JPH02268739A - 口腔液採取用品 - Google Patents

口腔液採取用品

Info

Publication number
JPH02268739A
JPH02268739A JP1084629A JP8462989A JPH02268739A JP H02268739 A JPH02268739 A JP H02268739A JP 1084629 A JP1084629 A JP 1084629A JP 8462989 A JP8462989 A JP 8462989A JP H02268739 A JPH02268739 A JP H02268739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oral fluid
fluid collection
collection device
saliva
closed chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1084629A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0354578B2 (ja
Inventor
Schramm Wilfried
ウィルフリード シュラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bioquant Inc
Original Assignee
Bioquant Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bioquant Inc filed Critical Bioquant Inc
Priority to JP1084629A priority Critical patent/JPH02268739A/ja
Publication of JPH02268739A publication Critical patent/JPH02268739A/ja
Publication of JPH0354578B2 publication Critical patent/JPH0354578B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、個人(患者)から採取した口腔液のサンプリ
ング技術に関し、より詳しくは、患者の口腔内で使用さ
れる唾液及び口腔液の採取用品に関する。
患者の身体の種々の生化学的又は生理学的な状態又は成
分、或いは一般的な健康状態について人体を検査及びモ
ニタリングするのに、体液をサンプリングしかつ試験す
ることが、医療分野において長い間に亘って行われてい
る。一般に、電解質、薬物、ホルモン、代謝産物、その
他の生理学的に関連する生化学的物質の種々のレベルを
測定する分析を行うのに、患者から血液や尿のサンプル
が採取される。最近では、人間の口腔液又は唾液を分析
することにより、種々の生化学的物質についての価値あ
る情報が得られることが判明している。
多数の分子については、血液中の特定の物質の濃度と口
腔液又は唾液に含まれる当該特定物質の濃度との間には
直接的な相関関係が存在し、また、尿中の物質の濃度は
唾液中に含まれる物質の濃度と相関関係があることも判
明している。従って最近では、臨床化学及びその関連分
野において、ホルモン、薬物、代謝産物、その他の生理
学的に関連する生化学的物質のモニタリングを行うのに
、唾液が益々重要な媒体となっている。
患者の唾液は、血液のサンプリングを行う場合のように
、例えば注射器その他の方法を用いる煩わしい方法によ
らずして容易に採取できること、また、尿サンプルの採
取中に行なわれる患者のモニタリングのような他の問題
を引き起こす、尿のサンプリング時の好ましくない問題
がないこと等の理由により、試験媒体として唾液を使用
することが望まれている。従って、生化学的及び生理学
的分析を行う場合の媒体として唾液を使用することは、
人潅侵害のない方法で分析が行えるため好ましいことで
ある。
人体の生化学的分析を行うのに唾液を使用するのが有効
であることが判明しているけれども、試験室的技術によ
る唾液の採取及び取扱いには種々の問題がある0例えば
、唾液にはムコ多糖類が含まれていて、これが、ねばね
ば、べとべとした高粘度のコンシスチンシー(稠度)を
作り出すため、唾液のピペット操作及び測定を行う場合
に問題が生じる。また、口腔の鱗屑(squan+es
)の形態をなす特別な物質(これは、分析の前に除去し
ておく必要がある)の存在により生じるサンプリング上
の問題及び取扱い上の問題もある。更に、口の中の食物
又は他の特別な物質の粒子を、分析の前にサンプルから
除去しておかなければならないという取扱い上の好まし
くない問題がある。また、食物物質を摂取すると、唾液
のコンシスチンシー及び外観が長時間に亘って大きな影
響を受け1、このため、可変のコンシスチンシーが更に
増大されかつ分析前の困難な処理が必要になる。更に、
食物物質の条件によっては、定量的測定及び定性的測定
の双方について、唾液の分析が妨げられる。
唾液のコンシスチンシー及び含有物が変化すると、分析
の前に、唾液に含まれる好ましくない粒状物質からサン
プルを分離しかつ精製するのに、遠心分離装置或いは他
の濾過装置又は分離装置を使用しなければならないとい
う取扱い上の問題が生じる。また、唾液のねばねば、べ
とべとしたコンシスチンシーのために唾液のピペット操
作及び測定は困難である。これらの理由により、検査技
士が唾液のサンプルを取扱うことは困難である。
患者から唾液のサンプリングを行う場合の更に別の問題
は、目立たないようにして患者からサンプルを得るのが
困難なことである。例えば、唾液の採取が行われること
を患者が知った場合には、患者に与える悪い心理的影響
により患者の口が渇き、唾液サンプルの採取が困難にな
るという問題が生じる。また、患者によっては唾液のサ
ンプリングに同意することをためらったり、種々の理由
から嘔吐を催すこともあ、ろう。
唾液には、分析を妨げる大きな分子や他の成分が含まれ
ていることがある。例えば、唾液中の多くのホルモンや
薬物は、血液中の「自由」成分すなわち蛋白質とは結合
しない両分を反映する。この両分は、血液中の全量(「
結合」しているもの及び「自由」状態にあるものを含む
全量)に対して僅かな割合を構成するに過ぎないであろ
う。しかしながら、歯肉又は頬の小さな破傷から、蛋白
質と結合した物質を含む血液が口腔内に入り、分析すべ
き物質の全濃度を大きく増大させることがある。従って
、何らかの「結合」物質が存在すると、測定される全物
質中の大きな量を形成し、「自由」成分であるとの誤っ
た判断を招くことにもなる。このため、結合蛋白質のよ
うな大きな分子を排除することが望まれる。別の例とし
て、成る種の酵素蛋白質が、唾液成分を代謝産物に物質
交代変化させるものがある。従って、酵素により分解さ
れる物質を正確に測定するには、酵素を残余の液体から
迅速かつ完全に分離することが必要である。
従って本発明によれば、患者の口腔内に置いて口腔液サ
ンプルの採取及び濾過を行うことができる口腔液採取用
品が提供される。本発明による口腔液採取用品は、閉鎖
チャンバを形成する半透膜を有している。この半透膜は
微孔を有しており、PFtj&孔は、所望の口腔液分子
を通すことができるサイズをもちかつ口腔液サンプルか
ら好ましくない大きな粒子又は分子を保持するフィルタ
として機能する。半透膜の閉鎖チャンバ内には、浸透性
物質からなる手段(浸透性物質手段)が配置されている
。この浸透性物質手段は、半透膜を透過する口腔液に溶
解することができ、これにより浸透圧が創出されて、口
腔液を患者の口腔から半透膜のチャンバ内に吸引できる
ようになっている。従って、半透膜は、口腔液の少なく
とも一部を閉鎖チャンバ内に保留することができる。
本発明の目的は、患者から口腔液のサンプルを採取する
場合に、殆ど違和感がない口腔液採取用品を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、口腔液サンプルを口腔液採取用品
のチャンバ内に吸引するのに浸透圧を利用している口腔
液採取用品を提供することにある。
本発明の他の目的は、口腔液をサンプリングできるだけ
でなく、口腔液から粒状物質を濾過することもでき、従
って、口腔液サンプルの分析の前に、試験室の検査技士
又は他の係員が更に別の処理をする必要がない口腔液採
取用品を提供することにある。
本発明の他の目的は、分析すべき口腔液サンプルを収容
する閉鎖チャンバ内に、酵素及び結合蛋白質を含む大き
な分子が入ることを排除できる口腔液採取用品を提供す
ることにある。
本発明の他の特徴は、添付図面を参照して述べる本発明
の実施例についての以下の詳細な説明により明らかにな
るであろう。
第1図には、本発明による口腔液採取用品の全体が、番
号10で示されている。口腔液採取用品10は、患者の
口の中に具合良く収めることができるように、楕円形(
卵形)の小さなディスク又は枕形に形成するのが好まし
い。第2図により詳しく示すように、口腔液採取用品l
Oは閉鎖チャンバ14を形成する半透膜12を有してい
る。また、口腔液採取用品10には浸透性物質手段16
が設けられており、該浸透性物質手段16は半透膜12
により全体が包まれている。
本発明の口腔液採取用品10は、個々の患者の口腔内に
その全体を入れ、口腔液/唾液サンプルの採取及び濾過
を行うことができるようになっている。半透膜12は複
数の微孔を備えた物質で作られており、微孔は、唾液を
通すことができる適当なサイズを有しておりかつサンプ
ルから結合蛋白質のような好ましくない粒状物質又は大
きな分子を濾過除去するフィルタとして作用する。
浸透性物質手段16は閉鎖チャンバ14内に配置されて
おり、かつ、唾液に溶解して閉鎖チャンバ14内に浸透
圧を発生し、これにより唾液を患者の口腔から閉鎖チャ
ンバ14内に吸引できるようになっている。その後、半
透膜12が唾液の少なくとも一部を閉鎖チャンバ14内
に保留し、後で検査技士が分析のために取り出すことが
できるようになっている。
本発明の好ましい実施例においては、浸透性物質手段1
6は、唾液に溶けかついかなる特別な分析を行う場合で
も唾液サンプルの分析を妨げない結晶質材料又は非晶質
(アモルファス)材料で構成されている。別の構成とし
て、浸透性物質手段16を、水に溶ける結晶質材料又は
非晶質材料又は分析の妨げにならない他の溶質の高モル
濃度溶液で構成することができる。本発明の口腔液採取
用品は患者の口腔内で使用するものであるから、上記材
料が無毒性のものであることは勿論であるが、できるな
らば口に合いかつ患者の唾液分泌を促進する好ましい味
のする材料で構成するのがよい。浸透性物質手段16の
材料上して、生化学的に不活性で、水特に唾液に容易に
溶ける低分子量の炭水化物を使用することもできる。本
発明の好ましい実施例においては、結晶質材料としてグ
ルコース、フルクトース又はスクロースを使用したが、
上記のような好ましい特徴をもつ他の材料を使用するこ
ともできる。別の実施例として、水分子を吸収して浸透
圧を発生する無毒性のポリマー材料を使用することがで
きる。また、選択される浸透性物質は、最終サンプルに
ついて行われる分析と相容性(コンパチビリティ)のあ
るものでなくてはならない。これは、採取される最終サ
ンプルには通常幾分かの浸透性物質16が含有されてい
るため、選択される浸透性物質が、最終サンプルについ
て行われるあらゆる試験を妨げないようにするためであ
る。
使用される浸透性物質16が何であろうとも、当該浸透
性物質16は唾液に溶けるものすなわち水分子を吸収す
るものでなければならず、これにより、半透膜12を通
った唾液が浸透性材料16を溶解して(すなわち浸透性
材料16により吸収されて)、唾液と半透膜12内の浸
透性材料16との高モル濃度溶液を形成するようにする
。これにより浸透圧系が創出され、半透膜12の内部の
浸透圧と半透膜12の外部の唾液に作用する浸透圧との
差により、唾液サンプルをチャンバ14内に吸引する浸
透性ポンプが形成されるため、半透膜12の外部すなわ
ち口腔からの唾液が半透膜12を通ってチャンバ14内
に吸引される。本発明の成る実施例においては、チャン
バ14内の溶液が唾液と交換されて患者の口内に出るよ
うになっている。しかしながら、唾液が「ポンプ」作用
によりチャンバ14内に吸引される限り、かような交換
を行う必要はない。
半透膜12は、種々の半透膜材料の中の任意のものを使
用することができ、好ましくはセルロースフィルム材料
を使用する。微孔18のサイズは、好ましい唾液分子が
微孔を通ってチャンバ14内に入ることは許すが、好ま
しくない物質は選択的に濾過除去でき、かつ、浸透性物
質16を含有する内部?容液の、チャンバ14内から患
者の口内への自由交換が可能なサイズであれば任意のサ
イズにすることができる。従って、微孔18のサイズは
、排除すべき大きな分子についての適用例に従って調節
し選定することができる。本発明の好ましい実施例にお
いては、半透膜12は、14.3 +nmの半径と40
 mmの長さとをもつ両端がシールされたチューブであ
り、CUPROPHANの透析用チューブ材料を使用し
た(@CIJPROPIIAN”は、西ドイツ国のEn
ka、^、G、 of Wuppterta1社の登録
商標である)。
このチューブ材料は、その両端部を糸で縛ることにより
シールされており、半透膜12は卵形すなわち枕形の一
体ユニットとして形成されている。
閉鎖チャンバ14内には、約1〜2gのスクロースを入
れておくのが好ましい。
第4図は、上記実施例の口腔液採取用品10により所定
時間内に採取された唾液の量を示すものであり、採取さ
れたサンプルの量を縦座標に、サンプリングに要した時
間(分)を横座標に示しである。この実施例では、第4
図に示すように、41I+1のきれいな唾液サンプルを
採取するのに通常約5分を要する。従って本発明によれ
ば、比較的純粋で直ちに分析することができる充分な量
のサンプルを、適度の時間内に採取することができる。
本発明により採取されたサンプルは、注射器に付けられ
た針を用いる方法又は他の方法により容易に取り出すこ
とができる。かくして、サンプルは、所望の試験を行う
ための適当な分析装置に移送することができる。
所望ならば、半透膜12を外側保護膜20で包囲するこ
とができる。外側保護膜20は、肉眼で見ることができ
る小孔22を備えており、半透膜12の周囲で該半透膜
12を完全に包囲するように配置されている。外側保j
!膜20は、全体として柔軟で、味が無く、無毒性の任
意の材料で作ることができる。好ましくは、本発明の口
腔製採取用品10を患者が噛むこと及び患者の口に入れ
て使用することに伴う同様な危険性により内膜(すなわ
ち半透膜)12が損傷を受けないように保護できる充分
な機械的強度を有しているシリコン材料又は他の材料で
外側保護膜20を形成する。
従って外側保護膜20は、肉眼で見ることができる小孔
22を唾液が容易に通り得るように形成できる多くの材
料で作ることができる。また、本発明の口腔製採取用品
10は、外側保護膜20を設けなくても使用でき、その
場合には、患者の口内で起こり得るあらゆる状況耐える
ことができる充分な機械的強度をもつ材料で内膜すなわ
ち半透膜12を形成する。
浸透性物質16には、味覚刺激剤として、成る量のくえ
ん酸又はアスコルビン酸を添加しておくことができる。
この量は、チャンバ14内に使用されるグルコース材料
の約1〜2重量%にすることができる。味覚刺激剤を添
加することにより個々の患者の唾液分泌量を増大できる
であろうが、チャンバ14内に採取される唾液の体積は
増大しない。チャンバ14内に採取される唾液の体積は
、全体として、チャンバ14内に生じる浸透圧に基づい
て決まるものだからである。
本発明の口腔製採取用品10の形状は、個々の患者の頬
内に容易に収められるように、第1図に示すような卵形
すなわち枕形に形成するのが好ましい。しかしながら、
この形状は、口腔製採取用品10が使用される特定の適
用例に応じて、種々の形状に変えることができる。従っ
て、本発明によれば、殺菌が容易でありかつ患者の口腔
内に具合良く収められるように成形できるため、患者は
、彼らの口内から口腔液のサンプリングを行っている最
中でも、通常通り話をしたり振る舞ったりすることがで
きる。また、グルコース、フルクトース又はスクロース
のような材料を使用しても、ステロイドホルモン又は2
つの例としての薬物の分析(アッセイ)を妨げることが
ない。
更に、本発明の口腔製採取用品IOによれば、唾液サン
プルがその採取時に濾過されるため、口腔の鱗屑や結合
蛋白質を含む好ましくない物質が、チャンバ14に入る
前にサンプルから濾過除去される。
第3図は、直接サンプリングした唾液サンプルを分析し
て得られたテストステロンのレベル(横座標に示す)と
、本発明による口腔製採取用品10を用いて採取した唾
液サンプルを分析して得られたテストステロンのレベル
(縦座標に示す)との間の相関関係を示すグラフであり
、本発明の口腔製採取用品を用いて採取したサンプルか
ら得た結果には、90%の信頼区間があることを示して
いる。従って第3図に示すように、本発明の口腔製採取
用品10により採取した口腔液中のトクトクトロノモル
キュロモント(toctoctorono mo−rc
uromon to)の結果は、現在一般に使用されて
いる方法により得られた結果と比較しても、非常に正確
であるといえる。
以上、本発明について例示的に説明したが、本願に使用
する用語は説明的なものであって、限定的なものではな
い。本願の教示を考慮すれば、本発明について種々の改
変を行い得るであろう。従って、本発明は、以上説明し
た特定の実施例の範囲内ではなく、特許請求の範囲内に
おいて実施できるものと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の口腔製採取用品を示す斜視図である
。 第2図は、第1図の2−2線に沿う断面図である。 第3図は、直接サンプリングした唾液サンプルを分析し
て得られたテストステロンのレベルと、本発明の口腔製
採取用品により採取した唾液サンプルを分析して得られ
たテストステロンのレベルとの関係を示すグラフである
。 第4図は、本発明の口腔製採取用品による所定時間内の
採取量を示すグラフである。 10・・・口腔製採取用品、 12・・・半透膜、4・
・・閉鎖チャンバ、 6・・・浸透性物質手段、 8・・・微孔、 20・・・外側保護膜、 2・・・小孔。 図面の浄書(内容に変更なし) テストステロンのレベル(直接採取) −]===;・二・ 時間(分) 一二=工=≠=2芸 手 続 補 正 書 (方式) %式% 2、発明の名称 口腔液採取用品 3、補正をする各 事件との関係 出 願 人 名 称 バイオファント インコーホレーテッド 4、代 理 人 氏 名

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)個人の口腔内に全体を入れて唾液サンプルの採取
    及び濾過を行う口腔液採取用品において、閉鎖チャンバ
    を形成する半透膜容器を有しており、該半透膜容器は好
    ましい口腔液分子を通すことができるサイズの微孔を備
    えており、該微孔は、より大きな好ましくない粒子又は
    分子物質を濾過除去するフィルタとして作用し、前記閉
    鎖チャンバ内には浸透性物質手段が配置されており、該
    浸透性物質手段は、前記閉鎖チャンバ内に浸透圧系を創
    出し、前記口腔から前記半透膜容器を通して該半透膜容
    器の前記閉鎖チャンバ内に口腔液を吸引して、該口腔液
    の少なくとも一部を前記閉鎖チャンバ内に保留するよう
    に構成されていることを特徴とする口腔液採取用品。
  2. (2)前記浸透性物質手段が、唾液に溶けかつ前記唾液
    サンプルの分析を妨げない結晶質材料からなることを特
    徴とする請求項1に記載の口腔液採取用品。
  3. (3)前記浸透性物質手段が、水を吸収しかつ前記唾液
    サンプルの分析を妨げない非晶質材料からなることを特
    徴とする請求項1に記載の口腔液採取用品。
  4. (4)前記浸透性物質手段が、水に溶けた前記結晶質材
    料の高モル濃度溶液からなることを特徴とする請求項1
    に記載の口腔液採取用品。
  5. (5)前記浸透性物質手段が、水に溶けた前記非晶質材
    料の高モル濃度溶液からなることを特徴とする請求項1
    に記載の口腔液採取用品。
  6. (6)前記浸透性物質手段が、低分子量の炭水化物であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の口腔液採取用品。
  7. (7)前記浸透性物質手段が、グルコース、フルクトー
    ス及びスクロースからなる群から選択されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の口腔液採取用品。
  8. (8)前記浸透性物質手段が、水に溶ける無毒性のポリ
    マーからなることを特徴とする請求項1に記載の口腔液
    採取用品。
  9. (9)前記浸透性物質が、水を吸収できる無毒性材料か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の口腔液採取用
    品。
  10. (10)前記微孔が、約25,000ダルトン以上のサ
    イズの粒子を濾過除去できるサイズであることを特徴と
    する請求項1に記載の口腔液採取用品。
  11. (11)前記微孔が、前記閉鎖チャンバ内に浸透圧を創
    出することができるサイズであることを特徴とする請求
    項1に記載の口腔液採取用品。
  12. (12)前記半透膜を保護するための外側保護膜を更に
    有しており、該外側保護膜は、前記半透膜の周囲におい
    て該半透膜を包囲するように配置されておりかつ前記口
    腔液を通すことが可能な肉眼で見ることのできる小孔を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の口腔液採
    取用品。
  13. (13)前記外側保護膜が無毒性材料で作られているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の口腔液採取用品。
  14. (14)個人の口腔から唾液サンプルの採取及び濾過を
    行なうことができる口腔液採取用品であって、唾液が前
    記口腔液採取用品から取り出されるまで、前記唾液サン
    プルの少なくとも一部を保留しておくことができる口腔
    液採取用品において、肉眼で見ることができる小孔を備
    えておりかつ第1閉鎖チャンバを形成している外膜と、
    第2閉鎖チャンバを形成する半透膜の内膜とを有してお
    り、該内膜が前記第1閉鎖チャンバ内に配置されており
    、更に前記内膜が、唾液分子を通すことができかつ大き
    な分子又は好ましくない粒状物質を濾過除去することが
    できる濾過機能をもつ微孔を備えており、 前記内膜により包囲された浸透性物質手段を更に有して
    おり、 前記口腔液採取用品は個人の口腔内に配置することがで
    き、前記浸透性物質手段が唾液と混合して前記内膜内に
    浸透圧を創出することにより唾液を前記内膜内に吸引し
    、前記内膜が前記唾液サンプルの少なくとも一部を保留
    できることを特徴とする口腔液採取用品。
  15. (15)前記浸透性物質手段が、更に、グルコース、フ
    ルクトース又はスクロースを備えていることを特徴とす
    る請求項14に記載の口腔液採取用品。
  16. (16)前記浸透性物質手段が、比較的低分子量の結晶
    質炭水化物であることを特徴とする請求項14に記載の
    口腔液採取用品。
  17. (17)前記浸透性物質手段が、水に溶ける無毒性のポ
    リマーからなることを特徴とする請求項14に記載の口
    腔液採取用品。
  18. (18)前記浸透性物質が、水を吸収できる無毒性材料
    からなることを特徴とする請求項14に記載の口腔液採
    取用品。
  19. (19)前記微孔が、前記第2閉鎖チャンバ内に浸透圧
    を創出することができるサイズであることを特徴とする
    請求項14に記載の口腔液採取用品。
  20. (20)前記唾液サンプルの分析を妨げない溶媒中に溶
    けている高モル濃度の前記浸透性結晶質手段を含有する
    溶液を更に有しており、該溶液が前記第2閉鎖チャンバ
    により閉じ込められていることを特徴とする請求項14
    に記載の口腔液採取用品。
  21. (21)前記浸透性物質手段が非晶質材料であることを
    特徴とする請求項14に記載の口腔液採取用品。
JP1084629A 1989-04-03 1989-04-03 口腔液採取用品 Granted JPH02268739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1084629A JPH02268739A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 口腔液採取用品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1084629A JPH02268739A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 口腔液採取用品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02268739A true JPH02268739A (ja) 1990-11-02
JPH0354578B2 JPH0354578B2 (ja) 1991-08-20

Family

ID=13835977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1084629A Granted JPH02268739A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 口腔液採取用品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02268739A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516201A (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 グライナー バイオ−ワン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 唾液体積測定のためのインビトロの診断薬

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516201A (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 グライナー バイオ−ワン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 唾液体積測定のためのインビトロの診断薬

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0354578B2 (ja) 1991-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4817632A (en) Oral fluid collection article
US5339829A (en) Oral collection device
US7883724B2 (en) In-vitro diagnostic medical devices for determining saliva volume
AU672823B2 (en) Oral collection device and kit
US20090024058A1 (en) Device for Sampling Oral Fluid
WO2012138606A1 (en) Sample collection system and method for use thereof
AU6330600A (en) Microdialysis probe
JP4675027B2 (ja) 口腔内分泌液の採取兼回収器具
JPH02268739A (ja) 口腔液採取用品
JP2005257604A (ja) 齲蝕リスクの簡易判定方法および齲蝕リスクの判定用具
JP2004279113A (ja) 抗原又は抗体の抽出液の製造方法
Bercich et al. Hand-held plasma isolation device for point-of-care testing
IES930129A2 (en) Device for the processing of saliva for use in an¹immunoassay
JP2012078334A (ja) 微量の血液から血漿または血清を分離する方法とその器具
JP2000329763A (ja) 唾液検査用具
JP2905271B2 (ja) 包装された試験器具
SU1377739A1 (ru) Способ определени объема внеклеточной жидкости
JP2005337795A (ja) 抗原又は抗体の抽出液の製造方法
JP2008128797A (ja) 唾液緩衝能の測定方法
RU2220420C2 (ru) Способ определения утилизации глюкозы тканями
CN102539752A (zh) 口腔液体诊断仪器
RU2185630C1 (ru) Способ неинвазивной диагностики сенсибилизации к химическим соединениям
JPS61279231A (ja) 医療用針
WO2002031105A1 (fr) Procede et instrument de collecte de liquide dans la cavite orale
JP2004219276A (ja) 尿検体の採取・保存器具用ろ過フィルター