JP2924195B2 - 給湯機 - Google Patents
給湯機Info
- Publication number
- JP2924195B2 JP2924195B2 JP618891A JP618891A JP2924195B2 JP 2924195 B2 JP2924195 B2 JP 2924195B2 JP 618891 A JP618891 A JP 618891A JP 618891 A JP618891 A JP 618891A JP 2924195 B2 JP2924195 B2 JP 2924195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- combustion
- temperature
- water
- thermistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、石油やガスを熱源とし
た給湯機の燃焼検知に関するものである。
た給湯機の燃焼検知に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に複数の燃焼バーナを有する給湯機
は、図３に示すように、複数の燃焼バーナ３１，３２の
上方に瞬間式の熱交換器３３が設けられ、この熱交換器
３３により燃焼バーナの燃焼熱で水が加熱されるように
なっている。３４は給水口、３５は給湯口、３６は熱交
換器３３への流量を検知する水量センサー、３７は熱交
換器３３へ給水する水温を検知する給水サーミスタ、３
８は熱交換器３３からの給湯の湯温を検知する給湯サー
ミスタでいづれも熱交換器３３に取り付けられている。
また、燃焼バーナには火移り用ガイド４３と燃焼検知用
のフレームロッド３９，４０と点火電極４１を設けてい
る。４２は給湯機の制御器である。
は、図３に示すように、複数の燃焼バーナ３１，３２の
上方に瞬間式の熱交換器３３が設けられ、この熱交換器
３３により燃焼バーナの燃焼熱で水が加熱されるように
なっている。３４は給水口、３５は給湯口、３６は熱交
換器３３への流量を検知する水量センサー、３７は熱交
換器３３へ給水する水温を検知する給水サーミスタ、３
８は熱交換器３３からの給湯の湯温を検知する給湯サー
ミスタでいづれも熱交換器３３に取り付けられている。
また、燃焼バーナには火移り用ガイド４３と燃焼検知用
のフレームロッド３９，４０と点火電極４１を設けてい
る。４２は給湯機の制御器である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような複数のバー
ナ３１，３２を有する給湯機においては、火移り用ガイ
ド４３が具合わるくひとつのバーナから他のバーナへの
火移りをしなかったり、１つの燃焼バーナ３１又は３２
の火炎がたとえば風速や風圧の影響で消えた場合に燃焼
検知装置が無いと燃料が燃焼バーナから噴き出し熱交換
器３３内などにたまり、爆発的な燃焼をしたりして非常
に危険な状態となるため、燃焼検知用のフレームロッド
３９，４０を燃焼バーナ３１，３２のそれぞれに設ける
必要がある。そのため材料費や生産工数のアップにつな
がり、製品コストがあがってしまうという課題があっ
た。又、フレームロッド３９，４０は、燃焼火炎に常時
さらされているために、耐久面で課題もあった。そこ
で、本発明はフレームロッドを廃止し、耐久面の課題の
解決と製品コストの低減した給湯機を提供することを目
的としている。
ナ３１，３２を有する給湯機においては、火移り用ガイ
ド４３が具合わるくひとつのバーナから他のバーナへの
火移りをしなかったり、１つの燃焼バーナ３１又は３２
の火炎がたとえば風速や風圧の影響で消えた場合に燃焼
検知装置が無いと燃料が燃焼バーナから噴き出し熱交換
器３３内などにたまり、爆発的な燃焼をしたりして非常
に危険な状態となるため、燃焼検知用のフレームロッド
３９，４０を燃焼バーナ３１，３２のそれぞれに設ける
必要がある。そのため材料費や生産工数のアップにつな
がり、製品コストがあがってしまうという課題があっ
た。又、フレームロッド３９，４０は、燃焼火炎に常時
さらされているために、耐久面で課題もあった。そこ
で、本発明はフレームロッドを廃止し、耐久面の課題の
解決と製品コストの低減した給湯機を提供することを目
的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の燃焼バーナと、この燃焼バーナに加
熱されて水を湯に変換する熱交換器と、熱交換器の給湯
側の湯温を検出する給湯サーミスタと、給水温度を検出
する給水サーミスタと、流量を検出する水量センサー
と、前記各検出器の信号等に基づき燃焼制御を行う制御
器を備え、前記制御器はバーナ燃焼量と給水サーミスタ
及び水量センサーの信号より目標湯温を求め、その目標
温度と給湯サーミスタにより検出した湯温とを比較し、
その比較結果に応じて燃焼バーナの燃焼火炎の有無を判
断するようにしたものである。
するために、複数の燃焼バーナと、この燃焼バーナに加
熱されて水を湯に変換する熱交換器と、熱交換器の給湯
側の湯温を検出する給湯サーミスタと、給水温度を検出
する給水サーミスタと、流量を検出する水量センサー
と、前記各検出器の信号等に基づき燃焼制御を行う制御
器を備え、前記制御器はバーナ燃焼量と給水サーミスタ
及び水量センサーの信号より目標湯温を求め、その目標
温度と給湯サーミスタにより検出した湯温とを比較し、
その比較結果に応じて燃焼バーナの燃焼火炎の有無を判
断するようにしたものである。
【０００５】
【作用】本発明は上記構成により、複数の燃焼バーナで
燃焼を行い、熱交換器から出湯する実際の湯温の検知温
度と、燃焼条件に応じた燃焼バーナの燃焼量による目標
温度つまり、湯温設定温度との差より制御器で火炎の有
無を判断させる。
燃焼を行い、熱交換器から出湯する実際の湯温の検知温
度と、燃焼条件に応じた燃焼バーナの燃焼量による目標
温度つまり、湯温設定温度との差より制御器で火炎の有
無を判断させる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２を参照
して説明する。図において、２つの燃焼バーナ１ａ、１
ｂの上方に瞬間式の熱交換器２が設けられ、この熱交換
器２は燃焼バーナ１ａ、１ｂの燃焼熱で水が加熱される
ようになっている。３は給水口、４は給湯口、５は流量
を検知する水量センサー、６は水温を検知する給水サー
ミスタ、７は湯温を検知する給湯サーミスタでそれぞれ
熱交換器２に取り付けられている。また、燃焼バーナ１
ａには点火電極８を設けていて燃焼バーナ１ａに点火
後、火移りガイド１０により隣の燃焼バーナ１ｂに火移
りするようになっている。９は給湯機の制御器であり、
この制御器は熱交換器２へ給水される給水温度を検知す
る給水サーミスタ６からの信号と使用者が設定した湯
温、湯量に対応して給湯サーミスタ７、水量センサ５か
らの信号を制御すると同時に、燃焼熱量により出湯する
湯温の設定温度と実際に出湯する湯温との差を演算して
前記燃焼バーナ１ａ、１ｂの燃焼火炎の有無を検知す
る。
して説明する。図において、２つの燃焼バーナ１ａ、１
ｂの上方に瞬間式の熱交換器２が設けられ、この熱交換
器２は燃焼バーナ１ａ、１ｂの燃焼熱で水が加熱される
ようになっている。３は給水口、４は給湯口、５は流量
を検知する水量センサー、６は水温を検知する給水サー
ミスタ、７は湯温を検知する給湯サーミスタでそれぞれ
熱交換器２に取り付けられている。また、燃焼バーナ１
ａには点火電極８を設けていて燃焼バーナ１ａに点火
後、火移りガイド１０により隣の燃焼バーナ１ｂに火移
りするようになっている。９は給湯機の制御器であり、
この制御器は熱交換器２へ給水される給水温度を検知す
る給水サーミスタ６からの信号と使用者が設定した湯
温、湯量に対応して給湯サーミスタ７、水量センサ５か
らの信号を制御すると同時に、燃焼熱量により出湯する
湯温の設定温度と実際に出湯する湯温との差を演算して
前記燃焼バーナ１ａ、１ｂの燃焼火炎の有無を検知す
る。
【０００７】上記構成において、複数のバーナ１ａ、１
ｂのどちらかの火炎、もしくは両方の火炎が何らかの原
因（風などによる吹き消えや火移りガイド１０の不具
合）で消えた場合には、図２に示すごとく、熱交換器２
の給湯サーミスタ７の湯温検知温度Ｔ１と、燃焼バーナ
１ａ、１ｂの燃焼時得られる燃焼熱量と水温、水量から
制御器９で演算した目標湯温である設定温度Ｔ０との間
には、その差ΔＴを生じることとなる。そのため湯温検
知温度が設定温度Ｔ０より低くなり湯温検知温度はＴ２
となる。以上のことで、正常時では設定温度Ｔ０と湯温
検知温度Ｔ１がほぼ等しく、燃焼火炎が消えた場合に
は、設定温度Ｔ０と湯温検知温度Ｔ１がＴ２になりΔＴ
の差を得る。ここでΔＴの差の範囲を予め設定すること
により、火炎の有無を判断できるので燃焼検知用のフレ
ームロッドを各々のバーナに設定する必要がなくなるわ
けである。また、設定温度Ｔ０は制御器９により演算さ
れるため、少なくとも燃焼条件が変化して設定温度Ｔ０
が変化するような場合は、確実に変更処理が行われるこ
とになる。
ｂのどちらかの火炎、もしくは両方の火炎が何らかの原
因（風などによる吹き消えや火移りガイド１０の不具
合）で消えた場合には、図２に示すごとく、熱交換器２
の給湯サーミスタ７の湯温検知温度Ｔ１と、燃焼バーナ
１ａ、１ｂの燃焼時得られる燃焼熱量と水温、水量から
制御器９で演算した目標湯温である設定温度Ｔ０との間
には、その差ΔＴを生じることとなる。そのため湯温検
知温度が設定温度Ｔ０より低くなり湯温検知温度はＴ２
となる。以上のことで、正常時では設定温度Ｔ０と湯温
検知温度Ｔ１がほぼ等しく、燃焼火炎が消えた場合に
は、設定温度Ｔ０と湯温検知温度Ｔ１がＴ２になりΔＴ
の差を得る。ここでΔＴの差の範囲を予め設定すること
により、火炎の有無を判断できるので燃焼検知用のフレ
ームロッドを各々のバーナに設定する必要がなくなるわ
けである。また、設定温度Ｔ０は制御器９により演算さ
れるため、少なくとも燃焼条件が変化して設定温度Ｔ０
が変化するような場合は、確実に変更処理が行われるこ
とになる。
【０００８】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の給湯機によれば、湯温検知温度と湯温設定温度の差で
燃焼検知を判断するため制御器により、複数の燃焼バー
ナに燃焼検知用のフレームロッドを個別に設定しなくて
も燃焼検知が可能となるので材料費や生産工数の削減が
できる給湯機を提供できる。また、湯温設定温度は燃焼
条件が変化した場合、変化後の条件で更新されるため、
燃焼条件に応じた正確な湯温検知温度との比較が可能と
なり、精度よく燃焼状態の確認ができる。
の給湯機によれば、湯温検知温度と湯温設定温度の差で
燃焼検知を判断するため制御器により、複数の燃焼バー
ナに燃焼検知用のフレームロッドを個別に設定しなくて
も燃焼検知が可能となるので材料費や生産工数の削減が
できる給湯機を提供できる。また、湯温設定温度は燃焼
条件が変化した場合、変化後の条件で更新されるため、
燃焼条件に応じた正確な湯温検知温度との比較が可能と
なり、精度よく燃焼状態の確認ができる。
【図１】本発明の一実施例における給湯機の構成図
【図２】同実施例の湯温設定温度と湯温検知温度の関係
を示すグラフ
を示すグラフ
【図３】従来の複数バーナを有する給湯機の構成図
１ａ，１ｂ 燃焼バーナ ２ 熱交換器 ５ 水量センサ ６ 給水サーミスタ ７ 給湯サーミスタ ８ 点火電極 ９ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】複数の燃焼バーナと、この燃焼バーナに加
熱されて水を湯に変換する熱交換器と、熱交換器の給湯
側の湯温を検出する給湯サーミスタと、給水温度を検出
する給水サーミスタと、流量を検出する水量センサー
と、前記各検出器の信号等に基づき燃焼制御を行う制御
器を備え、前記制御器はバーナ燃焼量と給水サーミスタ
及び水量センサーの信号より目標湯温を求め、その目標
温度と給湯サーミスタにより検出した湯温とを比較し、
その比較結果に応じて燃焼バーナの燃焼火炎の有無を判
断するようにした給湯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP618891A JP2924195B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP618891A JP2924195B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 給湯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04240348A JPH04240348A (ja) | 1992-08-27 |
| JP2924195B2 true JP2924195B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=11631585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP618891A Expired - Fee Related JP2924195B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 給湯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924195B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP618891A patent/JP2924195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04240348A (ja) | 1992-08-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU648163B2 (en) | Thermoelectric sensor | |
| US5347981A (en) | Pilot pressure switch and method for controlling the operation of a furnace | |
| EP0532339B1 (en) | Noodle cooker | |
| JP2924195B2 (ja) | 給湯機 | |
| CA2084689A1 (en) | Control system for gas fired heating apparatus using radiant heat sense | |
| JP2002162028A (ja) | 燃焼制御方法及び燃焼装置 | |
| KR101038116B1 (ko) | 축열식 가열로의 로압 제어 방법 및 그 장치 | |
| JPH04203709A (ja) | 給湯機 | |
| JP2547142B2 (ja) | 給湯機における点火・消火時期の調整方法 | |
| JPS6152369B2 (ja) | ||
| JPH0456209B2 (ja) | ||
| JPH02309116A (ja) | 燃焼機器の安全機構 | |
| JPH10281455A (ja) | ガスボイラーの安定燃焼方法 | |
| JPH04136611A (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JPS6064125A (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JPH035812Y2 (ja) | ||
| JPH03260513A (ja) | バーナ用の混合比制御装置 | |
| JPH04350456A (ja) | 湯循環式暖房装置 | |
| KR920010740B1 (ko) | 온도 검지소자에 의한 온도 제어 방법 및 온도 제어장치 | |
| JPH0328264Y2 (ja) | ||
| JPS60211225A (ja) | ガス燃焼器の安全燃焼装置 | |
| KR920008028B1 (ko) | 급탕기의 온도 제어장치 | |
| JPS62288445A (ja) | 給湯器における出湯温度の制御方法及びその装置 | |
| JPH05610B2 (ja) | ||
| JPH0243983B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |