JPH02272146A

JPH02272146A - 建築用石材

Info

Publication number: JPH02272146A
Application number: JP9397989A
Authority: JP
Inventors: Takatsugu Matsuda; 隆次松田
Original assignee: Maxstone KK
Current assignee: Maxstone KK
Priority date: 1989-04-13
Filing date: 1989-04-13
Publication date: 1990-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ビルなどの建築物の間仕切り等に使用される
建築用石材に関するものである。

［従来の技術］一般に、建築物の内装には、多くの間仕切り用等の板材
が必要となり、特に近年、高級感を出すためあるいは防
火上等の問題から、天然石材によるものが要望されてい
る。

そこで従来、間仕切りは別に行い仕上の段階で天然石材
のタイル状の板を貼り付けるものや、無垢の天然石の板
材をそのまま使用している［発明が解決しようとする課
題］この従来のタイル状の仮を後で貼り付けるものは、施行
が容易でなく、シかも一枚物の有する高級感や重量感は
ないという問題点がある。

また、無垢の板材を使用する場合は、高級感や重量感は
申し分の無いものであるが、非常に高価なものとなり、
しかも実際の重量も重く取り扱いや使用に不便である等
の問題点がある。

即ち、間仕切に使用される石材は、通常５０〜１００１
の厚みが必要となるが、その厚み全てが天然石の場合は
、高価な天然石を多量に使用しなければならず、その天
然石の資源も限りがあるので不必要な使用は謹まな＋１
ればならないものであり、しかも、重量が重いので、そ
の運搬や施行が容易に出来ないと共に、高層建築の場合
には建物の強度にも影響を与えるので設計」二も強化し
なければならない等の問題点がある。

本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、軽量安
価で施行や取扱いも容易で、しかも高級感及び重量感を
有した建築用石材を提（共しようとするものである。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明における建築用石材
は、軽量な材質から成り厚肉に形成された芯材の両側面
に、薄板状に形成された天然石を貼着したことを特徴と
してなるものである。

そして、芯材は、中空部を多数形成したものとすること
ができる。

また、芯材は、木材や紙材あるいは合成樹脂から形成す
ることができる。

更に、石は、複数の種類のものとすることができる。

［作用］使用した場合に、見えない部分である必要な体積の大部
分は別異な芯材から形成できるので軽量安価となり、目
に見える表面部分は天然石を使用するので高級感や重量
感は損なうことがない。

そして、芯材と石の貼着は工場で出来るので、大量生産
が可能で品質管理が容易に出来しかも現場での施行も専
門技術を必要としない。

また、芯材に中空部が多数形成された場合には、芯材の
体積を滅すことができる。

更に、複数の種類の石を使用した場合には、色調や模様
等の使用域や異なる価格の石材を両側面において使い分
けることができる。

［実施例］実施例について図面を参照して説明すれば、第１図は本
発明の一実施例を示す一部破断にした要部斜視図である
。

１は板状の木からなる芯材であり、この芯材１の両側面
に薄板状の大理石２がそれぞれ接着されている。

なお、上記芯材１の厚みは３８鶴、石２の厚みはそれぞ
れ６鰭であり、大きさは建築資材に符合させるよう規定
の定尺にすればよい。

第２図は本発明の他の実施例を示すものであり、木を格
子状に枠組して中空部３を多数有するように形成された
芯材１の一側面に大理石２を、他の側面にみかげ石（花
崗岩）２をそれぞれ接着したものである。

第３図は本発明の更に他の実施例を示すものであり、中
空部３が多数形成された合成樹脂から成る芯材１の両側
面に厚みの異なるみかげ石２をそれぞれ接着したもので
ある。

本発明は」二記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、芯材はアルミニュームや鉄材を枠組したようなもの
あるいはセラミック等でもよ（、その形状もハニカム形
状や発泡されたものでもよい、また、石材が大きな場合
には石は同じ片面中で同種や異種のものを組合せてもよ
く任意である。

［発明の効果コ以上のように、本発明は、高価な天然石の使用が少なく
てよ（、しかもその大部分が軽い芯材により形成される
ので、軽量で施行や取扱いが容易で、しかも高級感と重
量感を兼ね備えた建築用石材を安価に提供できるもので
ある。

また、必ず両面に天然石が貼着されるので、歪み反りの
発生が防止できると共に、異物物が介在するので防音や
断熱性も容易に向上させることができる等の効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部斜視部、第２図は
本発明の他の実施例を示す要部斜視部、第３図は本発明
の更に他の実施例を示す要部斜視図である。１・・・芯材、２・・・石、３・・・中空部代理人弁理
士　告　木　　山　藏

Claims

【特許請求の範囲】１　軽量な材質から成り厚肉に形成された芯材（１）の
両側面に、薄板状に形成された天然石（２）を貼着した
ことを特徴とする建築用石材。２　芯材（１）が、中空部（３）が多数形成されたもの
であることを特徴とする請求項１記載の建築用石材。３　芯材（１）が、木材からなるものであることを特徴
とする請求項１又は２記載の建築用石材。４　芯材（１）が、紙材から成るものであることを特徴
とする請求項１又は２記載の建築用石材。５　芯材（１）が、合成樹脂から成るものであることを
特徴とする請求項１又は２記載の建築用石材。６　石（２）が、複数の種類のものであることを特徴と
する請求項１ないし５のいずれかに記載の建築用石材。