JPH0227281A - 超伝導磁力計 - Google Patents

超伝導磁力計

Info

Publication number
JPH0227281A
JPH0227281A JP17770488A JP17770488A JPH0227281A JP H0227281 A JPH0227281 A JP H0227281A JP 17770488 A JP17770488 A JP 17770488A JP 17770488 A JP17770488 A JP 17770488A JP H0227281 A JPH0227281 A JP H0227281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
axis
superconducting
superconducting quantum
quantum interference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17770488A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Tojo
東條 尚幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17770488A priority Critical patent/JPH0227281A/ja
Publication of JPH0227281A publication Critical patent/JPH0227281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は超伝導量子干渉素子(SQUID:Supa
rconducting  Quantttn  In
terference  Device  )  を用
いた高感度磁力計に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は1例として直流駆動型の5QUID (以後こ
の5QUIDのことをDC−8QUIDと呼ぶ)を用い
九超伝導磁力計を示す構成図である。
図中、(1)は5QUIDセンナ部であり、この中で+
21 ij ジョセフソン接合、(3)は上記2つのジ
ョセフソン接合(21を含む超伝導リング、(4)は変
調・帰還コイルである。(5)は上記5QUIDセンサ
部(1)を駆動し、かつ、磁界変化信号を取り出すため
の駆動回路であり、この中で、(6)は直流電流源、(
7)は増幅器、(8)は位相検波器、(9)はオーディ
オ発振器。
αQは積分用増幅器、aDは積分用コンデンサ、a3は
積分コントロール用スイッチ、αjは帰還抵抗であ、6
v、v、)はそtLぞれ5QUID−1=yf部(11
,am回路(5)の出力である。
このように1つの超伝導リング(3)の中に2つのジョ
セフソン接合(211&:含み、直流電流のバイアスを
印加して駆動する5QUIDをDC−8QUID  と
呼んでおり、高感度磁力計等に広く応用されている。以
下この磁力計の動作原理について説明する。
DC−8QUIDを液体ヘリウム等に浸す等にして極低
温【冷却し超伝導に転移し之超伝導体内では′量子は対
(クーパペア)を形成しておシ、このクーパベアの往来
によりジョセフソン接合においては電子波の位相差に依
存する直流ジョセフソン電流と呼ばれる電流が流れその
結果端子A−B間には(1)式で示すような電流工が流
れる。
I:Ia(d1θl−1−702) ここで IO:ジョセフソン接合の臨界電流#1.$2
:それぞれの接合での電子波の位相差 また超伝導リング内の7ラクソイドは磁束量子φQ (
=2.OTX 10  Wb )の整数倍であるという
性質からリング内の磁束をφとすると次のような関係式
が成立す“る。
(但し n:1,2.・・・) (21式より2つのジョセフソン素子に生ずる位相差は
超伝導リングを貫く磁束φによって決定されるのがわか
るが、(2)式を代入することにより(1)式は次のよ
う(表わされ、端子A−B間を流れることのできる最大
超伝導電流Imは(4)式で与えられる。
(4)式より最大超伝導電流Imは超伝導リングを貫く
磁束φに対して磁束量子φ0を周期として変動しそれぞ
れφがnφo、(n+)φ0 のときに最大仏Hae最
小値0の値をとるが、これは超伝導リングの大きさが小
さく、かつリングのインダクタンスが0の極限の場合に
のみ成立する話であシ。
実際には遥伝導リングは有限のインダクタンスを有して
いるので最小値は0とはならない。
このようなりC−8QUIDの特性電流−電圧特性を図
に示したのが第S図であシ臨界電流値までは電圧零の状
態で超伝導電流が流れ、臨界電流値より大きな電流に対
しては電圧が発生する。この臨界電流値は超伝導リング
を貫く磁束φに対し磁束量子φOを周期として連続的に
変化しφ=nφ0の時に最大値l01sφ=(n+)φ
0 の時に最小値I02の値を取プ、これに対応して 
電流I−電圧V特性もφ=nφ0.φ= (n +−)
φ0の時にそれぞれ図中の曲線人1曲線Bのようになシ
、φの値に応じてこの間を連続的に変化する。
そこでI(1+1より若干大きいバイアス電流rb を
直流電流源(6)からDC−8QUIDへ流し1発生す
る電圧Vを測定するとVは図中のCのように振幅がΔV
でφに対して磁束量子φOを周期として変化するが、外
部磁界の強度をB、超伝導リング(3)と外部磁界Bと
のなす角度をθ、超伝導リング(3)の面積をSとする
と超伝導リング(3)を貫く磁束φと外部磁界Bとの間
には次のような関係式が成シ立つ。
φ=:13−9−内θ  □(5) 第9図はこの様子を示すものであシ、(5)式に示され
るように超伝導リング(3)を垂直に貫く有効な磁束成
分φは外部磁界Bと超伝導リングのなす角θの関数とな
り、5QUIDは外部磁界に対してベクトルセンナとし
て動作する。
第10図は上記5QUIDセンサの動作特性を応用して
外部磁界の磁界変化を計測する原理を示す図であり、横
軸は超伝導リングを貫く磁束φと磁束量子φ0の比、縦
軸は5QUIDセンサ部(1)の出力電圧Vを示してい
る。今、5QUIDセンサ部(!)の動作点が8図中の
D点のようにφ/φo=nに設定されているものとし、
オーディオ発振器(9)から変調・帰還コイル(4)を
介して例えば数100KHzの正弦波変調磁束を印加す
ると、5QUIDセンサ部(1)の出力は全波整流され
た波形のようになり変調信号の2倍の周波数になるが、
ここで外部磁界が増大して動作点が図中のE点にずれた
場合には5QUIDセンサ部(1)からは変調信号と同
相の信号が出力され、逆に外部磁界が減少して動作点が
F点にずれた場合には変調信号と逆相の信号が出力され
る。これら外部磁界の増減に対応して位相及び周波数が
変わる正弦波状の信号を増幅器(7)で所要の大きさに
増幅した後1位相検波器(8)で処理し。
さらに、積分用増@器110.積分用コンデンサOD。
積分コントロール用スイッチt13で構成される積分器
で積分することによって磁界変化量をDC電圧に変換し
、この変化量を帰還抵抗α3を経由して変調・帰還コイ
ル(4)に帰還させると、この帰還電流が帰還抵抗u1
に流れることによって発生する電圧は外部磁界の変化量
を示すので、この電圧を取)出すことによ1磁界変化量
を計測することができる。
すなわち、最初閉じている積分コントロール用スイッチ
t13を開くことにより積分用増幅器+IQと積分用コ
ンデンサaDが積分器として動作し、積分コントロール
用スイッチαりを開く時点で最も近い。
例えばD点、G点のような極小、極大の位置に動作点を
ロックしこの状態から外部磁界の増減に対応して超伝導
ループ(3)内の磁束φが増減しようとすると上記5Q
UIDセンサ部(1)の出力信号Vを基に、増幅器(7
)1位相検波器(8)及び、積分用増幅器αG、積分用
コンデンサ1.積分コントロール用スイッチfi3で構
成される積分器によって磁束増減分に対応するDC電圧
が算出され、このDC電圧が帰還抵抗器03.変調帰還
コイル+41 ′t−介して上記超伝導ループ(3)内
の磁束増減分を打ち消して常に動作点を同じ位置に固定
するように制御する。このような制御を行う駆動回路系
をFlux Locked Loop回路と呼び、磁束
ロックした状態からの外部磁界の変化量を上記帰還電流
が帰還抵抗(13t−流れることによって発生する電圧
VOとして取シ出すことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の超伝導磁力計は前述したDC−8QUID磁力計
1つで構成されたベクトルセンナであシ、かつ磁束ロッ
クした状態からの相対的な磁界変化量を検出する。この
ため航空機や船舶等に搭載して外部磁界の測定を行う場
合には、外部磁界と5QUIDセンナとのなす角度(以
後この角度のことをセンナ姿勢角と呼ぶ)が変化し、そ
の九め、外部磁界の大きさBをスカラー1として求める
ことが困難であるなどの課題があり念。
この考案は上記の課題を解決するもので*A’[:空機
の運動等によるセンナ姿勢角の変化によって生じるセン
ナ出力変化を逆に利用して外部磁界の大きさBをスカラ
ー量として求めることが出来る超伝導磁力計を実現する
ことを目的とするう〔課題を解決するための手段〕 複数のDC−8QUID  センサを互いにほぼ90゜
の角度をなす立方体アセンプリイの3平面上に配置し、
それぞれのDC−8QUID  セッサを駆動する複数
個の駆動回路と、それぞれの駆動回路より出力されるア
ナログ量の磁界変化信号をディジタル信号に変換する複
数個のA / D変換器と、それぞれのA/D変換器の
ディジタル信号を入力してベクトル演算を行う演算器と
によって、センナ姿勢角の変化による磁界変化量信号を
基にベクトル合成の演算を行い、外部磁界の大きさBを
スカラー量として出力できるようにした。また3千面上
の5QUIDセンサ間の直交度のずれ量を用いてベクト
ル合成時に補正計算することにより必ずしも5QUID
センサ間が互いに直角になっていなくても正確にベクト
ル合成演算が行えるようにした、〔作用〕 この発明においては複数個のDC−8QUID センサ
をほぼ直交3軸に配置した立方体アセンプリイ、複数個
の駆動回路、複数個のA / D変換器及び演算器によ
って、センナ姿勢角の変化を逆に利用してベクトル合成
演算を行い、tた5QUIDセンサ角の直交度のずれ量
の補正計算を行って外部磁界の大きさBiミスカラーと
して算出するのでセンナ姿勢角に左右されることなく正
確に外部磁界Bを測定することができる。また5QUI
Dセンサ間の直交度はそれほどは必要としないので立方
体アセンプリイ等の製造を容易にすることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図である。図中
Iはそれぞれの面が互いに!1ぼ直角になっている立方
体で、温度変化の少ない材質2例えばクリスタル等を用
いて作られている。aり、Ile。
(I力はそれぞれX軸5QUIDセンサ部、Y軸5QU
IDセンサ部、Z411SQUIDセンサ部であシ、そ
れぞれの5QUIDセンサ部は第7図の3QσIDセン
サ部(1)と同一のもので、2つのジョセフソン接合(
2)、超伝導リング(3)、及び変調帰還コイル(4)
で構成されてお)、上記立方体(141に接着固定され
る等してそれぞれの超伝導リング面の方線方向、つまf
isQUIDセンサの感度軸が図のそれぞれX軸。
Y軸、2軸方向を向くように取り付けられている。
(II、 (Il、(至)はそれぞれ上記X軸5QUI
Dセンサ部a9.Y@5QUID センf部aS、Z軸
5QUID−に/す部αηを駆動し、かつ、a界変化信
号を取り出すためのX軸5QUI[)センサ駆動回路、
Y軸5QUIDセンサ駆動回路、Z@5QUID七ンサ
駆動回路であシ、それぞれの駆動回路は第7図の駆動回
路(5)と同一のもので、直流電流源(6)、増幅器(
))1位相検波器(8)、オーディオ晃掻器(9)、積
分用増@器σG、積分用コンデンサaυ、積分コントロ
ール用スイッチαし及び帰還抵抗a1で構成されている
。なお、 vX 、VY avZはそれぞれX軸、Y軸
、z軸5QUIDセンサ駆動回路α♂、 a9.5!l
の出力である。
QD、FA、Q3はそれぞれ上記X軸、Y軸、Z@5Q
UID センサ駆動回路(Il、α優、(至)のそれぞ
れアナログ量の磁界変化信号Yz、My、Vz  をデ
ィジタル最に変換するX軸A/D変換器、Y軸A/D変
換器、2軸A/D変換器である。なおUU 、 V’V
 。
wHそれぞれX軸、Y軸、Z!111A/D変換器an
(2)、(至)の出力である。@は上記X軸、Y軸、2
軸A/D変換器(2)4.@、(ハ)のそれぞれのディ
ジタル信号朋、w、wを基にベクトル合成演算及び補正
演算を行う演算器で上記ベクトル演算、補正計算を行う
とともに、各々の5QUIDセンサ部α9゜αe、aη
と外部磁界とのなす角を示す情報量を算出し、これを基
に各々の5Qt71Dセンナ駆動回路αe。
aS、(至)の中の積分用コントロールスイッチ(Lり
の開閉動作を制御するスイッチ制御信号を出力する。
第2図は上記演算器(財)の構成を示すものである。
図中(ハ)はベクトル合成演算制御部で上記ディジタル
信号UU 、 VV 、 ww の値からセンナ姿勢角
が変化し念ことを検出し、これらセンナ姿勢角が変化し
念時のディジタル信号UTJ 、VV 1ww を例え
ば3組以上求めて、これらを信号[JUl 、 VVl
 、 WWl 。
UU2 、 VV2 、 VV2 、 UU3. VV
5 、 VV5  トして出力すると同時に、各々の5
QUIDセンサ駆動回路α秒、a優、■の中の積分用コ
ントロールスイッチαりを開開させて磁界計測をリセッ
トし直す役目をする信号をスイッチ制御信号C8として
出力する。
(至)はセンナ姿勢角が変化した時の上記3組のディジ
タル信号UU1 、 VVl 、 WWl 、 UU2
 、 VV2 。
wW2 、 UU5 、 VVs 、 WWs  ’に
基にベクトル合成演算及びベクトル補正演算を行うベク
トル合成演算/ベクトル補正演算計算部である。
このような構成において上記Y軸、Y軸、2軸SQU 
I Dセンサ部σS、αe、αηが取シ付けられた上記
立方体α4J(以後この5QUIDセンサの取り付けら
れたこの立方体のことを立方体アセンプリイと呼ぶ)を
液体He等を用いて極低温に冷却し、それぞれの5QU
IDセンナを超伝導状態に転移させ。
Y軸、Y軸、2軸センサ駆動回路α1.αも翰を用いて
直流バイアス電流と変調磁束をそれぞれの5QUIDに
加え、上記スイッチ制御信号C8により各々の積分コン
トロール用スイッチα2を開くと前に述べた原理により
各々のY軸、Y軸、2軸5QUIDセンサ駆動回路α口
、(Iシ■からはそれぞれ外部磁界BOX軸成分、Y軸
成分、2軸成分の変化量がそれぞれ電圧vX * vY
 −vZ  として出力され、さらにこれらアナログ量
の信号vx、vY。
VZはY軸、Y軸、 ZSt+A/Dffi換器an、
 E、 fiによってそれぞれディジタル量の信号回、
 vv 。
Wに変換される。
ここで、Y軸、Y軸、2軸5QUID*ンf部a”J。
αe、αnの感度軸の関係について詳しく説明する。
第3図はそれについて示した図であり、説明をわかシや
すくするため各々の5QUIDセンサ部の超伝導リング
(3)を拡大して示しである。図中、(31゜α瘤〜α
ηはそれぞれ第7図及び第1図に示したものと同一の超
伝導リング(3)、立方体Q4.X軸、Y軸。
2軸5QUID セy+部(15,(l[1,anテあ
シ、X軸。
Y軸、ZMSQUID セフ?部ai、as、αηの感
度軸は図に示すようにそれぞれ5QUIDセンサ部内の
超伝導リング(3)を含む平面の法線方向であるX。
Y、Z方向を向いているが、この3軸は立方体α滲の面
精度等により完全には直交していない。
第4図はその様子を示すもので直交3軸のX。
y、xに対して感度軸の2軸が2軸と一致し、Y軸がx
i平面内で2軸と(so+y)の角度をなした方向に、
そしてY軸がそれぞれY軸、Z軸と(90+α)、(9
0+β)の角度をなす方向を、すなわちY軸とY軸、Y
軸と2軸、z軸とY軸のなす角がそれぞれ直角よりα、
β、rずれているものとすると(x、y、z)座標系と
(X、Y、Z)座標系とのベクトル成分の関係式、すな
わち。
5QUI[)センサの感度軸の直交度のずれ量の影響を
補正する計算式は次のようになる。
□(6) あり、!、1.には(x、y、z)座標系の単位ベクト
ルI  uIマ、Wは(x、y、z)座標系の単なお、
x@、y軸、ZMSQUID セy1部aS。
伯、αηの感度軸x、y、z軸の直交度のずれ量αβ、
rは例えば各々の超伝導リング面のなす角をオートコリ
メータやレーザ干渉計算を用いて予め測定しておく。
ここで各々の5QUIDセンナの感度軸が互いに完全に
直交していると仮定するとセンナ姿勢角の変化に対して
例えば地磁気のように外部磁界Bの変化がゆるやかであ
る場合、センナ姿勢角が変化成分F1〜F9  が次式
で表わされる直交座標系(x、y、z)と非直交座標系
(x、y、z)との関係を表わす変換行列である。
と後との磁界Bの絶対値は同じであるから次式が成立す
る。
実際には5QUIDセンサの感度軸は前述のように直交
3軸からα、β、rずれているので上記セ/す姿勢角が
変化する前後の磁界”O* ”1− B2 。
B5 は(6)式を用いてそれぞれ(81,(91〜<
11)式のように表わされる。
座標系つまDSQUxoセンサの感度軸が直交3軸から
α、β、rずれている座標系において表現さは上記ベク
トル合成演算制御部(ハ)よ多出力されるディジタル信
号でセンナ姿勢角が変化した時に生ずるセンナ出力変化
すなわち5QUIDセンナの感度軸が直交3軸からα、
β、rずれている座標系において計測されるX、Y、Z
  5QUID セン?ノ出力UUi 、VVi 、W
Wi (i=1.2.3 )を表わしている。
そコテ+81〜61)式1&:(7)式に代入しテUO
、Vo 、W。
について整理すると次の関係式が成立する。
ここで A i =ays 2βUU t +(!1wth−−
r )W ++(廊r相角シ)ww tB I=(〜枡
−−r )UU i −hxs’rW i+(−−山i
na )WW iCi=cm佃角シ)UU ++(gu
もヒカ)菅i七、、”awH−(曲−七trknr )
U1月VV i −Cdtnl市白rdtdl )VV
 iWW i−Cmr−1thaIth/)wwhvv
+(念だし 1:=1.2.3) である。
α2式よりtyo、vo、woについて求め。
すなわち 10 m FO−KOより絶対値化の演算を行うとα3
式のようにな)外部磁界の大きさBt−スカラー量とし
て求めることができる。
+2−ヤr、)vawoや2輪、)ヤ。。o、I/2□
αJ 求め。
さらに(8)式を用いて直交座標系における外上記説明
ではDC−3QUID  の一部である超伝導リング(
3)により外部磁界Bの3成分を直接とらえる場合を示
したが0代わりに検出コイルにょう外部磁界nの3成分
をとらえてもよく、このときは検出コイルの巻き数や面
積を大きくとることによし検出感度を高めることができ
るという長所がある。
第5図はこの様子を示すもので0図中(5)、@。
翰はそれぞれ、X軸検出コイル、Y軸検出コイル。
2軸検出コイルであり、それぞれ検出コイル面の法線方
向がx、y、z方向を向くように上記立方体Iの3平面
に覗勺付けられている。(7)、0υ、03はそれぞれ
X軸入力コイル、Y軸入力コイル、2軸入力コイルであ
り、x軸、Y軸、2軸検出コイル(5)、@、@でとら
えた外部磁界をD C−5QUIDに導く役目をし、そ
れぞれx軸、Y軸、2軸5QUIDセンサ部a9. a
e、αηの各々の超伝導リング(3)と磁気的に結合し
ている。
この場合には、外部磁界Bの3つの成分はx軸。
Y軸、2軸検出コイル(至)、@、(2)でとらえ、こ
れら外部磁界Bの3つの成分はx軸、Y軸、2軸入力コ
イル(至)、on、03によってそれぞれx軸、Y軸。
2軸5QUID七/す部a!i、 all、αηの各々
の超伝導リング(3)へ伝達される。従って検出コイル
(財)、@。
翰の巻き数や面積を大きくとって等測的に超伝導リング
(3)を貫く磁束φを増大させ、検出感度を高めること
ができるという特徴がある他は動作的には第1図に示し
た超伝導リング(3)で直接外部磁界をとらえる方式の
超伝導磁力計と同じであfi、13式に示したベクトル
合成演算の処理を演算器c!瘤に行うことにより同様に
外部磁界の大きさBをスカラー量として求めることがで
きる。
さらに上記x軸、Y軸、2軸検出コイル■、@。
(至)、x軸、Y軸、2輸入力コイル(至)、on、(
2)及びx軸、x軸、z軸5QUID セ:/す部(1
9,ae、 anをそれぞれx、y、z軸ごとに1グル
ープとして上記立方体a−の3平面に取シ付けて構成し
てもよく。
この場合は第5図に示し念検出コイルで外部磁界をとら
える方式の超伝導磁力計と基本的には同じであるが薄膜
蒸着製造技術等を利用して検出コイル、入力コイル、5
QUIDセンサ部等を立方体の面上にまとめて形成でき
るので超伝導磁力計のアセンプリイ構成をシンプルにで
きると匹う長所がある。第6図はこの様子を示すもので
X軸検出コイル■、X軸入力コイル(至)、X軸5QU
IDセンサ部aillグループとしてこれらコイル面、
超伝導リング面の法線方向がX方向を向くように上記立
方体a4の平面上に取り付けられている。Y軸検出コイ
ル(至)、Y軸入力コイル(財)、Y軸5QUIDセン
サ部(1Gのグループについても、また、2軸検出コイ
ル(至)、z軸入力コイル(2)、Z@5QUIDセン
サ部αηのグループについても同じであり、コイル面。
超伝導リング面の法線方向がそれぞれY方向、2方向を
向くように上記立方体α−の平面上に取り付けられてい
る。この場合、動作原理は第5図に示した検出コイルに
より外部磁界をとらえる方式の超伝導磁力計と同じであ
り、 (13式に示したベクトル合成演算の処理を演算
器(至)により行うことにより、同様に外部磁界の大き
さBをスカラー量として求めることができる。
結局このように構成された超伝導磁力計では複数個の5
QUIDセンサ部as、as、αηを、あるいは複数個
の検出コイル■、@、翰をあるいは両者及び複数個の入
力コイル(7)、0υ、(至)をほぼ直交3軸の状態で
立方体α畳の3平面【取シ付けることにより、センナの
感度軸もほぼ直交3軸の方向を向い友状態になっており
複数個の5QUIDセンサ駆動回路(IIl、Ql、■
によって上記5QUIDセンサ部a9゜ae、αηを駆
動して外部磁界の変化をベクトル成分の状態で検出する
。すなわちx、y、zの方向に配置したDC−8QUI
D の動作点を第10図の例えばG、0点に示す山、谷
に磁束ロックさせ、この状態から外部磁界の変化に応じ
て各々の超伝導リング(3)を貫く磁束が変化しようと
するとそれぞれの5QUIDセンナ駆動回路α・、a9
.■は変化分に対応する電流1FcDc−8QUID 
センサ部as、as。
αηの各々の変調・帰還コイル(4)により帰還させて
各々の超伝導リング(3)を貫く磁束を常に一定にする
ように制御し、この時の帰還電流を電圧の形で取り出し
て外部磁界の変化をベクトル成分の状態で検出する。次
にこのアナログ量の磁界変化信号を複数個のA / D
変換器QD、I23.Oでそれぞれディジタル信号に変
換し、このディジタル信号を基【上記演算器c14の中
のベクトル合成演算制御部(至)によって、センサ姿勢
角が変化したことを検出し。
これらセンナ姿勢角が変化した時のディジタル信号を例
えば3組以上求めてこれら信号を用いて感度軸の軸ずれ
補正を盛シ込んだ0式に示すベクトル合成演算の処理を
上記ベクトル合成演算/ベクトル補正演算部翰で行うの
で5QUIt)センサと外部磁界とのなす角度に左右さ
れることなくその大きさBをスカラー量として求めると
とができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通9複数個の超伝導量子干渉素
子あるいは複数個の検出コイルあるいは両者及び複数個
の入力コイルがほぼ直交3軸になるように立方体に配置
した状態の元で、複数組のA/D変換器でそれぞれディ
ジタル信号に変換し。
さらにベクトル合成演算制御部や駆動回路によるセンナ
姿勢角変化検出機能や磁束ロック、リセット機能により
センサ姿勢角が変化した時の複数組の磁界変化のベクト
ル成分計測ができるようになっている。このような機能
を用いてセンナ姿勢角が変化した時の複数組の磁界変化
データを基に0式に示すベクトル合成演算及び感度軸の
軸ずれ補正の計算を行うので外部磁界の入射角に左右さ
れることなくその大きさをスカラー量として求めること
ができる。また上述のように感度軸の軸ずれ補正の計算
を行っているので各々の超伝導干渉素子又は検出コイル
は完全な直交3軸になるように配置する必要はなく、従
って、アセンプリイの加工1組立等も容易にできるとい
う長所がある。なお、上記説明では複数個のA/D変換
器を用いて複数個のアナログ量の磁界変化信号をそれぞ
れ別個にディジタル変換する例を示したが、複数個のサ
ンプルホールドと1個の高速A/D変換器を用いて上記
複数個の磁界変化を時分割してディジタル変換してもよ
い。
また上記説明ではFlux Locked Loop回
路方式の超伝導磁力計を用いて外部磁界を計測する例を
示したが、磁束量子を周期として変化する山谷を直接カ
ウントするディジタルカウント方式の超伝導磁力計ある
いは上記Flux Locked Loop回路方式及
びディジタルカウント方式を併用した超伝導磁力計で計
測する等数々の方法が考えられる。
なお、上記説明ではCD−8QUID を用いるものと
して説明を行ってき九が、超伝導リング中にジョセフソ
ン素子を一つ含み交流電流で駆動するRF−8QUID
 を用いてもよい。
RF−3QUID についてはIEEE Transa
ctionOn Electron Device V
nl ED−27,1980、第1986頁−第190
8項に詳細が記されている。
また、上記説明では超伝導磁力計を使用して磁界を計測
する場合につAて述べたが、ベクトルセンサでかつ外部
物理量の相対的な変化量を検出する例えば電界計測等の
他の物理量の計測等にも応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は演
算器の構成を示す図、第3図は感度軸の関係を示す図、
第4図は感度軸の直交度のずれの様子を示す図、第5図
はこの発明の他の実施例を示す構成図、fsa図はこの
発明のさらに他の一実施例を示す構成図、第7図は従来
の超伝導磁力計の一実施例を示す構成図、第8図はDC
−8QUIDの電流−電圧特性を示す図、第9図はDC
−8QUIDと外部磁界とのなす角度と超伝導リングを
貫く磁束の関係を示す図、第10図はDC−8QUID
が外部磁界を計測する原理を示す図である。 図中(11は5QUIDセンサ部、(2)はジョセフソ
ン接合、(3)は超伝導リング、(4)は変調・帰還コ
イル。 (5)は駆動回路、(6)は直流電流源、(7)は増幅
器、(8)は位相検波器、(9)はオーディオ発振器、
αGは積分用増幅器、CDは積分用コンデンサ、α2は
積分コントロール用スイッチ、amは帰還抵抗、 a4
は立方体+19.+111. (17)はそれぞれX軸
5QUID セフす部、Y軸5QUID セyす部、2
軸5QUID セ/す部、α梯。 (1g、(至)はそれぞれX軸5QUIDセンサ駆動回
路。 Y@ll5QUID セフf駆動回路、ZI[tlSQ
UID*ンサ駆動回路、QD、@、(至)はそれぞれX
軸A/D変換器、Y@A/D変換器、Z@に/D変m?
L Hは演算器、(至)はベクトル合成演算制御部、(
イ)はベクトル合成演算/ベクトル補正演算部、H,@
。 翰はそれぞれX軸検出コイル、Y軸検出コイル。 2軸検出コイル、 c3tJ、 0υ、(至)はそれぞ
れX軸入力コイル、Y軸入力コイル、Z軸入力コイルで
ある。 図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示して
ちる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の超伝導量子干渉素子をほぼ直交3軸に配
    置した立方体アセンプリイとそれぞれの超伝導量子干渉
    素子を駆動する複数個の駆動回路と、それぞれの駆動回
    路より出力されるアナログ量の磁界変化信号をディジタ
    ル信号に変換する複数個のA/D変換器と、それぞれの
    A/D変換器と、それぞれのA/D変換器のディジタル
    信号を基にベクトル合成の演算及び上記超伝導量子干渉
    素子間の直交度のずれ量の補正計算を行いスカラー量の
    磁界計測信号を算出する演算器とを備えたことを特徴と
    する超伝導磁力計。
  2. (2)被測定磁界を検出する複数個の検出コイルをほぼ
    直交3軸に配置した立方体アセンプリィと、それぞれの
    検出コイルで検出した磁界を超伝導量子干渉素子に導く
    ための複数個の入力コイルと、それぞれの入力コイルと
    磁気的に結合した複数個の超伝導量子干渉素子と、それ
    ぞれの超伝導量子干渉素子を駆動する複数個の駆動回路
    と、それぞれの駆動回路より出力されるアナログ量の磁
    界変化信号をディジタル信号に変換する複数個のA/D
    変換器と、それぞれのA/D変換器のディジタル信号を
    基にベクトル合成の演算及び上記検出コイル間の直交度
    のずれ量の補正計算を行いスカラー量の磁界計測信号を
    算出する演算器とを備えたことを特徴とする超伝導磁力
    計。
  3. (3)被測定磁界を検出する検出コイル、これによつて
    検出した磁界を超伝導量子干渉素子に導くための入力コ
    イル、入力コイルと磁気的に結合した超伝導量子干渉素
    子を1グループとし、これらを複数組、ほぼ直交3軸に
    配置した立方体アセンプリイと、それぞれの超伝導量子
    干渉素子を駆動する複数個の駆動回路と、それぞれの駆
    動回路より出力されるアナログ量の磁界変化信号をディ
    ジタル信号に変換する複数個のA/D変換器と、それぞ
    れのA/D変換器の出力を基にベクトル合成の演算及び
    上記検出コイル間の直交度のずれ量の補正計算を行いス
    カラー量の磁界計測信号を算出する演算器とを備えたこ
    とを特徴とする超伝導磁力計。
JP17770488A 1988-07-16 1988-07-16 超伝導磁力計 Pending JPH0227281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17770488A JPH0227281A (ja) 1988-07-16 1988-07-16 超伝導磁力計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17770488A JPH0227281A (ja) 1988-07-16 1988-07-16 超伝導磁力計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0227281A true JPH0227281A (ja) 1990-01-30

Family

ID=16035645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17770488A Pending JPH0227281A (ja) 1988-07-16 1988-07-16 超伝導磁力計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0227281A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326245A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Asahi Kasei Microsystems Kk センサ位置検出方法、センサ位置検出制御プログラムを記録した媒体、および、磁気検出装置
WO2019093178A1 (ja) * 2017-11-08 2019-05-16 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 磁場測定素子、磁場測定装置及び磁場測定システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561370A (en) * 1979-06-18 1981-01-09 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency Magnetometer
JPS59132380A (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 Yokogawa Hokushin Electric Corp 三次元磁束検出コイル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561370A (en) * 1979-06-18 1981-01-09 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency Magnetometer
JPS59132380A (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 Yokogawa Hokushin Electric Corp 三次元磁束検出コイル

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005326245A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Asahi Kasei Microsystems Kk センサ位置検出方法、センサ位置検出制御プログラムを記録した媒体、および、磁気検出装置
WO2019093178A1 (ja) * 2017-11-08 2019-05-16 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 磁場測定素子、磁場測定装置及び磁場測定システム
JP2019086436A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 磁場測定素子、磁場測定装置及び磁場測定システム
US11137455B2 (en) 2017-11-08 2021-10-05 Japan Oil, Gas And Metals National Corporation Magnetic field measuring element, magnetic field measuring device, and magnetic field measuring system
AU2018365717B2 (en) * 2017-11-08 2021-11-04 Japan Oil, Gas And Metals National Corporation Magnetic field measuring element, magnetic field measuring device, and magnetic field measuring system
DE112018005423B4 (de) 2017-11-08 2023-06-07 Japan Oil, Gas And Metals National Corporation Magnetfeld-messelement, magnetfeld-messvorrichtung und magnetfeld-messsystem

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105203978B (zh) 一种squid磁传感器的失锁复位补偿装置及方法
JPS63284480A (ja) 準正弦周期特性を有するトランスデューサのデジタル化ならびに線形化システム
JP2807518B2 (ja) 超伝導装置
Gallop et al. SQUIDs and their applications
JPH0227281A (ja) 超伝導磁力計
JPH03264874A (ja) 高感度磁束計
US4590426A (en) Bzz and Byz sense loop geometries for cylindrical tensor gradiometer loop structures
JPH05232202A (ja) ソフトウェアグラディオメータ
JPH0425780A (ja) 超電導磁界測定装置
JP2579280B2 (ja) Squid磁束計のキャリブレーション方法
JPH05196711A (ja) 磁気測定装置
JP3330223B2 (ja) 超伝導磁力計
JPH0588433B2 (ja)
JPH03152488A (ja) 超伝導磁力計
JPH045525A (ja) 非接触式変位検出装置
US5424641A (en) SQUID fluxmeter having a pulse mulliplication circuit number for accurately measuring large rates of change in flux
JPH01304373A (ja) 超伝導磁力計
JP2750034B2 (ja) 超伝導磁力計
JP2750033B2 (ja) 超伝導磁力計
JP3156396B2 (ja) 差動型squid磁束計及びこれを用いた生体磁場計測装置
JP2869775B2 (ja) Squid磁束計
JPH03282384A (ja) 超伝導磁力計
JPH01199177A (ja) 超電導磁力計
JPH0259684A (ja) 超電導磁力計
JPH02249985A (ja) 超伝導磁力計