JPH0226655A - 遠心脱水方法および装置 - Google Patents

遠心脱水方法および装置

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Publication number
JPH0226655A
JPH0226655A JP63176125A JP17612588A JPH0226655A JP H0226655 A JPH0226655 A JP H0226655A JP 63176125 A JP63176125 A JP 63176125A JP 17612588 A JP17612588 A JP 17612588A JP H0226655 A JPH0226655 A JP H0226655A
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JP
Japan
Prior art keywords
sludge
separation section
sedimentation separation
inner shell
flocculant
Prior art date
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Pending
Application number
JP63176125A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Hashimoto
橋本 金司
Minoru Fukunaga
稔 福永
Akio Nishino
西野 昭男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0226655A publication Critical patent/JPH0226655A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は汚泥の処理に用いられる遠心脱水方法および装
置に関するものである。
従来の技術 従来、下水などから排出される汚泥の処理において、遠
心脱水装置が用いられている。従来の遠心脱水装置は、
たとえば第2図に示すようなものであり、凝集剤を添加
された汚泥Aを給泥管1より噴射させ、給泥管1の開口
前方に設けた高速回転する案内板2によって、案内板2
と同軸心まわりに高速回転する筒状の沈降分離部3に案
内し、この沈降分離部3において、凝集剤の作用により
フロック化された汚泥中の固体粒子と液体とに遠心力を
作用させて、その比重差により比重の大きい固体Bを沈
降分離部3の内壁に堆積させて、汚泥を固体Bと液体C
の二相に分離していた。そして、案内板2と一体に高速
回転する内胴4の周囲に設けたスクリュー羽根5Iこよ
り、沈降分離部3の内壁■こ堆積した固体Bを沈降分離
部3の外へ搬送していた。ただし、沈降分離部3と内胴
4とは所定の回転差をもって回転する。また、凝集剤に
より凝集された固体粒子のフロックが、沈降分離部3へ
投入されるときに破壊されることを防止するために、汚
泥を沈降分離部3に投入した直後に、その投入量@)こ
おいて凝集剤を汚泥蚤こ投入するように構成したものも
める。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の構成によれば、給泥管1内において凝集
剤の作用により固体粒子フロックを形成するために、凝
集剤の作用を受けずとも沈降分離部3内において沈降し
やすい粒子にまで、凝集剤が消費されることとなり、凝
集剤の投入量の増大を来す問題があった。また、凝集剤
と汚泥とを同時に沈降分離部内に投入する構成において
も、汚泥全量に対して凝集剤が混合されるために上記し
た問題が生じる。
本発明は上記課題を解決するもので、凝集剤の消費を抑
えるとともに、分離液である液体相の清澄度を増加させ
る遠心脱水方法および装置を提供することを目的とする
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の方法は、脱水処理
対象の汚泥を、筒状体を成して軸心まわりに回転する沈
降分離部内の適当位置に投入し、前記沈降分離部の回転
により汚泥に遠心力を作用させ、この遠心力による固液
分離作用によって汚泥を固体相と液体相に分離するとと
もに、前記沈降分離部内に同軸心状に配置されて沈降分
離部と所定の回転差をもって回転するスクリュー羽根に
より、前記固体相を沈降分離部一端の固形物排出側に搬
送し、凝集剤を沈降分離部内に、前記汚泥の投入位置か
ら沈降分離部他端の分離液排出側に適当距離をあけた位
置において投入し、前記凝集剤を沈降分離部他端の分離
液排出側に在留する液体相中の沈降し難い固体粒子(対
して凝集作用させる構成である。
また、本発明の装置は、筒状体を成して細心まわりに回
転する沈降分離部と、この沈降分離部内に同細心状齋こ
配置されて沈降分離部と所定の回転差をもって回転する
内胴と、この内胴の外周に螺線状に設けられたスクリュ
ー羽根と、前記内胴の適当位置に形成されて内胴の内外
を連通ずる汚泥投入口と、この汚泥投入口から軸心方向
に適当距離をあけて沈降分離部の分離液排出側に位置し
、前記内胴の内外を連通して内胴に設けられた薬剤投入
口と、前記内胴内に同軸心状に配置されて、前記汚泥投
入口に対応して開口された給泥管と、この給泥管に遊嵌
して配置されて前記薬剤投入口に対応して開口され、た
薬注管とを備えた構成としたものである。
作   用 上記した方法の構成により、凝集剤は、沈降分離部一端
の固形物排出側に搬送される固体相、すなわち凝集剤を
添加せずとも沈降しやすい粒子に対して無駄な凝集作用
を及ぼすことなく、分離液排出側に在留する液体相、す
なわち沈降し難い粒子に対して効率よく作用するので凝
集剤の使用量が低減される。また、このことにより、分
離水として排出される液体相の清澄度が向上する。
る。そして、汚泥は、沈降分離部に遠心力を付与され、
凝集剤の凝集作用を受けずとも沈降しやすい比重の大き
い粒子を沈降分離部の内周面側に推積させて固体相と液
体相に分離される。そして、固体相は、沈降分離部に対
して所定の回転差をもって回転するスクリュー羽根の作
用を受けて沈降分離部の固形物排出側番こ掻寄せられる
。このため、沈降分離部の分離液排出側には、沈降し難
い粒子を含んだ液体相が在留する。そして、薬注管から
噴射された凝集剤は、薬剤投入口から沈降分離部す の分離液排出側に在留す液体相に投入される。そして、
投入された凝集剤は液体相中の沈降し難い粒子に対して
凝集作用を及ぼし、沈降分離部から分離液として排出す
る液体相の清澄度を増大させる。したがって、凝集剤は
、凝集剤を添加せずとも沈降しやすい粒子に対して無駄
な凝集作用を及ぼすことなく、沈降し難い粒子に対して
効率よく作用するので、凝集剤の使用量が低減される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、ベツド11には、一対の軸受12a 、
12bが配置されており、この軸受12a。
12blこ回転自在に支承されて筒状体を成す内胴13
および外胴14が軸心を水平にして配置されている。
そして、内胴13および外胴14は、減速機15および
プーリ15aを介して駆動装置(図示せず)に連動連結
されている。減速機15は内W413と外胴14とにわ
ずかの回転差を与えるものであり、本実施例においては
、内胴131よ約2500回転/分し、外胴14は内胴
13より約10回転/分少なく回転する。外胴14は沈
降分離部14aと脱液部14bとに形成されており、先
端側に向って縮径された脱液部14bの端部には、固形
物排出穴16が設けられ、沈降分離部14aの端部には
堰板17および分離液排出穴18が設けられている。内
胴13は、外胴14の脱液部14bおよび沈降分離部1
4aに沿った形状に形成されており、内胴13および外
胴14の回転軸を貫通して内胴13と同軸心状−こ、給
泥管19と薬注管2oが、給泥管19に薬注管20を遊
嵌させた二重管構造で配置されている。そして、給泥管
19は軸心方向に向けて開口しており、薬注管20は半
径方向に向けて開口している。また、薬注管20の開口
20aは、給泥管19の開口19aから軸心方向に適当
距離を隔てて沈降分離部14aの分離液排出側に位置し
ている。そして、内胴13の所定位置には、内胴13の
内外を連通して汚泥投入口21が形成されており、また
、薬剤投入口22が汚泥投入口21から軸心方向に適当
距離を隔てて沈降分離部14aの分離液排出側に位置し
、内胴13の内外を連通して形成されている。そして、
内胴13の内部には、汚泥案内板23が汚泥投入口21
の開口縁部に続いて内胴13と一体に円盤状に設けられ
ており、この汚泥案内板23は給泥管19の開口19a
の前方に位置して、給泥管19より噴出する汚泥24を
汚泥投入口21に導くようになされている。
また、薬剤案内板25が内胴13の内周面に、薬剤投入
口22の開口縁部に続いて内胴13の周方向に環状に形
成されており、この薬剤案内板25は薬注管20の開口
20aの近傍に位置して、かつ給泥管19および薬注管
20を囲んで設けられ、薬注管20から噴出する凝集剤
26を薬剤投入口22に導くようになされている。そし
て、内胴13の外周面には、全長にわたって螺線状のス
クリュー羽根27が形成されている。また、外胴14の
周囲は、ベツド11に支持されたカバー28で覆われて
おり、カバー28には、外胴14の固形物排出穴16お
よび分離液排出穴18に、それぞれ対応して固形物排出
口29および分離液排出口30が形成されている。
以下、上記構成における作用について説明する。
まず駆動装置により、プーリ15aおよび減速機15を
介して内胴13と外胴14を高速回転させる。そして、
汚泥24を給泥管19の開口19aから内胴13ととも
に回転する汚泥案内板23に向けて噴射する。そして、
汚泥案内板23によって汚泥24に遠心力を付与し、汚
泥案内板23上を移動させて内胴13の汚泥投入口21
に汚泥24を導く。そして、汚泥24は汚泥投入口21
から沈降分離部14a内に噴出し、沈降分離部14aに
遠心力を付与され、凝集剤26の凝集作用を受けずとも
沈降しやすい比重の大きい粒子を沈降分離部14aの内
周面側に堆積させて固体相31と液体相32に分離され
る。そして、固体相31 は、沈降分離部14Hに対し
て所定の回転差をもって回転するスクリュー羽根27の
作用を受けて沈降分離部142の固形物排出側iこ掻寄
せられる。このためlこ、沈降分離部14aの分離液排
出側には、沈降し難い粒子を含んだ液体相32が在留す
る。そして、薬注管20の開口20aから噴射された凝
集剤26は、薬剤案内板25に付着して遠心力を付与さ
れ、薬剤案内板25上を移動して内1i13の薬剤投入
口22に導かれる。そして、凝集剤26は薬剤投入口2
2から沈降分離部14aの分離液排出側に在留する液体
相32に投入される。そして、投入された凝集剤26は
液体相32中の沈降し難い粒子に対して凝集作用を及ぼ
し、液体相32の分離液としての清澄度を増大させる。
したがって、凝集剤26は、凝集剤26を添加せずとも
沈降しやすい粒子に対して無駄な凝集作用を及ぼすこと
なく、沈降し難い粒子に対して効率よく作用するので、
凝集剤26の使用量が低減される。そして、固体相31
は、スクリュー羽根27の作用により、脱液部14bを
通って固形物排出穴16からカバー28内に排出され、
カバー28内に排出された固体相31は、固形物排出口
29より外部へ排出される。一方、分離された液体相3
2は、堰板17を共流して分離液排出穴18よりカバー
28内に排出され、カバー28の分離液排出口30より
外部に排出される。
発明の効果 以上述べたように、本発明の方法によれば、凝集剤を、
沈降分離部他端の分離液排出側に在留する液体相に投入
することによって、凝集剤の無駄をなくして、凝集剤の
使用量の低減を図るとともに、液体相の清澄度の向上を
図ることができる。
また、本発明の装置によれば、薬剤投入口を汚泥投入口
から適当距離をあけて、沈降分離部の分離液排出側に位
置させることにより、沈降し難い粒子を含む液体相に対
して効率良く投入することができ、凝集剤を添加せずと
も沈降しやすい粒子に対して無駄な凝集剤を投入するこ
とがなくなり、凝集剤の使用量の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
従来の遠心脱水装置を示す断面図である。 13・・・内胴、14・・・外胴、14a・・・沈降分
離部、19・・・給泥管、20・・・薬注管、21・・
・汚泥投入口、22・・・薬剤投入口、23・・・汚泥
案内板、24・・・汚泥、25・・・薬剤案内板、26
・・・凝集剤、27・・・スクリュー羽根。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脱水処理対象の汚泥を、筒状体を成して軸心まわり
    に回転する沈降分離部内の適当位置に投入し、前記沈降
    分離部の回転により汚泥に遠心力を作用させ、この遠心
    力による固液分離作用によって汚泥を固体相と液体相に
    分離するとともに、前記沈降分離部内に同軸心状に配置
    されて沈降分離部と所定の回転差をもって回転するスク
    リュー羽根により、前記固体相を沈降分離部一端の固形
    物排出側に搬送し、凝集剤を沈降分離部内に、前記汚泥
    の投入位置から沈降分離部他端の分離液排出側に適当距
    離をあけた位置において投入し、前記凝集剤を沈降分離
    部他端の分離液排出側に在留する液体相中の沈降し難い
    固体粒子に対して凝集作用させることを特徴とする遠心
    脱水方法。 2、筒状体を成して軸心まわりに回転する沈降分離部と
    、この沈降分離部内に同軸心状に配置されて沈降分離部
    と所定の回転差をもって回転する内胴と、この内胴の外
    周に螺線状に設けられたスクリュー羽根と、前記内胴の
    適当位置に形成されて内胴の内外を連通する汚泥投入口
    と、この汚泥投入口から軸心方向に適当距離をあけて沈
    降分離部の分離排出側に位置し、前記内胴の内外を連通
    して内胴に設けられた薬剤投入口と、前記内胴内に同軸
    心状に配置されて、前記汚泥投入口に対応して開口され
    た給泥管と、この給泥管に遊嵌して配置されて前記薬剤
    投入口に対応して開口された薬注管とを備えたことを特
    徴とする遠心脱水装置。
JP63176125A 1988-07-13 1988-07-13 遠心脱水方法および装置 Pending JPH0226655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114751622A (zh) * 2022-05-09 2022-07-15 江苏锦明再生资源有限公司 一种污泥处理用浓缩脱水一体机

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CN114751622A (zh) * 2022-05-09 2022-07-15 江苏锦明再生资源有限公司 一种污泥处理用浓缩脱水一体机

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