JPH02271197A - 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置 - Google Patents

潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置

Info

Publication number
JPH02271197A
JPH02271197A JP8963089A JP8963089A JPH02271197A JP H02271197 A JPH02271197 A JP H02271197A JP 8963089 A JP8963089 A JP 8963089A JP 8963089 A JP8963089 A JP 8963089A JP H02271197 A JPH02271197 A JP H02271197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
compressed air
amount
oil
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8963089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morita
康司 森田
Fusasuke Goshima
房輔 五島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP8963089A priority Critical patent/JPH02271197A/ja
Publication of JPH02271197A publication Critical patent/JPH02271197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工作機械の主軸等の回転軸を回転可能に支持
する軸受等に、極微量の潤滑油を供給管路の内壁面に沿
わせて空気流によって供給する潤滑油供給装置の油量測
定装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 近年、工作機械等の主軸(スピンドル)の使用時の回転
速度を高めることが要求されており、かかる要求に応え
るべ(、主軸を回転可能に支持する軸受を高回転に対応
できる仕様にすることが必要となっている。しかし、既
存の軸受で主軸の高回転を可能にするためには、遠心力
の影響を考慮しなければならない等の問題があり、その
ために新たな技術が要求される。その一つとして、軸受
の潤滑特性を向上させねばならない点が挙げられる。即
ち、従来において軸受の潤滑は主としてグリース潤滑で
あったが、この潤滑方法には回転の高速化に伴って生ず
る軸受の異常発熱及びグリース寿命短命化の点で問題が
ある。
こうした問題点を考慮して、定量化された微少潤滑油を
供給管路の内壁面に沿わせて圧縮空気により軸受に供給
して軸受を潤滑するとともに、圧縮空気で軸受を冷却す
る潤滑方法(以下「オイルエア潤滑」という)が採用さ
れている(例えば本出願人の出願にかかる実願昭62−
142299号堅照)。
上記オイルエア潤滑は、グリース潤滑の欠点を概ね解決
出来るものであるが、なお改良の余地のあることが判明
した。即ち、オイルエア潤滑では潤滑油供給手段から微
定量の潤滑油が定期的に供給管路を介して供給されるよ
うになっているが、潤滑油は極微量であるため、供給管
路を通過している状態を確実に把握してすることは容易
ではない。極微量の潤滑油の供給を正確に検知しようと
すれば高精度の検知装置が必要となり、油量測定のため
のコストが上昇する。
この種の従来例として、例えば特公昭63−11558
号が知られている。そこにおいては、供給ポンプにより
吐出され供給管路内を供給される潤滑油は供給ポンプか
ら十分に離れた地点ではさざ波状になるのを利用して、
このさざなみの波形を測定することによって潤滑油の供
給状態を検知している。しかし、この従来例ではさざ波
状の潤滑油の流れは潤滑油の粘度、圧縮空気の量によっ
て変化し、特に粘度が低い場合にはさざ波になり難い。
また、供給管路は潤滑油がさざなみ状になる程度の長さ
(0,03ccの潤滑油を16分間隔で供給した場合に
は約4m)が必要になり、供給装置全体が大型化する。
さらに、潤滑油がさざ波なみ状になった地点では油量が
きわめて少な(、潤滑油の有無及び/又は潤滑油がある
場合にはその油量を検知することは非常に困難である。
この少ない油量を正確に検知しようとすれば、高精度の
検知手段が必要になり、油量測定のためのコストが上昇
する。
本発明は、上記従来例における問題点を解決すること、
即ちオイルエア潤滑において、空気流によって供給管路
の内壁面に沿って供給される極微量の潤滑油の油量を、
潤滑油供給装置全体をいたずらに大型化することな(測
定できる潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置を
提供することを目的としてなされたものである。
本発明は、圧縮空気供給管路上の潤滑油供給管路との合
流点の下流側には、第7図(a)〜(c)に示すように
供給ポンプの吐出に同期して所定量の潤滑油が山伏(塊
状)に押し出されて油量が増加し、この山は時間の経過
につれて管路内を移動することに着目し、この山の発生
する間隔及び山を形成する潤滑油の量を測定することに
着目したのである。
(問題点を解決するための手段及び作用)上記目的を達
成するために、本考案にかかる潤滑油供給装置は、圧縮
空気供給源から潤滑対象物に向かって伸び、その内部を
圧縮空気が流通する圧縮空気供給管路と:潤滑油源に接
続され、該潤滑油源に貯蔵された潤滑油を汲み出して間
欠的に圧送する送油手段から伸び、連結部において前記
圧縮空気供給管路に連結され、前記送油手段により圧送
された潤滑油がその内部を移動する潤滑油供給管路と;
前記潤滑油供給管路上において前記連結部の上流側に設
けられ、該潤滑油供給管路内を移動してきた潤滑油を、
所定量ずつ前記圧縮空気供給管路内へと計量して送り出
す定量器と:前記圧縮空気供給管路上において前記連続
部の近傍下流側に設けられ、前記圧縮空気供給管路内に
吐出されそれに同期して山状に増加した潤滑油の増加分
を測定する測定手段と;該測定手段の測定結果を予め設
定された基準値(管路の内径、空気流量及び潤滑油の粘
度等を考慮して定める)と比較し、その結果に応じて所
定の信号を出す判定手段と;を含んで成る。
また、本発明にかかる油量測定装置は、潤滑対象物に向
かって伸び、その内部に圧縮空気が流動する管路内へ微
量かつ定量の潤滑油を間欠的に吐出して前記圧縮空気に
より前記管路に沿わせて潤滑対象物に潤滑油を供給する
潤滑油供給装置において、吐出に同期して増加する潤滑
油の増加分を測定するために使用され、吐出した直後の
直後の管路部分に配置され、潤滑油の増加分を測定する
もので、少なくとも、前記管路をはさんで対向配置され
た発光素子及び受光素子と、該受光素子に接続された判
定回路とを有し、前記発光素子から発した光を前記受光
素子で受光し、通過油量に応じて変化する受光量を前記
判定回路で判定することにより、通常油量の増加を測定
する。
しかして、本発明によれば、圧縮空気供給管路と潤滑油
供給管路部の連続部の近傍下流側における吐出毎の山状
に増加する潤滑油の通過を前記測定手段により測定する
ことができ、その測定結果を所定の基準値と比較して潤
滑対象物の運転を制御することにより、軸受の焼付き等
を事前に防止する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面をもとに説明する。
第1図は、潤滑油供給装置の全体の説明図であり、この
供給装置は潤滑油供給ユニットlO1これから伸びた圧
縮空気供給管路12並びに潤滑油供給管路32等を含む
圧縮空気供給管路12は図示しない圧縮空気供給源から
フィルタ14を介して伸び、その後に分岐して一方は圧
縮空気供給管路12としてソレノイドバルブ16に接続
し、他方は圧縮空気導入路IIとしてソレノイドバルブ
34に接続している。圧縮空気供給管路12においてソ
レノイドバルブ16とフィルタ14との間には圧力計1
8が設けられている。ソレノイドバルブ16から上記圧
縮空気供給管路12が更に伸びており、ソレノイドバル
ブ16以降の当該管路12中の空気圧力は圧力スイッチ
22により検知される。圧力スイッチ22は、圧縮空気
供給管路12内が異常圧力になったことに反応して異常
圧力信号を発生するように機能する。なお、ソレノイド
バルブ16はオン・オフ制御式のもので、潤滑装置が作
動しているときは常に開き、異常時には自動又は手動に
て閉じ、空気の供給を停止する。
上記ソレノイドバルブ34は、送油手段である空気作動
式の供給ポンプ36の駆動を制御するために設けられて
いる。このソレノイドバルブ34もオン・オフ制御式の
ものであり1図示しないタイマにより制御される(例え
ば、タイマにより8分間隔でソレノイドバルブ34がオ
ン・オフ制御される)。ソレノイドバルブ34は上記タ
イマにより定期的に開閉され、開いたときは圧縮空気導
入路11からの圧縮空気を供給ポンプ36に送る。供給
ポンプ36の給油口は潤滑油源である貯蔵タンク38に
接続され、送油口は潤滑油供給管路32に接続されてい
る。
供給ポンプ36は往復作動式のものであり、ソレノイド
バルブ34が開くことにより空気圧がこれに加わると、
内部のピストン(不図示)が、該ピストンを給油口側に
付勢しているバネ(不図示)の付勢力に抗して送油口側
に押されて、供給ポンプ36内の潤滑油を送油口から押
し出す、また、ソレノイドバルブ34が閉じると、供給
ポンプ36内の該ピストンを駆動させた圧縮空気が逃げ
、それにより該スプリングの付勢力によってピストンは
反給油口側に移動させられ、貯蔵タンク38から給油口
を介して供給ポンプ36内に潤滑油を吸入する。即ち、
ソレノイドバルブ34の一回のオン・オフ動作により、
供給ポンプ36は一行程だけ作動する。
貯蔵タンク38内の潤滑油量はフロートスイッチ(図示
せず)により検知され、潤滑油供給管路32中の圧力は
圧力スイッチ42により検知される。圧力スイッチ42
は、潤滑油供給管路32内が異常圧力になったことに反
応して異常圧力信号を発生するように機能する。圧力計
18、ソレノイドバルブ16及び34、貯蔵タンク38
のフロートスイッチ、並びに圧力スイッチ22及び42
の作動はコントローラ50によって制御される。
これら各構成要素によって、上記潤滑油供給ユニット1
0が形成される。 潤滑油供給ユニット10を出た圧縮
空気供給管路12及び潤滑油供給管路32はその後それ
ぞれミキシングバルブユニット60に入り、それぞれ5
系統に分岐する。
なお、第1図においては分岐した1系統のみ図示してい
るが、分岐後の圧縮空気供給管路12a、潤滑油供給管
路32a、後述する光学式通過センサ100a並びにベ
アリング70aはすべて5系統設けられている。5系統
の構成及び作用はすべて同じであるので、説明の簡略化
のために、以下においてはl系統だけ説明する。
圧縮空気供給管路12aには、゛ミキシングバルブユニ
ット60内において絞り弁62aが設けられている。こ
の絞り弁62aは圧縮空気供給管路12aを閉じてそれ
以降圧縮空気を伝達しないようにするもので、例えば潤
滑油供給管路32aより出る潤滑油の状態を圧縮空気な
しで観察するために使用される。
潤滑油供給管路32aはミキシングバルブユニット60
内において定量ピストン67aを有する定量器64aが
設けられている。この定量器64aは、シリンダ65a
、ピストン67a、ピストン67aを付勢するスプリン
グ及び不図示の弁機構(いずれも図示せず)とから成る
。シリンダ65a内において前後に往復動自在となって
いるピストン67aは、該スプリングにより後方(流れ
に対して上流の方向)に付勢されており、潤滑油供給管
路32a内が供給ポンプ36の排出行程に伴って加圧さ
れたときだけ前方(流れに対して下流の方向)に移動し
てシリンダ内の潤滑油を前方に押し出す、定量器64a
によりその下流(潤滑油の流通方向において)に向かう
潤滑油の供給量を定量的に(例えば、1ストロークで0
.03cc供給するように)制限する。
また、潤滑油供給管路32a内の圧力が供給ポンプ36
の停止に伴い減少し、ピストン67aはスプリングの付
勢力により、後方に戻ると同時に、潤滑油供給管路32
a内の潤滑油をシリンダ65b内に吸入する。供給ピス
トン36の容量は5個の定量器の容量の合計よりも大き
くなっているが、供給ポンプ36は空気圧で駆動される
ため、定量器64aが前方に行きついたらそれ以上潤滑
油を押し出さない。定量器64aの下流には逆止弁66
aが設けら、後述する連結部68aを介して、圧縮空気
供給管路12aからの圧縮空気により潤滑油が逆流する
のを防止する。
ミキシングバルブユニット60内では、連結部68aに
おいて圧縮空気供給管路12aに潤滑油供給管路32a
が合流している。従って、定量器64aにより極微量か
つ定量的に供給されている潤滑油は、連結部68aから
圧縮空気供給管路12aに入り、その後圧縮空気により
圧縮空気供給管路92aの内壁面に沿って空気流によっ
て軸受70aに供給される。 圧縮空気供給管路92a
の連結部68aの近傍下流側に光学式通過センサ100
aが設けられている。
この通過センサ100aは第2図に示すように、供給管
路92aをはさんで対向する赤外光の発光素子72及び
受光素子74と、発光素子72に近接したレンズ76と
、受光素子74に近接した赤外線透過フィルタ78とを
含んで成り、0.5+am程度の物体の通過が検出でき
る程度のものであれば良い。なお、このセンサ100a
は供給管路92aの長手方向にある程度の長さを持って
配置することが、少量の潤滑油を測定するうえで望まし
く、この点で第2図に開示した実施例は好適なものであ
る。通過センサ100aは第1図に示す異常判定回路1
08を介して前記コントローラ50に接続されている。
この通過センサ100aにおいて、発光素子72から出
た光はレンズ76を通り、検出部全体に均一な赤外線を
発射する。供給管路92a内に潤滑油が多く存在すると
きと少ないときとでは、受光素子74に到達する赤外線
の量が変化する。
このセンサ100aは、受光素子74の受光量に応じた
信号を出力する。即ち、センサl OOaが配置された
供給管路92aを通過する潤滑油の油ff1(供給管路
92aの内壁に付着した油の面積と厚み)に応じて変化
する赤外線の透過量の違いにより、潤滑油の多少を測定
しているのである。なお、0.03ccの潤滑油が2O
n+mの長さでひとまとまりになって流れれば、内径2
.5mmの管路92a内の油膜厚さの平均値は片側で0
.42mm (両側で0.8411II11)となり、
十分に測定できる。
次に、本実施例の動作の概略を第1図及び第2図を用い
て説明する。
第1図において、図示しない圧縮空気源から矢印Aに示
すように圧縮空気が送られてくる。フィルタ14を通過
した圧縮空気は、圧縮空気供給管路12を介して潤滑油
供給ユニットIOに入り、圧力計18によって圧力を測
定される。圧力が所定値に満たないときは、コントロー
ラ50がそのことを判断して、警報を発する。フィルタ
14を通過した圧縮空気は、ソレノイドバルブ34の開
閉動作に伴って供給ポンプ36に断続的に供給され、そ
れにより供給ポンプ36が作動して貯蔵タンク38内の
潤滑油を潤滑油供給管路32に供給する。
供給ポンプ36を出た潤滑油は、供給ポンプ36の排出
行程に伴って潤滑油供給管路32内を移動しく第7図参
照)、圧力スイッチ42を通過し、ミキシングバルブユ
ニット60内で定量器64aにより極微量だけ計量され
て、連結部68aにおいて圧縮空気管路12aに供給さ
れる。なお、ソレノイドバルブ34の開閉動作を早くす
れば、それに対応して供給ポンプ36の往復動作が早(
なり、その結果ミキシングバルブユニット60内で計量
、吐出される回数が多くなり。
潤滑油量が増す。
一方、フィルタ14を出た後ソレノイドバルブ16を通
過した圧縮空気は、圧縮空気管路12内移動し、圧カス
イッヂ22を通過した後、ミキシングバルブユニット6
0内の連結部68aにおいて潤滑油供給管路32a内の
潤滑油が混合される。こうして供給された潤滑油は、圧
縮空気の流れに押されて圧縮空気供給管路92aの内壁
面に沿って下流へと移動してゆく。最終的に圧縮空気供
給管路92aの末端において、潤滑油は圧縮空気と共に
軸受70aに向かって吹き付けられ、軸受70aを極微
量的に潤滑するようになっている。
なお、上述した事情は1図示しない残りの4つの系統に
ついても全く同様である。
次に、上記実施例におけるコントローラ50及び判定回
路108の作動を第3図のフローチャート及び第4図乃
至第6図のタイムチャートを基に更に詳述する。
始めに、通過油量正常時の作動について第3図及び第4
図に基ずき説明する。
供給ポンプ36が約16分に一回、約15秒間程度の割
合で駆動し、定量器より0.3ccの割合で潤滑油が計
量吐出される(第4図(al I照)。供給ポンプ36
の作動開始に同期してタイマTがオンとなる(第4図(
bl I照)とともに5判定回路108もオンとなる(
第4図(C) ’?照)。判定回路108は山伏または
塊状の潤滑油の流通による受光素子74の受光減少量を
、管路12a。
32aの内径、圧縮空気の流量及び潤滑油の粘度等を考
虜して定めた予め設定された判定レベルと比較し、受光
減少量が判定レベルよりも大きければ(第4図fd)に
おいて判定レベルよりも上にあれば)、受光減少量を積
分する。
一方、受光減少量が判定レベルよりも小さければ、タイ
マTがタイムアツプするまでは、受光減少量が判定レベ
ルよりも大きくなるまで比較を繰り返し、大きくなれば
受光減少量を積分する。
これに対して、タイマTがタイムアツプするまでずっと
受光減少量が判定レベルよりも小さければ、第6図を用
いて後に説明する動作が行なわれる。
上記受光減少量の積分を継続した後、その積分値S(第
4図(dlにおいて判定レベルより上の領域の広さ)を
予め設定された設定積分値S。と比較する。比較の結果
、積分値Sが設定積分値S。
よりも小さければ、タイマTがタイムアツプするまで、
受光減少量と判定レベルとの比較及び積分値Sと設定積
分値S。との比較を繰返し行なう。
受光量の積分の結果、積分値S(第4図(d)において
斜線を施した領域の広さ)が設定積分値S0よりも太き
(なれば、通過油量正常信号がオンとなり(第4図ff
l参照)、それによって判定回路108がオフとなる(
第4図fe) I照)。通過油量正常信号はタイマがタ
イムアツプすることによりオフになる(第4図(Cl 
参照)が、潤滑異常信号はオンとはならない(第4図f
fl参照)。
次に、受光減少量の積分値Sが積分設定値S。よりも小
さいときは、第5図に示すように、判定回路108はオ
ンのままであり、タイマTがタイムアツプした時点で潤
滑異常信号がオンとなる(第5図fcl 、(bl及び
if)参照)。即ち、積分値と設定積分値との比較結果
に応じて作動する判定回路により異常信号を発する。
更に、受光減少量が判定レベルに達しない場合が第6図
に示されており、上述したようにタイマがタイムアツプ
した時点で判定回路がオンのままであり、これによって
潤滑異常信号がオンとなる(第6図(c)、(bl及び
(fl参照)。
以上、実施例を参照して本考案を詳細に説明してきたが
、本考案は上記実施例に限定して解釈されるべきではな
く、適宜変更、改良が可能であることは勿論である。例
えば、上記実施例においては供給ポンプは空気圧作動式
として示したが、電気駆動式であっても構わない。また
、通過油量検知センサも赤外光を利用したものに限られ
ない。
更に、第5図に示したタイムチャートにおいて、受光減
少量が積分設定値よりも小さいときに潤滑異常信号を出
すための構成は、タイムアツプしたときの積分値を求め
、その積分値が積分設定値に達したかどうかを判断して
、その結果に基ずき直接潤滑異常信号をオンとするよう
にしても良い。また、タイマTよりも短い時間でタイム
アツプする別のタイマを設けて、第6図のタイムチャー
トにおいて受光減少量が判定レベルに達しない時間をカ
ウントするようにすれば、潤滑異字がより短時間で判断
できる。
(発明の効果) 以上述べてきたように、本発明によれば、オイルエア潤
滑において、空気流によって供給管路の内壁面に沿って
供給される極微量の潤滑油の油量を、通過油量測定手段
により測定できる。
本発明は、潤滑油と圧縮空気との混合点の近傍下流側に
おいである程度まとまって山伏になっている潤滑油量を
測定するものなので、混合点から油量測定手段までの距
離を短くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図はその
要部拡大断面図、第3図は上記実施例の作動を説明する
ためのフローチャート、第4図乃至第6図は同じ(タイ
ムチャート、第7図は本発明の詳細な説明するための説
明図である。 [主要部分の符合の説明] 10・・・・・・潤滑油供給ユニット 12・・・・・・圧縮空気供給管路 32・・・・・潤滑油供給管路 36・・・・・・供給ポンプ 38・・・・・・貯蔵タンク 50 ・・・・・コントローラ 64a・・・・・・定量器 70a・・・・・・軸受 100・・・・・・通過油量測定手段 108・・・・・判定回路 第4図 潤滑  開 (f) *vI8号OFF□ 第5図 第6図 (d)受″′1“W     −・−−□−□  −別
室1.■ル(e)通過酒量ON 正′PA信号OFF□ (+−肯 詭 異笥工号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮空気供給源から潤滑対象物に向かって伸び、そ
    の内部を圧縮空気が流通する圧縮空気供給管路と、 潤滑油源に接続され、該潤滑油源に貯蔵された潤滑油を
    汲み出して間欠的に圧送する送油手段から伸び、連結部
    において前記圧縮空気供給管路に連結され、前記送油手
    段により圧送された潤滑油がその内部を移動する潤滑油
    供給管路と、 前記潤滑油供給管路上において前記連結部の上流側に設
    けられ、該潤滑油供給管路内を移動してきた潤滑油を、
    微量かつ定量ずつ前記圧縮空気供給管路内へと計量して
    送り出す定量器と、 前記圧縮空気供給管路上の前記連結部の近傍下流側に設
    けられ、前記圧縮空気供給管路内に間欠的に吐出されそ
    れに同期して増加する潤滑油の増加分を測定する測定手
    段と、 該測定手段の測定結果を予め設定された基準値と比較し
    、その結果に応じて所定の信号を出す判定手段と、 を含むことを特徴とする潤滑油供給装置。 2、前記判定手段の判定結果に基ずき、潤滑異常信号を
    出す潤滑異常警告手段を更に有する請求項1に記載の潤
    滑油供給装置。 3、潤滑対象物に向かって伸び、その内部を圧縮空気が
    流通する管路内へ微量かつ定量の潤滑油を間欠的に吐出
    し、圧縮空気により前記管路の内壁面に沿わせて潤滑対
    象物に潤滑油を供給する潤滑油供給装置において、前記
    吐出に同期して増加する潤滑油の増加分を測定するため
    に使用され、前記吐出した直後の前記管路部分に配置さ
    れ、潤滑油の増加分を測定する油量測定装置であって、 少なくとも、前記管路をはさんで対向配置された発光素
    子及び受光素子と、該受光素子に接続された判定回路と
    を有し、 前記発光素子から発した光を前記受光素子で受光し、通
    過油量に応じて変化する受光量を前記判定回路で判定す
    ることにより、潤滑油の増加分を測定することを特徴と
    する油量測定装置。 4、前記受光素子及び判定回路は、受光減少量を測定し
    、その結果を積分するものである請求項3に記載の油量
    測定装置。
JP8963089A 1989-04-11 1989-04-11 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置 Pending JPH02271197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8963089A JPH02271197A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8963089A JPH02271197A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02271197A true JPH02271197A (ja) 1990-11-06

Family

ID=13976084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8963089A Pending JPH02271197A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02271197A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4344788A1 (de) * 1992-12-28 1994-07-07 Nsk Ltd Schmiermittelbeschickungseinrichtung
WO2001036861A1 (de) * 1999-11-16 2001-05-25 Willy Vogel Aktiengesellschaft Verfahren und vorrichtung zur überwachung des ölstroms einer einrichtung zur öl + luft-schmierung von bauteilen
WO2004079254A1 (en) * 2003-03-04 2004-09-16 Tiziano Barea Device for monitoring the flow of a fluid flowing through or from a conduit, such as a lubricant, and the monitoring method implemented by the device
WO2004113785A1 (de) * 2003-06-16 2004-12-29 Willy Vogel Ag Verfahren zur überwachung einer öl- und luftschmiereinrichtung mit hilfe eines schlierensensors
JP2006258263A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nsk Ltd 潤滑剤供給装置、潤滑剤供給方法、軸受装置、及び、主軸装置
JP2009127676A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Okuma Corp 軸受潤滑装置、およびその動作確認方法
ITMI20090776A1 (it) * 2009-05-07 2010-11-08 Mwm Schmieranlagen S R L Dispositivo e procedimento di lubrificazione minimale
IT201600075023A1 (it) * 2016-07-18 2018-01-18 Dropsa Spa Dispositivo e metodo di monitoraggio di un flusso di olio misto ad aria
WO2018164675A1 (en) * 2017-03-08 2018-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Fluid flow measurement in gas turbine engines

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4344788A1 (de) * 1992-12-28 1994-07-07 Nsk Ltd Schmiermittelbeschickungseinrichtung
DE4344788C2 (de) * 1992-12-28 2003-02-20 Nsk Ltd Schmiereinrichtung
WO2001036861A1 (de) * 1999-11-16 2001-05-25 Willy Vogel Aktiengesellschaft Verfahren und vorrichtung zur überwachung des ölstroms einer einrichtung zur öl + luft-schmierung von bauteilen
US6807977B1 (en) 1999-11-16 2004-10-26 Willy Vogel Aktiengesellschaft Method and device for monitoring the flow of oil pertaining to a device for the oil and air lubrication of components
WO2004079254A1 (en) * 2003-03-04 2004-09-16 Tiziano Barea Device for monitoring the flow of a fluid flowing through or from a conduit, such as a lubricant, and the monitoring method implemented by the device
WO2004113785A1 (de) * 2003-06-16 2004-12-29 Willy Vogel Ag Verfahren zur überwachung einer öl- und luftschmiereinrichtung mit hilfe eines schlierensensors
US7475604B2 (en) 2003-06-16 2009-01-13 Willy Vogel Ag Method for monitoring an oil and gas lubricating device with the aid of a striae sensor
JP2006258263A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nsk Ltd 潤滑剤供給装置、潤滑剤供給方法、軸受装置、及び、主軸装置
JP2009127676A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Okuma Corp 軸受潤滑装置、およびその動作確認方法
ITMI20090776A1 (it) * 2009-05-07 2010-11-08 Mwm Schmieranlagen S R L Dispositivo e procedimento di lubrificazione minimale
WO2010128380A1 (en) * 2009-05-07 2010-11-11 Mwm Schmieranlagen S.R.L. Minimal lubrication device and process
CN102209608A (zh) * 2009-05-07 2011-10-05 Mwm微量润滑系统有限责任公司 微润滑设备及方法
JP2012525988A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 エンメ・ドッピオヴ・エンメ スクミエランラーゲン ソチエタ ア リスポンサビリタ リミタータ 微小量潤滑装置及び方法
IT201600075023A1 (it) * 2016-07-18 2018-01-18 Dropsa Spa Dispositivo e metodo di monitoraggio di un flusso di olio misto ad aria
EP3273135A1 (en) * 2016-07-18 2018-01-24 DROPSA S.p.A. Monitoring device and method of an oil flow mixed with air
US10465846B2 (en) 2016-07-18 2019-11-05 Dropsa S.P.A. Monitoring device and method of an oil flow mixed with air
WO2018164675A1 (en) * 2017-03-08 2018-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Fluid flow measurement in gas turbine engines

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0854314B1 (en) Method for supplying a lubricant to an antifriction bearing
US7017712B1 (en) Apparatus and method for lubricant condition control and monitoring
DK2722500T3 (en) System and method for dosing cylinder lubricating oil in large diesel engine cylinders
JP2006258263A (ja) 潤滑剤供給装置、潤滑剤供給方法、軸受装置、及び、主軸装置
JPH02271197A (ja) 潤滑油供給装置及びそのための油量測定装置
US3664462A (en) Lubricant metering valve
GB2324159A (en) Fluid metering apparatus and method
JPH11257042A (ja) エンジン中の潤滑剤の品質およびレベルを維持するシステム
JPH0780363A (ja) 塗料循環装置
CN105793637A (zh) 具有磨损及磨损速率检测的泵
CN107810453B (zh) 带电子调节和控制的用于最小连续流动的空气-油润滑的方法和系统
US20110120803A1 (en) Minimal lubrication device
JPH1019192A (ja) 噴霧潤滑装置
FI116580B (fi) Virtaussäädin
JP2008286217A (ja) 集中潤滑装置
CN107558079B (zh) 热定型机链条定量式智能补油系统
JPH07198028A (ja) コンベヤチェーンの自動間歇潤滑装置
US20060289237A1 (en) Lubricant Delivery Apparatus and Method
US3516516A (en) Lubricator for air motors
US3837431A (en) Pulsed metering lubricator
JP2001106072A (ja) 自動レール塗油装置
JP2021188702A (ja) オイルエア潤滑装置
SU916877A1 (ru) Указатель подачи смазочного насоса
JPH10281394A (ja) オイル供給装置
JPS59231294A (ja) 潤滑油の供給監視装置