JPH0227552B2 - - Google Patents

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JPH0227552B2
JPH0227552B2 JP60290457A JP29045785A JPH0227552B2 JP H0227552 B2 JPH0227552 B2 JP H0227552B2 JP 60290457 A JP60290457 A JP 60290457A JP 29045785 A JP29045785 A JP 29045785A JP H0227552 B2 JPH0227552 B2 JP H0227552B2
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JP
Japan
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valve
chamber
air
pressure
liquid supply
Prior art date
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JP60290457A
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English (en)
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JPS61165084A (ja
Inventor
Hyoshi Tatsuno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tatsuno Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tatsuno Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Tatsuno Co Ltd filed Critical Tokyo Tatsuno Co Ltd
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばローリのタンクや地下タンク
の油を供給するのを制御する給液制御装置に関す
る。
〔従来技術〕
例えば、ローリのタンクや地下タンクのような
タンクでは、完全に密閉されていて蓋があつても
内部の液面を見ることがきわめて困難である。そ
のために給液作業中に液面がどこまで来ているか
を判断できず、液が溢出してしまうことがある。
そのために、従来技術によれば溢出防止のために
液面センサを設け、その液面センサが所定の液面
を感知したときに給液を停止するようにした給液
制御装置が知られている。しかしながら、かかる
従来装置によれば、液面センサ自体が液の存在を
感知するものであるから、給液による液の飛散に
伴つて、とかく誤作動が行いやすく、所定レベル
まで液が上昇してないにもかかわらず、給液作業
を停止するという欠点があつた。
そのためにいわゆるプローブと称せられ、コツ
プ状のものを下向きにした構造の検知器がタンク
内に設置され、タンク内の液面の上昇に伴い、液
がプローブにはいり、プローブ内の気圧が上昇
し、この気圧の上昇が所定値以上になつたとき
に、感知器が感知して給液の停止手段を作動する
ものが本出願人によつて提案されている(特公昭
51−25928号公報参照)。
しかしながら、このようにプローブを用いた場
合に信号圧力としては僅かな圧力上昇を検知しな
ければならず、他方、給液装置は比較的に多量の
液を供給しているので、給液を停止するために弁
を閉じる駆動手段は比較的に強力なものにしなけ
ればならない。また油のように引火性の液体を取
扱う場合には電気信号は好ましくなく、空気信号
を用いる必要がある。そのために比較的に僅かな
圧力信号で比較的に多量の駆動用空気を制御する
給液制御装置が望まれている。
しかしながら、従来技術では例えば単にダイヤ
フラム作動等で圧力の変化を検知しても駆動力が
大きい場合にはスムーズな作動が得られなかつ
た。
例えば特開昭54−43784号公報、実開昭48−
85226号公報等に記載されているダイヤフラムと
磁石とを組合せた技術ではプローブのようなわず
かな圧力変動を検知して比較的に多量の駆動用空
気を制御することはできない。
〔解決しようとする課題〕
したがつて、本発明の目的は、比較的に小さい
圧力変化で比較的に多量の空気を制御でき、以
て、液面の上昇時にスムーズに給液を停止できる
給液制御装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の給液制御装置によれば、ケーシング内
に差圧によつて作動する可撓膜で区画された第1
および第2の室を設け、その第1の室の側の可撓
膜の面に第1の磁石を固着し、その第1の室に隔
壁を介して隣接した第3の室を設け、その第3の
室内に第1の室に設けた第1の磁石によつて作動
する第2の磁石を固着した空気通路開閉弁を設
け、可撓膜の作動に連動して空気通路を開閉する
制御弁を備え、その制御弁の第1の室をコツプ状
の検知器に連通させ、そのコツプ状の検知器はタ
ンク内に設けられて液面の上昇によつて圧力が上
昇するものであり、その制御弁の第2の室を一端
がタンク上方に開口した管の他端に連通させ、か
つ空気通路開閉弁の流入側が給液停止手段を駆動
する空気源に連通しており、さらにその制御弁の
第3の室が大気に連通している。
〔発明の作用効果の説明〕
したがつて、タンクの給液中に液面の上昇に伴
い、検知器すなわちプローブ内の空気を圧縮する
と、制御弁の第1の室の圧力が僅かに上昇する。
他方、タンク内の圧力は第2の室に印加されてい
るので、可撓膜は検知器の圧力とタンク内の圧力
との差圧によつて、第3の室の方に動く、する
と、第1の室側に設けた第1の磁石は第3の室内
に設けた第2の磁石の方に近づくので、第2の磁
石は反発力によつて作動して空気通路開閉弁が閉
じて空気通路を閉じる。その結果、給液停止手段
が作動し、液の供給が閉じる。空気通路開閉弁の
作動に際し、第3の室が大気に解放されているの
で、空気制御弁の移動による通路の圧力の変化が
なく、したがつて空気通路開閉弁の移動がスムー
ズである。
このように本発明によれば、空気通路開閉弁は
可撓膜の移動に伴い、磁力によつて作動するの
で、摩擦力等で弁の作動が影響されず、しかも弁
の作動力は磁力によつて定まるので、第1および
第2の室の差圧と無関係に充分な閉塞力を与える
ことができる。そのために空気通路開閉弁を通る
空気はその空気量を充分に大とすることが可能で
ある。すなわち、従来例では例えば差圧による可
撓膜の移動を隔壁を貫通するロツド等を用いて弁
に伝達するので、貫通する部分のシールを確実に
すると、摩擦力が大となり、またシールが不確実
であると、正確な差圧の検出ができなかつたが、
本発明は磁石を用いるので、正確に差圧を検出し
て確実に弁を作動させることができる。
さらに第2の磁石のすなわち空気通路開閉弁の
ストロークは可撓膜のストロークとは直接に関係
なく設定でき、設計の自由度が向上する。
このように、空気通路開閉弁を通る空気量を大
とできるために、直接に多量の液の供給を停止す
るための給液停止手段を駆動でき、そのために、
従来例の如く、僅かな差圧で駆動用空気を制御す
るための別の弁を設ける必要がなくなり、給液制
御装置全体が簡単化できる。
以上の如く、本発明では、空気圧により制御を
するので、ガソリン等の発火しやすい液の取扱い
上、極めて安全であり、かつ僅かな差圧を検知し
て多量の駆動用空気を必要とする給液停止手段を
制御でき、この種の給液装置として極めて好適で
ある。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明を実施した給液制御装置の一例
を示し、図において、給液しようとするタンク
T1には別置きの供給タンクT2から給液ポンプP
によつて供給ラインL1を介して液例えば油が供
給されるようになつており、この供給ラインL1
には給液を停止する給液停止手段、すなわち図示
の実施例では第1のストツプ弁V1および第2の
ストツプ弁V2およびその駆動手段が直列に設け
られている。そしてタンクT1およびT2はベーパ
ーラインL2でその上部が互いに連結されている。
タンクT1の中には液面の上昇によつて圧力が
上昇する検知器すなわち図示の実施例においては
いわゆるプローブと称せられるコツプ状の検知器
D1およびD2が設けられている。今ポンプPの作
動によつてタンクT1内に液が供給され、タンク
T1がほぼ満タンになり、プローブの下面開口を
塞ぎ、さらに液面が上昇すると検知器D1,D2
の空気は上昇する液面によつて圧縮されてその圧
力が上昇するようになつている。
この検知器D1,D2の空気圧の上昇を感知して
流体を切換える制御弁すなわち流体切換弁S1,S2
が第2図に示されている。これらの制御弁S1,S2
は両者共に同一のものであるからその一方の流体
切換弁S1について説明する。
制御弁S1は内部にダイヤフラム室10を有する
ケーシング11を備え、このケーシング11は2
分割されてケーシング要素11aおよび11bで
構成されている。ダイヤフラム室10には可撓膜
すなわち図示の例ではダイヤフラム12が設けら
れ、ダイヤフラム室10を第1の室10aと第2
の室10bとに区画している。この第1の室10
aは開口部O1に接続されたラインL3を介してタ
ンクT1の上部と連通し、タンクT1内の空気圧が
印加され、そして第2の室10bは開口部O2
接続されたラインL4を介して検知器D1内と連通
し、検知器D1内の空気圧が印加されるようにな
つている。したがつて検知器D1内の空気圧が上
昇するとダイヤフラム12は第2図で上動し、空
気圧が低いときは図示の位置にある。
このダイヤフラム12は磁石13を有してい
る。他方ケーシング要素11bには弁ケーシング
14が一体的に取付けられており、ケーシング要
素11bと弁ケーシング14には第1の弁15が
上下動する第3の室すなわち弁室16が形成され
ている。この弁室16は流体排出口すなわち通路
17を介して大気と連通している。第1の弁15
は磁石18を備え、ばね19によつて常時図面で
は下方に押圧されている。この第1の弁15に設
けた磁石18とダイヤフラム12に設けた磁石1
3とは互いに反発するように磁石の極が位置して
いる。したがつてダイヤフラム12が第2図にお
いて上動すると、第1の弁15はばね19に抗し
て磁石13,18の反発力によつて上動する。
さて、弁ケーシング14には第2の弁20が設
けられ、ばね21で常時図面の上方に押圧されて
いる。後述の如くこの第2の弁20にはその上側
にラインL5を介して又下側にはラインL6を介し
て制御空気圧が印加されており、第2の弁20の
下側の室23と第1の弁15の室16とは、流体
流入口すなわち通路22で互いに連通している。
この通路22は第1の弁15が上動しても第2の
弁20が下動しても閉じれるようになつている。
作動に際し、検知器D1の空気圧が上昇すると、
ダイヤフラム12は上動する。その際このダイヤ
フラムは常にタンクT1内の空気圧と検知器D1
の空気圧との差圧を感知するので、タンクT1
の圧力が変動しても感知作動に全く影響がない。
ラインL6に供給される制御空気は常時すなわ
ち図示の状態において通路22を通つて通路17
から大気中に放出されている。しかしながらダイ
ヤフラム12の上動に伴い、第1の弁15が上動
すると、その弁座24は通路22を閉じる。する
とラインL6を流れる制御空気は大気に放出され
なくなるので、その圧力が上昇する。この圧力の
上昇によつて後述の態様で給液を停止する給液停
止手段すなわち弁V1又はV2を作動し、以て給液
が停止されるものである。
再び第1図を参照して、弁V1,V2を作動する
態様について説明するが、図示の実施例におい
て、前述の如く安全を考えてすべての要素がダブ
ルに設けられているが、説明を解りやすくするた
めに、制御弁S1に関する作動についてのみ説明
し、制御弁S2に関する作動は実質的に同じである
から省略する。
空気源Oからの空気は減圧弁30および絞り3
1を通つてラインL6を介して流体切換弁S1に送
られている。したがつて検知器D1の圧力の上昇
に伴い制御弁S1が作動して、通路22が閉じられ
ると、絞り31より下流側のラインL6の圧力が
上昇する。このラインL6にはダイヤフラム32
で作動するインターフエース弁33が設けられ、
ラインL6の圧力の上昇に伴いインターフエース
弁33はオン位置に切換えるられる。すると空気
源Oから空気はインターフエース弁33と手動切
換弁34とを通つてラインL5に送られる。する
と第2の弁20が下動して通路22を閉じるの
で、制御弁S1は自己保持される。
さらにラインL6すなわち絞り6の下流側には
シヤトル弁35が設けられ、ラインL6の圧力が
上昇すると、その信号空気圧をラインL7に送る
ようになつている。このラインL7の制御空気は
自動切換弁36をオン位置に切換える。自動切換
弁36がオン位置になると、空気源Oからの空気
はエアーシリンダ37に送られて、エアーシリン
ダ37を作動し、ストツプ弁V1を閉じる。した
がつて給液作業は停止する。図示の実施例におい
て、上記のストツプ弁V1、エアシリンダ37お
よび自動切換弁36は給液停止手段を構成してい
る。
なお、図示の実施例において、エアーシリンダ
37が作動しても弁V1が閉じないときは、安全
のために弁V2を閉じるようになつている。
並列に接続されている絞り39およびチエツキ
弁40とそれに直接に接続されているタンク41
とよりなる遅延回路が設けられ、この遅延回路を
介して別の自動切換弁42がオン位置に切換えら
れるようになつている。したがつて自動切換弁3
6がオン位置に切換わるから一定時間後に別の自
動切換弁42が、オン位置に切換わる。すると空
気源Oからの空気は別の自動切換弁42を通つて
ラインL8を流れる。このラインL8には第1の弁
V1が閉じたときに閉じ、第1の弁V1が閉じない
ときは開いたままであるようにリンク38で連結
された切換弁43が設けられている。
したがつて第1の弁V1が開いた状態のときは
空気源Oからの空気は別のエアーシリンダ44に
印加され、第2のストツプ弁V2を閉じるのであ
る。このように万一第1のストツプ弁V1が閉じ
なくても一定時間後には第2のストツプ弁V2
閉じるので、給液作業は必ず停止する。
このようにしてタンクT1への給液作業が完了
したならば別のタンクに給液を行う。その際制御
弁S1は自己保持されているので、手動切換弁34
をオフの位置に切換えて自己保持を解除する。こ
のように自己保持させることにより、検知器D1
内の圧力が一度上昇した後に、何らかの理由例え
ば液面の波動で低下しても給液作業停止は保持さ
れる。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明による流体切換弁は比較的
に小さい圧力変動を検知して、磁石の作用による
流体流入口を開閉でき、タンクへの給液を液面の
上昇により検知して給液を止めることができる。
したがつて、タンク内の液面の動揺や飛散による
誤作動がなく、かつ、空気圧を感知するので、引
火性の液体を取扱う場合に極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する給液装置のフローダ
イヤフラムを示す図、第2図は本発明を実施した
流体切換弁の一例を示す断面図である。 S1,S2…制御弁、10…ダイヤフラム室、10
a…第1の室、10b…第2の室、12…可撓
膜、13…磁石、16…第3の室、17…流体排
出口、18…磁石、22…流体流入口、O1,O2
…開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーシング内に差圧によつて作動する可撓膜
    で区画された第1および第2の室を設け、その第
    1の室の側の可撓膜の面に第1の磁石を固着し、
    その第1の室に隔壁を介して隣接した第3の室を
    設け、その第3の室内に第1の室に設けた第1の
    磁石によつて作動する第2の磁石を固着した空気
    通路開閉弁を設け、可撓膜の作動に連動して空気
    通路を開閉する制御弁を備え、その制御弁の第1
    の室をコツプ状の検知器に連通させ、そのコツプ
    状の検知器はタンク内に設けられて液面の上昇に
    よつて圧力が上昇するものであり、その制御弁の
    第2の室を一端がタンク上方に開口した管の他端
    に連通させ、かつ空気通路開閉弁の流入側が給液
    停止手段を駆動する空気源に連通しており、さら
    にその制御弁の第3の室が大気に連通しているこ
    とを特徴とする給液制御装置。
JP29045785A 1985-12-25 1985-12-25 給液制御装置 Granted JPS61165084A (ja)

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JPS61165084A JPS61165084A (ja) 1986-07-25
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US4705070A (en) * 1986-02-04 1987-11-10 Eidsmore Paul G Isolation on/off valve
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JPS5443784A (en) * 1977-09-14 1979-04-06 Zetsuto Kougiyou Kk Fluid pressure detector and valve employing it

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