JPH02269113A - 耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法

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JPH02269113A
JPH02269113A JP1090269A JP9026989A JPH02269113A JP H02269113 A JPH02269113 A JP H02269113A JP 1090269 A JP1090269 A JP 1090269A JP 9026989 A JP9026989 A JP 9026989A JP H02269113 A JPH02269113 A JP H02269113A
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poly
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Toshihiko Fujita
敏彦 藤田
Susumu Sato
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    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂に
関する、更に詳しくは、有機ポリイソシアネートとして
パラフェニレンジイソシアネートを用い、鎖延長剤とし
てジオール及びトリオールを使用することを特徴とする
耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂に関するもの
である。
〔従来の技術〕
熱可塑性ポリウレタン樹脂は、優れた物理的性質例えば
、高い引張夛強度、耐疲労性、良好な低温可撓性等を有
しておシ、また耐摩耗性も良いことから他の熱可塑性樹
脂と比較すると非常に優れたI!!tglを持っている
更に、熱可塑性ポリウレタン樹脂は、他の熱可塑性樹脂
と同様に射出成形に工つてパツキン、消音ギア、軸受け
、ジヨイント、精密機械部品、自動車部品、電子機器部
品等の精密部品のような小物生産に適している。
また、押出成形によってベルト、ホース、チュ−ブ、シ
ート、フィルム等に成形加工することも可能である。
しかし、ウレタンゴムの中の注聾ニジストマーと比較し
た場合、熱可塑性ポリウレタン樹脂は、圧縮永久歪が劣
り、特にパツキン類に使用する場合は、変形が大きくな
るため、シール性が劣るようになり、液洩れ、空気洩れ
等を起し、パツキンとしての性能が低下し、問題となり
ていた。また、温度依存性があるため、硬度変化がおこ
り易い等の欠点を有していた。
また、ジフェニルメタンジイソシアネート(以下MDI
と略す)系の一般的な熱可塑性ポリウレタン樹脂の使用
できる温度限界は、約100°Cであシ、そのために高
温雰囲気下となる自動車のエンジン回わりに使用するチ
ューブ、被覆物、パツキン類等は耐熱性の面で改良が望
まれてい友。
しかし、該ボリクレ、り/樹脂は、耐油性、耐摩耗性等
に関しては、他の熱可塑性樹脂(例えば、塩ビ系、エス
テル系、スチレン系等)に比較すると優れた性能を有し
ておシ、従りて、自動車部品として使用する場合は、高
温に於ても硬度変化の小さい材料が望まれていた。
該熱可塑性樹脂の中でも比較的高温下で使用できるもの
としては、エステル系エラストマーがあるが圧縮永久歪
性、耐摩耗性等の面では、熱可塑性ぎりウレタン樹脂に
比較して劣っている。
一方、熱可塑性ポリウレタン樹脂(以下TPUと略す)
については、耐加水分解性、耐熱性等を改良する目的で
ポリカーボネートポリオールを使用することくよって改
善することは一般に知られているが、これらのTPUは
、#1とんどジイソシアネートとしてMDIを使用して
おり、このようなMDIベースのポリカーボネート系T
POは、低温特性が劣ること、硬度の温度依存性が大き
いこと、圧縮永久歪性、反撥弾性等が劣ること等の欠点
を有しており、その改善が要望されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者等は、前述のような従来の技術では解決で舞な
かり九欠点、即ち耐熱老化性、硬度の温度依存性、圧縮
永久歪性、低温特性等を改良すべく鋭意研究を重ねた結
果、熱可塑性ポリウレタン樹脂を構成する成分として、
有機ポリイソシア半−lとしてパラフェニレンジイソシ
アネートを用い、ポリオールとしてポリカーボネートポ
リオール、鎖延長剤として特定のジオール及びトリオー
ルを使用することくより改善できることを見出し本発明
を完成するに至りた。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、 (ト)パラフェニレンジイノシアネートと小)分子量8
50〜5000のヒドロキシル基末端ポリ(ヘキサメチ
レンカーボネート)ポリオール 及び (C)  鎖延長剤として 炭素数2〜10の短鎖ジオール及び炭素数3〜2701
分子中に活性水素基を3個以上有する短鎖トリオール (B) : (C)の当量比が1=3〜1:0.1、イ
ソシアネート基:全活性水素基の当量比が0.93 :
 1〜1.20 : 1からなることを特徴とする耐久
性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂である。
本発明に使用する有機ポリイソシアネートは、パラフェ
ニレンジイソシアネート(以下PPDIと略す)である
。このPPDIは、融点が95゛Cと非常に高く、しか
も昇華性が激しいこと、また、溶融状態ではダイマーが
発生しやすいジイソシアネートでアシ、非常に取扱いに
くいものである。
本発明に使用することのできるポリ(ヘキサメチレンカ
ーボネート)ポリオールは、分子量が850〜5ooo
、より好ましくは1ooo〜3000である。該ポリオ
ールは1.6−ヘキサングリコールとジフェニルカーボ
ネート、ジエチルカーボネート、エチレンカーボネート
等とを縮合反応することによりて得られ、末端がヒドロ
中シル基を有シている。
また、若干の架橋を付与する九め、1.6−ヘキサング
リコールとジフェニルカーボネートとの縮合反応を行な
う際、若干のトリオール例えば、グリセリン トリメチ
ロールプロパン(TMPと略す)等を混合することによ
って僅かに3官能性を含有するポリ(ヘキサメチレンカ
ーボネート)ポリオールに変性することができ、このポ
リオールを単独または併用することができる。
更に、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリオール
は、ポリ(ブチレンアジペート)ポリオール、ポリカプ
ロラクトンポリオール、ポリ(ヘキサメチレンアジペー
ト)ポリオール等を併用したり、ポリ(ヘキサメチレン
カーボネート)ポリオール以外のポリカーボネートポリ
オール類例えば、1.5−ペタンジオール、 3メチル
−1,5−ベンタンジオールあるいは、シクロヘキサン
ジメタツール等から誘導されるポリカーボネートポリオ
ール等を単独又は、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート
コポリオールと混合して使用することもできる。しかし
、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリオール単独
使用よりも性能は僅かく低下する傾向を示すようになる
本発明に使用することのできる鎖延長剤としては、炭素
数が2〜10を有する短鎖ジオール及び炭素数3〜27
を有する短鎖トリオールである。例示すると短鎖ジオー
ルとしては、エチレングリコール、1.3−プロピレン
グリコ−y、1.4−ブタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、3−メチル−1,5−ベンタンジオール、P
−キシレングリコール、1.4−ビス(β−ヒドロキシ
エトキシ)ベンゼン、シクロヘキサン−1,4−ジメタ
ツール、オクタン−1,8−ジオール、デカン1.10
−ジオール等があシ、これらは単独または、2種以上の
混合で使用することができる。特に好ましいジオールは
14−ブタンジオール、1.4−ビス(β−ヒドロキシ
エトキシ)ベンゼン等である。
短鎖トリオールとしては、例示すると、トリメチロール
プロパン、グリセリン、ヘキサン−1,2,6−トリオ
ール、1,2.3−ブタントリオール、1,2.3−ペ
ンタントリオール、2メチル−12,3−プロパントリ
オール、β−ヒドロキシイソシアヌレート、プラクセル
E 212 (ダイセル化学製、商品名式(1))本発
8Aにおいて存在するイソシアネート基および全活性水
素基は、化学量論的比率を保持しなければならず、イソ
シアネート基対活性水素基のモル比は0.93 : 1
〜1.20 : 1好ましくは、0.95=1〜1.1
0 : sである。また本発明において使用するポリ(
ヘキサメチレンカーボネート)ポリオールと鎖延長剤と
のモル比はl:3〜l:o、1好ましくは、l:2〜1
:0.5となるような比率を保持することKよって優れ
た物性を得ることができる。前述のポリ(ヘキサメチレ
ンカーボネート)ポリオールと鎖延長剤との比率を変化
させること、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリ
オールの分子量を変えること及び鎖延長剤の種類を変え
ることによって任意の硬度を有する熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂を得ることができる@ 本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂は、必要に応じて製
造の適当な段階において、酸化防止剤、滑剤、安定剤、
顔料、難燃剤、耐候性改良剤等の添加剤を混合すること
もできる。
また特に、分子量が大きいポリ(ヘキサメチレンカーボ
ネート)ポリオールを使用したり、鎖延長剤の比率の少
ない場合の製造においては、第3級有機アミン触媒、有
機錫触媒等を使用することができる。代表的な第3級有
機アミン触媒としては、トリエチルアミン、トリエチレ
ンジアミン、N、 N、 N<、N’−テトラメチルエ
チレンジアミン、N−メチルモルフォリン等及び、これ
に類似のものも含まれる。代表的な有機錫触媒としては
、スタナスオフテート、スタナスオレエート、ジブチル
チンシラウリエート、ジブチルチンオフテート及び、こ
れに類似のものが含まれる。
本発明における熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法と
しては、ワンショット法とプレポリマー法の二つがある
。本発明を実施するに当たシ、ワンショット法による製
造で得九樹脂は、結晶性が強く、熱成形時の溶融特性が
劣り、しかも、脆い樹脂になりやすい等の傾向を示した
従って本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂は、プレポリ
マー法で製造することが好ましい。プレポリマー法で行
なう場合において杜、バッチ方式、連続方式kかかわら
ず目的とする熱可塑性ポリウレタン樹脂を製造すること
ができる。またPPDIは、融点が非常に高く、溶融状
態では変質しやすく、更にPPDIは溶融状態では非常
に昇華しやすい性質を有している。従って本発明の製造
においては、使用量を正確にコントロールする必要があ
るため、PPDIを溶融状態で使用することは、品質の
変化及びイソシアネート成分と活性水素成分の化学量論
面で問題を生じ易く、従って本発明の熱可塑性ポリウレ
タン樹脂を得るに当っては、上記問題点をなくすため、
PPDIは、フレーク状で使用することが好ましい。
パッチ方式の場合、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート
)ポリオールとPPDIからプレポリマーを合成し、こ
のプレポリマーと鎖延長剤または鎖延長剤と追加量のポ
リ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリオールとを反応
させる際、上記プレポIJ w−の粘度が非常に高いた
め、強力な攪拌力を備え九双腕型ニーダ−によシ製造す
るのが好適である。このニーダ−による製造方法として
は、特公昭56−43245号で示されている有用な製
造方法がある。
これら本発明におけるプレポリi−の製造は、反応釜あ
るいは加圧ニーダ−を用いるいずれの方法においても、
反応温度は65℃〜95℃、反応時間は15分〜30分
で行うことができる。この場合、イソシアネート基:活
性水素基のモル比が2:1をこえてイソシアネート基が
大になると90″C以上の温度では、PPDIが昇華す
るため、イソシアネートと活性水素基の比率が変化し、
優れた物性が得られなくなり好ましくない。従ってこの
ような場合はプレポリマー温度を80″C以下に保持す
る必要がある。
また仁のポリフレタン樹脂をプレポリマ一方式で製造す
るに際し、PPDIとポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオールとのプレポリマーの反応を双嵐型ニーグ
ーで反応せしめ、引続いて鎖延長剤または、鎖延長剤と
追加量のポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリオー
ルとを反応せしめることによりて製造することもできる
連続方式の場合は、プレポリマーは粘度が高いため、高
粘度用のギヤポンプまたは、スネークポンプを介し、鎖
延長剤は、低粘度用のギヤポンプを介し、ミキシングヘ
ッドで混合しながら連続的ニベルトコンベアKKL込む
。ベルトコンベア上に流し込んだ混合物は140℃〜1
70″Cの熱風乾燥炉で連続的に加熱され、反応が進行
する。反応したベルト状固形物は、粉砕機を通してブレ
ーク状に粉砕される。十分加熱キュア後押出機を通して
ストランドペレットまたは、粒状ベレットに造粒され、
目的の耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂を得る
ことができる。
上記方法は静置状態で重合せしめる連続法であシ、連続
静置重合と呼ばれているもので特公昭43−5920号
がある。
上記の方法以外に、多軸押出機によるプレポリマー法で
の連続重合も行なうことができる。多軸押出機による製
造方法としては、持分11844−25600号、特公
1@ 56−5244号等があり、いずれの場合も適用
可能である。また特殊な例として、プラネタリ−ローラ
ー押出様での製造も可能である。また特公昭49−31
760号のようなコニーダによる製造でも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、従来の熱可塑性ポリウレタン樹脂では解決し
得なかつた以下のような特徴を有しており、工業用部品
、自動車用部品等として非常に有用である。
1、耐熱老化性に優れておシ、150℃の温度条件下で
も使用可能である。
2、圧縮永久歪みが従来の熱可塑エラストマーに比較し
て非常に優れている。
3、硬度の温度依存性が従来のエラストマーに比較して
非常に小さい。
4、耐熱水性が非常に良好である。
5、耐摩耗性が良好である。
6、射出成形、押出成形等の加工性が良好である。
以上の特徴から本発明の樹脂は高温で使用される工業用
部品(バッキング、0−リング等)、自動車部品(ダン
パー、プツシ−、ブーツ等)等を射出成形によって生産
性良く、成形加工することができる。
また押出成形によりて成形加工されたベルト、チューブ
等社高温の使用に耐えることができる。
更に、本発明の樹脂は、溶融紡糸することにより、熱安
定性が良く、耐スチーム性の良好なスパンデックスを得
ることができる。
〔実施例〕
次に本発明について実施例、比較例により更に詳細に説
明する。例における「部J及び「チ」はことわりのない
限り各々「重量部」、「重量%」である。
実施例1゜ 1.6−ヘキサングリコールとジエチルカーボネートと
の縮合反応によって得られたヒドロキシル基末端で、分
子量2000の脱水したポリ(ヘキサメチレンカーボネ
ート)ポリオール2000 gを31の加圧ニーダ−に
仕込み、80°Cで攪拌しながらフレーク状のPPDI
336gを仕込む。反応進行にしたがって、PPDIは
溶解し、反応液は増粘してくる。
20分間反応してプレポリマーとした後、90℃に調整
したプレポリマー中に、あらかじめ1.4−ブタンジオ
ール(以下1.4BGと略す)とトリメチロールプロパ
ン(以下TMPと略す)を1.4BG/TMP= 97
.0/3.0で混合した鎖延長剤91Iを加え、鎖延長
反応を行なりた。反応進行につれ反応熱によシ温度が上
昇し、粘度も急激に上昇し友。140℃に到達後、反応
器を冷却し、微粒状の生成物を得た。この生成物は、ニ
ーダ−から取り出した後、オープン中で105’(3で
16時間加熱キュアした。得られた樹脂は、そのまま押
出成形、射出成形によって所定形状に加工することもで
きるが、押出機によって造粒し、良好な形状のベレット
を得た。
このベレットから射出成形によって、試験片(112X
112X2m111シートおよび圧縮永久歪試験用ブロ
ック)を作成し、105℃で16時間キュアし九後各株
の物性試験を行なっ九。
実施例2゜ 実施例1.で使用したものと同じポリ(ヘキサメチレン
カーボネート)ポリオール2000 gを攪拌装置付1
!f)31セパラブルフラスコに仕込み、攪拌しなから
PPDI 336gを3回に分けて液温を80°C以下
に保ちつつ加え、30分間反応してNCO含有量3.8
%、(理論NGO含有量3.9%)のプレポリマーを調
製し九。このプレポリマーを高粘度用ギヤーポンプを介
して32o1/分、実施例1.で使用した鎖延長剤を低
粘度用ギャーポンプを介して12.4.9/分で、同時
にミキシングヘッドに送り出した。
ミキシングヘッドで連続的に混合された反応混合物をベ
ルトコンベア上に流し込み、160°Cの乾燥炉で連続
的に加熱キュアして、ベルト状の固形物を得た。得られ
たベルト状固形物線、粉砕機を通してフレーク状に粉砕
した後、105°Cで16時間加熱キュアした。このフ
レーク状樹脂を押出機で造粒し、良好なベレットを得た
。得られたベレットを実施例1.と同じ方法で処理して
試験片を得た。
各種の試験結果を表1.に示す。
実施例3゜ 実施例1.で使用したポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール2000 gとPPDI 336gとを
実施例1.と同様に反応させて、プレポリマーを合成し
、ついで、あらかじめβ−とドロキシエトキシベンゼン
(以下BHBBと略す)とTMPをBHEB/ TMP
 = 98.4/1.6で混合した鎖延長剤197タを
加え、鎖延長反応を行なった。実施例1.に比べ反応が
遅いため、スチームによってニーダ−を加熱し反応を進
行させ、150°Cに到達後さらに10分間反応させた
後、冷却して、微粒状の生成物を得た。
その後、実施例1.と同じ方法で、ペレット化、試験片
作成を行なった。試験結果を表1.に示す。
実施例4゜ 実施例1.で使用したポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール2000 gとPPDI 3369とを
実施例1.と同様に反応させて、プレポリマーを合成し
、ついで、あらかじめBHBBとプラクセルE−212
(商品名、ダイセル化学製、以下E−212と略す)を
BHEB/B −212= 95.1/4.9で混合し
た鎖延長剤204 pを加え、鎖延長反応を行なった。
以後は、実施例3.と同じ方法で、ペレット化、試験片
作成を行なった。試験結果を表1.に示す。
実施例5゜ 1.6−ヘキサングリコールとジエチルカーボネートと
の縮合反応によって得られるヒドロキシル基末端で男子
量1500の脱水したポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール1500 gを31の加圧ニーダ−に仕
込み、80℃で攪拌しながらフレーク状のPPDI 3
029を仕込む。反応にしたがってPPDIは溶解し、
反応液は増粘してくる。20分間反応してプレポリマー
とした後、90℃に調整したプレポリマー中に、実施例
1.で使用した鎖延長剤73Iを加え、鎖延長反応を行
なった。以後の操作は、実施例1.と同じにした。試験
結果を表1.に示す。
実施例6゜ 実施例5.で使用したものと同じポリ(ヘキサメチレン
カーボネート)ポリオール1500 gを攪拌機付きの
314パラプル72スコに仕込み、攪拌しながらPPD
I 314.pを3回に分けて液温を80″C以下に保
ちつつ加え、30分間反応してNCO含有量4.1%(
理論NCO含有量4.2%)のプレポリマーを調製した
。このプレポリマーを高粘度用ギヤーポンプを介して3
20177分、実施例1.で使用した鎖延長剤を低粘度
用ギヤーポンプを介して13.0g/分で同時にミキシ
ングヘッドに送シ出した。以後の操作は実施例2.と同
じにした。試験結果を表1.に示す。
比較例1゜ 実施例1.で使用したものと同じポリ(ヘキサメチレン
カーボネート)ポリオール20009を3!の加圧ニー
ダ−に仕込み、80”Qで攪拌しながら、固形のMDI
 1050.9を仕込む。ただちに、MDIは溶解し、
反応が進行する。30分間反応してプレポリマーとし九
後、90℃に調整したプレポリマー中に1,4 BG 
270 /iを加え鎖延長反応わ行なりた。
以後は、実施例1.と同じ方法によりて、ペレット化、
試験片作成を行ない、各種試験に供し九。試験結果を表
1.に示す。
比較例2 脱水した分子量1000のポリテトクメチレングリコー
ル1000 g’k 31の加圧ニーダ−に仕込み、8
0υで攪拌しながら、固形のMDI 735.li+を
仕込む。MDIはすぐに溶解して、反応が進行する。
30分間反応してプレポリマーとした後、90℃に調整
したプレポリマー中に、1.4B01621iを加え、
鎖延長反応を行なった。以後は、実施例1.と同じ方法
によりて、ペレット化、試験片作成を行ない、各種試験
に供した。試験結果を表1.に示す。
比較例3゜ 脱水した分子量2000のポリカプロラクトンポリオー
ル2ooo gを31の加圧ニーダ−に仕込み、80℃
で攪拌しながら、フレーク状のPPDI 336yを仕
込む。反応進行にしたがって、PPDIは溶解し、反応
液は増粘してくる。20分間反応してプレポリマーとし
た後、90℃に調整し九グレポリマー中に、1.48G
 90 /iを加え、鎖延長反応を行りた。
以後は、実施例1.と同じ方法によつて、ペレット化、
試験片作成を行い、各種試験に供した。試験結果を表1
.に示す。
比較例4゜ 脱水した分子量2000のポリカプロラクトンボリオー
ル2000 、jibを31の加圧ニーダ−に仕込み、
80゛Cで攪拌しながら、固形のMD11o759を仕
込む。ただちにMDIは溶解し、反応が進行する。
30分間反応してプレポリマーとした後、90 ’Qに
調整したプレポリマー中に1.48G 280.9を加
え、鎖延長反応を行なった。以後は、実施例1.と同じ
方法によって、ペレット化、試験片作成を行ない各種試
験に供した。試験結果を表1.に示す。
以下余白 表 1.の註 1) JIS K 7311による 2)70°OX 22 hrs、 25%圧縮JIS 
K 6301による 3)引張強さ保持率JIS K 6301に準する4)
98〜100℃x 500 hrs浸漬、引張強さ保持
率 5) JI、9 K 7311 Jl耗輪H−22、)
KP荷重、1000回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)パラフェニレンジイソシアネートと (B)分子量850〜5000のヒドロキシル基末端ポ
    リ(ヘキサメチレンカーボネート)ポリオール 及び (C)鎖延長剤として炭素数2〜10の短鎖ジオール及
    び炭素数3〜27の1分子中に活性水素基を3個以上有
    する短鎖トリオール (B):(C)の当量比が1:3〜1:0.1、イソシ
    アネート基:全活性水素基の当量比が0.93:1〜1
    .20:1 からなることを特徴とする耐久性を有する熱可塑性ポリ
    ウレタン樹脂。
JP1090269A 1989-04-10 1989-04-10 耐久性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 Expired - Fee Related JPH07103210B2 (ja)

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