JPH0226945B2 - - Google Patents

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JPH0226945B2
JPH0226945B2 JP60194493A JP19449385A JPH0226945B2 JP H0226945 B2 JPH0226945 B2 JP H0226945B2 JP 60194493 A JP60194493 A JP 60194493A JP 19449385 A JP19449385 A JP 19449385A JP H0226945 B2 JPH0226945 B2 JP H0226945B2
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JP
Japan
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steam
pressure
boiler
steamer
burner
Prior art date
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JP60194493A
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English (en)
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JPS6255042A (ja
Inventor
Eiji Hirano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRANO BOILER CO Ltd
Original Assignee
HIRANO BOILER CO Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by HIRANO BOILER CO Ltd filed Critical HIRANO BOILER CO Ltd
Priority to JP19449385A priority Critical patent/JPS6255042A/ja
Publication of JPS6255042A publication Critical patent/JPS6255042A/ja
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は製茶用ボイラーにおける蒸気流量調節
装置に関し、特に圧力検知器を蒸気供給管に取付
けたことを特徴とするものである。
(従来の技術) 茶園から摘採された生茶葉は、先ず蒸機に投入
されて蒸されたのち、粗揉機、揉捻機、中揉機、
及び精揉機に順に投入され、それぞれの処理を受
けて荒茶に加工される。これらの処理工程のう
ち、蒸し工程は、処理条件の適否が製品緑茶の品
質に最も影響を及ぼす重大な工程であつて、蒸気
の供給量が少なすぎると蒸し不足となり、供給量
が多いと蒸し過ぎとなつて何れにしても製品緑茶
の品質を低下させるのである。従つて、蒸機に
は、これに投入される生茶葉の量やその成育度に
対応した適量の蒸気を供給することが必要とされ
るが、上記した処理機のうち、蒸機は所謂連続処
理であつて、生茶葉が連続して定量的に投入され
るので、それに対して蒸気も定量的に供給するこ
とが必須の要件とされるのである。
この様なことからは、従来はボイラーから蒸機
へ到る蒸気供給管に蒸気の流量検出器を取付け、
缶内の蒸気の流量の検出出力に基づいてバーナー
の燃料供給弁を調節することにより、蒸気の供給
量を一定に保とうとする方策が試みられた(実開
昭58−88893号)。
しかしながら製茶用のボイラーは、通常のボイ
ラーに比べて缶内の蒸気の圧力が極めて低くて殆
ど常圧に近い圧力であり、しかも蒸気の供給量も
著るしく少ないため、流量計の相対的誤差が必然
的に大きくなり、例えば外気温度の変化によつて
も誤差が生じる。従つて、バーナーの燃料供給弁
の調節も適切に行なうことができず、結局、ボイ
ラーの缶内の圧力の変動幅が大きくなつて、却つ
て蒸気の供給量が一定しなくなるのである。その
他の方法としては、ボイラーの缶内の圧力を一定
に保つことによつて、蒸気の供給量を一定にしよ
うとする試みもなされたのである。しかしなが
ら、既に述べた様に製茶用ボイラーは蒸気の圧力
が常圧に近く、しかもその供給量が少ないところ
から、たとえその圧力を一定としたとしても、そ
の供給量は蒸気が供給管内を流通する間に外気の
温度に影響されて変動するのである。
このため従来は、蒸機から排出される蒸茶葉の
蒸し上がり状態を見て作業者がボイラーのバーナ
ーの燃料供給弁を調節することにより、蒸気量の
調整を行なわざるを得なかつた。しかしながら、
この様な調整方法では、作業者が蒸機を常時看視
していることは出来ないから、調節に遅れを生じ
て蒸し不足になつたり、蒸しすぎになつたりして
均一な蒸し茶葉を得ることができなかつたのであ
る。
(問題を解決するための手段) 本発明者は、蒸気の供給管の蒸機に近接した位
置にオリフイスを形成してそのボイラー寄りにほ
ぼ0.05Kg/cm2以下の微小圧力測定用の圧力検知器
を取付けると供給管を流通する蒸気の圧力の
0.002〜0.003Kg/m2程度の極く僅かの変化まで検
知することができることを見出すと共に、その部
分の蒸気の流通量が蒸気の圧力に密接な相関関係
を有していることを見出し、この知見に基づいて
圧力検知器をバーナーの燃料供給弁に連結して蒸
気の圧力の検知出力に基づいて燃料供給弁を調節
し、これによつて蒸気の供給量を一定に保つこと
ができるようにしたものである。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。
図中符号1はボイラー、2は製茶蒸機である。
これらは通常のこの種のものと変るところはな
い。即ちボイラーは伝熱面積3.5m2以下の小形の
煙管ボイラーであつて、炉筒3にはバーナー4が
取付けられていて、バーナー4から噴出された火
焔が煙管を通つて缶胴内の水を加熱したのち排気
筒5を経て大気中に放出されるようになつてい
る。そして蒸気室6と蒸機2との間には蒸機の供
給管7が配置されていて、所定量の蒸気を蒸機2
に供給するようになつている。又蒸機2には生茶
葉の定量投入コンベヤ8が付設されていて生茶葉
を蒸機2に定量的に投入するようになつている。
バーナー4も通常のこの種のものと変るところは
ない。即ち、バーナー4には燃料供給管9が接続
されると共にこれに燃料供給弁10が取付けられ
ていて、バーナー4に対する燃料の供給量を調節
してバーナーの発熱量を制御するようになつてい
る。
この様に構成されたボイラー装置のバーナー4
の燃料供給弁10に制御器11から出力信号を受
けて作動して燃料供給弁10を自動的に開閉する
開閉器12を取付けると共に蒸気供給管7の蒸機
に近接した位置に圧力検知器13を取付けてこれ
を制御器11に連絡させる。圧力検知器13は蒸
気供給管7内を流通する蒸気の圧力を検知するも
のであつて、ほぼ0.05Kg/cm2以下の微小圧力測定
用のものであり、一例として抵抗式の圧力センサ
が具えられていて、蒸気の圧力を抵抗値に換えて
これを制御器11に伝えるものであり、一方、制
御器11はこの抵抗値を4〜20mAD.C.程度の電
流に換えて開閉器12に伝え、その電流値に応じ
て燃料供給弁10を開閉させ、これによつてバー
ナー4の火力を加減してボイラーの蒸気の圧力を
調節するのである。
ところで蒸気供給管7には圧力検知器13を取
付けた位置より先端側にオリフイス14を形成す
る。勿論このオリフイス14は蒸気供給管7内の
蒸気の流通に殆ど支障をきたさない程度の大きさ
とするのであつて、一例として蒸気供給管7の内
径を50mmΦとしたとき、オリフイス14は38mmΦ
程度とするのであるが、このオリフイス14を通
過する蒸気の量とオリフイス14によりボイラー
側のオリフイス14に近い位置の蒸気の圧力とが
密接な相関関係を有するので、オリフイス14は
圧力検知器13を取付けた位置の20〜30cm程度は
なれた位置に取付けることが肝要である。
又、上に述べた様にオリフイス14を通過する
蒸気の量、換言すれば蒸機2へ供給する蒸気の量
と圧力検知器13によつて検知される圧力値とが
相関関係を有するので制御器11には流量表示機
構を付設して、圧力検知器13から伝達される抵
抗値を蒸気の流量に換算して表示するのが便利で
ある。
(作用) 生茶葉の蒸し作業を行なうには、先ず、バーナ
ー4に着火してボイラー1の缶胴内の水を加熱し
て蒸気室6内の蒸気を所定の圧力まで高め、制御
装置を作動状態にすると共に蒸気供給管7の図示
しないバルブを開いて蒸気を蒸機2に供給する。
次いで、蒸機2の定量投入コンベヤ8を始動させ
て蒸機2に生茶葉を定量的に投入し、然してこれ
を蒸すのである。そして、例えばバーナー4の火
力が強くてボイラー1の蒸気の圧力が上昇し、こ
の圧力の上昇が圧力検知器13を取付けた位置を
流通する蒸気の圧力にまで影響が及んで、この部
分の圧力が上昇したときは、その圧力を検知し
て、バーナー4の火力を弱めるのであり、又、作
業場内の気温が低下して、ボイラー1の蒸気の圧
力は変化しないにも拘らず圧力検知器13を取付
けた部位の蒸気の圧力が低下したときは、その圧
力の低下を検知してバーナー4の火力を強めて、
この部分の圧力を一定に調節し、蒸機2に対する
蒸気の供給量を定量化するのである。
(発明の効果) 以上詳述した様に本発明は、蒸気供給管7の蒸
機に近接した位置にオリフイス14を形成し、そ
のボイラー側にほぼ0.05Kg/cm2以下の微小圧力測
定用の圧力検知器13を取付けて、この部分での
蒸気の圧力を検知し、その検知出力に基づいてバ
ーナーへの燃料供給量を調節することにより、そ
の圧力を一定に維持するようにしたものであつ
て、この様にすることによつて蒸気の圧力が常圧
に近い製茶用ボイラーの蒸気供給量を定量化する
ことを可能とし、蒸し状態の一定した蒸し葉を作
り、品質の高い製品緑茶が得られるようにしたも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2
図は同上要部を示す一部切欠正面図である。 1;ボイラー、2;蒸機、3:炉筒、4;バー
ナー、5;排気筒、6;蒸気室、7:蒸気供給
管、8;定量投入装置、9;燃料供給管、10;
燃料供給弁、11;制御器、12;開閉器、1
3;圧力検知器、14;オリフイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ボイラーのバーナーの燃料供給弁に制御器か
    らの出力信号に応答して燃料供給弁を開閉する開
    閉器を取り付けると共にボイラーから蒸機へ到る
    蒸気供給管の蒸機に近接した位置にオリフイスを
    形成し、更にそのボイラー側であつてオリフイス
    に近い位置にほぼ0.05Kg/cm2以下の微小圧力測定
    用の圧力検知器を取付け、圧力の検知出力を制御
    器に伝達するようにしたことを特徴とする製茶用
    ボイラーにおける蒸気流量調節装置。
JP19449385A 1985-09-03 1985-09-03 製茶用ボイラーにおける蒸気流量調節装置 Granted JPS6255042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19449385A JPS6255042A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 製茶用ボイラーにおける蒸気流量調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19449385A JPS6255042A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 製茶用ボイラーにおける蒸気流量調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6255042A JPS6255042A (ja) 1987-03-10
JPH0226945B2 true JPH0226945B2 (ja) 1990-06-13

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ID=16325436

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JP19449385A Granted JPS6255042A (ja) 1985-09-03 1985-09-03 製茶用ボイラーにおける蒸気流量調節装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5888893U (ja) * 1981-12-12 1983-06-16 有限会社東洋電装工業 製茶蒸機への蒸気量供給制御装置

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JPS6255042A (ja) 1987-03-10

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