JPH02273024A - 方向比較阻止継電装置 - Google Patents

方向比較阻止継電装置

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JPH02273024A
JPH02273024A JP2049115A JP4911590A JPH02273024A JP H02273024 A JPH02273024 A JP H02273024A JP 2049115 A JP2049115 A JP 2049115A JP 4911590 A JP4911590 A JP 4911590A JP H02273024 A JPH02273024 A JP H02273024A
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JP
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signal
terminal
relay
generating
fault
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JP2049115A
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English (en)
Inventor
Hung J Li
フング・ジェン・リ
Deborah K Mort
デボラ・カルトワッサー・モート
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH02273024A publication Critical patent/JPH02273024A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/26Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
    • H02H7/261Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured involving signal transmission between at least two stations
    • H02H7/262Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured involving signal transmission between at least two stations involving transmissions of switching or blocking orders

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は送電線回路の保護継電装置に関し、さらに詳細
には方向比較阻止継電装置に関する。
送電線を事故から保護するために、送電線の事故発生区
間を回路遮断器によりvJAl!!する保護継電装置が
用いられている。かかる装置は、保護送電線区間の各タ
ーミナルに配設されて、送電線の電流及び電圧を監視し
事故発生位置を突きとめて各ターミナルの回路遮断器を
引き外すことによりターミナル間で発生したと思われる
事故を隔離する保護継電器を有する。
パイロット継電装置として知られる保護継電装置では、
送電線の各ターミナルに設けた保護継電器が双方向通信
リンクを介して互いに通信する。
各ターミナルの継電器は事故の位置情報を比較してその
事故がそれらの継電器間の送電線区間で生じたか否かを
判定する。比較動作により事故が内部事故、即ち2つの
継電器間で発生したと判定された場合、その継電器間の
送電線区間が各ターミナルに設けた回路遮断器を引き外
すことにより隔離される。事故が2つの継電器間ではな
いことが判明すると、回路遮断器は閉じたままである。
2つの継電器をリンクする通信チャンネルは、送電線の
相導体、マイクロウェーブシステム、専用電話線上を伝
送される音声信号、または専用パイロット線を介して送
信される変調キャリア信号を用いることができる。
パイロット継電装置には種々のタイプがあるが、阻止パ
イロット継電装置が普通用いられる。
普通の阻止継電装置において、通信リンクにより送信さ
れるキャリア信号は、外部事故の際1つ以上の保護継電
器が引き外しを行なわないようにするためにのみ用いら
れる。内部事故に対してはキャリア信号は必要ではない
、即ち、キャリア信号が存在しないとき引き外しが起こ
る。キャリア信号が存在すると、保護継電器の引き外し
動作が阻止される。
パイロット継電装置により事故を検知するために、各タ
ーミナルに方向比較継電器または位相比較継電器が用い
られる。方向比較継電器は、故障検知継電器が送電線区
間の2つのターミナルの電流の方向を比較する0両方の
ターミナルにおいて電流が送電線区間に流入すれば内部
事故であり、送電線の各ターミナルの回路遮断器が引き
外される。電流が一方のターミナルで流入し他方のター
ミナルで流出する場合には、それは外部事故であり、そ
の送電線区間は動作状態に保たれる。方向比較阻止継電
装置は、各ターミナルに普通の前方監視継電器だけでな
く、パイロットによる引き外しを行なうための前方監視
継電器、キャリアを始動するための逆方向監視継電器、
及びキャリア補助継電器を具備するのが普通である。キ
ャリア始動継電器の性能はそれが継電器の動作速度、信
頼性及び安全性に影響を与えるために重要である。
普通、個別のユニットが用いられる。
一般的に、阻止継電方式のキャリア始動ユニットは距離
及び時間の両方において遠隔端のパイロット引き外しユ
ニットとの協調を必要とされる。普通の方式では、キャ
リア始動機能は専用逆方向監視位相距離ユニットと無指
向性過電流地絡ユニットとにより実行される。距離始動
ユニットの特性の中には逆方向の接近した事故を検知で
きる能力が含まれる必要がある。前方引き外しユニット
にはこの性能が必要とされないため、これは普通の距離
ユニットにキャリア始動機能を行なわせるのが適当でな
いということを意味する。
さらに、従来の方向比較阻止継電方式に用いられる過電
流地絡ユニットには場合によって、例えば、極端にアン
バランスな負荷状態または非ねん架送電線、即ち、導体
の位置が順次入れ換えられていないため大きな零相電流
の流れることがある系統において問題が生じることがあ
る。かかる状況のもとでは、過電流ユニットに代えてキ
ャリア始動を行なうための別の逆方向監視距離ユニット
が必要となる。
米国特許第4.41$4,245号及び4,674,0
02号には、エコーキー(echo key)方式を用
いることにより逆方向監視ユニットを不要にした方向比
較阻止方式の変形例が開示されているにのエコーキ一方
式では、パイロット継電器が順方向、即ちもう一方のタ
ーミナルの方向で事故を検出すると短い持続時間のキャ
リア信号を始動させる。もう一方のターミナルにおける
パイロット継電器が順方向において事故を検出しない場
合には、そのパイロット継電器は第1のターミナルから
受信される短い持続時間のキャリア信号が消滅すると同
時に長い持続時間のキャリア信号を送出する。第1のタ
ーミナルでは引き外しがこの長い持続時間のキャリア信
号により阻止されるが、他方のターミナルでは事故を検
出しないため引き外しが起こらない。このエコーキ一方
式は両方のターミナルにエコーキー回路が設けられた場
合にのみ利用できる。
従来より、各ターミナルにおける種々の継電器を個別の
電気機械式または電子式継電器により構成しているが、
現在種々の継電機能をソフトウェアにより実行させるマ
イクロプロセッサ−を用いた継電器が利用されている。
マイクロプロセッサ−継電装置の汎用性のため、以前個
別の継電器により実行されていたi!電機能に加えて他
の継電機能を実行させることが可能になっている0例え
ば、デジタル式保護継電器の処理能力を用いて電圧及び
電流の増加を検知することにより、発生直後の事故状態
を前よりも遥かに迅速に指示できるようになっている。
現在の保護継電装置でも送電線に充分な保護が得られる
が、さらに迅速な動作と高い信頼性を持つ継電器に対す
る要望が常にある。
特に、阻止保護継電装置、特に方向比較阻止継電方式に
おいてかかる改良に対する強い要望がある。また、高感
度であるがオーバーブロック(over block)
動作をしない改良型方向比較阻止継電方式に対する要望
がある。
かかる要望或は他の要望は、保護送電線区間の両ターミ
ナルの電流及び電圧をモニターし、事故状態を示す電流
及び電圧の所定の増加に応答して増加信号を発生するモ
ニター手段を設けた方向比較阻止継電装置に関する本発
明により充足される。
各ターミナルのターミナルユニットはさらに、そのター
ミナルの電流に応答し且つもう一方のターミナルユニッ
トよりさらに先に延びる前方監視領域を有する前方監視
パイロット継電手段を有する。これらのパイロット継電
手段は前方監視領域の事故に応答して前方事故信号を発
生するが、増加信号を発生するモニター手段よりもゆっ
くりと事故に応答する。
各ターミナルユニットはまた、増加信号に応答して当該
端阻止信号を発生する阻止信号発生手段を備えた論理手
段を有する。当該端阻止信号は当該端送信機により通信
チャンネルを介してもう一方のターミナルの受信機へ遠
隔端阻止信号として送られる。各ターミナルの論理手段
はまた、パイロット継電手段により発生される前方事故
信号に応答して引き外し信号を発生する引き外し信号発
生手段を有する。しかしながら、引き外し阻止手段が当
該端阻止信号または遠隔端阻止信号の何れかに応答して
引き外し信号の発生を阻止する。モニター手段はパイロ
ット継電手段よりも迅速な応答特性を持つため、当該端
及び遠隔端阻止信号は前方事故信号の前に発生され、か
くしてこれらの信号が引き外し信号の発生を阻止する。
しかしながら、各ターミナルの論理手段にはパイロット
継電手段による前方事故信号の発生に応答して当該端阻
止信号゛従って遠隔端における遠隔端阻止信号を停止す
る阻止信号停止手段が設けられる。このため、最も遅い
パイロット継電手段が内部事故を検知すると各ターミナ
ルの回路遮断器が同時に引き外される。外部事故の場合
には、各ターミナルに増加信号をも発生される。順方向
で事故を検知するターミナルの引き外し動作はもう一方
のターミナルから受信した遠隔端阻止信号により阻止さ
れる。もう一方のターミナルは順方向において事故を検
知しないため引き外しが行なわれない。
大きな内部事故に応答して引き外しを迅速に行なうため
に、その大きな事故電流に応答して前方監視継電器が発
生する高速引き外し信号により阻止信号の停止を行ない
、パイロット継電手段により発生される。前方事故信号
に対する装置の応答特性を早めることが可能である。
一時的な電流方向の逆転を含む、他の保護送電線区間の
事故処理により発生される過渡現象に応答する装置の引
き外し動作を阻止するために、この継電装置には当該端
阻止信号を持続させる過渡阻止信号を発生し、また引き
外し信号の発生を送電系統の好ましくはほぼ2サイクル
に相当する所定のインターバルの間阻止する逆方向事故
感知手段が設けられる。この逆方向事故感知手段は、逆
方向距離測定継電手段と、好ましくは送電系統の1サイ
クルに相当する所定のインターバルの間所定のしきい値
を越える零相電流としきいレベルを越える逆方向地絡電
流との同時的な発生を感知する手段とを備えるのが好ま
しい。
本発明は内部事故に対する応答時間を改善すると共に両
方のターミナルで同時的な引き外しが生じるようにする
。また、他の送電線区間にお砂る事故処理に起因する過
渡現象、特にかかる過渡現象による電力の逆流に応答し
ないように安全性を向上させるものである。
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明が利用される送電線回路の一部1を示す
、送電線回路は三相送電線3を含み、発電機5により両
鴫から給電可能である。方向比較阻止継電装置7は、送
電線3の保護送電線区間13のターミナルA及びBにそ
れぞれ設けた保護継電器9及び11を有する。ターミナ
ルA及びBにはまた、それぞれ連携の保護継電器により
作動される引き外しコイル19及び21を有する回路遮
断器15及び17が設けられている。
保護継電器9及び11は通信チャンネル33によりリン
クされた各ターミナルの送信機25.27及び受信機2
9.31より成る通信リンク223を介して通信を行な
う0図示の装置では、送信機25.27の周波数は同一
であり、従って送信機25,27はそれぞれ他方のター
ミナルの受信m29.31′ELび当該端の受信機に信
号を送信する。
保iia継電器9及び11は変流器33.35及び変圧
器37.39により送電線3の保護区間13の電流及び
電圧をそれぞれモニターする0本発明の好ましい実施例
では、保護継電器9及び11はマイクロプロセッサ−に
より構成されている。
従って、変流器33.35及び変圧器37.39により
そニターされるアナログ電流及び電圧がマイクロプロセ
ッサ−45,47への入力のためそれぞれアナログ−デ
ジタルコンバータ41.43によりデジタル信号に変換
される。アナログ−デジタルコンバータは1サイクルに
つき数回(好ましい実施例では8回)印加電流及び電圧
をサンプルする。
マイクロプロセッサ−45,4フは事故検知モジュール
49を含むソフトウェアにより作動される。このモジュ
ールは保護送電線区間の各相の電流及び電圧のデジタル
サンプル及び零相電流及び電圧のデジタルサンプルをモ
ニターしてサイクル間でこれらの電流及び電圧の任意の
ものの所定の増加が検出されるとΔl及びΔV傷信号発
生する。これらの増加は送電線3における事故の発生を
示すように選択される0図示の装置では、これらの増加
は電流については1アンペア、電圧については7ボルト
であり、それらの変化は12.5%以上にする必要があ
る。
Δl及びΔVが所定の値以下である限り、保護継電器は
バックグランドモードで動作する。所定の限界値を越え
る電流または電圧の増加が検出されると、継電器は事故
モードに移行する。事故モードでは、インピーダンス千
ジェールが公知の態様で動作して、電流及び電圧から送
電線の複素インピーダンスを求め、そのインピーダンス
をモジュールの所定のリーチ設定値と比較して保護送電
線区間13のもう一方のターミナルの方向の事故地点ま
での距離である前方距離を求める。計算により求めたイ
ンピーダンスの何れかがリーチ設定値以下であって事故
地点がターミナルAとBの間であることが指示されると
、それぞれの回路遮断器15または17の1以上の相に
つき引き外し信号が連携の引き外しコイル19または2
1に送られる。保護、継電器9及び11は少なくとも3
サイクルの間事故モードを持続するが、これは電流がそ
の前に限界値以下に減少しても変わらない。
上述したように、保護継電器9及び11は方向比較阻止
継電装置の一部を構成する。各継電器のパイロットモジ
ュール51はリーチが保護送電線区間13のもう一方の
ターミナルよりさらに先に延びる前方監視距離測定継電
機能を実行する。
従って、このモジュールは内部事故だけでなく保護送電
線区間の外側の事故も検知可能である。
両方のパイロット継電器が事故を検知する場合、この事
故は内部事故である。しかしながら、一方のパイロット
継電器だけが事故を検知すると、それはその事故を検知
しないターミナルの背後において発生した外部事故であ
ることがわかる。パイロットモジュールは事故の種類が
如何なるものであれ順方向における事故地点までの距離
を求めて信号PLTP及びPLTGを発生する。
保護継電器9及び10のソフトウェアには方向過電流地
絡モジュール53も含まれる。このモジュールは逆方向
地絡電流をモニターして、この電流が逆方向における地
絡事故の発生を指示した場合RDOG信号を発生する。
モジュール53はまた零相電流が事故を示す限界値を越
えた場合無指向性!。1信号を発生する。後方監視領域
3モジユール53はターミナルから逆の方向を監視して
ターミナルより所定の距離の範囲内における全ての種類
の事故を検出する距離測定継電器である。
保護継電器9及び10のソフトウェアはさらに、高電流
設定引き外しまたはターミナル間領域の事故に対する領
域1引き外しに応答して高速度引き外し信号H3Tを発
生するH3Tモジュール55を含む。
保護継電器9及び11に含まれるもう1つのソフトウェ
アモジュールには阻止論理モジュール57がある。この
ソフトウェアのファンクショナルダイヤグラムを第2図
に示す、阻止論理回路の目的は継電器が連携ターミナル
の電流または電圧の所定の大きさの増加を検知して事故
検知モードに入ると当該端阻止信号を発生することであ
る。
この当該端阻止信号はまた遠隔端阻止信号としてもう一
方のターミナルにも送られる。各ターミナルにおける引
き外しは当該端或いは遠隔端阻止信号の何れかにより阻
止される。阻止信号の目的は保護送電線区間の両端の2
つの保護継電器の動作を協調させることである。阻止信
号は、パイロット継電器が作動してそれらの応答を比較
するに必要な時間が経過するまで各ターミナルにおける
引き外しを阻止する。当該端パイロット継電器が動作す
るともう1つのターミナルにおける当該端阻止信号及び
遠隔端阻止信号が停止する。もう1つのターミナルのパ
イロット継電器が動作してその当該端阻止信号及びそれ
が送信する遠隔端阻止信号を停止させた場合、両方のパ
イロット継電器が同時に引き外し信号を発生する。
第2図を参照して、事故の発生を示す所定の限界値を越
える連携ターミナルの電流または電圧の増加が事故検知
モジュール49(第1図)により検出されると、ORゲ
ート59に印加される信号Δ■及びΔVの一方または双
方が高レベルとなって5TART CARRIER信号
を発生させる。これは事故の発生後約2ミリ秒以内に起
こる。 5TARTCARRIER信号はANDゲート
61に加えられ、このゲートの出力がORゲート63に
加えられる。
反転第2人力がANDゲート61をイネーブルしている
限り、5TART CARRIER信号によりORゲー
ト63の出力に阻止信号BLOCKが発生し、この信号
が連携ターミナルの送信機25または27に加えられる
と共に通信リンク23を介してもう1つのターミナルの
受信機29または31に遠隔端阻止信号として送られる
キャリア信号を発生する。BLOCK信号もまた当該端
送信機により当該端阻止信号として当該端受信機に送ら
れる。
第2図でLOCALとして表示される当該端阻止信号及
びREMOTEとして表示される遠隔端阻止信号は受信
機29.31により論理和をとられ、反転入力を介して
ANDゲート65に加えられる。このゲートはもう1つ
のANDゲート67を制御する。ANDゲート67は、
前方監視パイロット継電器により検知される多相事故(
PLTP)または地絡事故(PLTG)を示すPLTP
/PLTG信号に応答して引き外し信号を発生する。こ
の前方監視パイロット継電器の機能はパイロットモジュ
ール51により実行される。しかしながら、LOCAL
またはREMOTE阻止信号が存在する限りANDゲー
ト67はANDゲート65によりディスエーブルされる
ため引き外し信号は発生しない。 当該端パイロット継
電器が順方向において多相(PLTP)または地絡(P
LTG)事故を検知すると、信号P LT P/P L
TGが高レベルとなフてORゲート69の出力が高レベ
ルとなる。このためもう1つのORゲート71の出力も
高レベルとなって5TOP CARRIER信号が発生
し、この信号が送信機に加えられてキャリア信号の送信
を停止させる。 5TOP CARRIER信号は5q
uelchとして示される遅延回路73を介してAND
ゲート61の反転入力に印加される。73のような遅延
回路の普通の表示方法を第2図に用いた。遅延を示すブ
ロックの線の上の数字はピックアップ遅延(ミリ秒)を
示し、また線の下の数字はドロップアウト遅延を示す。
従フて、遅延回路フ3は5TOP CARRIER信号
をANDゲート61に直ちに印加するが、ドロップアウ
ト遅延が150ミリ秒ある。阻止継電におけるスケルチ
遅延の目的は当該端の遮断器が引き外された構成る時間
の間キャリアを遅らせることにある。これにより保護送
電線区間の他端の引き外しを、例えば音声サービスのよ
うな任意の他の機能のためにキャリアを再送信する前に
行なうことが可能になる。本発明の阻止継電では、スケ
ルチ機能は従来の阻止継電におけるほど重要なものでは
ない0本発明によると両方のターミナルは常に同時に引
き外されるが、これは本発明の特徴の1つである。しか
しながら、このスケルチ回路を設けるとこの装置は混合
方式、即ち保護送電線区間の他端の保護継電器に本発明
が用いられていない装置とコンパチブルになる。
5TOP CARRIER信号はANDゲート61をデ
ィスエーブルしてBLOCK信号を消滅させる。これに
よりその夕、−ミナルのLOCAL信号がもう一方のタ
ーミナルのREMOTE信号と同様に低レベルとなる。
他のターミナルの保ii継電器もその事故を検知した場
合、同様にそのLOCAL信号が第1のターミナルのR
EMOTE信号と同様に低レベルとなる。
LOCAL及びREMOTE信号が共に低レベルである
と、受信機29及び31の出力が低レベルどなる。ここ
で、ANDゲート65へのもう1つの反転入力に印加さ
れるTBM信号が低レベルであり、スイッチフ5が閉位
置にあると仮定すると、PLTP/PLTG信号が遅延
回路76により設定された遅延インターバルの間高レベ
ルにある時、ANDゲート65によりANDゲート67
がイネーブルされる。遅延回路フロはゼロから32ミリ
秒まで2ミリ秒間隔で設定可能なチャンネル協調タイマ
ーである。この遅延回路は一方のターミナルにおいて本
発明を用いるが、他方のターミナルでは別の遅い阻止継
電器を用いる場合にのみ必要である。もう一方の継電器
もまた本発明により構成されたものであり、チャンネル
時間が10ミリ秒以下である場合、Tはゼロに設定され
る。ANDゲート6フがイネーブルされた状態では、P
LTP/PLTG信号により引き外し信号が発生される
。スイッチ75を用いて説明した阻止継電を選択するこ
とが可能である。
ターミナル間の保護領域に高電流事故が発生した場合継
電器の動作をスピードアップするために、高速度引き外
し信号H3TをORゲート69に印加してBLOCK信
号を停止させる。これにより当該端阻止信号と共にもう
一方のターミナルの遠隔端阻止信号の停止が速やかに行
なわれ、このため、通信リンクのリセット時間により通
常、引合外し信号の発生が遅れる。
一方のターミナルに小潮流状態が存在する場合、そのタ
ーミナルのパイロット継電器は内部事故に応答してピッ
クアップしないことがある。
この場合、何れのターミナルでも引き外しができない。
小電梳源のあるターミナルは事故を検知しないため引き
外しが行なわれず、またもう一方のターミナルも小潮流
ターミナルからのΔVまたはΔI信号により始動された
遠隔端阻止信号を引き続き受信するため引き外しが起こ
らない。この問題を解決するために、パイロット継電器
からのPLTP/PLTG信号をANDゲート77に反
転入力を介して印加し、そのANDゲートの出力を32
ミリ秒のピックアップ遅延を有する遅延回路79を介し
てORゲート69に加える。ORゲート59の出力もま
たANDゲート77に加える。かくして、PLTP/P
LTG信号が32ミリ秒(2サイクル)以内に高レベル
にならない場合、BLOCK信号が停止する。これによ
り、もう一方のターミナルの遠隔端阻止信号も停止され
てその遮断器の引き外しが可能となる。連携の回路遮断
器が開であるとき高レベルである52b信号が180ミ
リ秒のピックアップ遅延を持つ遅延回路81を介して印
加され、BLOCK信号を停止させて、もう一方の遮断
器が当該端遮断器が開位置にあり送掌線側電位が用いら
れているとき内部事故に応答して引き外される。 18
0ミリ秒のタイマーの遅延により、当該端の母線事故の
処理時遠隔端におけるオーバートリップが防止される。
外部事故の処理中に発生する過渡現象による誤った引き
外しを防止するために過渡阻止信号TBMが発生される
。TBMはORゲート63を介してBLOCK信号を持
続させ、ANDゲート65の反転入力を介して引き外し
信号の発生を阻止する。逆方向の事故に応答して方向過
電流モジュール53により発生される!。、及びRDO
G信号はANDゲート83に加えられ、その出力が16
ミリ秒の遅延回路85を介してORゲート87に加えら
れる。ORゲート8フへの第2の人力はREVER5E
 Z3P/X3G信号であり、この信号は第1図のモジ
ュール54により検出される逆方向距離相または地絡事
故に応答して高レベルとなる。
ORゲート87の出力は遅延回路89を介してTBM信
号を発生するANDゲート91に加えられる。遅延回路
89はTBM信号を32ミリ秒(2サイクル)の間持続
させる。
第4図は、第3図に示したターミナルA、B間に発生す
る内部事故に応答する阻止継電装置の動作を示すタイミ
ング図である。タイミング図は第6及び8図のタイミン
グ図と共に下記のユニットのピックアップ及びリセット
時間を以下のように想定している。
内部事故の場合、第4図に示すように両方のターミナル
のΔ■/ΔV信号が事故の2ミリ秒後に高レベルとなっ
てBLOCK信号を発生させる。当該端阻止信号LOC
ALはその3ミリ秒後に高レベルとなるが、この3ミリ
秒は通信リンクのピックアップ時間であり、各ターミナ
ルは同時に遠隔端阻止信号REMOTEを受信する。従
って、受信機の信号RCVRが高レベルとなってTRI
P信号を阻止する。ターミナルAにおけるパイロット継
電器は事故の発生後14ミリ秒して事故を感知しくPL
TP/PLTGが高レベルとなる)、BLCOKを停止
させる。これによりターミナルAにおけるLOCAL信
号及びターミナルBにおけるREMOTE信号が3ミリ
秒後に停止される。ターミナルAのPLTP/PLTG
信号及びLOCAL信号の停止にかかわらず、ターミナ
ルAはターミナルBより依然としてREMOTE信号を
受信中であるため引き外し信号を発生せず、従ってRC
VRは高レベルにあってTRIPを阻止している。ター
ミナルBも事故を感知しない(PLTP/PLTGが低
レベル)ため引き外されず、このターミナルのRCVR
はLOCALが高レベルにあるため高レベルであり、T
RIPが阻止されている。
ターミナルBのパイロット継電器が事故を感知すると、
PLTP/PLTGが高レベルとなってBLOCKを停
止させ、3ミリ秒後にターミナルBのLOCAL及びタ
ーミナルAのREMOTEが停止される。従って、各タ
ーミナルのRCVR信号が低レベルとなってパイロット
モジュールからの当該端PLTP/PLTG信号により
TRIPが発生される。この装置は、低速の通信チャン
ネルを用いる場合には高速引き外し信号H3Tによりス
ピードアップすることが可能である。
第5図に示した外部事故に対するシステムの応答を第6
図のタイミング図で説明する。ターミナルAでは事故は
前方であるため、最初内部事故の場合と同様に応答する
。ターミナルBでは、逆方向地絡電流RDOG及び限界
値■。1を越える零相電流の検出に応答して事故後16
ミリ秒してTBMが高レベルとなる。いずれのターミナ
ルも外部事故に応答して引き外されない、ターミナルA
はターミナルBからREMOTE阻止信号を受信中であ
るため引き外されない、ターミナルBもそのパイロット
継電器が事故を感知しないため引き外されない。
第6図の例では、外部事故が29ミリ秒の時点で生じる
送電線区間の回路遮断器により引き外される。ターミナ
ルBの前方監視パイロット継電器は外部事故の処理が相
により一様でない場合発生する過渡現象に応答してピッ
クアップし、BLOCKを発生中のANDゲート61の
出力を停止させることがある。このため、引き外し継電
器のリセットが遅いとターミナルAにおいて誤った引き
外しが起こることがある。TBM論理回路はBLOCK
信号を持続させ外部事故が処理された後短い期間キーイ
ング動作を維持することによってこの問題を解決する。
48ミリ秒後、ΔI/ΔV信号が低レベルとなる(本装
置は事故発生後3サイクルの間Δ■/ΔVを維持する)
。このためターミナルBのPLTP/PLTGが低レベ
ルとなる。TBM信号は遅延回路89が外部事故が引き
外される29ミリ秒のところから32秒後(事故発生後
61ミリ秒)タイムアウトすると低レベルとなる。この
ためターミナルBのLOCAL信号及びターミナルAの
REMOTE信号が停止された3ミリ秒後継電器のリセ
ットが起こる。
(以 下 余 白) 第7A図はターミナルAと8間の保護送電線区間に平行
な送電線区間A’ −B’ における外部事故を示す。
ターミナルB°が29ミリ秒後に引き外され、またター
ミナルA°がゆっくりと引き外されると仮定すると、タ
ーミナルAB間の保護送電線区間には電力の逆流が生じ
る。第8図はこの場合のタイミング図を示す、外部事故
が用台外される前に、ターミナルA、Hの継電器は単一
送電線系統の外部事故の場合と同様に応答する。
29ミリ秒後に外部事故が用台外され且つ電力が逆流し
た後、ターミナルA%BのΔ!/ΔV信号は高レベルを
持続する。ターミナルAにおいて、前方監視継電器は電
力の逆流に応答してリセットされる(PLTP/PLT
Gが低レベルとなる)、そこで電力逆流状態のもとて内
部事故が発生したと仮定する。第7B図に示すように、
この事態が発生するとターミナルA、Bの両方において
前方に電流が流れる。Bにおける前方監視継電器は43
ミリ秒の時点において内部事故を感知するが、TBMに
より維持されるLOCAL阻止信号により引き外しが生
じない、この例では、ターミナルAのパイロット継電器
が49ミリ秒の時点において内部事故に応答してピック
アップする。ターミナルAのパイロット継電器のリセッ
ト後150ミリ秒の間スケルチタイマーが5TOPCA
RRIER信号を持続させるためターミナルAにはLO
CAL阻止信号は存在しない、しかしながら、ターミナ
ルAの引き外しはターミナルBのTBM信号により持続
されるREMOTE信号により阻止される。ターミナル
BのTBMはターミナルBの逆方向電流継電器が電流の
逆転と共にドロップアウトした32ミリ秒後にドロップ
アウトする。その後、この例ではTBMが61ミリ秒の
時点においてドロップアウトする。このためターミナル
BのLOCAL信号が停止され、またターミナルAのR
EMOTE信号が3ミリ秒後に停止されて、ターミナル
A及びBの回路遮断器が同時に引き外される。 電力の
逆流時的部事故が発生しなかったならば、逆方向電流継
電器が電力の逆流を検知したときTBMはターミナルA
において発生されていたであろう、かくして、スケルチ
遅延回路はBLOCKを150ミリ秒の間阻止するので
あるが、TBMがBLOCKを発生させて、ターミナル
AにLOCAL阻止信号を、またターミナルBにREM
OTE阻止信号を発生させる。
ターミナルBでは、パイロット継電器がピックアップし
、ターミナルBのTBM信号が32ミリ秒の間阻止作用
を行なったであろう。しかしながら、ターミナルBにお
ける引き外しはその後ターミナルAからのREMOTE
信号により阻止されていたであろう。ターミナルAのT
BM信号はターミナルAの逆方向電流継電器が電力逆流
状態の消滅後ドロップアウトした後32ミリ秒の間持続
されるであろう、その前に内部事故が発生した場合には
、上述した場合と同様両方のターミナルにおいて内部事
故による引き外しが生じるが、それはターミナルAにお
けるTBMがドロップアウトするまで遅延されるであろ
う。
上述の例は本発明によりさらに最悪の状態でも保護が得
られることを示している。
上述したように本発明は好ましい例ではマイクロプロセ
ッサを利用した保護継電装置によりて実現される。第1
0乃至12図は第2図に示した論理回路を実現する適当
なソフトウェアのフローチャートを示す。パイロット引
き外し論理回路のフローチャートを第10図に、過渡阻
止モード論理回路のフローチャートを第11図に、また
キャリア送信論理回路のフローチャートを第12図に示
した。また、第2図の論理回路はそれらの機能に関して
は別々の論理回路により実現することが可能である。
本発明は従来の阻止継電装置と比較して特異な利点を提
供する。キャリアを始動するためにΔIとΔVを用いる
と、Δ■及びΔVがパイロット引き外しユニットよりも
常に速いため装置が迅速に始動し且つ確実な動作特性が
得られる。また、Δ■とΔVが保護送電線区間の両端に
おいてキャリアを同時に始動させる。このため、チャン
ネル協調を行なうためのタイミングが減少し、システム
の引き外し時間がスピードアップされまた内部事故の場
合引き外しが同時に起こる。さらに、本発明は零相電流
が通常の使用状態として生じる系統に起こる問題を解決
することができる。
最後に、必要な電気量、ΔI、ΔV、逆方向Z3P /
Z3G 、  I 、、及びRDOGは全て市販ノマイ
クロプロセッサ式保護継電装置において得られるもので
ある。 本発明の特定実施例を詳細に説明したが、当業
者には本明細書の全体の教示から見て種々の変形例及び
設計変更が想到されるであろうことが理解される。従っ
て、開示した特定の構成は例示のためのみであって本発
明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲は頭書
した特許請求の範囲の幅全体及びそれら全ての均等物を
含むものとして理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による方向比較阻止継電装置を組み込
んだ送電線回路の一部のブロック図である。 第2図は、第1図の方向比較阻止継電器の一部を示す論
理回路図である。 第3図は、送電線回路における内部事故の位置を示す概
略図である。 第4図は、第3図に示した事故に応答して第1図の装置
が動作する態様を示すタイミング図である。 第5図は、送電線回路における外部事故の位置を示す概
略図である。 第6図は、第5図に示した外部事故に応答して本発明が
動作する態様を示すタイミング図である。 第7A図は、平行な送電線区間を含みその区間内におけ
る外部事故を示す送電線回路の拡張部分の概略図である
。 第7B図は、第7A図に示した外部事故の後の内部事故
を示す第7A図に類似の概略図である。 第8図は第7A、第7B図に示した順序の事故に応答し
て本発明が動作する態様を示すタイミング図である。 第9図は、本発明によるパイロット引き外し論理回路を
実現するコンピュータープログラムのフローチャートで
ある。 第10図は、本発明の過渡阻止モードを実現するコンピ
ュータープログラムのフローチャートである。 第11図は、本発明によるキャリア送信論理回路を実現
するコンピュータープログラムのフローチャートである
。 1・・・・送電線回路 3・・・・三相送電線 (5)・・・・発電機 9.11・・・・保護継電器 13・・・・保護送電線区間 (15,17)・・・・回路遮断器 19.21・・・・引き外しコイル 23・・・・通信リンク 25.27・・・・送信機 29.31・・・・受信機 33・・・・通信チャンネル 41.43・・・・アナログ−デジタルコンバータ49
・・・・事故検知モジュール 51・・・・パイロットモジュール 53・・・・方向過電流モジュール 54・・・・逆方向領域3モジユール 55・・・・高速引き外しモジュール 57・・・・阻止論理回路モジュール 出願人:  ウエスチンクへウス・エレクトリック・コ
ーポレーション代 理 人:加膿 紘一部(ほか1名)
9−ミ丁>VA FIG。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)引き外し信号に応答して電流を遮断する回路遮断
    器を両端に備えた所定長さの送電線区間を事故から保護
    する方向比較阻止継電装置であって、前記装置が、送電
    線区間の各端部に連携させた、その端部の回路遮断器の
    引き外し信号を選択的に発生させるターミナルユニット
    と、ターミナルユニット間において信号を送受する通信
    チャンネルとを有し、各ターミナルユニットが、 送電線区間の連携端部の電流及び電圧をモニターして事
    故状態を示す電流及び電圧の所定の増加に応答して増加
    信号を発生する手段と、送電線区間の連携端部の電流に
    応答し、もう一方のターミナルユニットの方向において
    所定長さの送電線区間より先に延びる前方監視領域を有
    し、前方監視領域内の事故を示す電流に応答して前方事
    故信号を発生し、且つ前記事故に前記モニター手段より
    もゆっくりと応答する前方監視パイロット継電手段と、 通信チャンネルを介してもう一方のターミナルユニット
    に信号を送信する送信機手段と、 通信チャンネルを介してもう一方のターミナルユニット
    から信号を受信する受信機手段と、前記増加信号に応答
    して当該端阻止信号を発生する阻止信号発生手段を有す
    る論理手段とより、なり、 前記送信機手段は通信チャンネルを介して当該端阻止信
    号をもう一方のターミナルユニットに送信し、前記受信
    機手段はもう一方のターミナルユニットにより遠隔端阻
    止信号として送信された当該端阻止信号を受信し、 前記論理手段はさらに前方事故信号に応答して引き外し
    信号を発生する引き外し信号発生手段と、当該端阻止信
    号または遠隔端阻止信号のいずれかに応答して引き外し
    信号発生手段による引き外し信号の発生を阻止する引き
    外し阻止手段と、前方事故信号に応答して阻止信号発生
    手段による当該端阻止信号、従ってもう一方のターミナ
    ルユニットにより受信される遠隔端阻止信号を停止させ
    る阻止信号停止手段とを有し、 引き外し信号がターミナル間の内部事故の場合にのみ各
    ターミナルにおいて発生され且つ各ターミナルにおいて
    実質的に同時に発生されることを特徴とする方向比較阻
    止継電装置。
  2. (2)前記モニター手段が、電流及び電圧を1サイクル
    につき複数回サンプルしてデジタル信号サンプルを得、
    前記電流及び電圧の連続サイクルの間対応デジタル信号
    サンプルを順次比較して、前記所定の大きさを越える増
    加に応答して増加信号を発生する手段を有することを特
    徴とする請求項第(1)項に記載の継電装置。
  3. (3)各ターミナルユニットがターミナルユニット間の
    大事故に応答して高速引き外し信号を発生する高速引き
    外し手段を有し、前記阻止信号停止手段が高速引き外し
    信号に応答して阻止信号発生手段による当該端阻止信号
    、従って遠隔端より受信される遠隔端阻止信号の発生を
    停止することを特徴とする請求項第(1)項に記載の継
    電装置。
  4. (4)所定のインターバルの間前方事故信号が存在しな
    い場合、前記増加信号に応答して阻止信号発生手段によ
    る当該端阻止信号、従って遠隔端より受信される遠隔端
    阻止信号の発生を停止するため阻止信号停止手段に印加
    される信号を発生する手段を有する弱潮流保護手段を具
    備してなることを特徴とする請求項第(1)項に記載の
    継電装置。
  5. (5)前記所定のインターバルがモニターされる電流及
    び電圧のほぼ2サイクルに相当することを特徴とする請
    求項第(4)項に記載の継電装置。
  6. (6)前記ターミナルユニットがもう一方のターミナル
    から離れる逆方向の事故に応答して過渡阻止信号を発生
    する逆方向事故感知手段を有し、前記阻止信号発生手段
    が過渡阻止信号に応答して当該端阻止信号、従って遠隔
    端より受信される遠隔端阻止信号を発生することを特徴
    とする請求項第(1)項に記載の継電装置。
  7. (7)前記引き外し阻止手段が過渡阻止信号に応答して
    引き外し信号発生手段による引き外し信号の発生を阻止
    することを特徴とする請求項第(6)項に記載の継電装
    置。
  8. (8)各ターミナルユニットが前記過渡阻止信号を所定
    のインターバルの間維持する手段を具備してなることを
    特徴とする請求項第(7)項に記載の継電装置。
  9. (9)前記所定のインターバルが連携ターミナルにおけ
    る送電線区間の電流及び電圧のほぼ2サイクルに相当す
    ることを特徴とする請求項第(8)項に記載の継電装置
  10. (10)前記逆方向事故感知手段が逆方向距離測定継電
    手段よりなることを特徴とする請求項第(6)項に記載
    の継電装置。
  11. (11)前記逆方向事故感知手段が過渡阻止信号を所定
    のインターバルの間維持する手段を有してなることを特
    徴とする請求項第(10)項に記載の継電装置。
  12. (12)前記逆方向事故感知手段が所定のしきい値を越
    える零相電流及び逆方向過電流継電手段に応答すること
    を特徴とする請求項第(6)項に記載の継電装置。
  13. (13)前記逆方向事故感知手段が過渡阻止信号の発生
    を所定のインターバルの間遅延させる手段を有してなる
    ことを特徴とする請求項第(12)項に記載の継電装置
  14. (14)前記所定のインターバルが連携ターミナルにお
    ける電流及び電圧のほぼ1サイクルに相当することを特
    徴とする請求項第(13)項に記載の継電装置。
  15. (15)前記逆方向事故感知手段も逆方向距離測定継電
    手段を有してなることを特徴とする請求項第(13)項
    に記載の継電装置。
JP2049115A 1989-02-28 1990-02-28 方向比較阻止継電装置 Pending JPH02273024A (ja)

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