JP2000329763A - 唾液検査用具 - Google Patents

唾液検査用具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔疾患の予防および薬剤治療時の唾液分泌
系に対する影響度の確認等のために、子供から高齢者に
至る広範囲の被験者の唾液を簡易に、かつ安価に検査す
ることができる唾液検査用具を提供する。 【解決手段】 唾液の量、粘性、口腔粘膜の乾燥度及び
湿潤度の少なくとも1つを判定することができる唾液検
査用具10であって、該唾液検査用具10は唾液の浸透
速度が5〜80mm/30secの支持体11を備えているこ
とを特徴とする唾液検査用具。 【効果】 口腔内の唾液の分泌量や浸透度、浸透速度、
または、粘性を判定することができると共に、新たな容
器に唾液を採取する必要が無く、被験者の唾液を簡易か
つ安価に見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔疾患の予防お
よび薬剤治療時の唾液分泌系に対する影響度の確認等の
ために、子供から高齢者に至る広範囲の被験者の唾液を
簡易に、かつ安価に検査することができる唾液検査用具
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化社会を迎え、口腔内の加齢
によるトラブルとして、根面齲蝕、2次齲蝕、歯周病、
口臭、口内炎、カンジダ症など様々な口腔疾患の増加が
問題となっている。
【0003】これらの口腔疾患の原因として、加齢や、
高血圧症、さらに更年期障害等で服用する薬剤の中に、
唾液分泌量を減少させ、口腔乾燥症(ドライマウス)を
誘発するものがあり、唾液分泌量の減少により、これら
の疾患が誘発されることが示唆されている。また、口腔
乾燥症は、唾液の分泌量低下以外に、唾液物性の変化に
も大きく関わると考えられ、今後、その予防および薬剤
治療時の唾液分泌系に対する影響確認のために、分泌量
や物性を簡便かつ安価に検査できる方法が望まれてい
る。
【0004】従来において、齲蝕、歯周病、口臭などの
リスクを唾液を用いて簡便に検査紙等で検査する方法と
しては、例えば、下記〜の各種方法などが開発され
ている。 唾液からの情報として、pH、緩衝能、潜血、グル
コースクリアランス等を測定することにより、口腔内環
境状態を把握する試験紙〔商品名「サリバスター」昭和
薬品化工社製)。 唾液中の齲蝕原性菌数を測定する齲蝕活動試験紙と
なるシート状のRD(レサズリンディスク)テスト「昭
和」(昭和薬品化工社製)。 唾液中の乳酸菌、ストレプトコッカス・ミュータン
スを測定するデントカルト(エイコー社製)。 喫煙により唾液中に含有されるロダンを試験紙に含
ませた塩化第二鉄との反応により測定する、たばこ試験
紙(東洋濾紙社製)。 唾液中のpHを測定するイオンバランステスター
(サンスター社製)。 唾液中の特定成分や細菌代謝産生物質量を発色させ
ることにより、口腔内の状況をみる口臭チェッカー(本
願出願人の出願した特公平4−23218号公報、特公
平5−11858号公報等)。
【0005】また、涙液、涙道の検査法として、シルマ
ー(Schirmer)試験紙〔眼科Mook No.3(1978)大鳥利文
著、「涙液、涙道検査」〕による測定、並びに、涙液量
検査用綿糸として少量の涙液でも検査可能なフェノール
レッド糸〔商品名「ゾーンクィック」、昭和薬品化工社
製〕や、涙液減少症、涙点閉鎖症を把握するため、シル
マー試験紙の測定のバラツキを改善するメモリ付きシル
マー試験紙〔眼科32(697-703)1990年山口達夫著〕な
どが知られている。
【0006】しかしながら、上記〜の各種の試験紙
など及び上記涙液、涙道の検査法に用いられるシルマー
試験紙などは、唾液そのものの量や物性として、浸透
度、浸透速度、粘性等を簡易に検査する検査治具を開示
するものではない。また、口腔内を見る客観的指標とし
ては、一定時間に分泌された唾液容量または重量を測定
する方法が一般であるが、医療現場等では少ない容量、
重量となる唾液を正確に計ることは難しく、新たな測定
装置等の必要性が生じているのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題及び現状等に鑑み、これを解消しようとするもので
あり、口腔内の唾液の分泌量や、一定時間に於ける唾液
の浸透距離となる浸透度、ある時間における浸透度に更
に一定時間延長後の浸透距離により算出される浸透速
度、または、粘性を所定部位に直接装着することにより
判定することができる唾液検査用具を提供することを目
的とし、更に、新たな容器に唾液を採取する必要が無
く、どこにいても、子供から高齢者に至る広範囲の被験
者の唾液を簡易かつ安価に検査することができ、しか
も、客観的な口腔内の情報を提供することにより、自己
チェックに、また、集団検診に、更に歯科医療分野の診
断に貢献することができる唾液検査用具を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題などについて鋭意検討した結果、唾液の各因子等
を簡易に測定できる方法として、分泌量と物性を同時
に、簡便かつ安価に検査する方法として、紙、繊維、吸
着剤等の特定の吸水性支持体を主体とした検査用具を用
いることにより、一定時間後の唾液の浸透距離を測定す
るだけで、唾液量と物性(浸透度、浸透速度または粘
性)を簡便に予測でき、口腔疾患、口腔乾燥症等に対す
るリスクの指標に応用できることを見い出すことによ
り、本発明を完成するに至ったのである。すなわち、本
発明の唾液検査用具は、唾液の量、粘性、口腔粘膜の乾
燥度及び湿潤度を簡易に判定することができる唾液検査
用具であって、該唾液検査用具は唾液の浸透速度が5〜
80mm/30secの支持体を備えていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら詳しく説明する。図1(a)及び
(b)は、本発明の唾液検査用具の実施形態の一例を示
すものであり、(c)又は(d)は、それぞれ実施形態
の他例を示すものである。本実施形態の唾液検査用具1
0は、唾液の量、粘性、口腔粘膜の乾燥度及び湿潤度を
判定することができるものであって、該唾液検査用具1
0は唾液の浸透速度が5〜80mm/30sec、好ましくは、
8〜64mm/30secの支持体の支持体11を備えている。
【0010】本実施形態の唾液検査用具10に用いる支
持体11の原料としては、例えば、紙、濾紙、吸い取り
紙、紙タオル、加工紙、脱脂綿、石英ウール、ガラスウ
ール、デンプン、デキストラン、ムタン、レバン、セル
ロースパウダー、ウール、絹、綿、麻などが挙げられ、
また、アクリル、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、
ニトロセルロース、酢酸セルロース、再生セルロース、
ガラス繊維等の合成繊維又は植物繊維の支持体、また
は、シリカゲル、活性白土、ケイソウ土、炭素粉末、活
性アルミナ等の多孔性吸着剤からなる支持体が挙げら
れ、これらは、そのまま〔図1(a)及び(b)〕、或
いは、支持体の一部の部位、例えば、唾液採取部位以外
の支持体11外面(測定部位)を濡れ防止のためにコー
ト処理、撥水処理剤などの濡れ防止手段〔図1(c)又
は(d)〕を施して用いることができる。なお、図1
(a)及び(b)では、支持体11の先端から3〜12
mm程には、ピンセット等で唾液口腔内に挿入しやすい
ように折曲部12が形成されている。
【0011】上記濡れ防止手段としては、水不透過性の
透明物質が挙げられ、例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ビスフェノールAのポリカルボネート、ポリスチ
レン、セルロースエステル(例、セルロースジアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースアセテート
プロピオネート等)、セロファン、ポリエチレン、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール等の合成
ポリマーで検査用具の測定部位をコートしたり、支持体
をガラスや、シリコン、アクリル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、セルロースアセテート、ポリカーボネー
ト、ナフロン、ABS樹脂、ビニール、塩化ビニール、
ポリウレタン等のプラスチック性チューブで充填、被覆
しても良い。また、フッ素樹脂等で支持体表面を撥水加
工し、測定部位の濡れ防止を施すことも良い。中でも、
濡れ防止素材としては、柔軟且つ軽いものである、セロ
ファン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン
等の合成ポリマーが好ましい。
【0012】好ましい支持体11の原料としては、デン
プン、デキストラン、ムタン、レバン、セルロース、植
物繊維、合成繊維、多孔性吸着剤、濾紙、セルロースパ
ウダー、脱脂綿、シリカゲル、石英ウールを支持体と
し、また、支持体11表面を上記濡れ防止手段で加工し
たものが唾液の量および質に関する客観的情報を得るの
に望ましいものとなる。これは、濡れた部位と乾燥部位
の界面の判定のしやすさによる。
【0013】また、支持体11の測定部位は、1mm間
隔又は一定間隔で目盛り及び/又は数値を示す表示部1
3が表示されていることが好ましい。更に、唾液浸透に
よる色調変化をより視覚的に読みとりやすくするため
に、支持体11中にpH指示薬(酸塩基試薬)及び/又
は着色料を微量加えることにより、より判定しやすくな
るので好ましい。pH指示薬としては、例えば、唾液の
pH範囲を考慮して、中性から弱アルカリ性のものが好
ましいが、口腔環境が著しく異なり、pHが大きく変動
することもあるため、ブロモフェノールブルー(pH
3.0〜4.6)、メチルオレンジ(pH3.1〜4.
4)、メチルレッド(pH4.2〜6.3)、ブロムチ
モールブルー(pH6.0〜7.0)、フェノールレッ
ド(pH6.8〜8.4)、チモールブルー(pH8.
0〜9.6)等の使用が好ましい。また、着色料として
は、食品に用いられる添加物として、食用黄色4号、食
用黄色5号、食用青食1号、食用青食2号、食用赤色2
号、食用赤色3号、食用赤色102号、食用赤色104
号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用緑色3
号、銅クロロフィリンナトリウム等が好ましい。
【0014】更に、これらの素材を組み合わせた検査用
具20、例えば、図1(c)に示すように、支持体21
の唾液採取部位22はろ紙、測定部位23は合成繊維と
し、または、図1(d)に示すように、支持体21と内
径2mmの塩化ビニールチューブ24との組合せからなる
ものであってもよい。なお、図1(c)又は(d)中の
図示番号25は、1mm間隔又は一定間隔で目盛り及び
/又は数値を示す表示部である。これらの検査用具20
により、不要な唾液の検査用具の唾液採取部位20以外
の部位に対する付着を防止し、目的とする唾液のみの量
と質を簡便かつ正確に測定することができるものとな
る。
【0015】更にまた、支持体11を含む測定部位の厚
さは、測定容易性などを考慮すれば、0.05〜5.0
0mm、好ましくは、0.1〜2.5mmとすることが望ま
しい。本発明では、支持体11の素材によっては、極端
に吸水性の悪いものもあり、唾液の場合、30秒後の浸
透度が 5mm未満の支持体は、視覚判定が難しい上、
唾液物性に関する情報も得にくくなり、また、30秒後
の吸水速度が80mmを越えるものでは、支持体が長く
なり扱いずらいので不適切とした。
【0016】このように構成される本発明となる唾液検
査用具10又は20は、唾液量や、浸透度(一定時間に
おける唾液の浸透距離)、浸透速度(ある時間における浸
透距離にさらに一定時間延長後の浸透距離の差より算
出)、さらに粘性を判定できることとなる。
【0017】粘性の判定は、本法では、唾液量が支持体
11の吸収量として、10mm以上吸収される量の唾液が
ないと難しい。これは、粘度(η)測定が一般には一定
量以上のサンプルが必要なことから、唾液の浸透度が5
mm/30sec未満となる量では、粘性の判定ができないか
らである。粘度測定は、本発明では下式に従い行った
(A.M.Kragh:"Determination of thesize and shape of
protein molecules",vol.3,ed. By P.Alexander & R.J.
Block,(1961))。そして、本発明では、唾液粘度を15
秒後と30秒後の浸透距離の差(△値)より求めた。そ
の結果、浸透度値と唾液粘度の間に負の相関が認めら
れ、△値より唾液粘度が算出可能となるものと推測され
る。
【0018】
【数1】
【0019】このように構成される本発明の唾液検査用
具では、口腔内の唾液の分泌量や、一定時間に於ける唾
液の浸透距離となる浸透度、ある時間における浸透度に
更に一定時間延長後の浸透距離により算出される浸透速
度、または、粘性を所定部位に直接装着することにより
判定することができると共に、新たな容器に唾液を採取
する必要が無く、どこにいても、子供から高齢者に至る
広範囲の被験者の唾液を簡易かつ安価に検査することが
でき、しかも、客観的な口腔内の情報を提供することに
より、自己チェックに、また、集団検診に、更に歯科医
療分野の診断に貢献することができるものとなる。
【0020】
【実施例】次に、試験実施例により本発明を更に説明す
るが、本発明は下記の試験実施例に限定されるものでは
ない。
【0021】(試験実施例1)下記表1に示す試作唾液
検査治具(支持体)を用いて、蒸留水と各種グリセリン
濃度(5%、10%)溶液に対する30秒後の浸透度を
測定した。各溶液に対する浸透度は、粘性の判定ができ
る浸透度とするため、浸透度が5mm/30sec以上の治具
を合格(○)とし、浸透度が5mm/30sec未満の治具を
不合格(×)とした。これらの結果を下記表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】上記表1の結果から明らかなように、コピ
ー用紙、アクとりシートを除く他の検査治具は、蒸留
水、グリセリン溶液の浸透度が5mm/30sec以上を示
し、唾液等の水溶性物質の浸透度測定が可能となること
が判った。
【0024】(試験実施例2)各被験者の局所における
唾液量を調べるため、開口後直ちに舌背上にクレラップ
コート濾紙、ワットマンNo.41濾紙、およびトーカイパ
ウダー含有ガラスチューブ(内径1.2mm)を装着し、3
0秒後の唾液の浸透度(mm)を測定した。これらの結果を
下記表2に示す。なお、クレラップコート濾紙は、東洋
濾紙No.514Aをクレラップ(呉羽化学工業会社
製)で脱気しコートしたものであり、ワットマンNo.41
濾紙はワットマンインタ−ナショナル社製のもの、トー
カイパウダー含有ガラスチューブ体は、東海加工紙社製
のパウダーをガラス管に充填したものを用いた。また、
ワットマンNo.41濾紙を除き、他は、支持体の一部が防
水となっている。唾液採取部位は、ガラス管のものを除
き、測定部位より手前5mmで折り曲げ、舌背上に装着し
た。
【0025】
【表2】
【0026】上記表2の結果から明らかなように、上記
クレラップコート濾紙、ワットマンNo.41濾紙、トーカ
イパウダー含有ガラスチューブ体では、それぞれ唾液の
浸透度測定が可能となることが判った。
【0027】(試験実施例3)各年代の被験者より安静
時に分泌された全唾液約2mlを目標に採取し、その粘度
と撥水処理濾紙(ワットマン No.40を3重にして、50
cmの距離より0.5秒間フッ素樹脂系撥水スプレーで
両サイドを処理した後の中央の濾紙)に対する浸透度を
経時的に測定した。また、唾液粘度は、R100型粘度
計(東機産業社製)を用い、25℃下、1mlを用いて
測定した。これらの結果を下記表3及び図2に示す。
【0028】
【表3】
【0029】上記表3及び図2の結果から明らかなよう
に、20代者、50代者、70代者の唾液は、加齢によ
り粘度が増加することが認められた。また、撥水処理濾
紙に対する浸透度(mm)は、20代と50代の15秒後で
は差が見られなかったが、30秒後、および浸透度(△
値)で加齢と共に減少した。また、両者には負の相関性
が示唆された。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、口腔内の唾液の分泌量
や、一定時間に於ける唾液の浸透距離となる浸透度、あ
る時間における浸透度に更に一定時間延長後の浸透距離
により算出される浸透速度、または、粘性を所定部位に
直接装着することにより判定することができると共に、
新たな容器に唾液を採取する必要が無く、どこにいて
も、子供から高齢者に至る広範囲の被験者の唾液を簡易
かつ安価に見ることができ、しかも、客観的な口腔内の
情報が提供されることにより、自己チェックに、また、
集団検診に、更に歯科医療分野の診断に貢献することが
できる唾液検査用具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明の唾液検査用具の
実施形態の一例を示す概略図であり、(c)又は(d)
は、それぞれ実施形態の他例を示す概略図である。
【図2】唾液粘度と浸透度値(△値)の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
10 唾液検査用具 11 支持体 12 折曲部 13 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 耕司 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 柿木 保明 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 2G045 AA40 CB07 GC30 HA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 唾液の量、粘性、口腔粘膜の乾燥度及び
    湿潤度を判定することができる唾液検査用具であって、
    該唾液検査用具は唾液の浸透速度が5〜80mm/30sec
    の支持体を備えていることを特徴とする唾液検査用具。
JP14353799A 1999-05-24 1999-05-24 唾液検査用具 Expired - Lifetime JP4141048B2 (ja)

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