電圧端子側に設
けられた最終段のキャパシタまで、順次、キャパシタご
とに充電制御を行う第一のスイッチング手段と、充電さ
れたキャパシタの充電電圧に基づいて次段のキャパシタ
への充電を行う第2のスイッチング手段と、上記最終段
のキャパシタの充電終了後初段のキャパシタに充電を行
う周期的な第3のスイッチング手段とを備えたものであ
る。
また、入力電圧を印加する入力電圧端子と降圧された出
力電圧を得る出力電圧端子との間にN個のキャパシタと
このキャパシタの接続制御を行う3N−2個のスイッチ
とを設け、N個のキャパシタを直列に接続して入力電圧
によって充電を行ったのち入力電圧を切り離す第4のス
イッチング手段と、直列に接続されたキャパシタの中で
初段の第1のキャパシタから頭に1個ずつ選択する第5
のスイッチング手段と、選択されたキャパシタと後段に
直列に接続されたキャパシタとを並列に接続したのちこ
の選択されたキャパシタを切り離す第6のスイッチング
手段と、第5.第6のスイッチング手段に基づいて最終
的に第N−1段のキャパシタと第N段のキャパシタとが
並列に接続されたのち第4のスイッチング手段によるス
イッチング動作を行う周期的な第7のスイッチング手段
とを備えたものである。
〔作用〕
はじめに、初段のキャパシタが入力電圧で充電される。
そしてこの充電が終了すると、次に接続された次段のキ
ャパシタが、入力電圧と充電された初段のキャパシタの
電圧との和の電圧で充電される。このようにして順次最
終段のキャパシタまで充電されると、出力電圧端子から
入力電圧を2N−1倍に昇圧した出力電圧が得られる。
また、第4のスイッチング手段はN個のキャパシタを直
列に接続しこれを入力電圧で充電する。
次に第5のスイッチング手段はこの入力電圧を切り離し
まず初段のキャパシタを選択する。そして第6のスイッ
チング手段は選択された初段のキャパシタと後段の直列
に接続されたキャパシタとを並列に接続し、その後初段
のキャパシタを切り離す。これが終了後筒5のスイッチ
ング手段は第2段のキャパシタを選択する。こうして第
5.第6のスイッチング手段によって最終的に、第N−
1段のキャパシタと第N段のキャパシタとが並列に接続
されたのち、第7のスイッチング手段は再び第4のスイ
ッチング手段によるスイッチング動作に戻るようにスイ
ッチング制御する。そしてこの結果、入力電圧の1/2
N−1倍の出力電圧が得られる。
〔実施例〕。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の昇圧制御を行うスイツチトキヤパシタ
方式出力電圧制御回路の一実施例を示す回路図である。
同図は、第11図の従来のスイツチトキヤパシタ方式出
力電圧制御回路と同様な構成であるので、同一符号を付
してその説明は省略する。
第2図はこの回路の動作説明に供するタイムチャートで
ある。図中の(、)〜(h)は各スイッチのタイミング
チャートで69、それぞれ(&)はスイッチs、+s2
、(b)はスイッチJ、(c)はスイッチs4.s5、
(d)はスイッチ86.(e)はスイッチS7+Sa、
(f)はスイッチs9、(g)はスイッチJN−5+ 
85N−4、(h)はスイッチ85N−5* 85N−
2がそれぞれ0N10FFするタイミングを示している
。そしてこの実施例の場合、図中の(1)〜(へ)で示
すN通シのタイミングでスイッチングされている。
第3図は、本発明の動作説明に供する等価回路図であシ
、同図の(a)〜(、)はそれぞれタイミング(1)〜
■のとき、第1図で示す回路の入力電圧端子1に印加さ
れた入力電圧V、が、キャパシタC4〜CNに充電され
る様子とそのときの出力電圧■2を示している。
以上のように構成された本発明の実施例についてその動
作を説明する。第2図において、タイミング(1)のと
きはスイッチS、、S2が「oN」し他のスイッチはr
OFFJ状態となっているので、第1図の回路は等価的
に第3図(&)のタイミング(1)で示された回路とな
る。このとき、キャパシタc1は入力電圧端子1と接続
され、印加された入力電圧v1 によって充電される。
そして他のキャパシタは入力電圧端子1と接続されてい
ないので充電されない。
キャパシタC1への充電が終了すると、次のタイミング
(2)となりこのときはスイッチS、、S4゜S5がr
ONJL他はrOFii’j状態となっているので、第
1図の回路は等価的に第3図(b)のタイミング(2)
で示された回路となる。このときキャパシタC2は、キ
ャパシタC1、および入力電圧端子1と直列に接続され
、入力電圧v1と充電されたキャパシタC1の電圧V、
との和の電圧2V、にょって充電される。このキャパシ
タc2の充電が終了すると、さらに次のタイミング(3
)となり、キャパシタC3は上記と同様にして電圧4v
1によって充電される。
こうしてキャパシタは、1個づつ順次2倍に昇圧された
充電電圧で充電され、タイミング■まで到達し、その結
果、キャパシタcNは、入力電圧v1とキャパシタC1
〜CN−1に充電された電圧の総和電圧2トドV、で充
電される。このようなタイミング(1)〜(へ)を周期
的に繰シ返してキャパシタC1〜CNに充電を行うこと
によって、出力゛1圧v2=2トドv1 が得られるこ
とKなる。
第4図は本発明の昇圧制御を行うスイツチトキヤパシタ
方式出力電圧制御回路の他の実施例で、4個のキャパシ
タC1〜C4とスイッチ素子として低オン抵抗で高速動
作が可能なMOSFET(以下、FETという)を10
個(3X4−2=10 )使用して入力電圧を8倍(2
4−1=s )  に昇圧した出力電圧を得る昇圧回路
の回路図である。同図において、11〜20はFET、
φ、〜φ6 はそれぞれFITのゲートに入力される信
号であシ、そして21は入力電圧端子、22は出力電圧
端子、23は入出力共通端子である。
第5図はこの回路の動作説明に供するタイムチャートで
あシ、同図の(&)〜(f)は、それぞれ上記のFET
のゲートに入力される信号(φ、)〜(φ6)のタイミ
ング波形を示す。この実施例の場合、図中の(1)〜(
4)で示す4通シのタイミングでスイッチングされてい
る。
以上のように構成された本発明の実施例についてその動
作を説明する。まず第5図において、タイミング(1)
ではφ、のみが「ON」しているので、第4図でこの信
号φ、がゲートに入力されるFET11とFET12が
rONJして、その結果キャパシタC1が入力電圧によ
って充電される。次に、タイミング(2)ではφ2とφ
5がrONJ  しているので、この信号φ2とφ3が
ゲートに入力される1’KT13とFET14.FET
15がrONJl、て、その結果、キャパシタC2はキ
ャパシタC1および入力電圧端子21と直列に接続され
て、入力電圧と入力電圧に等しいキャパシタC4の充電
電圧、すなわち入力電圧の2倍の電圧で充電される。そ
して、次のタイミング(3)のときも同様にして、キャ
パシタc5は入力電圧の4倍の電圧で充電される。こう
してタイミング(4)のときは、キャパシタc4は入力
電圧の8倍の電圧で充電されることになシ、このような
スイッチング動作(1)〜(4)を繰シ返して、入力電
圧を8倍に昇圧した電圧が得られることになる。
次に第6図は、本発明の降圧制御を行うスイッチトー?
ヤパシタ方式出力電圧制御回路の一実施例を示す回路図
である。同図は、第14図の従来のスイツチトキャパシ
タ方式出力電圧制御回路と同様な構成であるので、同一
符号を付してその説明は省略する。
第7図はこの回路の動作説明に供するタイムチャートで
、図中の(a)〜(h)は各スイッチのタイムチャート
である。すなわち、(ム)はスイッチs、+85s(b
HスイッチS2.S4、(c)はスイッチS5.S7、
(d)はスイッチSa+S、o(図示せず)、(、)は
スイッチS6、(f)はスイッチS、(図示せず)、(
g)はスイッチS、2(図示せず)、(h)はスイッチ
85N4がそれぞれrONJ、rOFFJ  するタイ
ミング波形を示している。そしてこの実施例の場合、図
中の(1)〜韓で示すN通シのタイミングでスイッチン
グされている。
第8図は本発明の動作説明に供する第6図の回路の等価
回路図であり、第8図(、)〜(e)の等価回路図はそ
れぞれ第7図のタイミング(1)〜UK対応している。
以上のように構成された本発明の実施例についてその動
作を説明する。第7図において、タイミング(1)のと
きスイッチS、+83+86+S9+S、2+・・・*
s、N−5がrONJL他のスイッチは「0FFJ  
となっているので、第6図の回路は、等価的に第8図(
a)のタイミング(1)で示された回路のようになり、
直列に接続されたキャパシタCf−Cにを入力電圧端子
31に印加された入力電圧v1で充電したものになる。
すなわち、各キャパシタC,,C2,C,・” ’ ”
 + cN−2eCN−1・C,の電圧を、それぞれv
cl t”C2+vC3+ ” ”  V+   CM
−2+ Vc(ト1)+Vc*  とすれば・入力電圧v1はv
1=vc1+vc2+vc3+・・・・+vcN−2+
Vc (N+ 1 )+VCN         (3
)とな9、入力電圧V、は各キャパシタの電圧の和に等
しくなる。
次に第7図において、タイミング(2)のトキハ、スイ
ッチS 2 # S41 S61 s9+ S12 ’
・・・・tSSM−5がrONJ L他のスイッチは「
OFF」となっているので、第6図の回路は等価的に第
8図〜)のタイミング(2)で示された回路のようKな
シ、初段のキャパシタC1と直列に接続されたキャパシ
タC2〜C8とを並列に接続し九ものになる。そしてこ
のときのキャパシタC4Ω電圧v9.はvCl:vC2
+vC5+1@十vC(N−2)十vc(N−1)+V
cN           (4)となり、キャパシタ
02〜CMの電圧の和に等しい。
次に同様に第7図において、タイミング(3)のときは
第8図(C)に示すような接続になり、キャパシタC2
の電圧VC2は次のようになる。
Vc2=Vc5+6” 十vc(N−z)+Vc(ト1
)+V、)1(5) 同様に第2図において、タイミング(N−1)のときは
第8図(d)に示すような接続になり、キャパシタ0N
−2の電圧”C(N−2)は次のようになる。
VC(N−2)=VC(N−1)+VCN      
  (6)同様に、第7図におけるタイミングNのとき
は第8図(・)に示すような接続になシ、キャパシタC
N−1の電圧VC(N−1)は次のようになる。
VC(N−1)=VCN=V2          (
7)この結果、電圧We(N−1)は出力電圧端子32
から得られる出力電圧v2と最終段のキャパシタcMの
電圧VCNとに等しくなる。従って、(3)〜(7)式
から入力電圧V、と出力電圧v2の関係 v2−  ’/2N−1が得られる。
すなわち、N個のキャパシタと3N−2個のスイッチを
用いて入力電圧の1 /2 N −1倍の出力電圧が得
られることになシ、従来の1/N倍の出力電圧に比較し
て高い降圧比の出力電圧が得られるものとなる。
次に第9図は本発明の降圧制御を行うスイツチトキヤパ
シタ方式出力電圧制御回路の他の実施例を示す回路図で
ある。すなわち、4個のキャパシタC1〜C4と10個
(3X4−2)のFETとを使用して、入力電圧を17
8倍(1/24−1)に降圧した出力電圧を得る降圧回
路図である。
同図において、41〜50はFET、51は入力電圧端
子、52は出力電圧端子、53は入出力共通端子、φ、
〜φ5はFETのゲートに入力される信号、φ1.φ5
は信号φ1.φ5の反転信号である。
尚、FET41は反転信号φ、のときのみ「ON」する
FET、FET49紘信号φ5以外のとき「ON」する
FETである。
第10図はこの回路の動作説明に供するタイムチャート
であシ、同図の(a)〜(f)は、それぞれFETのゲ
ートに入力される信号φ、〜φ5のタイミング波形を示
す。この実施例の場合、図中の(1)〜(4)で示す4
通りのタイミングでスイッチングされている。
以上のように構成された本発明の実施例についてその動
作を説明する。まず第10図において、タイミング(1
)のときは信号φ、と信号φ4とが「ON」し、他の信
号は「OFF」しているので、FET41.43.46
.49がrONJL他のFITはrOFFJとなってい
る。
そして入力電圧端子51に印加される入力電圧をV、と
し、キャパシタC4,C2,c5.C4tD電圧をそれ
ぞれvC1+ vC2* vC5+ vC4とすれば1
v1=Vc 1+Vc 2 +Vc s 十Vc a 
       (8)となる。
次に同様に、第10図におけるタイミング(2)のとき
、キャパシタC1の電圧vc、は次のようになる。
VCI ”vC2+vc S + vc 4同様に、第
1θ図におけるタイミング(3)のときキャパシタ02
の電圧VC2は次のようになる。
VC2”VC!S+vC4 a〔 同様に、第10図におけるタイミング(4)のときキャ
パシタC3の電圧vc3は VC5−VC4 αυ とな)、これが出力電圧端子52から得られる出力電圧
v2に等しいものとなシ、従って(8)〜aυ式からv
2;v1/8となって入力電圧の178倍の出力電圧が
得られることになシ従来の出力電圧l/4に比較して2
倍の降圧比の出力電圧が得られるものとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のスイツチトキャパシタ方式
出力電圧制御回路によれば、入力電圧を印加する入力電
圧端子と昇圧された出力電圧を得る出力電圧端子の間に
、N個のキャパシタとこのキャパシタの接続制御を行う
3N−2個のスイッチとを設け、このスイッチは入力電
圧端子側に設けられた初段のキャパシタから順次キャパ
シタごとに充電制御を行い、かつ充電されたキャパシタ
の電圧の和の電圧によシ次段のキャパシタの充電を行う
スイッチング手段を有しているので、回路を構成する争
ヤパシタおよびスイッチ等の素子を追加することなく、
高い昇圧電圧が得られるという効果がある。
また、入力電圧を印加する入力電圧端子と降圧され九出
力電圧を得る出力電圧端子との間にN個のキャパシタと
3N−2個のスイッチとを設け、N個のキャパシタを直
列に接続して入力電圧による充電を行った後、この入力
電圧を切り離し直列に接続されたキャパシタの中で初段
の第1のキャパシタから順次1個づつキャパシタをとシ
だしてこのキャパシタと後段のキャパシタとを並列に接
続し、この接続が終了後このとシ出されたキャパシタを
切り離して、最終的に第N−1段のキャパシタと最終段
の第Nのキャパシタとを並列に接続するように上記スイ
ッチのスイッチング手段を構成しているので、回路を構
成するキャパシタおよびスイッチ等の素子を追加するこ
となく高い降圧比の電圧が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の昇圧制御を行うスイツチトキヤパシタ
方式出力電圧制御回路の一実施例を示す回路図、第2図
はこの回路のタイムチャート、第3図はこの回路の動作
説明に供する等価回路図、第4図は本発明の昇圧制御を
行うスイツチトキヤパシタ方式出力電圧制御回路の他の
実施例を示す回路図、第5図はそのタイムチャートであ
る。第6図は本発明の降圧制御を行うスイツチトキヤパ
シタ方式出力電圧制御回路の一実施例を示す回路図、第
7図はこの回路のタイムチャート、第8図はこの回路の
動作説明に供する等価回路図、第9図は本発明の降圧制
御を行うスイツチトキヤパシタ方式aカ電圧制御回路の
他の実施例を示す回路図、第10図はそのタイムチャー
トである。第11図は従来の昇圧制御を行うスイッチト
キャノくシタ方式出力電圧制御回路図、第12図はその
タイムチャート、第13図はその動作説明に供する等価
回路図である。第14図は従来の降圧制御を行うスイツ
チトキャパシタ方式出力電圧制御回路図、第15図はそ
のタイムチャート、第16図はその動作説明に供する等
価回路図である。 1.31・・・・入力電圧端子、2,32@・・・出力
電圧端子、3.33−@Φ・入出力共通端子、81〜5
SN−2・・・・スイッチ、01〜CN・・・・會ヤパ
シタ。 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力電圧端子と出力電圧端子との間にN個のキャ
    パシタと3N−2個のスイッチとを接続し、このスイツ
    チのスイッチング動作による前記キャパシタの接続制御
    に基づいて前記入力電圧端子に印加された入力電圧の電
    圧制御を行い、前記出力電圧端子から昇圧された出力電
    圧を得るスイツチトキヤパシタ方式出力電圧制御回路に
    おいて、前記入力電圧端子側に接続された前記N個のキ
    ャパシタの中に初段のキャパシタから前記出力電圧端子
    側に接続された前記N個のキャパシタの中の最終段のキ
    ャパシタまで、順次、キャパシタごとに、充電制御を行
    う第1のスイッチング手段と、充電されたキャパシタの
    充電電圧に基づいて次段のキャパシタの充電を行う第2
    のスイッチング手段と、 前記最終段のキャパシタの充電終了後前記初段のキャパ
    シタに充電を行う周期的な第3のスイッチング手段と、 を備え、前記入力電圧の2^N^−^1倍の出力電圧を
    得るようにしたことを特徴とするスイツチトキヤパシタ
    方式出力電圧制御回路。
  2. (2)入力電圧端子と出力電圧端子との間にN個のキャ
    パシタと3N−2個のスイッチとを接続し、このスイッ
    チのスイッチング動作による前記キャパシタの接続制御
    に基づいて前記入力電圧端子に印加された入力電圧の電
    圧制御を行い、前記出力電圧端子から降圧された出力電
    圧を得るスイッチトキヤパシタ方式出力電圧制御回路に
    おいて、前記N個のキャパシタを直列に接続し、これと
    前記入力電圧端子とを並列に接続して前記入力電圧によ
    つてこのキャパシタへの充電を行うとともに充電が終了
    後直列に接続された前記キャパシタと入力電圧端子とを
    切り離す第4のスイッチング手段と、 第4のスイッチング手段によつて切り離されたキャパシ
    タの中で前記入力電圧端子側に接続された初段の第1の
    キャパシタから順次キャパシタを個別に選択する第5の
    スイッチング手段と、第5のスイッチング手段によつて
    選択されたキャパシタと後段の直列に接続されたキャパ
    シタとを並列に接続したのち、前記選択されたキャパシ
    タの後段の直列に接続されたキャパシタとを切り離す第
    6のスイッチング手段と、 前記第5のスイッチング手段および第6のスイッチング
    手段によるスイッチング動作に基づいて第N−1段のキ
    ャパシタと最終段の第Nのキャパシタとが並列に接続さ
    れたのち、前記第4のスイッチング手段によるスイッチ
    ング動作を行う周期的な第7のスイツチング手段と を備え、前記入力電圧の1/2^N^−^1倍の出力電
    圧を得るようにしたことを特徴とするスイツチトキャパ
    シタ方式出力電圧制御回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228341A (ja) * 2002-02-04 2003-08-15 Toshiba Corp 信号処理回路および表示装置
KR100520892B1 (ko) * 2002-11-22 2005-10-11 전자부품연구원 직렬/병렬 연결이 가능한 가변 콘덴서 어레이 모듈
JP2011258589A (ja) * 1999-12-14 2011-12-22 Takion Co Ltd Ledランプ装置
JP2013034298A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Institute Of National Colleges Of Technology Japan Dc/dc変換器及び電源モジュール

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