JPH0780363A - 塗料循環装置 - Google Patents
塗料循環装置Info
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- JPH0780363A JPH0780363A JP16715794A JP16715794A JPH0780363A JP H0780363 A JPH0780363 A JP H0780363A JP 16715794 A JP16715794 A JP 16715794A JP 16715794 A JP16715794 A JP 16715794A JP H0780363 A JPH0780363 A JP H0780363A
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- circulation
- network
- conduit
- pump
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B9/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
- B05B9/03—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
- B05B9/04—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
- B05B9/0403—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material
- B05B9/0423—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material for supplying liquid or other fluent material to several spraying apparatus
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/02—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling time, or sequence, of delivery
- B05B12/04—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling time, or sequence, of delivery for sequential operation or multiple outlets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B9/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
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- B05B9/0403—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material
- B05B9/0406—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump with pumps for liquids or other fluent material with several pumps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/85954—Closed circulating system
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 塗料の品位低下を減少させるために循環量お
よび流速が低い値であり、高い塗料使用量の間、必要な
スプレー圧および量を維持できる塗料循環装置の提供。 【構成】 複数のデストリビュータ４２´に塗料を供給
する塗料循環装置は循環ポンプ３６´を用いる。また、
ポンプ特性を検出できる電動モータによって作動される
噴射ポンプ４６´は、循環網３４´中の所定圧力を維持
するために、リザーバから循環網に塗料を注入する。所
定の絞りを備えた「漏出」通路５２によって、バルブ付
き塗料デストリビュータが閉じられると、塗料は循環網
を去る。漏出バイパスに自動タイマバルブ５４を用いる
と、循環網中の流速を変えることができる。この構成部
品によって、塗料の粘度および量が決定され、循環網中
の塗料粒子の沈殿および循環する塗料の品位低下は最小
源になり、また循環モータの磨耗を測定できる。
よび流速が低い値であり、高い塗料使用量の間、必要な
スプレー圧および量を維持できる塗料循環装置の提供。 【構成】 複数のデストリビュータ４２´に塗料を供給
する塗料循環装置は循環ポンプ３６´を用いる。また、
ポンプ特性を検出できる電動モータによって作動される
噴射ポンプ４６´は、循環網３４´中の所定圧力を維持
するために、リザーバから循環網に塗料を注入する。所
定の絞りを備えた「漏出」通路５２によって、バルブ付
き塗料デストリビュータが閉じられると、塗料は循環網
を去る。漏出バイパスに自動タイマバルブ５４を用いる
と、循環網中の流速を変えることができる。この構成部
品によって、塗料の粘度および量が決定され、循環網中
の塗料粒子の沈殿および循環する塗料の品位低下は最小
源になり、また循環モータの磨耗を測定できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、「スマート(smart) 」
モータにより作動される噴射ポンプを介して補給塗料が
供給され、バイパスによって塗料の粘度、汲み上げられ
た塗料の量および循環モータの磨耗を常に監視でき、塗
料の沈殿および品位低下を最小限にする塗料循環装置に
関する。
モータにより作動される噴射ポンプを介して補給塗料が
供給され、バイパスによって塗料の粘度、汲み上げられ
た塗料の量および循環モータの磨耗を常に監視でき、塗
料の沈殿および品位低下を最小限にする塗料循環装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】製造作業で、しばしば複雑な塗装装置を
用いる必要がある。このような塗装装置では、例えば米
国特許第 4,030,857号および米国特許第 4,238,073号に
見られるように、塗料の分配および塗布を制御するため
に、種々のポンプおよび制御が用いられる。複数の色を
即座な使用のために利用できる大きな塗料装置では、各
色は、別の分配システムを必要とし、一般的には、各シ
ステムは、循環ポンプにより塗料を網導管の中を流れさ
せる循環網を有する。この循環網は、固定式、ロボット
制御式または手持ち式の複数の塗料ディストリビュー
タ、例えばスプレーガン或いはスプレーノズルを有し、
一以上のディストリビュータが一度に作動中であるかも
知れない。全てのディストリビュータが同時に作動中で
あるが、通常は、循環網の能力のほんの僅かなパーセン
トを一度に使用されていれば、十分な塗料を扱うことが
できるように循環装置を設計する必要がある。塗料循環
装置は、基本的には、塗料がループで循環するように
「閉じ」られているので、ノズルから吐出された塗料を
補充するために、ループに塗料を補給する必要がある。
塗料の循環は高速であり、使用量が低いならば塗料は何
回も循環される。現在の塗料循環装置では、網導管中で
の塗料粒子の沈殿に関する問題があり、また美的目的の
ために塗料に加えられるメタリック薄片等の品位低下を
含む塗料の品位低下が長時間の循環中に起こる。加え
て、現在の塗料循環装置では、使用されている塗料の量
を直ちに示すことができず、また塗料の粘度を示すこと
ができない。粘度が変化すると、塗布される塗料の品質
が変わり、また、最適の結果を得るために、在来の塗料
循環装置で利用できない種々の塗料特性を知る必要があ
る。
用いる必要がある。このような塗装装置では、例えば米
国特許第 4,030,857号および米国特許第 4,238,073号に
見られるように、塗料の分配および塗布を制御するため
に、種々のポンプおよび制御が用いられる。複数の色を
即座な使用のために利用できる大きな塗料装置では、各
色は、別の分配システムを必要とし、一般的には、各シ
ステムは、循環ポンプにより塗料を網導管の中を流れさ
せる循環網を有する。この循環網は、固定式、ロボット
制御式または手持ち式の複数の塗料ディストリビュー
タ、例えばスプレーガン或いはスプレーノズルを有し、
一以上のディストリビュータが一度に作動中であるかも
知れない。全てのディストリビュータが同時に作動中で
あるが、通常は、循環網の能力のほんの僅かなパーセン
トを一度に使用されていれば、十分な塗料を扱うことが
できるように循環装置を設計する必要がある。塗料循環
装置は、基本的には、塗料がループで循環するように
「閉じ」られているので、ノズルから吐出された塗料を
補充するために、ループに塗料を補給する必要がある。
塗料の循環は高速であり、使用量が低いならば塗料は何
回も循環される。現在の塗料循環装置では、網導管中で
の塗料粒子の沈殿に関する問題があり、また美的目的の
ために塗料に加えられるメタリック薄片等の品位低下を
含む塗料の品位低下が長時間の循環中に起こる。加え
て、現在の塗料循環装置では、使用されている塗料の量
を直ちに示すことができず、また塗料の粘度を示すこと
ができない。粘度が変化すると、塗布される塗料の品質
が変わり、また、最適の結果を得るために、在来の塗料
循環装置で利用できない種々の塗料特性を知る必要があ
る。
【０００３】譲受人の米国特許第 4,653,532号では、噴
射ポンプを備えた塗料循環装置が示されている。しかし
ながら、この装置では、塗料ディストリビュータからの
低圧戻しラインが、噴射ポンプの入口に塗料を直接供給
し、それだけで噴射ポンプは、ディストリビュータ戻し
ラインおよび塗料供給リザーバから塗料が供給される。
射ポンプを備えた塗料循環装置が示されている。しかし
ながら、この装置では、塗料ディストリビュータからの
低圧戻しラインが、噴射ポンプの入口に塗料を直接供給
し、それだけで噴射ポンプは、ディストリビュータ戻し
ラインおよび塗料供給リザーバから塗料が供給される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗料
の品位低下を減少させるために循環量および流速が低い
値であり、高い塗料使用量の間、必要なスプレー圧およ
び量を維持することのできる塗料循環装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、塗料の粘度を常に監視
できる実質的に閉ループの循環網を用いた塗料循環装置
を提供することにある。本発明の更なる目的は、循環網
中の圧力を実質的に一定に維持する特性分析モータによ
って作動される噴射ポンプを介して補給塗料が循環網に
供給され、また循環網に供給されている塗料の量が測定
される塗料循環装置を提供することにある。本発明の更
なる目的は、リザーバから新しい塗料を受け取る噴射ポ
ンプを介して補給塗料が供給され、塗料粒子の沈殿を抑
制し、塗料の品位低下を低減させるために塗料循環網中
の塗料の速度を変えることのできる、循環ポンプを用い
た塗料循環装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、用いられている塗料の量、塗料の粘度および循環
ポンプのベアリング磨耗特性に関する出力を生成する信
号分析電動モータによって駆動される容積型ポンプによ
って補給塗料が循環装置に注入される、循環ポンプを用
いた塗料循環装置を提供することにある。
の品位低下を減少させるために循環量および流速が低い
値であり、高い塗料使用量の間、必要なスプレー圧およ
び量を維持することのできる塗料循環装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、塗料の粘度を常に監視
できる実質的に閉ループの循環網を用いた塗料循環装置
を提供することにある。本発明の更なる目的は、循環網
中の圧力を実質的に一定に維持する特性分析モータによ
って作動される噴射ポンプを介して補給塗料が循環網に
供給され、また循環網に供給されている塗料の量が測定
される塗料循環装置を提供することにある。本発明の更
なる目的は、リザーバから新しい塗料を受け取る噴射ポ
ンプを介して補給塗料が供給され、塗料粒子の沈殿を抑
制し、塗料の品位低下を低減させるために塗料循環網中
の塗料の速度を変えることのできる、循環ポンプを用い
た塗料循環装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、用いられている塗料の量、塗料の粘度および循環
ポンプのベアリング磨耗特性に関する出力を生成する信
号分析電動モータによって駆動される容積型ポンプによ
って補給塗料が循環装置に注入される、循環ポンプを用
いた塗料循環装置を提供することにある。
【０００５】本発明の更なる目的は、複数のデッドエン
ドドロップ(dead-end drop) を備えた塗料循環装置を提
供することにある。ここに、容積を変え、またサージ抑
制器として働くために、循環装置中の圧力変動に感応す
る振動リザーバがデッドエンドドロップの終端に用いら
れ、塗料の粒子の沈殿を最小限にするためにデッドエン
ドドロップ中で振動する塗料の移動を生成する。
ドドロップ(dead-end drop) を備えた塗料循環装置を提
供することにある。ここに、容積を変え、またサージ抑
制器として働くために、循環装置中の圧力変動に感応す
る振動リザーバがデッドエンドドロップの終端に用いら
れ、塗料の粒子の沈殿を最小限にするためにデッドエン
ドドロップ中で振動する塗料の移動を生成する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の実施において、
塗料循環装置は、閉ループの循環網で塗料を循環させる
ためにタービン形式の循環ポンプを用いる。このループ
は、所望の表面に塗料を塗布するための複数のバルブ付
き塗料ディストリビュータを有する。容積型塗料噴射ポ
ンプは、上記閉回路と連通しており、また、「スマート
(smart) 」電動モータによって駆動される。このモータ
の回転速度、動力消費、回転抵抗および他の物理的特性
が検出され、これにより、噴射ポンプによって循環装置
に導入される塗料の量は、緻密に、決定され、監視さ
れ、調整される。噴射ポンプは、塗料リザーバから供給
される。噴射ポンプは、ディストリビュータによる循環
網からの塗料の除去率にかかわりなく、塗料循環網中に
所定圧力を維持するように調整される。噴射ポンプは、
循環ポンプの出口側で均一な圧力を維持するので、循環
装置に供給される塗料の量は、噴射ポンプのモータによ
って決定され、また、監視される。本発明の実施例にお
いて、バイパスつまり「漏出」通路は、噴射ポンプに供
給する塗料リザーバに放出するために、循環ポンプの入
口側で塗料循環装置に連通している。このバイパス導管
は、所定サイズの絞りを有し、また全てのバルブ付きデ
ィストリビュータが閉じられたとき、噴射ポンプのモー
タが循環装置中で所定の圧力を維持するために必要な補
給塗料の量を決定すると、バイパス通路を通る流速が正
確に決定され、したがって塗料の粘度が監視される。
塗料循環装置は、閉ループの循環網で塗料を循環させる
ためにタービン形式の循環ポンプを用いる。このループ
は、所望の表面に塗料を塗布するための複数のバルブ付
き塗料ディストリビュータを有する。容積型塗料噴射ポ
ンプは、上記閉回路と連通しており、また、「スマート
(smart) 」電動モータによって駆動される。このモータ
の回転速度、動力消費、回転抵抗および他の物理的特性
が検出され、これにより、噴射ポンプによって循環装置
に導入される塗料の量は、緻密に、決定され、監視さ
れ、調整される。噴射ポンプは、塗料リザーバから供給
される。噴射ポンプは、ディストリビュータによる循環
網からの塗料の除去率にかかわりなく、塗料循環網中に
所定圧力を維持するように調整される。噴射ポンプは、
循環ポンプの出口側で均一な圧力を維持するので、循環
装置に供給される塗料の量は、噴射ポンプのモータによ
って決定され、また、監視される。本発明の実施例にお
いて、バイパスつまり「漏出」通路は、噴射ポンプに供
給する塗料リザーバに放出するために、循環ポンプの入
口側で塗料循環装置に連通している。このバイパス導管
は、所定サイズの絞りを有し、また全てのバルブ付きデ
ィストリビュータが閉じられたとき、噴射ポンプのモー
タが循環装置中で所定の圧力を維持するために必要な補
給塗料の量を決定すると、バイパス通路を通る流速が正
確に決定され、したがって塗料の粘度が監視される。
【０００７】バイパス又は漏出導管に自動タイマバルブ
を設けることにより、このタイマバルブの開閉は循環網
中に脈動を生成し、これにより循環網を通る塗料の移動
を脈動させる。このような脈動は、循環網中で塗料粒子
の沈殿および品位低下を抑え、脈動を生じさせるタイマ
付きバルブの使用によって、塗料を通常よりも低速で循
環させ、塗料の使用寿命を延長し、相当な沈殿を回避す
る。バイパス通路つまり漏出通路は、ポンプのシャフト
とベアリングとの間での塗料の漏れを受け止める循環ポ
ンプ中の吊りリング(slinger ring)によって供給され
る。シャフトおよびベアリングは、塗料の粘度の指標を
与える漏出通路に絞りを形成し、ポンプのベアリングが
磨耗すると、絞りは、その面積を増大し、故障を回避す
るために必要な保守を行うように循環ポンプの磨耗をオ
ペレータに警告するために、噴射ポンプのモータによっ
て形成される表示を与える。塗料循環網のための噴射ポ
ンプ供給源は、バルブ付きディストリビュータを盲ホー
ス等の下端に設けたデッドエンドドロップ(dead-end dr
op) を採用した塗装装置で用いられてもよい。このよう
なデッドエンドドロップ塗料ディストリビュータは、数
多くの利点を有するが、下がり導管に関連したディスト
リビュータが規則的に使用されないと、塗料は下がり導
管の下側領域で沈殿して、不安定な合成物を生成すると
いう事実の結果として重大な欠陥が起こる。本発明は、
スプリングで付勢されるピストンを用いた可変容量室か
らなる、デッドエンドドロップの下端の振動リザーバを
用いることを意図する。塗料循環装置中の圧力が増大す
ると、振動リザーバの容積が増大し、塗料圧力が低下す
ると、スプリングは、振動リザーバの容積を減少させる
ようにピストンを変位させる。リザーバのピストンのこ
のような移動は、デッドエンドドロップ中で振動する塗
料の流れを作り、塗料を動いた状態に保って、沈殿およ
び他の品位低下を抑える。
を設けることにより、このタイマバルブの開閉は循環網
中に脈動を生成し、これにより循環網を通る塗料の移動
を脈動させる。このような脈動は、循環網中で塗料粒子
の沈殿および品位低下を抑え、脈動を生じさせるタイマ
付きバルブの使用によって、塗料を通常よりも低速で循
環させ、塗料の使用寿命を延長し、相当な沈殿を回避す
る。バイパス通路つまり漏出通路は、ポンプのシャフト
とベアリングとの間での塗料の漏れを受け止める循環ポ
ンプ中の吊りリング(slinger ring)によって供給され
る。シャフトおよびベアリングは、塗料の粘度の指標を
与える漏出通路に絞りを形成し、ポンプのベアリングが
磨耗すると、絞りは、その面積を増大し、故障を回避す
るために必要な保守を行うように循環ポンプの磨耗をオ
ペレータに警告するために、噴射ポンプのモータによっ
て形成される表示を与える。塗料循環網のための噴射ポ
ンプ供給源は、バルブ付きディストリビュータを盲ホー
ス等の下端に設けたデッドエンドドロップ(dead-end dr
op) を採用した塗装装置で用いられてもよい。このよう
なデッドエンドドロップ塗料ディストリビュータは、数
多くの利点を有するが、下がり導管に関連したディスト
リビュータが規則的に使用されないと、塗料は下がり導
管の下側領域で沈殿して、不安定な合成物を生成すると
いう事実の結果として重大な欠陥が起こる。本発明は、
スプリングで付勢されるピストンを用いた可変容量室か
らなる、デッドエンドドロップの下端の振動リザーバを
用いることを意図する。塗料循環装置中の圧力が増大す
ると、振動リザーバの容積が増大し、塗料圧力が低下す
ると、スプリングは、振動リザーバの容積を減少させる
ようにピストンを変位させる。リザーバのピストンのこ
のような移動は、デッドエンドドロップ中で振動する塗
料の流れを作り、塗料を動いた状態に保って、沈殿およ
び他の品位低下を抑える。
【０００８】
【実施例】本発明の前述した目的および利点は、次の説
明および添付した図面から明らかになろう。図１は、従
来技術の典型的な塗料循環装置を示し、本発明はその改
良である。このような塗料循環装置は、循環ポンプ１２
と、導管１６を介してポンプ１２に塗料を供給する塗料
リザーバ１４とからなる基本的な循環網１０を有し、リ
ザーバ１４には、混合タンク１８から塗料が供給され
る。ポンプ１２の出口は、導管２０に通じ、導管２０
は、複数の並列に連結されたステーション２２とのマニ
ホールドに塗料を供給する。各ステーション２２は、図
外のワークピースに塗料を塗布するための手持ち式スプ
レーガン又は固定式あるいはロボット制御式ノズルの形
をしたバルブ付き塗料ディストリビュータ２４を備えて
いる。ステーション２２は、背圧制御弁２８に連なる戻
しライン２６に連通しており、背圧制御弁２８はパイプ
３０を介してリザーバ１４へ送り出す。点線３２は、塗
料ステーションおよびディストリビュータ以外の作動構
成部品が配設された塗料混合室を表す。
明および添付した図面から明らかになろう。図１は、従
来技術の典型的な塗料循環装置を示し、本発明はその改
良である。このような塗料循環装置は、循環ポンプ１２
と、導管１６を介してポンプ１２に塗料を供給する塗料
リザーバ１４とからなる基本的な循環網１０を有し、リ
ザーバ１４には、混合タンク１８から塗料が供給され
る。ポンプ１２の出口は、導管２０に通じ、導管２０
は、複数の並列に連結されたステーション２２とのマニ
ホールドに塗料を供給する。各ステーション２２は、図
外のワークピースに塗料を塗布するための手持ち式スプ
レーガン又は固定式あるいはロボット制御式ノズルの形
をしたバルブ付き塗料ディストリビュータ２４を備えて
いる。ステーション２２は、背圧制御弁２８に連なる戻
しライン２６に連通しており、背圧制御弁２８はパイプ
３０を介してリザーバ１４へ送り出す。点線３２は、塗
料ステーションおよびディストリビュータ以外の作動構
成部品が配設された塗料混合室を表す。
【０００９】通常、図１に示す種類の在来の塗料装置
は、塗料を毎分約６０フィート（約1829cm）で循環網１
０中を循環させ、また、循環網１０を通る塗料の流量
は、圧力制御弁２８により調整されるので、実質的に一
定である。循環網１０内に実質的に一定な圧力を維持す
るために、使用中の塗料ディストリビュータ２４の数が
増えれば、それだけ多くの塗料の量がポンプ１２によっ
て汲み上げられる。大部分のディストリビュータ２４が
閉じられているが故に塗料を殆ど使用していない場合で
も、循環網１０を通って流れる塗料の速度は、実質的に
毎分約６０フィート（約1829cm）に維持される。毎分約
６０フィート（約1829cm）で網１０を通る塗料の循環
は、関連した配管および導管だけでなく、ポンプ１２、
バルブ２８、リザーバ１４を連続的に再循環するので、
ある時間を越えると塗料の品位を下げてしまい、アルミ
ニュームの小さな粒子を混合した「フレーク」塗料に、
循環網１０の中で循環される塗料の速度および再循環に
よって、悪影響を及ぼす。図２は、譲受人の米国特許第
4,653,532号の塗料循環装置の改良を示し、循環網は、
全体的に３４で示され、また、タービン型循環ポンプ３
６によってこの循環網に塗料が供給される。循環ポンプ
３６は、例えば、譲受人であるミネソタ州ミネアポリス
のGraco Inc.が製造する型番223 或いは型番224 である
のが好ましい。循環ポンプ３６は、ポンプ出口４０を通
じて導管３８に供給し、導管３８は、スプレーガン或い
はノズルを構成する複数の並列回路のバルブ付きディス
トリビュータ４２と連通している。戻しラインは４４で
示され、再循環される塗料は、ポンプ３６の入口に直接
連絡される。
は、塗料を毎分約６０フィート（約1829cm）で循環網１
０中を循環させ、また、循環網１０を通る塗料の流量
は、圧力制御弁２８により調整されるので、実質的に一
定である。循環網１０内に実質的に一定な圧力を維持す
るために、使用中の塗料ディストリビュータ２４の数が
増えれば、それだけ多くの塗料の量がポンプ１２によっ
て汲み上げられる。大部分のディストリビュータ２４が
閉じられているが故に塗料を殆ど使用していない場合で
も、循環網１０を通って流れる塗料の速度は、実質的に
毎分約６０フィート（約1829cm）に維持される。毎分約
６０フィート（約1829cm）で網１０を通る塗料の循環
は、関連した配管および導管だけでなく、ポンプ１２、
バルブ２８、リザーバ１４を連続的に再循環するので、
ある時間を越えると塗料の品位を下げてしまい、アルミ
ニュームの小さな粒子を混合した「フレーク」塗料に、
循環網１０の中で循環される塗料の速度および再循環に
よって、悪影響を及ぼす。図２は、譲受人の米国特許第
4,653,532号の塗料循環装置の改良を示し、循環網は、
全体的に３４で示され、また、タービン型循環ポンプ３
６によってこの循環網に塗料が供給される。循環ポンプ
３６は、例えば、譲受人であるミネソタ州ミネアポリス
のGraco Inc.が製造する型番223 或いは型番224 である
のが好ましい。循環ポンプ３６は、ポンプ出口４０を通
じて導管３８に供給し、導管３８は、スプレーガン或い
はノズルを構成する複数の並列回路のバルブ付きディス
トリビュータ４２と連通している。戻しラインは４４で
示され、再循環される塗料は、ポンプ３６の入口に直接
連絡される。
【００１０】循環網３４において、ポンプ３６は、循環
網３４中の塗料を毎分３０フィート(914.4cm) で循環さ
せるように調整され、循環網３４を通るこの遅い塗料速
度は、塗料の沈殿および塗料の品位低下を相当に減少さ
せる。しかしながら、バルブ付きディストリビュータ４
２によって塗料が使用されているときには、循環網３４
中の塗料は補充されなければならず、そのような塗料の
補充は、ポンプの出口側導管３８と連通した「スマート
(smart) 」噴射ポンプ４６によって行われる。噴射ポン
プ４６は、汲み上げられている塗料の排出量、トルク容
積および他の特徴を検出することのできる「スマート(s
mart) 」電動モータによって駆動されるような譲受人で
あるGraco Inc.によって製造された種類、すなわち Tri
umph Series 220 であるのが好ましく、このようなモー
タおよびポンプは、譲受人の米国特許第 5,220,259号お
よび1992年３月25日に出願した出願番号第07/857,459号
に述べられているので、この開示をここに援用する。計
量できる「スマート」噴射ポンプを使用しない場合、噴
射ポンプ４６と回路導管３８との間の配管に流量計５０
を有していてもよいが、噴射ポンプ４６は、汲み上げら
れている塗料の容積を計量するとができるので、別の容
積計５０の使用は任意である。
網３４中の塗料を毎分３０フィート(914.4cm) で循環さ
せるように調整され、循環網３４を通るこの遅い塗料速
度は、塗料の沈殿および塗料の品位低下を相当に減少さ
せる。しかしながら、バルブ付きディストリビュータ４
２によって塗料が使用されているときには、循環網３４
中の塗料は補充されなければならず、そのような塗料の
補充は、ポンプの出口側導管３８と連通した「スマート
(smart) 」噴射ポンプ４６によって行われる。噴射ポン
プ４６は、汲み上げられている塗料の排出量、トルク容
積および他の特徴を検出することのできる「スマート(s
mart) 」電動モータによって駆動されるような譲受人で
あるGraco Inc.によって製造された種類、すなわち Tri
umph Series 220 であるのが好ましく、このようなモー
タおよびポンプは、譲受人の米国特許第 5,220,259号お
よび1992年３月25日に出願した出願番号第07/857,459号
に述べられているので、この開示をここに援用する。計
量できる「スマート」噴射ポンプを使用しない場合、噴
射ポンプ４６と回路導管３８との間の配管に流量計５０
を有していてもよいが、噴射ポンプ４６は、汲み上げら
れている塗料の容積を計量するとができるので、別の容
積計５０の使用は任意である。
【００１１】図２に示す塗料循環網３４において、導管
３８中の塗料の圧力は、典型的には、２００psi に維持
されるが、戻しライン４４中の圧力は約１００psi であ
る。ディストリビュータ４２での塗料の使用によって導
管３８中の圧力が低下すると、噴射ポンプ４６は、導管
３８中のこのような圧力低下を検知し、導管３８に塗料
を注入し始めて、導管３８中の圧力を２００psi に維持
する。したがって、噴射ポンプ４６により導管３８に注
入される塗料の量は、バルブ付きディストリビュータ４
２でのポンプ使用率に依存する。したがって、図２に示
す塗料循環装置は、循環網１０中の塗料の移動速度を遅
くすることができ、しかも効果的な塗布およびディスト
リビュータ４２による吐出のために必要な循環網１０中
の所望の圧力を維持して、塗料をほとんど使わないか全
く使用していない間、循環網１０を通る塗料の流れは僅
かな流量であるので、塗料の沈殿および劣化の問題を減
少する。図２の説明において、噴射ポンプ４６の吐出は
循環ポンプの吐出側３８に連結されている。しかし、図
２に点線で示すように、噴射ポンプ４６の吐出は、変形
例として、戻しライン４４に連絡されてもよく、循環網
３４への噴射ポンプ４６のこの変形的な連絡において、
流量計５０’を設けることは任意である。好ましい配置
は、図２に実線で示すようなものであるが、所望ならば
破線の導管の配置を用いてもよい。
３８中の塗料の圧力は、典型的には、２００psi に維持
されるが、戻しライン４４中の圧力は約１００psi であ
る。ディストリビュータ４２での塗料の使用によって導
管３８中の圧力が低下すると、噴射ポンプ４６は、導管
３８中のこのような圧力低下を検知し、導管３８に塗料
を注入し始めて、導管３８中の圧力を２００psi に維持
する。したがって、噴射ポンプ４６により導管３８に注
入される塗料の量は、バルブ付きディストリビュータ４
２でのポンプ使用率に依存する。したがって、図２に示
す塗料循環装置は、循環網１０中の塗料の移動速度を遅
くすることができ、しかも効果的な塗布およびディスト
リビュータ４２による吐出のために必要な循環網１０中
の所望の圧力を維持して、塗料をほとんど使わないか全
く使用していない間、循環網１０を通る塗料の流れは僅
かな流量であるので、塗料の沈殿および劣化の問題を減
少する。図２の説明において、噴射ポンプ４６の吐出は
循環ポンプの吐出側３８に連結されている。しかし、図
２に点線で示すように、噴射ポンプ４６の吐出は、変形
例として、戻しライン４４に連絡されてもよく、循環網
３４への噴射ポンプ４６のこの変形的な連絡において、
流量計５０’を設けることは任意である。好ましい配置
は、図２に実線で示すようなものであるが、所望ならば
破線の導管の配置を用いてもよい。
【００１２】図３は、図２に示す循環装置と多くの類似
点を備えた塗料循環装置を示し、同一の構成部品はダッ
シュで示されている。図３の塗料循環装置は、次の点を
除いて図２の装置と同一の方法で作動する。図３の回路
において、バイパス又は「漏出」通路導管５２は、循環
ポンプ３６’の入口近くで、循環網３４’と連通し、バ
イパス又は漏出導管５２は、通路５２を開閉するための
自動操作タイマバルブ５４を任意に有していてもよい。
通路５２は、所定サイズのオリフィスのような流れ絞り
５３を有し、この絞り５３で、通路５２を通して噴射ポ
ンプ塗料供給タンク４８’に流れる塗料の流速は、循環
網３４’中の塗料の粘度によって決定される。塗料の粘
度が大きければ大きい程、バイパス通路５２を通る流速
は低くなる。したがって、バルブ付きディストリビュー
タ４２’の全てが閉じられると、漏出通路５２を通る循
環網３４’からの塗料の損失は、塗料が通路５２中の絞
り５３を通る速度に正比例し、そして、噴射ポンプ４
６’は所望の圧力に維持するために循環網３４’に導入
する塗料の量を計量し且つ示すことができるので、噴射
ポンプ４６’によって循環網３４’に導入されるのに必
要な塗料の量の評価によって、常に、循環網３４’中の
塗料の粘度の電気的な決定を可能にする。勿論、このよ
うな粘度の決定は、回路導管３８’および戻しライン４
４’中の塗料圧力の厳密な制御が必要であるが、このよ
うな厳密な圧力制御は、噴射ポンプ４６’によって直ち
に維持される。
点を備えた塗料循環装置を示し、同一の構成部品はダッ
シュで示されている。図３の塗料循環装置は、次の点を
除いて図２の装置と同一の方法で作動する。図３の回路
において、バイパス又は「漏出」通路導管５２は、循環
ポンプ３６’の入口近くで、循環網３４’と連通し、バ
イパス又は漏出導管５２は、通路５２を開閉するための
自動操作タイマバルブ５４を任意に有していてもよい。
通路５２は、所定サイズのオリフィスのような流れ絞り
５３を有し、この絞り５３で、通路５２を通して噴射ポ
ンプ塗料供給タンク４８’に流れる塗料の流速は、循環
網３４’中の塗料の粘度によって決定される。塗料の粘
度が大きければ大きい程、バイパス通路５２を通る流速
は低くなる。したがって、バルブ付きディストリビュー
タ４２’の全てが閉じられると、漏出通路５２を通る循
環網３４’からの塗料の損失は、塗料が通路５２中の絞
り５３を通る速度に正比例し、そして、噴射ポンプ４
６’は所望の圧力に維持するために循環網３４’に導入
する塗料の量を計量し且つ示すことができるので、噴射
ポンプ４６’によって循環網３４’に導入されるのに必
要な塗料の量の評価によって、常に、循環網３４’中の
塗料の粘度の電気的な決定を可能にする。勿論、このよ
うな粘度の決定は、回路導管３８’および戻しライン４
４’中の塗料圧力の厳密な制御が必要であるが、このよ
うな厳密な圧力制御は、噴射ポンプ４６’によって直ち
に維持される。
【００１３】漏出通路５２は、粘度検出のためだけに、
自動タイマバルブ５４を備える必要はない。しかし、タ
イマバルブ５４を通路５２に組み込むと、このタイマバ
ルブ５４は、所定時間毎に、交互に開閉し、循環網３
４’中の圧力脈動が起こり、この脈動は、塗料の沈殿お
よび品位低下を減少させる。図４は、デッドエンドドロ
ップ塗料ディストリビュータステーションを採用した塗
料循環装置に本発明の概念の利用を図示したものであ
る。図４を参照して、全体的に５６で示す塗料循環網
は、前述した種類の循環ポンプ５８を有し、ポンプ５８
は、複数のデッドエンドドロップディストリビュータス
テーション６０に供給する。デッドエンドドロップステ
ーション６０の各々は、その端に配置されたバルブ付き
塗料ディストリビュータを備えた盲ラインを構成し、循
環網５６中の塗料の循環は、ポンプ５８の入口に連通す
る戻しライン６２によって達成される。噴射ポンプ６４
は、循環ポンプ５８の出口のところで循環網５５中の圧
力を検出し、噴射ポンプ６４に、供給リザーバ６６から
の塗料が供給される。ポンプ６４は、導管６８を介して
網５６に連結されている。各デッドエンドドロップステ
ーション６０の端に隣接して継手７０が配置され、継手
７０にバルブ付きディストリビュータ（図示せず）が取
り付けられる（図６参照）。継手７０に隣接して、振動
リザーバ７２がデッドエンドドロップライン６０に連通
し、リザーバ７２は、基本的に、図６から理解できるよ
うに、往復ピストン７４を備えたシリンダを有し、ピス
トン７４は、圧縮スプリング７６によって付勢されてい
る。
自動タイマバルブ５４を備える必要はない。しかし、タ
イマバルブ５４を通路５２に組み込むと、このタイマバ
ルブ５４は、所定時間毎に、交互に開閉し、循環網３
４’中の圧力脈動が起こり、この脈動は、塗料の沈殿お
よび品位低下を減少させる。図４は、デッドエンドドロ
ップ塗料ディストリビュータステーションを採用した塗
料循環装置に本発明の概念の利用を図示したものであ
る。図４を参照して、全体的に５６で示す塗料循環網
は、前述した種類の循環ポンプ５８を有し、ポンプ５８
は、複数のデッドエンドドロップディストリビュータス
テーション６０に供給する。デッドエンドドロップステ
ーション６０の各々は、その端に配置されたバルブ付き
塗料ディストリビュータを備えた盲ラインを構成し、循
環網５６中の塗料の循環は、ポンプ５８の入口に連通す
る戻しライン６２によって達成される。噴射ポンプ６４
は、循環ポンプ５８の出口のところで循環網５５中の圧
力を検出し、噴射ポンプ６４に、供給リザーバ６６から
の塗料が供給される。ポンプ６４は、導管６８を介して
網５６に連結されている。各デッドエンドドロップステ
ーション６０の端に隣接して継手７０が配置され、継手
７０にバルブ付きディストリビュータ（図示せず）が取
り付けられる（図６参照）。継手７０に隣接して、振動
リザーバ７２がデッドエンドドロップライン６０に連通
し、リザーバ７２は、基本的に、図６から理解できるよ
うに、往復ピストン７４を備えたシリンダを有し、ピス
トン７４は、圧縮スプリング７６によって付勢されてい
る。
【００１４】噴射ポンプ６４は、２００psi の常圧を維
持するために、循環網５６に塗料を供給するようにプロ
グラムされているが、付加的に、ポンプ７６は、循環網
５６に約３００psi の周期的な振動圧力を与える。この
周期的な振動圧力を循環網５６に加えることによって、
ピストン７４はスプリング７６を圧縮して、振動リザー
バ７２中の容積を増大させる。循環網５６から振動圧力
を取り除くと、スプリング７６は拡張して、振動リザー
バ７２中の容積を減少させ、リザーバ７２中の容積が交
互に増減することによって、関連したバルブ付きディス
トリビュータから塗料を吐出しているか否かに係わりな
く、デッドエンドドロップステーション６０中で交互の
方向に塗料が流れる。以前、デッドエンドドロップステ
ーションは、関連したディストリビュータの休止により
塗料の沈殿の問題を有していた。しかし、振動リザーバ
７２を用いることで、関連したディストリビュータで塗
料が噴射されているか否かに係わらず、デッドエンドド
ロップステーション６０中での塗料の移動がデッドエン
ドドロップステーションで起こり、塗料の沈殿が減少す
る。更に、振動リザーバ７２は、サージ抑制器として機
能して、循環網５６中の圧力サージを吸収する。
持するために、循環網５６に塗料を供給するようにプロ
グラムされているが、付加的に、ポンプ７６は、循環網
５６に約３００psi の周期的な振動圧力を与える。この
周期的な振動圧力を循環網５６に加えることによって、
ピストン７４はスプリング７６を圧縮して、振動リザー
バ７２中の容積を増大させる。循環網５６から振動圧力
を取り除くと、スプリング７６は拡張して、振動リザー
バ７２中の容積を減少させ、リザーバ７２中の容積が交
互に増減することによって、関連したバルブ付きディス
トリビュータから塗料を吐出しているか否かに係わりな
く、デッドエンドドロップステーション６０中で交互の
方向に塗料が流れる。以前、デッドエンドドロップステ
ーションは、関連したディストリビュータの休止により
塗料の沈殿の問題を有していた。しかし、振動リザーバ
７２を用いることで、関連したディストリビュータで塗
料が噴射されているか否かに係わらず、デッドエンドド
ロップステーション６０中での塗料の移動がデッドエン
ドドロップステーションで起こり、塗料の沈殿が減少す
る。更に、振動リザーバ７２は、サージ抑制器として機
能して、循環網５６中の圧力サージを吸収する。
【００１５】図３の上述した説明に関し、バイパスつま
り漏出導管５２が循環ポンプ３６’に向けられているの
で、循環ポンプ３６’の磨耗状態を監視できる。図５を
参照して、循環ポンプ３６’のシャフト７８はベアリン
グ８０で支持され、ベアリング８０は、循環ポンプ５８
の通常の作動でゆっくりと磨耗する。シャフトの部分８
２は、ベアリング８０の対向する側で循環ポンプ５８の
上昇圧力を受け、塗料のゆっくりとした流れが、図５に
示すように、ベアリング８０を通って、シャフト７８の
上側部分に設けられた吊りカラー（slinger collar) ８
４へ軸線方向に生じる。吊りカラー８４は、通路５２に
連通するかタンク４８’と直接連通する導管８６に接続
されている。図５に示される漏出通路を用いると、図３
の漏出通路の配置が不用であることが分かるであろう。
図５の構成では、ベアリング８０を通る塗料の漏出を測
定することができ、これにより、上述したように循環網
３４’中の塗料の粘度を決定することができる。しかし
ながら、ベアリング８０で磨耗が生じているので、より
多くの量の塗料がベアリング８０を通って流れ、この事
実は、オペレータにベアリング８０の状態を示し、その
結果予防保守を予定できる読み出し(readout)を生成す
る噴射ポンプ４６’によって検出される。
り漏出導管５２が循環ポンプ３６’に向けられているの
で、循環ポンプ３６’の磨耗状態を監視できる。図５を
参照して、循環ポンプ３６’のシャフト７８はベアリン
グ８０で支持され、ベアリング８０は、循環ポンプ５８
の通常の作動でゆっくりと磨耗する。シャフトの部分８
２は、ベアリング８０の対向する側で循環ポンプ５８の
上昇圧力を受け、塗料のゆっくりとした流れが、図５に
示すように、ベアリング８０を通って、シャフト７８の
上側部分に設けられた吊りカラー（slinger collar) ８
４へ軸線方向に生じる。吊りカラー８４は、通路５２に
連通するかタンク４８’と直接連通する導管８６に接続
されている。図５に示される漏出通路を用いると、図３
の漏出通路の配置が不用であることが分かるであろう。
図５の構成では、ベアリング８０を通る塗料の漏出を測
定することができ、これにより、上述したように循環網
３４’中の塗料の粘度を決定することができる。しかし
ながら、ベアリング８０で磨耗が生じているので、より
多くの量の塗料がベアリング８０を通って流れ、この事
実は、オペレータにベアリング８０の状態を示し、その
結果予防保守を予定できる読み出し(readout)を生成す
る噴射ポンプ４６’によって検出される。
【００１６】開示した噴射ポンプは、圧力と流れとを共
に測定して知らせるので、循環回路に汲み上げられて導
かれる塗料の量と共に粘度およびベアリングの磨耗が噴
射ポンプによって直ちに測定される。また、関連した噴
射ポンプの磨耗の状態を予測することは、図３および図
５の実施例で可能であり、噴射ポンプが磨耗すると、噴
射ポンプによる誤った流れ測定のために、計算された粘
度が実際の粘度測定値と異なる。そして、誤った粘度計
算は、ポンプ磨耗の指標である。圧力を増大させたり減
少させたりするのに、本発明の実施で用いた噴射ポンプ
を遠隔制御することができ、可変の圧力範囲は、バイパ
ス通路中の種々の分け率を許し、分け率を変えるとき粘
度の測定を許す。上述した実施例の塗料循環装置の利点
は多い。バルブ付きでディストリビュータによって分配
されている塗料の量を噴射ポンプによって正確に測定で
きるので、塗料のコスト管理を正確に制御することがで
き、塗料塗布装置の効率を綿密に監視することができ
る。更に、環境保護官庁は、しばしば、製造業で使用さ
れる塗料の量に関する報告を要求する。
に測定して知らせるので、循環回路に汲み上げられて導
かれる塗料の量と共に粘度およびベアリングの磨耗が噴
射ポンプによって直ちに測定される。また、関連した噴
射ポンプの磨耗の状態を予測することは、図３および図
５の実施例で可能であり、噴射ポンプが磨耗すると、噴
射ポンプによる誤った流れ測定のために、計算された粘
度が実際の粘度測定値と異なる。そして、誤った粘度計
算は、ポンプ磨耗の指標である。圧力を増大させたり減
少させたりするのに、本発明の実施で用いた噴射ポンプ
を遠隔制御することができ、可変の圧力範囲は、バイパ
ス通路中の種々の分け率を許し、分け率を変えるとき粘
度の測定を許す。上述した実施例の塗料循環装置の利点
は多い。バルブ付きでディストリビュータによって分配
されている塗料の量を噴射ポンプによって正確に測定で
きるので、塗料のコスト管理を正確に制御することがで
き、塗料塗布装置の効率を綿密に監視することができ
る。更に、環境保護官庁は、しばしば、製造業で使用さ
れる塗料の量に関する報告を要求する。
【００１７】改善された塗料の品位低下は、背圧調整弁
を省くことで生じ、また減少した品位低下は、従来の装
置よりも低速度を使用する塗料循環装置の能力によって
循環ポンプで生じる。エネルギー消費は減少され、ま
た、改善された塗料保守の計画を実施することができ、
また、改善された塗料の均一性が達成される。噴射ポン
プは、高価な装置を必要とすることなく、高いシステム
圧力を許し、装置は、より均一な製品を達成し且つ潜在
的な破壊を予想するために、塗料の粘度およびポンプの
磨耗について報告する。本発明の精神および範囲から逸
脱することなく、発明の概念を種々に変形できることは
当業者にとって明らかである。
を省くことで生じ、また減少した品位低下は、従来の装
置よりも低速度を使用する塗料循環装置の能力によって
循環ポンプで生じる。エネルギー消費は減少され、ま
た、改善された塗料保守の計画を実施することができ、
また、改善された塗料の均一性が達成される。噴射ポン
プは、高価な装置を必要とすることなく、高いシステム
圧力を許し、装置は、より均一な製品を達成し且つ潜在
的な破壊を予想するために、塗料の粘度およびポンプの
磨耗について報告する。本発明の精神および範囲から逸
脱することなく、発明の概念を種々に変形できることは
当業者にとって明らかである。
【図１】複数のバルブ付き塗料ディストリビュータを用
いた従来技術の典型的な塗料循環装置の概略図。
いた従来技術の典型的な塗料循環装置の概略図。
【図２】補給塗料が噴射ポンプによって供給されるされ
る、本発明の概念を用いた塗料分配装置の概略図。
る、本発明の概念を用いた塗料分配装置の概略図。
【図３】循環ポンプの入口と噴射ポンプに塗料を供給す
るリザーバとの間のバイパス又は漏出通路を示す図２と
同様の塗料循環装置の概略図。
るリザーバとの間のバイパス又は漏出通路を示す図２と
同様の塗料循環装置の概略図。
【図４】デッドエンドドロップ及び噴射ポンプに関連し
た振動リザーバを用いた塗料循環装置の概略図。
た振動リザーバを用いた塗料循環装置の概略図。
【図５】ポンプの磨耗を測定するために、バイパス通路
を通る塗料の流れを調整するためのオリフィスを形成す
る循環ポンプ、ベアリングおよび吊りリングの詳細図。
を通る塗料の流れを調整するためのオリフィスを形成す
る循環ポンプ、ベアリングおよび吊りリングの詳細図。
【図６】図４に示す塗料循環装置で、デッドエンドドロ
ップに関連して用いられた振動リザーバの詳細図。
ップに関連して用いられた振動リザーバの詳細図。
３４ 循環網 ３６ タービン側循環ポンプ ３８ 導管 ４０ ポンプ出口 ４２ ディストリビュータ ４４ 戻しライン ４６ 噴射ポンプ ５２ バイパスつまり漏出導管 ６０ デッドエンドドロップディストリビュータステ
ーション ６４ 噴射ポンプ ６６ 戻しライン ７２ 振動リザーバ ７４ ピストン ７６ 圧縮スプリング ８０ ベアリング ８４ 吊りカラー
ーション ６４ 噴射ポンプ ６６ 戻しライン ７２ 振動リザーバ ７４ ピストン ７６ 圧縮スプリング ８０ ベアリング ８４ 吊りカラー
Claims (14)
- 【請求項１】 導管網と、該導管網と連通する少なくと
も１つのバルブ付き塗料ディストリビュータと、前記導
管網中に設けられ、そのなかを連続的に塗料を循環させ
るための、入口と出口とを備えた循環ポンプと、前記導
管網に塗料を選択的に供給するための塗料供給源とを有
する塗料循環装置において、 前記導管網と連通した塗料噴射ポンプ回路を有し、 前記塗料供給源が、前記塗料噴射ポンプ回路と連通して
おり、 該塗料噴射ポンプ回路は、前記導管網中の圧力によって
制御される噴射ポンプを有し、前記導管網での循環率は
低く、また、前記導管網中の塗料の量が、塗料の使用に
比例している、ことを特徴とする塗料循環装置。 - 【請求項２】 前記噴射ポンプが、前記塗料供給源と連
通し且つ前記導管網に供給される塗料の量を計量する計
量ポンプからなる、請求項１の塗料循環装置。 - 【請求項３】 前記噴射ポンプおよび塗料噴射ポンプ回
路が、ポンプの出口を循環させる前記導管網と連通して
いる、請求項１の塗料循環装置。 - 【請求項４】 前記導管網と前記塗料供給源とを相互連
結する所定サイズの流れ絞りを備えた一定の流れのバイ
パス通路を有し、前記バルブ付きディストリビュータが
閉じられたとき、前記バイパス通路を通る塗料の流れの
量によって、塗料の粘度が決定される、請求項１の塗料
循環装置。 - 【請求項５】 前記バイパス通路が、前記循環ポンプの
出口に隣接して前記導管網と連通している、請求項４の
塗料循環装置。 - 【請求項６】 前記バイパス通路中の前記所定サイズの
流れ絞りが、前記循環ポンプ中の磨耗を受けやすいベア
リングからなり、これにより前記バルブ付き塗料ディス
トリビュータが閉じられたとき、前記循環ポンプのベア
リングリングの状態を示す前記噴射ポンプ回路によっ
て、前記導管網に注入される塗料の量を測定する、請求
項４の塗料循環装置。 - 【請求項７】 前記一定の流れのバイパス通路に、前記
循環網中の塗料の速度を変えて、該循環網中の塗料の沈
殿と塗料の品位低下を減少するために、該バイパス通路
を選択的に開閉するタイマ付きバルブを有する、請求項
４の塗料循環装置。 - 【請求項８】 導管網と、該導管網に連通する少なくと
も１つのバルブ付き塗料ディストリビュータと、前記導
管網中に設けられ、そのなかを連続的に塗料を循環させ
るための、入口と出口とを備えた循環ポンプと、前記導
管網に塗料を選択的に供給するための塗料供給源とを有
する塗料循環装置において、 前記バルブ付き塗料ディストリビュータが、非循環の閉
鎖端を備えた袋小路の下がり導管を有し、 更に、前記閉鎖端に隣接して前記袋小路の下がり導管と
連通する付勢された可変容積の振動リザーバを備え、 これにより、前記導管網の圧力変動が前記振動リザーバ
中の容積を変えて、前記デッドエンドドロップ導管中の
振動する塗料の流れを生成し、塗料の沈殿を減少させ
る、ことを特徴とする塗料循環装置。 - 【請求項９】 前記振動リザーバが、前記デッドエンド
ドロップ導管と連通する室と、該室中に設けられたピス
トンと、該ピストンを前記室の容積を減少させる方向に
付勢するスプリングとを有する、請求項８の塗料循環装
置。 - 【請求項１０】 塗料循環網中で塗料を連続的に循環さ
せるための、出口と出口圧力と入口とを有する循環ポン
プと、前記循環網中のバルブ付き塗料ディストリビュー
タと、塗料供給源とを有し、所定の作動圧を有する塗料
循環網中で塗料を循環させる方法であって、 (a) 前記塗料循環網中で塗料を連続的に循環させる工程
と、 (b) 前記循環ポンプの出口で前記塗料循環網の圧力を検
出する工程と、 (c) 前記塗料供給源からの塗料を前記塗料循環網に注入
して、所定の作動圧を維持する工程と、 (d) 前記塗料循環網に注入される塗料の量を計量して、
塗料の使用量を決定する工程と、を有する方法。 - 【請求項１１】 塗料の粘度を評価させるために、前記
バルブ付き塗料ディストリビュータが閉じられたとき、
所定の絞りを介して前記塗料循環網から塗料を前記塗料
供給源に漏出させる工程を有する、請求項１０の方法。 - 【請求項１２】 前記循環ポンプの磨耗の評価を可能に
するために、前記バルブ付き塗料ディストリビュータが
閉じられたとき、前記循環ポンプの磨耗表面を介して前
記塗料循環網から塗料を漏出させる工程を有する、請求
項１０の方法。 - 【請求項１３】 前記塗料循環網からの塗料の漏出を周
期的に中断させ、前記炉値循環網中の圧力を変化させて
塗料の沈殿および品位低下を減少させる工程を有する、
請求項１１の方法。 - 【請求項１４】 前記塗料循環網が、デッドエンドドロ
ップ導管を有し、 前記塗料循環網中の塗料圧力に応じて前記デッドエンド
ドロップ導管中の塗料の量を変え、そこに塗料の流れを
作って、塗料の沈殿を抑える工程を有する、請求項１０
の方法。
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