JPH02267848A - 微粒子検出器 - Google Patents

微粒子検出器

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JPH02267848A
JPH02267848A JP8944189A JP8944189A JPH02267848A JP H02267848 A JPH02267848 A JP H02267848A JP 8944189 A JP8944189 A JP 8944189A JP 8944189 A JP8944189 A JP 8944189A JP H02267848 A JPH02267848 A JP H02267848A
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JP
Japan
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light
slits
stray light
mirror
stray
Prior art date
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Pending
Application number
JP8944189A
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English (en)
Inventor
Shigetomo Sawada
沢田 茂友
Kazuo Kobayashi
和雄 小林
Yuji Uehara
裕二 上原
Fumihiko Sato
文彦 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 光ビームを多重反射させた光学系を利用し、迷光を減少
した微粒子検出器に関し、 光ビームを多重反射させた光学系にスリットを用いると
いう簡単な構成で迷光を減少した微粒子検出器を提供す
ることを目的とし、 凹面鏡と凸面鏡とを対向させて構成した光学系により、
光を高密度に集積させた領域を得て、真空または気体中
の微粒子を検出する微粒子検出器において、前記凹面鏡
・凸面鏡の前面にそれぞれ幅の異なる2段以上のスリッ
トを配置して構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は光ビームを多重反射させた光学系を利用し、迷
光を減少させた微粒子検出器に関する。
従来、凹と凸の球面鏡を対向して配置してレーザ光を多
重反射させた光学系を利用して微粒子を検出する方法が
提案されている。この光学系では迷光が多く生じて、高
感度の検出が妨げられており、迷光を減少した微粒子検
出器を開発することが要望されていた。
[従来の技術] 第6図に示す微粒子検出器について、本発明の特許出願
人は特願昭62−287566号及び特願昭62−32
1829号により出願した。第6図において、1は例え
ば半径900nの凸面鏡(球面鏡または円筒面鏡)、2
は半径1000mmの凹面鏡(球面鏡または円筒面鏡)
、3はレーザ光源、4は集光器、5は光ファイバ束、6
は光ファイバ束の保護管、Lはレーザビーム光、Cはカ
ーテン、Pは微粒子を示す。
高真空雰囲気に保持された空間における光学系として、
凸面鏡1と凹面鏡2は、その光軸を僅がずらして対向さ
せ、例えば波長780nmのビーム光を発射する半導体
レーザ3からレーザビーム光を照射する。ビーム光りは
両鏡1,2間を多数回反射してビームのカーテンCを形
成する。カーテンCの側方には集光器4が設置され、光
ファイバ束5を介して微粒子Cによる散乱光を光学系か
ら外部へ取り出す。微粒子Cは高真空空間に浮遊してい
るものである°。多重反射光を用いる目的は粒子に多く
のビームを同時に当てて、強い散乱光を生じさせること
である。鏡の間に広い範囲でしかも−様な強度で強い光
を生じさせることが出来るので、高確率で高感度な粒子
検出が可能となる。
[発明が解決しようとする課題] 凹と凸の球面鏡間での多重反射光を用いる粒子検出法で
は、多くの迷光が生じ、微粒子検出のときノイズが大き
くなる欠点がある。迷光は、■ 鏡の反射面で光が四方
に散乱されること、■ 反射の際に反射膜を通り抜けた
光が鏡の中を行き来し、それが表面に出てくること、■
 多数回の反射の後にビームの径が拡大して光が発散さ
れることによる。
これらの迷光は集光器のフードの中を照らして、そこで
反射した光が、レンズを通り抜けて結局測定装置のセン
サに届き、ノイズとして検出される欠点があった。従来
、この迷光を減少させるための技術は存在しなかった。
本発明の目的は前述の欠点を改善し、光ビームを多重反
射させた光学系にスリットを用いという簡単な構成で、
迷光を減少した微粒子検出器を提供することにある。
[課題を解決するための手段〕 第1図は本発明の原理構成を示す図である。第1図にお
いて、1は凸面鏡、2は凹面鏡、3はレーザ光源、4は
集光器、7−1.7−2は凸面鏡の前面に設けた1段目
のスリット、8−L8−2は2段目のスリットを示す。
凹面鏡2と凸面鏡1とを対向させて構成した光学系によ
り光を高密度に集積させた領域を得て真空または空気中
の微粒子を検出する微粒子検出器において、本発明は下
記の構成としている。即ち、前記凹面鏡2・凸面鏡1の
前面にそれぞれ幅の異なる2段以上のスリット?−L7
−2.8−18−2を配置した構成である。
[作用コ 光ビームが鏡1,2により多重反射する際、当初細かっ
たビームが拡がってくる。ビームが拡大した部分を1段
目のスリット7−1 、7−2により遮断することによ
り、ビーム発生源からの光のような鋭い光となり、迷光
の発生が抑制される。この際、1段目のスリットの側面
がビームで照らされるので、これが迷光の発生源となる
。1段目のスリット側面からの迷光は、2段目のスリッ
ト8〜1.8−2で遮ぎることで検出器に到達する光が
減少し、迷光の抑制をより向上させることが出来る。
[実施例] 第2図は本発明の実施例として、球面鏡と、測定装置と
して光電子増倍管を使用した場合を示している。光学系
の凹面鏡2は曲率半径が1000mm、凸面鏡1の半径
が950關とし、その間隔を50mmとする構成で、H
eNeレーザ光を多重反射させる。迷光を測定するとき
、凹と凸の球面鏡間の空間をレンズ系で狙って微粒子を
検出する状態で、迷光を集めて光電子増倍管で検出する
。また多重反射光は始めに入射した点から25m進んで
入射側に戻って行くように設定し、行きの光と戻りの光
が重なり合うようにしている。米電子増倍管にはレンズ
フード11を取り付けて、レンズフード11の先端位置
を、多重反射光の形成面から距離Sだけ離して、S =
 4.3 、9.3 、12.3龍の場合について実験
を行った。Sが大きい場合、多重反射光の反射する点で
生じた迷光が検出され易くなり、発生した迷光を高感度
で測定することが出来る。第2図において、5は検出し
た光を取り出す光ファイバの束、6は光ファイバ束の保
護管、12は散乱光及び迷光を集める集光レンズ、13
は光ファイバ束の受光面である。集光レンズ12は直径
が12鶴、f−8,5の非球面レンズとし、前記受光面
13は4X2111の四角形のものとし、集光レンズ1
2の後方15.3 n+の位置に配置した。本発明によ
るスリット7−1.8−1及び7−2.8・2間の距離
をSpで示し、またスリット7−1と8−1の幅はスリ
ット7−2と8−2の幅より狭く設定した。以上の条件
における実験結果を第3図に示す。第3図Aはスリット
7−2と8−2の幅を1.0m、第3図Bは同1.5m
mとし、前記レンズフードの位置Sを4.3,9.3,
12.311としたときを、それぞれ前・中・後の位置
として示す。
またスリット7−2の位置Spを1 、2 、4 mm
とした各場合を示している。
そして比較のために、第3図にはスリットがないときを
追加して描き、第4図にはスリットを1段構成とした場
合を、第5図にはスリットを3段構成とした場合を示す
。各図における条件は図中に示しである。比較して見る
と判るように、スリットを2段構成としたときは、1段
の場合と比較し、全体に出力が低下して顕著に迷光が低
下していることが判る。なお、検出器を後方に位置させ
た場合は検出値の増大が少なくて、迷光が全体として減
少している。またSpと示した間隔が大きいとき、迷光
が減る傾向が見える。これは1段スリットの縁を照らし
た光が2段目のスリットで良く遮蔽されるためである。
次に3段スリットを、2段と1段の間に配置した場合の
例を第5図に示している。Wの値は1段スリットと3段
スリット間の距離を示し、この図において○印は3段目
のスリットが無い場合である。第5図に示すように若干
の効果が認められ、スリットを3段とすることで、僅か
ながらも迷光の減少を更にはかることが出来ることが示
された。
[発明の効果コ このようにして本発明によると、光ビームを多重反射さ
せた光学系にスリットを用いるという簡単な構成で、迷
光を減少することが出来たため、微粒子検出器のSN比
として大きな値が得られ、検出の高感度化を可能として
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示す図、 第2図は本発明の実施例の構成を示す図、第3図は2段
スリットによる迷光減少を説明する図、 第4図は1段スリットの場合を説明する図、第5図は3
段スリットによる迷光減少を説明する図、 第6図は従来の微粒子検出器の構成を示す図である。 1・−凸面鏡 2−・・凹面鏡 5−光ファイバ束 7−1.7−2.8−1.8−2−−スリット)更禾の
J寅巳暴 第6図 特許出願人    富士通株式会社 代 理 人   弁理士 鈴木栄祐 寸 上方 (V) 〜 〜 上方 (V) 〜 7凶 rワ 〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凹面鏡(2)と凸面鏡(1)とを対向させて構成し
    た光学系により光を高密度に集積させた領域を得て真空
    または気体中の微粒子を検出する微粒子検出器において
    、 前記凹面鏡(2)・凸面鏡(1)の前面にそれぞれ幅の
    異なる2段以上のスリット(7−1)(7−2)(8−
    1)(8−2)・・・・を配置したこと を特徴とする微粒子検出器。
JP8944189A 1989-04-07 1989-04-07 微粒子検出器 Pending JPH02267848A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8944189A JPH02267848A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 微粒子検出器

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JP8944189A JPH02267848A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 微粒子検出器

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Publication Number Publication Date
JPH02267848A true JPH02267848A (ja) 1990-11-01

Family

ID=13970769

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JP8944189A Pending JPH02267848A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 微粒子検出器

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