JPH02267879A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH02267879A
JPH02267879A JP1089326A JP8932689A JPH02267879A JP H02267879 A JPH02267879 A JP H02267879A JP 1089326 A JP1089326 A JP 1089326A JP 8932689 A JP8932689 A JP 8932689A JP H02267879 A JPH02267879 A JP H02267879A
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JP
Japan
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contact
connector
filter element
filter
contacts
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JP1089326A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Takahashi
智幸 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 雑音防止用のフィルタ素子を内蔵したコネクタに関し、 単一のフィルタ素子にキャパシタンス要素とインダクタ
ンス要素の両要素を兼ね備えさせることによって、−個
のフィルタ素子をコンタクトに挿着するだけで、コスト
アップや外形の大型化なしに、雑音信号に対する遮断特
性を向上させたノイズフィルタ内蔵型のコネクタを提供
することを目的とし、 複数のコンタクトと、該コンタクトを配列保持する絶縁
体と、該絶縁体を囲繞する金属シェルと、金属シェルに
挟持されたアース板と、円筒状の誘電体部材の内周壁に
個別電極がまた外周壁にアース電極が形成されたコンデ
ンサ素子と円筒状の磁性体よりなるインダクタンス素子
とが軸方向に積層されてなり前記コンタクトを挿通させ
ているフィルタ素子とから構成され、前記フィルタ素子
の個別電極は前記コンタクトに、またアース電極はアー
ス板にそれぞれ接続されている構成であり、また上記コ
ネクタの積層されたフィルタ素子の代わりに、磁性体材
料と誘電体材料との混合物を円筒状に成形して、その内
周壁に個別電極がまた外周壁にアース電極が形成された
フィルタ素子を用いた構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、雑音防止用のフィルタ素子を内蔵したコネク
タに関する。
近年デジタル電子機器の普及に伴い機器内の雑音が外部
へ輻射されて、他の電子機器の動作に悪影響を与える機
会が多くなり、電子装置にEMI(Electro−M
agnetic Interference  :電磁
環境障害)対策を施すことが重要となっている。
そこで入出カケ−プルが接続されるコネクタに、雑音防
止用のフィルタ素子を組み込み、機器内部と外部ケーブ
ルとを雑音に関して遮断する技術が多用されるようにな
ってきた。
〔従来の技術〕
第2図は従来のフィルタ付コネクタの断面図である。
信号伝送路や電力供給路を通って、電子装置に出入りす
る高周波雑音成分をコネクタ部分で阻止するため、フィ
ルタ付コネクタが種々提案されている。
第2図において、1は複数本のコンタクトで、相手側の
コネクタのコンタクトに挿入される例えば雄側の接触部
11とL字形に曲折してプリント板5等に接続される端
子部12とその中間の固着部とを有し、このコンタクト
1の複数が一列に配列(紙面前後方向に)した複数列が
絶縁体31.32に植設され、金属シェル2に取り囲ま
れている。金属シェル2はコンタクトの接触部11側を
囲繞する前面シェル21と固着部を囲繞する背面シェル
22とよりなり、絶縁体3とアース板4とを挟持して一
体化されている。そして各々のコンタクト1には円筒状
コンデンサ51や、円筒状インダクタンス52または平
板状インダクタンス53などのフィルタ素子を挿着して
雑音除去を行っている。円筒コンデンサ51は、円筒状
に焼成されたチタン酸バリウム等の強誘電体材の内外周
壁に電極を形成し、貫通するコンタクト1を内周電極に
接続し、外周電極をアース板4に接続して各コンタクト
とアースとの間に所定容量のキャパシタンスを形成し、
雑音の高周波成分をアースへバイパスするものである。
円筒状インダクタンス52は、フェライト等の絶縁性強
磁性体材料を円筒状に形成したもの、また平板状インダ
クタンス53はフェライト板等にコンタクト配列に対応
して複数の貫通孔を穿設したもので、端子部12を貫通
させてコンタクトを通過する高周波成分に対するインピ
ーダンスを増加せしめて雑音成分を阻止するものである
そして従来技術では、別々に構成されたインダクタンス
素子とキャパシタンス素子の何れかを単独に、あるいは
第2図の如く両者を組み合わせてコネクタに組み込んで
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
個別のインダクタンス素子またはコンデンサ素子のいず
れか一方を単独でコンタクトに挿着する方法では、組立
が比較的簡単でコストが安価であるが、これら単独のり
アクタンス要素はインピーダンスが周波数と共に緩やか
に変化し、高周波雑音に対して急峻な遮断特性は得られ
ない。そこで急峻な高周波遮断特性を有する低域フィル
タを構成するために、所定の値のインダクタンス素子と
キャパシタンス素子との複数種類のフィルタ素子を組み
合わせて各コンタクトに挿入したフィルタ付コネクタが
多用されるようになってきている。
しかし上記の如く個別に形成された従来のフィルタ素子
を用いてこれらのフィルタ回路を構成するためには、挿
着される素子数が多く組立工数がかかり、またコンタク
ト当たり複数個を挿着するために端子部にある程度の長
さが必要で、コネクタの外形が標準より大型になって高
密度実装を阻害するという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、単一のフ
ィルタ素子にキャパシタンス要素とインダクタンス要素
の両要素を兼ね備えさせることによって、−個のフィル
タ素子をコンタクトに挿着するだけで、コストアップや
外形の大型化なしに、雑音信号に対する遮断特性を向上
させたノイズフィルタ内蔵型のコネクタを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため本発明のコネクタは、 複数のコンタクトと、 該コンタクトを配列保持する絶縁体と、該絶縁体を囲繞
する金属シェルと、 金属シェルに挟持されたアース板と、 円筒状の誘電体部材の内周壁に個別電極がまた外周壁に
アース電極が形成されたコンデンサ素子と円筒状の磁性
体よりなるインダクタンス素子とが軸方向に積層されて
なり前記コンタクトを挿通させているフィルタ素子とか
ら構成され、前記フィルタ素子の個別電極は前記コンタ
クトに、またアース電極はアース板にそれぞれ接続され
ている構成であり、 また上記コネクタの積層されたフィルタ素子の代わりに
、磁性体材料と誘電体材料との混合物を円筒状に成形し
て、その内周壁に個別電極がまた外周壁にアース電極が
形成されたフィルタ素子を用いた構成である。
〔作用〕
一個のフィルタ素子がインダクタンス要素とキャパシタ
ンス要素の両要素を有するので各要素の値を適切に設定
することにより、急峻な遮断特性を有するLC型やπ型
のノイズフィルタ回路を各コンタクトに付加することが
可能となる。そしてこのフィルタ素子は一体に構成され
ているので、コンタクトへの挿着が容易であり外形が大
型化することもない。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のコネクタを示す断面図であり、(a)
は全体構成の断面図、(b)は第一実施例、(C)は第
二実施例を示すためのA部拡大断面図である。なお全図
を通し同一対象物は同一符号で表している。
第1図において、1は複数本のコンタクトで、相手側の
コネクタのコンタクトに挿入される例えば雄側の接触部
11とL字形に曲折してプリント板5等に接続される端
子部12とその中間の固着部とを有し、このコンタクト
1の複数が一列に配列(紙面前後方向に)した複数列が
所定のピッチで絶縁体31.32に植設され、金属シェ
ル2に取り囲まれている。金属シェル2はコンタクトの
接触部11側を囲繞する前面シェル21と固着部を囲繞
する背面シェル22とよりなり、アース板4を挟持して
接続している。
アース板4は各コンタクトlに挿着されているフィルタ
素子6.7を貫通保持する開口部41が形成された数閣
程度の厚い金属板か、あるいは貫通孔41の内面を含む
少なくとも片側表面に導体パターンが印刷焼成されたセ
ラミック板よりなる。
本発明のコネクタの特徴はコンタクトに貫通させたフィ
ルタ素子6,7にキャパシタンス要素とインダクタンス
要素の両要素を持たせたことにある。そこでフィルタ素
子部分を示すA部拡大断面図によりフィルタ素子を説明
する。
図(b)に示す第一実施例は、フィルタ素子として円筒
状コンデンサと円筒状インダクタンスとをLC型やπ型
(図ではL−C−Lを従属接続したπ型を示す)のフィ
ルタ回路を構成するように軸方向に積層して一体化した
ものである。即ちフィルタ素子6は、フェライト等の磁
性材料を円筒状に形成してなる一対のインダクタンス素
子61.62の間に円筒状のコンデンサ素子63が挟ま
れるように、円筒の端面で接着して軸方向に積層したも
のである。円筒状のコンデンサ素子63は、チタン酸バ
リウム等の強誘電体材料からなり内周壁に導体膜の個別
電極63aがまた外周壁にアース電極63bがそれぞれ
被着されている。そしてこの素子6をコンタクト1に挿
着して、コンデンサ素子の個別電極63aをコンタクト
1にまたアース電極63bをアース板4に半田8等で接
続されることにより、各コンタクト1とアースとの間に
所定のキャパシタンスが接続される。このLCO値を所
定に選べば所望の遮断周波数を有するπ型フィルタが各
コンタクトに接続されたことにり、コンタクトを通過す
る遮断周波数以上の高周波雑音成分を良好に阻止するこ
とができる。なお勿論、これらのりアクタンス素子の個
数と組み合わせは所望のフィルタ特性に応じて任意に選
ぶことが可能である。
図(c)は第二の実施例を示すもので、磁気特性と誘電
特性とを合わせ持つ材料71で、円筒状のフィルタ素子
を一体に形成したものである。このような材料は、例え
ば、焼成して出来上がった強磁性体のN1−Zi フェ
ライトと、同様に出来上がった強誘電体のチタン酸バリ
ウムをそれぞれ粉末にして、所定の比率で混合して再焼
成して作ることが出来る。この材料71を円筒形状に形
成して、内外周壁に個別電極71aとアース電極71b
を被着することによってキャパシタンス要素のインダク
タンス要素を併せもつ単一のフィルタ素子が形成され、
第一実施例と同様にコンタクトに貫通させて半田付けさ
れいている。
このように本発明によれば、コンタクトに挿着する一個
のフィルタ素子にキャパシタンス要素とインダクタンス
要素とが一体で形成されているので、組立が簡単でノイ
ズ阻止特性の優れたフィルタ付コネクタを比較的低コス
トで実現することが可能となる。
〔発明の効果] 以上述べたように本発明にれば、単一のフィルタ素子に
キャパシタンス要素とインダクタンス要素の両要素を兼
ね備えさせることによって、−個のフィルタ素子をコン
タクトに挿着するだけで、コストアップや外形の大型化
なしに、雑音信号に対する遮断特性を向上させたノイズ
フィルタ内蔵型のコネクタを提供することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコネクタを示す断面図、第2図は従来
のフィルタ付コネクタの断面図、である。 図において、 ■−コンタクト、     11−・接触部、12一端
子部、      2−・金属シェル、21・−・前面
シェル、    22−背面シェル、3L32−・−絶
縁体、     4−アース板、5−−−−・−プリン
ト板、   6.7−フィルタ素子、61.62−・−
円筒状のインダクタンス素子、63−円筒状のコンデン
サ素子、 71−[気持性と誘電特性を併せ持つ材料、である。 (a、)   咥)イ本キ降 成/l ≠i由テ 5J
木をυ可のゴネグタ!示す断面図 f+m

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のコンタクト(1)と、 該コンタクト(1)を配列保持する絶縁体(31、32
    )と、 該絶縁体(31、32)を囲繞する金属シェル(2)と
    、該金属シェル(2)に挟持されたアース板(4)と、
    円筒状の誘電体部材の内周壁に個別電極(63a)が、
    また外周壁にアース電極(63b)が形成されたコンデ
    ンサ素子(63)と、円筒状の磁性体よりなるインダク
    タンス素子(61、62)とが軸方向に積層されてなり
    、前記コンタクト(1)を挿通させているフィルタ素子
    (6)とから構成され、 前記フィルタ素子(6)の個別電極(63a)は前記コ
    ンタクト(1)に、またアース電極(63b)は前記ア
    ース板(4)にそれぞれ接続されていることを特徴とす
    るコネクタ。
  2. (2)請求項1記載のコネクタにおいて、積層されたフ
    ィルタ素子の代わりに、磁性体材料と誘電体材料との混
    合物(71)を円筒状に成形して、その内周壁に個別電
    極(71a)がまた外周壁にアース電極(71b)が形
    成されたフィルタ素子(7)を用いたことを特徴とする
    コネクタ。
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