JPH02275863A - 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤 - Google Patents

新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤

Info

Publication number
JPH02275863A
JPH02275863A JP1325437A JP32543789A JPH02275863A JP H02275863 A JPH02275863 A JP H02275863A JP 1325437 A JP1325437 A JP 1325437A JP 32543789 A JP32543789 A JP 32543789A JP H02275863 A JPH02275863 A JP H02275863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
concentrated
hydrogen
concentrate
nitroimidazole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1325437A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kagitani
勤 鍵谷
Mitsusachi Abe
阿部 光幸
Seiichi Nishimoto
清一 西本
Yuta Shibamoto
芝本 雄太
Susumu Kotomo
小友 進
Tooru Tanami
亨 田名見
Kazuhiro Shimokawa
下川 和弘
Toru Yoshizawa
透 吉沢
Yorisato Hisanaga
久永 順郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Kyoto University NUC
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Kyoto University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Taisho Pharmaceutical Co Ltd, Kyoto University NUC filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP1325437A priority Critical patent/JPH02275863A/ja
Publication of JPH02275863A publication Critical patent/JPH02275863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、含フツ素置換基を有する2−ニトロイミダゾ
ール化合物およびそれを有効成分として含む放射線増感
剤に関する。更に詳しくは、特定の含フツ素ニトロイミ
ダゾール化合物を活性成分として含有してなる、悪性腫
瘍中に存在する難治癒性、低酸素細胞の放射線照射によ
る不活性化を促進する含フツ素放射線増感剤に関する。
[従来の技術] 悪性腫瘍細胞の増殖を抑制する方法として、放射線照射
、抗腫瘍化合物投与、免疫物質投与等があり、実際悪性
腫瘍の治療に、外科療法と合わせであるいは単独で、用
いられている。なかでも、放射線照射は、長年に渡って
利用されている方法である。
放射線に対する低酸素細胞の感受性を高める薬剤として
の低酸素細胞増感剤(または放射線増感剤)は、放射線
治癒効果を向上させる有力な手段として開発が進められ
ている。
従来、敗多くの低酸素細胞増感剤の開発が試みられてい
る(例えば、「癌と化学療法」第8巻第11号(昭和5
6年11月)1659頁参照。)。
低酸素細胞増感剤の代表的な化合物の1つである1−(
2−ニトロ−1−イミダゾリル)−3−メトキシ−2−
プロパツール〔ミソニダゾール(M 1sonidaz
ole) )  は、動物移植腫瘍実験において、無添
加時の約2倍の効果を示したが、強い神経毒性のため、
有効量の投与が困難であり、人体に適用した結果からは
、増感効果は認められなかった(上記「癌と化学療法」
に引用された文献4参照)。
放射線の増感活性を上げると共に、神経毒性の軽減化を
計るため、種々のニトロイミダゾール誘導体の検討が進
められた(例えば、特開昭62−12763号公報参照
)。しかし、依然として増感効果は不充分である。
ところで、アゾール系化合物の放射線増感の機能は、ア
ゾール環に由来し、側鎖部分は化合物の脂溶性や薬理学
的特性の発現に関与していることが、これまでの研究で
明らかとなっている(インターナショナル・ジャーナル
・オン・ラディエーンヨン・バイオロジー(I nt、
 J 、Radiat、B iol、)(1979)V
ol、35,151参照)。
一方、化合物中の特定の位置にフッ素原子を導入した化
合物は、フッ素原子のミミック効果や、代謝の阻害効果
および脂溶性の変化等による効果で医薬品への用途が広
がっている(例えば、「化学の領域」第35巻441頁
(1981)参照)。
[発明の目的および構成] そこで、本発明者らは、ニトロイミダゾール誘導体のう
ち、高い放射線増感効果を有する化合物を見出すべく、
その側鎖の特定位置の一部または全部をフッ素原子で置
換した化合物を種々合成し、それらの放射線増感効果を
試験した。
その結果、式: [式中、Rfは、式; −CH1CFXCHtOR1(II) (式中、Xは水素またはハロゲン、RIは式:CHt 
CHORt、 CHtOR。
CH(CHto Rt)z、 −(CHり+20 Rt、 −(CHt)12cORz、または (ここで、R2は水素、ヒドロキシル基、炭素数1〜3
のアルキル基、炭素数2〜4のアシル基、ベンジリデン
またはアセトナイド、R8は水素または炭素数1〜3の
アルキル基、Zは水素、COOY、C00Rs、C0N
HOY。
(R4、R5は水酸基を含むC8〜、アルキル基または
水素、 Yは水素または1価の金属原子である。)、 アミノ基、ヒドロキシル基または一0R1、(!は1〜
3の整数、0は0〜3の整数、pは0〜2の整数、qは
O〜3、mおよびnはそれぞれ0〜4でかっl≦ffl
+n≦4を満たす整数である。)で示される基である。
)、 または式: %式%([) (ここで、R1、Xおよびpは前記と同意義。Z。
はZと同意義であるか、または0COOCH3゜rは1
〜3の整数、8は0またはl、tはθ〜4の整数であり
、p=Qならば、S≠0かつXの少なくとも1個がフッ
素である。) で示される基を表す。] で示される2−ニトロイミダゾール誘導体が、放射線に
対する低酸素細胞の感受性を著しく増加させ、さらに、
動物試験では、薬物動態が従来の化合物に比べて著しく
改善され、低毒性かつ低神経毒性の新しい放射線増感剤
となり得ることを見出した。
すなわち、本発明の要旨は、上記式(1)で示される、
含フツ素置換基を有する2−ニトロイミダゾール誘導体
およびそれを有効成分として含有する放射線増感剤に存
する。
式(1)において、置換基Rfの好ましい例を挙げれば
次の通りである: しh!リ   しt13 (7)  CH*CFHCHtOCH(C)ItOH)
*(8)−CHtCFtCHtOCH(CH*0H)t
(11)  CHtCFHCHzOCHtCH*0H(
12)−CHlCF、CHlOCHtCHtOH(13
)−CHtCFHCHtOCHtCHtOCHs(14
)−CHtCF’オCHt OCHt CHt OCH
5(15)  CH=GFHCHtO,CHtCHO(
16)  CH*CFtCH*OCH*CHO(17)
  CHtCFHCHtOCHzCOOH(1g)−C
H,CF、CH,OCH,C00H(19)  CR2
CF tc HtOCHtc HtCON H−CHt
CHtOH (20)  CHzCFtCHzOCHICFtCON
H−CHtCH@0H (21)  CH−CFHCONH(CHt)tcON
Ht(22)  CHtCFtCONH(CHJtCO
NH*(23)−CH1CFHCONHCH2CFtC
ONHf(24)−CHtCF@C0NHCHtCFt
CONHt(25)−CH,CFHCONHCH2CO
NH。
(26)−CH1CFtCONHCH2CONH。
(27)−CHtCFHCONH。
(28)  CHt CF t CON H*(29)
  CHICFHCONHCH(CH3)COOH(3
0)−CHtCF、C0NHCH(CH3)COOH(
31)  CHtCF HCON HCH=CHtCO
NH−CHICH,0H (32)  CHt CF t CON HCH2CH
t CON HCH,CH20H (33)−CH,CFH−CONHCH,CF、C0N
H−CH*CHtOH (34)−CHffiCFICONHCH,CF□C0
NH−CH,CHtOH (35)−CHICFHCONHCH,CH,GO−N
 (CH* CH! OH) t (36)  CH*CFgCONHCHtCHzCO−
N (CH* CHt OH) * (37)  CHICFHCONHCHICFICON
(CHtCHtOH)* (38)  CHtCFsCONHCHtCFtCO−
N (CH! CH* OH) t (39)−CH,CFHCONHCH,CH,C0N)
I−OY(Yは水素または1価の金属原子)(40) 
−CHt CF t CON HCHt CH* CO
N HOY(Yは前記と同意義) (41)−CH,CFHCONHCH1CF宏C0NH
−OY(Yは前記と同意義) (42)−CHICF、C0NHCH,CFtCONH
−OY(Yは前記と同意義) (43)−CH,CF2CH1OCHtCONHCH1
−C)(,0H (44)  CHICFtcHtOCHtCONHOH
(45)−CHtCF*CHtOCH*CFtCONH
−CHtCHtOH (46)−CH,CFtCH,0CHICFtCONH
(47)−CH*CP@C0NHCH*CH*C0NH
−CHtCH,0H (48)−CHtCF*C0NHCH*C0NH*(4
9)−CHtCF *CONHCHtCH*CHtOH
(50)−CH□CF t CON HCHt CHt
 CHt −OH1OH (51)−CHICFICONHCHICHIOCOO
−Hs (52)  CHxCONHCHtCFtCONI4t
(53)−CHtCHFCH!0CHtCFtCONH
CHオCHIOH (54)  CH*CHFCH*0CHtCONHCH
*−CHtCH (55) −CHz CHF CHt OCH* CF
 t CON Hz(56) −CH! CHF CH
t OCH* CON HOH(57)  CH*CF
tCONHCHtCHtCHtCONH* (58)  CHlCF、C0NHCHtCHtCHt
−CHICONHt (59)  CHtCF tc ON HCHtCON
I CH*−CH,0H (60)−CH*CHFC0NHCHtCHt−OCO
OCH。
(61)    CH*CHF  C0NHCH*CH
tCHt−CH,0H (62)  CH*CFzCHtQCH*CFtCON
H−OH (63)−CH,CHFCH,OCH,CF、C0NH
−OH 本発明の化合物は、例えば次のようにして合成で示され
る基を表す。] (1)N1.HとX−7(IOAを反応させて、N I
  CH* CH(OH) CHt OAで示されるエ
ーテルを得る(なお、Aは前記R1を示す)。
この反応は、反応温度0−100℃、好ましくは50〜
70℃で行うことができる。反応溶媒は特に不要である
が、ジオキサン、テトラヒドロフラン(THF)などの
溶媒中で行ってもよい。得られた化合物のOH基をフッ
素化剤(たとえば、ジエチルアミノスルファトリフルオ
ライド(DAST))によりフッ素化して、対応するエ
ーテル化合物(1)に変換することができる。
(2)N I−Hに含フッ素α、β−不飽和カルボニル
化合物を付加させてNl−CH,CHFC00Bで示さ
れるエステルを得る(Bはメチル基、エチル基などを示
す)。
あるいは、N1−Hと含フツ素オキセタンをアルコール
溶媒(たとえば、メタノール、エタノール)中で反応さ
せて、Nl−CH,CFIGOOBで示されるエステル
を得る。
(3)Nl−CH,CFXCOOBで示されるエステル
を加水分解し、次いで還元することにより、Nl −C
HICFXCH,OHで示されるアルコールを得、これ
にハロゲン化アルキルAXを反応させて、NI  CH
nCFXCHtOAで示されるエーテルを得る。
また、NI  CHICFXCOOAと対応するアミン
を反応させて、NI  CHsCFXCONDEで示さ
れるアミドを得る(DおよびEは水素またはアルキル基
を示す)。
本発明の化合物(I)は、放射線治療における増感剤と
して有用であり、その投与量は腫瘍の種類および化合物
によっても異なるが、一般には、経口剤では20〜10
0QOJI9、注射剤では0.5〜l0000Q、坐剤
では20〜10000x9である。最適投与量は、症状
に応じた医師の判断に基づき、放射線の種類、放射線量
、放射分割度により決定される。
また、本発明の化合物(I)の投与形態には特に制約は
なく、担体として薬学分野で通常使用されているものが
使用でき、この分野で慣用されている手段に従って調製
される。
以下に、本発明の化合物(1)の製造例およびその放射
線増感効果を具体的な実施例1こよって示す。
(以下余白) 製造例1 NI \/ /\ HaCCHs (1) 1 、2−0−イソプロピリデングリセロール
6 、09(50mmol)およびエビクロロヒドリン
18゜5 f?(0、2mol)をジオキサン50酎に
溶解させた後、炭酸カリウム2.8g(50mmol)
を加え、70℃で3時間撹拌反応させた。反応混合物を
濾過し、濾液を濃縮することにより、3−0−(2,3
−エポキシプロピル)−1,2−0−イソプロピリデン
グリセロール6.9gを得た。
(2)2−ニトロイミダゾール1.99(16,8mm
ol)および3−0−(2,3−エポキシプロピル)−
1゜2−0−イソプロピリデングリセロール4.79(
25、2mn+ol)をエタノール50*Qに溶かし、
炭酸カリウム230x9(1,7mmol)を加え70
℃で1時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、
濾液を濃縮後、残渣に酢酸エチル100xNを加え、水
および飽和食塩水で洗浄した。酢酸エチル層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製し、1−(2’−ヒドロ
キシ−4′−オキサ−6′、7゜イソプロピリデンジオ
キシヘプチル)−2−二トロイミダゾール3.69を得
た。
’H−NMR(CDCI23):δ= 1.38 (3
H,s。
CH3)、t 、 42 (3H、s、  CI3)、
3.58(4H,m、Hs’ 、Hs’)、3.72(
I H,dd、J=7Hz。
8Hz、H,’a)、4.08(I H,dd、J=6
Hz、8Hz。
Ht’b)、4 、16〜4.84(5H,m、H+’
、Ht’。
Ha’、−0)(’)、7.07(I H,s、Hs)
、7.28(IH,s、H,)。
(3)1−(2°−ヒドロキシ−4″−オキサ−6゛。
7°−イソプロピリデンジオキシヘプチル)−2−二ト
ロイミダゾール3.09(10,0mmol)にジオキ
サン3(Jr(lを加え、水冷下、DAST2.09(
12、4mmol)を滴下した後、室温で一夜撹拌した
反応液を濃縮し、酢酸エチルと水で分液した。酢酸エチ
ル層を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
、1−(2°−フルオロ−4゛オキサ−6°、7°−イ
ソプロピリデンジオキシヘプチル)−2−ニトロイミダ
ゾール(3)2.2gを得た。
’H−NMR(CDC12s):δ= 1.39(3H
,s。
H3)、l 、42(3H,s、CH3)、3.50〜
4.80 (9H、m、 H+’ 、 H3°、Hs’
 、Ha’ 、Hto)、4.60〜5.30(LH,
dm、H!’)、7 、19 (l H,s、Hs)、
7.23(I H,s、H4)。
”F−NMR(CDC&3、TFA基準):113゜ 
ppyA 製造例2 I CHtCHFCH!OCH,CH(OH)CHfOH!
−(2″−フルオロ−4°−才キサー6°、7°−イソ
プロピリデンジオキシヘプチル)−2−ニトロイミダゾ
ール2.Og(6,7ma+ol)にIN−HCQ20
xρおよびTHF20蛙を加え、室温で3時間撹拌した
。反応後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、1−(2゛−フルオロ−
4′−才キサー6’、7’−ジヒドロキシヘプチル)−
2−二トロイミダゾール(1)1.0gを得た。
’HNMR(DMS Ocla):δ=3.20〜3゜
86 (8H,m、Hso、H!’、H9’、−OH,
−0H)、4.40〜5.30(4H,ffl、H,’
、H,’、H,’)、7.32(IH,s、Hs)、7
.78(IH,S、H4)。
”F−NMR(DMSO−da、TF’A基準):IH
2、9ppm 製造例3 旧 CH*CHFCHtOCHtCHO(15)1−(2°
−フルオロ−4″−オキサ−6°、7゛ジヒドロキシヘ
プチル)−2−二トロイミダゾール2.09(7,6m
mo1)にエタノール+03112.水1OtxQおよ
びメタ過ヨウ素酸ナトリウム1.89(84mmol)
を加え、室温で1時間撹拌した。反応終了後、濾過し、
濾液を酢酸エチルと水で分液し、酢酸エチル層を乾燥後
、濃縮し、1−’(2’−フルオロ−4′−オキサ−5
゛−ホルミルペンチル)−2−二トロイミダゾール(1
5)1.21?を得た。
製造例4 旧 0H−CHFCH*0CHtCHtOH(11)l−(
2°−フルオロ−4゛−オキサ−5°−ホルミルペンチ
ル)−2−二トロイミダゾール1.09(4、3mmo
l)をメタノールIOQに溶解し、水素化ホウ素ナトリ
ウム250 x9(6、6lWmol)を水冷下加え、
1時間撹拌した。反応後lN−HCl2を溶液が酸性と
なるまで加え、メタノールを留去した後、酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル層を水洗後、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、1−(2°−フルオロ−4゛−オキサ−6′−
ヒドロキシヘキシル)−2−ニトロイミダゾール(11
)420nを得た。
’I−1−NMl−1−Nム):δ=3.60〜4.0
2(7H,Il、H+’、Hs’、Hs’、−0H)、
4.50〜5゜02 (2H,m、H1’)、5.08
(I H,dm、J=48Hz、H+’)、7 、18
 (l H,s、Hs)、7.44(I H。
8、H4) ”F  NMR(CDCh:TFA基準):112゜ 
ppm 製造例5 CH,0 (1) 1 、3−0−ベンジリデングリセロール5゜
09(27、8mmol)、エピクロルヒドリン5.1
g(55、6mmol)をジオキサン50酎に溶解し、
水酸化カリウム2.39(41,7mmol)を加え、
70℃で4時間撹拌した。反応後、濾過し、濾液を濃縮
し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、2−0−(2°、3°−エポキシプロビル)−1
,3−0−ベンジリデングリセロール4.29を得た。
’HNMR(CDC(!3):δ=2.68(I H,
ddJ = 2 Hz、 6 Hz、Ht’a)、2.
84 (I H,dd、J −3 Hz、 6 Hz、
Hs’b)、3.14〜3.34(I H,+n。
H7°)、3.4 (1−3,64(2H,m、H,’
)、3.86〜4 、21 (4H,m、Hl、Hs)
、4.24〜4.5(2)2−0−(2’3°−エポキ
シプロビル)1.2−〇−ベンジリデングリセロール3
.o9(t 2.7mmo l )、2−ニトロイミダ
ゾール1.4g(12,7mmol)をエタノールlo
om(7に溶解し、炭酸カリウムl 80yy(1,3
mmol)を加え、60℃で2時間撹拌した。反応後、
濾過し、溶液を濃縮し、残渣に酢酸エチル200村を加
え、水、飽和食塩水で洗浄した。酢酸エチル層を硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、l−[3’−(1
,3−0−ベンジリデングリセロキシ)−2゛−ヒドロ
キシプロピルロー2−二トロイミダゾール2.109を
得た。
(3)l−[3’−(1,3−0−ベンジリデングリセ
ロキシ)−2′−ヒドロキシプロピルコー2−ニトロイ
ミダゾール2.0g(5,7mmol)にジオキサン2
03112を加え、水冷下DAST1.49(8,6m
mo1)を滴下し、室温で一夜撹拌した。反応終了後、
水5酎を加え、過剰のDASTを処理した後、反応液を
濃縮し、酢酸エチルと水で分液した。酢酸エチル層を硫
酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し1−[3’−(1,
3−0−ベンジリデングリセロキシ)−2°−フルオロ
プロピル]−2−二トロイミダゾール(9)1.39を
得た。
’H−NMR(DMSO−d、):δ=3.30〜4゜
42(7H,ff、H3’、H,t’、H@’、Hl“
)、4.64〜5 、14 (2H,x、Hl”)、5
.26(IH,dm、J=46Hz、Ht’)、7 、
18〜7.60(7Hlm、Hs、H4゜”F−NMR
(DMSO−da、TFA基準);112.6ppm 製造例6 I CHtCHFCHtOCH(CHtOH)t  (7)
l−[3°−(1,3−0−ベンジリデングリセロキシ
)−2’−フルオロプロピル]−2−二トロイミダゾー
ル1.og(2,8關o1)にl N−NCρ1Otn
QSTHF 10xσを加え、室温で3時間撹拌した。
反応後、反応液を濃縮し、濃縮物をシリカゲル)ラムク
ロマトグラフィーで[JL、!−[3″(1,3−ジヒ
ドログリセロキシ)−2°−フルオロプロピル]−2−
ニトロイミダゾール(7)250幻を得た。
’)(−NMR(DMSO−d、):δ=3.32〜4
゜24 (7H,m、H2’、Hs’、Heo、Hlつ
、4.68〜5.16(4H,m、H1’、−OH,−
0H)、5.22(dn+、LH,J=46Hz)、7
.20(IH,s、Hs)、7.46 (l H,s、
H4)。
”F  NMR(DMSOda、TPA基準):112
.2ppn+ 製造例7 3−(2’−二トロイミダゾリル)−2,2−ジフルオ
ロプロピオン酸メチル5.009(21,3゜□。
l)にlO%アンモニアメタノール溶液80m12を加
え、室温下3日間撹拌反応させた。反応溶液を濃縮し、
濃縮物にメタノール100xCを加え、十分撹拌後不溶
物を濾別し、溶液を濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィにより単離精製し、エタノールから
再結晶して、3−(2“−二トロイミダゾリル)−2,
2−ジフルオロプロピオン酸アミド2.57xyを得た
。融点149.5〜151.5℃ ’H−NMR(DMS  O−d、):  δ =5.
40(2)1゜t、Hs、Jtls  P= 15Hz
)、7.41(I H,d、H,°。
Jl(4° Hs’ = I Hz)、7.82(I 
H,d、H5°。
JH6’  H4’ )、8.36(I H,bs、−
NH−)、8.56 (I H,bs、  NH*)。
”F−NMR(DMSO−dll、TFA基準):30
.9ppm 製造例8 3−(2’−二トロイミダゾリル)−2,2−ジフルオ
ロプロピオン酸メチル5.009(21,3mm。
1)とβ−アラニンメチルエステル塩酸塩5.l09(
36、5mmol)にメタノール5011112を加え
、この不均一溶液を撹拌しながら、水酸化カリウム粉末
4.69(82mll1ol)を徐々に加えた。その後
、さらに、室温下で1時間撹拌反応させた。反応溶液を
柄出ロートで濾過し、濾液を濃縮後、濃縮物をクロロホ
ルム/水で分液した。クロロホルム層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、濾過し、濃縮する。この濃縮物に10%ア
ンモニアメタノール溶液40rxQを加え、室温下、2
昼夜撹拌する。反応溶液を濃縮し、濃縮物をシリカゲル
カラムで単離精製し、クロロホルム/メタノール混合溶
媒系から再結晶化して、3−[3’−(2“−二トロイ
ミダゾリル)−2”、2’−ジフルオロプロピオニルア
ミノコプロピオン酸アミド3.50gを得た。融点15
8.0〜1600’c ’H−NMR(DMSO−d、):δ=2.42(2H
t、  CH*CO,J=lI(z)、3.31−3.
60(2H、m 、 −N HCHt  )、5.39
(2H,t、−CHtCFt  、J=151−1z)
、7.02(l H,bs、−C0NT−1t)、7.
40(IH,d、H−”、JHs”  H4”= IH
z)、7.52(IH,bs、−CONH=)、7.8
0(I H。
d、H,”、JH,”−H5”=IHz)、9 、16
 (I H,t、−CONH−、J = 6 Hz)。
”F  NMR(DMSOds、TFA基準):31.
2ppm 製造例9 3−(2“−ニトロイミダゾリル)−2,2−ジフルオ
ロプロピオン酸メチル 10.Og(42,5mm。
l)をメタノール60xQに溶解し、これに、2.2ジ
フルオロ−3−アミノ−プロピオン酸アミド10.4g
(83,8mmol)を加え、室温下20時間撹拌反応
させた。反応溶液中の不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、
濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィにより単離
精製し、エタノールから再結晶化して、3−[3°−(
2“−ニトロイミダゾリル)−2’、2°〜ジフルオロ
プロピオニルアミノ]−2,2−ジフルオロプロピオン
酸アミド4.989を得た。融点134.5〜135.
5℃’HNMR(DMS Odo>:δ=3.95(2
H。
dt、H3,J )!3’ −F= 15 Hz)、7
.44(I H,s。
H,”)、7.83(IH,s、Hs”)、8.20(
IH,bs。
−NHz)、8.42 (I H,bs、NH=)、9
.63(IH,bt、  C0NH、JN)I  Hs
=6Hz)。
19P −NMR(DMS 0−da、T F A基準
):30.9ppm、 31.6ppIl 製造例1O I CO,CFtCH,0CHICONHCH1CHffi
OH(43)水素化ナトリウム500 ff9(20、
8mmol)を無水THF20xfJに懸濁させ、−5
0℃に冷却した。
これに3−(2°−ニトロイミダゾリル)−2,2ジフ
ルオロプロパツール2 、0 y(9、6111mol
)を無水THFfOi(!に溶解したものを滴下した。
ついでブロモ酢酸エチル2.49C14,4mnol)
の無水THF溶液を滴下した。その後、反応温度を徐々
に上げ室温で4時間撹拌反応した。反応液を水冷後、エ
タノール211(2を加えた。反応溶液を濃縮し、濃縮
物を酢酸エチル/水で分液した。酢酸エチル層を硫酸マ
グネシウムで乾燥後、濾過、濃縮し、濃縮物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィで単離精製し、2−[3°−
(2”−ニトロイミダゾリル)−2’、2°−ジフルオ
ロプロポキシ]酢酸エチル24gを得た。
2−[3°−(2″−二トロイミダゾリル)−2’。
2°−ジフルオロプロポキシ]酢酸エチル1.09(3
、4+n+++ol)をジオキサン1oxQに溶解し、
これにエタノールアミン600mg(9,8mmol)
を加え、加熱還流下9時間撹拌反応した。反応溶液を濃
縮し、濃縮物を酢酸エチル/水で分液した。酢酸エチル
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮した。濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィで単離精製し、
2−[3’−(2“−ニトロイミダゾリル)−2°、2
′−ジフルオロプロポキシ]酢酸ヒドロキシエチルアミ
ド280JI9を得た。
1■−NMR(DMSO−da):δ=3.20−3゜
80、(5H,m)、4.08(2H,t、−CF、C
)[、−J=14Hz)、4.17(2H,s、  C
HtCO)、5.32(2H,t、  CHzCFz、
J=I5Hz)、7゜40 (I I−1,d、Hs”
)、7.83(I H,d、H4”)、7゜9 0  
(I  H,bt、N  I−D”F−NMR(DMS
O−da、TFA基準):30 ppm 製造例1I I C)1.CF、C)1,0CII、C0NHOH(44
)ナトリウムメトキサイド(28%メタノール溶液)3
.99にメタノールLOxQを加え、これにヒドロキシ
ルアミンの塩酸塩2.09(2B、8mmol)を加え
、室温で2時間撹拌反応した。反応溶液を濾過し、濾液
に2−[3’−(2”−ニトロイミダゾリル)−2’、
2°−ジフルオロプロボキシコ酢酸エチル600 mg
(2、Ommol)を加え、加熱還流下12時間撹拌反
応した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を酢酸エヂル/水で
分岐した。酢酸エチル層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
濾過、濃縮し、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィで単離精製し、2−[3’−(2“−ニトロイミダ
ゾリル)−2゛2°−ジフルオロプロポキシ]酢酸ヒド
ロキシアミド200319を得た。融点67〜68°C
’ HN M R(D M S Oda) :δ−4,
08(2H。
t、−CFtCI−1!−、J=14H2)、4.17
(2Hs、CHtCO)、5.34(2H,t、−CH
,CF、−J=15Hz)、7.44 (I H,d、
H5”)、7.84(IH,d、H,”)、9.14(
IH,bs、NH)”F−NMR(DMSO−d、、T
FA基準)+31゜ ppm 製造例I2 I C11=CP=CH−OCIi−CFtCONHCHI
CIItOH(45)3−[3’−(2“−二トロイミ
ダゾリル)−2′2゛−ジフルオロプロポキシ]−2.
2−ジフルオロプロピオン酸メチル1 、0 g(3、
0mmol)をジオキサン10xQに溶解し、これにエ
タノールアミン370 mg(6、0mmoりを加え、
室温で5時間撹拌反応させた。反応溶液を濃縮し、濃縮
物を酢酸エチル/水で分液した。酢酸エチル層を硫酸マ
グネシウムで乾燥後、濾過、濃縮した。濃縮物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィで単離精製し、3−[3°
−(2”−ニトロイミダゾリル)−2’、2゜ジフルオ
ロプロポキシ]−2.2−ジフルオロプロピオン酸ヒド
ロキシエヂルアミド550m9を得た。
融点67〜689C H−NMrt(DMSO−da):δ=3.24〜3゜
76(5H,m)、4.14(2H,t、−CF、C旦
、−J=13Hz)、4.22(2H,t、−0CR,
、J=14Hz)、4.88(I H,brt、−0H
)、5.24(2H,t、CHlCFf、J= 15H
z)、7.42(I H,d。
Hs”)、7.98(I H,d、H,”)、8.93
(lH,brt、NH) ”F−NMrt(DMSO−d、TFA基準):31゜
6 ppm、 34 、6 ppm 製造例13 Nl     、   0 CIlICPtCH2OCH2CFtCNII!  (
48)水素化ナトリウム700 x9(29、2mmo
l)を無水THF50i12に懸濁させ、−30°Cに
冷却した。
これに、3−(2’−二トロイミダゾリル)−2,2−
ジフルオロプロパツール5.09(24,0II+ff
+ol)を無水THF10m(に溶解したものを滴下し
た。
ついでテトラフルオロオキセクン15.69(+ 20
 mmol)の無水THF溶液を滴下した後、反応温度
を徐々に上げ、室温で3時間撹拌反応した。反応液を水
冷後、メタノール5酎をゆっくりと加えた。反応溶液を
濃縮し、濃縮物を酢酸エチル/水で分液した。酢酸エチ
ル層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、濃縮した。濃
縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィで単離精製し
、3−[3’−(2”−二トロイミダゾリル)−2°、
2゛−ジフルオロプロポキシ]−2.2−ジフルオロプ
ロピオン酸メチル2.29を得た。
3−[3°−(2”−二トロイミダゾリル)−2°。
2°−ジフルオロプロポキシ]−2.2−ジフルオロプ
ロピオン酸メチル1 、09(3、0mmol)に15
%アンモニアメタノール溶液50xQを加え、室温で1
0時間撹拌反応させた。反応溶液を濃縮し、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィにより単離精製し、3
−[3°−(2°−ニトロイミダゾリル)−2’、2°
−ジフルオロプロポキシ]−2.2ノフルオロプロビル
アミド400肩gを得た。融点86〜87℃ ’HNMR(DMS Ods):δ=4.20(2H。
t、CP tcHt、J = 13 Hz)、4 、2
4 (2H,t、−OCHI J = 14 Hz)、
5.28(2H,t、−CHICF、、J= I 5H
z)、7.45 (t H,d、H,”)、7゜84 
(l H,d、H,”)、8.24(I H,bs、N
Ht)、8.44 (I H,bs、NH=) ”F−NMR(DMSO−do、TFA基l):315
ppm、34.4ppm 製造例■4 旧 C11,CP、C0NIICH,CH,C0N11CH
,CI、011   (47)3−(2°−二トロイミ
ダゾリル)−2,2−ジフルオロプロピオン酸メチル1
0.09(42,4nonol)をメタノール50xQ
に溶解し、これにβ−アラニンメヂルエステル8.38
9(81,3mmol)を加え、室温で1時間撹拌反応
した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を酢酸エチル/飽和食
塩水で分岐した。酢酸エチル層を硫酸マグネシウムで乾
燥後、濾過、濃縮した。
この濃縮物にジオキサン25酎を加え、さらにエタノー
ルアミン3 、53112(58、0mmol)を加え
、加熱還流下4時間反応させた。反応後の溶液を濃縮し
、濃縮物を酢酸エチル/飽和食塩水で分液した。酢酸エ
チル層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過し、濾液を濃
縮して濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィによ
り単離精製し、3−[3’(2”−二トロイミダゾリル
)−2°、2°−ジフルオロプロピオンアミド]プロピ
オン酸ヒドロキシエチルアミド1.29を得た。
’HNMR(DMS Ods):δ−2,44(2H。
t、−cHtco)、3.12−3.64(6H,+n
)、479(I H,t、−OH,J=5.7Hz)、
5.38(IH,t、I−T3°、J=I4.8Hz)
、7.40(I H,d。
H5’)、7 、80 (I H、d、H,”)、8.
05(IH,brt、  CHtCONH,J=5.8
l−1z)、9.16(IH,brt、−CF、C0N
H,J=5.8Hz)”F  NMR(DMS 0−d
a、T F A基準)=31 ppm 製造例1,5 I CHyCFtCONHClltCONIIt   (4
g)3−(2’−ニトロイミダゾリル)−2,2−ジフ
ルオロプロピオン酸メチル10.09(42,4+nm
ol)をメタノール30jIQに溶解し、これにグリシ
ンアミド5.0g(67,6mn+ol)のメタノール
溶液を滴下した後、室温で30分間撹拌反応させた。反
応溶液中の不溶物を濾別後、メタノールから結晶化を行
ない、2−[3°−(2”−ニトロイミダゾリル)2’
、2’−ジフルオロプロピオンアミド]エヂルアミド4
.429を得た。融点183.5〜I85゜0°C HNMR(DMS Ode):δ=3.79(21−I
d、−CI−1tCO−、Jllt−NHJ−6,0H
2)、535(2H,t、−CHICF?−、JH3’
−F= + 5.011z)、7 、21 (L H,
bs、  NHり、7.34(IH,dHs”)、7 
、53 (I H,bs、  NHg)、7.78(l
 )1.d、H,”)、9.21(IH,brt、−N
HJ Ni1−H*= 6 、0 Hz)I8F−NM
r((DMSO−da、TFA基準):31゜ ppm 製造例16 I CIIzCFtCONHCHtCHtCHtOH(49
)3−(2°−ニトロイミダゾリル)−2,2−ジフル
オロプロピオン酸メチル2.09(8,5mmol)を
ジオキサンIOM(!に溶解し、これにn−プロパツー
ルアミン1.09(13,3mmol)を加え、70℃
で2時間撹拌反応させた。反応溶液を濃縮後、残渣を酢
酸エチル/水で分液した。酢酸エチル層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、濾過、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカ
ラムで精製し、3−(2°−二トロイミダゾリル)−2
,2−ジフルオロプロピオン酸ヒドロキソプロピルアミ
ド1.79を得た。
’H−NMR(DMSO−do):δ=1.76(2H
quint、J = 6 H2,CHり、3.34 (
2H,m、 −CI(tOH)、3.46〜3.76(
2H,m、NHCHx)、4.68(I H,t、−0
I−1)、7.46,7.86(eachI  H、d
、I(、’  、H,° )、  9. 1 8(I 
 H,brt、NH)”F  NMR(DMS Odo
、T F A基準):31゜ ppm 製造例17 I CH,CF、C0NHCH,CH,CI、CH,011
(5G)3−(2°−ニトロイミダゾリル)−2,2−
ジフルオロプロピオン酸メチル1 、09(4、2m5
ol)をDMFlozCに溶解し、これにn−ブタノー
ルアミン50019(5、6vnol)を加え、室温で
6時間撹拌反応した。反応溶液を濃縮し、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィで単離精製し、3−(2
°−二トロイミダゾリル)−2,2−ジフルオロプロピ
オン酸ヒドロキシブチルアミド4503Fgを得た。
’H−NMR(DMSO−da):δ−1,40〜1゜
80(4H,m)、3.16〜3.44(2H,m)、
348〜3.70(2H,I++)、4.62(l H
,t、−0H)、5.42 (2H,t、CHyCF 
I J = 14 Hz)、742 (I H,d、H
,’)、7.82(I H,d、H,°)、9゜18(
I H,bt、NH) ”F−NMR(DMSO−da、TFA基準):31゜
 ppm 製造例18 I CH,CF、C0NHCH,CI(20COOCR,(
51)3−(2°−ニトロイミダゾリル)−2,2−ジ
フルオロプロピオン酸ヒドロキシエチルアミド609(
22、7mmol)をクロロギ酸メチル30酎とクロロ
ホルム30xQの混合溶媒に溶解し二水冷した。
これにピリジン6.0村をクロロホルム30好に溶かし
たものを2時間かけて滴下した。反応終了を薄層クロマ
トグラフィで確認した後、反応液を希塩酸、水で洗浄し
た。硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、濃縮物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィで単離精製し、3−(2
°−ニトロイミダゾリル)−2,2−ジフルオロプロピ
オンアミドエトキシギ酸メチル6.899を得た。融点
50.5〜52.5℃ ’H−NMR(DMSO−do):δ=3.56(2H
td、J=5.7Hz、NHCH,)、3.86(3H
,s。
Cl−1+)、’4.50(2H,t、J=5.7Hz
、−CH2CO)、5.38(2H,t、J=14.8
Hz、−CHv CF t  )、7.40(I H,
d、H6°)、7.78(IH,d、H,’)、9.4
2(I H,bt、−CONH−)”F−NMR(DM
SO−d、、TFA基準):31゜ ppm 製造例19 CIl、C0NHCH,CFtCONIt   (52
)2−(2’−二トロイミダゾリル)酢酸エチル2゜0
g(10,1mmol)とジフルオロβ−アラニンアミ
ド2.59(20,2mmol)をメタノール10酎に
溶解し加熱還流下10時間反応させた。反応溶液を濃縮
し、濃縮物を酢酸エチル/水で分液した、水層を濃縮し
、濃縮物をシリカゲルカラムクロマトグラフィで単離精
製し、3−[2’−(2″−二トロイミダゾリル)アセ
トアミド、l−2,2−ジフルオロプロピオンアミド2
00即を得た。
’H−NMR(DMSO−d、):δ=3.20(2H
t、J=16H2,−CH,CF2−)、5.24(2
H。
s 、 CHt CO)、7.38(IH,d、H5”
)、7.80(IH,d、H,”)、7.44〜8.5
0(3H,m、NH,NHt) ”F −NMR(DMS 0−da、T F A基l)
:33 ppm 実施例■ 細胞における放射線増感効果(E Rin vitro
)■−79チャイニーズハムスター細胞における本発明
化合物(f)の放射線増感効果をみるために、V−79
細胞10万個をガラスシャーレに単層で培養しておき、
対数相の■−79細胞を調整した。
所定濃度(1,0mM)の供試化合物のメジウム溶液を
シャーレに添加し、37℃で60分間静置した後、室温
で密閉容器に入れ、窒素ガスを10分間流して酸素を排
除し、1.6Gy/分の線量率でX線を照射した。
照射後リン酸緩衝液で洗浄し、トリプシンで単細胞にし
た後、所定量を培養シャーレに入れ、メジウム51Qを
加えて37°Cで7日間培養し、染色後に水洗し、生じ
たコロニー数を測定した。
その結果をERin vitroとして次表に示す。
比較として、化合物を含まないメジウム溶液だけを加え
、窒素下で照射したものおよび空気存在下で照射したも
のについても試験を行った。
実施例2 動物移植腫瘍に対する放射線増感効果 (E Rin vivo) EMT−6腫瘍細胞f O’!4r−B alb/ C
系雄マウス(8週令、−群4匹)の両足大腿皮下に接種
した。腫瘍細胞接種後、腫瘍の大きさが直径1cm程に
達した時点で供試化合物の生理食塩水溶液を腹腔内投与
しく 100 xg/ kg)、40分後に450ra
d/分でX線を照射し、照射5分後にマウスを殺した。
70%エタノールで全身滅菌した後に腫瘍部を切り取り
、組織を細断しトリプシン2211Qと混合し、50分
子IJJ37℃で撹拌した。上澄み液を取り、細胞数を
計測し、所定量を径5cxのプラスチックプレート上に
撒き、メジウム5酎を加えた後炭酸ガス培養器で培養し
、X線を照射した細胞は9日後に、X線を照射しなかっ
た細胞は10日後に培養器から出し、メタノールで細胞
を固定し、キムザ染色液で細胞を染色し、生じたコロニ
ー数を計測する。
X線を照射しない細胞をコントロールとし、生存率を測
定した。その結果をERinvivoとして次表に示す
注: 1)比較(1)ではミソニダゾール(Rf−−C
IItCH(OB)−C)1.OCH,)を使用。
2)LDsoは5遊動ICR系雌マウスを使用。
実施例3 増感剤のマウス体内分布測定 8遊動の雌のC3Hマウスの右大腿部皮下に、SCO■
腫瘍細胞を移植した。約2a間後、腫瘍細胞が10■に
なった時点で、供試化合物の生理食塩水を静注で(たと
えば200 m9/kg) 8匹のマウスに投与した。
投与後、8匹のマウスを順に5、l0115.20.3
0.40.60.90分後に、眼窩から血液を抜き取っ
た後、殺し、腫瘍および脳を摘出して、重量を測定後、
体積の10倍mの純水を加えてホモジネートし、さらに
、その全量の2倍量のメタノールを加え、十分に撹拌後
、遠心分離にかけた。得られた上澄液を液体クロマトグ
ラフィーで分析し、各臓器中の供試化合物分布量を求め
た。化合物(22)および比較化合物(1)の場合の結
果を第1図に示す。
本発明の化合物は、本出願の先願である特願昭63−2
0456号に具体的に開示されている化合物に比べ、血
液脳関門を通過しにくく、従って、より一層の低神経毒
性化合物である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例3における血液、脳および腫瘍中の供
試化合物分布の経時変化を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rfは、式: −CH_2CFXCH_2OR_1(II) (式中、Xは水素またはハロゲン、R_1は式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ −CH(CH_2OR_2)_2、 −(CH_2)lOR_2、 −(CH_2)lCOR_2、または ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_2は水素、ヒドロキシル基、炭素数1〜
    3のアルキル基、炭素数2〜4のアシル基、ベンジリデ
    ンまたはアセトナイド、R_3は水素または炭素数1〜
    3のアルキル基、Zは水素、COOY、COOR_3、
    CONHOY、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_4、R_5は水酸基を含むC_1〜_3アルキル
    基または水素、Yは水素または1価の金属原子である。 )、 アミノ基、ヒドロキシル基または−OR_3、lは1〜
    3の整数、oは0〜3の整数、pは0〜2の整数、qは
    0〜3、mおよびnはそれぞれ0〜4でかつ1≦m+n
    ≦4を満たす整数である。) で示される基である。)、 または式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ここで、R_3、Xおよびpは前記と同意義。Z′は
    Zと同意義であるか、またはOCOOCH_3。rは1
    〜3の整数、sは0または1、tは0〜4の整数であり
    、p=0ならば、s≠0かつXの少なくとも1個がフッ
    素である。) で示される基を表す。] で示される2−ニトロイミダゾール誘導体。 2、特許請求の範囲第1項に記載の2−ニトロイミダゾ
    ール誘導体を有効成分として含有する放射線増感剤。
JP1325437A 1988-12-14 1989-12-14 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤 Pending JPH02275863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1325437A JPH02275863A (ja) 1988-12-14 1989-12-14 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31597488 1988-12-14
JP63-315974 1988-12-14
JP1325437A JPH02275863A (ja) 1988-12-14 1989-12-14 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02275863A true JPH02275863A (ja) 1990-11-09

Family

ID=26568485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1325437A Pending JPH02275863A (ja) 1988-12-14 1989-12-14 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02275863A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU615700B2 (en) Fluorine-containing nitroimidazole derivatives and radiosensitizer comprising the same
CA1197854A (en) Nitroimidazole radiosensitizers for hypoxic tumor cells and compositions thereof
US4511582A (en) Phenanthrene derivatives
KR940003495B1 (ko) 디스타마이신 a유도체의 제조방법
US4551282A (en) Triphenylene derivatives
US4977273A (en) Fluorine-containing 2-nitroimidazole derivatives
US5304654A (en) Fluorine-containing nitroimidazole compounds
US20230212195A1 (en) Compounds, conjugates, and compositions of epipolythiodiketopiperazines and polythiodiketopiperazines and uses thereof
US4310666A (en) Anti-neoplastic 1,4-bis-(substituted aminoalkyl amino)-anthraquinones
CN110343033B (zh) 厚朴酚系列衍生物及其制备方法和用途
AU2008278337B2 (en) Novel sulfonated sugar compound and use thereof as medicine
CN112243437A (zh) 含丙烯酰基的核转运调节剂及其用途
TWI808786B (zh) 酮類衍生物
JPH02275863A (ja) 新規含フッ素2―ニトロイミダゾールおよびそれを含む放射線増感剤
FR2582835A1 (fr) Derives de la quinoleine, leur procede de preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
EP0316967B1 (en) Fluorine-containing nitroimidazole derivatives and radiosensitizer comprising the same
JP2602887B2 (ja) 新規含フッ素3−ニトロ−1,2,4−トリアゾールおよびそれを含む放射線増感剤
RU2800042C1 (ru) Спиросоединения в качестве ингибиторов ERK и их применение
FI80440B (fi) Analogifoerfarande foer framstaellning av terapeutiskt anvaendbara afidkolanderivat.
JPS6322069A (ja) 複素多環式芳香族化合物
JP2564756B2 (ja) ニトロトリアゾール化合物
Chorn The synthesis and biological testing of new hypoxic cell radiosensitizers
JPH06298739A (ja) 低酸素性細胞放射線増感剤
JPS62138427A (ja) 放射線増感剤
JPS6239525A (ja) 放射線増感剤