JPH02267055A - ブレーキ制御装置 - Google Patents
ブレーキ制御装置Info
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- JPH02267055A JPH02267055A JP1088991A JP8899189A JPH02267055A JP H02267055 A JPH02267055 A JP H02267055A JP 1088991 A JP1088991 A JP 1088991A JP 8899189 A JP8899189 A JP 8899189A JP H02267055 A JPH02267055 A JP H02267055A
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- Japan
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- brake
- control current
- control
- air pressure
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 13
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、ブレーキ制御装置に関し、特に車両の前輪/
後輪のブレーキ!・ルク配分の制御装置を備えるブレー
キ制御装置に関するものである。
後輪のブレーキ!・ルク配分の制御装置を備えるブレー
キ制御装置に関するものである。
従来の大型車両用ブレーキ制御装置、特にリアエンジン
バス用ブレーキ制御装置においては、通常、満車時で一
般の乾いた路面での制動が良好となるように前車軸/後
車軸の軸重に応してブレーキトルクの配分を設定してい
る。
バス用ブレーキ制御装置においては、通常、満車時で一
般の乾いた路面での制動が良好となるように前車軸/後
車軸の軸重に応してブレーキトルクの配分を設定してい
る。
従って、満車時のブレーキ動作においては、各車軸型と
荷重移動を考慮したブレーキトルクが加えられるため、
急プレー4・を掛けない状態では安定した制動力を発揮
し、また象、ブレーキ時(車輪ロック時)も後輪が先に
ロックしないよう(横滑り防止)になっている。
荷重移動を考慮したブレーキトルクが加えられるため、
急プレー4・を掛けない状態では安定した制動力を発揮
し、また象、ブレーキ時(車輪ロック時)も後輪が先に
ロックしないよう(横滑り防止)になっている。
一方、空車時又は軽荷重時においては、後車軸にはリア
エンジン部分の重量が加わっているので後車輪の軸重の
減少は大きくないが、前車軸は乗客が少ないため加わる
重量も少なくなることから、前輪の軸重が満車時に比べ
て大きく減少することになり、このような状態で」1記
のように前/後車軸に満車時を怨定して設定したブレー
キトルク配分に基づいたブレーキトルクが加わると、特
に雪道等滑り易い路面においては前車輪と路面間の摩擦
力が小さいため前車輪と路面間の摩擦力が小さい゛ため
前輪側だけ車輪ロックが生じてしまう。
エンジン部分の重量が加わっているので後車輪の軸重の
減少は大きくないが、前車軸は乗客が少ないため加わる
重量も少なくなることから、前輪の軸重が満車時に比べ
て大きく減少することになり、このような状態で」1記
のように前/後車軸に満車時を怨定して設定したブレー
キトルク配分に基づいたブレーキトルクが加わると、特
に雪道等滑り易い路面においては前車輪と路面間の摩擦
力が小さいため前車輪と路面間の摩擦力が小さい゛ため
前輪側だけ車輪ロックが生じてしまう。
そこでこれを防止するため、前輪に加えるブレーキトル
クを後輪に加えるブレーキトルクより小さく制御するブ
レーキ制御装置が必要とされるに至り、このような前輪
後輪ブレーキトルク配分の制御を行う従来例としては、
リアエンジンバスの圧縮エアを使用しブレーキバルブと
接続したフロントエア配管にLQ(リミティング・アン
ド・クイックリリース)バルブを設けたものがある。
クを後輪に加えるブレーキトルクより小さく制御するブ
レーキ制御装置が必要とされるに至り、このような前輪
後輪ブレーキトルク配分の制御を行う従来例としては、
リアエンジンバスの圧縮エアを使用しブレーキバルブと
接続したフロントエア配管にLQ(リミティング・アン
ド・クイックリリース)バルブを設けたものがある。
このような制御装置では、運転席に設けた前輪ロック防
止用の2方バルブを運転者が操作すると、LQバルブが
作動してブレーキバルブから送られて来た前輪用ブレー
キエア圧を後輪用のブレーキエア圧より通常時に比べて
車軸型減少分に応じて更に低くなるよう機械的に制御す
るものであったが、このLQバルブを設けたことにより
フロントエア配管の配管抵抗がリアエア配管より大きく
なるので緩ブレーキ時にフロントとリアとの差が生ずる
ことから後輪用ブレーキのみが作動し後輪用ブレーキの
過熱・早期摩耗が起こるという不具合があった。
止用の2方バルブを運転者が操作すると、LQバルブが
作動してブレーキバルブから送られて来た前輪用ブレー
キエア圧を後輪用のブレーキエア圧より通常時に比べて
車軸型減少分に応じて更に低くなるよう機械的に制御す
るものであったが、このLQバルブを設けたことにより
フロントエア配管の配管抵抗がリアエア配管より大きく
なるので緩ブレーキ時にフロントとリアとの差が生ずる
ことから後輪用ブレーキのみが作動し後輪用ブレーキの
過熱・早期摩耗が起こるという不具合があった。
このような不具合を解決するものとして特開昭63−2
75462号公報に提案されたものがあり、この装置は
、車輪等のブレーキ位置間に一ブレーキ力を分配して平
衡ブレーキ、比例ブレーキ、又はこれらの組み合わせに
よるブレーキモードを達成しようとする電子制御式のも
のであり、特に車輪のロック防止に関しては、ブレーキ
エア圧制御バルブ及び任意の車両ブレーキにおける現在
または差し迫った車輪ロックを検出するセンサを設け、
このセンサによって検出された現在または差し迫った車
輪ロック状態を終了させるように前/後車軸のブレーキ
エア圧制御バ、ルプを制御することにより任意の車両ブ
レーキにおけるブレーキトルクの調整を行っていた。
75462号公報に提案されたものがあり、この装置は
、車輪等のブレーキ位置間に一ブレーキ力を分配して平
衡ブレーキ、比例ブレーキ、又はこれらの組み合わせに
よるブレーキモードを達成しようとする電子制御式のも
のであり、特に車輪のロック防止に関しては、ブレーキ
エア圧制御バルブ及び任意の車両ブレーキにおける現在
または差し迫った車輪ロックを検出するセンサを設け、
このセンサによって検出された現在または差し迫った車
輪ロック状態を終了させるように前/後車軸のブレーキ
エア圧制御バ、ルプを制御することにより任意の車両ブ
レーキにおけるブレーキトルクの調整を行っていた。
しかしながら、上記のような車輪ロックセンサを備える
ブレーキ制御装置をリアエンジンハス等に使用して空車
時に制動する場合、該センサによりロック状態を検出し
てからブレーキトルクの配分制御を開始するため、たと
え短時間であったとしても前輪のロック状態は発生して
しまい前輪ロックによって制動フィーリングが悪くなる
という問題点があった。
ブレーキ制御装置をリアエンジンハス等に使用して空車
時に制動する場合、該センサによりロック状態を検出し
てからブレーキトルクの配分制御を開始するため、たと
え短時間であったとしても前輪のロック状態は発生して
しまい前輪ロックによって制動フィーリングが悪くなる
という問題点があった。
そこで、本発明は、前輪ロックを事前に防止することの
できるブレーキ制御装置を車輪ロックを付加することな
く安価に提供することを目的とする。
できるブレーキ制御装置を車輪ロックを付加することな
く安価に提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するため本発明に係るブレーキ制御装
置は、ブレーキペダル踏込量検出手段と、車両荷重の軽
/重判定出力を発生する手段と、前輪用及び後輪用ブレ
ーキ流体圧をそれぞれ制御する電磁比例式流体圧制御弁
と、該発生手段が重判定出力を発生したときには該踏込
量に対応した制御電流を所定配分で両流体圧制御弁へ送
出し該発生手段が軽判定出力を発生したときには該前輪
用流体圧制御弁への制御電流のみを重判定時より所定割
合だけ減少させる制御手段と、を備えている。
置は、ブレーキペダル踏込量検出手段と、車両荷重の軽
/重判定出力を発生する手段と、前輪用及び後輪用ブレ
ーキ流体圧をそれぞれ制御する電磁比例式流体圧制御弁
と、該発生手段が重判定出力を発生したときには該踏込
量に対応した制御電流を所定配分で両流体圧制御弁へ送
出し該発生手段が軽判定出力を発生したときには該前輪
用流体圧制御弁への制御電流のみを重判定時より所定割
合だけ減少させる制御手段と、を備えている。
本発明において、制御手段は、車両荷重の軽/重判定出
力発生手段が重判定出力を発生しているときには、前輪
及び後輪用電磁比例式流体圧制御弁へ、ブレーキペダル
踏込量検出手段の出力に対応して制御電流を所定配分で
送出するが、軽/重判定出力発生手段が軽判定出力を発
生しているときには、前輪用電磁比例式流体圧制御弁へ
の制御電流のみを重判定出力時に対して所定割合だけ減
少させて送出する。
力発生手段が重判定出力を発生しているときには、前輪
及び後輪用電磁比例式流体圧制御弁へ、ブレーキペダル
踏込量検出手段の出力に対応して制御電流を所定配分で
送出するが、軽/重判定出力発生手段が軽判定出力を発
生しているときには、前輪用電磁比例式流体圧制御弁へ
の制御電流のみを重判定出力時に対して所定割合だけ減
少させて送出する。
これにより、車両が軽荷重時には前輪のブレーキトルク
を軽減して予測される前輪ロックを予め防止するように
している。
を軽減して予測される前輪ロックを予め防止するように
している。
以下、本発明に係るブレーキ制御装置の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、本発明に係るブレーキ制御装置の一実施例の
構成図であり、1はブレーキペダル、2はブレーキ踏込
量検出手段としてのブレーキ踏込量センサ、3はブレー
キペダル戻し位置検出スイッチ(一定の踏込量以下は踏
込量“′0゛と見做すスイッチ)、4は車両荷重の軽/
重判定出力を発生する手段としての前輪ロック防止スイ
ッチ、5a及び5bはそれぞれ前輪及び後輪用のブレー
キエアタンク、6はエアコンブレッザ(図示せず)とブ
レーキエアタンク5a及び5bの間に設けたチエツクバ
ルブである。尚、前輪ロック防止スイッチ4は、乗客数
〉一定数のときには運転者が重判定してオフとし、乗客
数〈一定数で滑り易い路面のときには幅判定してオンと
するものである。
構成図であり、1はブレーキペダル、2はブレーキ踏込
量検出手段としてのブレーキ踏込量センサ、3はブレー
キペダル戻し位置検出スイッチ(一定の踏込量以下は踏
込量“′0゛と見做すスイッチ)、4は車両荷重の軽/
重判定出力を発生する手段としての前輪ロック防止スイ
ッチ、5a及び5bはそれぞれ前輪及び後輪用のブレー
キエアタンク、6はエアコンブレッザ(図示せず)とブ
レーキエアタンク5a及び5bの間に設けたチエツクバ
ルブである。尚、前輪ロック防止スイッチ4は、乗客数
〉一定数のときには運転者が重判定してオフとし、乗客
数〈一定数で滑り易い路面のときには幅判定してオンと
するものである。
また、7a及び7bはそれぞれ前輪及び後輪用ブレーキ
エア圧を制御する電磁比例式エア圧制御弁、8は電磁比
例式エア圧制御弁7a及び7bへの制御電流Ft“及び
Rr″を出力するアンプ(AMP)、9は前輪ロック防
止スイッチ4がオフ(前輪ロック防止不作動)の場合は
ブレーキ踏込量センサ2及びプレー−1−ペダル戻し位
置検出スイッチ3の出力に基づきこれに対応する制動)
・ルクを前輪及び後輪に発生させるための制御電流Ft
及びRrをアンプ8に出力する一方、前輪ロック防止ス
イッチ4がオン(前輪ロック防止作動)の場合は、電磁
比例式エア圧制御弁7aへの制御電流Ftを電磁比例式
エア圧制御弁7bへの制御電流Rrより減少させること
により前輪用ブレーキエア圧を後輪用のブレーキエア圧
より低くして前輪ロックを防止する制御手段としてのM
PU(マイクロプロセッサ)である。
エア圧を制御する電磁比例式エア圧制御弁、8は電磁比
例式エア圧制御弁7a及び7bへの制御電流Ft“及び
Rr″を出力するアンプ(AMP)、9は前輪ロック防
止スイッチ4がオフ(前輪ロック防止不作動)の場合は
ブレーキ踏込量センサ2及びプレー−1−ペダル戻し位
置検出スイッチ3の出力に基づきこれに対応する制動)
・ルクを前輪及び後輪に発生させるための制御電流Ft
及びRrをアンプ8に出力する一方、前輪ロック防止ス
イッチ4がオン(前輪ロック防止作動)の場合は、電磁
比例式エア圧制御弁7aへの制御電流Ftを電磁比例式
エア圧制御弁7bへの制御電流Rrより減少させること
により前輪用ブレーキエア圧を後輪用のブレーキエア圧
より低くして前輪ロックを防止する制御手段としてのM
PU(マイクロプロセッサ)である。
ここで上記の電磁比例式エア圧制御弁7a、7bの構造
を第4図に基づき簡単に説明する。
を第4図に基づき簡単に説明する。
ブレーキペダル1の踏込量に基づきM P U 9が送
出した制御電流を、アンプ8を介して受けたコイルXは
制御電流の大きざに対応する磁界を形成し、可動鉄芯Y
が制御電流の大きさに対応する距離だL3固定鉄芯(コ
イルXのケーシング部を含む)2の方向に引きつけられ
る。これにより可動鉄芯Yに固定されているスピンドル
Wが内部の弁(図示せず)を図の下部方向に制御電流の
大きさに対応して押し開き、Aボートに接続されたブレ
ーキエアタンク5aからのブレーキエア圧を制御電流=
7 の大きさ対応する圧力に制御してBボートからリレー弁
またはエアマスクに送出する。
出した制御電流を、アンプ8を介して受けたコイルXは
制御電流の大きざに対応する磁界を形成し、可動鉄芯Y
が制御電流の大きさに対応する距離だL3固定鉄芯(コ
イルXのケーシング部を含む)2の方向に引きつけられ
る。これにより可動鉄芯Yに固定されているスピンドル
Wが内部の弁(図示せず)を図の下部方向に制御電流の
大きさに対応して押し開き、Aボートに接続されたブレ
ーキエアタンク5aからのブレーキエア圧を制御電流=
7 の大きさ対応する圧力に制御してBボートからリレー弁
またはエアマスクに送出する。
尚、Cボートはブレーキペダル1の踏込量が減少した時
ブレーキトルクを減少させるためBボートを通してリレ
ー弁又はエアマスクから戻すブレーキエアを大気中に排
気するボートである。
ブレーキトルクを減少させるためBボートを通してリレ
ー弁又はエアマスクから戻すブレーキエアを大気中に排
気するボートである。
第2図は、第1図に示すMPU9に記憶され且つ実行さ
れるプログラムのフローチャート図であり、以下これに
基づき本実施例の動作を説明する。
れるプログラムのフローチャート図であり、以下これに
基づき本実施例の動作を説明する。
このプログラムがスタートするとMPU9は、先ず前輪
ロック防止スイッチ4の出力を読の込む(第2図のステ
ップSl)。次にブレーキ踏込量センサ2、ブレーキペ
ダル戻し位置検出スイッチ3の出力を読み込んで(同ス
テップS2)、これらの出力から求めたブレーキペダル
踏込量に基づき第3図に示すブレーキトルクマツプ(こ
れはMPU9に予め記憶されている)からブレーキトル
クを検索する(同ステップS3)。尚、第3図に示すよ
うに実際には前輪用のブレーキトルクと後輪用のブレー
キI・ルクは車軸、荷重移動を考慮して点線で示すよう
に若干の差異(約0.43:0.57)を持たせている
。
ロック防止スイッチ4の出力を読の込む(第2図のステ
ップSl)。次にブレーキ踏込量センサ2、ブレーキペ
ダル戻し位置検出スイッチ3の出力を読み込んで(同ス
テップS2)、これらの出力から求めたブレーキペダル
踏込量に基づき第3図に示すブレーキトルクマツプ(こ
れはMPU9に予め記憶されている)からブレーキトル
クを検索する(同ステップS3)。尚、第3図に示すよ
うに実際には前輪用のブレーキトルクと後輪用のブレー
キI・ルクは車軸、荷重移動を考慮して点線で示すよう
に若干の差異(約0.43:0.57)を持たせている
。
ここで第3図に示すブレーキトルクマツプを説明すると
、直線Aは前輪ロック防止スイッチ4がオフの場合、即
ち、通常の制動時の前輪及び後輪に加えるべきブレーキ
トルクをブレーキペダル踏込量に対応させて設定したも
のであり、−点鎖線Bは前輪ロック防止スイッチ4がオ
ンの場合に、前輪ロック防止のため前輪に加えるブレー
キトルクを後輪に加えるブレーキトルクより低(するた
めに直線Aに例えば0.7を乗じて、より低く設定した
ものである。尚、この前輪ロック防止スイッチ4がオン
の場合でも後輪に加えるブレーキトルクは直線Aに従う
ことは言うまでもない。また、このブレーキトルクマツ
プを、ブレーキ踏込量に応して前輪及び後輪それぞれ別
々のものを用意してもよく、いずれの場合もブレーキト
ルクが前輪/後輪で所定の割合になるようにすればよい
。
、直線Aは前輪ロック防止スイッチ4がオフの場合、即
ち、通常の制動時の前輪及び後輪に加えるべきブレーキ
トルクをブレーキペダル踏込量に対応させて設定したも
のであり、−点鎖線Bは前輪ロック防止スイッチ4がオ
ンの場合に、前輪ロック防止のため前輪に加えるブレー
キトルクを後輪に加えるブレーキトルクより低(するた
めに直線Aに例えば0.7を乗じて、より低く設定した
ものである。尚、この前輪ロック防止スイッチ4がオン
の場合でも後輪に加えるブレーキトルクは直線Aに従う
ことは言うまでもない。また、このブレーキトルクマツ
プを、ブレーキ踏込量に応して前輪及び後輪それぞれ別
々のものを用意してもよく、いずれの場合もブレーキト
ルクが前輪/後輪で所定の割合になるようにすればよい
。
続いて、MPU9はステップS1において読み込んだ出
力から前輪ロック防止スイッチ4がオンかオフかをチエ
ツクしく同ステップS4)、オフの場合はステップS6
にスキップするが、オンの場合は前輪に加えるブレーキ
トルクを第3図に示す一点鎖線Bにして後輪より絞るよ
う設定する(同ステップ35)。
力から前輪ロック防止スイッチ4がオンかオフかをチエ
ツクしく同ステップS4)、オフの場合はステップS6
にスキップするが、オンの場合は前輪に加えるブレーキ
トルクを第3図に示す一点鎖線Bにして後輪より絞るよ
う設定する(同ステップ35)。
そして、前輪及び後輪それぞれに加えるべきブレーキト
ルクに対応するブレーキエア圧を制御させるための電磁
比例式エア圧制御弁7a及び7bへの制御型@Ft“及
びRr” を決定しアンプ8へ送出しプログラムのスタ
ートに戻る。
ルクに対応するブレーキエア圧を制御させるための電磁
比例式エア圧制御弁7a及び7bへの制御型@Ft“及
びRr” を決定しアンプ8へ送出しプログラムのスタ
ートに戻る。
尚、上記の実施例では車両荷重の軽/重判定出力を発生
する手段として、運転者によって操作される前輪ロック
防止スイッチを用いたが、車両の荷重センサ(又はスイ
ッチ)を用いて自動的に車両荷重の軽/重判定を行って
もよい。
する手段として、運転者によって操作される前輪ロック
防止スイッチを用いたが、車両の荷重センサ(又はスイ
ッチ)を用いて自動的に車両荷重の軽/重判定を行って
もよい。
また、ブレーキ力を発生するためには、エア圧だけでな
く、油圧等の流体圧であればどのようなものでもよい。
く、油圧等の流体圧であればどのようなものでもよい。
以上のように、本発明に係るブレーキ制御装置では、制
御手段が、車両荷重の軽/重判定出力発生手段が幅利定
出力を発生すると、前輪用電磁比例式エア圧制御弁への
制御電流を重判定時より所定割合だけ減少させるように
構成したので、前輪ロックの発生を事前に防止でき、前
輪ロックによる走行方向不安定を無くすことができると
いう特有の効果を得ることができる。
御手段が、車両荷重の軽/重判定出力発生手段が幅利定
出力を発生すると、前輪用電磁比例式エア圧制御弁への
制御電流を重判定時より所定割合だけ減少させるように
構成したので、前輪ロックの発生を事前に防止でき、前
輪ロックによる走行方向不安定を無くすことができると
いう特有の効果を得ることができる。
第1図は、本発明に係るブレーキ制御装置の実施例の構
成を示す図、 第2図は、マイクロプロセッサ(MPU)に記憶され且
つ実行されるプログラムのフローチャート図、 第3図は、ブレーキトルクとブレーキペダル踏込量との
関係を示すグラフ図、 第4図は、電磁比例式エア圧制御弁の一部断面図、であ
る。 第1図において、1はブレーキペダル、2はブレーキペ
ダル踏込量センサ、4は前輪ロック防止スイッチ、7a
、7bは電磁比例式流体圧(エア圧)制御弁、9はマイ
クロプロセッサをそれぞれ示す。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
成を示す図、 第2図は、マイクロプロセッサ(MPU)に記憶され且
つ実行されるプログラムのフローチャート図、 第3図は、ブレーキトルクとブレーキペダル踏込量との
関係を示すグラフ図、 第4図は、電磁比例式エア圧制御弁の一部断面図、であ
る。 第1図において、1はブレーキペダル、2はブレーキペ
ダル踏込量センサ、4は前輪ロック防止スイッチ、7a
、7bは電磁比例式流体圧(エア圧)制御弁、9はマイ
クロプロセッサをそれぞれ示す。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- ブレーキペダル踏込量検出手段と、車両荷重の軽/重判
定出力を発生する手段と、前輪用及び後輪用ブレーキ流
体圧をそれぞれ制御する電磁比例式流体圧制御弁と、該
発生手段が重判定出力を発生したときには該踏込量に対
応した制御電流を所定配分で両流体圧制御弁へ送出し該
発生手段が軽判定出力を発生したときには該前輪用流体
圧制御弁への制御電流のみを重判定時より所定割合だけ
減少させる制御手段と、を備えたことを特徴とするブレ
ーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088991A JPH02267055A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1088991A JPH02267055A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267055A true JPH02267055A (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=13958275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1088991A Pending JPH02267055A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02267055A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102361A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-21 | Mazda Motor Corp | 車両の制動装置 |
JPS632761A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-07 | Suzuki Motor Co Ltd | 車両の制動装置 |
JPS6322761A (ja) * | 1986-05-17 | 1988-01-30 | ル−カス・インダストリ−ズ・パブリック・リミテッド・カンパニ− | 車両の制動システム |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1088991A patent/JPH02267055A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61102361A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-21 | Mazda Motor Corp | 車両の制動装置 |
JPS6322761A (ja) * | 1986-05-17 | 1988-01-30 | ル−カス・インダストリ−ズ・パブリック・リミテッド・カンパニ− | 車両の制動システム |
JPS632761A (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-07 | Suzuki Motor Co Ltd | 車両の制動装置 |
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