JPH02274251A - ジェット噴流装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、風呂用のジェット噴流装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来、ジェット噴流装置として第４図に示されているも
のがあった。すなわち、浴槽３０の外側にポンプ３１が
据え付けられ、吸込管３２より浴槽３０内の湯を吸い込
み、吐出管３３を経て浴槽３０の側部に取り付けられた
ノズル装置３４に加圧した水を送り込み、ノズル装置３
４より気泡混じりの圧力水を噴射するように構成してい
た。ノズル装置３４は次のような構成になっている。す
なわち、吐出管３３より送られてくる高圧水はノズル３
５より噴射され、ベンチュリー３６の噴出口３７より外
部へ噴出する。４５はベンチュリー３６の内側に形成さ
れ、水と空気を混合するための混合室である。４６は混
合室４５内に空気を取り入れるための空気取入管である
。ノズル３５より勢いよく水が噴出されると、噴射ベン
チュリー３６の入口付近は負圧となるなめ、空気取入管
、・１６により空気が取り入れられ、ベンチュリ−３６
の入口部で吐出する水に混じり、浴槽３０内に噴射され
る。

ところで、従来よりこの種のジェット噴流装置において
はマツサージの効果を持たせるために、パルス噴射すな
わち噴射する水流に脈動を与える事が行われている。３
８は水流に脈動を与える為に吐出管３３に直列に挿入さ
れた電動弁である。

第５図は電動弁３８の構成を示す断面図である。第５図
において、３９は弁ケーシングであり、円筒上に形成さ
れている。４０は弁体であり、弁ケーシング３９の中心
に位置する回転軸４１に固定されている。回転軸４１は
電動機（図示せず）によって回転し、弁体４０は弁ケー
シング３９内を矢印Ａによって示すように回転する。４
２は弁ケーシング３９の水流入口、４３は水流出口であ
る。本例では、このように構成された電動弁３８によっ
て吐出管３３内の水流に脈動を与えている。

発明が解決しようとする課題 以上のように従来は、パルス噴射を行う為に吐出管３３
に電動弁３８を挿入し、非常に強い勢いで流れている水
の通路を遮断するという構成になっている。このような
構成では、吐出管３３内にて非常に強いウォーターハン
マー現象が発生してしまい、吐出管３３に大きな衝撃が
加わってしまう。そしてこのｉｓはポンプ３１にも伝わ
る事となり、ポンプ３１および吐出管３３の接合部の寿
命低下をもたらす恐れがあった。また、水用のポンプ使
用されるモータには常に漏電等の心配が残るものであり
、特に人が使用する風呂用の機器においてはモータの漏
電は極めて重大な事態を招くので、水気のある場所にモ
ータを置く事は好ましくない。

そこで、本発明はポンプおよび吐出管接合部の寿命を低
下させずにパルス噴射を行う事が可能なジェット噴流を
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、混合ノズル装置へ空気を供給するための空気
流入管の途中に電動弁を設けた。

作　　用 空気流入管の途中に空気流を断続的にする電動弁を設け
たことにより、混合ノズル装置内の空気量を周期的に変
化させ、その空気量の変化によって水の通路の大きさを
変化させることが可能となる。

実施例 以下、本発明の実施例におけるジェット噴流装置につい
て説明する。本実施例に於けるジェット噴流装置の全体
構成は第３図の従来例のものと同様であるので、同じ構
成の部分については同一の図番を付す。すなわち、３０
は浴槽、３１はポンプ、３２は吸込管、３４はノズル装
置である。

第１図において、１はポンプ３１によって加圧された水
をノズル装置３４へ送るための吐出管である。３はノズ
ル装置３４へ空気を供給するための空気流入管である。

４はパルス噴射を起こす為に空気流入管３に挿入された
電動弁である。

第２図および第３図は電動弁４の構成を示すものである
。第２図において、５はモータ、６は減速用ギヤを備え
たギヤボックス、７は弁ケーシングである。弁ケーシン
グ７内には弁体が収容されており、この弁体は上記減速
用ギヤの出力用ギヤから動力を受けて回転するようにな
っている。

第３図は弁ケージジグ７の断面図である。第３図におい
て、弁ケーシング７は円筒状に形成されている。弁体８
は弁ケーシング７内に突出した回転軸９に固定され、矢
印Ｂ方向に回転する。１０は弁ケーシング７の空気流入
口、１１は空気流出口である。このように構成された電
動弁４を空気流入管３に挿入する事により、空気流入管
３内の空気流に脈動を与える事が可能である。

次に、以上のように構成されたジェット噴流装置の動作
時について説明する。ポンプ３１によって水を加圧して
送り込むと、水はノズル３５より混合室４５内に勢いよ
く吐出し、更にヘンチュリー３６の噴出口３７より外部
へ噴出する。水がノズル３５より勢いよく吐出すること
によって混合室４５内は負圧となり、空気流入管３を介
して混合室４５内に空気が取り込まれる。

ところで電動弁４が周期的に開閉する事によって、混合
室４５内への空気流は断続的なものとなる。混合室４５
内への空気流が断続的になると次のような現象が生じる
。すなわち、混合室４５内への空気の流入を止めると、
混合室４５内に於いては実質的に水の通路が広くなり、
噴出口３７より噴出する水の量が増す事となる。次に混
合室４５内への空気の流入が再開されると、混合室４５
内に於いては実質的に水の通路が狭くなり、噴出口３７
より噴出する水の量は現象する。次に混合室４５内への
空気の流入を止めると前述の場合と同様に噴出口３７よ
り噴出する水の量が増す。

本実施例ではこのようにして混合室４５内への空気流を
断続的にする事により、浴ＷＩ３０内へパルス状に噴射
させる事が可能である。

発明の効果 以上のように本発明は、水と空気を混合して噴出する混
合ノズル装置の空気流入管の途中に電動弁を設けた事に
より、ｌ見合ノズル装置内の空気量の変化によって実質
的に水の通路の大きさが周期的に変化する事となり、パ
ルス噴射を起こす事が出来る。しかも、混合室内の空気
量の変化によって水流を断続するものであるので、従来
のように強いウォーターハンマー現象が発生する事がな
く、その衝撃による悪影響すなわちポンプおよび吐出管
接合部の寿命を低下させる等の影響は非常に少ない。ま
た、使用する電動ポンプは空気用のものであるので、そ
のモータは水気の少ない場所に置かれる事となり、モー
々の漏電の可能性は極めて少なく、安全性を向上させる
事も出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のジェット噴流装置の概略構成図、第２
図は同実施例におけるジェット噴流装置の電動弁の斜視
図、第３図は第２図に示される線Ｃ−Ｃに沿って切断し
た場合の断面図、第４図は従来のジェット噴流装置の概
略構成図、第５図は同ジェット噴流装置のパルス噴流発
生用電動弁の要部断面図である。 １・・・・ポンプ吐出管 ３・・・・空気流入管 ５・・・・モータ ７・・・・弁ケーシング ９・・・・回転軸 １１・・・・空気流出口 ３１・・・・ポンプ ３５・・・・ノズル装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 浴槽内の水を吸い込んで加圧するポンプと、上記ポンプ
   の吐出管の先端に設けられ、水と空気を混合して同浴槽
   内へ噴出させる混合ノズル装置と、 外部より上記混合ノズル装置内に空気を導く空気流入路
   とを備え、 上記空気流入路を開閉する電動弁を設けた事を特徴とす
   るジェット噴流装置。