JP2005326245A - センサ位置検出方法、センサ位置検出制御プログラムを記録した媒体、および、磁気検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 磁気センサ1の取付け基準方向を磁気印加方向とし、磁気印加手段110により印加された磁気強度を磁気センサ1のセンサ出力値として検出し、該磁気強度およびセンサ出力値に基づいて磁気センサ1の取付け基準方向に対する取付け角度およびセンサ感度を算出する。
【選択図】 図1
Description
MH=k・M・sin(θ+φ)
ただし、kは比例定数
と表される。印加する磁気の傾きφ≒0とすると、磁気センサ出力MHは、
MH≒k・M・sin(θ)
となる。これにより、磁気センサ100の取付け角度θは、
θ=sin−1(MH/kM)
により求めることができる。
以上のように、1方向より印加する磁気印加方向102、磁気強度を概数にて扱い、磁気センサ出力MHより比例関係として磁気センサ100の取付け角度θを算出している。
M=A−1×K×MH
の関係式から、前記磁気強度M、および、磁気方向(Mx、θx、φx、My、θy、φy、Mz、θz、φz)を算出してもよい。
K−1A=MH×M−1
の関係式から、前記取付け角度A=(φHX、θHX、ηHY、θHY、φHZ、ηHZ)、および、前記センサ感度K=(kx、ky、kz)を算出してもよい。
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図13に基づいて説明する。
図1は、磁気検出装置10の構成を示す。
図2において、左右横方向をX軸とし、奥行き方向をY軸とし、縦方向をZ軸とする。X軸方向に磁気成分を検出するX軸磁気センサ11(HEx)、Y軸方向に磁気成分を検出するY軸磁気センサ12(HEy)、Z軸方向に磁気成分を検出するZ軸磁気センサ13(HEz)が配置されている。
本装置の動作について説明する。
その増幅された信号は、磁気センサA/D変換部4にてデジタルデータに変換される。デジタルデータは、感度・オフセット補正計算部5にてそれぞれの補正演算が行われた後、磁気方向・強度算出部6にて、3軸方向における磁気方向、および、磁気強度が算出される。
3軸の磁気センサ11〜13の取付け角度を測定する方法について説明する。
kMH …(7)
と表される。
本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
A、Kは既知であるので、
M=A−1×K×MH …(13)
から、Mが求まる。
本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
K−1A=MH×M−1 …(19)
ここで、
本発明の第4の実施の形態を、図14に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
図14は、磁気強度、磁気方向を算出するフローチャートを示す。
ステップS3では、ステップS1、ステップS2より、Kを算出する(K=AMMH −1)。
本発明の第5の実施の形態を、図15に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
図15は、取付け角度を算出し、判定するフローチャートを示す。
角度ずれ量が規定値以下の場合はステップS9に進み、角度ずれ量が規定値を越える場合はステップS10に進む。
本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、前述した第1の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を付す。
式(9)を
式(12)を
式(9)を
式(12)を
K=(kx) …(30)
として、磁気センサ1の取付け角、感度、測定系の磁気強度、磁気方向を求めることができる。
2 マルチプレクサ部
3 磁気センサ増幅部
4 磁気センサA/D変換部
5 感度・オフセット補正計算部
6 磁気方向・強度算出部
7 センサ位置補正部
10 磁気検出装置
11 X軸磁気センサ(HEx)
12 Y軸磁気センサ(HEy)
13 Z軸磁気センサ(HEz)
20 IC演算処理部
30 ソケット
31 コイル
32 ハンドラーボード固定用プレート
40 磁気
100 磁気センサ
101 理想取付け線
102 磁気印加方向
110 磁気印加装置
Claims (6)
- 1個又は複数個の磁気センサの取付け基準方向に対する取付け位置の配設状態を検出する検出方法であって、
磁気印加手段により前記磁気センサに対して、互いに線形独立な第1の方向、第2の方向、および第3の方向に所定の磁気強度の磁気を印加する印加工程と、
前記磁気印加手段により印加された磁気に対する前記磁気センサの出力データを取得するデータ取得工程と、
前記所定の磁気強度およびその方向成分と、前記磁気センサの出力データとに基づいて、前記磁気センサの取付け基準に対する取付け角度と磁気センサ感度とを算出する算出工程と
を具えたことを特徴とする磁気センサ位置検出方法。 - 所定の磁気強度の磁気を印加する磁気印加装置における印加方向と磁気強度とを検出する方法であって、
予め取付け基準に対する取付け角度と感度が既知であり、互いに感磁方向が異なる3つの磁気センサに対して、磁気印加装置により磁気を印加する印加工程と、
前記磁気印加装置により印加された磁気強度に応じて前記磁気センサの出力データを取得するデータ取得工程と、
前記既知の取付け角度と、前記磁気センサの出力データとに基づいて、印加された前記磁気方向と、当該方向における磁気強度とを算出する算出工程と
を具えたことを特徴とする磁気印加装置の発生磁気検出方法。 - 1個又は複数個の磁気センサの取付け基準方向に対する取付け位置の配設状態を検出する検出装置であって、
前記磁気センサに対して、互いに線形独立な第1の方向、第2の方向、および第3の方向に所定の磁気強度の磁気を印加する磁気印加手段と、
前記磁気印加手段により印加された磁気に対する前記磁気センサの出力データを取得するデータ取得手段と、
前記所定の磁気強度およびその方向成分と、前記磁気センサの出力データとに基づいて、前記磁気センサの取付け基準に対する取付け角度と磁気センサ感度とを算出する算出手段と
を具えたことを特徴とする磁気センサ位置検出装置。 - 前記取付け基準に対する前記磁気センサの取付け位置が、基準位置規定値以下か否かを比較する比較手段と、
前記磁気センサの取付け位置が規定値以下のとき該磁気センサを良品とし、規定値を越えたとき該磁気センサを不良品とする判定手段と
をさらに具えたことを特徴とする請求項3記載の磁気センサ位置検出装置。 - コンピュータによって、磁気センサの取付け基準方向に対する取付け位置の配設状態を検出するための検出制御プログラムであって、
該制御プログラムはコンピュータに、
磁気印加手段により前記磁気センサに対して、互いに線形独立な第1の方向、第2の方向、および第3の方向に所定の磁気強度の磁気を印加させる印加工程と、
前記磁気印加手段により印加させた磁気に対する前記磁気センサの出力データを取得させるデータ取得工程と、
前記所定の磁気強度およびその方向成分と、前記磁気センサの出力データとに基づいて、前記磁気センサの取付け基準に対する取付け角度と磁気センサ感度とを算出させる算出工程と
を具えたことを特徴とする磁気センサ位置検出制御プログラム。 - コンピュータによって、所定の磁気強度の磁気を印加する磁気印加装置における印加方向と磁気強度とを検出するための検出制御プログラムであって、
該制御プログラムはコンピュータに、
予め取付け基準に対する取付け角度と感度が既知であり、互いに感磁方向が異なる3つの磁気センサに対して、磁気印加装置により磁気を印加させる印加工程と、
前記磁気印加装置により印加させた磁気に対する前記磁気センサの出力データを取得させるデータ取得工程と、
前記既知の取付け角度と、前記磁気センサの出力データとに基づいて、印加させた前記磁気方向と、当該方向における磁気強度とを算出する算出工程と
を具えたことを特徴とする磁気印加装置の発生磁気検出制御プログラム。
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---|---|---|---|---|
WO2012017638A1 (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-09 | パナソニック株式会社 | 分散型電源システム及びその制御方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0227281A (ja) * | 1988-07-16 | 1990-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | 超伝導磁力計 |
JPH06265611A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-22 | Hitachi Ltd | 磁界測定装置 |
-
2004
- 2004-05-13 JP JP2004144168A patent/JP4709501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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