JPH02268011A - 自動音量調節機能付受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等の車両に搭載する受信機に関し、特に
受話音量を自動的に調節するようにした受信機に関する
。

〔従来の技術〕

従来、車両に搭載するこの種の受信機では、手動による
音量調節用スイッチが装備されており、スイッチを操作
することにより、受話音量を設定されたレベルに自動調
節するように構成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の受信機では、常に受話音量が所定のレベ
ルに調節されることになる。このため、自動車が停車或
いは低速度で運転中のように外部騒音が小さい場合には
特に問題はないが、高速度で運転中のように外部騒音が
大きい場合には、受話音を聴き取ることが困難になる。

このため、高速運転中に、音量調節用スイッチを操作し
て音量を大きくする必要があり、受信機の操作が面倒に
なるとともに、安全運転の点で好ましくないという問題
がある。

本発明は運転中における音量調節を不要にして好適な受
話を可能にした受信機を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の自動音量調節機能付受信機は、自動車の電源系
におけるリップル電圧を検出するリップル電圧検出部と
、このリップル電圧検出部からの出力値に応じて自動車
搭載受信機の受話音量を調節する受話レベル制御部とを
備えている。

〔作用〕

この構成では、リップル電圧検出部では自動車の走行速
度変化に伴なうリップル電圧の変化を検出し、受話レベ
ル制御部ではこのリップル電圧の変化に伴って受話音量
を制御し、特に高速走行時において受話音量を増大させ
て受話を確保する。

〔実施例］ 次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

図において、１はリップル電圧検出部であり、自動車の
電源系３、例えばバッテリ、又はフユーズボックスから
の電圧を入力とし、走行時に発生するリップル電圧を検
出する。２は受話レベル制御部であり、前記リップル電
圧検出部１からの信号に応じて図示を省略した受信機の
音量レベル調節部を制御して、該受信機による受話音量
を調節する。

第２図は第１図の構成の動作を説明するための走行速度
とリップル電圧及び受話音量の関係を示す図である。

即ち、自動車が高速で走行中は、第２図のＡのように停
止時或いは低速走行中に比較してエンジンの回転数が高
く、オルタネータのリップル電圧が増加する。このため
、リップル電圧検出部１は電源系３からこのり・ンプル
電圧の増加を検出し、この電圧を受話レベル制御部２に
出力する。受話レベル制御部２ではリップル電圧に対し
て複数段階のしきい値を設定しており、リップル電圧に
応じて第２図のＢに示すように段階的に受信機の受話音
量を調節する。

これにより、自動車の走行速度の増大に伴って受信機の
受話音量が増大でき、外部騒音の大きな高速運転時にお
いても音量調節することなく好適な受話を可能とする。

なお、自動車の走行速度に対する受信機の受話音量は、
第３図に示すように連続して音量をｇｌ！　ｆｆｆｆす
るように音量レベル調節部２を設定してもよい。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明は、自動車の走行速度に伴な
うリップル電圧の変化をリップル電圧検出部で検出し、
このリップル電圧の変化に伴って受話レベル制御部で受
話音量を制御するので、特に高速走行時において受話音
量を自動的に増大することができ、運転中における受話
音量の調節を不要にして安全運転を確保するという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック構成図、第２図は
自動車の走行速度に対する受話音量の制御の一例を示す
図、第３図は同じく他の制御例を示す図である。 １・・・リップル電圧検出部、２・・・受話レベル制御
部、３・・・電源系（バッテリ、フユーズボックス）、
Ａ・・・リップル電圧、Ｂ・・・受話音量。 第１図 第２図 ｉＬイテｌＬ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、自動車の電源系におけるリップル電圧を検出するリ
   ップル電圧検出部と、このリップル電圧検出部からの出
   力値に応じて自動車搭載受信機の受話音量を調節する受
   話レベル制御部とを備えることを特徴とする自動音量調
   節機能付受信機。