JPH02272160A - 緩衝装置 - Google Patents

緩衝装置

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Publication number
JPH02272160A
JPH02272160A JP9060189A JP9060189A JPH02272160A JP H02272160 A JPH02272160 A JP H02272160A JP 9060189 A JP9060189 A JP 9060189A JP 9060189 A JP9060189 A JP 9060189A JP H02272160 A JPH02272160 A JP H02272160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
isolator
isolators
load
seismic isolation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9060189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kasai
笠井 馨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9060189A priority Critical patent/JPH02272160A/ja
Publication of JPH02272160A publication Critical patent/JPH02272160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Floor Finish (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、地震時に免震床が建屋壁あるいは非免震床に
衝突した場合の衝撃を和らげるための緩衝装置に関する
(従来の技術) 免震床と建屋壁あるいは非免震床との間は地震時に相対
変位が生ずる。このため免震床と建屋壁あるいは非免震
床の間は、ギャップがあり相対変位を吸収する構造とな
っている。そしてギャップ上、すなわち免震床と、建屋
壁あるいは非免震床との取合い部は段差をつけてスライ
ドさせるスライド方式をとっている。
第12図は上述した従来の免震床20を示す斜視図であ
り、第13図は第12図のA−A矢視断面図を示す。
第12図及び第13図において免震装置1は、通常建物
の固定床2面上に設けられたすべり板3とペデスタル4
を介して床パネル5を支える梁6との間に介在されてい
る。設定値以下の外力が加わった時は、免震装置3は剛
体として働くが、−たび設定値以上の外力が加わると、
免震性能を発揮し、免震装置3がすヘリ板3の上を摺動
する構造に成っている。
第13図において壁7のある高さ周囲にはつば8が配設
されている。このつば8は床パネル5上周囲部にわずか
な隙間を有して重なり合い、床パネル5の外周を被覆す
るように構成されている。
地震時にはこのつば8が上下、水平方向に生ずる相対変
位を吸収する構造に成っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の免震床は、免震床に設計値を超えた
相対変位が生した場合に周辺の壁と衝突し、その衝撃に
より免震床」二の機器に損傷を与えることが考えられる
本発明の目的は、この設計値以上の荷重が加わり相当の
相対変位が生じた場合に梁に設けた緩衝装置が周囲の壁
や非免震床に衝突した際の衡撃を和らげることのできる
緩衝装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 」二記目的を達成するために、本発明においては、建屋
壁及び非免震床の少なくとも一方と前記建屋内に配設さ
れた免震床の底部を構成する梁との間にワイヤロープア
イソ1ノータを配設して成ることを特徴とする緩衝装置
を提供する。
(作 用) このように構成された緩衝装置においては、万、設計荷
重以上の水平荷重が加わり、相当の水平変位が生じた場
合においても建屋壁あるいは非免震床に最も近い梁に配
設されたワイヤーロープアイソレータによってW8撃緩
和を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図から第9図を参照して
説明する。なお、第1図及び第2図において第12図及
び第13図と同一部分には同一符号を付しその部分の構
成の説明は省略する。
第1図は、本発明による緩衝装置の一実施例を示す斜視
図であり、第2図は第1図のB−B矢視断面図を示す。
第1図において、複数のワイヤーロープアイソレータ9
が梁6の外周部と壁7どの間に設けられており梁6側で
支持されている。
第3図及び第4図は、第1図及び第2図中のワイヤーロ
ープアイソレータ9を示す斜視図であり、第5図は第3
図及び第4図のワイヤーロープアイソ1ノータ9を梁6
に設置した状態を示す斜視図である。
第3図において、このワイヤーロープアイツレ=3= 一夕9aは、ステンレス製ワイヤーロープ10をら旋状
に巻いて2枚のリテーナ11で上下をそれぞれ締付けた
構造となっている。またワイヤーロープアイソ1ノータ
9は支持する荷重等の要求によりワイヤーロープ10の
径2巻数、長さを変更させて選定される。
第4図においては、第3図のワイヤーロープアイソレー
タ9aと構成は同じであるが、異なる径のワイヤーロー
ブ10を有するワイヤーロープアイソレータ9bを示し
ている。
第5図において、ワイヤーロープアイソレータ9a、9
bは、その上下を梁6にボルト12等で締めつけられて
いる。また、第3図及び第4図のワイヤーロープアイソ
レータ9a、 9bを梁6に取付ける際、ワイヤーロー
プアイソレータ9a、 9bの高さ調整のために調整プ
レーl−13を用いる。作用としては、このワイヤーロ
ープアイソレータ9a、9bに荷重がかかると、まず径
の大きいワイヤーロープアイソレータ9aのワイヤーロ
ーブ10がエネルギーを吸収する。その後に、径の小さ
いワイヤーロープアイソ1ノータ9bのワイヤーローブ
10も共にエネルギを吸収する。
第6図はワイヤーロープアイソ1ノータ9に圧縮荷重A
をかけた状態を示す。
第7図は、第3図及び第4図に示すようなら旋構造のワ
イヤーロープアイソレータ9の荷重と変位の関係である
。第7図より荷重−変位の関係が非線型のため、衝撃荷
重が加えられるに従い、柔軟になり、ワイヤーロープア
イソ1ノータ9の変形に伴いエネルギーを吸収する。圧
縮ストロークの約75%に達するとワイヤーロープアイ
ソレータ9が堅くなりはじめるが、この時点ではら族ル
ープのねじれがエネルギーを消散させることによってす
でに加速度を減少させている。また、上述のように荷重
−変位の関係が軟化性曲線のため、線形特性を有するも
のと較へると、同一変位で外力によるエネルギーを吸収
した場合、明らかに荷重が小さくて済む。従って衝撃が
大きくなると、荷重に対する変位の増し方は小さくなり
、変位と共にエネルギーの吸収は増すが、最大荷重の増
加は大きくないので衝撃緩和に適している。
第8図及び第9図は、上述したら旋構造のワイヤーロー
プアイソレータの特性をもとに本発明によるワイヤーロ
ープアイソレータの特性曲線を示したものである。この
特性曲線は第8図のように径の異なるワイヤーロープの
荷重−変位曲線を重ね合わせることにより求まる。尚、
ここでは、最大許容圧縮ストロークの約75%までの荷
重、すなわちワイヤーロープアイソレータが堅くなり始
める前の荷重−変位曲線の重ね合わせを行った。このよ
うにして求められた荷重−曲線は第9図である。
第10図、第11図は本発明の他の実施例に用いるワイ
ヤーロープアイソレータである。第11図は第10図の
ワイヤーロープアイソレータ15を梁6に設置した状態
を示す斜視図である。
第10図において、このワイヤーロープアイソレータ1
5は、径の異なる2種類のステンレス製ワイヤーロープ
16.17をら旋状に巻いて上部は2枚のりテープ11
で下部は3枚のリテーナ11で締付けた構造となってい
る。このワイヤーロープアイソレータ15に荷重がかか
るときの作用は第5図のワイヤーロープアイソレータ9
と同様であり、第5図のワイヤーロープアイソレータ9
より据付けのスペースが小さくてすむという利点がある
第9図の特性曲線は第11図中のワイヤーロープアイソ
レータ15にも適用できる。第9図の特性曲線より径の
異なるワイヤーロープアイソレータ9を並べて据付けた
り、2重のら旋構造のワイヤロープアイソレータを据付
けた方が1重のら旋構造のワイヤーロープアイソレータ
より、エネルギーの吸収効率がよい荷重−変位の関係を
得ることができる。
上記実施例によれば、設計水平荷重以上の力が加わった
場合には梁外周部と壁間に設けられたワイヤーロープア
イソレータ9,15の特性曲線により良好に衝撃緩和を
行い、床パネル上の機器等へ加わる荷重を低減すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の緩衝装置によれば設計荷重恩上の
外力が加わった場合でも衝撃緩和することができ、免震
床上の機器へ直接衝撃が加わるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による緩衝装置の一実施例を示9、15
・・ワイヤーロープアイソレータ代理人 弁理士 則 
近 憲 佑 同    第子丸   健 図及び第4図のワイヤーロープアイソレータに圧縮荷重
をかけた時の状態を示す概略図、第7図から第9図まで
はワイヤーロープアイソレータの荷重−変位を説明する
特性図、第10図は本発明による他の実施例に使用する
ワイヤロープアイソレーを示す斜視図、第11図は第1
0図に示したワイヤーロープアイソレータの据付状態を
示す斜視図、第12図は免震床装置の従来例を示す斜視
図、第13図は第12図のA−A斜視断面図である。 1・・免震装置      2・・・固定床5・・・床
パネル      6・・・梁7・・・壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建屋壁及び非免震床の少なくとも一方と前記建屋内に配
    設された免震床の底部を構成する梁との間にワイヤロー
    プアイソレータを配設して成ることを特徴とする緩衝装
    置。
JP9060189A 1989-04-12 1989-04-12 緩衝装置 Pending JPH02272160A (ja)

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JP9060189A JPH02272160A (ja) 1989-04-12 1989-04-12 緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9060189A JPH02272160A (ja) 1989-04-12 1989-04-12 緩衝装置

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JPH02272160A true JPH02272160A (ja) 1990-11-06

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ID=14002994

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JP9060189A Pending JPH02272160A (ja) 1989-04-12 1989-04-12 緩衝装置

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JP (1) JPH02272160A (ja)

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